JPS626223Y2 - - Google Patents

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JPS626223Y2
JPS626223Y2 JP1982176397U JP17639782U JPS626223Y2 JP S626223 Y2 JPS626223 Y2 JP S626223Y2 JP 1982176397 U JP1982176397 U JP 1982176397U JP 17639782 U JP17639782 U JP 17639782U JP S626223 Y2 JPS626223 Y2 JP S626223Y2
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JP
Japan
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sliding door
guide
door
guide roller
steady rest
Prior art date
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JP1982176397U
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JPS5980068U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、上部案内レールに吊持され開閉する
上吊り二連式引戸の振れ止め装置に関するもので
ある。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、この種の上吊り引戸にあつては、引戸
下部側が前後に振れないよう振れ止めをする必要
があるが、従来このため、第6図A,Bに示す如
く、引戸に凹設した案内溝21を、床面18から
突設されたガイドローラ19やガイドレール20
に案内せしめることによつて振れ止めをするか、
第6図Cに示す如く床面18に案内溝22を凹設
して、引戸底部に設けたガイドローラ23を案内
溝22に案内せしめて振れ止めをするようにして
いたもの等種々ある。
しかるに、第6図Aのものは、引戸の下部一箇
所だけの振れ規制であり、未だ充分な振れ止めが
できないものであるため、二連式引戸の場合には
そのまま採用できず、この結果、第6図B,Cの
如き方式で振れ止めしたものを二連式引戸に採用
せざるを得ず、このため床面には二条のガイドレ
ールが存在し、これが邪魔になつて通行人がつま
づいたりワゴン車の円滑な出入りが阻害されるな
どの欠点があり、さらには、両ガイドレールに溜
つたゴミの除去作業が大変であり、ゴミが入つた
ままにすると引戸の走行に支障をきたし、最悪の
場合には引戸が動かなくなる等の欠点があつた。
[問題を解決する手段] 本考案は上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を
一掃することができる上吊り二連式引戸の振れ止
め装置を提供することを目的として創案されたも
のであつて、引戸の上部に設けた吊車が案内レー
ルを転動して開口部を開閉する上吊り二連式引戸
において、先頭引戸には、先頭引戸の走行軌跡に
沿つて敷設した振れ止めレール上を弾圧状に転動
する前後の第一ガイドローラと、該第一ガイドロ
ーラの上方部に凹設されたガイドフレームとを設
けると共に、後続引戸には、戸袋出口床面に突設
した第二ガイドローラに案内される下フレーム
と、先頭引戸側に突出して前記ガイドフレームに
案内されるよう構成された第三ガイドローラとを
設けて、後続引戸の振れ止めを、第二、第三のガ
イドローラの対応するフレームによる振れ規制に
よつて行うように構成したことを特徴とするもの
である。
そして本考案は、この構成によつて、上吊り二
連式引戸において、両引戸の振れ止めを確実に行
うことができるものでありながら、引戸振れ止め
のためのガイドレールは先頭引戸用のもののみと
して、ガイドレールを半減せしめたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。図面において、1及び2は開口部に設けら
れた上吊り二連式引戸を構成する先頭引戸、後続
引戸である。そして両引戸1,2の上縁には吊車
3が案内レール4を転動することによつて両引戸
1,2は開閉作動するようになつている。
先頭引戸1の下縁側に設けられた下方開口状の
下フレーム5には戸先側、戸尻側の二箇所に振れ
止め用の第一ガイドローラ6が上下揺動自在に嵌
着されている。即ち、第一ガイドローラ6を軸支
するケース6aの一端側は下フレーム5に内装固
定したブラケツト5aに軸6bを介して他端側が
上下揺動するように枢支されている。ケース6a
の他端側上辺と下フレーム5上面との間にはボル
ト7が貫挿させており、該ボルト7に遊嵌した弾
機7aによつてケース6aの他端側は常に下方に
向けて付勢されている。8はボルト7に螺合した
ダブルナツトである。一方、戸枠を構成する下枠
9には、上記先頭戸1の走行軌跡に沿い、第一ガ
イドローラ6が転動する振れ止めレール10が設
けられている。即ち、振れ止めレール10は、第
4図に示す如く側面視において中央の頂部10a
が下枠9上面、換言すれば床面と略面一となるよ
うに波形状に折曲形成されており、頂部10aが
第一ガイドローラ6の凹溝6cに嵌入する状態で
第一ガイドローラ6が転動するようになつてい
る。後続引戸2の下フレーム11の戸先側上面に
熔着された固定板11aには、縦軸12aまわり
に回動する第三ガイドローラ12のブラケツト1
2bが固定されている。第三ガイドローラ12は
先頭引戸1の下フレーム5上方に配設した補助フ
レーム13内に内嵌して転動することによつて、
前記振れ止めされた先頭引戸1と一体化し、後続
引戸2の戸先側の振れ止めをするようになつてい
る。尚、1aは先頭引戸1の面板に形成したブラ
ケツト12b用の切欠部である。14は戸袋15
の出入口部15aに位置すべく下枠9の後続引戸
2の走行位置に対応して設けた縦軸14aのまわ
りに回動する第二ガイドローラであるが、該第二
ガイドローラ14は下フレーム11に内嵌して転
動し後続引戸2を通過位置で振れ規制すると共
に、閉鎖時には戸尻側での振れ止めをするように
なつている。
尚、図中、16は戸袋15の鏡板15bに固定
された係止フツク、16aは後続引戸2の閉戸時
に係止フツク16に係合すべく後続引戸2に設け
た係止フツク、17は先頭引戸1の戸尻側に設け
られ走行前後方向両側に係止可能な部フツク、1
7aは先頭引戸1の閉戸作動時に先頭引戸1が後
続引戸2と略重合した際、前記係止フツク17に
係止すべく後続引戸2に設けた係止フツク、17
bは先頭引戸1が開戸した際、係止フツク17に
係止すべく後続引戸2に設けられた係止フツク、
18は係止フツク16a,17a,17bに設け
たクツシヨン材を兼ねた気密材である。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、開口部を閉鎖せしめるには、先頭引戸1の把
手を把持して戸先側に移送せしめる。そして先頭
引戸1が開口部を半開き状に閉じた状態で係止フ
ツク17が係止フツク17aに係止することによ
つて今度は後続引戸2と共に移動し開口部を閉塞
することになる。一方、開口部を開口せしめるに
はやはり先頭引戸1の把手を把持して戸尻側に移
送せしめれば、該先頭引戸1が半開き状になつた
状態で係止フツク17が係止フツク17bに係合
して後続引戸2と共に戸袋15に収納されること
となる。
この様に開口部は、先頭引戸1を戸先側あるい
は戸尻側に移送せしめることによつて開閉するも
のであるが、該先頭引戸1は二個の第一ガイドロ
ーラ6が振れ止めレール10を転動することによ
つて確実に振れ止めされている。
また、実施例では、振れ止めレール10は、下
枠9に波形状に形成されているため、たとえ溝部
にゴミが入つても掃出しが容易であるが、第一ガ
イドローラ6は、振れ止めレール10の溝底部で
はなくゴミに影響されることの少ない山形状の頂
部10aを転動して振れ防止を行うようになつて
いるから、ゴミによる影響を極力なくし得ること
ができる。しかも、第一ガイドローラ6に衝接す
るようなゴミが振れ止めレール10上にあつた場
合にあつては、第一ガイドローラ6は、ゴミに衝
接した際に軸6aを支点として弾機7aに抗して
上方に揺動して逃げて吸収してしまうため、ゴミ
によつて先頭引戸1の走行が阻害されることがな
い。
尚、振れ止めレール10は軸6aでなく反対側
と同様に弾機で付勢するようにしてもよいことは
勿論である。さらに、振れ止めレール10は、そ
の頂部10a上を第一ガイドローラ6が転動する
ものであるが、頂部10aが下枠9上面から突出
することなく略面一状となるように下側に波形状
に形成されるものであるため、何ら邪魔となるこ
とはなく、従つて人がつまずいたりワゴン車等の
走行に支障をきたすようなことはない。そのう
え、先頭引戸1は、弾機7aで下側に付勢された
第一ガイドローラ6によつてもその自重が受けら
れることになるため、先頭引戸1の開閉操作が一
段と軽快になり極めて都合がよい。
一方、後続引戸2は、戸尻側を下枠9に設けた
第二ガイドローラ14が下フレーム11に内嵌案
内されることによつて振れ止めされ、戸先側は第
三ガイドローラ12が先頭引戸1のガイドフレー
ム13に内嵌することによつて振れ止めされるこ
ととなり、換言すれば後続引戸2は、前記振れ止
めされた先頭引戸1と戸袋側の第三ガイドローラ
12とによつて二箇所を振れ止めされることにな
るので確実に振れ止めされる。
また、振れ止めレール10は第一ガイドローラ
6用の一本のみでよく、このため上吊り二連式引
戸の場合に必要だつた二本のガイドレールを半減
できることになる。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、引戸の上部に設けた吊車が案内レ
ールを転動して開口部を開閉する上吊り二連式引
戸において、後続引戸は、前後の第一ガイドロー
ラによつて振れ止めされた先頭引戸の側方にガイ
ドフレームを凹設し、このガイドフレーム内に後
続引戸から突出した第三ガイドローラを案内させ
て先頭引戸、後続引戸を連結せしめると共に、後
続引戸の振れを規制するようにしたものでありな
がら、後続引戸用として床面に設ける振れ止め部
材は通行の邪魔にならない戸袋出口に第二ガイド
ローラを設けるだけでよく、また既に振れ止めさ
れている先頭引戸に設けられたガイドフレームに
第三ガイドローラを案内させるだけで、特別に床
面や通路面に突出する装置を設けることなく従来
にない理想的な振れ止め作用を行ない得ることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る上吊り二連式引戸の振れ止
め装置の一実施例を示したものであつて、第1図
は引戸の全体正面図、第2図は一部を略した同上
全体平面図、第3図は同上側面図、第4図は要部
の断側面図、第5図は要部の断正面図、第6図
A,B,Cはそれぞれ従来例の概略図である。 図中、1は先頭引戸、2は後続引戸、3は吊
車、4は案内レール、5は下フレーム、6は第一
ガイドローラ、7はボルト、7aは弾機、9は下
枠、10は振れ止めレール、11は下フレーム、
12は第三ガイドローラ、13はガイドフレー
ム、14は第二ガイドローラ、15は戸袋であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 引戸の上部に設けた吊車が案内レールを転動し
    て開口部を開閉する上吊り二連式引戸において、
    先頭引戸には、先頭引戸の走行軌跡に沿つて敷設
    した振れ止めレール上を弾圧状に転動する前後の
    第一ガイドローラと、該第一ガイドローラの上方
    部に凹設されたガイドフレームとを設けると共
    に、後続引戸には、戸袋出口床面に突設した第二
    ガイドローラに案内される下フレームと、先頭引
    戸側に突出して前記ガイドフレームに案内される
    よう構成された第三ガイドローラとを設けて、後
    続引戸の振れ止めを、第二、第三のガイドローラ
    の対応するフレームによる振れ規制によつて行う
    ように構成したことを特徴とする上吊り二連式引
    戸の振れ止め装置。
JP17639782U 1982-11-20 1982-11-20 上吊り二連式引戸の振れ止め装置 Granted JPS5980068U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17639782U JPS5980068U (ja) 1982-11-20 1982-11-20 上吊り二連式引戸の振れ止め装置

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JP17639782U JPS5980068U (ja) 1982-11-20 1982-11-20 上吊り二連式引戸の振れ止め装置

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Publication Number Publication Date
JPS5980068U JPS5980068U (ja) 1984-05-30
JPS626223Y2 true JPS626223Y2 (ja) 1987-02-12

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ID=30383524

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JP17639782U Granted JPS5980068U (ja) 1982-11-20 1982-11-20 上吊り二連式引戸の振れ止め装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511022Y2 (ja) * 1989-09-26 1996-09-18 松下電工株式会社 吊り引き戸の構造
JP2510814Y2 (ja) * 1989-11-17 1996-09-18 文化シヤッター株式会社 2重上吊引戸の下部ガイド装置
JP4585992B2 (ja) * 2006-07-11 2010-11-24 新日軽株式会社 上吊り式引き戸サッシ

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5480645U (ja) * 1977-11-19 1979-06-07
JPS57102685U (ja) * 1980-12-16 1982-06-24

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JPS5980068U (ja) 1984-05-30

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