JPH0831408A - 非水電解質リチウム二次電池用正極およびその製造方法 - Google Patents

非水電解質リチウム二次電池用正極およびその製造方法

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JPH0831408A
JPH0831408A JP7114688A JP11468895A JPH0831408A JP H0831408 A JPH0831408 A JP H0831408A JP 7114688 A JP7114688 A JP 7114688A JP 11468895 A JP11468895 A JP 11468895A JP H0831408 A JPH0831408 A JP H0831408A
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JP
Japan
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positive electrode
binder
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vinylidene fluoride
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JP7114688A
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English (en)
Inventor
Masaki Hasegawa
正樹 長谷川
Yasuhiko Mifuji
靖彦 美藤
Shuji Ito
修二 伊藤
Toshihide Murata
年秀 村田
Yoshinori Toyoguchi
▲吉▼徳 豊口
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高容量で、保存による劣化の少ない非水電解
質二次電池用正極を提供する。 【構成】 式LiX1-YY2(AはMn,Coまたは
およびNi、MはB,Mg,Caなど、0.05≦x≦
1.1、0≦y≦0.5)で表される化合物を正極活物
質、テトラフルオロエチレンーヘキサフルオロプロピレ
ン共重合体、ビニリデンフルオライド単位を含む共重合
体、プロピレンーテトラフルオロエチレン共重合体、お
よびトリフルオロプロピルメチルシロキサン単位を含む
重合体よりなる群から選ばれる結着剤、導電剤、および
前記結着剤を分散もしくは溶解する有機溶媒からペース
ト状活物質混合物を調製し、これを集電体に塗着し、乾
燥して正極を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非水電解質リチウム二
次電池用正極およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】リチウムまたはリチウム化合物を負極と
する非水電解質二次電池は、高電圧で高エネルギー密度
が期待され、盛んに研究が行われている。これまで非水
電解質二次電池の正極活物質として、LiXCoO2、L
XMn24、LiXFeO2、LiXNiO2、V25
Cr25、MnO2、TiS2、MoS2などの遷移金属
の酸化物およびカルコゲン化合物が提案されている。こ
れらは層状もしくはトンネル構造を有し、リチウムイオ
ンが出入りできる結晶構造を持っている。特に、LiX
CoO2(以降LiCoO2と記す)やLiXNiO2(以
降LiNiO2と記す)、LiXMnO2(以降LiMn
2と記す)、LiXMn24(以降LiMn24と記
す)は4V級の非水電解質リチウム二次電池用正極活物
質として注目されている。これらの中でもLiCoO2
は、特性的に最も有望な正極活物質である。また、コバ
ルトが高価な元素であることから、より安価で安定した
供給が可能なLiNiO2も大きく期待されている。L
iNiO2は、LiCoO2と同様の組成、構造を有して
おり、リチウム二次電池用正極活物質として高容量、高
電圧を有する材料であり、近年の研究により、合成方法
等に改良が加えられ、LiCoO2を上回る高容量が得
られるようになっている。LiMn24も容量が若干小
さいが優れた特性を有する材料である。また、LiMn
2に関しても実用化に向け数多くの研究がなされてい
る。
【0003】一方、この種活物質を用いた正極を作製す
る際に用いられる結着剤としては、化学的に不活性で有
機電解液に対しても安定であることが必要であり、式1
に構造式を示すポリテトラフルオロエチレンが化学的に
不活性で安定性の高い樹脂であるため広く用いられてい
る。
【0004】
【化1】
【0005】電極作製の方法としては、樹脂粉末を水に
分散させたディスパージョン、活物質材料および導電剤
等を混合してペースト状とし、集電板等に塗着して電極
を作製する方法、または、結着剤の粉末、活物質材料お
よび導電剤等を乾式で混合し、加圧成型する方法がとら
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のリチウムと遷移金属を含む複合酸化物を正極活物質と
してリチウム二次電池用の正極を作製する場合、用いる
結着剤の種類、あるいは電極作製の際に活物質、結着
剤、導電剤等の電極構成材料を混合、分散させるための
分散媒の種類などの電極作製の条件によって、得られる
電極の特性が大きく影響を受けるといった問題点があっ
た。
【0007】特に、LiNiO2を活物質とする正極
は、用いる結着剤や電極作製時の分散媒によって、その
特性が大きく異なる。その原因の1つは、LiNiO2
は水との反応性が高いことである。すなわち、LiNi
2は、水分の存在下においては、プロトンとリチウム
イオンとのイオン交換反応が容易に起こり、これによっ
て容量の低下を招くのである。従って、水を分散媒とす
るディスパージョンを用いる製造方法によると、容量を
低下させてしまうことになる。また、乾式で電極を作製
した場合には、電極構成材料の分散を十分に行うことが
できず、やはり高容量を得ることができない。本発明
は、このような問題点を解決し、優れた特性を有するリ
チウム二次電池用正極を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の非水電解質リチ
ウム二次電池用正極は、式LiX1-YY2(AはM
n,CoおよびNiよりなる群から選ばれる少なくとも
一種の遷移金属元素、MはB,Mg,Ca,Sr,B
a,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,
Al,In,Nb,Mo,W,YおよびRhよりなる群
から選ばれる少なくとも一種の元素、0.05≦x≦
1.1、0≦y≦0.5)で表される化合物からなる正
極活物質、結着剤、導電剤および集電体からなり、前記
結着剤として、テトラフルオロエチレン単位とヘキサフ
ルオロプロピレン単位からなる共重合体、ビニリデンフ
ルオライド単位を含む共重合体、プロピレン単位とテト
ラフルオロエチレン単位を含む共重合体、およびトリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位を含む重合体より
なる群から選ばれる重合体を用いる。
【0009】ここで、前記のビニリデンフルオライド単
位を含む共重合体としては、ビニリデンフルオライド単
位とヘキサフルオロプロピレン単位を含む共重合体、ビ
ニリデンフルオライド単位とペンタフルオロプロピレン
単位を含む共重合体、ビニリデンフルオライド単位とク
ロロトリフルオロエチレン単位を含む共重合体、ビニリ
デンフルオライド単位とヘキサフルオロプロピレン単位
とテトラフルオロエチレン単位を含む共重合体、ビニリ
デンフルオライド単位とペンタフルオロプロピレン単位
とテトラフルオロエチレン単位を含む共重合体およびビ
ニリデンフルオライド単位とパーフルオロメチルビニル
エーテル単位とテトラフルオロエチレン単位を含む共重
合体よりなる群から選ばれる共重合体が好ましく用いら
れる。前記のビニリデンフルオライド単位を含む共重合
体は、エラストマー(フッ素ゴム)であり、できあがり
の電極においては、架橋されていることが好ましい。
【0010】本発明の非水電解質リチウム二次電池用正
極の製造方法は、式LiX1-YY2(AはMn,Co
およびNiよりなる群から選ばれる少なくとも一種の遷
移金属元素、MはB,Mg,Ca,Sr,Ba,Ti,
V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Al,I
n,Nb,Mo,W,YおよびRhよりなる群から選ば
れる少なくとも一種の元素、0.05≦x≦1.1、0
≦y≦0.5)で表される化合物からなる正極活物質、
テトラフルオロエチレン単位とヘキサフルオロプロピレ
ン単位からなる共重合体、ビニリデンフルオライド単位
を含む共重合体、プロピレン単位とテトラフルオロエチ
レン単位を含む共重合体、およびトリフルオロプロピル
メチルシロキサン単位を含む重合体よりなる群から選ば
れる重合体からなる結着剤、導電剤、および有機溶媒か
らペースト状活物質混合物を調製する工程、および前記
ペースト状活物質混合物を集電体に塗着し、乾燥する工
程を含むものである。
【0011】ここで、結着剤にテトラフルオロエチレン
ーヘキサフルオロプロピレン共重合体を用いる場合は、
これを分散させる有機溶媒を用いてペースト状活物質混
合物を調製するのがよい。また、結着剤にビニリデンフ
ルオライド単位を含む共重合体、プロピレン単位とテト
ラフルオロエチレン単位を含む共重合体、およびトリフ
ルオロプロピルメチルシロキサン単位を含む重合体より
なる群から選ばれる重合体を用いる場合は、結着剤の架
橋剤を加え、結着剤を溶解する有機溶媒を用いてペース
ト状活物質混合物を調製し、ペースト状活物質混合物を
集電体に塗着した後、加熱により前記結着剤を架橋させ
るのが好ましい。
【0012】
【作用】本発明は、正極活物質、特にLiNiO2を用
いて電極を作製する際の結着剤およびその分散媒につい
て種々検討した結果に基づくものである。すなわち、前
記のようにポリテトラフルオロエチレンの水性ディスパ
ージョンを用いると、活物質が水により劣化するところ
から、有機溶媒に分散させたディスパージョンを用いる
ことを試みた。ところが、ポリテトラフルオロエチレン
の中でも結着剤として用いることが可能な、十分な結着
力を有する高重合度のものは、有機溶媒に分散させたデ
ィスパージョンの形成が困難である。そこで、一部の有
機溶媒に溶解させることのできるフッ素系の樹脂であ
る、式2に構造式を示すポリビニリデンフルオライドを
結着剤として、非水系で電極を作製した。すなわち、ポ
リビニリデンフルオライドを、その有機溶媒とともに活
物質、および導電剤と混合してペースト状混合物を調製
し、このペースト状混合物を集電体に塗着する方法によ
り極板を作製した。
【0013】
【化2】
【0014】その結果、LiCoO2を上回る高容量を
有する正極を得ることが可能となった。しかしながら、
上述の方法で作製した、LiNiO2を活物質とする正
極を用いて非水電解質リチウム二次電池を構成し、充放
電特性試験を行うと、初期容量は非常に優れているが、
保存特性等に問題のあることがわかった。充放電試験を
した電池の分析、および電池構成成分の反応性の評価か
ら、結着剤として用いているポリビニリデンフルオライ
ドが電解液の有機溶媒により膨潤、溶解し、なおかつ電
解質塩と反応していることが原因の一つであると考えら
れる。
【0015】そこで、ビニリデンフルオライド重合体よ
りも有機電解液に対して不活性であり、なおかつ、非水
系で極板作製のできる結着剤として、以下に挙げるフッ
素樹脂またはエラストマー(フッ素ゴム)を用いること
により、高性能なリチウム二次電池用正極を作製するこ
とが可能となった。式3に示すテトラフルオロエチレン
ーヘキサフルオロプロピレン共重合体、式4のビニリデ
ンフルオライドーヘキサフルオロプロピレン共重合体、
式5のビニリデンフルオライドーペンタフルオロプロピ
レン共重合体、式6のビニリデンフロライドークロロト
リフルオロエチレン共重合体、式7のビニリデンフルオ
ライドーヘキサフルオロプロピレンーテトラフルオロエ
チレン共重合体、式8のビニリデンフルオライドーペン
タフルオロプロピレンーテロラフルオロエチレン共重合
体、式9のビニリデンフルオライドーパーフルオロメチ
ルビニルエーテルーテトラフルオロエチレン共重合体、
式10のテトラフルオロエチレンープロピレン共重合
体、および式11のトリフルオロプロピルメチルシロキ
サン重合体である。
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】前記各共重合体の構成単位の配列に関して
は、特に規定しないが、配合比率については以下に記述
する範囲が好ましい。すなわち、テトラフルオロエチレ
ンーヘキサフルオロプロピレン共重合体ではテトラフル
オロエチレン単位が30〜60モル%、ビニリデンフル
オライドーヘキサフルオロプロピレン共重合体、および
ビニリデンフルオライドーペンタフルオロプロピレン共
重合体ではビニリデンフルオライド単位が50〜85モ
ル%、ビニリデンフロライドークロロトリフルオロエチ
レン共重合体ではビニリデンフルオライド単位が50〜
75モル%、ビニリデンフルオライドーヘキサフルオロ
プロピレンーテトラフルオロエチレン共重合体、および
ビニリデンフルオライドーペンタフルオロプロピレンー
テロラフルオロエチレン共重合体ではビニリデンフルオ
ライド単位が20〜50モル%で、テトラフルオロエチ
レン単位が30モル%以下、ビニリデンフルオライドー
パーフルオロメチルビニルエーテルーテトラフルオロエ
チレン共重合体ではビニリデンフルオライド単位が10
〜50モル%で、テトラフルオロエチレン単位が35モ
ル%以下、テトラフルオロエチレンープロピレン共重合
体ではテトラフルオロエチレン単位が30〜60モル%
である。
【0019】テトラフルオロエチレンーヘキサフルオロ
プロピレン共重合体は、有機溶媒に分散させたディスパ
ージョンを形成することができ、これを用いることで水
を一切用いない非水系で電極を作製することができる。
また、特性的にもポリテトラフルオロエチレンと同様に
化学的に安定であり、リチウム二次電池用正極の結着剤
として十分に優れた特性を有している。また、フッ素系
エラストマー(フッ素ゴム)の場合も一部の有機溶媒に
溶解し非水系で電極を作製することができ、また、架橋
反応により耐溶媒性や耐熱性等の特性が強化され、化学
的にも十分に安定である。なおかつ、LiNiO2を正
極活物質として用いた場合の問題点の一つとして挙げら
れているサイクル特性を改善することもできる。すなわ
ち、フッ素系エラストマー(フッ素ゴム)を結着剤とし
て用いた場合には、その弾性により充放電にともなう活
物質の体積変化を原因とする活物質粒子自身や電極の崩
れを抑制し、サイクル特性を向上させることができる。
【0020】また、本発明は、LiCoO2やLiMn2
4系の化合物を活物質とする電極に適用した場合にも
効果が得られる。これらの化合物を活物質とする電極を
作製するには、従来はポリテトラフルオロエチレンの水
性ディスパージョンを用いて活物質混合物のペーストを
調製していた。その場合、活物質合成時に活物質中に混
入する未反応の残留リチウム塩の影響で、ペーストのp
H値が大きくなる。そのために集電板が腐食し、電極作
製に支障をきたす不都合があった。この問題を解決する
ために、活物質の合成条件を改良して未反応リチウム塩
の混入を抑制したり、電極作製前に活物質粉末を水で洗
浄し残留リチウム塩を除去する等の対策が取られてい
る。しかし、これらの方法によると、活物質合成のため
の出発原料の品質の変化等に大きく影響され、安定して
優れた特性の電極を得るのが容易でなかったり、作業に
非常に手間がかかってしまうといった問題を有してい
る。従って、本発明によれば、LiCoO2やLiMn2
4を正極活物質として用いる場合にも、残留リチウム
塩の溶解にともなうpH値の増大による集電板の腐食等
の問題がなく、活物質合成の条件の影響を受けることな
く安定して高性能な電極を容易に得ることが可能とな
る。また、LiNiO2の場合と同様にフッ素系エラス
トマー(フッ素ゴム)を用いた場合にはサイクル特性に
も優れている。
【0021】以上のように、テトラフルオロエチレンー
ヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビニリデンフルオ
ライドーヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビニリデ
ンフルオライドーペンタフルオロプロピレン共重合体、
ビニリデンフロライドークロロトリフルオロエチレン共
重合体、ビニリデンフルオライドーヘキサフルオロプロ
ピレンーテトラフルオロエチレン共重合体、ビニリデン
フルオライドーペンタフルオロプロピレンーテロラフル
オロエチレン共重合体、ビニリデンフルオライドーパー
フルオロメチルビニルエーテルーテトラフルオロエチレ
ン共重合体、テトラフルオロエチレンープロピレン共重
合体、トリフルオロプロピルメチルシロキサン重合体を
結着剤として用いることで優れた特性を有するリチウム
二次電池用正極を得ることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明を具体的実施例を用いて詳細に
説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもので
はない。 [実施例1]本実施例では、正極活物質としてLiNi
2を用い、結着剤としてのテトラフルオロエチレンー
ヘキサフルオロプロピレン共重合体を有機溶媒に分散さ
せたディスパージョンを用いて正極を作製した例につい
て説明する。まず、LiNiO2粉末と導電剤としての
アセチレンブラックとを重量比で100:3となるよう
に混合し、さらに、テトラフルオロエチレンーヘキサフ
ルオロプロピレン共重合体粉末をキシレンとシクロヘキ
サンの混合溶媒に分散させたディスパージョンを固形分
(共重合体)の重量が、LiNiO2粉末と導電剤と結
着剤の重量比で100:3:4となるように加え、十分
に混合して正極合剤ペーストを得た。得られた合剤ペー
ストをアルミニウム箔よりなる集電板に塗着したのち、
十分に乾燥し、さらに350℃で1時間加熱処理をし
た。これを、2トン/cm2で圧延し、10mm角に切
り抜いて正極板を得た。この正極板の正極合剤の重量は
20mgであった。
【0023】以上のようにして作製した正極板を用いて
組み立てた電池の縦断面図を図1に示す。集電体8を有
する正極1は、ケース2の中央に配置してあり、正極1
上には、セパレータ3としての多孔性ポリプロピレンフ
ィルムが配置してある。負極4は、炭素材料粉末とスチ
レンブタジエンゴム(SBR)ラテックスを固形分の重
量比が100:2となるように混合したペーストを銅箔
集電板6上に塗着して形成した炭素電極である。非水電
解液として、1モル/lの六フッ化リン酸リチウムをエ
チレンカーボネートとジエチルカーボネートの容積比
1:1の混合溶媒に溶解したものを用いた。この電解液
をケース内のセパレータ3上、および封口板7に組み込
んだ負極4上に加えた後、ガスケット5を装着した封口
板7とケース2を組み合わせて密封電池を構成した。こ
の電池は、正極に対し負極の容量が十分に大きな容量と
なるように負極容量を設定してあるため、正極容量規制
となる。この電池を電池Aとする。
【0024】また、比較例として、結着剤としてポリビ
ニリデンフルオライドを用い、これを溶解する溶媒とし
てN,N−ジメチルホルムアミドを用いた非水系の合剤
ペーストを調製した。この他は上記と同様にして正極を
作製した。この正極を用いた電池を電池Bとする。ま
た、結着剤をポリテトラフルオロエチレンとし、その水
性ディスパージョンを用いて同様に正極を作製した。こ
の正極を用いた電池を電池Cとする。以上の様にしてそ
れぞれ10個の電池を作製し、その高温保存特性の比較
を行った。充放電の条件は、0.5mAの定電流で電圧
範囲3.0V〜4.2Vの電圧規制とした。また、高温
保存の条件は2サイクル目の充電状態で60℃、20日
間の保存を行った。表1にそれぞれの保存直前の容量、
保存直後の電圧と容量維持率および保存後2サイクル目
の容量維持率の平均値を示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示すように、保存直前の容量は電池
Aが3.92mAh、電池Bが3.90mAhと共にほ
ぼ同等の値であるが、電池Cでは2.87mAh/gと
低い容量しか得られなかった。保存直後の電圧をみる
と、電池Bでは0.1Vまで低下してしまっており、保
存後2サイクル目の容量維持率も41%まで低下してし
まった。これに対し、電池Aでは保存直後の電圧が3.
9V、容量維持率が53%、保存後2サイクル目では容
量維持率が92%であり、高温保存特性が改善されてい
ることがわかる。電池Cでも結着剤の化学的安定性が高
いため、保存後2サイクル目の容量維持率は79%と極
端な容量低下はないが、やはり電池Aよりも劣ってお
り、また、絶対的な容量も小さくなっている。
【0027】[実施例2]本実施例では、正極活物質と
してLiNiO2を用い、結着剤として各種フッ素系エ
ラストマーを用いて正極を作製した例について説明す
る。結着剤にビニリデンフルオライド共重合体系のエラ
ストマーを用いた場合には、まず、LiNiO2粉末と
導電剤としてのアセチレンブラックを重量比で100:
3となるように混合し、さらに、溶媒としてメチルイソ
ブチルケトンを用いて共重合体を溶解した溶液を固形分
の重量が、LiNiO2粉末と導電剤と結着剤の重量比
で100:3:4となるように加え、十分に混合し、さ
らに、架橋剤を添加し、混合して正極合剤ペーストを得
た。得られた合剤ペーストをアルミニウム箔よりなる集
電板に塗着したのち、150℃で加熱し、さらに十分に
乾燥を行った。これを、2トン/cm2で圧延し、10
mm角に切り抜いて正極板を得た。この電極の正極合剤
の重量は20mgであった。
【0028】結着剤にテトラフルオロエチレンープロピ
レン共重合体エラストマーを用いた場合には、テトラヒ
ドロフランを溶媒として用い、また結着剤にトリフルオ
ロプロピルメチルシロキサン重合体エラストマーを用い
た場合にはメチルイソブチルケトンを溶媒として用い
た。このように、結着剤と溶媒を変えた他はビニリデン
フルオライド共重合体系のエラストマーを用いた場合と
同様の方法で正極を作製した。
【0029】以上のように作製した電極を用いて実施例
1と同様の方法で電池を組み立てた。正極の結着剤とし
てビニリデンフルオライドーヘキサフルオロプロピレン
共重合体を用いた電池を電池D2、ビニリデンフルオラ
イドーペンタフルオロプロピレン共重合体を用いた電池
を電池E2、ビニリデンフルオライドークロロトリフル
オロエチレン共重合体を用いた電池を電池F2、ビニリ
デンフルオライドーヘキサフルオロプロピレンーテトラ
フルオロエチレン共重合体を用いた電池を電池G2、ビ
ニリデンフルオライドーペンタフルオロプロピレンーテ
トラフルオロエチレン共重合体を用いた電池を電池H
2、ビニリデンフルオライドーパーフルオロメチルビニ
ルエーテルーテトラフルオロエチレン共重合体を用いた
電池を電池I2、テトラフルオロエチレンープロピレン
共重合体を用いた電池を電池J2、トリフルオロプロピ
ルメチルシロキサン重合体を用いた電池を電池K2とす
る。また、実施例2においても実施例1で示した電池
B、電池Cを比較例とする。以上の様にしてそれぞれ1
0個の電池を作製し、その高温保存特性の比較を行っ
た。充放電の条件は、0.5mAの定電流で電圧範囲
3.0V〜4.2Vの電圧規制とした。また、高温保存
の条件は2サイクル目の充電状態で60℃、20日間の
保存を行った。表2にそれぞれの保存直前の容量、保存
直後の電圧と容量維持率および保存後2サイクル目の容
量維持率の平均値を示す。
【0030】
【表2】
【0031】表2に示すように、保存直前の容量はいず
れもほぼ同等の値である。しかし、保存後の特性につい
ては、電池Bでは、保存直後の電圧が0.1Vまで低下
し、保存直後の容量が0、保存後2サイクル目でも保存
前に対し41%の容量維持率である。これに対し、本発
明の電池では、いずれも保存直後の電圧が3.8V以
上、容量維持率が50%以上、保存後2サイクル目では
容量維持率も90%以上であり、高温保存特性が改善さ
れていることがわかる。次に、上記と同様にして、2サ
イクル目の充電状態で85℃で3日間保存した後、特性
を測定した。その結果を表3に示す。
【0032】
【表3】
【0033】表3から明らかなように、上記より過酷な
条件で保存した場合は、電池D2、G2およびJ2が最
も良く、次に電池E2、H2が良い。以上の結果から、
フッ素系エラストマーの中では、ビニリデンフルオライ
ドーヘキサフルオロプロピレン共重合体、ビニリデンフ
ルオライドーヘキサフルオロプロピレンーテトラフルオ
ロエチレン共重合体、およびテトラフルオロエチレンー
プロピレン共重合体が特に好ましいものである。
【0034】また、同様にして新たに各10個ずつの電
池を作製しサイクル特性の比較を行った。表4に各電池
の50サイクル目の容量維持率の平均値を示す。表4か
ら、フッ素系エラストマーを結着剤として用いた本発明
の電池は、比較例の電池に比べ容量の劣化が小さく、サ
イクル特性が向上していることがわかる。
【0035】
【表4】
【0036】[実施例3]本実施例では、正極活物質と
してLiMn24を用い、結着剤としてフッ素系エラス
トマーを用いて正極を作製した例について説明する。結
着剤にビニリデンフルオライド共重合体系のエラストマ
ーを用いた場合には、まず、LiMn24粉末と導電剤
としてのアセチレンブラックを重量比で100:3とな
るように混合し、さらに、溶媒としてメチルイソブチル
ケトンを用いて共重合体を溶解した溶液を固形分の重量
が、LiMn24粉末と導電剤と結着剤の重量比で10
0:3:4となるように加え、十分に混合し、さらに、
架橋剤を添加し、混合して正極合剤ペーストを得た。得
られた合剤ペーストをアルミニウム箔集電板に塗着した
のち、150℃で加熱し、さらに十分に乾燥した。これ
を、2トン/cm2で圧延し、10mm角に切り抜いて
正極板を得た。この電極の正極合剤の重量は20mgで
あった。結着剤にテトラフルオロエチレンープロピレン
共重合体エラストマーおよびトリフルオロプロピルメチ
ルシロキサン重合体エラストマーを用いた場合には、テ
トラヒドロフランを溶媒として用いた。このように、結
着剤と溶媒を変えた他はビニリデンフルオライド共重合
体系のエラストマーを用いた場合と同様の方法で正極を
作製した。
【0037】以上のように作製した電極を用いて実施例
1と同様の方法で電池を製造した。結着剤としてビニリ
デンフルオライドーヘキサフルオロプロピレン共重合体
を用いた電池を電池D3、ビニリデンフルオライドーペ
ンタフルオロプロピレン共重合体を用いた電池を電池E
3、ビニリデンフルオライドークロロトリフルオロエチ
レン共重合体を用いた電池を電池F3、ビニリデンフル
オライドーヘキサフルオロプロピレンーテトラフルオロ
エチレン共重合体を用いた電池を電池G3、ビニリデン
フルオライドーペンタフルオロプロピレンーテトラフル
オロエチレン共重合体を用いた電池を電池H3、ビニリ
デンフルオライドーパーフルオロメチルビニルエーテル
ーテトラフルオロエチレン共重合体を用いた電池を電池
I3、テトラフルオロエチレンープロピレン共重合体を
用いた電池を電池J3、トリフルオロプロピルメチルシ
ロキサン重合体を用いた電池を電池K3とする。また、
比較例として、結着剤にポリテトラフルオロエチレンの
水性ディスパージョンを用いた他は上記と同様にして正
極を作製した。この電極を用いた電池を電池Lとする。
【0038】以上の様にしてそれぞれ10個の電池を作
製し、それぞれのサイクル特性の比較を行った。充放電
の条件は、0.5mAの定電流で電圧範囲3.0V〜
4.2Vの電圧規制とした。表5にそれぞれの初期容量
と50サイクル目の容量維持率の平均値を示す。表5に
示す様に、正極の結着剤としてフッ素系エラストマーを
用いた本発明の電池は、比較例のポリテトラフルオロエ
チレンを用いた電池よりも50サイクル目における容量
劣化が小さく、サイクル特性が改善されている。
【0039】
【表5】
【0040】[実施例4]本実施例では、正極活物質と
してLiCoO2を用い、結着剤としてテトラフルオロ
エチレンーヘキサフルオロプロピレン共重合体およびフ
ッ素系エラストマーの1つであるビニリデンフルオライ
ドーヘキサフルオロプロピレン共重合体を用い、それぞ
れ有機溶媒と組み合わせて正極を作製した例について説
明する。まず、テトラフルオロエチレンーヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体を用いた場合は実施例1と同様の
方法で、またビニリデンフルオライドーヘキサフルオロ
プロピレン共重合体を用いた場合は実施例2と同様の方
法で正極を作製した。ただし、正極活物質には表6に示
す3種類の出発原料の組合せで合成したLiCoO2
用いた。焼成の温度はいずれも900℃とした。
【0041】
【表6】
【0042】また、比較例として、結着剤にポリテトラ
フルオロエチレンの水性ディスパージョンを用いて正極
を作製した。表7に、各々50枚ずつの極板を作製した
時の各極板の塗着不良発生率を示す。
【0043】
【表7】
【0044】結着剤にテトラフルオロエチレンーヘキサ
フルオロプロピレン共重合体を用いた場合は、正極活物
質1、2、3のいずれを用いた場合でも不良の発生率は
2%以下であり、ビニリデンフルオライドーヘキサフル
オロプロピレン共重合体を用いた場合も同様であった。
比較例の場合には、活物質1を用いた極板は不良の発生
率は2%であるが、活物質2、3ではそれぞれ48%、
98%と高い値を示している。さらに、表8に各活物質
を用いた場合の各々の正極を用いた電池の初期容量と5
0サイクル目の容量維持率を示す。電池の作製方法は実
施例1と同様である。充放電の条件は、0.5mAの定
電流で電圧範囲3.0V〜4.1Vの電圧規制とした。
【0045】
【表8】
【0046】表8に示すように、いずれの結着剤を用い
た場合でも、正極作製時の不良発生率の低いものについ
ては、ほぼ同等の特性を得ることができる。そして、不
良発生率の高いものは特性的にも劣っている。また、5
0サイクル目の容量維持率は、ビニリデンフルオライド
ーヘキサフルオロプロピレン共重合体を結着剤として用
いた場合が最もよく、サイクル特性も向上していること
がわかる。このように、LiCoO2を正極活物質とし
て用いる場合、非水系で極板を作製することで残留リチ
ウム塩の影響がなく、用いるLiCoO2の純度等の状
態にかかわらず塗着不良の発生率を低く抑え、すぐれた
特性の電極を安定して得ることができる。また、LiC
oO2の純度に大きな影響を与える合成材料等の品質の
管理も容易になる。
【0047】このことは、LiCoO2に限らず、正極
活物質としてLiNiO2、LiMnO2、LiMn24
等をはじめとするリチウム含有酸化物を用いた場合にも
同様に有効であり、残留リチウム塩による影響を抑制す
ることができる。また、フッ素系エラストマーとしてビ
ニリデンフルオライドーヘキサフルオロプロピレン共重
合体を用いたが、ビニリデンフルオライドーペンタフル
オロプロピレン共重合体、ビニリデンフルオライドーク
ロロトリフルオロエチレン共重合体、ビニリデンフルオ
ライドーヘキサフルオロプロピレンーテトラフルオロエ
チレン共重合体、ビニリデンフルオライドーペンタフル
オロプロピレンーテトラフルオロエチレン共重合体、ビ
ニリデンフルオライドーパーフルオロメチルビニルエー
テルーテトラフルオロエチレン共重合体、テトラフルオ
ロエチレンープロピレン共重合体、トリフルオロプロピ
ルメチルシロキサン重合体を用いても有機溶媒でペース
ト状とすれば同様の効果が得られる。
【0048】以上の実施例2、3および4で用いたフッ
素系エラストマーはポリアミン、ポリオール、過酸化物
等の架橋剤によって架橋することができる。また、以上
の各実施例では負極活物質として炭素材料を用いたが、
アルミニウム、アルミニウム合金等をはじめとするリチ
ウムと合金化する金属材料、黒鉛類似化合物、あるいは
金属リチウム、リチウム合金などリチウムを可逆的に吸
蔵放出することのできる材料を用いても同様の結果が得
られる。正極活物質についても、LiNiO2、LiC
oO2、LiMnO2、LiMn24を例に挙げて説明し
たが、これら化合物の遷移元素をB,Mg,Ca,S
r,Ba,Ti,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,
Cu,Al,In,Nb,Mo,W,Y,Rhで置換し
た場合にも効果が得られる。前記化合物中の遷移元素を
他元素で一部置換した場合でも、無置換の場合の性質は
有しており、この傾向が強いものほど本発明の効果は大
きい。
【0049】なお、本発明は、式LiX(Mn1-YY2
4(MはB,Mg,Ca,Sr,Ba,Ti,V,C
r,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Al,In,N
b,Mo,W,YおよびRhよりなる群から選ばれる少
なくとも一種の元素、0.05≦x≦1.1、0≦y≦
0.5)で表される化合物を活物質とする正極に適用す
ることもできる。さらに、用いる非水電解液について
も、上記実施例では電解質塩として六フッ化リン酸リチ
ウムを、電解液の溶媒としてエチレンカーボネートとジ
エチルカーボネートを用いたがこれに限定されるもので
はなく、電解質塩として過塩素酸リチウム、四フッ化ホ
ウ酸リチウム、六フッ化リン酸リチウム、トリフルオロ
メタンスルホ酸ンリチウムをはじめとする他の電解質塩
を、溶媒としてエチレンカーボネート、ジエチルカーボ
ネート、プロピレンカーボネート、ジメトキシエタン、
γブチロラクトン、ジオキソラン、テトラヒドロフラ
ン、メチルテトラヒドロフラン、ジメチルスルホキシド
等をはじめとするリチウム二次電池に用いられる他の非
プロトン性の溶媒を用いても同様の効果が得られる。た
だし、結着剤にテトラフルオロエチレンーヘキサフルオ
ロプロピレン共重合体を用いた場合については、テトラ
ヒドロフラン、メチルテトラヒドロフランを非水電解液
として用いることは好ましくない。
【0050】活物質をペースト状にするのに用いる有機
溶媒としても、実施例1ではキシレンとシクロヘキサン
の混合物を、実施例2ではメチルイソブチルケトン、テ
トラヒドロフランを用いたが、これら以外のトルエン、
酢酸メチル、酢酸ブチル、メチルエチルケトン、メチル
テトラヒドロフラン、ジメチルホルムアミドをはじめと
する各種溶媒の中からペースト状にすることが可能な有
機溶媒を単独もしくは混合して用いることができる。正
極合剤の混合比としては、実施例中では正極活物質と導
電剤と結着剤の重量比が100:3:4としたが、正極
活物質量は全体の70%以上、結着剤量は全体の0.5
〜10%程度であることが好ましい。正極活物質量が少
なすぎると正極の重量当たり、体積当たりの容量が低下
してしまう。また、結着剤量についても多すぎると集電
を妨げて容量低下を招き、少ない場合には極板の強度が
弱くなり特性の低下を招くことになる。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、高容量で、保存による
劣化の少ない非水電解質二次電池用正極を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電池の縦断面図である。
【符号の説明】
1 正極 2 ケース 3 セパレータ 4 負極 5 ガスケット 6 負極集電体 7 封口板 8 正極集電体
フロントページの続き (72)発明者 村田 年秀 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 豊口 ▲吉▼徳 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式LiX1-YY2(AはMn,Coお
    よびNiよりなる群から選ばれる少なくとも一種の遷移
    金属元素、MはB,Mg,Ca,Sr,Ba,Ti,
    V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Al,I
    n,Nb,Mo,W,YおよびRhよりなる群から選ば
    れる少なくとも一種の元素、0.05≦x≦1.1、0
    ≦y≦0.5)で表される化合物からなる正極活物質、
    結着剤、導電剤および集電体からなり、前記結着剤が、
    テトラフルオロエチレン単位とヘキサフルオロプロピレ
    ン単位からなる共重合体、ビニリデンフルオライド単位
    を含む共重合体、プロピレン単位とテトラフルオロエチ
    レン単位を含む共重合体、およびトリフルオロプロピル
    メチルシロキサン単位を含む重合体よりなる群から選ば
    れる重合体である非水電解質リチウム二次電池用正極。
  2. 【請求項2】 ビニリデンフルオライド単位を含む共重
    合体が、ビニリデンフルオライド単位とヘキサフルオロ
    プロピレン単位を含む共重合体、ビニリデンフルオライ
    ド単位とペンタフルオロプロピレン単位を含む共重合
    体、ビニリデンフロライド単位とクロロトリフルオロエ
    チレン単位を含む共重合体、ビニリデンフルオライド単
    位とヘキサフルオロプロピレン単位とテトラフルオロエ
    チレン単位を含む共重合体、ビニリデンフルオライド単
    位とペンタフルオロプロピレン単位とテトラフルオロエ
    チレン単位を含む共重合体およびビニリデンフルオライ
    ド単位とパーフルオロメチルビニルエーテル単位とテト
    ラフルオロエチレン単位を含む共重合体よりなる群から
    選ばれるエラストマーである請求項1記載の非水電解質
    リチウム二次電池用正極。
  3. 【請求項3】 式LiX1-YY2(AはMn,Coお
    よびNiよりなる群から選ばれる少なくとも一種の遷移
    金属元素、MはB,Mg,Ca,Sr,Ba,Ti,
    V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Al,I
    n,Nb,Mo,W,YおよびRhよりなる群から選ば
    れる少なくとも一種の元素、0.05≦x≦1.1、0
    ≦y≦0.5)で表される化合物からなる正極活物質、
    テトラフルオロエチレン単位とヘキサフルオロプロピレ
    ン単位からなる共重合体、ビニリデンフルオライド単位
    を含む共重合体、プロピレン単位とテトラフルオロエチ
    レン単位を含む共重合体、およびトリフルオロプロピル
    メチルシロキサン単位を含む重合体よりなる群から選ば
    れる結着剤、導電剤、および前記結着剤を分散もしくは
    溶解する有機溶媒からペースト状活物質混合物を調製す
    る工程、および前記ペースト状活物質混合物を集電体に
    塗着し、乾燥する工程を含む非水電解質リチウム二次電
    池用正極の製造方法。
  4. 【請求項4】 式LiX1-YY2(AはMn,Coお
    よびNiよりなる群から選ばれる少なくとも一種の遷移
    金属元素、MはB,Mg,Ca,Sr,Ba,Ti,
    V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Al,I
    n,Nb,Mo,W,YおよびRhよりなる群から選ば
    れる少なくとも一種の元素、0.05≦x≦1.1、0
    ≦y≦0.5)で表される化合物からなる正極活物質、
    テトラフルオロエチレンーヘキサフルオロプロピレン共
    重合体からなる結着剤、導電剤、および前記結着剤を分
    散させる有機溶媒からペースト状活物質混合物を調製す
    る工程、および前記ペースト状活物質混合物を集電体に
    塗着し、乾燥する工程を含む非水電解質リチウム二次電
    池用正極の製造方法。
  5. 【請求項5】 式LiX1-YY2(AはMn,Coお
    よびNiよりなる群から選ばれる少なくとも一種の遷移
    金属元素、MはB,Mg,Ca,Sr,Ba,Ti,
    V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni,Cu,Al,I
    n,Nb,Mo,W,YおよびRhよりなる群から選ば
    れる少なくとも一種の元素、0.05≦x≦1.1、0
    ≦y≦0.5)で表される化合物からなる正極活物質、
    ビニリデンフルオライド単位を含む共重合体、プロピレ
    ン単位とテトラフルオロエチレン単位を含む共重合体、
    およびトリフルオロプロピルメチルシロキサン単位を含
    む重合体よりなる群から選ばれる結着剤、前記結着剤の
    架橋剤、導電剤、および前記結着剤を溶解する有機溶媒
    からペースト状活物質混合物を調製する工程、および前
    記ペースト状活物質混合物を集電体に塗着し、加熱する
    ことにより前記結着剤を架橋させる工程を含む非水電解
    質リチウム二次電池用正極の製造方法。
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