JPH0833909B2 - カード処理方法 - Google Patents

カード処理方法

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JPH0833909B2
JPH0833909B2 JP60052557A JP5255785A JPH0833909B2 JP H0833909 B2 JPH0833909 B2 JP H0833909B2 JP 60052557 A JP60052557 A JP 60052557A JP 5255785 A JP5255785 A JP 5255785A JP H0833909 B2 JPH0833909 B2 JP H0833909B2
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card
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card processing
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祥司 坂井
東一 牧口
正治 貝原
冬悠 早川
大塚  博
勝治 道間
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Anritsu Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、小形にして情報の送受処理の信頼性の高い
カード処理を行うカード処理方法に関するものである。
[従来の技術] ポリエステルフィルムや紙等の薄くて柔軟性のあるカ
ードに磁性材を塗布した磁気カードは、その特性上ある
程度の変形に対して強く、また、比較的柔軟性があり、
さらに厚みが薄く携帯時にかさばらないなどの優れた特
性を有するため、近年良く使われるようになってきた。
第5図はこのような磁気カードを処理する従来のカー
ド処理装置の一例を示す斜視図である。この図に示すカ
ード処理装置160は公衆電話機などの筺体側に固定され
る固定部162と、軸163によってこの固定部162に回動自
在に取り付けられた可動部164とから構成されるもので
あり、カード挿入口165に磁気カード166を挿入すれば可
動部164に設けられたモータ167がオンしてこのモータ16
7の駆動軸168を回転させ、その先端に設けられている駆
動プーリ169によって駆動ベルト170を矢印P1方向に走行
させる。
駆動ベルト170は、ばね171によって付勢されているテ
ンションローラ172でテンションを付与されているもの
であり、この駆動ベルト170が矢印P1方向に走行すれ
ば、これに応じてこの駆動ベルト170が掛けられている
減速プーリ173が回転する。
減速プーリ173は第6図の断面図に示すように小プー
リ174が同軸的に軸支されたものであり、減速プーリ173
が回転すれば、これに応じて小プーリ174がこれと一体
に回転し、この小プーリ174と、ガイドプーリ175〜180
と、テンションプーリ181との間に掛けられた搬送ベル
ト185が矢印P2に走行するとともに、カード搬送路182内
に磁気カード166が無ければ、ソレノイド183がオンして
支持板184を矢印P3方向に回動させこの図に示す位置に
セットする。
これにより、この支持板184に軸支された前記ガイド
プーリ177〜180が図に示す位置(カード取り込み位置)
にセットされ、前記搬送ベルト185が前記カード挿入口1
65に挿入されている前記磁気カード166に接し、これを
矢印P4方向に搬送する。そしてこの磁気カード166が位
置P5を通過した後では、この磁気カード166が前記搬送
ベルト185と、この搬送ベルト185と対向配置されている
従動ベルト186とによって両面から挟持されつつ前記搬
送ベルト185の走行に伴って磁気ヘッド187の所まで運ば
れ、ここでキャプスタンローラ188によって前記磁気ヘ
ッド187のヘッド面に押し付けられて該磁気カード166に
記録されている度数情報などが読み出される。
次いで、通話が終ったり、通話可能な度数が零になれ
ば、この磁気ヘッド187によって残りの度数情報(残金
データ)が前記磁気カード166に書き込まれ、この後こ
の磁気カード166がパンチ部189まで搬送され、必要に応
じてここでパンチされる。次いで、このパンチ部189を
通過した磁気カード166は搬送ベルト185によって搬送さ
れ、カード返却口190から外部へ返却される。
[発明が解決しようとする問題点] このように、カード挿入口とカード返却口を別々に構
成する従来のカード処理装置は、カード挿入口165とカ
ード返却口190とが離れているので、カード搬送路182が
長くなるあるいは湾曲した構成となり装置の小形化ある
いはカード搬送処理の信頼性の面で不利であった。ま
た、搬送路が長いため、搬送に時間がかかりカード挿入
から返却までの時間がかかる問題があった。
また、従来の装置では、カード返却口190が塞がれた
り、詰められた場合にはこのカード返却口190からカー
ドを返却することができない問題があった。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、カ
ードの挿入から返却までの処理を高速に行え、また、カ
ード処理終了後に、カード返却口からカードを返却でき
ない場合においても操作者にカードを返却することがで
きるカード処理方法を提供することを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するためこの発明によるカード処理方
法は、カード挿入口から挿入されたカードをカード取込
搬送路に沿ってカード処理搬送路まで搬送させ、このカ
ード処理搬送路上を移動させて所定のカード処理を行っ
た後、切替部材を切り替えてカード処理搬送路からカー
ド返却搬送路にカードを搬送させてカード返却口からカ
ードを返却するものであり、前記カード取込搬送路とカ
ード処理搬送路とカード返却搬送路が同一の駆動部に連
結されて搬送力が付与される構成の装置におけるカード
処理方法において、 カード処理終了後に返却されるカードが前記カード返
却搬送路上に設けられた検出器で所定時間継続して検出
されたときには、該カードをカード返却口から返却でき
ないと判断して、 前記駆動部の搬送力を反転方向に付与してカード返却
搬送路にあるカードを一旦カード処理搬送路上まで取込
んだ後に停止させ、 前記切替部材を切り替えた状態で前記駆動部の搬送力
を正転方向に付与することにより、該カードがカード処
理搬送路から前記カード取込搬送路方向に導かれ、カー
ド挿入口から返却されることを特徴としている。
[実施例] ここでは、カードとして磁気カード、カード情報入出
力部として磁気ヘッドを用いたカード処理装置を例とし
て詳細に説明する。
この実施例では、磁気ヘッド1つで、カードをベルト
に挟持して搬送する構成で、カードに穴をせん孔処理す
る装置について説明する。
第1図は本発明の実施例の右側断面図、第2図は同じ
く左側断面図、第3図は同じく搬送路面上の平面図、第
4図は第3図I−I線断面図である。
140は磁気カード、70はカード挿入口、66はカード取
込搬送路、57はシャッタ機構、141はカード取込機構、7
3はカード処理搬送路、142はカード搬送機構、8はモー
タ、100は磁気ヘッド、72はカード返却口、134はカード
返却搬送路、143はカード返却機構、144は検出器であ
る。
まず本発明の構成について説明する。カード処理装置
3は、前面に設けられたカード挿入口70、このカード挿
入口70の下方に近接してカード返却口72を備え、内部に
カード取込搬送路66、カード返却搬送路134が設けら
れ、またカード取込機構141、シャッタ機構57、カード
搬送機構142、カード返却機構143、パンチ機構145、駆
動モータ8の主要構成品が配設されている。
カード取込搬送路66とカード返却搬送路134は、略三
角形状の切替部材146によって分離され、両者の交差部
すなわち切替部材146の奥側端で、カード処理送路73と
連通している。
また、カード取込搬送路66は段差状に形成され、カー
ド挿入口70に近い前半部66aがほぼ水平で、カード処理
搬送路73に近い後半部66bが、前半部66aより下方に傾斜
する如く形成され、前半部66aにカード取込機構141が、
また同じく前半部66aの最奥部にシャッタ機構57が配設
されている。
カード取込機構141は取込ローラ43と固定軸147に回動
自在に軸支され取込ローラ43が回転自在に取付けられた
取込レバー148をカード取込時には第1図に示す反時計
方向に回動させる駆動用ソレノイド51と取込ローラ43に
対向して配設され、カード140を取込む際挟持する取込
ローラ68およびスプリング151などで構成される。
シャッタ機構57は、カード取込搬送路66の両側に配設
され、カード140の挿入先端の両側縁部が当たる左右一
対のシャッタ壁149a,149bとこれらのシャッタ壁149間に
配設されたシャッタ板55とこのシャッタ板55に回動習性
を付与するスプリング152などで構成される。
略三角形状の切替部材146は左右一対の側板1,2間に横
架された支軸56に前端部を回動自在に軸支された左右1
対のプレート146a,146bの後端部が通常、カード取込搬
送路66とカード処理搬送路73の連通を阻止し、カード処
理搬送路73とカード返却搬送路134とを連通させてい
る。
プレート146は、取込レバー148の下方に各々対向して
配設され、カード取込時には、取込レバー148に押下さ
れることにより支軸56を中心にスプリング153に抗して
回動し、カード取込搬送路66とカード処理搬送路73を連
通させ、カード処理搬送路73とカード返却搬送路134と
の連通を阻止するように構成されている。
カード処理搬送路73は、カード取込搬送路66に対し同
一面になく、ある角度で傾斜した形状である。さらにカ
ード140をカード処理搬送路134まで取込んだ後はカード
140は、湾曲されることなく直線形状したカード処理搬
送路134に沿って搬送される。
カード搬送機構142は、カード処理搬送路73をはさん
で対向する複数個の搬送プーリ154a,154b、従動プーリ1
55a,155b、搬送ベルト150a、従動ベルト150b、駆動モー
タ8、減速プーリ12、テンションプーリ13、駆動ベルト
11、駆動プーリ10等で構成され、駆動モータ8の駆動力
は駆動ベルト11を介し、減速プーリ12に伝達され主搬送
軸20を同じとする搬送プーリ154b、搬送ベルト150aさら
には搬送プーリ154a、従動プーリ155を介して従動ベル
ト150bに伝達される。
カード140は搬送ベルト150a、従動ベルト150bに挟持
され、直線状に往復移動されるが、従動ヘッド100に近
い側板1を搬送基準面とし、この面にカード140の長手
方向の端面を圧接して位置決めするため、カード処理搬
送路73に沿って基準面に対向した他面側にガイド溝156
を有するサイドフォース部材157が、スプリング158によ
り付勢された状態で、側板2に取付けられている。
なお、このサイドフォース部材157は、合成樹脂で形
成することにより、カード処理搬送路73上を搬送される
カード140を検出する複数の検出器132b,132d,132eを収
納する収納部158が一体成形されている。カード返却機
構143は、カード返却搬送路134をはさんで配設された、
搬送プーリ154cおよび返却ローラ159、搬送ベルト150
a、カード返却口ガイド201およびカード誤挿入防止レバ
ー202などで構成されている。
返却用搬送力は搬送ベルト150aによって駆動される搬
送プーリ154a,154cと対向した従動プーリ155aと返却ロ
ーラ159とで付与される。またカード取込機構141の取込
力は返却ローラ159の回転が、その一側面に一体に設け
たギヤ203と取込ローラ68の一側面に一体的に設けられ
たギヤとが歯合することにより付与される。
パンチ機構145はDCソレノイド204のケースにパンチダ
イ205を一体化するとともに、プランジャ(図示せず)
とパンチピン(図示せず)を一体化している。これらに
よりせん孔効率を高め、小形化を図っている。このパン
チ機構145は、カード140の所定位置にカード残度数の概
略値を可視表示するため穴をせん孔するものである。
次にこのような装置構成においてその動作を説明す
る。
所定の残度数が記録されたカード140がカード挿入口7
0より挿入されると、シャッタ機構57によりそれ以上の
挿入を阻止される。この状態で検出器132aがカード140
の挿入を検知すると、検知信号が制御回路(図示せず)
に送出され、制御回路は、挿入されたカード140が正規
カードか否かを判定し、正しければ取込み処理以降の一
連の処理命令をだす。
まず駆動用ソレノイド51が動作してそのシャフト206
が連結ピン207を押圧するため、取込レバー148は軸147
を中心にしてスプリング151に抗して、第1図に示す反
時計方向に回動され、取込ローラ43を降下させる。この
ためカード140は取込ローラ43によって押し下げられ、
取込ローラ68に圧接される。取込レバー148が回動する
と、これに連動してシャッタ板55および切替部材146が
作動するため、カード取込搬送路66の後半部66bを開
き、切替部材146はカード返却搬送路134をふさぐ。
駆動モータ8は第1図に示す時計方向に回転し、その
駆動力は駆動ベルト11を介して減速プーリ12に伝達され
る。ここで減速プーリ12と同一軸上の搬送プーリ154bが
第1図に示す時計方向に回転され、その回転が搬送ベル
ト150aを介して搬送プーリ154a,154cおよび従動プーリ1
55に伝達される。
搬送プーリ154cの回転は搬送ベルト150aを介して返却
ローラ159に伝達され、そのローラ159の回転がギヤ203
を介して取込ローラ68に伝達される。
このため、取込ローラ68は時計方向に回転し、取込ロ
ーラ43との挟持によって生じる取込搬送力でカード140
をカード取込搬送路66に沿って内部に取込み以降は搬送
ベルト150aと従動ベルト150bに挟持されて、カード処理
搬送路73に搬送される。第4図に示すようにカード処理
搬送路73をカード140が搬送される際ヘッド100とカード
記録位置の位置決めをはかるため搬送基準面となる側板
1に沿って搬送する必要がある。
このためカード処理搬送路73に沿って他方の側板2側
にカードのガイド溝156を有しさらに検出器132b,132d,1
32eを収納する収納部が一体成形されたサイドフォース
部材157をスプリング158によりカード140を側板1に押
しつけるように付勢して、側板2に取りつけられてい
る。この時押しつけ力がサイドフォース部材157の全長
にわたり均一に付勢できるように第3図に示すように継
承部材208を介しスプリング158がはめられている。
なお、このサイドフォース部材157は第4図に示すよ
うに、カード処理搬送路73からはずれるように継承部材
208を中心として時計方向に回転できる構成となってい
る。
カード140の先端が、磁気ヘッド100に達すると、記録
情報の読取処理を行う。これはカード140が、カード搬
送機構142によって一定速度でカード処理搬送路73の中
を搬送されている状態で行われる。
カード取込処理後、切替部材146の上面をカード140の
後端が通過したのを検出器132bにて検知すると、制御回
路からの制御信号により駆動用ソレノイド51を元の状態
に復旧させる。これによりカード取込機構141、シャッ
タ機構57、および切替部材146は復旧し、取込前の状態
と同じになる。従ってその後2枚目のカードをカード挿
入口70から挿入しても、カード取込機構141によって取
込まれることはない。カード上の残度数確認等の通話可
能条件を制御回路が確認すると発信音を送出しダイヤル
受付けとなる。
通話が終了すると、カード140は磁気ヘッド100により
残度数情報等を記録・確認された後、必要に応じて残度
数の可視表示としてカード上の所定位置にパンチ機構14
5によってパンチ穴さん孔処理され、カード返却口72に
返却される。カード返却時は、カード140は取込時と逆
方向に搬送されるが、これはモータ8が反時計方向に回
転し、これにともない、各プーリ、ローラおよびベルト
が各々反対方向に回転するので詳しい説明を省略する。
なお、カード返却時において、カード取込ローラ68は
カード返却方向に回転されるが、カード取込機構141は
復旧状態を維持しているのでカード挿入口70に挿入され
た2枚目カードを該挿入口70から逆送され排出されるこ
とはないので、そのまま1枚目カード残度数が無くなっ
た時、自動的に支障なく2枚目カードは取込まれる。追
加の磁気カード140は、カード処理搬送路73の至近位置
にてシャッタ機構57で位置決めされている状態であるた
め、シャッタ機構57の開放で直ちにカード処理搬送路73
内に取り込まれ、カード処理を連続して行える。これに
より、通話状態を切断することなく連続させることがで
きる。
また、カード140は、返却時にカード返却搬送路134上
をカード返却口72方向に搬送されるが、このカード返却
口72が塞がれたり、異物が詰められたり、前の操作者が
カードを抜き忘れたりして万一返却不能となった場合に
は、カード140の先端がカード返却口72に達すると、そ
れ以上の移動が出来なくなる。
この状態のカード140は、カード返却搬送路134に設け
られた検出器132cによって検出され、制御回路のタイマ
は、この検出状態が連続したときには、カード140を反
転させて再度カード処理搬送路73に沿って内部に取込ま
れる。このとき、駆動モータ8は逆転されカード140は
カード返却搬送路134からカード処理搬送路73に搬送さ
れる。
この後、カード140の後端を検出器132eが検知する
と、カード140を停止し、カード取込時と同様に駆動用
ソレノイド51を動作して切替部材146の先端を下げる。
これにより、カード処理搬送路73とカード返却搬送路13
4がふさがれる一方、カード処理搬送路73とカード取込
搬送路66が連通される。
この状態で上記同様にカード返却処理するのみでカー
ド140はカード取込搬送路66に導かれカード挿入口70か
ら排出させることができる。このとき、駆動モータ8は
正転されカード140はカード処理搬送路73からカード取
込搬送路66に導かれる。
このように実施例においてはカード取込搬送路66に対
してカード処理搬送路73は傾斜するとともに直線に形成
され、ヘッド100とカード返却口72との間の長さを磁気
カード140の長さLoより少し長くしただけなので、カー
ド処理搬送路73全体の長さを移動する磁気カード140の
約2倍の長さで構成でき短距離化できる。
そして、ヘッド100とカード返却口72との間には、シ
ャッタ機構57が設けられているので、カード返却口72か
ら不正カードや不正物が挿入されても、シャッタ機構57
により内側の磁気ヘッド部等の装置各部に対する不正操
作が防止される。
また、カード処理搬送理73が直線に形成されているた
め、ヘッド100により前記磁気カード140の読取・書込が
行われている最中にはこの磁気カード140を真直ぐに保
つことができ、さらには所望速度に保つことができる。
また、カード処理搬送路73が斜めに形成されているた
め、カード処理装置3をより小形にすることができる。
なお、上述した実施例ではカードとして磁気カード、
カード情報入出力部として磁気ヘッドを用いて説明した
が、いかなるカードでも搬送処理をともなう装置には全
て適応できることはいうまでもない。
[発明の効果] 本発明のカード処理方法は、カード返却時にカードが
カード返却搬送路に移動した後にカード返却口からカー
ドを返却することができないときであっても、このカー
ド状態が検出器及び時間監視で検出されることにより、
カードは一旦、装置内部に反転取り込まれた後に、切替
部材がカード返却時の搬送方向を切り替えてカード挿入
口から返却させることができるため、装置に対する不正
操作があってもカードを直ちに返却させることができる
ようになり、装置の信頼性を向上させることができる。
また、カードは、いずれの搬送路においても同一の駆
動部で搬送力が付与される簡単な構成であり、返却不能
時であっても駆動部は搬送方向を正転、逆転させるだけ
でよく、また、カードを挿入口から返却するときにも駆
動部は返却口からの返却時と同様の動作で行え、挿入口
からの返却のための特別な構成を必要としない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるカード処理方法の実施例の装置を
示す右側断面図、第2図は同じく左側断面図、第3図は
同じく搬送路面上の平面図、第4図は第3図のI−I線
断面図、第5図は従来のカード処理ユニットの一例を示
す斜視図、第6図は同従来のカード処理装置の断面図で
ある。 8…モータ、57…シャッタ機構、66…カード取込搬送
路、70…カード挿入口、72…カード返却口、73…カード
処理搬送路、100…磁気ヘッド、132a〜132e…検出器、1
40…磁気カード、141…カード取込機構、142…カード搬
送機構、134…カード返却搬送路、143…カード返却機
構、146…切替部材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧口 東一 東京都港区南麻布5丁目10番27号 安立電 気株式会社内 (72)発明者 貝原 正治 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話公社横須賀電気通信研究所内 (72)発明者 早川 冬悠 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話公社横須賀電気通信研究所内 (72)発明者 大塚 博 東京都目黒区下目黒2丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 (72)発明者 道間 勝治 東京都目黒区下目黒2丁目2番3号 株式 会社田村電機製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−51284(JP,A) 特開 昭59−11477(JP,A) 特開 昭58−159193(JP,A) 実開 昭62−5755(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カード挿入口から挿入されたカードをカー
    ド取込搬送路に沿ってカード処理搬送路まで搬送させ、
    このカード処理搬送路上を移動させて所定のカード処理
    を行った後、切替部材を切り替えてカード処理搬送路か
    らカード返却搬送路にカードを搬送させてカード返却口
    からカードを返却するものであり、前記カード取込搬送
    路とカード処理搬送路とカード返却搬送路が同一の駆動
    部に連結されて搬送力が付与される構成の装置における
    カード処理方法において、 カード処理終了後に返却されるカードが前記カード返却
    搬送路上に設けられた検出器で所定時間継続して検出さ
    れたときには、該カードをカード返却口から返却できな
    いと判断して、 前記駆動部の搬送力を反転方向に付与してカード返却搬
    送路にあるカードを一旦カード処理搬送路上まで取込ん
    だ後に停止させ、 前記切替部材を切り替えた状態で前記駆動部の搬送力を
    正転方向に付与することにより、該カードがカード処理
    搬送路から前記カード取込搬送路方向に導かれ、カード
    挿入口から返却されることを特徴とするカード処理方
    法。
JP60052557A 1985-03-18 1985-03-18 カード処理方法 Expired - Lifetime JPH0833909B2 (ja)

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