JP2504147B2 - プログラム制御装置 - Google Patents

プログラム制御装置

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JP2504147B2 JP63301679A JP30167988A JP2504147B2 JP 2504147 B2 JP2504147 B2 JP 2504147B2 JP 63301679 A JP63301679 A JP 63301679A JP 30167988 A JP30167988 A JP 30167988A JP 2504147 B2 JP2504147 B2 JP 2504147B2
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信二 小田
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Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、プロセスを制御するコンピュータシステム
に適用されるプログラム制御装置に関し、さらに詳しく
は、時間の推移に従い折れ線で使用された値の操作信号
をバルブ等の負荷に出力したり、カスケード制御におけ
る設定値信号として出力するようなプログラム制御装置
に関する。
〈従来の技術〉 コンピュータシステムによってプロセスを制御するよ
うな場合、負荷は必要に応じてコンピュータの出力信号
によって制御されたり、手動操作によって制御された
り、またプログラム設定器からの予め決められた折れ線
に従ったプログラム信号によって制御されたりする。ま
た、カスケード制御においては、負荷に操作信号を出力
している2次調節手段の設定値は、1次調節手段からの
信号であったり、プログラム設定器からの信号であった
りする。
このようなシステムにおいて、例えば負荷を手動操作
器による手動制御状態から、プログラム設定器によるプ
ログラム制御の状態に切り替えることがある。
従来装置においては、この場合、それまで負荷に出力
していた出力値と、プログラム設定器からのプログラム
信号のスタート値が異なる場合、バンプが生ずるという
問題点があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、この様な問題点に鑑みてなされたものであ
って、その目的は、プログラム設定器への切り替えがバ
ンプレスに行えるプログラム制御装置を提供することに
ある。
〈課題を解決するための手段〉 前記した課題を解決する本発明は、 時間の推移に従って折れ線で指定されたプログラム信
号を出力するためのデータが格納され、バンプレス動作
許容区間を指定するための区間設定レジスタ(R1,R2)
を備えたプログラム信号用データメモリ(1)と、 このメモリからのデータを読み出すためのデータ読み
だし手段(2)と、 現在出力されている出力値をプログラム制御への切り
替え時にリードバックする出力値リードバック手段
(7)と、 プログラム信号データを前記データ読みだし手段を介
してバンプレス動作許容区間内から読み出すと共に、リ
ードバック手段を介して読みだされた現在出力されてい
る出力値(Dout)がこの区間内に入っているかどうか判
断し、入っている場合当該許容区間内で現在出力されて
いる出力値とほぼ同じ値からスタート位置を計算し、そ
のスタート位置からプログラム信号を出力し、入ってい
ない場合前記許容区間の次の区間の最初をスタート位置
としてそこからプログラム信号を出力するスタート位置
検索手段(3)と、 を備えたプログラム制御装置である。
〈作用〉 例えば手動調節による制御状態からプログラム設定器
による制御に切り替えると、プログラム設定器からは現
在出力されている値とほぼ同じ値の位置から折れ線グラ
フ上のプログラム信号が出力される。これにより、プロ
グラム制御への切り替えをバンプレスに行えるようにし
ている。
〈実施例〉 以下図面を用いて、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。図において、1は時間の推移に従って折れ線で指
定されたプログラム信号を出力するためのデータを格納
したプログラム信号用データメモリ、2はこのメモリ1
からのデータを読み出すためのデータ読みだし手段、3
は後で述べる出力値リードバック手段7からのデータに
基づいて最初に出力するデータのスタート位置を検索す
るスタート位置検索手段、4は例えば手動による操作信
号を出力する手動操作器、5は手動操作器4の信号とプ
ログラム設定器PGからの信号を切り替えるスイッチ手
段、6はスイッチ手段5を介して出力される信号を保持
する出力レジスタ、7はスイッチ手段5をプログラム設
定器PG側に切り替える直前における出力レジスタ6の保
持する出力値をリードバックし、スタート位置検索手段
3に与える出力値リードバック手段である。
第2図は、メモリ1に格納されているプログラム信号
用データの一例を説明するための図である。
いま、(a)に示すような折れ線グラフで表されるよ
うなプログラム信号を出力することを想定すれば、メモ
リ1には、(b)に示すように、時間T1のデータ、その
時間の時の出力値データD1、時間T2のデータ、その時間
の時の出力値データD2といったように折れ線グラフの各
折れ点に相当する点の時間と出力値のデータが組となっ
て時系列に格納されている。
このように構成した装置の動作を次に説明する。
第3図は、プログラム設定器PGによる制御に切り替え
た場合の、データの流れを示す概念図である。出力レジ
スタ6には、切り替え直前の手動操作器4の出力Doutを
保持しており、このデータが出力値リードバック手段7
を介してスタート位置検索手段3に与えられる。また、
メモリ1からのプログラム信号用データがデータ読みだ
し手段2を介して与えられる。ここで、メモリ1には、
現在の出力値に対して、バンプレスに切り替えることが
必ずしも良い結果にはならないような区間(例えばバッ
チ処理による立ち上がり時や立ち下がり時)があるよう
な場合、バンプレス・スタート開始とバンプレス終了の
区間(バンプレス動作許容区間)を指定できるように、
区間設定レジスタR1,R2が設けてある。
第4図は、スタート位置検索手段3の動作を示すフロ
ーチャートである。ここでは、はじめにメモリ1から読
み出されたデータの中から、検索開始区間(レジスタR1
に設定された区間からレジスタR2に設定された区間ま
で)のデータを抽出する(ステップ1)。このデータは
例えば時刻T1から時刻T2までの間に出力はD1からD2まで
変化するという情報を表している。
次に、現在の出力Doutが検索開始区間に入っているか
どうか判断する(ステップ2)。ここで検索開始区間に
入っていれば、該当区間内でのスタート位置を計算し、
そのスタート位置からプログラム設定器PGのプログラム
信号を出力する(ステップ3)。
ここで、スタート位置は、メモリ1から読み出された
第2図(b)に示すような折れ線グラフの折れ点のデー
タ(時刻T1から時刻T2までの間に出力はD1からD2まで変
化するという情報)から各折れ点を結ぶ直線を演算し、
直線上において出力Doutに等しくなる位置を求め、そこ
からプログラム信号を演算して出力する動作を行う。
ステップ2において、現在の出力Doutが検索開始区間
内にない場合には、次に全検索対象区間が終了したか判
断し(ステップ4)、終了していれば、検索開始区間の
次の区間の最初をスタート位置として、そこからプログ
ラム信号を出力する(ステップ5)。
ステップ4において、全検索対象区間終了してない場
合、次の区間(例えば時刻T2から時刻T3までの区間)の
データを基にしてステップ2以後の動作を繰り返す。
この様な動作を行うことによって、プログラム設定器
PGからのプログラム信号は、現在の出力値Doutと同じ
か、もしくはそれに近い値からスタートし、切り替え時
にバンプが生ずることはなく、スムーズにプログラム制
御に切り替えることができる。
なお、上記の実施例は、データ読みだし手段、スター
ト位置検索手段3、手動操作器4、スイッチ手段5、出
力レジスタ6及び出力値リードバック手段7をいずれも
別々の機能ブロックで示したが、これらはソフトウェア
によって実現されるものでもよい。
また、メモリ1には、区間設定レジスタR1、R2を設け
たものであるが、対象とするプログラム信号の種類によ
っては、必ずしも必要でない。
また、メモリ1には第2図(b)に示すように折れ線
グラフの各折れ点の時間とその時の出力値のデータを組
にして格納し、各折れ点を結ぶ線を演算するようにした
ものであるが、メモリ1に時間に推移して出力される出
力値自身のデータを格納するようにしてもよい。
〈発明の効果〉 以上詳細に説明したように、本発明によればプログラ
ム設定器によるプログラム制御への切り替えを、折れ線
グラフのどの区間からであってもバンプレスに行えるプ
ログラム制御装置が実現できる。
また、本発明においては、それまで出力していた出力
値から逆算して、プログラム制御への切り替え時に最初
に出力するスタート位置(値)を決定する構成であり、
この為に、バンプレス動作許容区間を決めることによ
り、プログラム信号(折れ線)が同じ出力値を異なる時
間で何回か繰り返すような場合であっても、特定する位
置からプログラム制御を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、第2
図はメモリに格納されているプログラム信号用データの
一例を説明するための図、第3図はプログラム設定器PG
による制御に切り替えた場合のデータの流れを示す概念
図、第4図はスタート位置検索手段の動作を示すフロー
チャートである。 1……メモリ、2……データ読みだし手段、3……スタ
ート位置検索手段、4……手動操作器、5……スイッチ
手段、6……出力レジスタ、7……出力値リードバック
手段、8……負荷、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】時間の推移に従って折れ線で指定されたプ
    ログラム信号を出力するためのデータが格納され、バン
    プレス動作許容区間を指定するための区間設定レジスタ
    (R1,R2)を備えたプログラム信号用データメモリ
    (1)と、 このメモリからのデータを読み出すためのデータ読みだ
    し手段(2)と、 現在出力されている出力値をプログラム制御への切り替
    え時にリードバックするリードバック手段(7)と、 プログラム信号データを前記データ読みだし手段を介し
    てバンプレス動作許容区間内から読み出すと共に、リー
    ドバック手段を介して読みだされた現在出力されている
    出力値(Dout)がこの区間内に入っているかどうか判断
    し、入っている場合当該許容区間内で現在出力されてい
    る出力値とほぼ同じ値からスタート位置を計算し、その
    スタート位置からプログラム信号を出力し、入っていな
    い場合前記許容区間の次の区間の最初をスタート位置と
    してそこからプログラム信号を出力するスタート位置検
    索手段(3)と、 を備えたプログラム制御装置。
JP63301679A 1988-11-29 1988-11-29 プログラム制御装置 Expired - Lifetime JP2504147B2 (ja)

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JP63301679A JP2504147B2 (ja) 1988-11-29 1988-11-29 プログラム制御装置

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JPH02146605A JPH02146605A (ja) 1990-06-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58144201A (ja) * 1982-02-22 1983-08-27 Hitachi Ltd 時間遅れ操作出力付シ−ケンシヤル制御装置
JPS63151003U (ja) * 1987-03-23 1988-10-04

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JPH02146605A (ja) 1990-06-05

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