JP2662415B2 - トレース方式 - Google Patents

トレース方式

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JP2662415B2
JP2662415B2 JP63154202A JP15420288A JP2662415B2 JP 2662415 B2 JP2662415 B2 JP 2662415B2 JP 63154202 A JP63154202 A JP 63154202A JP 15420288 A JP15420288 A JP 15420288A JP 2662415 B2 JP2662415 B2 JP 2662415B2
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伊智郎 中野
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三男 櫻井
重則 小谷田
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【発明の詳細な説明】 [概要] 情報処理装置における動作過程をトレースするトレー
ス方式に関し、 トレース情報が必要なエラーが発生した時点以前のト
レース情報を残することにより障害の早期解明を行なう
ことができるトレース方式を提供することを目的とし、 複数に分割された各トレース領域を有するトレース領
域部と、 前記各トレース領域のトレース開始アドレス、トレー
ス終了アドレスおよびトレース動作中アドレスを有する
トレース領域テーブルと、 前記トレース領域より選択された実トレース領域のト
レース開始アドレス、トレース終了アドレスおよびトレ
ース動作中アドレスを保持する実トレーステーブルと、 エラーの発生を判別するエラー判別手段と、 前記エラー判別手段によりエラーの発生を判別する
と、前記実トレース領域にトレース領域を切り換えたこ
とを示す切換え情報をトレースし、当該実トレース領域
の各アドレスを前記トレース領域テーブルへ退避すると
ともに、次のトレース領域の各アドレスを前記実トレー
ステーブルに保持することにより前記各トレース領域を
切り換える領域切換手段と、 前記領域切換手段により順次切り換えられた各トレー
ス領域に対して、前記切換え情報の後に継続してトレー
スを行う手段と を備える。
[産業上の利用分野] 本発明は、情報処理装置における動作過程をトレース
するトレース方式に関する。
情報処理装置においては、そのメモリの一部にトレー
ス領域を割付して、このトレース領域に入出力装置など
の動作過程をトレースすることにより、デバック時や障
害発生時にエラーの早期解明を行なうようにしている。
しかしながら、トレース領域を大きく確保してもメモ
リの無駄となるので、1つのトレース領域とまとめて情
報をトレースするため、必要なトレース情報が消去され
てしまう場合がある。
したがって、トレース情報が必要なエラーが発生した
とき、以前のトレース情報を残しておくことが必要とな
る。
[従来の技術] トレース機能を有する従来の情報処理装置の一例を第
7図に示す。
第7図において、0〜7はデータの読み書きが行なわ
れる磁気ディスク装置、8,9はデータの入出力を制御す
るI/Oコントローラ、10はホストCPU11の指示で磁気ディ
スク装置0〜7を制御するチャネルである。
ここで、チャネル10は各磁気ディスク装置0〜7の動
作過程をトレースしており、そのトレース情報は、第8
図(A),(B)に示すように、トレース領域12に書き
込まれる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のトレース方式にあっ
ては、第8図(A)で示すように、磁気ディスク装置5
でエラーが発生した場合、このエラーが発生するまでの
各磁気ディスク0〜7の動作過程はトレース領域12に残
っているが、第8図(B)に示すように、磁気ディスク
装置5のエラー発生時以後でも他の磁気ディスク装置0
〜4,6,7は動作しているため、チャネル10内のトレース
は続行され、磁気ディスク装置5のエラー発生過程のト
レース上に現在実行中のトレースを上書きしてしまう場
合がある。
このため、障害発生時などにトレース領域12を調査し
ても障害発生時のトレース情報が残っていないことがあ
り、障害の早期解明を行なうことができないという問題
点があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、トレース情報が必要なエラーが発生した
時点以前のトレース情報を残すことにより障害の早期解
明を行なうことができるトレース方式を提供することを
目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
第1図において、14は主記憶13内に設けられ複数に分
割された各トレース領域14Aを有するトレース領域部、1
5は主記憶13内に設けられ前記各トレース領域14Aのトレ
ース開始アドレス、トレース終了アドレスおよびトレー
ス動作中アドレスを有するトレース領域テーブル、16は
主記憶13内に設けられ前記各トレース領域14Aを選択す
る選択部、トレース開始アドレス、トレース終了アドレ
スおよびトレース動作中アドレスを有する実トレーステ
ーブル、11Aはエラーの発生を判別するエラー判別手
段、11Bはエラーが発生したとき前記各トレース領域14A
を切換える領域切換手段である。
[作用] 本発明においては、トレース領域の1つを選択し、そ
の選択されたトレース領域テーブルの内容を実トレース
テーブルにセットしてトレースを続行し、エラーが発生
したときは、実トレーステーブルのトレース動作中アド
レスにトレース切換えマークをトレースし、ついでトレ
ース領域を他のトレース領域に切換えてトレースを続行
する。
したがって、トレース情報を必要とするエラーが発生
し時点以前のトレース情報をトレース領域内に残すこる
ことができるので、障害発生時に障害を早期に解明する
ことが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第2図は本発明を実例するため情報処理装置を示す図
である。
第2図において、0〜7はデータの読み書きが行なわ
れる磁気ディスク装置、8,9は磁気ディスク装置0〜7
に対するデータの入出力を制御するI/Oコントローラ、1
0は磁気ディスク装置0〜7を制御するチャネルであ
る。チャネル10はCPU11の指示により磁気ディスク装置
0〜7の動作過程をトレースし、トレースしたトレース
情報は主記憶13内に格納される。
主記憶13はトレース領域部14と、トレース領域テーブ
ル15と、実トレーステーブル16と、を備えている。
トレース領域部14は、第3図に示すように、複数個の
分割された各トレース領域14Aを有している。トレース
領域テーブル15は、各トレース領域14Aのトレース開始
アドレス、トレース終了アドレス、およびトレース動作
中アドレスを有している。また、実トレーステーブル16
は各トレース領域14Aを選択する選択部、トレース開始
アドレス、トレース終了アドレス、トレース動作中アド
レスを有している。
なお、前記CPU11は、トレース情報が必要なエラーの
発生を判別するエラー判別手段11Aおよび各トレース領
域14Aを切換える領域切換手段11Bとしての機能も有して
いる。
次に、第4図のフローチャートに基づいて動作を説明
する。
まず、ステップS1で実トレーステーブル16の選択部に
トレース領域1をセットし、ステップS2でその選択され
たトレース領域1のトレース開始アドレスA、トレース
終了アドレスBおよびトレース動作中アドレスAをトレ
ース領域テーブル15より求めて実トレーステーブル16に
セットする(第6図、参照)。
次に、ステップS3で実トレーステーブル16のトレース
動作中アドレスにトレースし、ステップS4でそのトレー
ス動作中アドレスをカウントアップする。すなわち、ト
レース領域1のトレースアドレスAから順次トレースが
動作し、その都度トレース動作中アドレスにその時のト
レースアドレスがセットされる。
ステップS5でエラーの発生がなく、ステップS6でトレ
ース動作中アドレスがトレース終了アドレスを超えたと
きは、ステップS7で実トレーステーブル16のトレース動
作中アドレスにトレース開始アドレスをセットしてトレ
ースを続行する。このように、通常の正常動作時には、
トレース領域1内においてトレースが繰り返して行なわ
れる。
次に、ステップS5でトレース情報が必要なエラーが発
生した場合には、ステップS8で実トレーステーブル16の
トレース動作中アドレスにトレース切換えマークをトレ
ースし、実トレース動作中アドレスをカウントアップす
る。そして、ステップS9でトレース領域テーブル15のト
レース領域1のトレース動作中アドレスに実トレーステ
ーブル16のトレース動作中アドレスをセットする。これ
によりトレース領域1で再びトレースするとき、アドレ
スCからトレースを開始することができる。また、トレ
ース領域1には、第5図に示すように、トレースを切換
えたことがわかるようにトレース切換えマークをトレー
スしておく。
次に、ステップS10でトレース領域が最後のトレース
領域でないときは、ステップS11でトレース領域をトレ
ース領域1から次のトレース領域2に切換えて、ステッ
プS12で実トレーステーブル16にトレース領域2のトレ
ース開始アドレスD、トレース終了アドレスE、および
トレース動作中アドレスDをそれぞれセットして以後の
トレースを続行する(第6図、参照)。
トレース領域2において、トレース情報を必要とする
エラーが発生した場合には、ステップS13で最初に使用
したトレース領域1を選択する。そして、実トレーステ
ーブル16のトレース動作中アドレスにトレース切換えマ
ークをトレースした後、そのトレース動作中アドレスF
をトレース領域テーブル15のトレース動作中アドレスに
セットし、ついでトレース領域テーブル15のトレース開
始アドレスA、トレース終了アドレスB、トレース動作
中アドレスCを実トレーステーブル16にそれぞれセット
して、トレースを続行する(第6図、参照)。したがっ
て、この場合には、トレース領域1のアドレスCよりト
レースが続行される(第5図、参照)。
したがって、トレース情報が必要となるエラーが発生
した時点以前のトレース情報がトレース領域部14の各ト
レース領域14Aに残っているので、障害発生時には障害
の早期解明を行なうことができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように、本発明によれば、トレース
領域を複数個に分割しておき、エラーが発生したときは
トレース領域を切換えてトレースを続行するようにした
ため、トレース情報が必要なエラーが発生した時点以前
のトレースがトレース情報領域内に残っているので、障
害が発生したとき、障害の早期解明を行なうことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、 第2図は本発明を実施するための装置を示す図、 第3図は本発明の要部説明図、 第4図は動作を説明するフローチャート、 第5図はトレース領域の説明図、 第6図は実トレーステーブルおよびトレース領域テーブ
ルの説明図、 第7図は従来例を示す図、 第8図は問題点を説明する説明図である。 図中、 0〜7……磁気ディスク装置、 8,9……I/Oコントローラ、 10……チャネル、 11,11A,11B……CPU(エラー判別手段、領域切換手
段)、 13……主記憶、 14……トレース領域部、 14A……各トレース領域、 15……トレース領域テーブル、 16……実トレーステーブル。
フロントページの続き (72)発明者 櫻井 三男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小谷田 重則 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 池田 昌弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−119643(JP,A) 特開 昭58−178450(JP,A) 特開 昭58−142457(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数に分割された各トレース領域を有する
    トレース領域部と、 前記各トレース領域のトレース開始アドレス、トレース
    終了アドレスおよびトレース動作中アドレスを有するト
    レース領域テーブルと、 前記各トレース領域より選択された実トレース領域のト
    レース開始アドレス、トレース終了アドレスおよびトレ
    ース動作中アドレスを保持する実トレーステーブルと、 エラーの発生を判別するエラー判別手段と、 前記エラー判別手段によりエラーの発生を判別すると、
    前記実トレース領域にトレース領域を切り換えたことを
    示す切換え情報をトレースし、当該実トレース領域の各
    アドレスを前記トレース領域テーブルへ退避するととも
    に、次のトレース領域の各アドレスを前記実トレーステ
    ーブルに保持することにより前記各トレース領域を切り
    換える領域切換手段と、 前記領域切換手段により順次切り換えられた各トレース
    領域に対して、前記切換え情報の後に継続してトレース
    を行う手段と を備えたことを特徴とするトレース方式。
JP63154202A 1988-06-22 1988-06-22 トレース方式 Expired - Lifetime JP2662415B2 (ja)

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JPH01320550A (ja) 1989-12-26

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