JPH08333638A - 鉄/ニッケル合金のシャドーマスクの製造方法 - Google Patents
鉄/ニッケル合金のシャドーマスクの製造方法Info
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Abstract
の製造方法。 【解決方法】 均一に分布した孔を有する鉄/ニッケル
合金で作られてホイルが化学組成(重量%):35.5%≦
Ni≦37%;Co≦0.5 %;Cr≦0.1 %;Cu≦0.1 %;Mo≦
0.1 %;V≦0.1 %;Nb≦0.1 %;Mn≦0.1 %;0.03%
≦Si≦0.15%;S≦0.001 %;0.0001%≦Ca≦0.001
%;0.0001%≦Mg≦0.001 %;Al≦0.005 %;0.03%≦
Si≦0.15%;O≦0.01%;C≦0.02%;N≦0.005 %;
P≦0.003 %;H≦0.001 %;B≦0.001 %;残部は鉄
および不可避の不純物を有し且つ関係式:S ≦0.02×
Mn+0.8 ×Ca+0.6 ×MgおよびCr+Cu+Mo+V+Nb+Si
≦0.15%を満足する。このホイルを熱処理し、ASTM
規格E112-88,12.4 で定義の粒界寸法がASTM7以上
とし、次いでシャドーマスクの形状に成形する。
Description
ー用陰極線管の鉄/ニッケル合金からなるシャドーマス
クの製造方法に関するものである。
はディスプレーウインドを有するガラスのエンベロープ
を有し、そのディスプレースクリーンと赤、緑および青
の発光素が配置される。シャドーマスクは無数の小さな
孔を有し、陰極線管内部でディスプレースクリーンの反
対側にスクリーンから少し距離をおいて配置される。陰
極線管の動作時には陰極線管内で3つの電子銃から出た
3本の電子ビームがシャドーマスクの孔を通って燐発光
領域にを照射する。シャドーマスクの孔と発光素との相
対位置は電子ビームが特定の色に相当する燐光発光領域
を照射して一つの画像を形成するようになっている。
よって遮られ、電子の運動エネルギーは熱に変換され
る。その結果、シャドーマスクの温度が上昇し、この温
度上昇によって生じるシャドーマスクの熱膨張でシャド
ーマスクが局部的に歪みを起こる。そのため対応する発
光素に対する孔の配置に支障が出る。実際には画像の色
エラーが生じ、この色エラーはシャドーマスクが平坦で
あればあるほど深刻なものとなり、ディスプレーウィン
ドゥがどんどん平らになりつつある現在の陰極線管では
この問題が増えつつある。
数が極めて低い材料を用いてシャドーマスクを製造すれ
ば解決できることは広く知られている。その材料は例え
ば約36%のニッケルを含む鉄/ニッケル合金であるが、
この材料は機械特性が高く、圧延が困難なため、この用
途での利用には限界がある。米国特許第 4,685,321号
(欧州特許第 179,506号)には、この材料で作られたシ
ャドーマスク用ホイルを先ず最初に熱処理して室温での
0.2%降伏応力(yieldstress)を下げ、次いで室温より
も高い温度で成形を行ってその 0.2%降伏応力を下げて
いる。この方法で用いられる鉄/ニッケル合金の線膨張
係数は1×10-6K-1〜1.5 ×10-6K-1である。膨張係数
をさらに下げるにはニッケルの一部を2〜12重量%のコ
バルトで置換すればよいが、ニッケルの代わりにコバル
トを用いるると多くの欠点が生じる。すなわち、コバル
トは膨張性が極めて高い元素であり、しかも、化学エッ
チングでシャドーマスクに孔を開ける時に用いるエッチ
ング剤を汚染する。
ルトの含有量がゼロまたは極めて低く、線膨張係数が0.
9×10-6K-1以下で圧延が容易な鉄/ニッケル合金で作
られたシャドーマスクの製造方法を提供することにあ
る。
特徴とする鉄/ニッケル合金で作られたシャドーマスク
の製造方法を提供する: 1) 下記化学組成(重量%): 35.5%≦Ni≦37% Co≦0.5 % Cr≦0.1 % Cu≦0.1 % Mo≦0.1 % V≦0.1 % Nb≦0.1 % Mn≦0.1 % 0.03%≦Si≦0.15% S≦0.001 % 0.0001%≦Ca≦0.002 % 0.0001%≦Mg≦0.002 % Al≦0.005 % O≦0.01% C≦0.02% N≦0.005 % P≦0.003 % H≦0.001 % B≦0.001 % 残部は鉄および製造に起因する不可避不純物を有し且つ
下記関係式: S≦0.02×Mn+ 0.8×Ca+ 0.6×Mg Cr+Cu+Mo+V+Nb+Si ≦0.15% を満足する鉄/ニッケル合金からなる均一に分散した孔
を有する有孔ホイルを作り、 2) ASTM規格E112-88,12.4 で定義の粒界寸法がA
STM7以上となるように上記ホイルを熱処理し、 3) 次いで、ホイルをシャドーマスク型に成形する。
するのが好ましい: Si≦0.08% Cr≦0.07% Cu≦0.05 % Mo≦0.05% Mn≦0.05 % O≦0.005 % N≦0.003 % S≦0.0005% C≦0.005 % B≦0.0004%
ル含有率を35.9〜36.2%にする必要がある。熱処理は非
酸化的雰囲気下で温度を 750〜850 ℃に保って行うのが
好ましい。
ける線膨張係数が0.9 ×10-6K-1以下、好ましくは0.8
×10-6K-1以下である、鉄/ニッケル合金で構成される
シャドーマスクを提供する。この鉄/ニッケル合金は下
記化学組成(重量%): 35.5%≦Ni≦37% Co≦0.5 % Cr≦0.1 % Cu≦0.1 % Mo≦0.1 % V≦0.1 % Nb≦0.1 % Mn≦0.1 % 0.03%≦Si≦0.15% S≦0.001 % 0.0001%≦Ca≦0.002 % 0.0001%≦Mg≦0.002 % Al≦0.005 % O≦0.01% C≦0.02% N≦0.005 % P≦0.003 % H≦0.001 % B≦0.001 % 残部は鉄および製造に起因する不可避不純物を有し且つ
下記関係式を満足する: S≦0.02×Mn+0.8 ×Ca+0.6 ×Mg Cr+Cu+Mo+V+Nb+Si≦0.15%。
ル合金の化学組成は以下であるのが好ましい: Si≦0.08% Cr≦0.07% Cu≦0.05% Mo≦0.05% Mn≦0.05% O≦0.005 % N≦ 0.003% S≦0.0005% C≦0.005 % B≦0.0004% ニッケル含有率は35.9〜36.2%にするのが好ましい。鉄
/ニッケル合金の粒界はASTM規格E112-88,12.4 で
測定した寸法がASTM指数7以上であるのが望まし
い。以下、本発明の具体例を説明するが、本発明は下記
具体例に限定されるものではない。
下の関係式: S≦ 0.02×Mn+ 0.8×Ca+ 0.6×Mg Cr+Cu+Mo+V+Nb+Si ≦ 0.15%。 を満足する、鉄/ニッケル合金のインゴットまたはスラ
ブを熱間圧延し、次いで冷間圧延して厚さが約 150μm
のシートを製造する。
-1以下、好ましくは0.8 ×10-6K-1以下となり、熱間圧
延および冷間圧延に適し、化学エッチングによってシー
ト全体に極めて狭い間隔で分布した非常に細かい孔が形
成でき、しかも、絞り加工で冷間成形できるように選択
する。線膨張係数を 0.9×10-6K-1以下にするためには
ニッケル、クロム、銅、モリブデン、バナジウム、ニオ
ブ、珪素およびマンガンの含有率と、下記関係式: Cr+Cu+Mo+V+Nb+Si≦0.15% を守る必要がある。ニッケル含有率を35.9〜36.2重量
%、クロム含有率を0.07重量%以下、銅、モリブデンお
よびマンガン含有率を 0.05 %以下、珪素含有率を0.08
%以下とするのが好ましく、そうすることによって線膨
張係数は0.8 ×10-6K-1になる。
エッチング剤の汚染を防止するために0.5 %以下に抑え
なければならない。マンガン含有率が極めて低くても優
れた圧延性を得るためには硫黄、珪素、カルシウム、マ
グネシウム、シリコン、酸素およびリンの含有率を制限
し且つ下記の関係式; S≦0.02×Mn+0.8 ×Ca+0.6 ×Mg を守る必要がある。また、酸素含有率は0.005 %以下、
硫黄含有率は0.0005%以下にするのが好ましい。また、
熱間成形に好ましくない窒化アルミニウムの生成を防ぐ
ためにはアルミニウム含有率は0.005 %以下、窒素含有
率は0.005 %以下でなければならない。炭素含有率は降
伏応力を下げるために0.02%以下、好ましくは0.005 %
以下に抑えなければならず、このことは絞り性にとって
都合がよい。水素含有率はブロー孔の形成を防止するた
めに0.001 %以下に制限する。硼素含有率は熱処理中に
シート表面に粉末の窒化物の形成を防止するために、0.
001 %以下、好ましくは0.0004%以下に抑えられなけれ
ばならない。次に、化学フォトエッチング法でストリッ
プに極微細孔を作製する。これらの孔は任意の形、円、
長孔等にすることができる。エッチングで孔を形成した
後、エッチングによって分離線を形成してシートを切断
して個々のホイルとする。各ホイルが多数の孔を有する
シャドーマスクホイルを構成する。
構成材料の 0.2%降伏応力は室温で580 MPa 〜640 MPa
であり、この値は所望曲率のシャドーマスクホイルを作
るには高過ぎる。この降伏応力を下げるために、シャド
ーマスクホイルを水素含有雰囲気下(約10%のH2 、残
部はN2 )で、温度750 ℃〜850 ℃で約15分間アニール
する。こうして得られた材料は粒界寸法が約15μm、最
大保磁力が約40A/m、温度20℃〜100 ℃での線膨張係
数が 0.9×10-6K-1以下である。
あるシャドーマスクの成形プロセスとするには依然とし
て高すぎる値である。従って、さらに降伏応力を下げる
必要がある。そのためにシャドーマスクホイルを50〜25
0 ℃の温度で成形する。温度200 ℃での降伏応力は約13
0 MPa である。例として下記化学組成を有する本発明の
材料を用いてシャドーマスクを製造した: Ni=36.13 % Co=0.015 % Cr=0.02% Cu<0.01% Mo=0.0055% V<0.005 % Nb<0.005 % Si=0.078 % Mn=0.024 % S<0.0005% Ca=0.0003% Mg=0.0004% Al<0.005 % O=0.0042% C=0.003 % N=0.0033% P<0.003 % H<0.001 % B<0.0004% 「<:未満」で表される含有率は使用した分析方法の感
度限界以下であることを意味する。
(local doming defect) が従来技術の鉄/ニッケル合金
からなる比較用シャドーマスクで見られる同じ種類の欠
陥に比べて少なくとも15%低くなる。このシャドーマス
クはコバルトの含有率が低いので化学エッチングプロセ
スがこの元素による影響を受けない。保磁磁力は55A/
mであり、陰極管のスイッチオンした時のシャドーマス
クの減磁プロセスに特に都合がよい。本発明の1つの利
点は電子の衝突による加熱を防ぐためにシャドーマスク
に被覆層、例えば Bi2O3 、Al2O3または硼酸鉛ガラス
等の層で被覆する必要がないことにある。
高さ方向の一部に円形孔または長孔を有するシャドーマ
スクに関するものであり、特に無数の孔を極めて狭い間
隔で有するカラーディスプレー用陰極線管のシャドーマ
スクの製造に適している。本発明のシャドーマスク用の
ホイルはSi、MnおよびCrを極めて少量しか含んでいない
ので、結晶構造がより均質になり、従って化学エッチン
グ性が向上する。このことは、極めて狭い間隔に極めて
無数の孔を形成する必要のあるカラー陰極線管用のシャ
ドーマスクにとっては非常に重要なことである。
Claims (8)
- 【請求項1】1) 下記化学組成(重量%): 35.5%≦Ni≦37% Co≦0.5 % Cr≦0.1 % Cu≦0.1 % Mo≦0.1 % V≦0.1 % Nb≦0.1 % Mn≦0.1 % 0.03%≦Si≦0.15% S≦0.001 % 0.0001%≦Ca≦0.002 % 0.0001%≦Mg≦0.002 % Al≦0.005 % O≦0.01% C≦0.02% N≦0.005 % P≦0.003 % H≦0.001 % B≦0.001 % 残部は鉄および製造に起因する不可避不純物を有し且つ
下記関係式: S≦0.02×Mn+ 0.8×Ca+ 0.6×Mg Cr+Cu+Mo+V+Nb+Si ≦0.15% を満足する鉄/ニッケル合金からなる均一に分散した孔
を有する有孔ホイルを作り、 2) ASTM規格E112-88,12.4 で定義の粒界寸法がA
STM7以上となるように上記ホイルを熱処理し、 3) 次いで、ホイルをシャドーマスク型に成形すること
を特徴とする鉄/ニッケル合金で作られたシャドーマス
クの製造方法。 - 【請求項2】 鉄/ニッケル合金が下記化学組成(重量
%)を有する請求項1に記載の方法: Si≦0.08% Cr≦0.07% Cu≦0.05% Mo≦0.05% Mn≦0.05% O≦0.005 % N≦0.003 % S≦0.0005% C≦0.005 % B≦0.0004% - 【請求項3】 鉄/ニッケル合金の化学組成(重量%)
が下記の式を満たす請求項1または2に記載の方法。 35.9%≦Ni≦36.2% - 【請求項4】 熱処理を非酸化的雰囲気下で 750〜850
℃の温度で行う請求項1〜3のいずれか一項に記載の方
法。 - 【請求項5】 下記の化学組成(重量%): 35.5%≦Ni≦37% Co≦0.5 % Cr≦0.1 % Cu≦0.1 % Mo≦0.1 % V≦0.1 % Nb≦0.1 % Mn≦0.1 % 0.03%≦Si≦0.15% S≦0.001 % 0.0001%≦Ca≦0.002 % 0.0001%≦Mg≦0.002 % Al≦0.005 % O≦0.01% C≦0.02% N≦0.005 % P≦0.003 % H≦0.001 % B≦0.001 % 残部は鉄および製造に起因する不可避不純物を有し且つ
下記関係式: S≦0.02×Mn+0.8 ×Ca+0.6 ×Mg Cr+Cu+Mo+V+Nb+Si≦0.15% を満足する、温度20℃〜100 ℃での線膨張係数が 0.9×
10-6K-1以下、好ましくは0.8 ×10-6K-1であることを
特徴とする鉄/ニッケル合金で構成されるシャドーマス
ク。 - 【請求項6】 鉄/ニッケル合金の化学組成(重量%)
が下記の式を満たす請求項5に記載のシャドーマスク: Si≦0.08% Cr≦0.07% Cu≦0.05% Mo≦0.05% Mn≦0.05% O≦0.005 % N≦ 0.003% S≦0.0005% C≦0.005 % B≦0.0004% - 【請求項7】 鉄/ニッケル合金の化学組成(重量%)
が下記の式を満たす請求項5または6に記載のシャドー
マスク: 35.9%≦Ni≦36.2% - 【請求項8】 ASTM規格E112-88,12.4 で測定した
鉄/ニッケル合金の粒界の寸法がASTM指数7以上で
ある請求項5〜7のいずれか一項に記載のシャドーマス
ク。
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JP2007066208A Abandoned JP2007231423A (ja) | 1994-12-27 | 2007-03-15 | 鉄/ニッケル合金のシャドーマスクの製造方法 |
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