JPS63175384A - 調光装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、舞台用およびスタジオ用などに好適に用いら
れる調光装置に関する。

背景技術 一般に調光装置は、複数の照明負荷と、各照明負荷を個
別的に電力付勢して所望の照明レベルを実現させる調光
器とを含んで構成されている。このような複数の照明負
荷の個々の照明レベルの各場面毎の集合（以下、シーン
と称する）および各シーン間の照明パターンの変化（以
下、７エードと称する）とによって、たとえば舞台照明
が構成される。

このような舞台照明の進行に必要な照明負荷毎の調光レ
ベルデータおよび前記フェード繰作に必要な７工−ド時
間データなどからなる調光データを、たとえばランダム
アクセスメモリなどによって実現される記憶手段に予め
入力して記憶させ、実際の照明時にはこの記憶内容を読
出して遂行させる記憶型の調光装置が多く用いられてい
る。

このような記憶型の調光装置は、捏作の簡略化や調光機
能の向上を図ることができる半面で、複雑な電子回路が
多数用いられており、したがって誤動作や故障時に、入
力した各種データが揮発したり、使用不可能となったり
する場合がある。このような場合、たとえば調光データ
を再度入力しなければならないなど、短時間での復旧が
困、Ｊｌである。このような事態を防止するため、いわ
ゆるバックアップシステムが提案されている。

第５図は、典型的な従来例の調光装置１の構成を示すブ
ロック図である。調光装置１は、たとえばキーボードや
各種スイッチ類などによって実現される操作部２と、操
作部２から入力された各種データを記憶する記憶部３と
、操作部２から入力されたデータを記憶するたとえば７
０ツピデイスク［ｉなどの外部記憶部４と、フェード演
算なくを行う演算部５と、演算部５からの７エード演算
出力を調光信号として出力する出力部６と、これらの動
作を制御する制御部７とを含む通常動作部８を備える。

一方、上述したような非常時のバックアップのために非
常動作部９が備えられる。非常動作部９は、通常動作部
８と基本的に類似の構成を有しており、記憶部１０、外
部記憶部１１、演算部１２、出力部１３および制御部１
４を含む、この非常動作部９の制御部１４は、ライン！
１を介して通常動作部８の操作部２および制御部７と接
続されており、操作部２によって入力された各種データ
を記憶部１０および、必要な場合には外部記憶部１１に
記憶させることができる。

また出力部６，１３は、２人力１出力の切換器１５の入
力端子１５ａ、１５ｂにそれぞれ接続されており、切換
器１５の出力端子１５ｃは、分配器１６に接続される０
分配器１６には複数の調光器１７を介して複数の照明負
荷１８が並列に接続されている。

このような調光器ｒａ１においてシーンの再生実行時に
は、操作部２から７工−ド進行開始を指示すると、通常
動作部８および非常動作部９は、同一のシーンデータを
個々の記憶部３．１０から読出し、演算部５，１２によ
って７エード演算を行い、出力部６，１３から演算結果
を出力する。

通常動作時では切換器１５の端子１５ａ＝１５ｃが接続
された状態であり、複数の照明負荷１８は、通常動作部
８からの調光データに基づいて電力付勢される。

一方、通常動作部８に故障など異常１！態が発生した場
合、切換器１５を端子１５ｂ、１５ｅが接続されるよう
に切換える。これによって非常動作部９からの調光デー
タによって照明負荷１８に関する調光制御が続行される
。また他の従来技術として、ｍｓ図に示すライン７１を
設けず、外部記憶部４の記憶媒体を非常動作部９の外部
記憶部１１に装着するなどして、操作部２から入力され
た調光データを通常動作部８から非常動作部９に移動す
る構成も考えられる。

このような各従来技術では、通常動作部８の操作部２を
用いて各種シーンデータを作成している期間は、バック
アップ部９は共に可動状態となるかまたは、前記第２の
従来技術のように使用不可の状態となっていた。また通
常動作部８が非常事態となったとき、非常動作部９では
操作部２によって、通常動作部８の記憶部３と同一の調
光データを記憶している記憶部１０の記憶内容を読出し
て、故障時までの調光制御を続行するのみであった。

すなわち通常動作部８の使用中、または非常事態時にお
いて、非常動作部９で別途新たなシーンデータの作成や
、記憶部３．１０に記憶されている調光データによる調
光制御以外の異なる調光制御の実行などが不可能であり
、調光装置１の使用効率に制限が課されていると共に、
通常動作部８の非常時には、それまでの調光制御の続行
や、新規な調光データの設定とその実行が不可能であり
、作業効率が低いという間Ｘ点があった。

目　　　　的 本発明の目的は、上述の問題点を解決し、使用効率およ
び作業性の格段に向上された調光装置を提供することで
ある。

実施例 第１図は、本発明の一実施例の調光器ｒ１１２１の基本
的栃成を示すブロック図である。第１図を参照して、本
実施例の基本的構成について説明する。

調光器ｒａ２１は、たとえばキーボード、各種スイブチ
類およびプリセット７エーダ（一般にポテンショメータ
によって実現される）などを含む操作部２２と、たとえ
ばランダムアクセスメモリや電気的に書込み／読出し自
在なリードオンリメモリなどによって実現される記憶部
２３と、たとえば７０ツビデイスク装置や磁気テープ記
録／再生装置などによって実現され、記憶部２３の記憶
内容を記憶でさる外部記憶部２４と、記憶部２３に記憶
された調光レベルデータと操作部２２の７エーグからの
アナログ出力とによって７エード演算などを行う演算部
２５と、演算部２５の７エード演算出力を調光器信号に
変換して出力する出力部２６と、これらの構成要素の動
作状態を制御する、たとえばマイクロコンピュータなど
とによって実現される制御部２７とを含む通常動作部２
８を備える。

この調光器Ｗ１２１には、通常動作部２８と、基本的に
同様の構成を有する非常動作部２９とが備えられる。非
常動作部２９は、通常動作部２８の対応する構成と略同
様の構成を有する第２ＦＡ作手段である簡易操作部３０
と、第２記憶手段である記憶部３１と、外部記憶部３２
と、演算部３３と、出力部３４と、制御部３５とを含む
。通常動作部２８と非常動作部２９とは、後述するよう
な構成を有する情報授受手段３６を介して、入力された
調光データの授受を相互に行うことができる。

出力部２６．３４は、たとえば２人力１出力のロータリ
スイッチなどによって実現される切換器３７の入力端子
３７ａ、３７ｂに、それぞれ接続される。切換器３７の
出力端子３７ｅは、たとえば複数のサンプルホールド回
路などによって実現される分配器３８に接続される０分
配器３８には、複数の照明負荷３９をそれぞれ個別的に
電力付勢する複数の調光器４０が、それぞれ並列に接続
されている。調光器４０、したがって照明負荷３９は、
記憶部２３．３２に記憶された調光データに基づき調光
制御の進行にともないそれぞれ個別的に選択され、所定
の調光レベルで電力付勢される。

第２図は本発明の一実施例の調光装置２１ａの具体例を
示すブロック図である。ｆ：ｌＳ２図を参照して調光器
ｆｉｌ　２１　ｍの構成類について説明する。１本具体
例の調光装置−２１ａは、［１図に示す構成を基本的に
踏襲するものであり、対応する部分には同一の参照符号
を付して示す０本実施例は、第１図に示す情報授受手段
３６として、通常動作部１８の操作部２２と制御部２７
とに一端が接続される伝送ライン４１を設け、伝送ライ
ン４１の他端は、非常動作部２９の簡易操作部３０と制
御部３５との間に介在される２人力１出力のロータリス
イッチなどによって実現される切換器４２の入力端子４
２ｍに接続している。

この切換器４２の他方入力端子４２ｂは、簡易操作部３
０に接続されており、出力端子４２ｃは、制御部３５に
接続される。すなわち切換器４２の端子４２ａ、４２ｃ
；　４２ｂ、４２ｃをそれぞれ選択的に接続することに
より、記憶部３１に記憶する調光データを操作部２２、
または簡易操作部３０からそれぞれ入力することができ
る。

この上うな枯戊とすることにより、たとえば通常動作部
２８の操作部２２を用いて調光データを作成している期
間であっても、非常動作部２９の簡易操作部３０を用い
て、別途調光データを作成することができる。

また切換器４２の端子４２ａ、４２ｃを接続して操作部
２２から入力される調光データを、記憶部２３．３１に
それぞれ記憶させ、その後、調光制御を実行させる場合
において、通常動作部２８に異常事態が発生したときで
あっても、切換器４２の端子４２ｂ、４２ｃを接続する
ように切換え、かつ切換器３７の端子３７ｂ、３７ｃを
接続するように切換えることにより、照明負荷３９を非
常動作部２つの記憶部３１に記憶された調光データで調
光制御を続行できる。またこのような調光制御を続行し
ない場合であっても、切換器４２の接点４２ｂ、４２ｃ
を接続するように切換えることにより、簡易操作部３０
によって照明負荷３つを調光制御できる。

第３図は、本発明の他の実施例の調光器２１ｂの慴成例
を示すブロック図である。本実施例は前述の実施例に類
似し、対応する部分には同一の参原符な付す０本実施例
の注目すべき点は、第１図に示す情報授受手段３６とし
て、通常動作部２８および非常動作部２９の記憶部２３
．３１の間にインタフェース回路などによって実現され
る伝送部４３と、開閉スイッチなどによって実現される
スイッチ部４４とを直列に接続したことである。

このような構成において、スイッチ部４４を開閉制御す
ることにより、通常勤イヤ部２８と非常動作部２９とを
たとえばシーンデータ作成などに関して相互に独立に用
いることができるばかりでなく、操作部２２によって入
力されたシーンデータなどを簡易操作部３０によって入
力すｉことなく、非を動作部２９の記憶部３１に記憶さ
せることができる。また簡易原作ｇ３０によって入力さ
れるシーンデータを、通常動作部２８の記憶部２３に伝
送して記憶させることもできる。

第４図はさらに他の実施例の調光器ｒａ２１　ｃの構成
を示すブロック図である。第４図を参照して、本実施例
について説明する０本実施例は、前述の実施例にＭ似し
、対応する部分には同一の参照符を付す。本実施例の注
目すべき点は、前述の各実施例のように、通常動作部２
８と非常動作部２９との間に情報を直接に伝送できる手
段を設けることなく、たとえば７０ツピデイスク装置な
どによって実現される外部記憶部装置２４．３２の間で
、たとえば７０ツピデイスクなどを移動することを伝送
手段として構成したことである。この上うな構成によっ
ても前述の実施例で述べた効果と同様の効果を得ること
ができる。

効　　果 以上のように本発明に従えば、調光動作に関連する情報
が入力され、またこの情報が記憶される通常動作部と、
前記通を動作部に基本的に類似する構成を有する非常動
作部とを設け、これら通常動作部と非常動作部とからの
出力を切換えて導出する切換手段とを設けた。また通常
動作部と非常動作部との間で情報の授受を行う情報授受
手段とを設けた。

したがって通常動作部と非常動作部とは、たとえば調光
４ｆｔ報の作成などの場合、相互に独立した構成として
使用することができる。また通常動作部または非常動作
部において、入力されで記憶された調光情報を相互の間
で容易に授受することができる。これによって使用性が
格段に向上されると共に、作業効率も改善される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本的構成を示すブロック図、１２図
は本発明の一実施例の調光装置１１２１ｍの構成を示す
ブロック図、第３図は本発明の他の実施例の調光器ｆｉ
２　ｌｂの措戊を示すブロック図、第４図は本発明のさ
らに他の実施例の調光器ｒ！１２１Ｃの構成を示すブロ
ック図、第５図は典型的な従来技術の調光装置１の構成
を示すブロック図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 調光動作に関連する情報が入力され、所定の調光動作を
   指示する第１操作手段と、第１操作手段から入力された
   情報が記憶される第１記憶手段とを含む通常動作部と、 第１操作手段の機能の少なくとも一部を有する第２操作
   手段と、第２記憶手段とを含む非常動作部と、 通常動作部と非常動作部とからの出力を切換えて導出す
   る切換手段と、 通常動作部と非常動作部との間で情報の授受を行う情報
   授受手段とを含むことを特徴とする調光装置。