JPH08262903A - 画像定着装置 - Google Patents

画像定着装置

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JPH08262903A
JPH08262903A JP7065629A JP6562995A JPH08262903A JP H08262903 A JPH08262903 A JP H08262903A JP 7065629 A JP7065629 A JP 7065629A JP 6562995 A JP6562995 A JP 6562995A JP H08262903 A JPH08262903 A JP H08262903A
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sheet
roll
endless belt
belt
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Yasuhiro Uehara
康博 上原
Yasuhiro Kusumoto
保浩 楠本
Yoshio Kanazawa
祥雄 金澤
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    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
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    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/206Structural details or chemical composition of the pressure elements and layers thereof

Abstract

(57)【要約】 【目的】いわゆるベルトニップでの熱損失を低減させる
と共に、シートと加熱定着ロールとの速度差やベルトニ
ップ内の空気や水蒸気によるトナー像の乱れを防止する
ことができる画像定着装置を提供する。 【構成】表面が弾性変形する回転する加熱定着ロール1
にエンドレスベルト15を接触させ、非回転状態の圧力
パッド30によってエンドレスベルト15を加熱定着ロ
ール1に圧接させる。これにより、エンドレスベルト1
5と加熱定着ロール1との間にシート7が通過させられ
るベルトニップを設けると共に、加熱定着ロール1の表
面を弾性変形させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリなどの電子写真方式を利用した画像形
成装置において未定着トナー像を加熱定着する画像定着
装置に係り、特にベルトニップ方式の画像定着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】図8は、この発明の出願人が提案し、特
開平5−150679号公報に開示された画像定着装置
を示す。図において、符号1は回転可能に配置された加
熱定着ロールを示す。この加熱定着ロール1は、アルミ
ニウムなどの熱伝導率の高い金属製の円筒状のコア3の
表面に弾性体からなる被覆層4を形成したものである。
被覆層4は、コア3の表面に直接被覆されたHTV(Hi
gh Temperature Vulcanization)シリコーンゴムからな
る下地層20と、その外側に被覆されたRTV(Room T
emperature Vulcanization)シリコーンゴムからなるト
ップコート層21とからなる。
【0003】コア4の内部には、加熱源としてハロゲン
ランプ5が配置されている。また、加熱定着ロール1の
表面には温度センサ6が配置され、この表面の温度を計
測する。そして、温度センサ6の計測信号により、図示
しない温度コントローラが作動されハロゲンランプ5が
制御されて、加熱定着ロール1の表面が所定の温度に調
節されるようになっている。また、加熱定着ロール1の
表面には、オイル供給装置9によって離型剤であるシリ
コンオイルが供給されており、これによりシート7に未
定着のトナー8の像を定着する際に、トナー8の一部が
加熱定着ロール1にオフセットするのが防止されてい
る。
【0004】さらにこの定着装置においては、圧力ロー
ル25が、圧縮コイルスプリング26によって加熱定着
ロール1に対して押圧されている。また、加熱定着ロー
ル1に向けて圧力補助ロール29が押圧されている。そ
して、圧力ロール25および圧力補助ロール29の周囲
には、ロール22,23,24が配置されており、ロー
ル22,23,24、圧力ロール25、圧力補助ロール
29の周囲にはエンドレスベルト15が巻回されてい
る。
【0005】圧力ロール25は、ロール24よりも高い
位置で加熱定着ロール1に圧接させられている。これに
よって、エンドレスベルト15は加熱定着ロール1に接
触して、加熱定着ロール1とエンドレスベルト15との
間が、シート7を通過させるためのニップ(ベルトニッ
プ)となる。そして加熱定着ロール1およびエンドレス
ベルト15が、矢印に示すように回転すると共に、シー
ト7が回転する加熱定着ロール1とエンドレスベルト1
5との間に搬送され、このシート7がベルトニップを通
過する際に、ベルトニップに作用する圧力とハロゲンラ
ンプ5によって加熱定着ロール1を通じて与えられる熱
により未定着のトナー8がシート7上に定着するように
なっている。
【0006】このようなベルトニップ方式の構成を採用
することにより、シート7がベルトニップの幅(図示の
例では圧力ロール25と圧力補助ロール29で押さえら
れているベルトの長さ)に対応する時間加熱されるよう
になるので、加熱定着ロール1と圧力ロールのみを圧接
させてエンドレスベルト15を使用しない場合に比べる
と、シート7の搬送速度を大きくしても十分な定着時間
を確保することが可能になるという利点がある。また、
同じ搬送速度であれば、ベルトニップ方式の方が、エン
ドレスベルト15を使用しない方式よりも加熱時間が長
くなり、トナーにより多量の熱を与えることができる。
したがって、ベルトニップ方式は特に多層のトナーを所
望の色に発色させるカラー複写機の定着に適している。
【0007】また、この画像定着装置においては、加熱
定着ロール1の表面に弾性体であるシリコーンゴムから
なる被覆層4が形成されており、この被覆層4が圧力ロ
ール25の圧接力を受けてわずかに歪むようになってい
る。すなわち、被覆層4が圧力ロール25に到達すると
歪みが発生し、通過し終えると歪みがなくなる。この歪
みがなくなる現象はシート7の先端がベルトニップを通
過し終える際にも同様に発生し、このためシート7の先
端と被覆層4との間にズレが生じる。また、高温状態の
トナー8は被覆層4へ付着しようとする傾向があるが、
このときのズレによってトナー8と被覆層4との界面に
微少なスリップが生じて、その付着が妨げられているこ
とも考えられる。
【0008】これによって、シート7はトナー8と加熱
定着ロール1との付着力に抗して加熱定着ロール1から
剥離する。溶融されたトナーと加熱定着ロール1との表
面の付着力は、両者の界面化学的な材料物性値にも左右
されるので、シート7が剥離する挙動はトナーの種類や
被覆層4の材質に応じて異なるが、この画像定着装置に
よると、通常の加熱定着ロールと圧力ロールのみからな
る画像定着装置に用いられている剥離爪などの剥離手段
を使用しなくても、シート7を加熱定着ロール1から剥
離することができる(以下、これをセルフストリッピン
グという)。このため、腰が弱くて剥離しにくい薄紙
や、多量のトナーが付着した用紙でも、セルフストリッ
ピングさせることができる。
【0009】その他、ベルトニップ方式を採用した画像
定着装置としては、特開昭52−69337号公報、特
開昭60−151677号公報、特開昭60−1516
81号公報、特開昭62−14675号公報、実開昭6
0−104852号公報、および実開平2−30961
号公報に記載されたものがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ベルトニップ方式の画像定着装置には、以下のような問
題がある。 まず、エンドレスベルト15を加熱定着ロール1に
向けて押圧する圧力ロール25および圧力補助ロール2
9がエンドレスベルト15の走行に伴って回転するた
め、エンドレスベルト15の回転が開始されると、加熱
定着ロール1から多量の熱を奪ってしまい不経済である
上に、急激な温度低下をもたらし、トナーの定着性に影
響を与えてしまう。
【0011】 また、被覆層4が圧力ロール25の圧
接力を受けてわずかに歪むようになっているため、加熱
定着ロール1の周速度をV0とし、被覆層4の円周方向
における歪みをεとすると、この歪んだ箇所の速度Vε
は、Vε=V0(1+ε)となる(図9参照)。一方、
シート7は、加熱定着ロール1と圧力ロール25の間に
到達する以前は、エンドレスベルト15ならびに加熱定
着ロール1の走行に伴って周速度V0で走行している。
【0012】ベルトニップにおいては、シート7と加熱
定着ロール1の間の摩擦係数は、シート7のどの部分に
おいても一定と考えられ、エンドレスベルト15自体で
シート7を加熱定着ロール1に押し付ける力はさほど大
きくはないから、最も荷重が加わっている圧力ロール2
5に接する部分で摩擦力が最も大きく作用すると考えら
れる。さらにシート7の伸びは極めて小さいと考えられ
る。したがって、シート7の先端が圧力ロール25と加
熱定着ロール1との間に到達すると、この部分の大きな
摩擦力によってシート7の先端だけではなく後続する部
分まで速度Vεに近い速度VP1で走行させられることに
なる。つまり、シート7の後続部分に面する加熱定着ロ
ール1の部分は周速度V0で走行し、シート7は速度V
P1で走行するから、両者の間に速度差VP1−V0≒εV0
が生じる。そして、このベルトニップ内での速度差によ
り、未定着のトナー8の像が乱れて、得られる定着像に
おいても画像ズレが生じることになる。
【0013】このため、前述の特開平5−150679
号公報に開示の装置では、圧力補助ロール29を圧力ロ
ール25に対してシート7の走行方向上流側に配置し、
この圧力補助ロール29を図示しないスプリングにより
加熱定着ロール1に対して押圧している。これによりシ
ート7の先端が圧力ロール25に到達してVεに近い速
度VP1で走行させられようとしても、シート7の後続部
分を圧力補助ロール29で加熱定着ロール1に押し付け
ることによりシート7を周速度V0で走行させ、加熱定
着ロール1とシート7との間の速度差の発生を防止し、
画像ズレを回避しようとしている。しかし、このように
圧力補助ロール29を配設しただけでは、画像ズレを確
実に防止することは困難である。また、圧力補助ロール
29を設けると、装置が複雑・大型化する上、部品数が
増加して不経済であるという問題もある。
【0014】 さらに、ベルトニップ内でシート7お
よびトナー8が加熱されると、暖まったシート7やトナ
ー8から空気や水蒸気が膨張して蒸発してくる。このよ
うな空気や水蒸気は、シート7がベルトニップを通過す
るまでベルトニップ内、具体的にはシート7と加熱定着
ロール1またはエンドレスベルト15との間に気泡とな
って介在する。
【0015】したがって、圧力ロール25と圧力補助ロ
ール29のある部分は別として、加熱定着ロール1およ
びエンドレスベルト15の間では、トナー8をシート7
に定着させるための十分な圧力が与えられないことにな
る。さらに、シート7がベルトニップ内にあり、かつト
ナー8がまだすべて定着していない状態では、未定着の
トナー8が、気泡が動き回ることによって移動してしま
うことがあった。加熱定着ロールおよび加圧定着ロール
を使用し、エンドレスベルトを使用しない方式では、ニ
ップ幅が小さいために、このような不具合は少ないが、
ベルトニップ方式では、ニップ幅を大きくしているだけ
に、気泡によりトナー8の像が乱される可能性も大き
く、実際に使用した場合にも、気泡が原因と考えられる
画像のニジミやズレなどの乱れが発生し問題となってい
た。
【0016】この発明は前記の課題を考慮してなされた
ものであり、いわゆるベルトニップでの熱損失を低減さ
せると共に、シートと加熱定着ロールとの速度差やベル
トニップ内の空気や水蒸気によるトナー像の乱れを防止
することができる画像定着装置を提供することを目的と
する。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明にあっては、表面が弾性変形する回転可能
な加熱定着ロールと、前記加熱定着ロールに接触したま
ま走行可能なエンドレスベルトと、前記エンドレスベル
トの内側に非回転状態で配置されて、前記エンドレスベ
ルトを前記加熱定着ロールに圧接させ、前記エンドレス
ベルトと前記加熱定着ロールとの間にシートが通過させ
られるベルトニップを設けると共に、前記加熱定着ロー
ルの表面を弾性変形させる圧力パッドとを具備すること
を特徴とする。
【0018】
【作用】この発明にあっては、前述の圧力ロールに代え
て、圧力パッドによってエンドレスベルトを加熱定着ロ
ールに圧接させている。この圧力パッドは非回転状態で
配置されているため、加熱定着ロールから伝導される熱
が発散されにくく、エンドレスベルトの回転が開始され
ても、加熱定着ロールから奪う熱量が少ない。このよう
に熱損失が少ないことにより、経済的であり、かつベル
トニップの温度低下も減少し、トナーの定着性を向上さ
せることができる。
【0019】また、圧力パッドは、圧力ロールに比較し
て広い面積にわたってエンドレスベルトを押圧すること
が可能である。すなわち、ベルトニップ全域にわたって
エンドレスベルトへの押圧力を与えることもできる。こ
のことを利用して、ベルトニップ内の圧力分布を容易に
調節することができ、ベルトニップ内でのシートの速度
変動を減少させ、加熱定着ロールとシートとの速度差を
小さくし、未定着のトナーの像の乱れを押さえて、得ら
れる定着像の画像ズレを防止することが可能である。
【0020】さらに、圧力パッドがベルトニップ全域に
わたってエンドレスベルトを押圧するために、ベルトニ
ップ全域においてエンドレスベルトを加熱定着ロールに
対して隙間なく押さえ付けることが可能である。これに
よってシートやトナーから空気や水蒸気が膨張し蒸発し
てくるのを抑制することができる。このため、ベルトニ
ップ内での気泡の発生および成長を抑制できる。したが
って、成長した気泡によって未定着のトナーが攪乱され
るのを防止することができると同時に、ベルトニップを
通過するシート上のトナーをエンドレスベルトと加熱定
着ロールとで確実に押さえて定着させることが可能であ
る。すなわち、トナー像の乱れを防止しながら、トナー
像を定着させることができる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例につ
いて説明する。 (1) 第1実施例A.実施例の構成 図1は、第1実施例の画像定着装置を示す側断面図であ
る。この実施例においても、図8と同様の加熱定着ロー
ル1を使用している。加熱定着ロール1のコア2は、外
径25mm、内径24.4mm、長さ350mmの鉄製円筒で
ある。コア2の表面には、下地層20として硬度45°
のHTVシリコーンゴムが厚さ0.5mmで直接被覆さ
れ、さらにその上にトップコート層21としてRTVシ
リコーンゴムが厚さ50μmでディップコートされてい
る。これにより被覆層4が形成されており、被覆層4は
鏡面状態に近い表面に仕上げられている。なお、下地層
20のゴムの硬度は、Teclock社製のスプリングタイプ
のA型硬度計により、JISK6301に準拠して、荷
重1,000gfを付加して計測した結果の値である。な
お、コア3としては鉄でなくても熱伝導率の高い金属製
のものを使用することができ、被覆層4としては耐熱性
の高い弾性体であれば他の材料を使用することができ
る。
【0022】コア4の内部には、加熱源として出力40
0wのハロゲンランプ5が配置されている。また、加熱
定着ロール1の表面の温度は後述する温度センサ37に
よって計測される。そして、温度センサ37の計測信号
により、図示しない温度コントローラによってハロゲン
ランプ5がフィードバック制御されて、加熱定着ロール
1の表面が150℃に調節されるようになっている。
【0023】また、加熱定着ロール1の近傍にはオイル
供給装置9が配設されており、このオイル供給装置9が
加熱定着ロール1の表面に離型剤を常に一定量供給す
る。これによりシート7に未定着のトナー8の像を定着
する際に、トナー8の一部が加熱定着ロール1にオフセ
ットするのが防止されている。オイル供給装置9によっ
て供給される離型剤としては、粘度300csのジメチル
シリコンオイル(商品名「KF−96」:信越化学株式
会社製)が使用される。
【0024】加熱定着ロール1の下方には、ステンレス
製のロール22,23,24に巻回されたエンドレスベ
ルト15が配置されている。このエンドレスベルト15
は、ポリイミドフィルムから厚さ75μm、幅300m
m、周長157mmに形成されており、ロール22,2
3,24に8kgfの張力で張架されている。なお、エン
ドレスベルト15がロール22,23,24の軸線方向
に移動して、これらのロール22,23,24から外れ
てしまうのを防止するため、ロール23はわずかに変位
可能に配置されている。
【0025】これらのロール22,23,24の配置だ
けによっても、エンドレスベルト15は加熱定着ロール
1に接触しており、さらにエンドレスベルト15は圧力
パッド30によって一定荷重で加熱定着ロール1に向け
て押圧されている。これによって、エンドレスベルト1
5と加熱定着ロール1との間にシート7が通過するベル
トニップが設けられている。なお、加熱定着ロール1へ
のエンドレスベルト15の巻付角度は45°とされてい
る。この場合、ベルトの走行方向でのベルトニップの幅
は10mmとなる。
【0026】この圧力パッド30は2つの圧縮コイルス
プリング31,32によって加熱定着ロール1の中心に
向けて付勢されている。スプリング31はベルトニップ
全域を加圧するために設けられている。その一方、スプ
リング32は主にベルトニップの出口近辺を加圧して、
加熱定着ロール1の表面を歪ませシート7のセルフスト
リッピング性能を高めるために設けられている。
【0027】図2は、圧力パッド30の詳細を示す断面
図である。圧力パッド30は、圧縮コイルスプリング3
1,32に支持された金属製の枠体33を備えている。
枠体33の加熱定着ロール1側の面には、軟質部材34
と硬質部材35が嵌め込まれている。これらの軟質部材
34および硬質部材35は、低摩擦シート36によって
覆われている。ここで軟質部材34は、ベルトニップの
ほぼ全域にわたってエンドレスベルト15を押圧するた
めに、例えばシリコーンスポンジ(シリコーンゴムの発
泡体)などの軟らかい材料から、加熱定着ロール1の長
さ方向に沿った長さ320mm、幅7mm、厚さ5mmの平板
状に形成されている。一方、硬質部材35は、加熱定着
ロール1の表面の被覆層4を局部的に歪ませてシート7
のセルフストリッピングを起こさせるように、被覆層4
よりはるかに硬い例えばステンレスパイプにより長さ3
20mm、直径4mmの円柱状に形成されている。
【0028】ここで軟質部材34が設けられていること
により、低摩擦シート36のエンドレスベルト15と接
触する接触面は、加熱定着ロール1の外周面と整合可能
になっている。すなわち、一定以上の荷重によって圧力
パッド30を加熱定着ロール1に向けて押圧すれば、軟
質部材34が変形し、低摩擦シート36の接触面が加熱
定着ロール1の外周面と整合する。前述のスプリング3
1,32による付勢力によって、加熱定着ロール1とエ
ンドレスベルト15との間およびエンドレスベルト15
と低摩擦シート36との間には、隙間ができなくなって
いる。
【0029】さらに、低摩擦シート36としては、例え
ばポリテトラフルオロエチレンを含浸させたガラス繊維
シートである中興化成製の「FGF−400−4」(商
品名)が使用される。これによって、エンドレスベルト
15が圧力パッド30上を滑らかに滑るようにされてい
る。さらに、エンドレスベルト15の内側には潤滑剤が
塗布されている。加熱定着ロール1は、図示しないモー
タにより周速度V0=120mm/secで回転させられ、こ
の回転によりエンドレスベルト15も従動回転させられ
る。なお、上述した温度センサ37は熱電対であって、
その先端が軟質部材34の内部に埋設されている。
【0030】B.実施例の作用・効果 さて、図示しない転写装置によりシート7の上にトナー
8の像が転写され、図の右側からベルトニップに向けて
このシート7が搬送されてくる。シート7は、ベルトニ
ップの圧力パッド30の配置されている側に侵入させら
れる。そして、ベルトニップに作用する圧力と、ハロゲ
ンランプ5によって加熱ロール1を通じて与えられる熱
により、トナー8の像がシート7上に定着する。
【0031】ここで、圧力パッド30は非回転状態で配
置されているため、加熱定着ロール1から伝導される熱
が放熱しにくく、加熱定着ロール1の回転が開始されエ
ンドレスベルト15が従動回転を開始しても、加熱定着
ロール1から奪う熱量が少ない。このように熱損失が少
ないことにより、経済的であり、かつベルトニップの温
度低下も減少しトナー8の定着性を向上させることがで
きる。
【0032】また、この実施例では、温度センサ37を
ベルトニップに対面する圧力パッド30の内部に設けて
いる。これは、従来の回転する圧力ロール25では不可
能であったことであり、圧力パッド30が回転しないか
らこそ達成できることである。従来、温度センサはベル
トニップから外れた位置で加熱定着ロール1の表面温度
を計測せざるを得なかったが、実施例のような配置によ
りベルトニップの温度を計測可能となり、これによって
より良好な温度制御が可能である。
【0033】さらに、従来では温度センサを直接接触さ
せることによって加熱定着ロール1の表面を摩耗・損傷
してしまうことがあった。特に、表面に弾性体である被
覆層4を設けた加熱定着ロール1ではこの影響が大き
く、寿命の低下や画質の劣化を招いていた。しかし、こ
の実施例では、圧力パッド30に温度センサ37を埋設
させたことにより、このような不具合を解決することが
できる。
【0034】また、この実施例では、従来の圧力ロール
25単独あるいは圧力補助ロール29を用いた場合(図
8)に比較して広い面積にわたってエンドレスベルト1
5を押圧することが可能である。このことを利用して、
ベルトニップ内の圧力分布を容易に調節することができ
ており、さらに以下のような効果を達成している。
【0035】図3は、ベルトニップ内の圧力分布を示す
グラフであり、実線は実施例での分布を、破線は図8の
従来技術での分布を示す。従来技術では、圧力ロール2
5で押圧される位置および圧力補助ロール29で押圧さ
れる位置だけ圧力が高くなっているのに対して、実施例
では圧力パッド30によってベルトニップのほぼ全域に
わたってスプリング31の押圧力を与えることが可能で
ある。
【0036】実線のピークは、硬質部材35の位置にあ
る。これは硬質部材35が硬いためにスプリング32の
荷重が集中するからである。これによって、加熱定着ロ
ール1の被覆層4の硬質部材35で押圧される部分が歪
んで、シート7のセルフストリッピングが可能になって
いる。この歪みによって、図4に示すように、押圧部分
の速度Vεが加熱定着ロールの他の部分の周速度V0
りも大きくなっている。このため、ベルトニップを通過
するシート7の先端が硬質部材35に到達すると、加熱
定着ロール1の歪んだ箇所の速度Vεの影響を受けて、
シート7の速度はV0からVP2に大きくなる。
【0037】しかし、この実施例では、圧力パッド30
全体、特に軟質部材34(図2)によって、ベルトニッ
プに圧力が与えられているために、シート7の後続の部
分を押さえ付けておくことができるから、速度の上昇は
わずかである。すなわち、シート7は加熱定着ロール1
の他の部分の周速度V0とほぼ等しい速度VP2で移動す
る。このように、トナー像の定着が行われるベルトニッ
プにおいては、加熱定着ロール1とシート7との間に発
生する速度差が小さく、発生する画像のズレが極めてわ
ずかになる。
【0038】このようにシート7の後続部分を押さえ付
けておくという観点からは、軟質部材34を通じて与え
られるベルトニップの入口側の圧力は大きければ大きい
ほど望ましいが、あまり大きくなってしまうと、シート
7がベルトニップに侵入しなくなったり、侵入時にシー
ト7が速度変動を起こして画像ズレが発生したりする。
【0039】これに対して、この実施例では、平板状の
軟質部材34を設けたことにより、ベルトニップにおけ
るシート7の入口側の圧力が、出口側の圧力よりも小さ
くなるようになっている。したがって、シート7はベル
トニップに円滑に侵入する上、画像のズレを抑制するこ
とができる。以上のように、ベルトニップ内でのシート
7の速度変動を減少させ、加熱定着ロール1とシート7
との速度差を小さくし、未定着のトナー8の像の乱れを
押さえて、得られる定着像の画像ズレを防止することが
可能である。
【0040】さらに、圧力パッド30がベルトニップ全
域にわたってエンドレスベルト15を押圧するために、
ベルトニップ全域においてエンドレスベルト15を加熱
定着ロール1に対して隙間なく押さえ付けることが可能
である。これによってシート7やトナー8から空気や水
蒸気が膨張し蒸発してくるのを抑制することができる。
このため、ベルトニップ内での気泡の発生および成長を
抑制できる。したがって、成長した気泡によって未定着
のトナー8が攪乱されるのを防止することができると同
時に、ベルトニップを通過するシート7上のトナー8を
エンドレスベルト15と加熱定着ロール1とで確実に押
さえて定着させることが可能である。以上のように、水
蒸気や空気の蒸発を防止することによって、トナー8の
像の乱れを防止しながら、定着を行うことができる。
【0041】C.スプリングの荷重設定例 次に、前記の実施例におけるスプリング31,32の荷
重の設定の一例について説明する。まず、スプリング3
2の荷重は、シート7のセルフストリッピングを起こさ
せるものでなければならない。表1は異なる荷重のスプ
リングを使用して、セルフストリッピング性能を調べた
実験結果を示す。
【表1】
【0042】この実験では、坪量が55,65,90g/
cm2の3種類の紙をシート7とし、その上にカラートナ
ーを3.0mg/cm2の密度で転写して、ベルトニップの出
口での紙のセルフストリッピング性能を調べた。また、
ここでは紙の繊維の配向が加熱定着ロール1と平行な送
り方(表中Aで示す)と垂直な送り方(Bで示す)の2
つの送り方で紙を搬送した。表中、記号○はセルフスト
リッピングを起こしたことを示し、×は起こさなかった
ことを示す。
【0043】表1より明らかなように、スプリング32
の荷重を増加するにしたがって、坪量の小さい、すなわ
ち薄くて腰が弱い紙でもセルフストリッピングしやすく
なる傾向が確認された。なお、送り方Aの場合には、紙
の構造上、送り方向に対して紙の腰が弱くなり、同じ厚
さでもセルフストリッピングしにくい傾向がある。表1
からは、坪量55g/cm2の紙を送り方Aで搬送する場合
を最もセルフストリッピングしにくい基準とする限りで
は、スプリング32の荷重は6kgf以上にするとよいこ
とがわかる。
【0044】図5は、スプリング32の荷重による加熱
定着ロール1の表面の被覆層の歪みεの大きさを計測し
た結果を示すグラフである。この歪みεは、加熱定着ロ
ール1の円周方向において計測したものである。加熱定
着ロール1の1回転により送られるシート7の長さをL
pとし、歪みを全く与えない状態での加熱定着ロール1
の周長をLrとすれば、歪みεは次式で与えられる。 ε=(Lp/Lr−1)×100 [%] 図5に示すようにスプリング32の荷重を6kgfにした
場合には、加熱定着ロール1の表面歪みは約3.0%で
ある。
【0045】さて、次にスプリング31の荷重の設定に
ついて説明する。表2は、スプリング32の荷重を6kg
fに設定し、スプリング31の荷重を変更して画像ズレ
の有無を調べた実験結果を示す。このようにスプリング
32の荷重を設定したのは、前記の表1の実験結果で、
すべてのシート7がセルフストリッピングされ、かつ画
像ずれが防止できたからである。
【表2】
【0046】表2において、記号×はシート7上に目視
で認識できる画像ずれが発生したことを示し、○は画像
ずれが発見されなかったことを示す。この結果から、ス
プリング32の荷重を6kgfとしたなら、スプリング3
1の荷重が8kgf以上であればよいことが分かる。スプ
リング32の荷重を6kgf、スプリング31の荷重を8k
gfとした場合、ベルトニップ入口側の圧力は約0.36
kgf/cm2であり、出口側の最大圧力は約0.94kgf/cm2
である。ここで、入口側の圧力は、スプリング31の荷
重8kgf、軟質部材34の長さ32cm、幅0.7cmか
ら、8÷(32×0.7)=0.36として求められる。また、出口
側の最大圧力は、スプリング32の荷重6kgf、硬質部
材35の長さ32cm、硬質部材35が低摩擦シート36
に接触する幅0.3cmから、6÷(32×0.3)×1.5=0.
94として求められる。ここで1.5を乗じたのは、硬質
部材35の断面が円形であるために、出口側の圧力分布
が均一ではなく放物線状になり、最大圧力が平均圧力の
1.5倍程度になることによるものである(図3参
照)。
【0047】(2) 第2実施例D.実施例の構成 図6は、この発明の第2実施例に係る画像定着装置を示
す。この実施例では、エンドレスベルト15およびその
支持の仕方が第1実施例と異なっており、加圧パッド3
0を用いる点では同様である。第1実施例では、3本の
ロール22,23,24によってエンドレスベルト15
を張架していたが、ここでは、一つのガイド40の周囲
をエンドレスベルト15が走行するようにしている。エ
ンドレスベルト15は、厚さ30μmのニッケル製のも
のであり、加熱定着ロール1と圧力パッド30とで挟ま
れるベルトニップの部分では、両者の変形に応じて変形
するようになっている。ただし、適当な可撓性を有して
いれば、他の金属でエンドレスベルト15を形成するこ
とも可能である。
【0048】図示の例では、ガイド40は楕円形である
が、エンドレスベルト15の走行を妨げるものでなけれ
ば、他の形状であってもよい。例えば、円形などであっ
てもよい。また、ガイド40の材質も、ある程度の剛性
を有し、ベルトニップから熱を奪い過ぎず、エンドレス
ベルト15の走行を阻害しなければ、様々なものを使用
することができる。例えば、金網や樹脂などでガイド4
0を形成することができる。
【0049】図7は、ガイド40および圧力パッド30
を示す平面図である。ガイド40の両端部には、フラン
ジ41が設けられており、これによってエンドレスベル
ト15が加熱定着ロール1の軸線方向の片側に寄った
り、ガイド40から外れたりすることが防止されてい
る。
【0050】B.実施例の作用・効果 この実施例でも、エンドレスベルト15は加熱定着ロー
ル1の回転に伴って回転する。エンドレスベルト15は
金属によって形成されており、第1実施例のようなポリ
イミドフィルム製のものよりも高い剛性を有している。
このため、ロールによって張力を与えなくても、波打ち
やしわなどが発生することがない。したがって、従来エ
ンドレスベルトの張架に用いられてきたロールを排除す
ることができ、装置の大幅な簡素化、小型化および費用
の低減を達成することが可能である。
【0051】また、第1実施例と同様に、非回転状態の
圧力パッド30を設けたことにより、ベルトニップでの
熱損失の減少、ベルトニップ内でのシート7の速度変動
の減少による画像ズレの防止、気泡の発生防止による画
像ズレの防止といった効果も達成される。また、温度セ
ンサ37を圧力パッド30に内蔵させたことによる効果
も同様に達成される。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、圧力パッドが非回転状態で配置されてい
るため、熱損失が少なく、経済的であり、かつベルトニ
ップの温度低下も減少し、トナーの定着性を向上させる
ことができる。さらに、圧力パッドがベルトニップ全域
にわたってエンドレスベルトを押圧するために、シート
やトナーから空気や水蒸気が膨張し蒸発してくるのを抑
制することができ、気泡によって未定着のトナーが攪乱
されるのを防止することができると同時に、ベルトニッ
プを通過するシート上のトナーをエンドレスベルトと加
熱定着ロールとで確実に押さえて定着させることが可能
である。請求項2に記載の発明によれば、ベルトニップ
内でのシートの速度変動を減少させ、加熱定着ロールと
シートとの速度差を小さくし、未定着のトナーの像の乱
れを押さえて、得られる定着像の画像ズレを防止するこ
とが可能である。請求項3に記載の発明によれば、温度
センサをベルトニップに対面する圧力パッドの内部に設
けたことにより、ベルトニップの温度を正確に計測可能
となり、より良好な温度制御が可能である。また、加熱
定着ロールの表面を摩耗・損傷してしまうこともなく、
加熱定着ロールの寿命の低下や画質の劣化を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る第1実施例の画像定着装置の
構成を示す側面図である。
【図2】 第1実施例で使用される圧力パッドの構成を
拡大して示す側面図である。
【図3】 第1実施例と従来の画像定着装置でのベルト
ニップ内の圧力分布を示すグラフである。
【図4】 第1実施例での加熱定着ロールの周速度分布
と、シートの速度の関係を示すグラフである。
【図5】 第1実施例での加熱定着ロールの表面歪みと
スプリング32の荷重の関係を示すグラフである。
【図6】 この発明に係る第2実施例の画像定着装置の
構成を示す側面図である。
【図7】 第2実施例で使用される圧力パッドおよびエ
ンドレスベルトのガイドを示す平面図である。
【図8】 従来の画像定着装置の一例を示す側面図であ
る。
【図9】 従来の画像定着装置での圧力定着ロールの周
速度分布と、シートの速度の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 加熱定着ロール、3 コア、4 被覆層、5 ハロ
ゲンランプ、7 シート、8 トナー、9 オイル供給
装置、15 エンドレスベルト、20 下地層、21
トップコート層、22,23,24 ロール、30 圧
力パッド、31,32 圧縮コイルスプリング、33
支持枠、34 軟質部材、35 硬質部材、36 低摩
擦シート、37 温度センサ、40 ガイド、41 フ
ランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が弾性変形する回転可能な加熱定着
    ロールと、 前記加熱定着ロールに接触したまま走行可能なエンドレ
    スベルトと、 前記エンドレスベルトの内側に非回転状態で配置され
    て、前記エンドレスベルトを前記加熱定着ロールに圧接
    させ、前記エンドレスベルトと前記加熱定着ロールとの
    間にシートが通過させられるベルトニップを設けると共
    に、前記加熱定着ロールの表面を弾性変形させる圧力パ
    ッドとを具備することを特徴とする画像定着装置。
  2. 【請求項2】 前記ベルトニップにおける前記シートの
    入口側の圧力が、出口側の圧力よりも小さくなるよう
    に、前記圧力パッドが前記エンドレスベルトを前記加熱
    定着ロールに向けて押圧するようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載の画像定着装置。
  3. 【請求項3】 前記加熱定着ロールの表面温度を計測す
    る温度センサが、前記圧力パッドの前記ベルトニップに
    対面する位置に内蔵されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像定着装置。
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