JPH0561610A - 割り込み磁気デイスク装置選択方法 - Google Patents

割り込み磁気デイスク装置選択方法

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JPH0561610A
JPH0561610A JP24693991A JP24693991A JPH0561610A JP H0561610 A JPH0561610 A JP H0561610A JP 24693991 A JP24693991 A JP 24693991A JP 24693991 A JP24693991 A JP 24693991A JP H0561610 A JPH0561610 A JP H0561610A
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JP
Japan
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magnetic disk
disk device
interrupt
processing
processing function
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JP24693991A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Takada
辰男 高田
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NEC Software Shikoku Ltd
Original Assignee
NEC Software Shikoku Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選択処理に要する処理動作数を削減し、再結
合処理時間を短縮化することができる割り込み磁気ディ
スク装置選択方式を得ること。 【構成】 磁気ディスク制御装置の制御機構部が、各磁
気ディスク装置毎の割り込み判断処理機能500,3100
を含む実処理機構と、磁気ディスク装置からの割り込み
があった場合に当該実処理機構の起動に先立って起動
し,最後にアクセスした磁気ディスク装置の次の装置番
号の磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能
500,3100の稼働を求める前処理機構とを有してい
る。そして、実処理機構の稼働時に、割り込みのあった
磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能50
0,3100が起動された場合には、現在再結合のために
接続されたポートで割り込み報告可能であるか否かを判
断し、割り込み報告可能なポートでない場合には次の磁
気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能を選択
してそれに対応した磁気ディスク装置の割り込み判断を
進める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、上位装置に接続され複
数個の磁気ディスク装置の制御を行う磁気ディスク制御
装置の制御方法に係り、とくに上位装置との再結合処理
中に磁気ディスク装置からの割り込みによって開始され
る割り込み磁気ディスク装置選択方法に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来の割り込み磁気ディスク装置
選択処理を説明する前に、上位装置との切り離し処理お
よび再結合処理について説明する。
【0003】磁気ディスク制御装置は、上位装置から、
例えば指定トラック位置決め処理と回転位置決め処理を
行う旨の命令、つまりSEEKやSET SECTOR
およびRESTOREコマンドを受け付けると、上位装
置との接続時間を短くするために、磁気ディスク制御装
置は上位装置との切り離し処理を行って上位装置を切り
離す。これは磁気ディスク装置における指定トラック位
置決め処理および回転位置決め処理に多大な時間を要す
るため、上位装置が磁気ディスク装置を使用する時間を
最小化して、磁気ディスク装置が指定トラックの位置決
め処理や回転位置決め処理に即座に取り掛かることがで
きるようにする目的で行われる。
【0004】磁気ディスク制御装置は上位装置の切り離
し処理が終了すると、磁気ディスク装置に指定トラック
位置決め処理と回転位置決め処理を指令する。磁気ディ
スク装置は指定トラック位置決め処理と回転位置決め処
理が終了すると磁気ディスク制御装置に処理終了を知ら
せるための割り込み報告を行う。磁気ディスク制御装置
は磁気ディスク装置からの割り込み報告を検出すると、
リクエストイン信号をセットし、上位装置に再結合を要
求する。リクエストイン信号に対して上位装置からセレ
クトアウト信号がくると、磁気ディスク制御装置は上位
装置と再結合を行うためのインターフェース処理を実行
し、再結合を行う磁気ディスク装置番号を上位装置に報
告する。これが再結合処理である。
【0005】ここで、磁気ディスク制御装置は、複数の
上位装置と接続するための8個のインターフェースポー
トを持ち、さらに64台の磁気ディスク装置の制御を行
っている。このため再結合処理実行時、複数の磁気ディ
スク装置から割り込み報告がなされている可能性が高
い。また回転位置決め処理に関しては、回転位置決め処
理終了の割り込みが報告された後、ある特定の時間内に
再結合処理を行わないと、上位装置から指定された回転
位置を通過してしまうおそれがある。回転位置を通過し
た場合、再び指定された回転位置にくるまでの時間を無
駄にすることになる。
【0006】以上の理由により、再結合処理内での割り
込みのある磁気ディスク装置の選択処理は短い時間内
に、かつ全ての磁気ディスク装置に対して、かたよりな
く実行する必要がある。このため再結合を行う磁気ディ
スク装置を選択するのに8台の磁気ディスク装置単位で
グループ化し、そのグループ内で割り込み報告があるか
否かを判断させることによって、選択処理時間の短縮化
を行い、また、割り込みのある磁気ディスク装置をかた
よりなく選択するために、上位装置が最後に処理した磁
気ディスク装置の磁気ディスク装置番号の磁気ディスク
装置から割り込みを調べていく方法を用いて、割り込み
磁気ディスク装置の選択を行っている。
【0007】従来の磁気ディスク制御装置の割り込み磁
気ディスク装置選択処理においては、前記割り込み磁気
ディスク装置選択方法に基づいた選択処理を実現するた
めに磁気ディスク制御装置のメモリ内にグループ単位、
磁気ディスク装置単位で割り込みがあるか否かを示すた
めの制御データの保存領域を割り当て、その制御データ
保存領域をアクセスすることによって割り込みのある磁
気ディスク装置を検出するようにしていた。
【0008】従来の割り込み磁気ディスク装置選択処理
の詳細を、図6ないし図8を用いて説明する。
【0009】先ず、磁気ディスク制御装置のメモリ内の
制御データ保存領域について説明する。
【0010】メモリ内の制御データ保存領域として
は、図6に示されるように、8台の磁気ディスク装置を
1グループとして、グループ単位での制御を行うための
8グループ分の制御データ保存領域601,602,・・
・・・,608と、各磁気ディスク装置単位での制御を
行うための64台分の磁気ディスク装置の制御データ保
存領域6100,6101,・・・・・,6163とが割り当
てられている。
【0011】そして各々の制御データは1バイト(8
ビット)で構成されており、図7に示されるように各ビ
ットには割り込みがあった場合に再結合すべき上位装置
が接続されているポート番号が割り当てられている。つ
まり、ビット0はポート番号0、ビット1はポート番号
1、ビット2はポート番号2、ビット3はポート番号
3、ビット4はポート番号4、ビット5はポート番号
5、ビット6はポート番号6、ビット7はポート番号7
を意味している。
【0012】磁気ディスク装置単位のメモリ内制御デ
ータ6100,6101,・・・・・,6163には、割り込
みがあった場合に再結合すべき上位装置の接続されてい
るポート番号に対応するビット位置がセットされてい
る。
【0013】グループ単位の制御データ保存領域60
1,602,・・・・・,608には、各グループに属す
る磁気ディスク装置8台分の制御データ保存領域内の制
御データの内容の論理和が生成されセットされている。
これにより、8グループの論理和を生成する場合に複数
の磁気ディスク装置から別々のポートに対しての割り込
みがあった場合でも、どのポートで再結合することがで
きるか否かをグループ単位のメモリ内制御データを参照
するだけで判断することが可能になる。
【0014】次に、図8を用いて割り込み磁気ディスク
装置選択処理動作の説明をする。
【0015】(1)まず、上位装置が最後にアクセスし
た磁気ディスク装置番号が読み出される(図8のステッ
プ81)。
【0016】(2)読み出された磁気ディスク装置番号
がレジスタにセットされる(図8のステップ82)。こ
のレジスタは選択処理を行う磁気ディスク装置番号を保
持するために用いられる。
【0017】(3)レジスタに保存されている値に1が
加算される(図8のステップ83)。
【0018】(4)レジスタに保存されている値が示す
番号の磁気ディスク装置がグループ内の先頭の磁気ディ
スク装置、つまり6100,6101,・・・・・,6156
であるかどうかがチェックされる(図8のステップ8
4,85)。
【0019】(5)レジスタに保存されている値が示す
番号の磁気ディスク装置がグループ内の先頭の磁気ディ
スク装置である場合、グループ単位の制御データ保存領
域において当グループの制御データ保存領域アドレスが
設定される(図8のステップ86)。
【0020】(6)当グループの制御データ保存領域内
に記憶されている制御データが読み出される(図8のス
テップ87)。
【0021】(7)現在、再結合処理を行うために上位
装置と接続されたポートで当グループ内のいずれかの磁
気ディスク装置の割り込み報告が可能か否かが判断され
る(図8のステップ88,89)。
【0022】(8)現在、再結合処理を行うために接続
しようとしているポートで割り込み報告が可能でない場
合は、レジスタに保存されている値に8が加算され、次
のグループの先頭の磁気ディスク装置の磁気ディスク装
置番号が設定されて、再び上述した(図8のステップ
86)に移行する(図8のステップ91)。
【0023】(9)上述した(図8のステップ85)
の判断命令において、現在レジスタに保存されている値
で指定中の磁気ディスク装置がグループ内の先頭の磁気
ディスク装置でない場合と、上述した(図8のステッ
プ89)の判断命令において、当グループ内に割り込み
があり、現在接続しようとしているポートで再結合処理
可能な磁気ディスク装置が存在する場合は、現在レジス
タに保存されている値で選択中の磁気ディスク装置に対
応した磁気ディスク装置単位の制御データの存在するメ
モリアドレスが設定される(図8のステップ92)。
【0024】(10)接続すべきポート番号の入ったデ
ータが読み出される(図8のステップ93)。
【0025】(11)当磁気ディスク装置が現在再結合
しようとしているポートで割り込み報告が可能か否かが
判断される(ステップ94,95)。
【0026】(12)現在レジスタに保存されている値
で選択中の磁気ディスク装置に割り込みなし、あるいは
割り込みがあっても現在再結合処理しようとしているポ
ートで割り込み報告できない場合は、上述した(図8
のステップ83)に戻り、レジスタに保存されている値
に1が加算されて次の磁気ディスク装置の判断に行く。
【0027】(13)現在のレジスタ値で選択中の磁気
ディスク装置に割り込みがあり、しかも現在再結合処理
しようとしているポートで割り込み報告可能である場合
は、割り込み磁気ディスク装置選択処理を終了し、割り
込み磁気ディスク装置選択動作を終了する(図8のステ
ップ96)。なお、現在レジスタに保存されている値が
選択した磁気ディスク装置の番号を示している。
【0028】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、上位装置から使用されている磁気ディ
スク装置の数が少ない場合、つまり、割り込みのある磁
気ディスク装置が少ない場合、例えば上位装置から使用
されている磁気ディスク装置が1台だけである場合や、
あるいは最後に処理した磁気ディスク装置番号が1で、
割り込みのあった磁気ディスク装置番号が0であるよう
な場合には、グループ化していても割り込みのある磁気
ディスク装置を選択するのに、グループ単位で他の7グ
ループに対する判断と、当グループ内の他の磁気ディス
ク装置に対する判断をも行う必要がある。この場合、全
体の4分の1程度の制御データをアクセスしなくてはな
らないため割り込み磁気ディスク装置選択に要する処理
数が増加し、再結合処理中における割り込み磁気ディス
ク装置選択処理に時間がかかるという不都合があった。
【0029】
【発明の目的】本発明の目的は、かかる従来例の有する
不都合を改善し、とくに磁気ディスク制御装置における
上位装置との再結合中の割り込み磁気ディスク装置選択
処理において、選択処理に要する処理動作数を削減し、
再結合処理時間を短縮化することができる割り込み磁気
ディスク装置選択方法を提供することにある。
【0030】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、上
位装置に接続され複数の磁気ディスク装置の制御を行う
磁気ディスク制御装置を有し、この磁気ディスク制御装
置が、上位装置との再結合処理中に生じる磁気ディスク
装置からの割り込みがあった場合に実行される割り込み
磁気ディスク装置選択制御方法において、磁気ディスク
制御装置の制御機構部が、各磁気ディスク装置毎の割り
込み判断処理機能を含む実処理機構と、磁気ディスク装
置からの割り込みがあった場合に当該実処理機構の起動
に先立って起動し,最後にアクセスした磁気ディスク装
置の次の装置番号の磁気ディスク装置に対応した割り込
み判断処理機能の稼働を求める前処理機構とを有してい
る。そして、実処理機構の稼働時に、割り込みのあった
磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能が起
動された場合には、現在再結合のために接続されたポー
トで割り込み報告可能であるか否かを判断し、割り込み
報告可能なポートでない場合には次の磁気ディスク装置
に対応した割り込み判断処理機能を選択してそれに対応
した磁気ディスク装置の割り込み判断を進め、一方、割
り込み報告可能な場合には,現在選択処理判断をを行っ
ている磁気ディスク装置に対応した装置番号をレジスタ
にセットすると共に復帰処理を行なう、という構成採っ
ている。これによって前述した目的を達成しようとする
ものである。
【0031】
【作用】磁気ディスク制御装置に磁気ディスク装置から
の割り込みが発生すると、先ず前処理機構が起動し、最
後にアクセスされた磁気ディスク装置の次の磁気ディス
ク装置番号の磁気ディスク装置に対応した割り込み判断
処理機能を求めるとともに実処理機構におけるその割り
込み判断処理機能に制御を移行する。
【0032】次に実処理機構では、割り込みのあった磁
気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能が起動
された場合に現在再結合のために接続されたポートで割
り込み報告可能であるか否かを判断するとともに割り込
み報告可能なポートでない場合は、次の磁気ディスク装
置に対応した割り込み判断処理機能に制御を移し次の磁
気ディスク装置の割り込み判断を進め、一方割り込み報
告可能な場合は、現在選択処理判断を行っている磁気デ
ィスク装置に対応した磁気ディスク装置番号をレジスタ
にセットし、復帰処理(スタックジャンプ)を行なう。
【0033】
【発明の実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし
図5に基づいて説明する。
【0034】本発明の一実施例による割り込み磁気ディ
スク装置選択処理は、磁気ディスク制御装置において前
処理機構における前処理プログラムと実処理機構におけ
る実処理プログラムとによって行われる。ここで、磁気
ディスク制御装置は、複数の上位装置と接続するための
8個のインターフェースポートを持ち、さらに64台の
磁気ディスク装置の制御を行っているものとする。
【0035】先ず、実処理プログラムについて説明す
る。
【0036】図4に示されるように、磁気ディスク制御
装置のメモリには、磁気ディスク装置番号0から63に
対してそれぞれ1ワードで記述される第一番地から第八
番地までの8ワードで構成された割り込み判断処理機能
3100,3101,・・・・,3163の領域が確保されて
おり、各磁気ディスク装置の割り込み判断処理機能31
00,3101,・・・・,3163内には、あらかじめ図4
の拡大部分に示されるように、第一番地には次の磁気デ
ィスク装置の割り込み判断処理機能に移る処理、つまり
グループ単位の先頭磁気ディスク装置の場合は次のグル
ープへの移行処理、グループ単位の先頭磁気ディスク装
置でない場合は次の磁気ディスク装置への移行処理が設
定されている。第二番地には、現在、再結合処理を行お
うとしているポートで割り込み報告可能か否かの判定を
行う処理が設定されている。ただし再結合のために接続
されているポート番号は、あらかじめ割り込み磁気ディ
スク装置選択処理開始時にレジスタにセットしておき、
ここではレジスタとアキュムレータ内のデータで現在接
続中のポートで割り込み報告可能か否かの判定をさせて
いる。第三番地には、前段階での演算結果に基づく分岐
処理が設定されている。第四番地には、現在処理中の割
り込み判断処理機能に対応した磁気ディスク装置の番号
をレジスタにセットする処理が設定されている。第五番
地には、復帰(スタックジャンプ)処理が設定されてい
る。第六番地から第八番地は使用しないので無実行処理
が設定されている。8ワード構成とした理由は、各磁気
ディスク装置の割り込み判断処理機能への移行を簡単に
するためである。
【0037】割り込み検出時は、割り込みのあった磁気
ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能の第一番
地の内容、つまり次の割り込み判断処理機能あるいは次
のグループの先頭の割り込み判断処理機能への移行処理
を、割り込み報告可能ポートデータをアキュムレータに
セットする処理に書き換える。また、当割り込み判断処
理機能がグループの先頭の割り込み判断処理機能でない
場合は、当割り込み判断処理機能の属するグループの先
頭の割り込み判断処理機能の先頭番地の処理を、次のグ
ループの先頭の磁気ディスク装置の割り込み判断処理機
能への移行処理を、次の磁気ディスク装置の割り込み判
断処理機能への移行処理に書き換える。割り込みを検出
して当磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機
能の第一番地を書き換えられた状態が、図1に示される
実処理機構の処理となる。
【0038】ここで、実処理機構の動作を説明する。
【0039】(1)磁気ディスク装置から割り込みがあ
ると、アキュムレータに割り込み報告可能なポートデー
タがセットされる(図1のステップ11)。
【0040】(2)現在、再結合処理を行うために接続
中のポートで磁気ディスク装置の割り込み報告が可能か
否かが、でのアキュムレータ内のデータとレジスタ内
のデータから判断される(図1のステップ12,1
3)。
【0041】(3)現在接続中のポートで割り込み報告
が可能な場合は、レジスタに磁気ディスク装置番号デー
タがセットされ(図1ステップ14)、そして復帰(ス
タックジャンプ)により、割り込み磁気ディスク装置選
択処理を終了する(図1ステップ15)。
【0042】(4)上述した(図1ステップ13)
で、現在接続中のポートで割り込み報告が可能でない場
合は、次の磁気ディスク装置の割り込み判断処理機能へ
移行する(図1ステップ16)。
【0043】次に、例えば、磁気ディスク装置番号3の
磁気ディスク装置で割り込みがあった場合について説明
する。ただし、最終アクセス磁気ディスク装置の磁気デ
ィスク装置番号が4であったとする。また図5に示され
るように500,501,・・・・,563は、それぞれ磁気
ディスク装置0から63の割り込み判断処理機能である
とする。
【0044】(1)前処理機構で、最終アクセス磁気デ
ィスク装置番号4の次の磁気ディスク装置番号5に対応
した割り込み判断処理機能505の第一番地の位置(アド
レス)データが生成され、実処理機構における当番地に
制御が移行され、磁気ディスク装置番号5の割り込み判
断処理機能505が実行される。
【0045】(2)磁気ディスク装置番号3以外の磁気
ディスク装置には割り込みが無いため、磁気ディスク装
置番号5の割り込み判断処理機能505の第一番地には次
の磁気ディスク装置番号6への移行処理が記述されてい
る。
【0046】(3)磁気ディスク装置番号6への移行処
理が実行され、磁気ディスク装置番号6に対応した割り
込み判断処理機能506の第一番地に移行する。
【0047】(4)磁気ディスク装置番号3以外の磁気
ディスク装置には割り込みが無いため、同様にして磁気
ディスク装置番号6から7、7から8の割り込み判断処
理機能の第一番地に次々と移行する。
【0048】(5)磁気ディスク装置番号8の割り込み
判断処理機能508はグループの先頭の割り込み判断処理
機能であり、当グループに属する磁気ディスク装置番号
8から15までの8台の磁気ディスク装置には割り込み
が無いため、次のグループの先頭の磁気ディスク装置1
6に対応した割り込み判断処理機能516へグループ移行
する。
【0049】(6)磁気ディスク装置番号3以外の磁気
ディスク装置には割り込みが無いため、同様にして磁気
ディスク装置番号16から24、24から32、32か
ら40、40から48、48から56、56から0へと
次々とグループ移行する。
【0050】(7)磁気ディスク装置番号0から7の属
するグループ内には割り込みのある磁気ディスク装置3
が存在するため、当グループの先頭の磁気ディスク装置
0に対応した割り込み判断処理機能500の第一番地には
グループ移行ではなく次の磁気ディスク装置番号1への
移行処理が設定されており、磁気ディスク装置番号1に
対応した割り込み判断処理機能501の第一番地に移行す
る。
【0051】(8)磁気ディスク装置番号3以外の磁気
ディスク装置には割り込みが無いため、磁気ディスク装
置番号1から2、2から3へと次々と移行する。
【0052】(9)磁気ディスク装置番号3の割り込み
判断処理機能503の第一番地には割り込み検出時に設定
変更された処理である割り込み報告可能なポートデータ
をアキュムレータにセットする処理が記述されているた
め、アキュムレータ内に割り込み報告可能なポートデー
タがセットされた後、当割り込み判断処理機能503の第
二番地の命令、つまり、現在選択中のポートで割り込み
報告可能か否かの調査処理に進む。
【0053】(10)当割り込み判断処理機能503の第
三番地の命令では、第二番地の処理結果による条件分岐
処理により以後の処理を選択する。
【0054】(11)現在再結合のために接続されてい
るポートデータは再結合処理開始時にセットされてお
り、現在選択中のポートで当磁気ディスク装置3の割り
込み報告が可能である場合は、レジスタに当磁気ディス
ク装置番号3をセットした後、復帰処理を実行する。
【0055】(12)この復帰処理実行により、制御は
割り込み処理選択処理を呼び出した位置(アドレス)の
次の位置(アドレス)へ戻る。
【0056】このように、割り込み磁気ディスク装置選
択処理終了時にレジスタにセットされている値”3”
が、現在接続中のポートで再結合を行うために選択され
た磁気ディスク装置の磁気ディスク装置番号であり、磁
気ディスク装置番号3の磁気ディスク装置で割り込み報
告処理を行うことが可能となる。
【0057】次に、前処理機構について説明する。
【0058】前処理機構は、上述の割り込み判断処理機
能で構成された実処理機構を使用するために再結合処理
開始時、割り込み磁気ディスク装置選択のための前処理
段階として用意されている。前処理機構の目的は、最後
にアクセスされた磁気ディスク装置の次の磁気ディスク
装置番号の磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処
理機能の第一番地に制御を移行して、最終アクセス磁気
ディスク装置の次の磁気ディスク装置番号の磁気ディス
ク装置から割り込み判断をさせることである。
【0059】先ず、割り込み磁気ディスク装置選択を行
う場合、前処理機構が起動(サブルーチンコール)され
る。
【0060】(1)最後にアクセスされた磁気ディスク
装置の次の磁気ディスク装置番号の磁気ディスク装置か
ら割り込み磁気ディスク装置選択を開始するために、最
後にアクセスされた磁気ディスク装置番号がレジスタに
読み出される(図2のステップ1)。
【0061】(2)レジスタの値に1が加算される(図
2のステップ2)。
【0062】(3)このデータが加工されてメモリ内に
おける実処理機構への移行位置(アドレス)が生成され
る(図2のステップ3)。
【0063】ここで、実処理機構への移行位置(アドレ
ス)の生成について図2を用いて具体的に説明する。レ
ジスタにセットされた磁気ディスク装置番号を3ビット
左にシフトさせ(図3のステップ21,22,23)、
このデータと実処理機構の開始位置(アドレス)との論
理和をとる(図3のステップ24)ことで8ワード単位
で構成された磁気ディスク装置毎の割り込み判断処理へ
の移行位置(アドレス)が生成される。例えば、メモリ
内における実処理手段の開始位置(アドレス)を100
0H番地とした場合、実処理機構は1000H番地から
11FFH番地までの512ワードで構成されており、
磁気ディスク装置番号4の磁気ディスク装置に対応した
割り込み判断処理が指定された場合、レジスタ内容は、
最初0004Hである。これを3ビット左シフトして0
020Hとし、これと実処理機構の開始位置(アドレ
ス)1000Hとの論理和をとるとメモリ内における実
処理機構への移行位置(アドレス)1020Hが生成さ
れる。
【0064】(4)以上のようにして生成されたメモリ
内における実処理機構への移行位置(アドレス)がスタ
ックに記憶される(図2のステップ4)。
【0065】(5)スタックポインタで示された位置
(アドレス)へ制御を移行(スタックジャンプ)させる
(図2のステップ5)ことにより、最後にアクセスされ
た磁気ディスク装置の次の磁気ディスク装置番号の磁気
ディスク装置から割り込み判断処理機能を開始させるこ
とができる。
【0066】以上、説明した前処理機構、実処理機構に
より、磁気ディスク制御装置のメモリ内に制御データ保
存領域を設けることなく割り込み磁気ディスク装置選択
処理を行うことが可能となる。実処理機構内での割り込
み磁気ディスク装置選択において、割り込みのあった磁
気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能が起動
された場合は現在再結合のために接続されたポートで割
り込み報告可能であるか否かが判断される。一方割り込
み報告可能なポートでない場合には次の磁気ディスク装
置に対応した割り込み判断処理機能へ行き、次の磁気デ
ィスク装置での割り込み判断が進められる。現在接続中
のポートで割り込み報告可能な場合は当磁気ディスク装
置での割り込み報告を行うこととし、現在選択処理判断
を行っている磁気ディスク装置に対応した磁気ディスク
装置番号をレジスタにセットした後、復帰(スタックジ
ャンプ)する。ここで、スタックポインタが示すスタッ
ク内には、割り込み磁気ディスク装置選択のための前処
理機構を起動(サブルーチンコール)した位置(アドレ
ス)の次の位置(アドレス)が記憶されているため、復
帰(スタックジャンプ)処理により割り込み磁気ディス
ク装置選択した後の再結合処理に戻ることができる。
【0067】以上のように本発明によると、割り込み検
出時にメモリ内制御データ保存領域に書き込んだ接続ポ
ートのデータを読み出して選択処理を行うのではなく、
割り込み検出時に接続すべきポートデータを割り込み判
断処理機能に直接処理として書き込むことで、割り込み
磁気ディスク装置選択処理からメモリ読み出しをなく
し、現在判断中の磁気ディスク装置番号がグループの
先頭の磁気ディスク装置番号であり、かつ当グループ内
に割り込みがない場合の、次のグループの割り込み判断
処理に移行するまでの動作数は、従来処理の6動作に対
し本発明処理では1動作、現在判断中の磁気ディスク
装置番号がグループの先頭の磁気ディスク装置番号でな
く、かつ現在選択中の磁気ディスク装置に割り込みがな
い場合の、次の磁気ディスク装置の割り込み判断処理に
移行するまでの動作数は、従来処理の8動作に対し本発
明処理では1動作である。
【0068】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、再結合中の割り込み磁気ディスク
装置選択処理における動作数を削減することができ、さ
らに処理実行中に時間を要するメモリ参照を少なくする
ことができ、これがため、上位装置から使用されている
磁気ディスク装置の数が少ない場合でも割り込み磁気デ
ィスク装置の選択処理時間を大幅に短縮化することがで
き、ひいてはいかなる磁気ディスク装置システムにおい
てもシステムの高速化と高効率化を図ることができると
いう従来にない優れた割り込み磁気ディスク装置選択処
理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1ないし図2】本発明の一実施例を示す実処理手段
のフローチャートである。
【図3】図1における飛び先アドレス生成処理手段のフ
ローチャートである。
【図4】本発明の一実施例を示した実処理手段の内容構
成図である。
【図5】本発明の一実施例の動作説明図である。
【図6】従来例の制御記憶領域の構成を示す説明図であ
る。
【図7】従来例の制御記憶領域内データの内容を示す説
明図である。
【図8】従来例を示したフローチャートである。
【符号の説明】
1ないし5 前処理機構 11ないし16 前処理機構 3100ないし3163 割り込み判断処理機能 500ないし563 割り込み判断処理機能

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上位装置に接続され複数の磁気ディスク
    装置の制御を行う磁気ディスク制御装置を有し、この磁
    気ディスク制御装置が、上位装置との再結合処理中に生
    じる前記磁気ディスク装置からの割り込みがあった場合
    に実行される割り込み磁気ディスク装置選択制御方法に
    おいて、前記磁気ディスク制御装置の制御機構部が、前
    記各磁気ディスク装置毎の割り込み判断処理機能を含む
    実処理機構と、前記磁気ディスク装置からの割り込みが
    あった場合に当該実処理機構の起動に先立って起動し,
    最後にアクセスした磁気ディスク装置の次の装置番号の
    磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能の稼
    働を求める前処理機構とを有し、前記実処理機構の稼働
    時に、割り込みのあった磁気ディスク装置に対応した割
    り込み判断処理機能が起動された場合には、現在再結合
    のために接続されたポートで割り込み報告可能であるか
    否かを判断し、割り込み報告可能なポートでない場合に
    は次の磁気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機
    能を選択してそれに対応した磁気ディスク装置の割り込
    み判断を進め、一方、割り込み報告可能な場合には,現
    在選択処理判断をを行っている磁気ディスク装置に対応
    した装置番号をレジスタにセットすると共に復帰処理を
    行うことを特徴とした割り込み磁気ディスク装置選択方
    法。
  2. 【請求項2】 前記前処理機構にかかる実行プログラム
    をサブルーチンコールし、当該実行プログラムでは最後
    にアクセスした磁気ディスク装置の装置番号を読み出し
    て1を加算し、このデータを加工して飛び先アドレスを
    生成し、最後にアクセスした磁気ディスク装置の次の磁
    気ディスク装置に対応した割り込み判断処理機能を選択
    させることを特徴とした請求項1記載の割り込み磁気デ
    ィスク装置選択方法。
  3. 【請求項3】 前記飛び先アドレスをスタックポインタ
    に押し込んで復帰処理を行うことを特徴とした請求項2
    記載の割り込み磁気ディスク装置選択方法。
JP24693991A 1991-08-31 1991-08-31 割り込み磁気デイスク装置選択方法 Withdrawn JPH0561610A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7488923B2 (en) 2005-11-09 2009-02-10 Nikon Corporation Focus detection device, optical system and focus detection method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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