JP4547842B2 - 搬送方向切替装置と媒体表裏反転収納装置 - Google Patents

搬送方向切替装置と媒体表裏反転収納装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣、有価証券、記録紙等の媒体を搬送する複数の搬送路が1個所で交わる部分に配置したブレードを回動させて媒体の搬送方向を切り替える搬送方向切替装置と、その搬送方向切替装置を用いた媒体表裏反転収納装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、媒体搬送切替装置は、例えば、3つの搬送路が1個所で交わる部分に配置したブレードを回動させ、一方向から搬送されてくる媒体を二方向に分岐させるか、二方向から搬送されてきた媒体を一方向に搬送させるかである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の媒体搬送切替装置にあっては、ブレードを回動させ、一方向から搬送されてくる媒体を二方向に分岐させることができても、分岐させられた媒体を搬送する搬送路間ではブレードを回動させて媒体を行き来させることができず、その場合には、その搬送路間にバイパスとブレードとを新たに設けなければならず、搬送路全体が複雑になるという問題点があった。
【0004】
本発明は搬送路を複雑にしなくとも媒体が各搬送路を自由に行き来させることができる媒体搬送切替装置と、その搬送方向切替装置を用いた媒体表裏反転収納装置とを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の媒体搬送切替装置においては、ブレードは複数の媒体案内面を有し、選択された搬送路間に前記媒体案内面のいずれかを停止させるブレード切替手段を備え、前記ブレード切替手段は、前記ブレードを固着するとともに回転自在に支持されたシャフトと、そのシャフトの一端部に設けられた正逆回転自在な駆動部とを有するブレード切替機構と、前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記駆動部は、前記ブレードを固着したシャフトの一端部に設けられたロータリーアクチュエータと、前記シャフトを中心にロータリーアクチュエータを第1の位置と第2の位置との間を回動させる回動手段とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。尚、各図面に共通な要素には同一符号を付す。
【0007】
第1の実施の形態
図2は現金自動取引装置の入出金動作の説明図である。ブレード切替機構1a,1b(以後総称する場合にはブレード切替機構1と記する)は、金種別に紙幣2を収納する紙幣収納部3,4の上部にそれぞれ配設された入出金部5,6に設けられている。入金時、入出金部5,6はブレード切替機構1a,1bをそれぞれ切り替え、鑑別部7で真偽、金種及び枚数を判定された入金紙幣を搬送路、図示せぬブレードに沿って矢印A方向に搬送し、紙幣収納部3(例えば万円券用),紙幣収納部4(例えば千円券用)に取り込む。
【0008】
また、出金時、入出金部5,6はブレード切替機構1a,1bをそれぞれ切り替え、選択された紙幣収納部3,4から繰り出される出金紙幣を金種及び枚数の判定のために鑑別部7に送り込み、搬送路、図示せぬブレードに沿って矢印B方向に搬送する。
【0009】
図1は実施の形態によるブレード切替機構の斜視図、図3は図1に示したブレード切替機構の駆動動作説明図、図4はブレード切替機構のガイド動作説明図、図5はブレード切替機構の動作説明図(1)、図6はブレード切替機構の動作説明図(2)である。
【0010】
ブレード切替機構1は、図1に示すように、ブレード10を4段切り替えできる駆動部11を有する。駆動部11は、複数のブレード10を固着したシャフト12の一端部に接続されたロータリーアクチュエータ14と、シャフト12を中心にロータリーアクチュエータ14と一体なブラケット17を矢印C−D方向に回動させる電磁ソレノイド15と復帰用引張りスプリング16とからなる。
【0011】
シャフト12の一端部はジョイント13を介してロータリーアクチュエータ14に接続され、電磁ソレノイド15はコア15a、リンク20を介してブラケット17に連結されている。
【0012】
ブラケット17は、図3に示すように、ストッパ用のピン18,19に当接する突起部17a,17bと、ジョイント12に嵌合する図示せぬ穴と、ロータリーアクチュエータ14のケース14aに設けられた溝14bに嵌合する凸部17cと、電磁ソレノイド15に連結したリンク20と引張りスプリング16の耳とに係合させる突起部17dとを有する。
【0013】
従って、ブラケット17は電磁ソレノイド15に通電されていない場合には復帰用引張りスプリング16の付勢力により、突起部17bをピン19に当接させている。
【0014】
ブレード10は、図1に示すように、概ね、三日月状を成し、凸状の第1の媒体案内面10aと、凹状の第2の媒体案内面10bとを有し、第1の搬送路21、第2の搬送路22、第3の搬送路23は、それぞれ、第1の媒体案内面10a、第2の媒体案内面10bにより他の搬送路と接続される位置に配置されている。
【0015】
即ち、ブレード10は、図5に示すように、第1の搬送路21と第2の搬送路22とが第1の媒体案内面10aにより接続され、第3の搬送路23が第1の搬送路21、又は第2の搬送路22と第2の媒体案内面10bにより接続されるT状の交差部に設けられてある。
【0016】
第1の搬送路21は、図2に示したように入出金部5に関して述べると、鑑別部7から搬送されてくる紙幣2を入出金部5に取り込む搬送路であり、第2の搬送路22はブレード切替機構1aを介して紙幣収納部4に紙幣2を搬送する搬送路であり、第3の搬送路23は紙幣収納部3に紙幣2を取り込む搬送路である。
【0017】
第1の搬送路21には紙幣2を挟持して搬送するベルト26,27がプーリ28,29に巻き掛けられてあり、第2の搬送路22には紙幣2を挟持して搬送するベルト30,31がプーリ32,33に巻き掛けられてある。プーリ28,29はシャフト12と平行なシャフト34、35に複数固着して設けられ、プーリ32,33はシャフト12と平行なシャフト36、37に複数固着して設けられてある。
【0018】
プーリ29,29間及びプーリ33,33間には、図1に示すように、ブレード10の第2の媒体案内面10bと対向するガイド面を有して紙幣2を案内する可動ガイド38,39及び紙幣2のコーナをプ−リに沿って回り込ませる紙幣コーナ折れ防止用ローラ40がそれぞれシャフト35、37に回転自在に設けてある。可動ガイド38,39の一端部には駆動レバー41が連結してあり、シャフト12と平行なシャフト42、43に固着して設けられてある。
【0019】
シャフト12の他端部にはギヤ44が固着してあり、ギヤ44に噛み合うギヤ45,46がそれぞれシャフト42、43の端部に固着して設けられてある。
【0020】
従って、電磁ソレノイド15に通電され、ロータリーアクチュエータ14と一体なブラケット17がストッパ用のピン18に当接するまで矢印C方向に回動するが、そのとき図4に示すように、シャフト12とともにギヤ44も矢印C方向に回転し、ギヤ45,46はそれぞれ矢印E,G方向に回転して可動ガイド38,39をそれぞれ矢印I,K方向に回動する。
【0021】
また、復帰用引張りスプリング16の付勢力により、ブラケット17がストッパ用のピン18に当接するまで矢印D方向に回動する際には、シャフト12とともにギヤ44も矢印D方向に回転し、ギヤ45,46はそれぞれ矢印F,H方向に回転して可動ガイド38,39をそれぞれ矢印J,L方向に回動する。
【0022】
ロータリーアクチュエータ14は通電されると、シャフト12を矢印C方向に所定量回転させ、通電を停止すると所定量回転したシャフト12を矢印D方向に戻す。
【0023】
シャフト12が所定量矢印C方向に回転する際、シャフト12とともにギヤ44も矢印C方向に回転し、ギヤ45,46はそれぞれ矢印E,G方向に回転して可動ガイド38,39をそれぞれ矢印I,K方向に回動し、シャフト12が所定量矢印D方向に戻る際、シャフト12とともにギヤ44も矢印D方向に回転し、ギヤ45,46はそれぞれ矢印F,H方向に回転して可動ガイド38,39をそれぞれ矢印J,L方向に回動する。
【0024】
第3の搬送路23には、紙幣2を挟持して搬送するベルト47,48がプーリ49,50に巻き掛けられてあり、第1の搬送路21と第2の搬送路22とに隣接して搬送ローラ対51,52が設けてある。プーリ49,50及び搬送ローラ対51,52はそれぞれシャフト12と平行なシャフト53,54、55、56に固着して複数設けてある。
【0025】
シャフト12、34、35、36、37、42、43、53,54、55、56はそれぞれ両端部を図示せぬサイドフレームに回転自在に支持されてある。また、サイドフレーム間にはベルト26,30間の隙間に紙幣2が入り込むことを防止する固定ガイドプレート57と、ベルト47、搬送ローラ51間及びベルト48、搬送ローラ52間の隙間に紙幣2が入り込むことを防止する固定ガイドプレート58、59とが設けてある。
【0026】
また、サイドフレームには上述したロータリーアクチュエータ14と一体なブラケット17を位置決めするストッパ用のピン18,19が植設してある。
【0027】
図7は搬送方向切替装置の制御ブロック図である。制御部60は、CPU61、メモリ62、I/Oポート63により構成され、I/Oポート63はロータリーアクチュエータ14、電磁ソレノイド15が接続されている。
【0028】
メモリ62には、CPU61を駆動する制御プログラムを格納する制御プログラムエリア62a、ブレード10を切り替える際に参照するブレード切替テーブルを格納するエリア62b、処理データを格納するデータエリア62cが備えてある。
【0029】
図8はブレード切替テーブル図である。NO.1はロータリーアクチュエータ14、電磁ソレノイド15共に通電し、第1の搬送路21と第3の搬送路23とに接続する。NO.2はロータリーアクチュエータ14に通電し、電磁ソレノイド15に通電せず、第1の搬送路21と第2の搬送路22とを接続する。
【0030】
NO.3はロータリーアクチュエータ14に通電せず、電磁ソレノイド15に通電し、第1の搬送路21と第2の搬送路22とを接続する。NO.4はロータリーアクチュエータ14、電磁ソレノイド15共に通電せず、第2の搬送路22と第3の搬送路23とを接続する。
【0031】
尚、NO.2とNO.3とはどちらを選択しても第1の搬送路21と第2の搬送路22とを接続する。
【0032】
図9はブレード切替動作を示すフローチャート(1)である。メモリ62のデータエリア62cには、紙幣入金時に鑑別部7で鑑別された金種、枚数、金額等が記憶されている。
【0033】
ステップS1でCPU61は、メモリ62のデータエリア62cを参照し、鑑別された紙幣2が万円券であればステップ2に分岐し、否であればステップ3に分岐する。
【0034】
ステップS2でCPU61は、メモリ62bに格納してあるブレード切替テーブルを参照してブレード切替機構1aに対してNO.1を選択する。
【0035】
入出金部5のブレード切替機構1aは、図5に実線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けする。従って、紙幣2は第1の搬送路21、第3の搬送路23を通って紙幣収納部3に取り込まれる。
【0036】
ステップS3でCPU61は、ブレード切替テーブルを参照してブレード切替機構1aに対してはNO.2を選択し、ブレード切替機構1bに対してはNO.1を選択する。
【0037】
ブレード切替機構1aは、図5に一点鎖線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第2の搬送路22間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けする。
【0038】
また、ブレード切替機構1bは、図5に実線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けする。従って、紙幣2は入出金部5を通って入出金部6に取り込まれ、紙幣収納部4に収納される。
【0039】
図10はブレード切替動作を示すフローチャート(2)である。メモリ62のデータエリア62cには、顧客が指定した引き出し金額、金種、枚数等が記憶されている。
【0040】
ステップS1でCPU61は、メモリ62のデータエリア62cを参照し、万円券を繰り出す場合にはステップ2に分岐し、否であればステップ3に分岐する。
【0041】
ステップS2でCPU61は、メモリ62bに格納してあるブレード切替テーブルを参照してブレード切替機構1aに対してNO.4を選択し、ブレード切替機構1bに対してNO.2を選択する。
【0042】
ブレード切替機構1aは、図6に実線で示すように、紙幣2が第3の搬送路23、第2の搬送路22間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けし、ブレード切替機構1bは、図6に一点鎖線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第2の搬送路22間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けする。従って、紙幣収納部3から繰り出された万円券は入出金部5、6を通って紙幣鑑別部7に送り込まれる。
【0043】
ステップS3でCPU61は、ブレード切替テーブルを参照してブレード切替機構1bに対してNO.4を選択する。
【0044】
ブレード切替機構1bは、図6に実線で示すように、紙幣2が第3の搬送路22、第2の搬送路22間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けする。従って、紙幣収納部4から繰り出された千円券は入出金部6を通って紙幣鑑別部7に送り込まれる。
【0045】
尚、引き出し紙幣の最短時間取り出しのために紙幣収納庫間で出金紙幣の最適化を行う場合や、紙幣収納庫の紙幣量を精査する場合には、紙幣収納庫4から紙幣収納庫3へ紙幣2を移動させる必要があり、その場合にはブレード切替テーブルを参照してブレード切替機構1aに対してNO.4を選択し、ブレード切替機構1bに対してNO.1を選択する。
【0046】
ブレード切替機構1aは、図6に実線で示すように、紙幣2が第2の搬送路22、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けし、ブレード切替機構1bは、図5に実線で示すように、紙幣2が第3の搬送路23、第1の搬送路21間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付けする。従って、紙幣収納部4から繰り出された紙幣2は入出金部6、5を通って紙幣収納庫3へ送り込まれる。
【0047】
尚、本実施の形態では、駆動部11に電磁ソレノイド15とロータリーアクチュエータ14とを組み合わせたが、ブレード10を固着したシャフト12の一端部にデュアル型ロータリーアクチュエータ70を設けてもよい。
【0048】
図11はデュアル型ロータリーアクチュエータの正面図、図12はデュアル型ロータリーアクチュエータの側面図である。デュアル型ロータリーアクチュエータ70は、シャフト12の一端部を回動する同じ構造のロータリーアクチュエータが相似形に2段階に配置されている。1段目はシャフト12を直接回動させる第1のロータリーアクチュエータ71であり、2段目は第1のロータリーアクチュエータ71を回動させる第2のロータリーアクチュエータ72である。
【0049】
第1のロータリーアクチュエータ71は磁気シールドされたハウジング73の一端部に設けてあり、通電されると、シャフト12を矢印C方向に所定量回転させ、通電を停止すると所定量回転したシャフト12を矢印D方向に戻す。
【0050】
ハウジング73の他端部には永久磁石74を嵌め込んだ非磁性の部材75、例えばプラスチックが回動自在に設けてある。
【0051】
第1のロータリーアクチュエータ71と永久磁石74との外側には磁性体材料、例えば鉄で形成されたハウジング76が設けてある。ハウジング76内にはシャフト12を中心に回動する永久磁石74の軌跡に沿って、巻き線78a、78dをそれぞれ有する1対のフェライトコア77a、巻き線78b、78eをそれぞれ有する1対のフェライトコア77b、巻き線78c、78fをそれぞれ有する1対のフェライトコア77cが所定のピッチで配置してある。
【0052】
第1のロータリーアクチュエータ71も、ハウジング73内にシャフトを中心に回動する永久磁石の軌跡に沿って、巻き線をそれぞれ有する1対のフェライトコア3個が所定のピッチで配置してある。本実施の形態では第1及び第2のロータリーアクチュエータは巻き線を有するフェライトコア1対を所定のピッチで3個配置しているが、3個以上のフェライトコアを所定のピッチで配置してもよい。
【0053】
デュアル型ロータリーアクチュエータ70の動作は、第1のロータリーアクチュエータ71も第2のロータリーアクチュエータ72も基本的には同じなので、第2のロータリーアクチュエータ72の動作で説明する。
【0054】
破線の状態から一点鎖線の状態に移る場合には1対のフェライトコア77aがそれぞれ対向する永久磁石74の磁極に反発するように巻き線78a,78dに電流を流し、1対のフェライトコア77bにはそれぞれ対向する永久磁石74の磁極を吸引するように巻き線78b,78eに電流を流す。
【0055】
従って、永久磁石74を嵌め込んだ非磁性の部材75は矢印T方向に移動する。部材75がフェライトコア77bの位置まで移動したところで、1対のフェライトコア77bにそれぞれ永久磁石74の磁極に反発するように巻き線78b,78eに電流を流し、1対のフェライトコア77cにはそれぞれ対向する永久磁石74の磁極を吸引するように巻き線78c,78fに電流を流す。
【0056】
部材75はさらに矢印T方向に移動し、フェライトコア77cの位置まで移動したところで停止する。以後巻き線78c,78fには保持に必要な最小電流を流して一点鎖線の状態を保持する。一点鎖線の状態から破線の状態に移る場合も同様である。第1のロータリーアクチュエータ71の動作も第2のロータリーアクチュエータ72の動作に準ずる。
【0057】
デュアル型ロータリーアクチュエータにすることにより、省スペース化と部品点数の削減効果が期待できる。
【0058】
また、デュアル型ロータリーアクチュエータに代えて、正逆回転自在なモータを用いてもよい。
【0059】
また、本実施の形態では、ブレードの媒体案内面に対応して3つの搬送路がT状に交差する位置にブレードを設けたが、4つの搬送路が十字状に交差する位置にブレードを設け、ブレードに180°に対応する媒体案内面と90°に対応する媒体案内面とを設けてパルスモータにより位置決めされるようにしてもよい。
【0060】
第1の実施の形態によれば、ブレードの回転停止位置を2箇所から3箇所としたので、媒体の搬送方向の自由度が増し、搬送ルートの最短化及び搬送路の簡略化ができ、ジャム・異常停止時の媒体処理時、例えば、自動復旧動作に対して最適な復旧ルートの選択が可能となって媒体搬送の効率アップが期待できる。
【0061】
また、ブレードの回転停止位置を2箇所としたブレード切替機構を使用して本実施の形態を実現しようとすれば、少なくとも3個使用して三角形状のルートを形成しなければならず、部品点数が大幅に削減され、装置内部の省スペース化が図れる。
【0062】
第2の実施の形態
図13は第2の実施の形態による媒体表裏反転収納装置を示す模式図であり、第1の実施の形態による搬送方向切替装置を用いる。媒体表裏反転収納装置80は、図1と異なる要素として、表裏判定部としての双方向搬送可能な鑑別部81と、裏と判定された紙幣2を収納する一時保留部82の収納部85と、ブレード83,84とを有する。
【0063】
次に動作を説明する。顧客が接客部から入金する紙幣2、または補充/回収紙幣を一括して収納している一括カセットから補充される紙幣2は、矢印A方向に沿って搬送され、ブレード83を通って鑑別部81に入る。
【0064】
鑑別部81では紙幣2の金種と表裏とが判定され、金種が万円券で表と判定された場合には、ブレード切替機構1aを、図5に実線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付ける。紙幣2はブレード84を通って入出金部5の第1の搬送路21に搬送され、ブレード10の第2の媒体案内面10b、第3の搬送路23を通って紙幣収納部3に取り込まれる。
【0065】
金種が千円券で表と判定された場合には、ブレード切替機構1aを、図5に一点鎖線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第2の搬送路22間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付け、ブレード切替機構1bを、図5に実線で示すように、紙幣2が第1の搬送路21、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付ける。紙幣2はブレード84、入出金部5を通って入出金部6の第1の搬送路21に搬送され、ブレード10の第2の媒体案内面10b、第3の搬送路23を通って紙幣収納部4に取り込まれる。
【0066】
金種が万円券で裏、または金種が千円券で裏と判定された場合には、ブレード84を通って一時保留部82の収納部85に収納される。
【0067】
次に一時保留部82に収納された紙幣2を破線矢印方向に再分離して搬送させ、再度鑑別部81にて金種、表裏を判定させて紙幣収納部3、4に取り込む。
【0068】
金種が万円券で裏と判定された場合には、ブレード切替機構1bを、図6に一点鎖線で示すように、紙幣2が第2の搬送路22、第1の搬送路21間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付け、ブレード切替機構1aを、図6に実線で示すように、紙幣2が第2の搬送路22、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付ける。紙幣2はブレード83、入出金部6を通って入出金部5の第2の搬送路22に搬送され、ブレード10の第2の媒体案内面10b、第3の搬送路23を通って紙幣収納部3に取り込まれる。
【0069】
金種が千円券で裏と判定された場合には、ブレード切替機構1bを、図6に実線で示すように、紙幣2が第2の搬送路22、第3の搬送路23間で搬送可能となる位置に、ブレード10及び可動ガイド38,39を位置付ける。紙幣2はブレード83を通って入出金部6の第2の搬送路22に搬送され、ブレード10の第2の媒体案内面10b、第3の搬送路23を通って紙幣収納部4に取り込まれる。
【0070】
本実施の形態では、一時保留部82に収納される紙幣は、裏としたが、もちろん表にし、紙幣収納部3,4に収納される紙幣を裏としてもよい。
【0071】
また、本実施の形態では、接客部、一括カセットから紙幣を鑑別部81に入金して一時保留部82、紙幣収納部3,4に取り込まれるようにしたが、この関係はいずれかを入金側とし、残りのいずれかを入出金部5,6の一時保留部82にして残りに反転した紙幣を収納するようにしてもよい。
【0072】
また、金種が一種類で紙幣収納部が一つ、例えば紙幣収納部3の場合には、鑑別部81により裏と判定された媒体を第1の搬送路21に導き、一時保留部82の媒体の表裏を鑑別部81により判定して第2の搬送路22に導き、第3の搬送路を媒体収納部3に接続し、先ず、鑑別部81により表と判定された場合にはブレード切替手段によりブレードの第2の媒体案内面を第1及び第3の搬送路間に位置付けて媒体を媒体収納部3に収納し、鑑別部81により裏と判定された場合には一時保留部82に収納し、次に、一時保留部82の媒体の表裏を判定して裏と判定された場合にはブレード切替手段によりブレードの第2の媒体案内面を第2及び第3の搬送路間に位置付けて紙幣収納部3に収納する。
【0073】
第2の実施の形態によれば、3つの搬送路が1個所で交わる部分に、回動自在なブレードを配置し、搬送路の一つを紙幣収納部に接続し、残りの搬送路の一方に表と判定された紙幣を導き、残りの搬送路の他方に裏と判定された紙幣を再度反転させて導き、ブレードを切り替えて紙幣を紙幣収納部に取り込むようにしたので、搬送路の最短化及び簡略化ができ、媒体の表裏反転の搬送品質の向上が期待される。
【0074】
尚、第1及び第2の実施の形態では、本発明を現金自動取引装置の入出金動作に適用した例をもって説明したが、本発明はプリンタや光学式文字認識装置等の媒体を扱う装置に適用可能なことはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので以下に記載される効果を奏する。
【0076】
ブレードは複数の媒体案内面を有し、選択された搬送路間に媒体案内面のいずれかを停止させるブレード切替手段を備え、前記ブレード切替手段は、前記ブレードを固着するとともに回転自在に支持されたシャフトと、そのシャフトの一端部に設けられた正逆回転自在な駆動部とを有するブレード切替機構と、前記駆動部を制御する制御部とを備え、前記駆動部は、前記ブレードを固着したシャフトの一端部に設けられたロータリーアクチュエータと、前記シャフトを中心にロータリーアクチュエータを第1の位置と第2の位置との間を回動させる回動手段とを備えたことにより、媒体の搬送方向の自由度が増し、搬送ルートの最短化及び搬送路の簡略化ができ、部品点数が大幅に削減され、装置内部の省スペース化が図れ、装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態によるブレード切替機構の斜視図である。
【図2】現金自動取引装置の入出金動作の説明図である。
【図3】図1に示したブレード切替機構の駆動動作説明図である。
【図4】ブレード切替機構のガイド動作説明図である。
【図5】ブレード切替機構の動作説明図(1)である。
【図6】ブレード切替機構の動作説明図(2)である。
【図7】搬送方向切替装置の制御ブロック図である。
【図8】ブレード切替テーブル図である。
【図9】ブレード切替動作を示すフローチャート(1)である。
【図10】ブレード切替動作を示すフローチャート(2)である。
【図11】デュアル型ロータリーアクチュエータの正面図である。
【図12】デュアル型ロータリーアクチュエータの側面図である。
【図13】第2の実施の形態による媒体表裏反転収納装置を示す模式図である。
【符号の説明】
1 ブレード切替機構
10 ブレード
11 駆動部
14 ロータリーアクチュエータ
15 電磁ソレノイド
21 第1の搬送路
22 第2の搬送路
23 第3の搬送路
60 制御部
70 デュアル型ロータリーアクチュエータ
80 媒体表裏反転収納装置

Claims (7)

  1. 複数の搬送路が交差する部分に配置したブレードを回動させて媒体の搬送方向を切り替える搬送方向切替装置において、
    前記ブレードは複数の媒体案内面を有し、選択された搬送路間に前記媒体案内面のいずれかを停止させるブレード切替手段を備え
    前記ブレード切替手段は、前記ブレードを固着するとともに回転自在に支持されたシャフトと、そのシャフトの一端部に設けられた正逆回転自在な駆動部とを有するブレード切替機構と、前記駆動部を制御する制御部とを備え、
    前記駆動部は、前記ブレードを固着したシャフトの一端部に設けられたロータリーアクチュエータと、前記シャフトを中心にロータリーアクチュエータを第1の位置と第2の位置との間を回動させる回動手段とを備えたことを特徴とする搬送方向切替装置。
  2. 前記ブレードは、凸状の第1の媒体案内面と、凹状の第2の媒体案内面とを有し、
    媒体が第1及び第2の搬送路間を搬送される場合には前記ブレード切替手段により前記第1の媒体案内面を第1及び第2の搬送路間に位置付け、
    媒体が第1及び第3の搬送路間、あるいは第2及び第3の搬送路間を搬送される場合には前記ブレード切替手段により前記第2の媒体案内面を第1及び第3の搬送路間、あるいは第2及び第3の搬送路間に位置付けする請求項1記載の搬送方向切替装置。
  3. 前記ブレードは少なくとも3方向の搬送路の合流部に回動可能に設けられ、
    媒体が第1及び第3の搬送路間を搬送される場合には第1の停止位置に、媒体が第1及び第2の搬送路間を搬送される場合には第2の停止位置に、媒体が第2及び第3の搬送路間を搬送される場合には第3の停止位置の少なくとも3箇所の停止位置に前記ブレード切り替え手段により位置づけられ、
    前記第1の停止位置と前記第2の停止位置との間の回動角度が、前記第1の停止位置と前記第3の停止位置との間の回動角度、および前記第2の停止位置と前記第3の停止位置との間の回動角度よりも小さいことを特徴とする請求項1記載の搬送方向切替装置。
  4. 前記回動手段は、前記ロータリーアクチュエータを一方向に回動させる電磁ソレノイドと、該電磁ソレノイドが開放されたとき前記ロータリーアクチュエータを他方向に回動させる復帰用引張りスプリングとからなる請求項記載の搬送方向切替装置。
  5. 前記駆動部は、前記ブレードを固着したシャフトの一端部に設けたデュアル型ロータリーアクチュエータである請求項記載の搬送方向切替装置。
  6. 前記ブレード切替機構は、さらに、前記ブレードの第2の媒体案内面に対向するガイド面を有して搬送路間の隙間を通る媒体を案内する可動ガイドを備えた請求項記載の搬送方向切替装置。
  7. 媒体の表裏を表裏判定部により判定し、表又は裏と判定された媒体の一方を一時保留部に収納し、他方と判定された媒体を媒体収納部に収納したのち、一時保留部の媒体の表裏を再度判定し、且つ反転させて媒体収納部に収納する媒体表裏反転収納装置であって、
    請求項2記載の搬送方向切替装置を用い、前記表裏判定部により他方と判定された媒体を前記第1の搬送路に導き、前記一時保留部の媒体の表裏を前記表裏判定部により判定して前記第2の搬送路に導き、前記第3の搬送路を前記媒体収納部に接続し、
    前記表裏判定部により他方と判定された場合には前記ブレード切替手段により前記ブレードの第2の媒体案内面を第1及び第3の搬送路間に位置付け、
    前記一時保留部の媒体の表裏を前記表裏判定部により判定し、一方と判定された場合には前記ブレード切替手段により前記ブレードの第2の媒体案内面を第2及び第3の搬送路間に位置付けることを特徴とした媒体表裏反転収納装置。
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