JPH10187212A - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JPH10187212A
JPH10187212A JP35757596A JP35757596A JPH10187212A JP H10187212 A JPH10187212 A JP H10187212A JP 35757596 A JP35757596 A JP 35757596A JP 35757596 A JP35757596 A JP 35757596A JP H10187212 A JPH10187212 A JP H10187212A
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JP
Japan
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stored
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group
output
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JP35757596A
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Kunio Tanaka
久仁夫 田中
Yasushi Onishi
靖史 大西
Satoru Hasegawa
哲 長谷川
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Fanuc Corp
Original Assignee
Fanuc Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シーケンスプログラムの開発やデバックが容
易なプログラマブルコントローラ。 【解決手段】 メモリ146に同時に強制変更する複数
の入出力信号をグループ分けして記憶しておく。メモリ
146内のグループが選択されると、そのグループの入
力信号の変更値をDIテーブル145aに、出力信号の
変更値をDOテーブル145bに記憶する。I/Oユニ
ット41からの入力信号はDIテーブル144aに格納
され、該DIテーブル144aとテーブル145aに記
憶された入力信号によって論理演算を行なう。その結果
をDIテーブル143aに記憶する。DIテーブル14
3aに記憶する入力信号値に基づいてシーケンスプログ
ラムを実行する。その結果の出力信号をDOテーブル1
43bに記憶する。DOテーブル143bとDOテーブ
ル145bに記憶する出力信号を論理演算し、その結果
をDOテーブル144bに格納してI/Oユニット41
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラマブルコ
ントローラに関し、特にプログラマブルコントローラで
動作される各種プログラムの開発支援を図ったプログラ
マブルコントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラにおいて
は、該プログラマブルコントローラに入力し動作させる
シーケンスプログラムをディバックする際に、入力した
シーケンスプログラムを実行させ、一時的に入力信号を
変更してシーケンスプログラムの動作を確認する場合が
ある。また、シーケンスプログラムを開発する時にはシ
ーケンスプログラムをシミュレーションし、一時的に出
力信号を変更して信号出力装置に接続されているランプ
やアクチュエータの動作を確認したい場合がある。この
ような要求に対して、手動操作により一時的に入出力信
号をオンまたはオフに設定できる強制入出力機能を有す
るプログラマブルコントローラは、すでに特開昭62−
256004号公報、特開昭62−210509号公
報、特開昭1−177609号公報等によって公知であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の強制入
出力変更方法では、変更しようとしてキーボード等の入
力装置から入力された信号と、入出力インターフェィス
を介して入力される外部機器からの信号で論理演算を行
ないその結果を入力信号としてシーケンスプログラムを
実行している。また。出力信号に対しても、キーボード
等の入力装置から入力された変更しようとする出力信号
とシーケンスプログラムの実行結果の出力信号との論理
演算を行ないその結果を出力信号として外部機器へ出力
している。
【0004】このように、従来の方法では、キーボード
等の入力装置から1つ1つの信号に対して手作業で入出
力信号の変更指令を入力するので、作業に時間がかかる
上に、複数の信号を同時に変更することが困難であっ
た。また、複数のそれぞれの信号を希望するタイミング
で動的に変更することもできない。
【0005】そこで、本発明の目的は、シーケンスプロ
グラムの開発やデバックが容易なプログラマブルコント
ローラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、プログラマブ
ルコントローラにおいて、入出力信号の値を同時に強制
的に変更させる1以上の入出力信号とその変更値をグル
ープとし、該グループが予め1以上設定され記憶する記
憶手段と、上記グループを選択する選択手段と、該選択
手段でグループが選択されると、該グループに記憶する
入力信号に対応する外部からの入力信号の値を該グルー
プに記憶する信号値に変更し、この入力信号値に基づい
てシーケンスプログラムが実行され、得られた出力信号
の内上記選択グループに記憶する出力信号に対してはこ
の記憶する出力信号の値に変更する入出力信号強制変更
手段とを設けることによって、複数の入力信号、もしく
は出力信号の値を同時に強制的に変更できるようにし
た。
【0007】しかも、同時に変更させる入出力信号をグ
ループとして記憶させておき、そのグループを選択する
ことによって同時に入出力信号を強制的に変更できるか
ら、シーケンスプログラムのシミュレーションにおける
動作変更が容易となり、かつシーケンスプログラムのデ
バック処理が簡単となる。
【0008】なお、上記選択手段は、初期値として上記
記憶手段に記憶する特定の1つのグループを選択し、入
力手段手段から次グループ選択指令が入力される毎に上
記記憶手段に記憶する次のグループを順次選択するよう
に構成しても、または、上記記憶手段に上記グループと
共に強制変更する動作開始からの経過時間を記憶させて
おき、タイマーで動作開始からの経過時間を計時し、計
時時間に対応する経過時間を記憶したグループを選択す
るようにして、時間の経過につれて順次強制変更する入
出力信号を変えてシーケンスプログラムを実行し、デバ
ックを容易にする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明のシーケンスプログ
ラム編集方法の一実施形態を実施するプログラマブルコ
ントローラ(以下PCという)の一例の要部ブロック図
である。
【0010】PC10はシーケンス制御を実行するプロ
セッサ11を有し、該プロセッサ11には、バス19を
介してROM12、EEPROM(Electrically Erasa
bleProgrammable ROM)13、RAM14、不揮発性メ
モリ15、入出力回路16、ハードウエアタイマ50、
インタフェース17が接続されている。該インタフェー
ス17には後述するようにプログラミング装置20が接
続されている。また、上記バス19にはバスインターフ
ェース18を介して数値制御装置等の制御装置に接続可
能にされるようになっている。上記入出力回路16には
I/Oユニット41を介して工作機械等の制御しようと
する機械40の各種アクチュエータ及びセンサに接続さ
れている。
【0011】ROM12には、該PC10のプロセッサ
11のためのシステムプログラム121が記憶されてお
り、EEPROM13には、該PC10が実行するシー
ケンスプログラム131が記憶されている。実行時には
プロセッサ11は、EEPROM13から該シーケンス
プログラム131を読み出し、RAM14の実行用のシ
ーケンスプログラム格納部141に格納し、このRAM
14に記憶された実行用のシーケンスプログラム(14
1)を順次実行する。
【0012】さらに、RAM14には、該PC10がシ
ーケンスプログラムを実行するときの各種信号を記憶す
る実行用信号メモリ143が設けられており、該実行用
信号メモリ143には、シーケンスプログラムを実行す
る際に使用する入力信号を記憶するDIテーブル143
a、シーケンスプログラムを実行結果としてPC10か
ら機械等に出力される出力信号を記憶するDOテーブル
143bが設けられ、さらに、シーケンスプログラムに
おける内部リレーの状態を記憶する内部リレーテーブル
143c、可変タイマ,カウンタ,キープリレー等の保
持型メモリの状態を記憶する保持型メモリテーブル14
3dが設けられている。
【0013】さらに、本発明は、該PC10が制御する
機械、さらにはバスインタフェース18を介して接続さ
れた数値制御装置等の制御装置との間のインェース信号
の送受を行う信号送受手段として、入出力信号メモリ1
44が設けられ、該メモリ144に機械等から出力され
PC10に入力される入力信号を記憶するDIテーブル
144a、該PC10から機械等に出力される出力信号
を記憶するDOテーブル144bが設けられている。ま
た、強制入出力信号を記憶する強制入出力信号メモリ1
45が設けられ、該メモリ145に強制入力信号を記憶
するDIテーブル145a、強制出力信号を記憶するD
Oテーブル145bが設けられている。
【0014】また、予めグループ分けした強制入出力信
号指令を記憶させる強制入出力指令格納メモリ146、
ワークメモリ147が上記RAM14に設けられてい
る。
【0015】不揮発性メモリ15には、上記保持形メモ
リテーブル143dのデータをバックアップするため
に、該保持形メモリテーブル143dに記憶されたデー
タがこの不揮発性メモリ15に保持形メモリテーブルイ
メージ151として記憶されるようになっている。
【0016】上記PC10の構成と従来のPCの構成と
相違する点は、RAM14内に入出力信号メモリ14
4、強制入出力信号メモリ145、強制入出力指令格納
メモリ146が設けられている点であり、他は従来のP
Cと同一である。
【0017】図2はこのPC10にインタフェース17
を介して接続されたプログラミング装置20の要部ブロ
ック図である。
【0018】21は該プログラミング装置を制御するプ
ロセッサ、22はプログラミング装置の制御プログラム
を格納したROM、23は各種のデータの記憶や演算に
利用するRAM、24はグラフィック制御回路で該グラ
フィック制御回路24には表示装置24aが接続されて
いる。25はプリンタ、26はキーボード、27はシス
テムプログラム等の各種プログラムを格納したハードデ
ィスク装置、28はフロッピーディスク28aからの各
種プログラムやデータを読み書きするフロッピーデイス
ク装置、29はインタフェースであり、該インタフェー
ス29を介して上述したPC10と接続されている。上
述した各要素21〜29はバス30で介して接続されて
いる。
【0019】プログラミング装置20を用いて作成した
シーケンスプログラムやハードディスク装置27、フロ
ッピーディスク28aに記憶するシーケンスプログラム
のシミュレーションを行ない動作変更等を行なうときや
デバックするときには、プログラミング装置20のキー
ボード26を操作してこれらのシーケンスプログラムを
インタフェース29、17を介してEEPROM13に
書き込むと共に、強制入出力指令を作成して強制入出力
指令格納メモリ146に格納する。
【0020】図3は、この発明の一実施形態における強
制入出力指令格納メモリ146に格納される強制入出力
指令の例である。この実施形態では、同一タイミングで
変更したい入出力信号の変更指令を1つのステップとし
てグループ化し、それらを複数ステップで記述してい
る。図3のステップ1では、入力信号%I1、%I2を
共に「0」、出力信号%Q1、%Q2を共に「0」に変
更し、他の入出力信号は変更をしないことを指令してい
る。ステップ2では、入力信号%I1のみを「1」に変
更することを意味している。以下各ステップも同様であ
る。
【0021】次に、キーボード26でシミュレーション
/デバックモードに切換え運転指令を入力すると、PC
10のプロセッサ11は、EEPROM13に格納され
ているシーケンスプログラム131を読み込みRAM1
4の実行用シーケンスプログラム格納部141及び編集
用シーケンスプログラム格納部142に書き込む。そし
て、不揮発性メモリ15の保持形メモリテーブルイメー
ジのデータ151を実行用信号メモリの保持形メモリテ
ーブル143dに書き込み、可変タイマやカウンタ、キ
ープリレー等の状態を元の状態に復旧して、シーケンス
プログラムの先頭へプログラムカウンタをセットし、図
4の処理を開始する。
【0022】まず、強制変更する入出力信号のグループ
を選択する手段としてRAM14内のワークメモリ14
7に設けられているステップ番号nを記憶するレジスタ
を「1」にセットし(ステップS1)、I/Oユニット
41からの入力信号の値を読みだし入出力信号メモリ1
44のDIテーブル144aに書き込む(ステップS
2)。次に強制入出力格納メモリ146に記憶されてい
る強制変更指令のステップ番号nの指令を読み、変更す
べき入力信号及びその値を強制入出力信号メモリ145
のDIテーブル145aに格納する(ステップS3)。
【0023】次に、入出力信号メモリ144のDIテー
ブル144aに記憶する信号値と、強制入出力信号メモ
リ145のDIテーブル145aに記憶する信号値を論
理演算して、その結果を実行用信号メモリ143のDI
テーブル143aに書き込む(ステップS4)。この論
理演算は、強制入出力信号メモリ145のDIテーブル
145aに当該入力信号の変更指令が記憶されていなけ
れば、入出力信号メモリ144のDIテーブル144a
に記憶する信号値をそのまま出力し実行用信号メモリ1
43のDIテーブル143aに書き込む。一方、上記D
Iテーブル145aに変更指令が記憶されていれば、そ
の指令された入力信号の変更指令、すなわちDIテーブ
ル145aに記憶する信号値をDIテーブル143aに
書き込む。図3にステップ1の場合には、入力信号%I
1、%I2は「0」に変更されて実行用信号メモリ14
3のDIテーブル143aに書き込まれ、他の入力信号
は入出力信号メモリ144のDIテーブル144aに記
憶する信号値がDIテーブル143aに書き込まれるこ
とになる。図5は上記図3に示す強制入出力信号に基づ
く入出力信号のステップ数毎の変化を示す図である。
【0024】そして、該DIテーブル143a,保持型
メモリテーブル143c,内部リレーテーブル143d
に記憶するデータに基づいてシーケンスプログラムを実
行し、その実行結果をDOテーブル143b、保持型メ
モリテーブル143c及び内部リレーテーブル143d
及び書き込む(ステップS5)。
【0025】続いて、強制入出力格納メモリ146に記
憶されているステップ番号nの変更された出力信号を強
制入出力信号メモリ145のDOテーブル145bに記
憶し(ステップS6)、該テーブル145bに記憶した
出力信号の値と実行用信号メモリ143のDOテーブル
143bに記憶する出力信号の値を論理演算して(この
論理演算は入力信号において行なった論理演算と同様で
ある。)、その結果を入出力信号メモリのDOテーブル
144bに記憶し(ステップS7)、該DOテーブル1
44bに記憶した出力信号を入出力回路16、I/Oユ
ニット41を介して機械40に出力する(ステップS
8)。
【0026】次に、キーボード26から次の強制入出力
を選択する指令が入力されているか判断し(ステップS
9)、入力されてなければ、ステップS11に移行し、
入力されていれば、ステップ番号nを「1」増加させ
(ステップS10)、ステップS11に移行する。ステ
ップS11では、キーボード26からシミュレーション
/デバックモードの解除指令が入力されているか判断
し、入力されていれば通常の処理、すなわちシーケンス
プログラムを入出力信号を強制変更することなく実行す
ることになる。また、シミュレーション/デバックモー
ドの解除指令が入力されていなければステップS2に移
行して前述した処理を繰り返し実行する。
【0027】すなわち、ステップ番号が更新されなけれ
ば、当該ステップ番号に記憶されている強制入出力指令
に基づいて入出力信号が変更されてシーケンスプログラ
ムが繰り返し実行され、ステップ番号が更新されれば、
更新された次のステップ番号の強制入出力指令に基づい
て入出力信号が変更されてシーケンスプログラムが実行
されることになる。これによって複数の入出力信号が同
時に自動的に変更されることになる。しかも、ステップ
番号を更新させることによって強制的に変更させる入出
力信号を変えることができるので、シーケンスプログラ
ムの効率のよいシミュレーション、デバックができる。
【0028】なお、上記実施形態では、ステップ番号n
を記憶するレジスタにキーボード26から選択指令が入
力される毎に1つ増加させ、ステップ番号を増加させて
強制入出力信号グループを選択するようにしたが、キー
ボード26からステップ番号を指定し、その指定された
ステップ番号に記憶された入出力信号のグループを選択
し、その入出力信号を強制的に変更するようにしてもよ
い。その場合には、図4においてステップS1、S9で
入力ステップ番号を読み取り、ステップ番号を記憶する
指標nをこの読み取った番号に変更する処理にすればよ
い。
【0029】また、上述した実施形態では、ステップ番
号を更新、変更させることによって強制入出力信号グル
ープを選択したが、時間的に自動的に強制入出力信号グ
ループを選択する第2の実施形態を図6〜図8と共に説
明する。図6は、この第2の実施形態において、強制入
出力指令格納メモリ146に格納する強制入出力変更指
令の例である。このシミュレーション動作開始時(0m
sec)には、強制的に入力信号%I1、%I2を
「0」に変え、出力信号%Q1、%Q2を「0」に変
え、動作開始から10msec後には入力信号%I1を
「1」に、動作開始後40msecには入力信号%I2
を「1」に、以下同様に強制的に変更するもので、図8
にこの図6で強制変更させる入出力信号の状態を示して
いる。
【0030】そこで、PC10をシミュレーション/デ
バックモードにして運転開始指令をキーボード20から
入力すると、プロセッサ11は図7にフローチャートで
示す処理を開始する。まず、ハードウエアタイマ50を
起動させ時間の計時を開始し(ステップT1)、I/O
ユニット41からの入力信号の値を読みだし入出力信号
メモリ144のDIテーブル144aに書き込む(ステ
ップT2)。次にハードウエアタイマ50から経過時間
を読み取り(ステップT3)、強制入出力指令格納メモ
リ146中に読み取った経過時間で行なう入力信号変更
指令があるか判断する(ステップT4)。変更指令があ
れば、その変更指令を強制入出力信号メモリ145のD
Iテーブル145aに記憶させ(ステップT5)、ステ
ップT6に進む。また、その経過時間では、入力信号変
更指令がなければ、ステップT4から、ステップT6に
進む。ステップT6では、入出力信号メモリ144のD
Iテーブル144aに記憶された入力信号値と強制入出
力信号メモリ145のDIテーブル145aに記憶され
た入力信号値を論理演算し、その結果を実行用信号メモ
リ143のDIテーブル143aに記憶する。なお、論
理演算は第1の実施形態で説明したものと同じである。
【0031】例えば、図6の強制入出力変更指令の場
合、読み出した経過時間が、0msecから10mse
c間であれば、入力信号%I1、%I2を「0」に変更
し、他の入力信号は入出力回路16を介してI/Oユニ
ット41から送られて入力信号を記憶する入力信号メモ
リのDIテーブル144aに記憶する値を、そのままD
Iテーブル143aに記憶する。また、経過時間が10
msecから40msecの間であれば、入力信号%I
1のみが「1」に変更され機械から入力される他の入力
信号はそのままDIテーブル143aに記憶することに
なる。
【0032】次に、第1の実施形態と同様に、DIテー
ブル143a,保持型メモリテーブル143c,内部リ
レーテーブル143dに記憶するデータに基づいてシー
ケンスプログラムを実行し、その実行結果をDOテーブ
ル143b、保持型メモリテーブル143c及び内部リ
レーテーブル143d及び書き込む(ステップT7)。
そして、強制入出力指令格納メモリ146に現在経過時
間中で、出力信号変更指令はあるか検索し(ステップT
8)、出力信号変更指令があれば、この出力信号変更指
令を強制入出力信号メモリのDOテーブル145bに記
憶し(ステップT9)、出力信号変更指令がなければ、
このステップT9の処理を行なわずステップT10に進
む。
【0033】ステップT10では、実行用信号メモリ1
43のDOテーブル143bに記憶する出力信号値と強
制入出力信号メモリのDOテーブル145bに記憶する
出力信号の値を論理演算(先の論理演算と同一)し、そ
の結果を入出力信号メモリ144のDOテーブル144
bに格納する。そして、このDOテーブル144bに格
納された出力信号を入出力回路16を介してI/Oユニ
ット41に出力する(ステップT11)。キーボード2
6からシミュレーション/デバックモード解除指令が入
力されていれば、通常の処理に戻り、入力されてなけれ
ば、ステップT2に移行し、図6、図7に示すように強
制入出力指令格納メモリ146に格納された入出力信号
変更指令に基づいて、時間の経過とともに入出力信号が
変更されてシーケンスプログラムが実行されることにな
る。
【0034】このようにして、この第2の実施形態で
は、予め設定されている時間の経過に応じた入出力信号
の強制変更を自動的に行なうことによって、シーケンス
プログラムのシミュレーション、デバックを容易にし
た。
【0035】
【発明の効果】本発明は、同時に複数の入出力信号を自
動的、強制的に変更させてシミュレーションを行ない動
作を確認することができるので、シーケンスプログラム
の開発が容易となる。また、各種シーケンスプログラム
のデバック処理を効率的に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のプログラマブルコントロ
ーラ(PC)のブロック図である。
【図2】同実施形態におけるプログラミング装置のブロ
ック図である。
【図3】本発明の一実施形態における強制入出力信号格
納メモリに格納する強制変更入出力信号データの例を示
す図である。
【図4】同実施形態におけるシミュレーション/デバッ
クモードにおける処理を示すフローチャートである。
【図5】図3の強制変更入出力信号データによって変化
する入出力信号の状態を表す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態における強制入出力信
号格納メモリに格納する強制変更入出力信号データの例
を示す図である。
【図7】同第2実施形態におけるシミュレーション/デ
バックモードにおける処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】図4の強制変更入出力信号データによって変化
する入出力信号の状態を表す図である。
【符号の説明】
10 プログラマブルコントローラ(PC) 20 プログラミング装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部機器からの入力信号に基づいてシー
    ケンスプログラムを実行して得られた結果の出力信号を
    外部機器に出力して外部機器をシーケンス制御するプロ
    グラマブルコントローラにおいて、 入出力信号の値を強制的に同時に変更させる1以上の入
    出力信号とその変更値からなるグループが予め1以上設
    定され記憶する記憶手段と、上記グループを選択する選
    択手段と、該選択手段でグループが選択されると、該グ
    ループに記憶する入力信号に対応する外部からの入力信
    号の値を該グループに記憶する信号値に変更し、この入
    力信号値に基づいてシーケンスプログラムが実行され、
    得られた出力信号の内上記選択グループに記憶する出力
    信号に対してはこの記憶する出力信号の値に変更する入
    出力信号強制変更手段とを備えたことを特徴とするプロ
    グラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 上記選択手段は、初期値として上記記憶
    手段に記憶する特定の1つのグループを選択し、入力手
    段手段から次グループ選択指令が入力される毎に上記記
    憶手段に記憶する次のグループを順次選択する請求項1
    記載のプログラマブルコントローラ。
  3. 【請求項3】 上記記憶手段には、動作開始からの経過
    時間も上記グループと共に記憶され、上記選択手段は動
    作開始からの経過時間を計時する値に応じて対応する経
    過時間を記憶したグループを選択する請求項1記載のプ
    ログラマブルコントローラ。
JP35757596A 1996-12-27 1996-12-27 プログラマブルコントローラ Withdrawn JPH10187212A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011193098A (ja) * 2010-03-12 2011-09-29 Koyo Electronics Ind Co Ltd バス絶縁型plc
JP2013191129A (ja) * 2012-03-15 2013-09-26 Omron Corp 情報処理装置、シミュレーション方法、およびプログラム

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