JPH08503565A - プリンタ状態ユーザーインターフェイス及びそれに関する方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 取り付けられたプリンタの状態を示す視覚表示を有するコンピュータ・システムが開示されている。視覚表示は、ユーザーにプリンタ自体の物理的検査なしで取り付けられたプリンタの種々のステータス状態を決定させる。ユーザー介入を必要とするプリンタ状態、及びユーザー介入を必要としないプリンタ状態が開示されている。好ましい実施例では、コンピュータ・システムは、図的及び逐語的にプリンタ状態を示すプリンタ・ステータス・ウィンドウを表示する。プリンティングのときには、取り付けられたプリンタの図的表現がプリンタ・ステータス・ウィンドウの部分内に表示され、かつページの実際のプリンティングを表すべく動画化される。プリンティング中にエラーが発生したならば、プリンタ・ステータス・ウィンドウは、エラーの特質、及び（もしあるならば）プリンティングを継続するために実行されなければならない段階を示すのが好ましい。プリンティングをしていないときには、ユーザーは、取り付けられたプリンタの現在のステータスを決定しえ、そしてそのような情報は、図的形式でユーザーに現されることが好ましい。プリンタ・ステータス・ウィンドウは、ユーザーによってアイコナイズされえ、かつ対応するアイコンは、ユーザーに取り付けられたプリンタの状態をも表示する。

Description

【発明の詳細な説明】 プリンタ状態ユーザーインターフェイス及びそれに関する方法発明の分野 本発明は、一般にコンピュータ・システム用ユーザーインターフェイスに関し 、より特定的には、コンピュータ・システムに取り付けられたプリンタの状態を 表示する視覚表示装置に関する。発明の背景 コンピュータ・システムは、視覚表示装置によりユーザーに情報を表示する。 素早くかつ便利に情報をアクセスするためのユーザーの能力は、大部分において 、ユーザーがその視覚表示装置を通してコンピュータと対話しうる容易さに依存 する。大量の情報がコンピュータ・システムの視覚表示装置上に通常表示される が、取り付けられたプリンタを含む、コンピュータ・システムのある一定の周辺 構成要素（構成部分）の状態は、コンピュータ・システムの視覚表示装置を通し てユーザーにアクセスできない。それよりも、ユーザーは、その状態を決定する ためにプリンタ自体を検査しなけらばならない。例えば、プリンタが正しい大き さの用紙を備えていないかまたは用紙ジャムになったならば、この情報は、プリ ンタ自体の検査だけから明らかにされうる。プリンタがコンピュータ・システム から離れた位置に配置されているときには、ユーザーは、プリンタ状態を決定す るためにその場所まで行かなければならない。 従って、ユーザーがプリンタ自体を物理的に検査することを必要としないで、 取り付けられたプリンタの状態に関するユーザー情報を供給する視覚表示装置を 有するコンピュータ・システムに対してこの分野においてニーズがある。発明の概要 本発明の目的は、取り付けられたプリンタの状態に関してユーザーに通知する 視覚表示装置を有するコンピュータ・システムを提供することである。本発明は 、 この目的を満たし、かつ更に関連する利点を提供する。 一実施例では、本発明は、取り付けられたプリンタの状態を表示する視覚表示 装置を有するコンピュータ・システムにおける方法を開示する。表示装置に表示 された情報は、それらに限定されないが、次のユーザー介入必要プリンティング 状態（User Intervention Required printing states）：カバー開き（Cover Op en）、用紙なし（Paper Out）、誤り用紙装填（Wrong Paper Loaded）、用紙ジ ャム（Paper Jam）、手動給紙（Manual Feed）、手動デュプレックス（Manual D uplex）、通信エラー（Communications Error）及びエンジン・エラー（Engine Error）。同様に、ユーザー介入不要プリンタ状態（User Intervention Not Req uired printer states）は、それらに限定されないが、次のものを含む：正常（ Normal）、トナー低下（Toner Low）、プリンタ・メモリの低下及び変更された プリンタ。取り付けられたプリンタの状態は、プリンタ状態ウィンドウ（Printe r Status window）に表示されるのが好ましい。 更なる実施例では、取り付けられたプリンタの図的表現、オペレータよ 微そ の状態が表示装置に表示される、表示装置及び取り付けられたプリンタを有する コンピュータ・システムにおける方法が開示される。好ましくは、図的表現は、 プリンティングするときの取り付けられたプリンタを通る用紙の通過のアニメー ションを含む、プリンタの物理的特性を表示する。 更に別の実施例では、ユーザーが、表示装置に表示されたプリンタの図的表現 の適当な部分の選択により、取り付けられたプリンタのアトリビュート（属性） を選択的に制御しうる、表示装置を有するコンピュータ・システムにおける方法 が開示される。取り付けられたプリンタの図的表現は、プリンタの状態が、実時 間で、その表示装置上の図的表現に対応するように、表示装置に表示される。図面の簡単な説明 図１は、それにプリンタが取り付けられた本発明のコンピュータ・システムを 示す。 図２（ａ）は、図１のコンピュータ・システムの表示画面の部分を示す。 図２（ｂ）は、図２（ａ）と同じ表示画面の部分を示すが、斜交平行線で示し たコンピュータ・システムの残りの部分（即ち、製造の物品）を有する。 図３は、プリンタ設定ダイアログ・ボックスを示す。 図４は、プリントマネージャダイアログ・ボックスを示す。 図５は、正常プリンタ状態のプリンタ状態ウィンドウを示す。 図６は、低メモリプリンタ状態のプリンタ状態ウィンドウを示す。 図７は、用紙ジャムプリンタ状態のプリンタ状態ウィンドウを示す。 図８は、ある一定のプリンタ状態のプリンタ状態ウィンドウ内に表示されたビ ットマップを示す。 図９は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIプリンタのプリンタ状態ウィンドウ 内に表示されたビットマップを示す。 図１０は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIＤプリンタのプリンタ状態ウィン ドウ内に表示されたビットマップを示す。 図１１は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIIプリンタのプリンタ状態ウィン ドウ内に表示されたビットマップを示す。 図１２は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIIＤプリンタのプリンタ状態ウィ ンドウ内に表示されたビットマップを示す。 図１３は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIＰ，IIＰ＋及びＬＣトレイ・プリ ンタなしIIＰプリンタのプリンタ状態ウィンドウ内に表示されたビットマップを 示す。 図１４は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIＰ，IIＰ＋及びＬＣトレイ・プリ ンタ付きIIＰプリンタのプリンタ状態ウィンドウ内に表示されたビットマップを 示す。 図１５は、プリンタ状態ウィンドウのアイコンを示す。 図１６は、好ましいキュー・プロセッサ及びプリンタ・ドライバを示すブロッ ク図である。 図１７は、表示ＰＳＷモジュールの状態を示す状態図である。 図１８は、表示ＰＳＷモジュールのウィンドウ手順のフロー図である。 図１９は、新しいジョブ・メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２０は、ジョブ完了メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２１は、変更ボタン・メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２２は、キック・ページ・メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２３は、タイマー・メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２４は、タイムアウト・メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２５は、表示メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２６は、情報更新メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２７は、フィーダー変更メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２８は、エラー・メッセージを処理する機能のフロー図である。 図２９は、復元メッセージを処理する機能のフロー図である。好ましい実施例 本発明は、取り付けられたプリンタの状態に関する情報をユーザーへ供給する コンピュータ・システム用ユーザーインターフェイスを開示する。ここで用いら れるように項目“取り付けられたプリンタ”は、コンピュータ・システムとプリ ンタが、例えば、並列インターフェイス、直列インターフェイス、またはネット ワークによって接続されることを意味する。コンピュータ・システムとプリンタ の間の接続は、双方向Ｉ／Ｏ（入力／出力）を許容しなければならない。ホスト ・コンピュータープリンタ・システムに対する適合システム・アーキテクチャは 、１９９２年７月１０日に出願され、ここに参考文献として示す米国特許出願第 07/911，767号に開示される。本発明の好ましい実施例は、ここに参考文献とし て示す、Charles Petzold著“プログラミング ウィンドウズ ３．１”，マイ クロソフト出版社，１９９２年に記載される、Ｗｉｎｄｏｗｓ（ウィンドウズ） オペレーティング・システムと共に実行される。添付資料Ａ及びＢは、本発明の 態様をより詳細に記述する。 本発明より以前は、コンピュータ・システムのユーザーは、その状態を決定す るためにプリンタ自体を調べなけらばならなかった。例えば、取り付けられたプ リンタがヒューレット・パッカード社製（以下、“ＨＰ”と略称）レーザ・プリ ンタ（レーザジェット・シリーズII、レーザジェットIIＤ、レーザジェットIIＰ 、レーザジェットIII、レーザジェットIIIＤ、レーザジェットIIIＰ、レーザジ ェット IIＰ＋）である場合、（限定された範囲で）プリンタ・エラー状態は、プリンタ 自体のフェース（面）に配置されたコントロール・パネル（制御盤）上に表示さ れる。しかしながら、プリンタの状態は、コンピュータ・システムの視覚表示装 置上に表示されない。本発明では、視覚表示装置は、取り付けられたプリンタの 最新プリンタ状態を供給するプリンタ・ステータス（状態）ウィンドウを表示す ることによってプリンタ状態に関する情報をユーザーに提示する。従って、ユー ザーは、その状態を決定するためにプリンタを物理的に調べる必要がない。 プリンタ・ステータス・ウィンドウは、コンピュータ・システムの視覚表示装 置上でユーザーに表示される。図１を参照すると、コンピュータ（１０）、キー ボード（１２）、位置決め装置（１４）、視覚表示装置（１６）、視覚表示画面 （１８）及び取り付けられたプリンタ（２０）が示されている。図２（ａ）では 、コンピュータ（１０）、視覚表示装置（１６）及び視覚表示画面（１８）が、 取り付けられたプリンタの状態に関する情報（図示省略）を包含する視覚表示画 面の領域（３０）と共に示されている。図２（ｂ）は、図２（ａ）の斜交平行線 表現を表し、かつそれが製造の物品で表される領域（３０）を示す。 プリンタ・ステータス・ウィンドウは、図２（ａ）及び（ｂ）の領域（３０） 内に表示されるか、または代わりに全画面に表示されうる。プリンタ・ステータ ス・ウィンドウは、活性プリンタ・ジョブの現行状態を表示する。プリンティン グの間にエラーが発生したりまたはユーザー介入が要求されたならば、プリンタ ・ステータス・ウィンドウが視覚表示装置上に表示される。エラーが訂正された 時には、ウィンドウは、その前の状態に戻ることが好ましい。プリンタ・ステー タス・ウィンドウは、システム・モーダル（system modal）でないことが好まし く、ユーザーは、別のアプリケーションに切り換えて仕事を続けることができる ようにすべきである。以下に詳述するように、（用紙切れまたはカバー・オープ ンのような）ユーザー介入を必要とするプリンタ状態は、（トナー低下のような ）単なる情報メッセージよりも優先度を有すべきである。 本発明の好ましい実施例では、コンピュータ・システムは、ユーザーインター フェイスを発生するために多数の構成部分を採り入れる。上述したプリンタ・ス テータス・ウィンドウに加えて、本発明の追加の構成部分は、プリンタ・セット アップ・ダイアログ・ボックス、プリンタ・マネージャ・ダイアログ・ボックス 、及びキュー・プロセッサを含む。 プリンタ・セットアップ・ダイアログ・ボックスは、取り付けられたプリンタ の特性を構成する。このダイアログ・ボックスでなされた変更は、プリント・ジ ョブに影響を与える。図３は、ユーザーが（“プリンタ・セットアップ”のよう な）適当な命令を選択するときに視覚表示装置の画面に表される好ましいプリン タ・セットアップ・ダイアログ・ボックスを示す。現行プリンタ状態は、プリン タ・セットアップ・ダイアログ・ボックスの部分（３１）内に示されている。図 ３では、取り付けられたプリンタは、現在プリンタにある用紙ソース・トレー（ ３５）の図的表現を含んでいる、プリンタ（３３）の対応視覚画像（以下、“ビ ットマップ”と称する）によって示されている。ユーザーは、用紙サイズ・ビッ トマップス（３７）、または用紙サイズ・コンボ・ボックス（３９）のいずれか を用いて用紙サイズを選択しうる。用紙サイズ・ビットマップスは、マウス・ポ インタを用いて選択可能であり、かつコンボ・ボックスは、キーボードまたはマ ウスのいずれかで選択できる。現行の選択された用紙サイズは、コンボ・ボック スに示され、かつ選択された用紙サイズが適当なビットマップを有するならば、 そのビットマップ及び対応テキストが強調されることが好ましい。本発明の実施 では、ユーザーがマウスをプリンタ視覚画像（３３）の用紙ソース・トレーのど こかで選択またはクリックするならば、そのトレーが選択される。例えば、取り 付けられたプリンタが二つの用紙ソース・トレーを有するならば、プリンタ・セ ットアップ・ダイアログ・ボックス内のプリンタの図的表現は、二つの用紙トレ ーを有するプリンタを示し、そしてポインタによるいずれかのトレーの選択は、 選択された用紙トレー選択を起動する。同様に、ユーザーがプリンタの視覚画像 （３３）のフロント上でマウスをクリックするならば、手動フィード（給紙）が 選択され、そしてユーザーがプリンタの視覚画像上の他のいずれかでマウスをク リックするならば、“いずれかのソース”が選択される。好ましい実施例では、 ユーザーがカーソルを選択可能なプリンタ・ビットマップ上で動かすときに、標 準矢印ポインタは、“指を持つ手（hand-with-finger）”ポインタ表示の形のポ インタに変わる。要するに、ユーザーは、プリンタ・セットアップ・ダイアログ ・ ボックスの部分（３１）の適当な選択により種々プリンタ設定操作を選択的に制 御することができ、それゆえにプリンタ画像の視覚表示内の選択によるプリンタ 機能のユーザー制御を許容する。 プリンタ・セットアップ・ダイアログ・ボックスの追加の機能（特徴）は、ユ ーザーにどの選択された用紙サイズが現在プリンタにあるかを知らせる原文部分 （textual portion）（３２）を含むことが好ましい。換言すると、プリンタ状 態（この場合には、一つ以上の用紙ソース・トレーが取り付けられたプリンタに ロードされているかどうか）は、ユーザーが取り付けられたプリンタを物理的に 調べるよりも、ユーザーインターフェイスを介してユーザーに伝えられる。加え て、プリンタ視覚画像（表示画像）（３３）は、実時間でプリンタの実際の状態 により変化することが好ましい。例えば、プリンタ・セットアップ・ダイアログ ・ボックスが起動している間にユーザーがプリンタから用紙ソース・トレーを取 除くならば、プリンタの視覚表示は、この新しいプリンタ状態を反映すべく変わ る（例えば、プリンタ・ビットマップは、用紙トレーが欠落しているプリンタを 表示する）。異なるプリンタの視覚表示が、取り付けられたプリンタに依り表示 されうる。例えば、二段トレー・プリンタに対する利用可能な視覚表示は、次の 状態を表現しうる：トレーなし（例えば、全てのトレーが取り除かれたプリンタ ）、トレー１（例えば、頂部トレーだけを有するプリンタ）、トレー２（例えば 、底部トレーだけを有するプリンタ）、トレー１及び２の両方（例えば、両方の トレーを有するプリンタ）、手動フィード（給紙）（例えは、挿入されている用 紙を有するプリンタ）及び利用不可（例えば、プリンタが、取り付けられたプリ ンタの欠如またはコンピュータ・システムとプリンタの間の通信の欠如を示して いる“グレイド（grayed）”表示を有する）。 プリンタ・セットアップ・ダイアログ・ボックスに加えて、本発明の視覚表示 は、活性プリンタ及びプリンティング・ジョブの現行状態をユーザーに通知する ためにプリンタ・マネージャ・ダイアログ・ボックスも表示する。図４には、プ リンタ・マネージャ・ダイアログ・ボックスの好ましい実施例が示されている。 プリンタ・マネージャ・ダイアログ・ボックスは、ボタン（４１）と、プリンタ ・ステータス・ウィンドウを起動する、プリント・マネージャ・メニュー・バー のビュー命令の下にリストされるこの効果に対するメニュー・オプション命令と を包含する。プリンタ・ステータス・ウィンドウは、コンピュータ・システムと プリンタの間に双方向Ｉ／Ｏが存在するときに利用可能である。プリンタ・ステ ータス・ウィンドウは、上記したようにユーザーによって選択されたとき、また はユーザーが自動表示プリンタ・ステータス・オプションを選択しかつユーザー が書類（document）をプリントし、エラーが発生し、またはユーザーの作業が要 求されるときに、コンピュータ・システムの視覚表示上に現れる。ユーザーがウ ィンドウを明らかに閉じるときにプリンタ・ステータス・ウィンドウが消えるこ とが好ましい（即ち、視覚表示上に表示されない）、ユーザーが自動表示プリン タ・ステータス・オプションを選択しかつプリンタ・ジョブが終了する（かつユ ーザーがウィンドウとまだ会話していない）と仮定してプリンタ・ジョブが終了 するときに、エラー状態が終了するか、または手動作業がユーザーによって実行 される。ユーザーが明らかにウィンドウを最小にするときにアイコンとしてプリ ンタ・ステータス・ウィンドウが現れることが好ましく、ユーザーは、プリンタ ・ステータス・ウィンドウを開始しかつウィンドウの最後の状態がイコナイズ（ iconized）されるか、または自動表示プリンタ・ステータス・オプション及びユ ーザーがウィンドウを動かした最後の場所（位置）がイコンであったので、ウィ ンドウが現れる。加えて、ユーザーが明らかにウィンドウを復元し、ユーザーが プリンタ・ステータス・ウィンドウを選択し、かつユーザーがウィンドウを配置 した最後の位置が全サイズ（フル・サイズ）であり、エラーが発生し、または手 動作業が要求されるときに、プリンタ・ステータス・ウィンドウが全サイズ（fu ll-sized）で現れるのが好ましい。 ここに用いられているように、項目“プリンティング”は、プリンティング・ ジョブがコンピュータ・システムによってプリンタへ送られていることを意味し 、完了することからジョブを妨げるエラーが存在しない。本発明の実施では、そ れらが発生するときに、視覚表示によってユーザーへ表示される、プリンティン グ中にサブ・ステートが存在するが、しかしプリンティングは、継続する（即ち 、これらのサブ・ステートは、プリンティングを停止しない、そしてこれらは、 ユーザー介入不要状態（User Intervention Not Required states）としてここ で参 照される）。これらのサブ・ステートは、次の優先順序で表示される（最も常用 なものからあまり重要でないものへ）：プリンタ・メモリ低下、プリンタ変更、 低トナー及び通常。例えば、プリンタのメモリが低くかつトナーも低いならば、 プリンタ低下状態が表示される。プリンタ・ステータス・ウィンドウがアイコナ イズされるときにこれらのサブ・ステートの一つが入力されたならば、アイコン がブリンキング（明滅）を始めるのが好ましい。ウィンドウが開かれたときまた はジョブが完了したときにアイコンは、ブリンキングを止める。通常（Normal） ではなくプリンタ・ステータス・ウィンドウが表示されたならば、ユーザーは、 通常プリンタ・ステータス・ウィンドウを表示すべくマウスでウィンドウをクリ ックするかまたはエンター・キーを押すことができる。 通常プリンティング状態に対するプリンタ・ステータス・ウィンドウの視覚表 示が図５に示されており、それは、プリンティングが普通に進行しかつ他のプリ ンティング・サブ・ステートのいずれも適用されないときに、表示される。通常 プリンタ・ステータス・ウィンドウは、削除ボタン（５１）、休止ボタン（５２ ）及び再開始ボタン（５３）を表示するのが好ましい。加えて、プリンティング 情報は、ジョブ情報グループ・ボックス（Job Information Group Box）（５５ ）に表示されうるし、そして状態バー（Status Bar）（５７）は、ジョブ完了を 示す。このウィンドウは、プリンタの視覚画像（５９）も表示する。低トナー、 低メモリ、またはプリンタ変更のようなプリンティング・サブ・ステートが適用 されるならば、この情報は、ジョブ情報グループ・ボックス内に表示される。例 えば、取り付けられたプリンタのメモリが低い（即ち、劣化なくプリントするた めにプリント・ジョブが追加のメモリを必要とする）ならば、ジョブ情報グルー プ・ボックス（６５）に表示された適当な情報テキスト、及び情報アイコン（６ ６）を伴って、図６に示されたプリンタ・ステータス・ウィンドウが表示される 。類似のプリンタ・ステータス・ウィンドウがトナー低下及びプリンタ変更状態 に対して表示される。 プリンティングが進行するに従い、図５及び図６の状態バー（５７）は、プリ ンティング・ジョブについてプリントされたページの割合いを示す。状態バーは 、初めは空きでありそしてジョブの最後のページが取り付けられたプリンタを出 る ときに完全に充たされる。加えて、図５及び６のプリンタ（５９）の視覚画像は 、プリンティングの進行を描くために動画化されることが好ましい。例えば、図 ５を参照すると、プリンタ内の一枚の用紙は、一片の用紙（５４）の断面図とし て描かれる。プリンティング中、この一片の用紙は、プリントされたシートとし て取出すために用紙トレー・ソースからプリンタの頂部へプリンタを通って移動 することが示される。プリンタ・ステータス・ウィンドウは、多数のプリントさ れたページ（８２）、プリントされているページ（８３）、及びコンピュータ・ システムによってプリンタへ送られるべきページ（図示省略）も表示しうる。 ユーザー介入を必要としない上述したプリンタ状態とは対照的に、ユーザー介 入必要状態（User Intervention Required state）は、ユーザー介入を必要とす る。この状態は、それらに限定されないが、次のサブ・ステートを含む：カバー 開き（Cover Open）、用紙なし（Paper Out）、誤り用紙装填（Wrong Paper Loa ded）、用紙ジャム（Paper Jam）（複数の形式）、手動給紙（Manual Feed）、 手動デュプレックス（Manual Duplex）、通信エラー（Communications Error） 及びエンジン・エラー（Engine Error）。ユーザー介入が必要なときに、ユーザ ー介入状態が入力され、そしてユーザーは、プリンティング・ジョブを継続すべ くあるタスクを実行しなければならない。上記したように、これらの状態は、一 般にプリンティング・エラーであるが、手動でデュプレックシングするときにペ ージの挿入に対して指示すること（prompting）も含みうる。 エラーによりユーザー介入必要状態が入力されるときには、適当なプリンタ・ ステータス・ウィンドウが表示され、キューが休止され、そしてプリンタ・ステ ータス・ウィンドウのツールバー（toolbar）上の休止及び再開始ボタンが使用 不能にされる（しかしながら、ユーザーは、停止ボタンを用いてこの時ジョブを 取り消すことが許されるべきである）。エラーが修正されたときには、特定のユ ーザー介入必要状態に対応するプリンタ・ステータス・ウィンドウは、ユーザー 介入不要状態に対する適当なプリンタ・ステータス・ウィンドウで置換される。 手動操作を除いてこのダイアログを終了するためにエラーを修正する以外のユー ザー対話（user interaction）は、必要ではない。手動操作（例えば、手動デュ プレックシング、または手動フィーディング）によりユーザー介入必要状態が入 力さ れるときに、キューは、休止されて休止ボタンは、使用不能にされる。ユーザー は、停止ボタンを用いてジョブを取り消すか、または再開始ボタンのクリッキン グまたは入力キーを押すことにより作業が行われたことを示すことができる。ユ ーザーがプリンティング・ジョブを継続するときに、ユーザー介入不要状態に対 する適当なプリンタ・ステータス・ウィンドウが表示される。 例えば、取り付けられたプリンタに用紙ジャムがあったならば、図７のプリン タ・ステータス・ウィンドウが表示される。エラー・アイコン／メッセージがジ ョブ情報グループ・ボックス（６５）に表示され、同様にエラーの特質（nature ）を示しているプリンタの適当な視覚画像（５９）も表示される。用紙ジャム（ ７３）の位置は、適当なプリンタ・ステータス・ウィンドウ（この場合には、用 紙ジャム・プリンタ・ステータス・ウィンドウ）内に表示される取り付けられた プリンタのビットマップ内に（好ましくは赤で）示され、そしてエラーに対する 解決策（即ち、プリンタ・カバーを開くこと、ジャムになった用紙を取除くこと 、そしてカバーを閉めること）が（好ましくは緑で）示される。 代替的に、休止／再開始ボタンは、トグルとして機能しうる−−即ち、プリン タが休止されないならば、休止ボタンはアップでありかつ再開始ボタンはダウン である。プリンタの休止／再開始状態は、プリント・マネージャの休止／再開始 ボタン及びメニュー項目、並びにプリンタのフロント・パネルのオンライン及び 継続ボタンによって変えられうる。休止／再開始状態は、通常ユーザーによって 最後に設定され、かついつでもユーザーによって変えられうる。唯一の可能なユ ーザー応答がプリンティングを再開始することであるような状態にプリンタがな るならば、システムは、休止状態へ自動的に変わる。手動デュプレックシング及 び手動フィーディングは、ユーザーがシステムに再開始ボタンによってプリンテ ィングを再開始することを命じなければならない例である。加えて、プリンティ ングを再開始することが、可能な応答の唯一のものである場合が存在する。例え ば、プリンタが規格用紙（legal paper）で現行ロードされているが、プリント される書類は、レター用紙を要求するならば、システムは、ユーザーにリアクト （react）させるべく休止状態になる。ユーザーは、二つの選択がある：ユーザ ーは、レター用紙をプリンタに入れることができ、この場合には、プリンタは、 自 動的に再開始状態に戻りかつプリンティングを継続する；またはユーザーは、先 に進んで現行にロードされた用紙に文書をプリントすべきである（用紙サイズを “強制する（coercing）”）ことをシステムに命ずるべく再開始ボタンを押しう る。別の例は、空きのままであるプリンタの上部トレーを特定してプリント・ジ ョブが生成されたときである。ユーザーは、上部トレーを充填するかまたはプリ ンタに下部トレーからプリントさせるべくトレー検索範囲（Tray Search Range ）を強制するために休止（ボタン）を押しうる。 種々のユーザー介入必要サブ・ステートは、サブ・ステートのそれぞれに対し てプリンタ・ステータス・ウィンドウ内に異なる状態ピクチャ（status picture ）及びエラー／アイコン・メッセージを表示することによってユーザーに示され る。例えば、プリンタに用紙がないならば、用紙なしプリンタ・ステータス・ウ ィンドウは、図８（ａ）に示すようなプリンタの視覚画像を描く。同様に、カバ ー開き及び誤り用紙装填サブ・ステートは、それぞれ図８（ｂ）及び（ｃ）に示 されたビットマップスを表示することによってユーザーに示されうる。エンジン ・エラー状態に遭遇したならば、プリンタの視覚表示は、ユーザーにより要求さ れる必要な作業（例えば、プリンタ・マニュアルを参照する及び／またはプリン タ・サービスを呼ぶ）を示すべく図８（ｄ）で置換されうる。代替的に、通信エ ラーにより取り付けられたプリンタへデータを送ることができないならば、プリ ンタ・ステータス・ウィンドウは、提案した修正作業（corrective action）を 図的に表現する、図８（ｅ）の視覚表示を表示しうる。 上述したように、プリンタ・ステータス・ウィンドウ内に表示されたプリンタ の視覚画像またはビットマップは、取り付けられたプリンタにより変化する。例 えば、取り付けられたＨＰレーザジェットー・シリーズIIプリンタに対するビッ トマップは、シリーズIIIプリンタに対するビットマップと異なる。本発明の実 施では、ビットマップは、ユーザーに取り付けられたプリンタの形式及びモデル 、並びにその状態アトリビュート（属性）を示す。それゆえに、取り付けられた プリンタが二つの用紙ソース・トレーを有するならば、プリンタ・ステータス・ ウィンドウ内に表示されたビットマップは、そのように示される。種々のＨＰレ ーザジェット・シリーズ・プリンタに対するビットマップスの代表的な例を図９ か ら図１４に示す。特に、図９は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIプリンタに対 するプリンタ・ステータス・ウィンドウ内に表示されたビットマップスを示し、 図１０は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIＤプリンタに対するビットマップス を示し、図１１は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIIプリンタに対するビット マップスを示し、図１２は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIIＤプリンタに対 するビットマップスを示し、図１３は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIＰ、II Ｐ＋及びＬＣトレーなしIIＰプリンタに対するビットマップスを示し、そして図 １４は、ＨＰレーザジェット・シリーズIIＰ、IIＰ＋及びＬＣトレー付きIIＰプ リンタに対するプリンタ・ステータス・ウィンドウ内に表示されるビットマップ スを示す。同様に、種々のＨＰレーザジェット・シリーズ・プリンタに対するビ ットマップスの代表的な例であり、プリンタ・セットアップ・ダイアログ・ボッ クス内に表示されたものが、ページ１３７−１４７において添付資料Ａに示され ている。 好ましい実施例では、プリンタ・ステータス・ウィンドウは、ユーザーによっ てアイコナイズされうるし、そしてアイコナイズされたときに、取り付けられた プリンタを（図的形式で）描く。そのようなアイコンの例が図１５に示されてい る。特に、図１５（ａ）は、プリンタが休止状態であるときに視覚表示上に現れ るアイコンを示し、図１５（ｂ）は、プリンティング状態であるときの適宜なア イコンを示す。プリンティング状態に対するアイコンは、ジョブがプリントされ るときに左から右へ充填するバーをプリンタの上に有することが好ましい。充填 されたバーの割合いは、プリンティングを実際に終了したページの割合いを表し 、第１ページがプリンタを出るまでバーが空きであり、かつ最後のページがプリ ンタを出るときにバーが完全に充填される。図１５に描かれたアイコンのそれぞ れは、図１５（ｃ）に示されたように視覚画面（１８）の領域（９０）にコンピ ュータ・システムによって表示されるということも理解されるべきである。それ ゆえに、図１５のそれぞれの及び全てのアイコンは、図１５（ｃ）の領域（９０ ）内に（斜交平行線で描かれたコンピュータ・システムの残りの部分と共に）個 別に表されている。図１５（ｄ）は、ユーザー介入必要アイコンを示し、図１５ （ｅ）は、プリンティング完了アイコンを示し、図１５（ｆ）は、状態利用不可 能アイコンを示し、図１５（ｇ）は、プリンタ・アイドル・アイコンを示す。 ユーザー選択可能サウンドは、ある一定のプリンタ状態にも対応付けられうる 。例えば、プリンティング中に用紙ジャムが発生したならば、コンピュータ・シ ステムは、適宜なコンピュータ生成サウンドでこの条件（状態）を示しうる。代 替的に、コンピュータ生成音声がユーザーにプリンタ状態を告げうる。 好ましい実施例では、キュー・プロセッサ（ＱＰ）コンピュータ・プログラム は、プリンタ状態を調べ、プリンタ・ステータス・ウィンドウ（ＰＳＷ）及びダ イアログ・ボックスを表示し、そしてデータのプリンティングを制御する。キュ ー・プロセッサは、ウィンドウ・プリント・マネージャからの要求に応じて実行 されるのが好ましい。図１６は、好ましいキュー・プロセッサ及び通信ドライバ を示しブロック図である。キュー・プロセッサ１６００は、“ジョブ”と称され る、データをプリントすべく要求を受信し、かつデータのプリンティング及びプ リンタ・ステータス・ウィンドウの表示を制御する。キュー・プロセッサは、プ リント・データを通信ドライバ１６０４へ送り、通信ドライバから状態情報を受 信する。プリンタ・ドライバは、通信ポートを通してプリンタとインターフェイ スする。通信ドライバは、キュー・プロセッサからプリント・データ及び状態要 求のブロックを受取りかつ通信ポート上でプリンタへそれらを送る。これらの状 態要求に応じて、通信ドライバも通信ポート上でプリンタから状態情報を受取り かつそれをキュー・プロセッサへ送る。通信ドライバは、プリンタの状態が変化 した（“状態が変化した”メッセージ）ことまたはプリンタがウィンドウ・ポス トメッセージ機構を介してキュー・プロセッサへリレーされるページを動かし始 した（“キック・ページ”メッセージ）ことを示す信号も、プリンタから、受取 る。 キュー・プロセッサ１６００は、制御プリンティング・モジュール１６０１、 表示ＰＳＷモジュール１６０２、及び状態取得（get status）モジュール１６０ ３を備えている。制御プリンティング・モジュール１６０１は、通信ドライバと 互換性のあるフォーマットでブロックにプリント・データを格納しかつブロック を通信ドライバへ送る。制御プリンティング・モジュールは、プリント・ジョブ に関する状態情報（例えば、プリントされるページ番号）も格納する。表示ＰＳ Ｗ モジュール１６０２は、プリンタ・ステータス・ウィンドウの表示を制御する。 表示ＰＳＷモジュールは、通信ドライバ及び制御プリンティング・モジュールか ら状態情報を受取りそして状態情報のフォーマッティング及び表示を制御する。 状態取得モジュール１６０３は、プリンタ状態情報を検索すべく制御プリンティ ング・モジュール及び表示ＰＳＷモジュールから要求を受取る。状態取得モジュ ールは、通信ドライバからの状態を要求しかつ状態を要求しているモジュールへ 戻す。好ましい実施例では、プリンタ状態情報は、各モジュールによってアクセ ス可能であるデータ構造に格納される。更に、好ましい実施例では、キュー・プ ロセッサは、動的リンク・ライブラリィ（dynamic link library）内に格納され た機能として実施されかつウィンドウズ・オペレーティング・システムの下で実 行される。ウィンドウズ・プリント・マネージャは、データをプリントすべく制 御プリンティング・モジュールを呼出す。プリント・マネージャは、データをプ リンタへ送りかつプリンタ・ステータス・ウィンドウを更新すべく制御プリンテ ィング・モジュールを周期的にも呼出す。表示ＰＳＷモジュールは、ウィンドウ ズ・ウィンドウ手順として実施されるのが好ましい。当業者は、制御プリンティ ング・モジュール、表示ＰＳＷモジュール、及び状態取得モジュールが、多重タ スク（multitasking）・オペレーティング・システムの下で実行されるときに別 個のタスクとして実施されうるということに注目するであろう。以下に、表示Ｐ ＳＷモジュールがウィンドウ手順として実施されるものとして記述される。 図１７は、表示ＰＳＷモジュールの状態を示す状態図である。表示ＰＳＷ状態 は、表示ＰＳＷモジュールが動画的にプリンタ・ステータス・ウィンドウを更新 できるようにプリント・ジョブの進行を追尾する。状態間のラベル付けされた線 （labeled lines）は、状態遷移をトリガする事象（メッセージ）を示す。準備 状態（ready state）１７０１は、なんのジョブも現行ではプリントされていな いことを示す。表示された状態１７０２は、ジョブがプリントされていることを 示す。フレーム１（１７０３）、フレーム２（１７０４）、フレーム３（１７０ ５）、及びフレーム１＆３（１７０６）状態は、それらがプリンタの中を進行す るときの、ページの位置を追尾する。フレーム１、フレーム２、及びフレーム３ 状態は、それがプリンタの中を進むときの、一枚の用紙の３つの異なる位置を表 す。フレ ーム１＆３状態は、一枚のシートが第１の位置にあり別のシートが第３の位置に あることを示す。表示ＰＳＷモジュールは、動画化された表現を結果としてもた らすべく状態が変化するようにプリンタ・ステータス・ウィンドウを更新する。 表示ＰＳＷモジュールは、それがプリンタの中を移動するときに一枚の用紙の位 置を推定すべくタイマを用いる。代替の実施例では、プリンタは、それがプリン タの中を移動するときの、シートの位置の情報を提供する。表示ＰＳＷモジュー ルは、推定位置よりも、実際の位置を次に表示する。動画休止状態１７０７は、 プリンタが現行休止していることを示す。プリンタは、プリンタがオフ−ライン に行く（例えば、ユーザーがプリンタの“オフ−ライン”ボタンを押す）かまた はユーザーがプリンタ・ステータス・ウィンドウの休止ボタンを起動するので、 一般に休止する。表示ＰＳＷモジュールは、はじめ準備状態である。表示ＰＳＷ モジュールが新しいジョブ・メッセージを受取るときに、それは、表示した状態 （displayed state）へ遷移する。キック・ページ・メッセージ（プリンタが新 しいページをプリントすることを開始していることを示しているプリンタからの 信号）は、表示ＰＳＷモジュールに表示された状態からフレーム１状態へ遷移す ることをもたらす。表示ＰＳＷモジュールは、タイミング情報及びキック・ペー ジ・メッセージに基づいてフレーム１、フレーム２、フレーム３、及びフレーム １＆３状態を通して遷移する。動画休止状態は、プリンティングが休止されたこ とを示す。プリンティングは、再開始ボタンが起動されるかまたはプリンタがオ ン−ラインにされたときに再開始する。 図１８は、表示ＰＳＷモジュールに対するウィンドウ手順のフロー図である。 ウィンドウ手順は、メッセージが表示ＰＳＷモジュールへ送られるときにいつで も呼び出される。表示ＰＳＷモジュールの全体構造は、既知のウィンドウ手順構 造に対応する。ステップ１８０１からステップ１８０４に示したように、ウィン ドウ手順は、どのメッセージが受け取られたかを決定しかつメッセージに対応す る機能を実行する。メッセージは、制御プリンティング・モジュール、ゲット・ 状態（get status）モジュール、及び通信ドライバによって送られる。通信ドラ イバから送られたメッセージは、プリンタ状態における変化に対応する。以下の 表１は、好ましい実施例において支援されるメッセージを示す。 【表１】 メッセージ名 記述 変更ボタン このメッセージは、ユーザーが休止または再開 始ボタンを選択したかまたはプリンタがオフ− ラインへ行ってしまったことを示す。 ディスプレイ このメッセージは、ユーザーがプリンタ状態ウ ィンドウが表示されることを要求したことを示 す。 エラー このメッセージは、キュー・プロセッサが通信 エラーを経験したかまたはプリンタがエラーを 示したかのいずれかを示す。 フィーダー変更 このメッセージは、フィーダーの数が変更され たかまたはフィーダーの構成が変更されたかの いずれかを示す。 情報更新 このメッセージは、ジョブのページ数が変更さ れたことを示す。 ジョブ完了 このメッセージは、プリンタがプリンティング ・ジョブを終了したことを示す。 新しいジョブ このメッセージは、キュー・プロセッサが新し いプリント・ジョブを開始したことを示す。 プリント済み このメッセージは、プリンタがプリントされた ページ数を増分したことを示す。 復元 このメッセージは、プリンタ状態が変更されか つエラーがないことを示す。 送り済み このメッセージは、キュー・プロセッサがぺー ジに対する全データをプリンタへ送ったことを 示す。 状態 このメッセージは、プリンタ状態が有効かまた は利用不能のいずれかに変更されたことを示す 。 警告 このメッセージは、プリンタ状態が変更されか つ警告状態がプリンタによって送られたことを 示す。 図１９から図２９は、各メッセージを処理すべくウィンドウ手順によって実行 される段階のフロー図である。段階は、ウィンドウ手順によって呼び出される機 能として実施（実行）されるように示されている。図１９は、新しいジョブ・メ ッセージを処理する機能のフロー図である。段階１９０１では、現行状態が作動 可能状態ならば、段階１９０２へ機能が継続され、その他の場合には、機能は戻 る。段階１９０２では、機能は、（ここの参考文献として示す１９９２年７月１ ０日に出願された、米国特許出願第07/912,098号に開示されるように）プリント ・ジョブの完了までの時間を推定する。段階１９０３では、機能は、状態を表示 された状態（displayed state）へ変更する。段階１９０４では、機能は、プリ ンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。この機能は、ウィンドウ・オペ レーティング・システムによって供給されるような、既存のウィンドウ・マネー ジメント技術を採り入れうる。表示を更新するために必要な情報は、プリンタ状 態情報、ジョブ状態情報、及びユーザー選択から集められる。 図２０は、ジョブ完了メッセージを処理する機能のフロー図である。段階２０ ０１では、現行状態が表示されるならば、機能は段階２００２へ継続し、その他 の場合には、機能は戻る。段階２００２では、機能は、状態を作動可能状態へ変 更する。段階２００３では、機能は、プリンタ状態ウィンドウを更新して戻る。 図２１は、変更ボタン・メッセージを処理する機能のフロー図である。段階２ １０１では、休止が示されるならば、機能は、段階２１０２へ継続し、その他の 場合には、機能は、段階２１０４へ継続する。段階２１０２では、機能は、休止 フラグを真（true）に設定する。休止フラグは、プリンタが休止されたことを示 す。段階２１０３では、機能は、プリンタ機能ウィンドウを更新して戻る。段階 ２１０４では、機能は、休止フラグを誤り（false）に設定する。段階２１０５ では、現行状態が休止された動画（animate paused）であるならば、機能は、段 階 ２１０６へ継続し、その他の場合には、機能は、段階２１０８へ継続する。段階 ２１０６では、機能は、状態を表示された（displayed）へ変更する。段階２１ ０７では、機能は、ジョブに対する完了時間を推定する。段階２１０８では、機 能は、プリンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 図２２は、キック・ページ・メッセージを処理する機能のフロー図である。段 階２２０１では、現行状態が表示されるならば、機能は、段階２２０２で状態を フレーム１へ変更して段階２２０７へ継続し、その他の場合には、機能は、段階 ２２０３へ継続する。段階２２０３では、現行状態がフレーム３であるならば、 機能は、段階２２０４で状態をフレーム１＆３へ変更して段階２２０８へ継続し 、その他の場合には、機能は、段階２２０５へ継続する。段階２２０５では、現 行状態が休止された動画であるならば、機能は、段階２２０６で状態をフレーム １へ変更して段階２２０７へ継続し、その他の場合には、機能は戻る。段階２２ ０７では、機能は、プリント・ジョブの完了までの時間を推定する。段階２２０ ８では、機能は、プリンタ状態ウィンドウを更新して戻る。 図２３は、タイマー・メッセージを処理する機能のフロー図である。タイマー ・メッセージは、規則的間隔で生成される。手順は、状態における時間を追尾（ 追跡）するためにこのメッセージを用いる。表示ＰＳＷモジュールが時間の所定 長さに対する状態であるときには、状態における変更を実効すべくタイムアウト ・メッセージが生成される。段階２３０１では、現行状態が休止された動画であ るならば、時間値は、増分されずに機能が戻り、その他の場合には、機能は、段 階２３０２へ継続する。段階２３０２では、ジョブの完了までの推定時間を減分 する。段階２３０３では、機能は、現行状態における時間を減分する。状態が変 更されるときに、その状態に対する時間の長さが設定されて、この機能は、時間 のその長さを減分する。段階２３０４では、状態に対する時間が経過したならば 、機能は、段階２３０５でタイムアウト・メッセージをウィンドウ手順へ送って 戻る。 図２４は、タイムアウト・メッセージを処理する機能のフロー図である。段階 ２４０１では、現行状態がフレーム１であるならば、機能は、段階２４０２で状 態をフレーム２へ変更して段階２４１１へ継続し、その他の場合には、機能は、 段階２４０３へ継続する。段階２４０３では、現行状態がフレーム２であるなら ば、機能は、段階２４０４で状態をフレーム３へ変更して段階２４１１へ継続し 、その他の場合には、機能は、段階２４０５へ継続する。段階２４０５では、現 行状態がフレーム１＆３であるならば、機能は、段階２４０６で状態をフレーム ２へ変更して段階２４１１へ継続し、その他の場合には、機能は、段階２４０７ へ継続する。段階２４０７では、現行状態がフレーム３であるならば、機能は、 段階２４０８へ継続し、その他の場合には、機能は戻る。段階２４０８では、休 止フラグが真であるならば、機能は、段階２４０９で状態を休止された動画へ変 更し、その他の場合には、機能は、段階２４１０で状態を表示された（displaye d）へ変更する。機能は、次に、段階２４１１へ継続する。段階２４１１では、 機能は、プリンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 図２５は、表示メッセージを処理する機能のフロー図である。段階２５０１で は、機能は、プリンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 図２６は、情報更新メッセージを処理する機能のフロー図である。段階２６０ １では、機能は、どの新しい情報が表示されるべきかを決定する。段階２６０２ では、機能は、プリンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 図２７は、フィーダー変更メッセージを処理する機能のフロー図である。段階 ２７０１では、機能は、現行フィーダー状態を決定する。段階２７０２では、機 能は、プリンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 図２８は、エラー・メッセージを処理する機能のフロー図である。段階２８０ １では、機能は、エラー形式を決定する。段階２８０２では、機能は、プリンタ ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 図２９は、復元メッセージを処理する機能のフロー図である。段階２９０１で は、機能は、プリンタの新しい状態を決定する。段階２９０２では、機能は、プ リンタ・ステータス・ウィンドウを更新して戻る。 本発明は、ある一定の好ましい実施例を参照して示されかつ記述されたが、形 式及び細部における種々の変化または変更が本発明の精神及び範疇から逸脱する ことなしになされうるということが当業者によって理解されるであろう。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マックダウエル ショーン シー アメリカ合衆国 ワシントン州 98052 レッドモンド ６ ノースイースト ワン ハンドレッドアンドフィフティシックスス 4850 (72)発明者 フルーゲル スティーヴン ジェイ アメリカ合衆国 ワシントン州 98007 ベルヴィュー ノースイースト サーティ フィフス ストリート 14705 【要約の続き】 しい。プリンタ・ステータス・ウィンドウは、ユーザー によってアイコナイズされえ、かつ対応するアイコン は、ユーザーに取り付けられたプリンタの状態をも表示 する。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．表示装置及び取り付けられたプリンタを有するコンピュータ・システムにお ける方法であって、前記取り付けられたプリンタの状態を前記表示装置上に表示 する段階を具備することを特徴とする方法。 ２．前記取り付けられたプリンタの前記状態は、前記表示装置上に現れるウィン ドウ内に表示されることを特徴とする請求項１に記載の方法。 ３．前記取り付けられたプリンタの前記状態は、ユーザー介入不要状態であるこ とを特徴とする請求項１に記載の方法。 ４．前記ユーザー介入不要状態は、正常、トナー低下、プリンタ・メモリ低下及 び変更されたプリンタを含んでいる群から選択されることを特徴とする請求項３ に記載の方法。 ５．前記取り付けられたプリンタの前記状態は、ユーザー介入必要状態であるこ とを特徴とする請求項１に記載の方法。 ６．前記取り付けられたプリンタの前記ユーザー介入必要状態は、カバー開き、 用紙なし、誤り用紙装填、用紙ジャム、手動給紙、手動デュプレックス、通信エ ラー及びエンジン・エラーを含んでいる群から選択されることを特徴とする請求 項５に記載の方法。 ７．表示装置及び取り付けられたプリンタを有するコンピュータ・システムにお ける方法であって、前記取り付けられたプリンタの状態の図的表現を前記表示装 置上に表示する段階を具備することを特徴とする方法。 ８．前記図的表現は、前記取り付けられたプリンタの物理的特性を示すことを特 徴とする請求項７に記載の方法。 ９．前記図的表現は、前記取り付けられたプリンタを通る用紙の通過を動画で表 すことを特徴とする請求項８に記載の方法。 10．前記図的表現は、実時間で前記取り付けられたプリンタの前記状態に対応す ることを特徴とする請求項７に記載の方法。 11．表示装置及び取り付けられたプリンタを有するコンピュータ・システムにお ける方法であって、前記表示装置上に表示された前記取り付けられたプリンタ の図的表現の適当な部分を選択することによってプリンタ・アトリビュートを選 択的に制御する段階を具備することを特徴とする方法。