JPH0256797B2 - - Google Patents

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JPH0256797B2
JPH0256797B2 JP61040908A JP4090886A JPH0256797B2 JP H0256797 B2 JPH0256797 B2 JP H0256797B2 JP 61040908 A JP61040908 A JP 61040908A JP 4090886 A JP4090886 A JP 4090886A JP H0256797 B2 JPH0256797 B2 JP H0256797B2
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dimming
unit
fade
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JP61040908A
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Taku Tsuda
Yasumasa Namikoshi
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
技術分野 本発明は、舞台用またはスタジオ用などの調光
装置に関する。 背景技術 調光装置は、操作部によつて設定された複数の
照明負荷の照明レベルの実現や、複数の照明負荷
の照明レベルの集合である場面(シーン)の相互
移行を実現する装置であり、操作部での操作を忠
実に、円滑にかつ時間的な遅れなしに実現する必
要がある。 近年、単一の調光装置において制御される照明
負荷あるいは調光ユニツト(調光装置からの調光
信号)にもとづき照明負荷への電源電圧を位相制
御して照明負荷の照明レベルを制御する装置)の
数が増加しており、いかに調光演算を速く処理し
応答のよい装置を実現するかが問題となつてき
た。 従来例1として、第10図示の調光装置1があ
げられる。第10図を参照して従来例1の調光装
置1の構成について説明する。照明すべき各画面
毎に個々の調光ユニツト(図示せず)の照明レベ
ルをプリセツトフエーダ2で予め設定し、そのレ
ベル信号を走査器3およびアナログ/デジタル
(A/Dと略称する)変換器4を介してデジタル
信号で記憶部5に記憶させる。そのとき照明すべ
き場面を指定する場合番号なども同時に指示され
る。 記憶された各場面毎の照明レベルを再現するに
は、記憶部5から読出した信号をゲート6によつ
て一方場面の照明レベルはブロツクAのバツフア
メモリ7Aに記憶され、次の場面の照明レベルは
ブロツクBのバツフアメモリ7Bに記憶される。
バツフアメモリ7A,7Bには所定の場面の照明
レベルの1信号分だけが入り、2つのバツフアメ
モリ7A,7Bにデータの記憶が完了した時点
で、記憶されたデータをクロスフエード制御部8
A,8Bに入力し、外部からのクロスフエード信
号に従つて制御する。 制御された2つの場面の同一照明ユニツトの信
号を加算器9で加算し、分配器10に送る。選択
的接続機能を有する分配器10の出力は、調光ユ
ニツト駆動装置11A,11B,…に送られる。
調光ユニツト駆動装置11は分配器10から送ら
れたアナログ信号を一定時間保持するように構成
され、プリセツトフエーダ2と1対1に対応し、
その直流信号の大きさに従つて各調光ユニツト1
2A,12B,…を制御する。 この調光装置1では、各調光ユニツト12の調
光演算をするために、記憶部5からバツフアメ
モリ7Aへのデータの転送記憶部5からバツフ
アメモリ7Bへのデータの転送分配器10での
データの分配の3ステツプ、あるいはとのス
テツプが同時の場合は、2ステツプの制御部の制
御がそれぞれ必要であり、演算時間がむやみに長
くなつてしまう。 従来例2として、通常のコンピユータのハード
ウエア構成をそのまま利用した調光装置21があ
げられる。このような調光装置21の演算部の構
成および動作については第11図を参照して説明
する。 調光装置21において、シーンAのチヤンネル
(前記調光ユニツトに同義)毎の照明レベルAiが
格納されるメモリ22には、チヤンネル数分のレ
ベルデータが格納でき、アドレス信号端子ADへ
の入力により一チヤンネル(i)が選択され、出力制
御入力端子OEをアクテイブにすることにより、
データ出力端子DTよりレベルデータAiが出力さ
れる。 シーンBのチヤンネル毎の照明レベルBiが格
納されたメモリ23には、メモリ22と同じ形態
で別のデータが格納されている。フエードの進行
値が格納されたメモリ24において、データは単
一なのでアドレス入力はない。端子OE入力がア
クテイブになるとデータが出力される点は同様で
ある。 出力部25はチヤンネル毎の演算結果である出
力レベルを保持する。アドレス信号端子ADへの
入力によりチヤンネル(i)が選択され、書込み制御
入力端子WEがアクテイブになると、そのときの
データ入力端子DTに与えられたデータを取込み
保持する。 演算器(ALU)26は加算、論理和、論理積
など基本的な演算を行なう。端子x,yは演算さ
れる一対のデータが入力され、それぞれ書込み制
御入力端子I1,I2への信号によつて取込まれ
る。端子zは演算結果、たとえばx+yのデータ
出力端子である。端子3は端子zの出力制御信号
の入力端子である。 データ処理の都合上、データを一時記憶するた
めのメモリ27は、アドレス入力端子AD、デー
タ入出力端子DT、書込み制御入力WEの入力端
子、読出し制御入力端子OEの入力端子を備える。 デコーダ28の端子O1〜O9は出力端子であ
る。入力端子ADには後述のリードオンリメモリ
(ROM)からのアドレス信号が与えられる。た
とえばメモリ22,23および出力部25のAD
入力にはAD0〜AD7の8ビツトが与えられ、
メモリ27のAD入力にはAD8〜AD9の2ビツ
トが与えられ、デコーダ28はAD10〜AD1
2の3ビツトが与えられる。ST入力はST0〜
ST1の2ビツトで、次の表のようにデコードさ
れる。テコードされたデータによつて、第1表に
示すような各種の動作を行なう。たとえば24→
27はメモリ24からメモリ27に読込むという
ことである。
【表】
【表】 演算のためのプロセスを制御するプログラムが
格納されたROM(リードオンリメモリ)29が
設けられる。ADはアドレス入力端子、DTはデ
ータ出力端子である。アドレス入力には、1つず
つ順番に増えるプログラムカウンタ30からのデ
ータが入力される。その出力はROM29のデー
タ内容によつて決まる。ROM29のデータ出力
は、前述のA0〜A10およびST0,ST1とし
てデコーダ28およびメモリ22,23,27、
出力部25に与えられる。 カウンタ30と発振器31とが設けられる。発
振器31の出力は、カウンタ30のクロツク入力
端子CKに与えられる。メモリ22〜24、出力
部25およびメモリ27のデータ入出力端子DT
と演算器26の端子x,y,zとは、それぞれデ
ータ入力または出力端子で、全て同一のデータラ
イン32でつながつている。 この構成において、第12図のフローチヤート
となるようROM29にプログラムしておくこと
によつて、フエード演算が行なわれる。 第12図のステツプn1ではメモリ22から一
チヤンネル(i)における照明データAiを読出し、
またステツプn2では前記照明データAiから出発
して到達すべき場面の照明データBiを読出す。
次に前記フエード操作の進行の程度を指示するフ
エード進行データFをメモリ24からステツプ
n3において読出す。次にステツプn4では演算器
26において、 Oi=Bi+F(Ai−Bi) ……(1) で示される演算を行なう。ステツプn5において
上記第1式の演算結果Oiをメモリ27の当該ア
ドレスにストアする。次にこの時点でのチヤンネ
ル番号iが+1インクリメントされ、すなわちチ
ヤンネル番号(i+1)に関して上述したような
ステツプn1〜n5からなる処理を行なう。このよ
うにしてチヤンネル数だけ演算が行なわれる。 この従来例では、このように1チヤンネル分の
フエード演算を行なうのに多くのステツプを要す
る。 この従来例に限らず、コンピユータの構成をそ
のまま利用した場合は、各要素のデータラインが
共通になつているので、データのやりとりの経路
がプログラム次第でどのようにも設定でき汎用的
である反面、時分割でデータのやりとりをしなく
てはならないので、処理のステツプが多くなる。
仮に演算器26として乗算器を備えたとしても、
1チヤンネル分の演算処理に最低7ステツプ程度
はかかつてしまうことが知られている。各構成要
素の応答速度から、1ステツプの時間には一定の
限界があるので、この演算時間はフエード演算に
要するステツプ数に比例する。 この調光装置21では、調光演算を時分割され
た制御部の制御で行なうため演算時間が長い。実
際、この調光装置21では数十調光ユニツト毎
に、調光演算用の制御部(CPU、図示せず)を
もつた調光演算専用の回路を有する構成が必要と
なり、装置全体が大型で複雑となつている。 次にフエードの進行に従う照明レベルに関して
説明する。各調光ユニツトに関しては、2つのシ
ーンA,Bにおけるその調光ユニツトの照明レベ
ルが、それぞれAd,Bdのとき、シーンBからシ
ーンAへのフエードによるその調光ユニツトの照
明レベル変化は、線形が理想である。すなわち傾
斜(Ad−Bd/1)、切片Bdから成る直線で、 Bd+F(Ad−Bd) ……(2) と表わされる。 舞台照明などにおいては、上記各調光ユニツト
に関する照明レベル変化の他に、複数の調光ユニ
ツトに関して舞台上で合成された照明レベルの変
化(光合成と称する)も考える必要がある。たと
えば一方調光ユニツトには赤色の光の照明負荷、
他方調光ユニツトには緑色の光の照明負荷がつな
がれている場合を想定する。シーンAでは赤色の
照明負荷が点灯しており、シーンBでは緑色の照
明負荷が同レベルで点灯する設定になつているよ
うな場合、シーンBからシーンAへのフエードで
舞台上が緑色から緑と赤の中間色を経て赤色へ、
照明レベルの変化なしに移つていくことが理想で
ある。 調光ユニツトの特性、負荷の特性および目の特
性などを考慮して、フエードによつて同時に起る
上記2種類の照明レベルの変化をスムーズにする
ために、最近アツプダウンフエードという制御が
考えだされてきた。従来例2の調光装置21の調
光演算は、このアツプダウンフエードの制御を行
なうことができる。すなわちアツプフエード用の
フエード進行値が格納されたメモリと、ダウンフ
エード用のフエード進行値が格納されたメモリと
をもつ構成とし、照明データAi,Biを読込んだ
後、この両者を比較して、Ai>Biならばアツプ
フエード用メモリを、Ai<Biならばダウンフエ
ード用メモリを読込む動作をする。このときアツ
プダウンフエードの制御のために、照明データ
Ai,Biの比較のための数ステツプが必要となつ
てしまい、演算時間がのびてしまう。 目 的 本発明の目的は、上述の問題点を解決し、調光
演算の処理を速くすることにより高速応答が実現
され、またアツプフエードおよびダウンフエード
などによるフエード演算が調光演算の処理時間を
のばすことなく、かつ制御回路の負担を増すこと
なく実現される調光装置を提供することである。 実施例 第1図は本発明の基本的構成を示すブロツク図
であり、第2図および第3図は第1図の記憶部4
1に関連する構成を示すブロツク図であり、第4
図は本発明の一実施例の調光装置42の構成を示
すブロツク図である。第1図〜第4図を参照して
調光装置42について説明する。 操作部43で決定された各調光ユニツトの各シ
ーンの照明レベルを、主記憶部44に記憶する。
それらの記憶されたデータの再生は、フエード
(シーンの移行)の開始前にAシーンの全調光ユ
ニツトの照明レベルを記憶部45に、フエードさ
れて到達すべきBシーンの全調光ユニツトの照明
レベルを記憶部46に主記憶部44からそれぞれ
記憶する。これはフエードの進行中は行なわれな
い。演算部47はこの記憶部45,46の記憶デ
ータと、操作部43で決定されたフエード進行デ
ータFとを用いて、調光出力レベルOを演算す
る。 この演算は、全調光ユニツトに対して周期的に
行なわれる。その周期は、出力である舞台上の明
りがスムーズに変化する程度のもので、通常たと
えば40〜50msec程度である。演算部47からの
出力である調光出力レベルOは、D/A変換器4
8を経て調光信号出力部であるサンプル/ホール
ド(以下、S/Hと略称する)回路49によつ
て、調光出力レベルに比例した直流の電圧として
各調光ユニツト50に分配され、負荷51が駆動
される。 また記憶部45は、Aシーンの各調光ユニツト
50の照明レベルAdを、各調光ユニツト50に
対応したアドレスに記憶する。記憶部46は、B
シーンの各調光ユニツト50の照明レベルBdを、
各調光ユニツト50に対応したアドレスに記憶す
る。 ROM52は、常時読出しモードにあり、照明
レベルAdとフエード進行のデータFとをアドレ
スとして同時に与えると、データとしてAd×F
を出力する。またROM53は同じく常とき、読
出しモードにあり、照明レベルBdとフエード進
行データFとをアドレスとして同時に与えると、
データとしてBd×(1−F)を出力する。ROM
52,53の出力を加算し調光出力レベルOdを
出力する演算部47が設けられている。 またデジタルデータである演算部47の出力で
ある調光出力レベルデータを、アナログデータに
変換するD/A変換器48の出力は、アドレスと
した調光ユニツト50が指示されかつ調光出力レ
ベル書込みを指示されると、その時の調光出力レ
ベルをアドレスで指示された調光ユニツト50に
出力する分配部54に与える。分配部54の出力
は前述のように分配部54の出力電圧を保持する
S/H回路49に与えられる。 第5図に示すように記憶部45,46のデータ
の読出し、書込みのタイミングRの指示及び、番
号dのカウント指示及び、第8図に示すように調
光ユニツト番号dが安定な時に出される調光出力
レベル書込み指示Wをそれぞれ出力するカウンタ
55が設けられる。 操作部43のフエード進行用フエーダ(0位置
がBシーンで1位置がAシーンで、つまみを動か
すことによりBシーン、Aシーン間のフエードを
進行させることができる装置)のアナログ出力
を、デジタル量Fに変換するA/D変換器56が
設けられ、この調光装置全体を制御する制御回路
(CPU)47などが備えられる。 次に動作を説明する。基本的に、 1 記憶部45,46へのデータの書込み動作 2 フエード演算及び出力動作 にわけられ、これらは第5図に示すカウンタ55
の読出し指示Rによつて制御される。 1 記憶部A,Bへのデータの書込み動作 カウンタのR信号(第5図参照)がローレベ
ルのとき、この動作に入り、制御回路57のア
ドレスが、記憶部45,46のアドレスにつな
がるように切換手段58が切換る。 フエードの開始前のこのタイミング(第5図
の時刻t1)で、記憶部45,46へのデータの
書込みが行なわれる。すなわち、記憶部45へ
のデータの書込み時は、切換手段59が閉じ
て、制御回路57の制御のもとで、主記憶部4
4からのデータが書込まれる。記憶部46の場
合、切換手段60が閉じて、同様の動作が行な
われる。これ以外の時は、切換手段59,60
は開いている。フエードの開始前以外は、記憶
部45,46へのデータの書込みは不要であ
る。 2 フエードの演算及び出力動作 フエード進行データFは他の動作とは独立し
ていつも演算部47に出力されている。カウン
タ55のR指示がハイレベルのとき、この動作
に入り、カウンタ55の調光ユニツトカウント
dが、記憶部45,46のアドレスにつながる
ように切換手段58が切りかわり、また、記憶
部45,46は読出しモードとなる。前記R信
号がハイレベルのとき、第6図に示すようにカ
ウンタ55は調光ユニツト番号dのカウント及
び、調光出力レベル書込み指示Wを出力する。 カウンタ55の調光ユニツト番号d出力によ
り、分配部54のアドレスが指示される。また
同時に読出しモードにある記憶部45,46の
アドレスが指示され、その調光ユニツト50の
AシーンおよびBシーンのレベルデータAd、
Bdが出力される。このレベルデータAd、Bd
及びフエード進行データFにより、演算部47
の出力にはその調光ユニツトの調光出力レベル
Odが現われる。すなわち調光ユニツト番号d
の指示により、D/A変換された出力Odが分
配部54の入力に現われる。この出力Odは調
光ユニツト番号dが安定である間、安定であ
り、カウンタ55から出力される制御信号であ
る。この出力Odは、調光出力レベル書込み指
示Wにより、S/H回路49を経て当該調光ユ
ニツト49に出力される。 調光ユニツト番号dが出力されて出力Odが
分配部54の入力に現われるまで、遅延は記憶
部45,46、演算部47の加算器61及び
D/A変換器48の素子の遅延であり、せいぜ
い数msec程度であり高速で調光演算を実現す
ることができる。1回のタイミングRがハイレ
ベルの期間に、全調光ユニツト50に対して調
光出力を出力するため、タイミングRがハイレ
ベルとなるのは、50〜50msec程度の周期とな
りこれを繰りかえす。 以上が基本的な2つの動作である。フエード進
行用フエーダが1位置に行きつき、Bシーンから
Aシーンへのフエードが終了すると、記憶部46
に新しい次のシーンのレベルを書込むこみ、フエ
ード進行用フエーダを逆方向(1位置→0位置)
へ動かすことにより、次のフエードを実行するこ
とができる。 この実施例の特徴としては、カウンタ55の調
光ユニツト指示d及び、同時に指示される調光出
力レベル書込み指示Wの1ステツプによる制御で
フエード演算が行なわれることである。すなわち
高速である。またフエード演算の制御が1ステツ
プの簡単なものなので、カウンタ55のような単
純な制御回路で実現している。 記憶部45へのデータの書込みは、フエードの
開始する時に一度だけですむ。次々フエードを行
なう時は、記憶部45または記憶部46にだけデ
ータを書込めばよく、装置全体の制御回路57の
負担が小さい。 実施例 2 本発明の他の実施例の基本的構成を第7図に示
し、具体的構成は第8図に示す。すなわち実施例
1の構成に関して、記憶部45,46の記憶デー
タAd、Bdの大小を比較する比較器62と、操作
部43のアツプフエード進行用フエーダ(0位置
がBシーンで、1位置がAシーンで、つまみを動
かすことによつて、BシーンからAシーンへのフ
エードの進行によつて照明レベルが増加する調光
ユニツトのフエードの進行を制御する装置)63
と、ダウンフエード進行用フエーダ(0位置がB
シーンで1位置がAシーンでつまみを動かすこと
によつて、BシーンからAシーンへのフエードの
進行によつて照明レベルが増加する調光ユニツト
のフエードの進行を制御する装置)64からの信
号を比較器62の出力によつて選択し、フエード
進行データFとして出力する切換手段65とをつ
け加えた構成となつている。動作はほぼ実施例1
と同じであるが、以下の点において異なる。 フエードの演算及び出力動作において、カウン
タ55のd出力によつて記憶部45,46から読
出されたレベルデータAd、Bdが演算部47に出
力されると同時に、比較器62にも出力され、こ
の比較器62によりレベルデータAd、Bdの大小
が比較される。Ad<Bdのとき、すなわちBシー
ンからAシーンのフエードで、照明レベルが増加
する場合は、切換手段65によりアツプフエード
進行用フエーダ63からの信号をフエード進行デ
ータFとして演算部47に与え、Ad<Bdのと
き、すなわちBシーンからAシーンのフエードで
照明レベルが減少する場合は、切換手段65によ
りダウンフエード進行用フエーダ64からの信号
をフエード進行データFとして演算部47に与え
る。 すなわち制御部57は実施例1の動作を変更す
ることなしに前記アツプフエード、ダウンフエー
ドによるフエード演算を実現でき、第9図示のよ
うに線形な調光特性を実現できるまた調光演算の
処理時間もほとんど(比較器62および、切換手
段65の遅延は小さい)のばすことはない。 実施例1、2においては、フエード進行データ
Fとして、操作部43のフエード進行用フエーダ
からの信号を用いたが、0→1まで出力値が変化
するようなカウンタの出力をフエード進行データ
Fとして用いることにより、手動によらない自動
的なフエード進行も実現できる。 効 果 以上のように本発明に従えば、制御部が調光ユ
ニツト指示信号と調光ユニツト書込み指示信号と
を同時に出力することによつて、記憶部のデータ
の読出しおよびそのデータによるフエード演算を
同時に行ない、その結果の調光出力レベルを調光
信号出力部へ入力するようにした。したがつて調
光演算を格段に高速に行なうことができるととも
に、調光演算の制御動作が簡略化されるため、こ
れに用いられる制御回路を簡略化することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本的構成を示すブロツク
図、第2図および第3図は記憶部45,46に関
連する構成を示すブロツク図、第4図は本発明の
一実施例の調光装置21の構成を示すブロツク
図、第5図および第6図は調光装置21の動作を
示すタイミングチヤート、第7図は本発明の他の
実施例の原理を示すブロツク図、第8図は本実施
例の構成を示すブロツク図、第9図は本発明の前
記2つの実施例の調光特性を説明するグラフ、第
10図は第1の従来技術の調光装置1の構成を示
すブロツク図、第11図は第2の従来技術の調光
装置21の構成を示すブロツク図、第12図は調
光装置21の基本的動作を説明するフローチヤー
トである。 41……記憶部、42……調光装置、43……
走査部、44……主記憶部、45,46……記憶
部、47……演算部、50……調光ユニツト、5
5……カウンタ、56……A/D変換器、57…
…制御回路、58〜60,65……切換手段、6
2……比較器、63……アツプフエーダ、64…
…ダウンフエーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の調光ユニツトの複数の場面の照明レベ
    ルを決定するレベル操作手段と、場面間の照明レ
    ベルの変化の進行を1つまたは複数の態様で決定
    するフエード操作手段とを有する操作部と、 操作部で決定された各調光ユニツトの照明レベ
    ルを各調光ユニツトに対応したアドレスに記憶す
    る記憶部と、 記憶部から読出された各調光ユニツトの複数の
    場面の照明レベルおよび、操作部で決定されたフ
    エード進行に従う1つまたは複数の態様のフエー
    ド進行データにより、フエードの演算を行ない演
    算結果である各調光ユニツトの調光出力レベルを
    出力する演算部と、 演算部からの調光出力レベルに基づいて、各調
    光ユニツトにその照明レベルを制御する調光信号
    を出力する調光信号出力部と、 上記各部を制御し、前記記憶部のアドレスを調
    光ユニツト指示信号によつて決定する制御部とを
    含み、 制御部が調光ユニツトを特定する指示信号と、
    当該調光ユニツトに関連するデータの書込み指示
    信号とを同時に出力することにより、記憶部のデ
    ータの読出し、およびそのデータによるフエード
    演算を同時に行ない、その結果の調光出力レベル
    を調光信号出力部へ入力することを特徴とする調
    光装置。
JP61040908A 1986-02-25 1986-02-25 調光装置 Granted JPS62198090A (ja)

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