JPH08306491A - 照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 メモリ使用量の低減、及び高速な照明負荷の
再生が可能な照明装置を提供する。 【構成】 入力装置１から入力されるキューレベルデー
タ及びキュー番号は制御装置２を介して複数の記憶手段
からなる記憶装置３に記憶し、制御装置２で記憶装置３
の記憶内容を読み出し、アナログ信号として再生装置４
に送信する。また履歴要求装置５で、修正前のキューレ
ベルデータの履歴再生を要求し、記憶装置３の記憶内容
から読み出したデータを、アナログ信号として再生装置
４に送信する。再生装置４では、制御装置２から出力さ
れるアナログ信号に応じて各照明負荷Ｌａの調光レベル
を制御する。 【効果】 連続したキューの履歴再生要求に対して高速
にキューレベルデータを再生装置に送信すると共に、メ
モリ使用量の低減、仕込み作業の省力化、コストダウン
及び高速な照明負荷の再生が可能な照明装置を提供でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は照明装置に関するもので
あり、更に詳しくは舞台照明またはスタジオ照明などに
用いられる照明装置に於て、必要に応じて前回のキュー
レベルデータを再現する照明装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】本発明に係る第１従来例として特公昭５
７ー１８６７３号公報に示したものがある。 本従来例
は、各照明負荷の照明レベルを、舞台進行などの時系列
に沿って記憶部に記憶させ（以下、仕込みと呼ぶ。）、
本番時には、例えばキューの再生ボタンを押す、クロス
フェーダーを操作するなどの簡単な操作により、各照明
負荷の調光レベルデータを前記記憶部から読み出し、照
明演出を行なうものである。

【０００３】本発明に係る第２従来例として特公昭５６
ー４６２４０号公報に示したものがある。

【０００４】本従来例は、キューレベルデータをプリセ
ットフェーダで修正するものである。つまり、今記憶さ
れているキューレベルデータとプリセットフェーダで設
定した値とを比較し、その両者が一致すると、前記プリ
セットフェーダで設定した値を新しいキューレベルデー
タとして修正し、再生手段に供給するものである。

【０００５】本発明に係る第３従来例としては、第２従
来例に示した様な修正された新しいキューレベルデータ
を、例えばバッファに一時的に記憶し、再生手段へ供給
が終わればそのデータをクリアしたり、第２従来例に示
した様な修正された新しいキューレベルデータを再記憶
するものがある。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】しかし上記全ての従来
例に於て、キューレベルデータを修正すると、修正前の
キューレベルデータの履歴などが残らないので、例えば
仕込み時などに修正前のキューレベルデータを再現する
ことができない、という問題点が生じる。

【０００７】本発明は、上記全ての問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、メモリ使用量の
低減、及び高速な照明負荷の再生が可能な照明装置を提
供することである。

【０００８】

【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項１記載の発明によれば、一定空間に配置さ
れた複数の照明負荷の各々に割り付けられた複数のチャ
ネルからなるキューのキュー番号、及びキューの各チャ
ネルの調光レベルデータを入力する入力装置と、入力装
置で入力されたキューの各チャネルの調光レベルデータ
からなるキューレベルデータを複数記憶する記憶装置
と、入力装置で入力されたキュー番号を受けて、記憶装
置に記憶された調光レベルデータを再生して再生データ
を作成する制御装置と、制御装置からの再生データに応
じて複数の照明負荷の調光レベルを制御する再生装置と
からなる照明装置に於て、調光レベルデータを修正記憶
した以前の調光レベルデータの再生要求を行う履歴要求
装置を備えると共に、記憶装置は、キューレベルデータ
を修正記憶したものより以前のキューレベルデータを複
数記憶するものであり、制御装置は、履歴要求装置から
の再生要求を受けて、キューレベルデータを修正記憶し
たものより以前のキューレベルデータを再生して再生デ
ータを作成するものであることを特徴とする。

【０００９】請求項２記載の発明によれば、記憶装置
は、キューレベルデータを記憶する第１の記憶手段と、
キューレベルデータを修正記憶する場合に、修正記憶の
前後で、調光レベルに変化のあったチャネル番号及び変
化のあったチャネルの調光レベルデータを記憶する第２
の記憶手段と、キューレベルデータを修正記憶する場合
に、修正記憶の前後で、調光レベルに変化のあったチャ
ネル番号のアドレス及び変化のあったチャネルの調光レ
ベルデータのアドレスを記憶する第３の記憶手段と、任
意のキューレベルデータを再生する場合に、基準となる
キューレベルデータと、再生するキューレベルデータと
の間で、異なる調光レベルデータを有するチャネル番号
及びそのチャネルの調光レベルデータを記憶する第４の
記憶手段とを備えるものであることを特徴とする。

【００１０】請求項３記載の発明によれば、第４の記憶
手段は、修正記憶以前のキューレベルデータと、修正記
憶以後のキューレベルデータとを比較したデータを記憶
するものであることを特徴とする。

【００１１】請求項４記載の発明によれば、制御装置
は、履歴要求装置からの再生要求を受けて、入力装置に
より入力された基準キューレベルデータと、記憶装置に
記憶された修正１，２，３・・・ｎ回目の複数のキュー
レベルデータとを順次比較して、再生データを作成する
ものであることを特徴とする。

【００１２】請求項５記載の発明によれば、制御装置
は、履歴要求装置からの再生要求を受けて、記憶装置に
記憶されていると共に、ユーザにより任意に設定した修
正ｍ回目の基準キューレベルデータと、記憶装置に記憶
された修正１，２，３・・・ｎ回目の他の複数のキュー
レベルデータ及び入力装置により入力されたキューレベ
ルデータとを順次比較して、再生データを作成するもの
であることを特徴とする。

【００１３】請求項６記載の発明によれば、基準キュー
レベルデータを、ユーザーの使用状態、使用傾向を基
に、自動的に設定することを特徴とする。

【００１４】

【作用】請求項１記載の発明によれば、履歴要求装置か
らの再生要求を受けて、制御装置は、記憶装置に記憶さ
れた修正記憶前のキューレベルデータを再生して、再生
データを作成する。そして、制御装置からの再生データ
に応じて照明負荷の調光レベルを制御し、修正記憶以前
のシーンを再現する。

【００１５】請求項２記載の発明によれば、第１の記憶
手段にキューレベルデータを記憶する。また、第２の記
憶手段に、キューレベルデータの修正記憶の前後で、調
光レベルに変化のあったチャネル番号及び変化のあった
チャネルの調光レベルデータを記憶すると共に、第３の
記憶手段に、調光レベルに変化のあったチャネル番号の
アドレス及び変化のあったチャネルの調光レベルデータ
のアドレスを記憶する。更に、第４の記憶手段に、任意
のキューレベルデータを再生する場合に、基準となるキ
ューレベルデータと、再生するキューレベルデータとの
間で、異なる調光レベルデータを有するチャネル番号及
びそのチャネルの調光レベルデータを記憶する。

【００１６】請求項３記載の発明によれば、入力装置か
ら入力されることにより修正記憶されたキューレベルデ
ータと、修正記憶以前のキューレベルデータとを比較し
たデータを、第４の記憶手段に記憶する。

【００１７】請求項４記載の発明によれば、入力装置よ
り基準キューレベルデータを、現在のデータとして入力
し、制御装置に送信する。制御装置では、この基準キュ
ーレベルデータと、修正１，２，３・・・ｎ回目のキュ
ーレベルデータとを順次比較して再生データを作成す
る。そして、制御装置からの再生データに応じて照明負
荷の調光レベルを制御し、修正記憶以前のシーンを再現
する。

【００１８】請求項５記載の発明によれば、履歴要求装
置からの再生要求を制御装置に送信する。制御回路で
は、記憶装置に記憶されていると共に、ユーザにより任
意に設定した修正ｍ回目の基準キューレベルデータと、
記憶装置に記憶された修正１，２，３・・・ｎ回目の他
の複数のキューレベルデータ及び入力装置により入力さ
れたキューレベルデータとを順次比較して、再生データ
を作成する。そして、制御装置からの再生データに応じ
て照明負荷の調光レベルを制御し、修正記憶以前のシー
ンを再現する。

【００１９】請求項６記載の発明によれば、基準キュー
レベルデータを、ユーザーの使用状態、使用傾向を記憶
し、それを基に基準キューレベルデータを自動的に設定
する。

【００２０】

【実施例】本発明に係る実施例のブロック構成図を図１
に示す。

【００２１】１は、プリセットフェーダなどを含み構成
される。そして、予め、複数の照明負荷Ｌａを特定のフ
ェーダ（以下、チャネルＣＨと呼ぶ。）などに割り付
け、時系列な明りの単位の番号（以下、キュー番号と呼
ぶ。）と、各キューの各チャネルＣＨの調光レベルデー
タ、つまりキューレベルデータとを入力する入力装置で
ある。

【００２２】入力装置１から入力されるキューレベルデ
ータ及びキュー番号は、制御装置２を構成する、図２に
示す様なＡ／Ｄ変換器を介して複数の記憶手段からなる
記憶装置３に記憶される。そして、制御装置２で記憶装
置３の記憶内容を読み出し、制御装置２を構成する、図
２に示す様なＤ／Ａ変換器を介してアナログ信号として
元の信号を再生し、再生装置４に送信する。また５は、
仕込み時などに於ける修正前のキューレベルデータの履
歴再生を要求する履歴要求装置であり、キーボード，タ
ッチパネルなどから構成される。履歴要求装置５で、制
御装置２を構成する、図２に示す様なＣＰＵを制御し
て、記憶装置３の記憶内容（履歴データ）をデータとし
て読み出し、制御装置２を構成する、図２に示す様なＤ
／Ａ変換器を介してアナログ信号として元の信号に再生
し、再生装置４に送信する。再生装置４では、制御装置
２から出力されるアナログ信号に応じて各照明負荷Ｌａ
の調光レベルを制御する様に、各照明負荷Ｌａに電力を
供給する。

【００２３】ここでは記憶装置３は、記憶手段３１〜３
４から構成される。記憶手段３１には、図３に示す様
な、キューＱ１〜ＱｎのチャネルＣＨ１〜ＣＨｎの調光
レベルデータを記憶する記憶エリアＡ１と、図４に示す
様な、キューＱ１〜Ｑｎを記憶した記憶エリアＡ１のア
ドレスを記憶する記憶エリアＡ２と、図５に示す様な、
既に記憶したキューＱ１〜Ｑｎの番号を記憶する記憶エ
リアＡ３とを備える。

【００２４】第２の記憶手段３２には、図６に示す様
な、キューＱ１〜Ｑｎに於いて、キューレベルデータを
修正記憶する際に、修正記憶の前後で、調光レベルに変
化のあったチャネル番号（以下、ＣＨ番号と呼ぶ。）を
記憶する記憶エリアＡ４と、図７に示す様な、キューＱ
１〜Ｑｎに於いて、キューレベルデータを修正記憶する
際に、修正記憶の前後で、調光レベルに変化のあったチ
ャネルＣＨの調光レベルデータ、つまりチャネルレベル
（以下、ＣＨレベルと呼ぶ。）を記憶する記憶エリアＡ
５とを備える。

【００２５】第３の記憶手段３３には、図８に示す様
な、キューＱ１〜Ｑｎに於いて、キューレベルデータを
修正記憶する際に、修正記憶の前後で、調光レベルに変
化のあったＣＨ番号のアドレスを記憶する記憶エリアＡ
６と、図９に示す様な、キューＱ１〜Ｑｎに於いて、キ
ューレベルデータを修正記憶する際に、修正記憶の前後
で、調光レベルに変化のあったＣＨレベルのアドレスを
記憶する記憶エリアＡ７とを備える。

【００２６】第４の記憶手段３４には、図１０に示す様
な、キューＱ１〜Ｑｎに於いて、任意のキューレベルデ
ータを再生する場合に、基準となるキューレベルデータ
と、再生するキューレベルデータとの間で、調光レベル
に変化のあったＣＨレベルを記憶する記憶エリアＡ９を
備える。

【００２７】図２に、図１のブロック構成図をより具体
的にした構成図を示す。各キューレベルデータの履歴を
記憶装置３に記憶する方法としては、（１）キューレベ
ルデータを修正し、修正したキューレベルデータを記憶
する様な要求（以下、データ修正記憶要求）がある場合
の方法と、（２）過去に記憶したキューレベルデータの
再生をする様な要求（以下、キューの履歴再生要求と呼
ぶ。）がある場合の方法とがあり、それぞれについて以
下に簡単に説明を行う。

【００２８】（１）データ修正記憶要求がある場合。 先ず、新たにキューレベルデータＤ１を記憶する際に、
キューレベルデータＤ１が新規データか記憶済みデータ
かを図５に示した様な記憶エリアＡ３より判断する。

【００２９】キューレベルデータＤ１が新規データであ
る場合は、図３に示す様な記憶エリアＡ１に、キューレ
ベルデータＤ１に於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎの調光
レベルデータ、つまりチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレベル
を書き込み、図４に示す様な記憶エリアＡ２に、キュー
レベルデータＤ１に於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレ
ベルを記憶した記憶エリアＡ１のアドレスを書き込む。
更に、図５に示す様な記憶エリアＡ３にキューレベルデ
ータＤ１のキュー番号を書き込み、処理を終了する。

【００３０】また、キューレベルデータＤ１が既に記憶
装置３に記憶されている場合は、図４に示す様な記憶エ
リアＡ２より図３に示す様な記憶エリアＡ１に記憶され
ているキューレベルデータＤ１２を読み出し、キューレ
ベルデータＤ１に於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレベ
ルとキューレベルデータＤ１２に於けるチャネルＣＨ１
〜ＣＨｎのレベルを比較する。

【００３１】比較した結果、キューレベルデータＤ１に
於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレベルとキューレベル
データＤ１２に於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレベル
との間に、変化のあったＣＨレベルが無ければ、処理を
終了する。また比較した結果、キューレベルデータＤ１
に於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレベルとキューレベ
ルデータＤ１２に於けるチャネルＣＨ１〜ＣＨｎのレベ
ルとの間に、変化のあったＣＨレベルがあれば、変化の
あったＣＨ番号を図６に示す様な記憶エリアＡ４に、変
化のあったＣＨ番号のアドレスを図８に示す様な記憶エ
リアＡ６に書き込み、変化のあったＣＨレベルを図７に
示す様な記憶エリアＡ５に、変化のあったＣＨレベルの
アドレスを図９に示す様な記憶エリアＡ７に書き込み、
処理を終了する。

【００３２】（２）キューの履歴再生要求がある場合。 先ず、履歴再生要求のあったキューレベルデータを、図
３に示す様な記憶エリアＡから読み取る。図３に示す様
な記憶エリアＡ１に記憶されたキューレベルデータより
以前の、つまり修正記憶（以下修正と呼ぶ。）ｍ回前
（ｍは任意の自然数）までのキューレベルデータがある
かを、図８，図７に示す様な記憶エリアＡ６，Ａ５から
検索する。

【００３３】修正前のキューレベルデータがない場合は
処理を終了する。修正前のキューレベルデータがある
と、図８に示す様な記憶エリアＡ６が指示するアドレス
のＣＨ番号と、図９に示す様な記憶エリアＡ７が指示す
るアドレスのＣＨレベルとを、図１０に示す様な記憶エ
リアＡ８に記憶し、処理を終了する。

【００３４】なおｍは任意に設定できるので、任意の個
数の修正前（ｍは任意の自然数）までのキューレベルデ
ータを作成することが可能である。

【００３５】また上述の様な方法の他に、図６，図７に
示す様な記憶エリアＡ４，Ａ５のデータを固定長で持た
ず、可変長で持たす方法、図８，図９に示す様な記憶エ
リアＡ６，Ａ７を修正回数ごとに持つ方法もある。図１
０に示す様な記憶エリアＡ８に、修正前のキューレベル
データと、現在のキューレベルデータとを比較したデー
タを予め記憶させておいてもよく、この様に構成するこ
とで、キューの履歴再生要求に対して更に高速にキュー
レベルデータを再生装置４に送信することができる。

【００３６】更にキューの履歴再生要求がある場合に、
図１１に示す様に、現在のキューレベルデータを基準キ
ューレベルデータとし、基準キューレベルデータと、複
数の修正ｍ回前の調光レベルデータとを順次比較したデ
ータを、図１０に示す様な記憶エリアＡ８に記憶しても
よく、また、図１２に示す様に、ユーザが任意に指定
し、図１３に示す様な記憶エリアＡ９に予め記憶された
修正ｍ回前のキューレベルデータを基準キューレベルデ
ータとし、その他の修正前のキューレベルデータ及び現
在のキューレベルデータと、基準キューレベルデータと
を比較したデータを、図１０に示す様な記憶エリアＡ８
に記憶してもよく、この様に構成することで、連続した
キューの履歴再生要求に対して更に高速にキューレベル
データを再生装置４に送信することができる。なお、数
値ｍはユーザが任意に設定しても、キューの履歴再生要
求に対し、ユーザの使用状態、傾向から自動的に設定し
てもよい。

【００３７】更にまた、調光レベルデータの修正回数ｎ
及びユーザの修正履歴要求の平均値を記憶する、図１４
に示す様な記憶エリアＡ１０から数値ｍを読み取り、図
１０に示す様な記憶エリアＡ８に予め設定してもよく、
この様に構成することで、ユーザの特徴、催し物の特徴
などで最善の処理をすることが可能となる。

【００３８】

【発明の効果】請求項１、２記載の発明によれば、連続
したキューの履歴再生要求に対して高速にキューレベル
データを再生装置に送信すると共に、メモリ使用量の低
減、仕込み作業の省力化、コストダウン及び高速な照明
負荷の再生が可能な照明装置を提供できる。

【００３９】請求項３から請求項５記載の発明によれ
ば、連続したキューの履歴再生要求に対して更に高速に
キューレベルデータを再生装置に送信すると共に、メモ
リ使用量の低減、仕込み作業の省力化、コストダウン及
び高速な照明負荷の再生が可能な照明装置を提供でき
る。

【００４０】請求項６記載の発明によれば、ユーザの特
徴、催し物の特徴などで最善の処理をすることが可能と
なると共に、メモリ使用量の低減、仕込み作業の省力
化、コストダウン及び高速な照明負荷の再生が可能な照
明装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係る実施例のブロック構成図を示す。

【図２】上記ブロック構成の具体的な構成図を示す。

【図３】第１の記憶手段を構成する第１の記憶エリアの
構成図を示す。

【図４】第１の記憶手段を構成する第２の記憶エリアの
構成図を示す。

【図５】第１の記憶手段を構成する第３の記憶エリアの
構成図を示す。

【図６】第２の記憶手段を構成する第１の記憶エリアの
構成図を示す。

【図７】第２の記憶手段を構成する第２の記憶エリアの
構成図を示す。

【図８】第３の記憶手段を構成する第１の記憶エリアの
構成図を示す。

【図９】第３の記憶手段を構成する第２の記憶エリアの
構成図を示す。

【図１０】第４の記憶手段を構成する記憶エリアの構成
図を示す。

【図１１】上記実施例の第２の動作概念図である。

【図１２】上記実施例の第３の動作概念図である。

【図１３】基準キューレベルデータと、他のキューレベ
ルデータとを比較したデータを記憶する記憶エリアの構
成図を示す。

【図１４】修正回数ｍを記憶する記憶エリアの構成図を
示す。

【符号の説明】

１ 入力装置 ２ 制御装置 ３ 記憶装置 ４ 再生装置 ５ 履歴要求装置 ＣＨ チャネル Ｑ キュー

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 一定空間に配置された複数の照明負荷の
   各々に割り付けられた複数のチャネルからなるキューの
   キュー番号、及び前記キューの各チャネルの調光レベル
   データを入力する入力装置と、前記入力装置で入力され
   た前記キューの各チャネルの調光レベルデータからなる
   キューレベルデータを複数記憶する記憶装置と、前記入
   力装置で入力されたキュー番号を受けて、前記記憶装置
   に記憶された前記調光レベルデータを再生して再生デー
   タを作成する制御装置と、前記制御装置からの前記再生
   データに応じて前記複数の照明負荷の調光レベルを制御
   する再生装置とからなる照明装置に於て、 前記調光レベルデータを修正記憶した以前の調光レベル
   データの再生要求を行う履歴要求装置を備えると共に、 前記記憶装置は、前記キューレベルデータを修正記憶し
   たものより以前のキューレベルデータを複数記憶するも
   のであり、 前記制御装置は、前記履歴要求装置からの再生要求を受
   けて、前記キューレベルデータを修正記憶したものより
   以前のキューレベルデータを再生して再生データを作成
   するものであることを特徴とする照明装置。
2. 【請求項２】 前記記憶装置は、前記キューレベルデー
   タを記憶する第１の記憶手段と、 前記キューレベルデータを修正記憶する場合に、修正記
   憶の前後で、調光レベルに変化のあったチャネル番号及
   び変化のあったチャネルの調光レベルデータを記憶する
   第２の記憶手段と、 前記キューレベルデータを修正記憶する場合に、修正記
   憶の前後で、調光レベルに変化のあったチャネル番号の
   アドレス及び変化のあったチャネルの調光レベルデータ
   のアドレスを記憶する第３の記憶手段と、 任意の前記キューレベルデータを再生する場合に、基準
   となる前記キューレベルデータと、再生する前記キュー
   レベルデータとの間で、異なる調光レベルデータを有す
   るチャネル番号及びそのチャネルの調光レベルデータを
   記憶する第４の記憶手段とを備えるものであることを特
   徴とする請求項１記載の照明装置。
3. 【請求項３】 前記第４の記憶手段は、修正記憶以前の
   キューレベルデータと、修正記憶以後のキューレベルデ
   ータとを比較したデータを記憶するものであることを特
   徴とする請求項２記載の照明装置。
4. 【請求項４】 前記制御装置は、前記履歴要求装置から
   の再生要求を受けて、入力装置により入力された基準キ
   ューレベルデータと、前記記憶装置に記憶された修正
   １，２，３・・・ｎ回目の複数のキューレベルデータと
   を順次比較して、再生データを作成するものであること
   を特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の
   照明装置。
5. 【請求項５】 前記制御装置は、前記履歴要求装置から
   の再生要求を受けて、前記記憶装置に記憶されていると
   共に、ユーザにより任意に設定した修正ｍ回目の基準キ
   ューレベルデータと、前記記憶装置に記憶された修正
   １，２，３・・・ｎ回目の他の複数のキューレベルデー
   タ及び入力装置により入力されたキューレベルデータと
   を順次比較して、再生データを作成するものであること
   を特徴とする請求項１から請求項３のいずれかに記載の
   照明装置。
6. 【請求項６】 前記基準キューレベルデータを、ユーザ
   ーの使用状態、使用傾向を基に、自動的に設定すること
   を特徴とする請求項４または請求項５に記載の照明装
   置。