JPH058559B2 - - Google Patents

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JPH058559B2
JPH058559B2 JP62014656A JP1465687A JPH058559B2 JP H058559 B2 JPH058559 B2 JP H058559B2 JP 62014656 A JP62014656 A JP 62014656A JP 1465687 A JP1465687 A JP 1465687A JP H058559 B2 JPH058559 B2 JP H058559B2
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JP
Japan
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fade
scene
time
illumination level
storage unit
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JP62014656A
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JPS63184291A (ja
Inventor
Nobuo Iwata
Taku Tsuda
Yasushi Yamaguchi
Minoru Yoshida
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
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Publication of JPH058559B2 publication Critical patent/JPH058559B2/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、たとえば舞台やスタジオの照明など
に好適に用いられる調光装置に関する。
背景技術 第5図は、典型的な従来技術の調光装置1の構
成を示すブロツク図てある。調光装置1は実現さ
れるべき照明レベル情報や、照明レベル間の照明
の移行(フエード)のフエード時間などを入力
し、またフエード開始指示などの操作指示を行な
う操作部2を含んでいる。
ここで一般に調光装置1には複数の照明負荷8
が、各照明負荷8を個別的に電力付勢する調光器
9を介して接続されている。このような照明負荷
8は、たとえば舞台進行に対応して、幾つかの複
数の照明負荷が同一照明状態に制御されることに
なり、このように同一照明状態に制御される照明
負荷8のグループをそれぞれチヤンネルと称す
る。したがつて操作部2からの各種調光情報の入
力は、このようなチヤンネル毎に行なわれる。ま
たこのような複数のチヤンネルの照明レベルの各
時点毎の集合がシーンと称される。このようなシ
ーン間の照明状態の変化(移行)を、以下フエー
ドと称する。
すなわち操作部2から入力された各種調光情報
は記憶部3に記憶され、あるフエード動作時にお
けるフエード完了時の照明レベルが記憶部6に記
憶され、フエード開始時の照明レベルが記憶部7
に転送される。また記憶部3にはフエード時間が
入力されており、これが読出されて自動フエード
演算部10でフエード進行値Fが下式のように演
算される。
F=T1/T0 ……(1) T0:入力されたフエード時間 T1:フエード操作時間 記憶部6,7および自動フエード演算部10か
らの各出力である第nシーンの照明レベルAn、
フエード開始時の照明レベルBおよびフエード進
行値Fは、フエード演算部11に入力され、フエ
ード演算出力Oiが出力され、調光信号出力部1
2によつて調光器9に対応する信号レベルに変換
された後、出力される。
一方、前記フエード演算部11からの出力Oi
と、操作部2からの入力信号とが記憶される記憶
部13が設けられ、またこのような調光装置1の
動作を制御する制御部14が設けられる。
第6図は、調光装置1の動作を説明するグラフ
である。第5図および第6図を参照して、調光装
置1の動作について説明する。前述したように、
操作部2からは各シーンのチヤンネル毎の調光レ
ベル、およびシーン間のフエードの動作にかかわ
るフエード時間などが入力される。このような情
報が入力された記憶部3から記憶内容を読出し
て、調光動作の再生実行を行なう場合、操作部2
によつて最初のフエード開始指示を行なうと、記
憶部3に記憶されているフエード操作毎のフエー
ド完了時である第nシーンの照明レベルAn、お
よびフエード開始時の照明レベルBが、それぞれ
記憶部6,7に転送される。したがつてこのよう
な通常の再生実行時には、切換スイツチ4,5は
記憶部3側に切換えられている。またこのときの
フエード演算部11からの出力Oiは、記憶部1
3に記憶される。
前記最初のフエード開始指示に引続く次のフエ
ード開始指示以降は、記憶部3から引続くフエー
ド動作完了時である第(n+1)シーンを照明レ
ベルA(n+1)が記憶部6に転送され、またフ
エード時間情報が自動フエード演算部10に転送
される。このとき以降、切換スイツチ5はフエー
ド演算部11側に接続される。したがつて記憶部
7には、前回フエード動作におけるフエード完了
時の照明レベルOiが転送されることになる。す
なわちフエード演算部11には、前回フエード完
了時の照明レベルAnと、今回フエード動作にお
けるフエード完了時の照明レベルA(n+1)と
フエード時間とが入力される。そのため、照明負
荷8は前回フエード完了時の照明レベルから、今
回フエード完了後の目標となる照明レベルまでの
フエードを行なう。
上述したような時系列に従うフエード動作列
を、逆に辿る逆フエード開始指示が行なわれた場
合、記憶部13から直前のフエード開始指示時に
記憶された照明レベルが読出されるとともに、切
換スイツチ4が記憶部13側に接続され、記憶部
6に上記前回のフエード開始指示時の記憶照明レ
ベルが転送される。これによつて直前のフエード
開始指示時点の照明レベルへ向かう逆フエードが
実行されることになる。
すなわち第6図に示すように、時刻t0で第iチ
ヤンネルの照明レベルが、レベルL1からフエー
ドを開始し、時刻t4までに照明レベルL0へのフ
エードを行ない、時刻t4以後の時刻t1から引続く
第(n+1)シーンが開始され、照明レベルL0
から時刻t5のフエード完了照明レベルL2までの
フエードを行なう場合を想定して説明する。前記
想定されたフエード完了時刻t4以前の時刻t2で、
操作者がたとえば誤つて前記第(n+1)シーン
のフエード開始指示を行なうと、第iチヤンネル
の照明負荷8は時刻t2時における照明レベルL3
から目標の照明レベルであるレベルL2までのフ
エード動作を行なうことになる。
したがつて操作者がこの過誤に気付いて、前記
時刻t2以後であつて時刻t4以前の時刻t3で、前述
した逆フエード指示を行なうと、切換スイツチ4
が記憶部13側に切換えられ、前記時刻t2におけ
る出力レベルL3が読出され、記憶部6に転送さ
れる。また切換スイツチ5も前述したようにフエ
ード演算部11側に切換えられており、記憶部7
には時刻t2における照明レベルが記憶されてい
る。すなわちこれ以降の逆フエード動作では、時
刻t3の照明レベルから前記第(n+1)シーンの
開始時刻t2の照明レベルL3への逆フエードが実
行されることになる。
一方、このような従来技術では、時刻t3以降の
逆フエード動作の到達照明レベルはレベルL3で
あり、第6図の破線15に示すように本来第(n
+1)シーンのフエード開始照明レベルL0に復
帰せず、したがつて第(n+1)シーンの開始時
刻付近の照明状態が、当初所望した照明状態と異
なつてしまうという問題点があつた。また時刻t3
以降の逆フエード動作において、到達照明レベル
を前記照明レベルL0とするためには、調光装置
1の繁雑な操作を組合わせて行なう必要があつ
た。
目 的 本発明の目的は、上述の問題点を解決し、操作
性が格段に向上した調光装置を提供することであ
る。
発明の構成 本発明は、時系列に従つて設定される照明レベ
ル情報ならびにフエード開始および逆フエード開
始の指示が行われる操作部22と、 操作部22の出力に応答し、フエードの開始指
示および逆フエードの開始指示が行われた時から
のフエード進行値Fを演算して出力するフエード
進行値演算出力手段30,31,36,46,5
1,52,53と、 フエード完了時の照明レベルAを記憶する第1
記憶部26と、 フエード開始時の照明レベルBを記憶する第2
記憶部27と、 第nシーンの照明レベルと第(n+1)シーン
の照明レベルとを記憶する第3記憶部35と、 第1および第2記憶部26,27にそれぞれ記
憶されている各照明レベルA、Bと、フエード進
行値演算出力手段30,31,36,46,5
1,52,53からのフエード進行値Fとに応答
して、フエード演算出力OF、 OF=B+F(A−B) を演算して導出するフエード演算部32と、 操作部22の出力に応答し、第nシーンのフエ
ードの開始指示によつて、フエード完了時の照明
レベルL0を第1記憶部26に記憶させ、第nシ
ーンの照明レベルL1を第2記憶部27に記憶さ
せ、第nシーンのフエード動作中に、第(n+
1)シーンのフエードの開始指示によつて、第
(n+1)シーンの照明レベルL2を第1記憶部2
6に記憶させ、その第(n+1)シーンのフエー
ドの開始指示時におけるフエード演算部32のフ
エード演算出力OFを第2記憶部27に記憶させ、
第(n+1)シーンのフエード動作中に、逆フエ
ード開始時の指示をしたとき、第nシーンの照明
レベルL0を第1記憶部26に記憶させ、その逆
フエード開始の指示時におけるフエード演算部3
2のフエード演算出力OFを第2記憶部27に記
憶させる制御手段24,25,30,34,35
と、 フエード演算部32のフエード演算出力OFに
応答して照明負荷28を調光制御する手段29,
33とを含むことを特徴とする調光装置である。
実施例 第1図は、本発明の一実施例の調光装置21の
基本的構成を示すブロツク図である。第1図を参
照して、調光装置21の基本的構成について説明
する。調光装置21は、たとえば舞台進行などの
時系列に従つた照明レベルや、各照明レベル間の
照明状態の移行(以下、フエードと称する)時間
などの各種調光情報の入力と、フエード開始指示
など操作指示を行なうための各種ポテンシヨメー
タやスイツチ類などによつて実現される操作部2
2を含む。操作部22から入力された各種情報は
たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)など
によつて実現される記憶部23に、たとえば舞台
進行などの時系列に従つて記憶される。
記憶部23に記憶された各種調光情報は、操作
部22におけるフエード開始指示などにより、一
フエード動作におけるフエード完了時、およびフ
エード開始時の照明レベル情報が、切換スイツチ
24,25を介して前記RAMによつて実現され
る記憶部26,27にそれぞれ転送される。
一方、調光装置21によつて照明状態を制御さ
れる照明負荷28は、各照明負荷28に個別的に
接続された調光器29によつて独立に電力付勢さ
れる。このような複数の照明負荷28、従来技術
の項で述べたように同一照明状態に制御される負
荷同士でクループ化され、これを上述したように
チヤンネルと称する。すなわち記憶部23からは
チヤンネル毎に上記各種調光情報が出力され、切
換スイツチ30を介して自動フエード演算部31
に入力され、上記第1式に示したようなフエード
進行値Fが算出される。
前記記憶部26,27からそれぞれ読出される
フエード完了時である第nシーンの照明レベル情
報Anと、フエード開始時の照明レベル情報Bと、
さらに自動フエード演算部31からのフエード進
行値Fとがフエード演算部32に入力され、フエ
ード演算出力 OF=B+F(An−B) ……(2) が算出される。このフエード演算結果Oiは、調
光信号出力部33によつて調光部29と対応する
レベルの信号に変換され出力される。
またこのように調光装置21の動作を制御する
たとえばマイクロプロセツサなどによつて実現さ
れる制御部34が備えられる。記憶部35は、操
作部22がフエード開始指示を行う毎に、記憶部
23から読出される第nシーンの照明レベルAn
を取込み、この照明レベルデータ列{An}のう
ち、現シーンを第(n+1)シーンとすると、少
なくとも現シーンの照明レベルA(n+1)と、
1つ前のシーンの照明レベルAnを記憶し、さら
に操作部22が後述するような逆フエード開始指
示を行つた場合、現シーンが番号(n+1)の場
合、1つ前のシーン番号nの照明レベル情報An
を出力する。
切換スイツチ30を介して自動フエード演算部
31と接続されるタイマ部36は、予め設定され
たカウント値またはカウント動作に従うカウント
値を保持し、操作部22からの逆フエード開始指
示に基づき、前記保持値C1を出力する。
また操作部22の最初のフエード開始指示によ
つて、切換スイツチ24,25,30は全て記憶
部23側に接続され、その以後のフエード開始指
示に対しては切換スイツチ25は、フエード演算
部32側に接続される。すなわち本実施例の調光
装置21も第5図を参照して説明した従来技術の
調光装置1と同様に、前回フエード完了時の照明
レベルから次回のフエード動作を開始することが
できる。
第2図は、本実施例の調光装置21の具体的構
成例を示すブロツク図である。調光装置21に備
えられる前述したフエード演算部32には、照明
レベル情報AnまたはA(n+1)(ただし記憶部
26に記憶される照明レベルを、総括的にAで表
すことがある)、およびBが記憶部26,27の
各出力端子AOから与えられる。これらの記憶部
26,27および自動フエード演算部31のデー
タ入力端子Diは、それぞれ切換スイツチ24,
25,30を介してデータバス40を経て制御部
41のデータ出力端子DTに接続される。
また調光装置21には、後述するような機能を
有する記憶部38,39設けられており、これら
のデータ入力端子Diは前記データバス40と接
続される。これらの記憶部38,39のデータ出
力端子DOは、切換スイツチ24の端子24bに
接続される。制御部41のアドレス出力端子AD
はアドレスバス44を介してデコーダ45に接続
され、また切換スイツチ42,43を介して記憶
部26,27のアドレス入力端子ADに接続さ
れ、さらに記憶部38,39のアドレス入力端子
ADにそれぞれ接続される。切換スイツチ42,
43の端子42b,43bには制御部34からの
アドレス出力が与えられる。また切換スイツチ3
0の端子30bには、後述するような機能を有す
るデータ設定部46が接続される。
このデータ45の出力は、書込み制御信号(ラ
イトイネーブル信号)WEであり、記憶部26,
27,38,39および自動フエード演算部31
にそれぞれ与えられる。
制御部41のフエード開始信号出力端子STと、
逆フエード開始信号出力端子RVとは、2入力の
論理和回路47の入力端子にそれぞれ接続され、
論理和回路47の出力は、たとえば単安定マルチ
バイブレータなどによつて実現されるフリツプフ
ロツプ48に入力される。フリツプフロツプ回路
48の反転出力および非反転出力Qは、2入力
の論理積回路50,49の各一方入力端子にそれ
ぞれ与えられ、他方入力端子には制御部41の書
込み信号出力端子WRからの書込み信号WRが入
力される。
論理積回路49の出力は制御信号CT1であつ
て、記憶部38,39の書込み制御端子(ライト
イネーブル端子)WE、および読出し制御端子
(リードイネーブル端子)に与えられる。論理積
回路50の出力も制御信号CT2として、記憶部3
8の読出し制御端子OEと記憶部39の書込み制
御端子WEとにそれぞれ与えられる。
第3図は、本実施例の調光装置21の動作を説
明するグラフである。第1図〜第3図を参照し
て、本実施例の調光装置21の動作について説明
する。第3図のグラフは調光装置21が調光制御
を再生実行する場合に対応しており、それ以前に
操作部22によつてたとえば舞台進行などに対応
してシーン毎に照明レベルを設定し、またシーン
間のフエード時間を設定し、これらは記憶部23
に記憶される。記憶部23の記憶内容は、操作部
22でフエード開始指示を行なつた場合、制御部
41からフエード開始信号STが発生することに
より開始される。
フエード開始信号STが発生する毎に、フリツ
プフロツプ回路48の出力Q、はハイレベルま
たはローレベルの間で交互に転換し、書込み信号
WRが発生したときに論理積回路49,50を介
して制御信号CT1、CT2が発生される。
以下、記憶部26に記憶部23から読出された
情報が書込まれる場合を想定して説明する。制御
部41は、アドレス信号ADと書込み信号WRと
を発生し、これをデコーダ45を通して書込み制
御信号WEを生成し、記憶部26が選択される。
これと同時に制御部41は記憶部23の記憶内容
を読取り、データ出力端子DTからデータバス4
0に照明レベルデータDTを出力し、データバス
40側に切換えられている切換スイツチ24を介
して、記憶部26に書込まれる。またこれと同時
に書込み制御信号WEは、記憶部38,39に対
する選択信号(チツプセレクト信号)CEとして
記憶部38,39のいずれか一方を選択する。
制御部41からは前述したようにフエード開始
信号STが発生されており、したがつて論理和回
路47を介してフリツプフロツプ48を動作さ
せ、その出力Q、はたとえば出力Qがローレベ
ルからハイレベルに切換わる。したがつてこの出
力Q、が入力されている論理積回路49,50
に、前記書込み信号WRが入力される毎に、制御
信号CT1はハイレベルに、制御信号CT2はローレ
ベルとなり、制御信号CT1が記憶部38の書込み
制御信号WEおよび記憶部39の読出し制御信号
Oとなる。
したがつて制御部41によつてフエード開始指
示が行なわれると、データDTが記憶部38に書
込まれ、記憶部39の記憶内容が読出される。
次に自動フエード演算部31では、フエード開
始指示が行なわれた場合、デコーダ45から前述
したような書込み制御信号WEが与えられ、また
切換スイツチ30を介してフエード時間データ
DTが制御部41から与えられる。すなわち自動
フエード演算部31では、上記第1式に示すよう
な演算が行なわれ、フエード進行値Fが演算部3
2に出力される。一方、記憶部26,27の記憶
内容がフエード演算部32に読出される。フエー
ド演算部32では上記第2式の演算を行ない、フ
エード制御信号Oiを出力する。
すなわちこのようにして第3図に示す時刻t0か
らの第nシーンのフエードが開始される。このフ
エードは開始照明レベルL1から始まり、フエー
ド時間(t4−t0)経過後、完了照明レベルL0で終
了するように設定されている。その後の時刻t1で
第(n+1)シーンのフエードが、前記照明レベ
ルL0から開始され、フエード時間(t5−t1)終了
後の時刻t5において、照明レベルL2で完了する
ように設定されている。
ここで前記第nシーン終了以前の時刻t2におい
て、前述した第(n+1)シーンのフエード動作
が、たとえば操作者の過誤などによつて開始され
た場合を想定して説明する。このとき第nシーン
の時刻t2におけるフエード終了時の照明レベル
L3には、対応するフエード演算出力Onが記憶部
27に記憶され、第(n+1)シーンのフエード
完了照明レベルL2がたとえば記憶部39に記憶
され、直ちに読出されて記憶部26に記憶され
る。したがつてフエード演算部32からの出力に
よるフエード動作は、第3図の時刻t2以降に示す
ように照明レベルL3から完了照明レベルL2に至
るフエードとして行なわれる。
この後、時刻t3において操作者が過誤などに気
付き、逆フエード開始を指示した場合、制御部4
1の逆フエード開始信号RVはハイレベルとな
り、論理和回路47を介してフリツプフロツプ回
路48を動作させる。したがつて上述のフエード
開始信号STの場合と同様に、記憶部38,39
は一方が書込み可能状態とされたときは、他方が
読出し可能状態とされるように交互に制御され
る。すなわち第nシーンにおける前記フエード開
始時には、完了照明レベルL0は記憶部26に記
憶されるとともに、記憶部38に記憶された。次
の時刻t2における第(n+1)シーンのフエード
開始指示時には、この時刻の照明レベルL3が記
憶部27に記憶され、第(n+1)シーンの完了
照明レベルL2が記憶部26に記憶されるととも
に、記憶部39に記憶される。したがつて前記時
刻t3で逆フエード開始指示が行なわれたとき、記
憶部27にはフエード演算部32からの出力O
(n+1)が記憶される。すなわち時刻t3の照明
レベルデータが記憶される。
記憶部26には、このとき記憶部38,39側
に切換えられる切換スイツチ24を介して、記憶
部38の記憶内容が取込まれる。すなわち時刻t3
以後の逆フエード動作の完了照明レベルはL0に
設定される。また時刻t3〜時刻t4にわたるフエー
ド時間は、切換スイツチ30がデータ設定部46
側に切換えられることにより、デツプスイツチな
どによつて実現されるデータ設定部46から所望
の情報を入力し、時刻t3以降のフエードの終了時
刻が、前記第nシーンの終了時刻t4と一致するよ
うに設定する。
このようにして本実施例によれば、あるシーン
のフエード動作の途中で故意にあるいは過誤によ
つて、引続く次のシーンのフエードが開始された
場合、この第2のフエード動作開始以後、終了以
前の時点で逆フエードを行なおうとする場合、従
来技術とは異なり、前記第1のフエード動作のフ
エード完了時の照明レベルへ移行することができ
る。
第4図は、本発明の他の実施例の調光装置21
aの構成例を示すブロツク図である。第4図を参
照して、調光装置21aの構成について説明す
る。本実施例は前述の実施例に類似し、対応する
部分には同一の参照符を付す。本実施例の注目す
べき点は、第2図におけるデータ設定部46に代
え、カウンタ51,52および発振器53から成
る構成を用いたことである。
カウンタ51,52のデータ入力端子Diはデ
ータバス40と接続され、これらの各出力端子
Doはともに切換スイツチ30の端子30bに接
続される。またデコーダ45から出力される選択
信号CEはカウンタ51,52にも共通に入力さ
れ、また論理積回路49,50から出力される制
御信号CT1、CT2も、記憶部38,39の場合と
同様にカウンタ51,52の書込み可能入力端子
WEおよび、読出し可能入力端子OEにそれぞれ
与えられ、カウンタ51,52を交互に動作させ
る。またカウンタ51,52は発振器53の出力
をクロツク入力として受取る。
本実施例の調光装置21aでも、第2図示の調
光装置21と同様の動作を行なうことができる。
とりわけカウンタ51,52には、第3図に示し
た第nシーンフエード開始時刻t0および、第(n
+1)シーンフエード開始時刻t2など、一連のフ
エード開始指示がなされる毎に、交互に該フエー
ド動作に対応するフエード時間が取込まれる。す
なわち時刻t0の第nシーンフエード開始指示で
は、たとえばカウンタ51にフエード時間が取込
まれ、時刻t2ではカウンタ52に第(n+1)シ
ーンのフエード時間が取込まれる。
これらのフエード時間は、カウンタ51,52
内でフエード動作の進行に伴つてダウンカウント
される。すなわち時刻t3の逆フエード開始指示が
なされたとき、切換スイツチ30はカウンタ5
1,52に切換えられており、自動フエード演算
部31にはカウンタ51のカウント値が取込まれ
る。したがつて調光装置21aは、第nシーンの
時刻t3以降の残余の第nシーンのフエード時間で
フエードを行なう。このフエード時間がない場合
には、逆フエードは瞬時に行なわれる。
以上のように本実施例であつても、前述の実施
例で述べた効果と同様の効果を得ることができ
る。
さらに上述の各実施例において、第3図時刻t3
以降の逆フエード期間は、逆フエード開始時刻t3
の照明レベルL4に対応するフエード進行時刻以
降の残余のフエード時間T01で第3図の仮想線で
示すように逆フエードを行なうようにしてもよ
い。
効 果 以上のように本発明に従えば、操作部によつて
所定のフエード指示が行なわれた場合、直前のフ
エード期間のフエード動作終了時の予め入力され
ている照明レベルを記憶部から読出して、この照
明レベルへ移行するようにした。したがつてある
フエード期間が終了する以前に、たとえば過誤な
どにより引続くフエード動作が開始された場合で
あつても、第1のフエード終了時の照明レベルと
して予め設定されている照明レベルに容易に移行
することができる。このようにして調光装置の使
用性が格段に向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の調光装置21の基
本的構成を示すブロツク図、第2図は調光装置2
1の構成例を示すブロツク図、第3図は調光装置
21の動作を示すグラフ、第4図は本発明の他の
実施例の調光装置21aの構成例を示すブロツク
図、第5図は従来技術の調光装置1の構成を示す
ブロツク図、第6図は調光装置1の動作を示すグ
ラフである。 21,21a……調光装置、22……操作部、
23,26,27,35,38,39……記憶
部、24,25,30,42,43……切換スイ
ツチ、28……照明負荷、29……調光器、32
……フエード演算部、36……タイマ部、40…
…データバス、44……アドレスバス、45……
デコーダ、47……論理和回路、48……フリツ
プフロツプ回路、49,50……論理和回路、5
1,52……カウンタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 時系列に従つて設定される照明レベル情報な
    らびにフエード開始および逆フエード開始の指示
    が行われる操作部22と、 操作部22の出力に応答し、フエードの開始指
    示および逆フエードの開始指示が行われた時から
    のフエード進行値Fを演算して出力するフエード
    進行値演算出力手段30,31,36,46,5
    1,52,53と、 フエード完了時の照明レベルAを記憶する第1
    記憶部26と、 フエード開始時の照明レベルBを記憶する第2
    記憶部27と、 第nシーンの照明レベルと第(n+1)シーン
    の照明レベルとを記憶する第3記憶部35と、 第1および第2記憶部26,27にそれぞれ記
    憶されている各照明レベルA、Bと、フエード進
    行値演算出力手段30,31,36,46,5
    1,52,53からのフエード進行値Fとに応答
    して、フエード演算出力OF、 OF=B+F(A−B) を演算して導出するフエード演算部32と、 操作部22の出力に応答し、第nシーンのフエ
    ードの開始指示によつて、フエード完了時の照明
    レベルL0を第1記憶部26に記憶させ、第nシ
    ーンの照明レベルL1を第2記憶部27に記憶さ
    せ、第nシーンのフエード動作中に、第(n+
    1)シーンのフエードの開始指示によつて、第
    (n+1)シーンの照明レベルL2を第1記憶部2
    6に記憶させ、その第(n+1)シーンのフエー
    ドの開始指示時におけるフエード演算部32のフ
    エード演算出力OFを第2記憶部27に記憶させ、
    第(n+1)シーンのフエード動作中に、逆フエ
    ード開始時の指示をしたとき、第nシーンの照明
    レベルL0を第1記憶部26に記憶させ、その逆
    フエード開始の指示時におけるフエード演算部3
    2のフエード演算出力OFを第2記憶部27に記
    憶させる制御手段24,25,30,34,35
    と、 フエード演算部32のフエード演算出力OFに
    応答して照明負荷28を調光制御する手段29,
    33とを含むことを特徴とする調光装置。
JP62014656A 1987-01-24 1987-01-24 調光装置 Granted JPS63184291A (ja)

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JPS63184291A JPS63184291A (ja) 1988-07-29
JPH058559B2 true JPH058559B2 (ja) 1993-02-02

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