JP2523997Y2 - 先・後挿入カードのカードプールユニット - Google Patents
先・後挿入カードのカードプールユニットInfo
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- JP2523997Y2 JP2523997Y2 JP1990011204U JP1120490U JP2523997Y2 JP 2523997 Y2 JP2523997 Y2 JP 2523997Y2 JP 1990011204 U JP1990011204 U JP 1990011204U JP 1120490 U JP1120490 U JP 1120490U JP 2523997 Y2 JP2523997 Y2 JP 2523997Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プリペイドカードを用いて乗車券を購入す
る自動券売機の“カードプールユニット”の改良、詳し
くは、カード挿入口に継続的に挿入された2枚のプリペ
イドカードを所定量ずらし重ね合せた状態にプールする
ことのできる先・後挿入カードのカードプールユニット
に関するものである。
る自動券売機の“カードプールユニット”の改良、詳し
くは、カード挿入口に継続的に挿入された2枚のプリペ
イドカードを所定量ずらし重ね合せた状態にプールする
ことのできる先・後挿入カードのカードプールユニット
に関するものである。
従来、プリペイドカードを用いて乗車券を購入できる
自動券売機のカードプールユニットにあっては、カード
挿入口に先に挿入されたプリペイドカード(以下、先挿
入カードと言う)と、この先挿入カードの残額料金が乗
車料金に満たない場合にカード挿入口に挿入した乗車料
金補填用のプリペイドカード(以下、後挿入カードと言
う)とを収容可能にしたものがある。
自動券売機のカードプールユニットにあっては、カード
挿入口に先に挿入されたプリペイドカード(以下、先挿
入カードと言う)と、この先挿入カードの残額料金が乗
車料金に満たない場合にカード挿入口に挿入した乗車料
金補填用のプリペイドカード(以下、後挿入カードと言
う)とを収容可能にしたものがある。
例えば、特開昭64-82195号公報(媒体の処理装置)に
はこのような装置が提案されており、記録媒体(カー
ド)を取込み搬送する搬送路の終端部に記録媒体を一時
停止させておく一時停止部を設けるととともに、当該搬
送路の終端部から分岐して付設され、一時停止部に停止
している記録媒体を必要に応じて上記搬送路から退避さ
せておく一時保留部を設けた構成が開示されている。な
お、この一時保留部は、下方に回収手段が位置している
ことから搬送路終端部より僅かに上方に傾斜した搬送路
の形態を採っている。
はこのような装置が提案されており、記録媒体(カー
ド)を取込み搬送する搬送路の終端部に記録媒体を一時
停止させておく一時停止部を設けるととともに、当該搬
送路の終端部から分岐して付設され、一時停止部に停止
している記録媒体を必要に応じて上記搬送路から退避さ
せておく一時保留部を設けた構成が開示されている。な
お、この一時保留部は、下方に回収手段が位置している
ことから搬送路終端部より僅かに上方に傾斜した搬送路
の形態を採っている。
ところで、上記例を含めて従来の後先2枚のカードを
収容可能なカードプールユニットにおいては、先挿入カ
ードおよび後挿入カードは、搬送方向に沿ってほぼ直列
状態に並べて収納しているために、カード収納部がプー
ル対象となるカード長さの倍を越える長さとなってい
る。それ故、このような構成の奥行き寸法の大きなカー
ドプールユニットを、所定の大きさに規格化された自動
券売機の内部に配置する場合、現状のカードプールユニ
ットの大きさでは他の機器(ユニット)の実装スペース
が狭くなり、他の機器を所望の位置に設置することがで
きないという不都合があったのである。
収容可能なカードプールユニットにおいては、先挿入カ
ードおよび後挿入カードは、搬送方向に沿ってほぼ直列
状態に並べて収納しているために、カード収納部がプー
ル対象となるカード長さの倍を越える長さとなってい
る。それ故、このような構成の奥行き寸法の大きなカー
ドプールユニットを、所定の大きさに規格化された自動
券売機の内部に配置する場合、現状のカードプールユニ
ットの大きさでは他の機器(ユニット)の実装スペース
が狭くなり、他の機器を所望の位置に設置することがで
きないという不都合があったのである。
本考案は、自動券売機の内部スペースを有効に活用し
機器設計の自由度を増すために考案されたものであっ
て、先挿入カードと後挿入カードとを所定量ずらせた状
態に重ね合せた状態で収納することによって、可能な限
りカード収納室を小さく作製して他の機器を所望の位置
に配置できるようにしたカードプールユニットを提供す
ることを技術的課題とするものである。
機器設計の自由度を増すために考案されたものであっ
て、先挿入カードと後挿入カードとを所定量ずらせた状
態に重ね合せた状態で収納することによって、可能な限
りカード収納室を小さく作製して他の機器を所望の位置
に配置できるようにしたカードプールユニットを提供す
ることを技術的課題とするものである。
本考案が前述の技術的課題を解決するために採用した
手段を、添附図面の符号を付して説明すれば、次のとお
りである。
手段を、添附図面の符号を付して説明すれば、次のとお
りである。
即ち、本考案によれば先・後挿入カードのカードプー
ルユニットを、カード挿入口(2)から挿入されたカー
ドを表裏面を無端ベルト間挟持部に挟持して装置奥方向
に搬送するカード搬送手段(3)と、このカード搬送手
段(3)の後部に位置し、カード搬送手段(3)挟持部
の挟持端からカード長より僅かに短い経路長のスリット
状に形成されて先に挿入した先挿入カード(C1)は通過
させるとともにこの通過した先挿入カード(C1)によっ
て通過を阻止された続く後挿入カード(C2)を湾曲状態
に収容可能な第2収納室(4b)と、この第2収納室(4
b)の上方に位置して略水平に搬送方向に延び、中間に
第2収納室(4b)の後端部が開口していて第2収納室
(4b)を通過し侵入した先挿入カード(C1)を前後に移
送して第2収納室(4b)と搬送方向に所定長重ね合わせ
た状態に収容可能な第1収納室(4a)とを有し、前記第
1収納室(4a)は、先挿入カード(C1)を前後方向に移
送及び移送開放可能で前方向には先挿入カード(C1)の
先端をカード搬送手段(3)の挟持端まで移送可能なカ
ード移送手段(5)と、先挿入カード(C1)の第1収納
室(4a)内での位置を検出するカード位置検出手段(P
2)と、先挿入カード(C1)を掛止するキャッチング機
構(6)とを備えた構成とするという手段を採用するこ
とによって、前述の技術的課題を解決したのである。
ルユニットを、カード挿入口(2)から挿入されたカー
ドを表裏面を無端ベルト間挟持部に挟持して装置奥方向
に搬送するカード搬送手段(3)と、このカード搬送手
段(3)の後部に位置し、カード搬送手段(3)挟持部
の挟持端からカード長より僅かに短い経路長のスリット
状に形成されて先に挿入した先挿入カード(C1)は通過
させるとともにこの通過した先挿入カード(C1)によっ
て通過を阻止された続く後挿入カード(C2)を湾曲状態
に収容可能な第2収納室(4b)と、この第2収納室(4
b)の上方に位置して略水平に搬送方向に延び、中間に
第2収納室(4b)の後端部が開口していて第2収納室
(4b)を通過し侵入した先挿入カード(C1)を前後に移
送して第2収納室(4b)と搬送方向に所定長重ね合わせ
た状態に収容可能な第1収納室(4a)とを有し、前記第
1収納室(4a)は、先挿入カード(C1)を前後方向に移
送及び移送開放可能で前方向には先挿入カード(C1)の
先端をカード搬送手段(3)の挟持端まで移送可能なカ
ード移送手段(5)と、先挿入カード(C1)の第1収納
室(4a)内での位置を検出するカード位置検出手段(P
2)と、先挿入カード(C1)を掛止するキャッチング機
構(6)とを備えた構成とするという手段を採用するこ
とによって、前述の技術的課題を解決したのである。
上記のように構成したカードプールユニットの先後2
枚の挿入カードの処理動作を説明すると、カード挿入口
(2)に先挿入カード(C1)を挿入すると、カード搬送
手段(3)が先挿入カード(C1)を所定処理後に第2収
納室(4b)を介して第1収納室(4a)のカード移送手段
(5)に送り出し、カード移送手段(5)は先挿入カー
ド(C1)を奥方向に移送し、先挿入カード(C1)の後端
が第1収納室(4a)を抜けた所定カード位置に達したこ
とをカード位置検出手段(P2)が検出するとカード移送
手段(5)が逆転し先挿入カード(C1)を手前方向に送
って第2収納室(4b)と搬送方向に所定長重ね合わせた
状態で略水平に収容し移送を停止する。この時キャッチ
ング機構(6)が先挿入カード(C1)を定位置に留まる
ように軽く掛止する。
枚の挿入カードの処理動作を説明すると、カード挿入口
(2)に先挿入カード(C1)を挿入すると、カード搬送
手段(3)が先挿入カード(C1)を所定処理後に第2収
納室(4b)を介して第1収納室(4a)のカード移送手段
(5)に送り出し、カード移送手段(5)は先挿入カー
ド(C1)を奥方向に移送し、先挿入カード(C1)の後端
が第1収納室(4a)を抜けた所定カード位置に達したこ
とをカード位置検出手段(P2)が検出するとカード移送
手段(5)が逆転し先挿入カード(C1)を手前方向に送
って第2収納室(4b)と搬送方向に所定長重ね合わせた
状態で略水平に収容し移送を停止する。この時キャッチ
ング機構(6)が先挿入カード(C1)を定位置に留まる
ように軽く掛止する。
次に、カード挿入口(2)に後挿入カード(C2)が挿
入されると、カード搬送手段(3)が後挿入カード(C
2)を所定処理後に第2収納室(4b)に送り出すが、先
挿入カード(C1)に先端が当たり第2収納室(4b)内に
先挿入カード(C1)と所定量ずらし重ね合わさった状態
で湾曲して収容される。
入されると、カード搬送手段(3)が後挿入カード(C
2)を所定処理後に第2収納室(4b)に送り出すが、先
挿入カード(C1)に先端が当たり第2収納室(4b)内に
先挿入カード(C1)と所定量ずらし重ね合わさった状態
で湾曲して収容される。
両カードの排出は、カード搬送手段(3)を逆転して
先ず後挿入カード(C2)をカード挿入口(2)から排出
し、続いて先挿入カード(C1)が先端がカード搬送手段
(3)の挟持端に達するまでカード移送手段(5)によ
り移送し、カード搬送手段(3)が先挿入カード(C1)
を挟持して後挿入カード(C2)をカード挿入口(2)か
ら排出する。なお、1枚のカードのみで発券等が完了す
る場合にはカード挿入口(2)から挿入された先挿入カ
ード(C1)のみが上述手順上述経路で第1収納室(4a)
及び第2収納室(4b)を経由して逆送されカード挿入口
(2)から排出される。
先ず後挿入カード(C2)をカード挿入口(2)から排出
し、続いて先挿入カード(C1)が先端がカード搬送手段
(3)の挟持端に達するまでカード移送手段(5)によ
り移送し、カード搬送手段(3)が先挿入カード(C1)
を挟持して後挿入カード(C2)をカード挿入口(2)か
ら排出する。なお、1枚のカードのみで発券等が完了す
る場合にはカード挿入口(2)から挿入された先挿入カ
ード(C1)のみが上述手順上述経路で第1収納室(4a)
及び第2収納室(4b)を経由して逆送されカード挿入口
(2)から排出される。
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づいて、更
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
図中、符号(1)にて指示するものは、本実施例ユニ
ットの側板であって、この側板(1)には、カード挿入
口(2)、カード搬送手段(3)、第1収納室(4a)及
び第2収納室(4b)を含み構成されたカード収納室
(4)、カード移送手段(5)、キャッチング機構
(6)、及び位置検出手段(P2)が奥方向にこの順に並
列的に取付けてある。
ットの側板であって、この側板(1)には、カード挿入
口(2)、カード搬送手段(3)、第1収納室(4a)及
び第2収納室(4b)を含み構成されたカード収納室
(4)、カード移送手段(5)、キャッチング機構
(6)、及び位置検出手段(P2)が奥方向にこの順に並
列的に取付けてある。
カード挿入口(2)は、本実施例ユニットの図示しな
い前板に水平に固着されていて、先挿入カード(C1)お
よび後挿入カード(C2)をカード搬送手段(3)に案内
する。なお、このカード挿入口(1)の略中央には、先
挿入カード(C1)および後挿入カード(C2)の投入を光
学的に検知する第1ホトセンサ(P1)が設けてある。
い前板に水平に固着されていて、先挿入カード(C1)お
よび後挿入カード(C2)をカード搬送手段(3)に案内
する。なお、このカード挿入口(1)の略中央には、先
挿入カード(C1)および後挿入カード(C2)の投入を光
学的に検知する第1ホトセンサ(P1)が設けてある。
カード搬送手段(3)は、側板(1)に回転自在に軸
支した上下一対の駆動プーリ(31,31)、従動プーリ(3
2,32)、およびこれら左右の各プーリ(31,32)に緊張
状態に掛け渡した上下の無端ベルト(33,34)とから成
っていて、前記カード挿入口(2)に挿入された先挿入
カード(C1)および後挿入カード(C2)の表裏面を両無
端ベルト(33,34)が接した挟持部で挟持して搬送する
よう構成してある。そして、前記カード搬送手段(3)
は、上無端ベルト(33)の内周側の駆動プーリ(31)寄
りで駆動プーリ(31)より下方位置にピンチローラ(3
5)を配置し挟持部の後端部分とすると共に、下無端ベ
ルト(34)の駆動プーリ(31)を上無端ベルト(33)の
駆動プーリ(31)よりもカード収納室(4)側(奥)に
配置することによって、上無端ベルト(33)と下無端ベ
ルト(34)との間に後述する第2収納室(4b)の一部と
なる間隙部を形成している。前記両駆動プーリ(31,3
1)は、側板(1)の裏側において相互に反対方向に回
転するようベルト連結されていて、上無端ベルト(33)
の駆動プーリ(31)が可逆モータ(図示せず)に連結し
てある。そして、両無端ベルト(33,34)の駆動プーリ
(31)と従動プーリ(32)との間には、後挿入カード
(C2)を光学的に検知する第3ホトセンサ(P3)と図示
しない磁気読取機構等が配置してある。
支した上下一対の駆動プーリ(31,31)、従動プーリ(3
2,32)、およびこれら左右の各プーリ(31,32)に緊張
状態に掛け渡した上下の無端ベルト(33,34)とから成
っていて、前記カード挿入口(2)に挿入された先挿入
カード(C1)および後挿入カード(C2)の表裏面を両無
端ベルト(33,34)が接した挟持部で挟持して搬送する
よう構成してある。そして、前記カード搬送手段(3)
は、上無端ベルト(33)の内周側の駆動プーリ(31)寄
りで駆動プーリ(31)より下方位置にピンチローラ(3
5)を配置し挟持部の後端部分とすると共に、下無端ベ
ルト(34)の駆動プーリ(31)を上無端ベルト(33)の
駆動プーリ(31)よりもカード収納室(4)側(奥)に
配置することによって、上無端ベルト(33)と下無端ベ
ルト(34)との間に後述する第2収納室(4b)の一部と
なる間隙部を形成している。前記両駆動プーリ(31,3
1)は、側板(1)の裏側において相互に反対方向に回
転するようベルト連結されていて、上無端ベルト(33)
の駆動プーリ(31)が可逆モータ(図示せず)に連結し
てある。そして、両無端ベルト(33,34)の駆動プーリ
(31)と従動プーリ(32)との間には、後挿入カード
(C2)を光学的に検知する第3ホトセンサ(P3)と図示
しない磁気読取機構等が配置してある。
カード収納室(4)は、前記カード搬送手段(3)の
後方側において上無端ベルト(33)と隣り合う状態に形
成されている。即ち、このカード収納室(4)は、側板
(1)に水平に固着した上ガイドプレート(41)と、こ
の上ガイドプレート(41)に対面して側板(1)に固着
され、奥側の水平板部とカード搬送手段(3)側(前面
側)の下無端ベルト(34)に向けて折曲させた斜板部
(42a)とを持つ大略“へ字形”の下ガイドプレート(4
2)と、この下ガイドプレート(42)の折曲端部(斜板
部:42a)と上ガイドプレート(41)との間において側板
(1)に定着固定され、上ガイドプレート(41)と略平
行し対面する所定長の水平面部と下ガイドプレート(4
2)の斜板部(42a)と略平行し対面する斜面部とを有し
てその上下をカード(C1,C2)が通過可能な通路を形成
する如く配置した断面略平行四辺形のフラッパ(43)と
から成っていて、フラッパ(43)と上ガイドプレート
(41)の間においてカード搬送手段(3)の上無端ベル
ト(33)から上ガイドプレート(41)の後端部までが先
挿入カード(C1)を収納する第1収納室(4a)を形成
し、他方、フラッパ(43)と下ガイドプレート(42)と
の間隙部から上無端ベルト(33)のピンチローラ(35)
位置すなわち挟持部後端までが後挿入カード(C2)を湾
曲状態で収納可能な第2収納室(4b)を形成している。
後方側において上無端ベルト(33)と隣り合う状態に形
成されている。即ち、このカード収納室(4)は、側板
(1)に水平に固着した上ガイドプレート(41)と、こ
の上ガイドプレート(41)に対面して側板(1)に固着
され、奥側の水平板部とカード搬送手段(3)側(前面
側)の下無端ベルト(34)に向けて折曲させた斜板部
(42a)とを持つ大略“へ字形”の下ガイドプレート(4
2)と、この下ガイドプレート(42)の折曲端部(斜板
部:42a)と上ガイドプレート(41)との間において側板
(1)に定着固定され、上ガイドプレート(41)と略平
行し対面する所定長の水平面部と下ガイドプレート(4
2)の斜板部(42a)と略平行し対面する斜面部とを有し
てその上下をカード(C1,C2)が通過可能な通路を形成
する如く配置した断面略平行四辺形のフラッパ(43)と
から成っていて、フラッパ(43)と上ガイドプレート
(41)の間においてカード搬送手段(3)の上無端ベル
ト(33)から上ガイドプレート(41)の後端部までが先
挿入カード(C1)を収納する第1収納室(4a)を形成
し、他方、フラッパ(43)と下ガイドプレート(42)と
の間隙部から上無端ベルト(33)のピンチローラ(35)
位置すなわち挟持部後端までが後挿入カード(C2)を湾
曲状態で収納可能な第2収納室(4b)を形成している。
換言すると、カード搬送手段(3)の後部に位置して
カード搬送手段(3)挟持部の挟持端からカード長より
僅かに短い経路長のスリット状に形成されて先に挿入し
た先挿入カード(C1)は通過させるとともにこの先挿入
カード(C1)によって通過を阻止された続く後挿入カー
ド(C2)を湾曲状態に収容可能な第2収納室(4b)と、
この第2収納室(4b)の上方に位置して略水平に搬送方
向に延び、中間に第2収納室(4b)の後端部が開口して
いて第2収納室(4b)を通過し侵入した先挿入カード
(C1)を前後に移送して第2収納室(4b)と搬送方向に
所定長重ね合わせた状態に収容可能な第1収納室(4a)
とを有したカード収容室(4)が設けられているのであ
る。
カード搬送手段(3)挟持部の挟持端からカード長より
僅かに短い経路長のスリット状に形成されて先に挿入し
た先挿入カード(C1)は通過させるとともにこの先挿入
カード(C1)によって通過を阻止された続く後挿入カー
ド(C2)を湾曲状態に収容可能な第2収納室(4b)と、
この第2収納室(4b)の上方に位置して略水平に搬送方
向に延び、中間に第2収納室(4b)の後端部が開口して
いて第2収納室(4b)を通過し侵入した先挿入カード
(C1)を前後に移送して第2収納室(4b)と搬送方向に
所定長重ね合わせた状態に収容可能な第1収納室(4a)
とを有したカード収容室(4)が設けられているのであ
る。
そして、前記カード収納室(4)の後部側の前記第1
収納室(4a)には、先挿入カード(C1)を前後方向に移
送及び移送開放可能で前方向には先挿入カード(C1)の
先端をカード搬送手段(3)の挟持端まで移送可能なカ
ード移送手段(5)と、先挿入カード(C1)を掛止する
キャッチング機構(6)、そして後端部には先挿入カー
ド(C1)の第1収納室(4a)内での位置を検出するカー
ド位置検出手段(P2)としての、先挿入カード(C1)先
端(奥端)を光学的に検知する第2ホトセンサ(P2)が
設けてある。
収納室(4a)には、先挿入カード(C1)を前後方向に移
送及び移送開放可能で前方向には先挿入カード(C1)の
先端をカード搬送手段(3)の挟持端まで移送可能なカ
ード移送手段(5)と、先挿入カード(C1)を掛止する
キャッチング機構(6)、そして後端部には先挿入カー
ド(C1)の第1収納室(4a)内での位置を検出するカー
ド位置検出手段(P2)としての、先挿入カード(C1)先
端(奥端)を光学的に検知する第2ホトセンサ(P2)が
設けてある。
カード移送手段(5)は、カード収納室(4)の第1
収納室(4a)の略中央に配置されていて、側板(1)に
回転自在に軸支したドライブローラ(51)と、従動用の
アップ・ダウンローラ(52)とから成っている。ドライ
ブローラ(51)は、前記カード搬送手段(3)の上無端
ベルト(33)の駆動プーリ(31)にベルト(53)を介し
連結され当該カード搬送手段と同期して回転する。他
方、アップ・ダウンローラ(52)は、側板(1)に揺動
自在に支持された揺動レバー(54)の一端部に回転自在
に軸支されていて、この揺動レバー(54)の他端部が同
側板(1)に固着したソレノイド(55)の作動子(55
a)に連結してある。そして、ソレノイド(55)の作動
子(55a)の進・退動作により下ガイドプレート(42)
に開設した貫通孔(42b)内を上下動して移送力を開放
できる。
収納室(4a)の略中央に配置されていて、側板(1)に
回転自在に軸支したドライブローラ(51)と、従動用の
アップ・ダウンローラ(52)とから成っている。ドライ
ブローラ(51)は、前記カード搬送手段(3)の上無端
ベルト(33)の駆動プーリ(31)にベルト(53)を介し
連結され当該カード搬送手段と同期して回転する。他
方、アップ・ダウンローラ(52)は、側板(1)に揺動
自在に支持された揺動レバー(54)の一端部に回転自在
に軸支されていて、この揺動レバー(54)の他端部が同
側板(1)に固着したソレノイド(55)の作動子(55
a)に連結してある。そして、ソレノイド(55)の作動
子(55a)の進・退動作により下ガイドプレート(42)
に開設した貫通孔(42b)内を上下動して移送力を開放
できる。
キャッチング機構(6)は、前記カード収納室(4)
の第1収納室(4a)の内部の後部側に配置してある。こ
のキャッチング機構(6)は、側板(1)に僅少に上下
移動可能に支持された回転自在なキャッチングローラ
(61)と、このキャッチングローラ(61)を下方側に付
勢する圧縮コイルバネ(62)とから成っていて、前記カ
ード収納室(4)の第1収納室(4a)に収納される先挿
入カード(C1)の先端部分を下ガイドプレート(42)に
押圧・掛止(仮固定)する。
の第1収納室(4a)の内部の後部側に配置してある。こ
のキャッチング機構(6)は、側板(1)に僅少に上下
移動可能に支持された回転自在なキャッチングローラ
(61)と、このキャッチングローラ(61)を下方側に付
勢する圧縮コイルバネ(62)とから成っていて、前記カ
ード収納室(4)の第1収納室(4a)に収納される先挿
入カード(C1)の先端部分を下ガイドプレート(42)に
押圧・掛止(仮固定)する。
しかして、このような構成の本実施例ユニットのカー
ド挿入口(2)に挿入した先挿入カード(C1)を第1ホ
トセンサ(P1)が検知すると、カード搬送手段(3)の
両無端ベルト(33,34)が先挿入カード(C1)の表裏面
を挟持してカード収納室(4)の第2収納室(4b)を介
し次段のカード移送手段(5)に送り出す。カード移送
手段(5)は、第1ホトセンサ(P1)による先挿入カー
ド(C1)の検知によってソレノイド(55)が通電されて
アップ・ダウンローラ(52)が上昇しているから、ドラ
イブローラ(51)とアップ・ダウンローラ(52)が先挿
入カード(C1)の表裏面を挾持してキャッチング機構
(6)に向け搬送する。そして、先挿入カード(C1)の
先端が第2ホトセンサ(P2)により検知されると、カー
ド移送手段(5)のドライブローラ(51)が逆回転す
る。これにより先挿入カード(C1)は、カード搬送手段
(3)側に向けて逆方向に所定量だけ移送され第1収納
室(4a)に収納される。こうして第1収納室(4a)に先
挿入カード(C1)を収納し終わると、カード移送手段
(5)のソレノイド(55)の断電によりアップ・ダウン
ローラ(52)が下降し、またドライブローラ(51)の回
転も停止する。この状態において先挿入カード(C1)
は、その先端部分がキッチングローラ(61)により下ガ
イドプレート(42)に押圧されていて第1収納室(4a)
の内部で定位置に掛止・保持される。
ド挿入口(2)に挿入した先挿入カード(C1)を第1ホ
トセンサ(P1)が検知すると、カード搬送手段(3)の
両無端ベルト(33,34)が先挿入カード(C1)の表裏面
を挟持してカード収納室(4)の第2収納室(4b)を介
し次段のカード移送手段(5)に送り出す。カード移送
手段(5)は、第1ホトセンサ(P1)による先挿入カー
ド(C1)の検知によってソレノイド(55)が通電されて
アップ・ダウンローラ(52)が上昇しているから、ドラ
イブローラ(51)とアップ・ダウンローラ(52)が先挿
入カード(C1)の表裏面を挾持してキャッチング機構
(6)に向け搬送する。そして、先挿入カード(C1)の
先端が第2ホトセンサ(P2)により検知されると、カー
ド移送手段(5)のドライブローラ(51)が逆回転す
る。これにより先挿入カード(C1)は、カード搬送手段
(3)側に向けて逆方向に所定量だけ移送され第1収納
室(4a)に収納される。こうして第1収納室(4a)に先
挿入カード(C1)を収納し終わると、カード移送手段
(5)のソレノイド(55)の断電によりアップ・ダウン
ローラ(52)が下降し、またドライブローラ(51)の回
転も停止する。この状態において先挿入カード(C1)
は、その先端部分がキッチングローラ(61)により下ガ
イドプレート(42)に押圧されていて第1収納室(4a)
の内部で定位置に掛止・保持される。
この状態で、更にカード挿入口(2)から挿入された
後挿入カード(C2)を第1ホトセンサ(P2)が検知する
と、カード搬送手段(3)の両無端ベルト(33,34)が
後挿入カード(C2)の表裏面を挟持してカード収納室
(4)に向け搬送する。こうして搬送された後挿入カー
ド(C2)は、第2収納室(4b)に搬出されその先端が第
1収納室(4a)内に既に位置した先挿入カード(C1)の
裏面に衝接して停止し僅かに湾曲状態となった状態を保
つ(収容)。そして、カード搬送手段(3)は、後挿入
カード(C2)が第3ホトセンサ(P3)により検知されて
から一定時間経過後に停止する。こうして、第2収納室
(4b)の内部において後挿入カード(C2)の奥側部分が
先挿入カード(C1)の手前側部分に重なり合う状態で所
定量ずれて2枚のカードが収納される。この状態におい
て後挿入カード(C2)は、その先端部分が下ガイドプレ
ート(42)の折曲端部(42a)に沿って湾曲しているこ
とから後端部分がカード搬送手段(3)の下無端ベルト
(34)を常時押圧するから、返却時には逆転したカード
搬送手段(3)への確実な導入が保障される。
後挿入カード(C2)を第1ホトセンサ(P2)が検知する
と、カード搬送手段(3)の両無端ベルト(33,34)が
後挿入カード(C2)の表裏面を挟持してカード収納室
(4)に向け搬送する。こうして搬送された後挿入カー
ド(C2)は、第2収納室(4b)に搬出されその先端が第
1収納室(4a)内に既に位置した先挿入カード(C1)の
裏面に衝接して停止し僅かに湾曲状態となった状態を保
つ(収容)。そして、カード搬送手段(3)は、後挿入
カード(C2)が第3ホトセンサ(P3)により検知されて
から一定時間経過後に停止する。こうして、第2収納室
(4b)の内部において後挿入カード(C2)の奥側部分が
先挿入カード(C1)の手前側部分に重なり合う状態で所
定量ずれて2枚のカードが収納される。この状態におい
て後挿入カード(C2)は、その先端部分が下ガイドプレ
ート(42)の折曲端部(42a)に沿って湾曲しているこ
とから後端部分がカード搬送手段(3)の下無端ベルト
(34)を常時押圧するから、返却時には逆転したカード
搬送手段(3)への確実な導入が保障される。
このようにしてカード収納室(4)に収納した先挿入
カード(C1)と後挿入カード(C2)をカード挿入口
(2)に返却する場合には、カード搬送手段(3)を稼
働させて第2収納室(4b)内の後挿入カード(C2)をカ
ード挿入口(2)向け搬送・排出し、次いで、カード移
送手段(5)のソレノイド(55)に通電してアップ・ダ
ウンローラ(52)をドライブローラ(51)に当接させ
て、先挿入カード(C1)をフラッパ(43)と上無端ベル
ト(33)との間の通路を介しカード搬送手段(3)に向
け移送する。そして、カード搬送手段(3)の両無端ベ
ルト(33,34)が先挿入カード(C1)をカード挿入口
(1)に向け搬送・排出する。
カード(C1)と後挿入カード(C2)をカード挿入口
(2)に返却する場合には、カード搬送手段(3)を稼
働させて第2収納室(4b)内の後挿入カード(C2)をカ
ード挿入口(2)向け搬送・排出し、次いで、カード移
送手段(5)のソレノイド(55)に通電してアップ・ダ
ウンローラ(52)をドライブローラ(51)に当接させ
て、先挿入カード(C1)をフラッパ(43)と上無端ベル
ト(33)との間の通路を介しカード搬送手段(3)に向
け移送する。そして、カード搬送手段(3)の両無端ベ
ルト(33,34)が先挿入カード(C1)をカード挿入口
(1)に向け搬送・排出する。
本考案のカードプールユニットは、概ね上記のように
構成されているが、本考案は前述の実施例に限定される
ものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記
載内において種々の変更が可能であって、例えば、上記
の実施例においてカード搬送手段(3)の駆動プーリ
(31)とカード移送手段(5)のドライブローラ(51)
とをベルト(53)により連結して駆動系を共用にした例
を説明したが、カード搬送手段(3)とカード搬送手段
(5)の駆動系を独立させて構成するようなことや、カ
ード収納室(4)のフラッパ(43)を板状にし側板
(1)に揺動自在に軸支して当該フラッパを下ガイドプ
レート(42)側に傾動させることにより先挿入カード
(C1)を第1収納室(4a)を介しカード搬送手段(5)
に向け送り出した後に水平な元の状態に復帰させるよう
に構成するようなことは、本考案の技術的範囲に当然に
属する。
構成されているが、本考案は前述の実施例に限定される
ものでは決してなく、「実用新案登録請求の範囲」の記
載内において種々の変更が可能であって、例えば、上記
の実施例においてカード搬送手段(3)の駆動プーリ
(31)とカード移送手段(5)のドライブローラ(51)
とをベルト(53)により連結して駆動系を共用にした例
を説明したが、カード搬送手段(3)とカード搬送手段
(5)の駆動系を独立させて構成するようなことや、カ
ード収納室(4)のフラッパ(43)を板状にし側板
(1)に揺動自在に軸支して当該フラッパを下ガイドプ
レート(42)側に傾動させることにより先挿入カード
(C1)を第1収納室(4a)を介しカード搬送手段(5)
に向け送り出した後に水平な元の状態に復帰させるよう
に構成するようなことは、本考案の技術的範囲に当然に
属する。
以上、実施例を挙げて説明したとおり本考案によれ
ば、先・後挿入カードのカードプールユニットを、カー
ド挿入口(2)から挿入されたカードを表裏面を無端ベ
ルト間挟持部に挟持して装置奥方向に搬送するカード搬
送手段(3)と、このカード搬送手段(3)の後部に位
置し、カード搬送手段(3)挟持部の挟持端からカード
長より僅かに短い経路長のスリット状に形成されて先に
挿入した先挿入カード(C1)は通過させるとともにこの
通過した先挿入カード(C1)によって通過を阻止された
続く後挿入カード(C2)を湾曲状態に収容可能な第2収
納室(4b)と、この第2収納室(4b)の上方に位置して
略水平に搬送方向に延び、中間に第2収納室(4b)の後
端部が開口していて第2収納室(4b)を通過し侵入した
先挿入カード(C1)を前後に移送して第2収納室(4b)
と搬送方向に所定長重ね合わせた状態に収容可能な第1
収納室(4a)とを有し、前記第1収納室(4a)は、先挿
入カード(C1)を前後方向に移送及び移送開放可能で前
方向には先挿入カード(C1)の先端をカード搬送手段
(3)の挟持端まで移送可能なカード移送手段(5)
と、先挿入カード(C1)の第1収納室(4a)内での位置
を検出するカード位置検出手段(P2)と、先挿入カード
(C1)を掛止するキャッチング機構(6)とを備えた構
成としたことにより、 カード収納室を介してカード移送手段に送り込まれた
先挿入カードを、カード移送手段が先挿入カードをカー
ド収納室の第1収納室の内部に取込んだカード搬送手段
側に移送して収納し、この先挿入カードの後に挿入した
後挿入カードを、カード搬送手段が搬送してカード収納
室の第2収納室に先挿入カードと所定量ずらし重ね合わ
せた状態に収納することができて従来周知のものよりも
先挿入カードと後挿入カードとを重ねた分だけカード収
納室が小さくなることからユニット自体の小型化を一段
と図ることができる。したがって、他の機器を所望の位
置に配置することが可能となって規格化された自動券売
機の内部スペースを有効に活用できるなど、その実用的
メリットは誠に大きい。
ば、先・後挿入カードのカードプールユニットを、カー
ド挿入口(2)から挿入されたカードを表裏面を無端ベ
ルト間挟持部に挟持して装置奥方向に搬送するカード搬
送手段(3)と、このカード搬送手段(3)の後部に位
置し、カード搬送手段(3)挟持部の挟持端からカード
長より僅かに短い経路長のスリット状に形成されて先に
挿入した先挿入カード(C1)は通過させるとともにこの
通過した先挿入カード(C1)によって通過を阻止された
続く後挿入カード(C2)を湾曲状態に収容可能な第2収
納室(4b)と、この第2収納室(4b)の上方に位置して
略水平に搬送方向に延び、中間に第2収納室(4b)の後
端部が開口していて第2収納室(4b)を通過し侵入した
先挿入カード(C1)を前後に移送して第2収納室(4b)
と搬送方向に所定長重ね合わせた状態に収容可能な第1
収納室(4a)とを有し、前記第1収納室(4a)は、先挿
入カード(C1)を前後方向に移送及び移送開放可能で前
方向には先挿入カード(C1)の先端をカード搬送手段
(3)の挟持端まで移送可能なカード移送手段(5)
と、先挿入カード(C1)の第1収納室(4a)内での位置
を検出するカード位置検出手段(P2)と、先挿入カード
(C1)を掛止するキャッチング機構(6)とを備えた構
成としたことにより、 カード収納室を介してカード移送手段に送り込まれた
先挿入カードを、カード移送手段が先挿入カードをカー
ド収納室の第1収納室の内部に取込んだカード搬送手段
側に移送して収納し、この先挿入カードの後に挿入した
後挿入カードを、カード搬送手段が搬送してカード収納
室の第2収納室に先挿入カードと所定量ずらし重ね合わ
せた状態に収納することができて従来周知のものよりも
先挿入カードと後挿入カードとを重ねた分だけカード収
納室が小さくなることからユニット自体の小型化を一段
と図ることができる。したがって、他の機器を所望の位
置に配置することが可能となって規格化された自動券売
機の内部スペースを有効に活用できるなど、その実用的
メリットは誠に大きい。
第1図は本考案を適用して構成した実施例ユニットの概
要を示す正面概要図である。 (C1):先挿入カード、(C2):後挿入カード、
(2):カード挿入口、(3):カード搬送手段、
(4):カード収納室、(4a):第1収納室、(4b):
第2収納室、(5):カード移送手段、(6):キャッ
チング機構、(P2):カード位置検出手段。
要を示す正面概要図である。 (C1):先挿入カード、(C2):後挿入カード、
(2):カード挿入口、(3):カード搬送手段、
(4):カード収納室、(4a):第1収納室、(4b):
第2収納室、(5):カード移送手段、(6):キャッ
チング機構、(P2):カード位置検出手段。
Claims (1)
- 【請求項1】カード挿入口(2)から挿入されたカード
を表裏面を無端ベルト間挟持部に挟持して装置奥方向に
搬送するカード搬送手段(3)と、 このカード搬送手段(3)の後部に位置し、カード搬送
手段(3)挟持部の挟持端からカード長より僅かに短い
経路長のスリット状に形成されて先に挿入した先挿入カ
ード(C1)は通過させるとともにこの通過した先挿入カ
ード(C1)によって通過を阻止された続く後挿入カード
(C2)を湾曲状態に収容可能な第2収納室(4b)と、 この第2収納室(4b)の上方に位置して略水平に搬送方
向に延び、中間に第2収納室(4b)の後端部が開口して
いて第2収納室(4b)を通過し侵入した先挿入カード
(C1)を前後に移送して第2収納室(4b)と搬送方向に
所定長重ね合わせた状態に収容可能な第1収納室(4a)
とを有し、 前記第1収納室(4a)は、先挿入カード(C1)を前後方
向に移送及び移送開放可能で前方向には先挿入カード
(C1)の先端をカード搬送手段(3)の挟持端まで移送
可能なカード移送手段(5)と、先挿入カード(C1)の
第1収納室(4a)内での位置を検出するカード位置検出
手段(P2)と、先挿入カード(C1)を掛止するキャッチ
ング機構(6)とを備えていることを特徴とする先・後
挿入カードのカードプールユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990011204U JP2523997Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 先・後挿入カードのカードプールユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990011204U JP2523997Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 先・後挿入カードのカードプールユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03104265U JPH03104265U (ja) | 1991-10-29 |
JP2523997Y2 true JP2523997Y2 (ja) | 1997-01-29 |
Family
ID=31514739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990011204U Expired - Lifetime JP2523997Y2 (ja) | 1990-02-07 | 1990-02-07 | 先・後挿入カードのカードプールユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523997Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101321508B1 (ko) * | 2013-08-22 | 2013-10-23 | 주식회사 제타 | 진단스트립 포장장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6482195A (en) * | 1987-09-25 | 1989-03-28 | Toshiba Corp | Processor for medium |
-
1990
- 1990-02-07 JP JP1990011204U patent/JP2523997Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03104265U (ja) | 1991-10-29 |
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