JPH09282030A - シーケンス制御装置 - Google Patents

シーケンス制御装置

Info

Publication number
JPH09282030A
JPH09282030A JP8815796A JP8815796A JPH09282030A JP H09282030 A JPH09282030 A JP H09282030A JP 8815796 A JP8815796 A JP 8815796A JP 8815796 A JP8815796 A JP 8815796A JP H09282030 A JPH09282030 A JP H09282030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sampling
stored
unit
processing unit
setting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8815796A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuuta Kakudou
勇太 角銅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP8815796A priority Critical patent/JPH09282030A/ja
Publication of JPH09282030A publication Critical patent/JPH09282030A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Programmable Controllers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 PLCの電源投入時にサンプリングトレース
機能の設定と動作開始が行われるシーケンス制御装置を
提供すること。 【解決手段】 被制御対象10に対する制御量を演算す
ると共に、この被制御対象に対して接点信号やワードデ
ータの入出力を行う演算制御部22と、この演算制御部
の入出力する接点信号やワードデータのサンプリングを
行うサンプリング処理部24と、このサンプリング処理
部でサンプリングを行う対象や態様を設定するサンプリ
ング設定部26とを有するシーケンス制御装置におい
て、当該サンプリング設定部に格納する動作命令が格納
された不揮発性メモリ25と、この前記シーケンス制御
装置の電源投入時に、当該不揮発性メモリに格納された
前記サンプリング設定部に格納する動作命令を前記サン
プリング設定部に複写すると共に、前記サンプリング処
理部に対して開始信号を送る電源投入時処理部28とを
具備することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作機械等を制御
するシーケンス制御装置に掛り、特に接点信号やワード
データを時系列に記録するサンプリングトレース機能の
拡充に関する。
【0002】
【従来の技術】シーケンス制御装置は、プログラマブル
・コントローラ(PLC)とも呼ばれ、例えば本出願人
の提案に掛かる特開平6−301416号公報に開示さ
れているように、入出力信号を時系列に記録して故障解
析に役立てることが行われている。
【0003】図5は従来のシーケンス制御装置における
サンプリングトレース機能の構成図である。図におい
て、PLCは演算制御部22、サンプリング処理部24
並びにサンプリング設定部26を有している。演算制御
部22は、ラダー言語等で記述された動作命令に従っ
て、工作機械等の産業機械10に対して接点信号を入出
力したり、制御量の演算を行う。サンプリング設定部2
6は、外部に設けられた設定装置30を介してサンプリ
ングの対象となるデバイスを指定したり、サンプリング
時期の態様を指定する。サンプリング処理部24は、設
定装置30から送られる開始信号に従って、サンプリン
グ設定部26に定める条件でサンプリング作業を執行す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
構成によれば、PLCの電源投入後に作業員が設定装置
30を介してサンプリング開始信号を送らなければ、サ
ンプリング作業が開始されず、作業者にとって利便性が
不足しているという課題があった。特に、サンプリング
設定部26に揮発性記憶装置が用いられている場合に
は、PLCの電源投入時にサンプリング設定部26のロ
ードも実行する必要が生じてしまい、日常作業での不都
合が目立つという課題があった。本発明はこのような課
題を解決したもので、PLCの電源投入時にサンプリン
グトレース機能の設定と動作開始が行われるシーケンス
制御装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、被制御対象10に対する制御量を演算すると共
に、この被制御対象に対して接点信号やワードデータの
入出力を行う演算制御部22と、この演算制御部の入出
力する接点信号やワードデータのサンプリングを行うサ
ンプリング処理部24と、このサンプリング処理部でサ
ンプリングを行う対象や態様を設定するサンプリング設
定部26とを有するシーケンス制御装置において、当該
サンプリング設定部に格納する動作命令が格納された不
揮発性メモリ25と、この前記シーケンス制御装置の電
源投入時に、当該不揮発性メモリに格納された前記サン
プリング設定部に格納する動作命令を前記サンプリング
設定部に複写すると共に、前記サンプリング処理部に対
して開始信号を送る電源投入時処理部28とを具備する
ことを特徴としている。
【0006】本発明の構成によれば、PLCの電源投入
時に、電源投入時処理部28は不揮発性メモリ25に格
納された情報をサンプリング設定部26にダウンロード
すると共に、サンプリング処理部24に開始信号を送
る。これにより、PLCの電源投入時から、制御演算部
22の取り扱う入出力信号について所望のタイミングで
サンプリングトレース機能が動作を開始する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて、本発明を説明
する。図1は本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。尚、図1において前記図5と同一作用をするもの
には同一符号を付して説明を省略する。図において、不
揮発性メモリ25はバッテリバックアップ機能等により
停電時にもメモリに格納された情報が保存されるべく構
成されたもので、ユーザプログラム格納部23を併設し
ている。ユーザプログラム格納部23は、演算制御部2
2が制御演算をする際に、需要者の側で用意した制御演
算が格納されている。不揮発性メモリ25には、サンプ
リング処理部26に格納する動作命令が格納されてい
る。
【0008】電源投入時処理部28は、PLCの電源投
入時に、不揮発性メモリ25に格納されたサンプリング
設定部26に格納する動作命令をサンプリング設定部2
6に複写すると共に、サンプリング処理部24に対して
開始信号を送る。設定装置30は、サンプリング設定部
26に動作命令や設定データを送り、サンプリング処理
部24に対して開始信号を送り、更に不揮発メモリ25
に対してサンプリング設定部26に格納する動作命令を
送り、ユーザプログラム格納部23にもユーザプログラ
ムを送る。
【0009】このように構成された装置の動作を次に説
明する。図2は、PLCの電源投入時における動作を説
明する流れ図である。先ず、設定装置30から、ユーザ
プログラムをユーザプログラム格納部23に、サンプリ
ング設定部26に格納する動作命令を不揮発性メモリ2
5にダウンロードする。PLCの電源投入時(S1)、
電源投入時処理部28は、入出力電源投入時のサンプリ
ング設定がされているか判断し(S2)、設定がなけれ
ば通常運転に移行する(S5)。設定があれば、不揮発
性メモリ25に格納されたサンプリング設定部26に格
納する動作命令をサンプリング設定部26に複写する
(S3)。そして、サンプリング処理部24に対して開
始信号を送り(S4)、その後通常運転に移行する(S
5)。
【0010】通常運転では、サンプリング処理部24は
サンプリング設定部26で示されるサンプリング態様と
サンプリングする入出力データの指定に従って、開始信
号によってサンプリング開始して記録する。尚、電源投
入後は電源投入時処理部28とは独立して、設定装置3
0によりサンプリング設定部26に直接設定して、サン
プリング処理部24に開始信号を送ることもできる。
【0011】図3はサンプリングトレース機能の一例を
説明する図である。サンプリングの対象となる入出力デ
ータとして、リレーデバイスでは”X00401”、”
Y00301”、”IO001”等が指定されており、
これらは接点信号なので”0”,”1”の別が時系列に
表示されている。ワードデパイスでは”D100
0”、”D1001”等が表示されている。
【0012】図4はサンプリング態様の説明図で,
(A)はTRC命令実行時、(B)はスキャン終了後、
(C)は定周期を示している。TRC命令とは、ユーザ
プログラム23中で用いられるサンプリングトレース命
令であって、1スキャン中の任意の時点での指定接点及
び指定データをサンプリングすることができる。シーケ
ンス制御装置においては、演算制御部22で実行する一
巡の演算制御を1スキャンと呼び、この1スキャンの終
了を”END”で表している。スキャン終了後のサンプ
リングでは、スキャンの最後に指定接点及び指定データ
をサンプリングする。この場合、毎回のスキャン終了時
にサンプリングしてもよく、また指定回数分のスキャン
がなされたあとでサンプリングをしてもよい。定周期の
サンプリングでは、指定された一定の時間間隔で指定接
点及び指定データをサンプリングするこの場合、シーケ
ンス制御に影響を与えないように、指定された時間後、
最初のスキャンの終了時にデータを収集するとよい。
【0013】サンプリング設定部26で設定されるサン
プリングの態様には、トリガ条件やサンプリング回数並
びにディレー回数も含まれる。トリガ条件としては、指
定リレーの立ち上がりや立ち下がり、データ一致があ
る。ディレー回数とは、トリガ条件が成立した時を基準
にして、指定回数だけ前後してサンプリングの開始をす
ることである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば不
揮発性メモリ25に格納された内容を電源投入時にサン
プリング設定部26に複写するようにしたので、PLC
の電源投入後のダウンロードによってサンプリングトレ
ース機能が開始され、作業者が特段の作業を行うことな
いため作業性が向上する。従来、サンプリングトレース
機能はデバック時にその場で設定してその場でデータを
見るという用途に用いられていたが、本発明によれば故
障時前後の情報を保存することも可能になるので、故障
解析にも有効に対処できるという効果がある。また、実
施例のように不揮発性メモリ25とサンプリング設定部
26とを独立して設けると、別途設定装置30により不
揮発性メモリ25とは別のサンプリング設定ができるの
で、汎用性が高まるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【図2】PLCの電源投入時における動作を説明する流
れ図である。
【図3】サンプリングトレース機能の一例を説明する図
である。
【図4】図1の装置におけるラダープログラムの一例を
示す図である。
【図5】従来のシーケンス制御装置におけるサンプリン
グトレース機能の構成図である。
【符号の説明】
10 産業機械(被制御対象) 20 PLC(シーケンス制御装置) 22 演算制御部 24 サンプリング処理部 25 不揮発性メモリ 26 サンプリング設定部 28 電源投入時処理部 30 設定装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被制御対象(10)に対する制御量を演算
    すると共に、この被制御対象に対して接点信号やワード
    データの入出力を行う演算制御部(22)と、 この演算制御部の入出力する接点信号やワードデータの
    サンプリングを行うサンプリング処理部(24)と、 このサンプリング処理部でサンプリングを行う対象や態
    様を設定するサンプリング設定部(26)と、 を有するシーケンス制御装置において、 当該サンプリング設定部に格納する動作命令が格納され
    た不揮発性メモリ(25)と、 この前記シーケンス制御装置の電源投入時に、当該不揮
    発性メモリに格納された前記サンプリング設定部に格納
    する動作命令を前記サンプリング設定部に複写すると共
    に、前記サンプリング処理部に対して開始信号を送る電
    源投入時処理部(28)と、 を具備することを特徴とするシーケンス制御装置。
JP8815796A 1996-04-10 1996-04-10 シーケンス制御装置 Pending JPH09282030A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8815796A JPH09282030A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 シーケンス制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8815796A JPH09282030A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 シーケンス制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09282030A true JPH09282030A (ja) 1997-10-31

Family

ID=13935097

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8815796A Pending JPH09282030A (ja) 1996-04-10 1996-04-10 シーケンス制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09282030A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258797A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Keyence Corp データ収集装置、プログラマブルコントローラ、データ収集システムおよびデータ収集プログラム
JP2006268593A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Yokogawa Electric Corp プログラマブルコントローラ
JP2017010306A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 ファナック株式会社 データ取得機能を有する数値制御装置
WO2020202473A1 (ja) * 2019-04-02 2020-10-08 三菱電機株式会社 駆動制御装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004258797A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Keyence Corp データ収集装置、プログラマブルコントローラ、データ収集システムおよびデータ収集プログラム
JP2006268593A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Yokogawa Electric Corp プログラマブルコントローラ
JP4491838B2 (ja) * 2005-03-25 2010-06-30 横河電機株式会社 プログラマブルコントローラ
JP2017010306A (ja) * 2015-06-23 2017-01-12 ファナック株式会社 データ取得機能を有する数値制御装置
US10191481B2 (en) 2015-06-23 2019-01-29 Fanuc Corporation Numerical controller and numerical control system in which the controller is connected by network
WO2020202473A1 (ja) * 2019-04-02 2020-10-08 三菱電機株式会社 駆動制御装置
CN113632017A (zh) * 2019-04-02 2021-11-09 三菱电机株式会社 驱动控制装置
CN113632017B (zh) * 2019-04-02 2023-09-22 三菱电机株式会社 驱动控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09282030A (ja) シーケンス制御装置
EP0817013A3 (en) Data processing method and apparatus
JP3876959B2 (ja) シーケンスプログラムのシミュレーション装置
JP2810826B2 (ja) リモートダンプ採取方式
KR20000000888A (ko) 메모리의 프로그램 변경 및 독출 방법
JP2504147B2 (ja) プログラム制御装置
JPH10187212A (ja) プログラマブルコントローラ
JP2704117B2 (ja) シミュレータ
KR100200528B1 (ko) 퍼스널 컴퓨터의 자동 셧다운 방법
JPS5826046B2 (ja) プロセス制御機器出力装置の起動方式
JPS6385913A (ja) 自動電源制御方式
JPH07103791A (ja) 波形記録装置における波形データ記録方法
JPH01244547A (ja) プログラム開発デバッグ支援方式
JPH04248602A (ja) 制御装置
JPS61153701A (ja) プロセス制御装置
JPH02115949A (ja) ハードウエア評価システム
JPS62212743A (ja) メモリダンプ方式
JPH1091215A (ja) プログラマブルコントローラ
JPH0439683B2 (ja)
JPS63167917A (ja) 待ち状態表示方式
JPH0436816A (ja) 電源遮断処理機能を備えた電子機器
JPH03105532A (ja) デバッグ情報の出力制御方式
JPH1115644A (ja) 制御装置
JPH07152410A (ja) データ記録装置
JPH03233703A (ja) シーケンス制御装置