JPH08248104A - 電動機性能試験装置 - Google Patents
電動機性能試験装置Info
- Publication number
- JPH08248104A JPH08248104A JP5138595A JP5138595A JPH08248104A JP H08248104 A JPH08248104 A JP H08248104A JP 5138595 A JP5138595 A JP 5138595A JP 5138595 A JP5138595 A JP 5138595A JP H08248104 A JPH08248104 A JP H08248104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- load
- electric motor
- pattern
- test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/34—Testing dynamo-electric machines
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/34—Testing dynamo-electric machines
- G01R31/343—Testing dynamo-electric machines in operation
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Tests Of Circuit Breakers, Generators, And Electric Motors (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 供試モータを車両の走行モードデータに基づ
き運転させるとともに負荷モータを負荷データに基づき
運転させて性能試験を行う装置において、高精度に試験
を行う。 【構成】 走行モードデータに従って供試モータ2をコ
ントローラ7で制御し、負荷モータを負荷パターンに従
ってコントローラ9で制御する。ホストコントローラ1
0は速度パターン及び車両条件に基づき予め前記負荷パ
ターンを作成してコントローラ7、9に同期出力する。
トルクセンサ4などで検出されたデータはホストコント
ローラ10に入力され、効率とモータ出力、効率と回転
数などの2次元マップが作成される。フィードバック制
御を用いることなく、負荷パターンを予め作成して供給
するので、高精度の試験を行える。
き運転させるとともに負荷モータを負荷データに基づき
運転させて性能試験を行う装置において、高精度に試験
を行う。 【構成】 走行モードデータに従って供試モータ2をコ
ントローラ7で制御し、負荷モータを負荷パターンに従
ってコントローラ9で制御する。ホストコントローラ1
0は速度パターン及び車両条件に基づき予め前記負荷パ
ターンを作成してコントローラ7、9に同期出力する。
トルクセンサ4などで検出されたデータはホストコント
ローラ10に入力され、効率とモータ出力、効率と回転
数などの2次元マップが作成される。フィードバック制
御を用いることなく、負荷パターンを予め作成して供給
するので、高精度の試験を行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機性能試験装置、特
に電気自動車用の電動機の性能試験装置に関する。
に電気自動車用の電動機の性能試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、性能試験すべき電動機(以下、
供試モータという)をテストベンチにて評価する場合、
一定条件(一定回転数・一定トルク)と加減速運転の2
種類の評価がある。加減速運転の中には、さらに単純な
パターン運転と車両走行相当のモード運転がある。モー
ド運転を行う場合、供試モータが決められた速度パター
ン(例えば米国カリフォルニア州の規定するLA#4)
となるように速度制御を行うが、その際に、負荷電動機
(以下負荷モータという)により走行抵抗制御を実現し
ている。
供試モータという)をテストベンチにて評価する場合、
一定条件(一定回転数・一定トルク)と加減速運転の2
種類の評価がある。加減速運転の中には、さらに単純な
パターン運転と車両走行相当のモード運転がある。モー
ド運転を行う場合、供試モータが決められた速度パター
ン(例えば米国カリフォルニア州の規定するLA#4)
となるように速度制御を行うが、その際に、負荷電動機
(以下負荷モータという)により走行抵抗制御を実現し
ている。
【0003】走行抵抗制御は、供試モータの速度(車
速)によって車両にかかる負荷を演算して負荷モータへ
出力するものであり、負荷モータの制御系内部にこの走
行抵抗を演算する演算部を備えている。
速)によって車両にかかる負荷を演算して負荷モータへ
出力するものであり、負荷モータの制御系内部にこの走
行抵抗を演算する演算部を備えている。
【0004】走行抵抗を演算する方法にはいくつかあ
り、例えば以下の方法が知られている。
り、例えば以下の方法が知られている。
【0005】(1)速度により予め設定されている負荷
マップから負荷を算出する。この場合には、テストベン
チに車両と等価な慣性を有するもの(フライホイール)
が装備されていればよく、速度による抵抗分を負荷とし
て与えればよい。
マップから負荷を算出する。この場合には、テストベン
チに車両と等価な慣性を有するもの(フライホイール)
が装備されていればよく、速度による抵抗分を負荷とし
て与えればよい。
【0006】(2)負荷モータのフィードバック速度・
加速度と車重・空気抵抗係数などから負荷を算出する。
テストベンチで実施する場合、負荷モータのフィードバ
ック速度・加速度を高精度に計測し、結果に応じた負荷
を与える。
加速度と車重・空気抵抗係数などから負荷を算出する。
テストベンチで実施する場合、負荷モータのフィードバ
ック速度・加速度を高精度に計測し、結果に応じた負荷
を与える。
【0007】なお、特開平3−212194号公報に
は、車両の走行スケジュールに従って供試モータに速度
指令(トルク指令)を出力し、負荷モータにはフィード
バック速度・加速度にて走行状態に対応した抵抗(トル
ク)を出力する構成が提案されており、それぞれの動作
はマイクロコンピュータで制御される。
は、車両の走行スケジュールに従って供試モータに速度
指令(トルク指令)を出力し、負荷モータにはフィード
バック速度・加速度にて走行状態に対応した抵抗(トル
ク)を出力する構成が提案されており、それぞれの動作
はマイクロコンピュータで制御される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
(1)の場合では、フライホイールを装備するためのテ
ストベンチの機械強度を強化する必要があり、構成が大
型化すると共にコスト増を招いてしまう。
(1)の場合では、フライホイールを装備するためのテ
ストベンチの機械強度を強化する必要があり、構成が大
型化すると共にコスト増を招いてしまう。
【0009】また、上記従来公報を含む(2)の場合で
は、デジタル系で離散誤差の影響のため、またアナログ
系ではノイズの影響のため高精度の加速度検出が困難で
あり、従って、この加速度検出の誤差に伴って現実の車
両ではあり得ない負荷を与えてしまう可能性もあり、真
の走行抵抗の実現は困難である問題がある。
は、デジタル系で離散誤差の影響のため、またアナログ
系ではノイズの影響のため高精度の加速度検出が困難で
あり、従って、この加速度検出の誤差に伴って現実の車
両ではあり得ない負荷を与えてしまう可能性もあり、真
の走行抵抗の実現は困難である問題がある。
【0010】さらに、フィードバック速度・加速度を計
測する場合、必ず時間遅れが存在するため計測値の再現
性に問題が生じ、一方この時間遅れを少なくするために
はマクロコンピュータの精度を向上させなければなら
ず、コスト増加につながる問題もある。
測する場合、必ず時間遅れが存在するため計測値の再現
性に問題が生じ、一方この時間遅れを少なくするために
はマクロコンピュータの精度を向上させなければなら
ず、コスト増加につながる問題もある。
【0011】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、高精度、かつ効率的
に供試モータの性能を試験することができる性能試験装
置を提供することにある。
なされたものであり、その目的は、高精度、かつ効率的
に供試モータの性能を試験することができる性能試験装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の電動機性能試験装置は、走行モード
データに従って電動機(供試モータ)を駆動する電動機
制御手段と、負荷パターンに従って負荷電動機(負荷モ
ータ)を駆動する負荷電動機制御手段と、速度パターン
及び車両条件に基づき予め前記負荷パターンを作成して
前記負荷電動機制御手段に出力するとともに、前記電動
機制御手段及び前記負荷電動機制御手段の動作タイミン
グを同期制御する主制御手段を有することを特徴とす
る。
に、請求項1記載の電動機性能試験装置は、走行モード
データに従って電動機(供試モータ)を駆動する電動機
制御手段と、負荷パターンに従って負荷電動機(負荷モ
ータ)を駆動する負荷電動機制御手段と、速度パターン
及び車両条件に基づき予め前記負荷パターンを作成して
前記負荷電動機制御手段に出力するとともに、前記電動
機制御手段及び前記負荷電動機制御手段の動作タイミン
グを同期制御する主制御手段を有することを特徴とす
る。
【0013】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の電動機性能試験装置は、さらに、少なくとも前
記電動機のトルク、回転数、駆動電流、駆動電圧を検出
して前記主制御手段に出力する検出手段と、前記検出手
段からの信号に基づき、前記電動機の少なくとも出力あ
るいは回転数と効率の関係を2次元マップとして作成す
るマップ作成手段を有することを特徴とする。
2記載の電動機性能試験装置は、さらに、少なくとも前
記電動機のトルク、回転数、駆動電流、駆動電圧を検出
して前記主制御手段に出力する検出手段と、前記検出手
段からの信号に基づき、前記電動機の少なくとも出力あ
るいは回転数と効率の関係を2次元マップとして作成す
るマップ作成手段を有することを特徴とする。
【0014】
【作用】請求項1記載の電動機性能試験装置では、従来
のようにフィードバック制御により負荷モータのトルク
を決定するのではなく、主制御手段が予め供試モータへ
指示する走行データに同期した負荷パターンを作成して
負荷モータに出力するので、制御遅れがなく、また、加
速度演算に伴うトルク指令値の誤差の影響もなく、高精
度の性能試験が可能となる。
のようにフィードバック制御により負荷モータのトルク
を決定するのではなく、主制御手段が予め供試モータへ
指示する走行データに同期した負荷パターンを作成して
負荷モータに出力するので、制御遅れがなく、また、加
速度演算に伴うトルク指令値の誤差の影響もなく、高精
度の性能試験が可能となる。
【0015】また、請求項2記載の電動機性能試験装置
では、2次元マップ作成手段が試験結果を効率を含む2
次元のマップとして表現するので、効率の傾向を容易に
把握することが可能となる。
では、2次元マップ作成手段が試験結果を効率を含む2
次元のマップとして表現するので、効率の傾向を容易に
把握することが可能となる。
【0016】なお、以下の実施例に示されるように、主
制御手段が2次元マップ作成手段として機能することも
可能であることは言うまでもない。
制御手段が2次元マップ作成手段として機能することも
可能であることは言うまでもない。
【0017】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の実施例について
説明する。
説明する。
【0018】図1には本実施例のシステム構成が示され
ている。テストベンチ1上に供試モータ2及び負荷モー
タ3が設置され、両モータは機械的に接続されている。
連結軸にはトルクセンサ4が設けられており、供試モー
タ2の出力トルクを計測する。また、供試モータ2には
インバータ6が接続され、負荷モータ3にはインバータ
8が接続されている。インバータ6のスイッチング動作
は電動機制御手段としてのコントローラ7で制御され、
インバータ8のスイッチング動作は負荷電動機制御手段
としてのコントローラ9で制御される。なお、インバー
タ6、8には直流電源装置11が接続されており、イン
バータ6、8はこの直流を交流に変換して各モータ2、
3を駆動する。コントローラ7、9の上位には主制御手
段としてのホストコントローラ10が専用のデータバス
12で接続され、ホストコントローラ10が2つのモー
タを統括して制御するようになっている。ホストコント
ローラ10は、モータインターフェース部、計測制御部
及び表示解析部から構成されており、モータインターフ
ェース部を介して専用のデータバス12に電気的に定周
期の高速同期信号をコントローラ7、9に送信してコン
トローラ7、9に対して同期動作指示を行う。コントロ
ーラ7、9はその同期信号から自らの制御信号を生成し
ているので、モータ2、3の同期性が保証される。な
お、高速同期信号は両モータの機械的時定数より短い周
期での動作指示のため、単純な動作パターンから複雑な
パターンまでいろいろな運転が可能である。
ている。テストベンチ1上に供試モータ2及び負荷モー
タ3が設置され、両モータは機械的に接続されている。
連結軸にはトルクセンサ4が設けられており、供試モー
タ2の出力トルクを計測する。また、供試モータ2には
インバータ6が接続され、負荷モータ3にはインバータ
8が接続されている。インバータ6のスイッチング動作
は電動機制御手段としてのコントローラ7で制御され、
インバータ8のスイッチング動作は負荷電動機制御手段
としてのコントローラ9で制御される。なお、インバー
タ6、8には直流電源装置11が接続されており、イン
バータ6、8はこの直流を交流に変換して各モータ2、
3を駆動する。コントローラ7、9の上位には主制御手
段としてのホストコントローラ10が専用のデータバス
12で接続され、ホストコントローラ10が2つのモー
タを統括して制御するようになっている。ホストコント
ローラ10は、モータインターフェース部、計測制御部
及び表示解析部から構成されており、モータインターフ
ェース部を介して専用のデータバス12に電気的に定周
期の高速同期信号をコントローラ7、9に送信してコン
トローラ7、9に対して同期動作指示を行う。コントロ
ーラ7、9はその同期信号から自らの制御信号を生成し
ているので、モータ2、3の同期性が保証される。な
お、高速同期信号は両モータの機械的時定数より短い周
期での動作指示のため、単純な動作パターンから複雑な
パターンまでいろいろな運転が可能である。
【0019】さらに、供試モータ2の回転数や電流、電
圧を検出する各種計測器13が設けられ、その検出信号
がトルクセンサ4からの検出信号とともにホストコント
ローラ10に出力される。ホストコントローラ10の表
示解析部では、これら計測信号に基づいて供試モータ2
の効率を算出し、回転数と効率、あるいはモータ出力と
効率の2次元マップを作成して出力する。
圧を検出する各種計測器13が設けられ、その検出信号
がトルクセンサ4からの検出信号とともにホストコント
ローラ10に出力される。ホストコントローラ10の表
示解析部では、これら計測信号に基づいて供試モータ2
の効率を算出し、回転数と効率、あるいはモータ出力と
効率の2次元マップを作成して出力する。
【0020】本実施例の構成は以上のようであり、以下
その動作を図2のフローチャートを用いて詳細に説明す
る。
その動作を図2のフローチャートを用いて詳細に説明す
る。
【0021】図2において、まず走行モードデータより
指示速度パターンデータを入力する(S101)。本実
施例では、図3に示す米国カリフォルニア州の規定する
LA#4モードを用いる。次に、ホストコントローラ1
0はこの指示速度パターンデータから時事刻々の加速度
データを算出する(S102)。加速度データは、図3
の車速パターンを時間微分することにより得られる。指
示速度パターンが入力されて加速度パターンが算出され
た後、ホストコントローラ10は供試モータ2が搭載さ
れる車両の走行抵抗値、タイヤ径、車重、ギヤ比などに
基づいて負荷モータ3への指示トルクパターンを作成す
る(S103)。トルクパターンは、
指示速度パターンデータを入力する(S101)。本実
施例では、図3に示す米国カリフォルニア州の規定する
LA#4モードを用いる。次に、ホストコントローラ1
0はこの指示速度パターンデータから時事刻々の加速度
データを算出する(S102)。加速度データは、図3
の車速パターンを時間微分することにより得られる。指
示速度パターンが入力されて加速度パターンが算出され
た後、ホストコントローラ10は供試モータ2が搭載さ
れる車両の走行抵抗値、タイヤ径、車重、ギヤ比などに
基づいて負荷モータ3への指示トルクパターンを作成す
る(S103)。トルクパターンは、
【数1】出力トルク=走行抵抗+加減速抵抗 であるが、走行抵抗を算出する方法としては、以下のよ
うな方法を用いることができる。
うな方法を用いることができる。
【0022】(A)マップ法 予め車速基準に各車速に対してその時の走行抵抗を入力
しておき、線形補間演算により任意の車速での走行抵抗
を得る。
しておき、線形補間演算により任意の車速での走行抵抗
を得る。
【0023】(B)演算法I 以下の式を用いて走行抵抗を算出する。
【0024】
【数2】走行抵抗=A+BV+CV2 但し、A、B、C:定数、V:車速 (C)演算法II 以下の式を用いて走行抵抗を算出する。
【0025】
【数3】走行抵抗=1/2・CD・S・ρ(V/3.
6)2+g・μ・W 但し、V:車速、CD:空気抵抗係数、S:車両全面投
影面積、ρ:空気密度、μ:ころがり抵抗係数、W:車
重 本実施例においては、ホストコントローラ10が予め負
荷モータ3に与えるトルクを作成することに特徴があ
り、これら(A)〜(C)のいずれの方法も用いること
が可能である。
6)2+g・μ・W 但し、V:車速、CD:空気抵抗係数、S:車両全面投
影面積、ρ:空気密度、μ:ころがり抵抗係数、W:車
重 本実施例においては、ホストコントローラ10が予め負
荷モータ3に与えるトルクを作成することに特徴があ
り、これら(A)〜(C)のいずれの方法も用いること
が可能である。
【0026】また、加減速抵抗を算出する方法として
は、例えば以下の式を用いることができる。
は、例えば以下の式を用いることができる。
【0027】
【数4】加減速抵抗=W/g・dV/dt このようにして負荷モータ3への指示トルクを作成した
後、ホストコントローラ10は供試モータ2への速度指
示パターンを作成する(S104)。この速度指示パタ
ーンは、S101にて入力された指示速度パターンデー
タに基づいて作成され、本実施例では上述したように図
3に示す速度パターンが作成される。次に、この供試モ
ータ2への速度指示パターンと同期した負荷モータ3へ
のトルクパターンを作成する(S105)。トルク算出
方法は、上述した(A)〜(C)のいずれかが用いら
れ、作成されたトルクパターンの一例が図4に示されて
いる。図4において、上側が供試モータ2への指示速度
パターンを回転数で表現したものであり(従って、パタ
ーン自体は図3と同一である)、下側がこの指示速度パ
ターンに同期した負荷モータ3のトルクパターンであ
る。そして、作成された同期パターンは供試モータ2及
び負荷モータ3にデータバス12を介して出力される
(S106)。図5にはホストコントローラ10から供
試モータ2及び負荷モータ3に出力される指示速度パタ
ーン及びトルクパターンの一例が示されている。図5
(A)が供試モータ2(実際にはコントローラ7)に出
力される指示速度パターン、図5(B)が負荷モータ3
(実際にはコントローラ9)に出力されるトルクパター
ンである。両パターンは同期しており、従って従来のよ
うにフィードバックの制御遅れの問題は生じない。
後、ホストコントローラ10は供試モータ2への速度指
示パターンを作成する(S104)。この速度指示パタ
ーンは、S101にて入力された指示速度パターンデー
タに基づいて作成され、本実施例では上述したように図
3に示す速度パターンが作成される。次に、この供試モ
ータ2への速度指示パターンと同期した負荷モータ3へ
のトルクパターンを作成する(S105)。トルク算出
方法は、上述した(A)〜(C)のいずれかが用いら
れ、作成されたトルクパターンの一例が図4に示されて
いる。図4において、上側が供試モータ2への指示速度
パターンを回転数で表現したものであり(従って、パタ
ーン自体は図3と同一である)、下側がこの指示速度パ
ターンに同期した負荷モータ3のトルクパターンであ
る。そして、作成された同期パターンは供試モータ2及
び負荷モータ3にデータバス12を介して出力される
(S106)。図5にはホストコントローラ10から供
試モータ2及び負荷モータ3に出力される指示速度パタ
ーン及びトルクパターンの一例が示されている。図5
(A)が供試モータ2(実際にはコントローラ7)に出
力される指示速度パターン、図5(B)が負荷モータ3
(実際にはコントローラ9)に出力されるトルクパター
ンである。両パターンは同期しており、従って従来のよ
うにフィードバックの制御遅れの問題は生じない。
【0028】以上のようにして供試モータ2及び負荷モ
ータ3を制御しつつ、トルクセンサ4や各種計測器13
でデータを検出すると、検出データはホストコントロー
ラ10の表示解析部に入力され、その解析が行われる
(S107)。解析方法としては、供試モータ2の効率
を算出し、この効率とモータ出力、あるいは効率とモー
タ回転数、あるいは効率とモータ電流(あるいは電圧)
との関係を2次元マップ上にマッピングすることにより
行われる。なお、効率は、
ータ3を制御しつつ、トルクセンサ4や各種計測器13
でデータを検出すると、検出データはホストコントロー
ラ10の表示解析部に入力され、その解析が行われる
(S107)。解析方法としては、供試モータ2の効率
を算出し、この効率とモータ出力、あるいは効率とモー
タ回転数、あるいは効率とモータ電流(あるいは電圧)
との関係を2次元マップ上にマッピングすることにより
行われる。なお、効率は、
【数5】効率=Σ(T・N)/Σ(I・V) 但し、T:トルク、N:回転数、I:電流、V:電圧 で算出される。図6には算出されたモータ出力と効率と
の関係の一例が2次元マップとして示されている。図に
おいて、横軸はモータ出力(KW)であり、縦軸は効率
(%)である。また、図には示していないが、マップ上
の各データ点にはそのデータが得られた順番が付されて
おり、2次元上の時系列データとして表現されている。
供試モータ2及び負荷モータ3への指示速度及び指示ト
ルクが予め演算されて出力されるため、制御遅れがな
く、かつ、加速度検出に付随する精度低下の問題もな
く、短時間に高精度のデータを得ることができるとと
も、モータの出力重心を容易に把握することができる。
一般に、モータ設計は重心の周辺について最適に設計す
ればよいので、図6に示す評価結果を得ることにより、
その範囲設定を容易に行うことができる。
の関係の一例が2次元マップとして示されている。図に
おいて、横軸はモータ出力(KW)であり、縦軸は効率
(%)である。また、図には示していないが、マップ上
の各データ点にはそのデータが得られた順番が付されて
おり、2次元上の時系列データとして表現されている。
供試モータ2及び負荷モータ3への指示速度及び指示ト
ルクが予め演算されて出力されるため、制御遅れがな
く、かつ、加速度検出に付随する精度低下の問題もな
く、短時間に高精度のデータを得ることができるとと
も、モータの出力重心を容易に把握することができる。
一般に、モータ設計は重心の周辺について最適に設計す
ればよいので、図6に示す評価結果を得ることにより、
その範囲設定を容易に行うことができる。
【0029】一方、図10には比較のため従来の性能試
験装置で得られる試験結果の一例が示されている。図に
おいて、横軸はモータ回転数(rpm)、縦軸はモータ
トルク(Nm)である。図中黒丸が計測ポイントであ
り、各計測ポイントにおいてモータ効率が算出される。
この従来装置では、効率の傾向を知ることが困難であ
り、エネルギ損失の因果関係などを探索するのは容易で
はない。図6と比較すれば、従来の試験装置と本実施例
の試験装置の相違は明らかであろう。
験装置で得られる試験結果の一例が示されている。図に
おいて、横軸はモータ回転数(rpm)、縦軸はモータ
トルク(Nm)である。図中黒丸が計測ポイントであ
り、各計測ポイントにおいてモータ効率が算出される。
この従来装置では、効率の傾向を知ることが困難であ
り、エネルギ損失の因果関係などを探索するのは容易で
はない。図6と比較すれば、従来の試験装置と本実施例
の試験装置の相違は明らかであろう。
【0030】なお、図6に示した性能評価結果は、LA
#4の0%登坂の場合であるが、本実施例では指示速度
パターン及びトルクパターンを予め演算して与えるの
で、任意の走行パターンに容易に対応することができ
る。例えば、図7には同じLA#4の1%登坂の場合の
性能評価結果が示されており、0%登坂の時に負荷モー
タに与えるトルクパターンを若干修正するのみで得るこ
とができる。
#4の0%登坂の場合であるが、本実施例では指示速度
パターン及びトルクパターンを予め演算して与えるの
で、任意の走行パターンに容易に対応することができ
る。例えば、図7には同じLA#4の1%登坂の場合の
性能評価結果が示されており、0%登坂の時に負荷モー
タに与えるトルクパターンを若干修正するのみで得るこ
とができる。
【0031】また、図8には他の評価結果が示されてお
り、横軸を回転数、縦軸を出力トルクとした場合の一定
時間毎の効率分布である。回転数、トルク、効率をグラ
フ化するためには3次元が必要となるが、このマップで
は効率のプロットを一定刻み色分けすることで2次元表
現している。すなわち、図において、符号aで示される
範囲内は赤色でプロットされ、符号bで示される範囲内
は橙色でプロットされ、符号cで示される範囲内は黄色
でプロットされ、符号dで示される範囲内は黄緑色でプ
ロットされる。そして、赤、橙、黄、黄緑の順で効率が
低下していくことを示している。このように、モータの
効率分布は天気図の等圧線のようになり、効率をグラフ
ィカルに表現でき分析することができる。従って、この
ような表現方法において特異な色分布が現れた場合に
は、何らかの異常があると判断できるので、迅速に設計
変更等を行うことができる。なお、この図8においても
図6と同様に各計測ポイントに番号を付すこともでき
る。
り、横軸を回転数、縦軸を出力トルクとした場合の一定
時間毎の効率分布である。回転数、トルク、効率をグラ
フ化するためには3次元が必要となるが、このマップで
は効率のプロットを一定刻み色分けすることで2次元表
現している。すなわち、図において、符号aで示される
範囲内は赤色でプロットされ、符号bで示される範囲内
は橙色でプロットされ、符号cで示される範囲内は黄色
でプロットされ、符号dで示される範囲内は黄緑色でプ
ロットされる。そして、赤、橙、黄、黄緑の順で効率が
低下していくことを示している。このように、モータの
効率分布は天気図の等圧線のようになり、効率をグラフ
ィカルに表現でき分析することができる。従って、この
ような表現方法において特異な色分布が現れた場合に
は、何らかの異常があると判断できるので、迅速に設計
変更等を行うことができる。なお、この図8においても
図6と同様に各計測ポイントに番号を付すこともでき
る。
【0032】さらに、図9には横軸を時間、縦軸を回転
数、トルク、効率とした場合の表示例が示されている。
このように回転数と時間、トルクと時間、及び効率と時
間の3つの関係を示すグラフを統一的に表示することに
より、どの運転パターンの時に効率が低下するかを瞬時
に判断することが可能となる。
数、トルク、効率とした場合の表示例が示されている。
このように回転数と時間、トルクと時間、及び効率と時
間の3つの関係を示すグラフを統一的に表示することに
より、どの運転パターンの時に効率が低下するかを瞬時
に判断することが可能となる。
【0033】以上、評価結果を表示する方法として好適
な3つの例を示したが、本発明においては、少なくとも
効率という物理量を含んだ2次元マップを作成すること
に特徴があるので、図6乃至図9以外の表示方法も本発
明の技術思想に含まれることは言うまでもない。
な3つの例を示したが、本発明においては、少なくとも
効率という物理量を含んだ2次元マップを作成すること
に特徴があるので、図6乃至図9以外の表示方法も本発
明の技術思想に含まれることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の電
動機性能試験装置によれば、フィードバック制御の遅れ
や加速度検出に伴うトルク指令値の誤差の影響がなく、
短時間にかつ高精度に電動機(供試モータ)の性能試験
を行うことができる。また、負荷パターンを予め演算し
て与えるので、負荷パターンを修正するのみで種々の走
行条件下での性能試験を容易に行うことができる。
動機性能試験装置によれば、フィードバック制御の遅れ
や加速度検出に伴うトルク指令値の誤差の影響がなく、
短時間にかつ高精度に電動機(供試モータ)の性能試験
を行うことができる。また、負荷パターンを予め演算し
て与えるので、負荷パターンを修正するのみで種々の走
行条件下での性能試験を容易に行うことができる。
【0035】また、請求項2記載の電動機性能試験装置
によれば、試験結果はモータ出力と効率、あるいはモー
タ回転数と効率などの2次元マップとして表現されるの
で、効率の傾向を容易に把握することができ、以後のモ
ータ設計の重要な指針を得ることができる。
によれば、試験結果はモータ出力と効率、あるいはモー
タ回転数と効率などの2次元マップとして表現されるの
で、効率の傾向を容易に把握することができ、以後のモ
ータ設計の重要な指針を得ることができる。
【図1】 本発明の実施例の構成図である。
【図2】 同実施例の処理フローチャートである。
【図3】 同実施例の走行パターン説明図である。
【図4】 同実施例のトルクパターン説明図である。
【図5】 同実施例のホストコントローラからの速度及
びトルクの出力説明図である。
びトルクの出力説明図である。
【図6】 同実施例の評価結果(0%登坂路)説明図で
ある。
ある。
【図7】 同実施例の評価結果(1%登坂路)説明図で
ある。
ある。
【図8】 同実施例の他の評価結果説明図である。
【図9】 同実施例のさらに他の評価結果説明図であ
る。
る。
【図10】 従来装置の評価結果説明図である。
1 テストベンチ、2 供試モータ、3 負荷モータ、
4 トルクセンサ、6インバータ(供試モータ用)、7
コントローラ(供試モータ用)、8 インバータ(負
荷モータ用)、9 コントローラ(負荷モータ用)、1
0 ホストコントローラ、11 直流電源装置、12
データバス。
4 トルクセンサ、6インバータ(供試モータ用)、7
コントローラ(供試モータ用)、8 インバータ(負
荷モータ用)、9 コントローラ(負荷モータ用)、1
0 ホストコントローラ、11 直流電源装置、12
データバス。
Claims (2)
- 【請求項1】 電動機を車両の走行モードデータに基づ
き運転させるとともに、この電動機に対して機械的に連
結された負荷電動機を負荷データに基づき運転させ、電
動機の性能試験を行う電動機性能試験装置であって、 前記走行モードデータに従って前記電動機を駆動する電
動機制御手段と、 負荷パターンに従って前記負荷電動機を駆動する負荷電
動機制御手段と、 速度パターン及び車両条件に基づき予め前記負荷パター
ンを作成して前記負荷電動機制御手段に出力するととも
に、前記電動機制御手段及び前記負荷電動機制御手段の
動作タイミングを同期制御する主制御手段を有すること
を特徴とする電動機性能試験装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の電動機性能試験装置にお
いて、さらに、 少なくとも前記電動機のトルク、回転数、駆動電流、駆
動電圧を検出して前記主制御手段に出力する検出手段
と、 前記検出手段からの信号に基づき、前記電動機の少なく
とも出力あるいは回転数と効率の関係を2次元マップと
して作成するマップ作成手段を有することを特徴とする
電動機性能試験装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138595A JPH08248104A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 電動機性能試験装置 |
US08/593,971 US5623104A (en) | 1995-03-10 | 1996-01-30 | Apparatus for testing power performance of electric motor for electric vehicle |
EP96102278A EP0731361A3 (en) | 1995-03-10 | 1996-02-15 | Apparatus for testing the performance of an electric motor for an electric vehicle |
KR1019960004723A KR100190209B1 (ko) | 1995-03-10 | 1996-02-27 | 전동기 성능 시험장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5138595A JPH08248104A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 電動機性能試験装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08248104A true JPH08248104A (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=12885488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5138595A Pending JPH08248104A (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 電動機性能試験装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5623104A (ja) |
EP (1) | EP0731361A3 (ja) |
JP (1) | JPH08248104A (ja) |
KR (1) | KR100190209B1 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315981B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2001-12-12 | 김형국 | 발전기 자동동기장치의 성능 검사장치 |
JP2007139527A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Meidensha Corp | 電気自動車用ダイナモメータ |
JP2010083220A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Aisin Aw Co Ltd | ハイブリッド制御装置の検査装置及び検査方法 |
JP2012135128A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Jfe Steel Corp | モータの鉄損解析方法、モータの鉄心用材料選定方法、モータの製造方法、モータ、およびモータ鉄心 |
JP2012244683A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Jfe Steel Corp | モータ鉄心用材料の選定方法 |
JP2012244822A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Toyota Motor Corp | モータ制御装置 |
JP2013003138A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Horiba Ltd | 電気自動車又はハイブリッド電気自動車用試験システム |
KR101224435B1 (ko) * | 2011-06-20 | 2013-01-22 | 현대엘리베이터주식회사 | 전동기의 속도 및 구동 모드에 대한 실부하 측정장치 및 그 방법 |
JP2013119295A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Jfe Steel Corp | ハイブリッド自動車用モータの性能解析方法 |
WO2016067993A1 (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-06 | 株式会社 東芝 | 電動車両用試験装置および方法 |
CN114002599A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-02-01 | 山东凯欧电机科技有限公司 | 一种具有扭力调节功能的电机性能测试装置 |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU3357195A (en) * | 1994-08-24 | 1996-03-14 | Industrial Research Limited | Dynamometer comprising computerised control system |
JP3191696B2 (ja) * | 1995-11-15 | 2001-07-23 | アスモ株式会社 | 直流モータの特性測定装置、その方法及び誘起電圧算出方法 |
DE19601359A1 (de) * | 1996-01-16 | 1997-07-17 | Fraunhofer Ges Forschung | Verfahren zum Steuern eines Gleichstromantriebs |
JP3508473B2 (ja) * | 1997-06-23 | 2004-03-22 | 株式会社明電舎 | シャシーダイナモメータの走行抵抗制御装置 |
ES2136548B1 (es) * | 1997-07-09 | 2000-08-01 | Univ Sevilla | Sistema para ensayos industriales de motores electricos. |
US6554088B2 (en) | 1998-09-14 | 2003-04-29 | Paice Corporation | Hybrid vehicles |
JP2004194361A (ja) * | 2002-10-15 | 2004-07-08 | Yamaha Motor Co Ltd | 電動車両及び電動車両のマップデータ採取方法 |
KR100400068B1 (en) * | 2003-02-21 | 2003-09-29 | Bong Taek Kim | Performance test equipment system of train driving device and test method thereof |
US7592727B1 (en) | 2005-08-01 | 2009-09-22 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Quiet load for motor testing |
DE102006045973B4 (de) * | 2006-09-27 | 2021-03-04 | Mario Kornprobst | Vorrichtung zum Prüfen von Startern für Verbrennungsmotoren von Kraftfahrzeugen |
CN101377682B (zh) * | 2008-09-29 | 2011-02-16 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种混合动力汽车控制器寿命测试系统 |
CN101387887B (zh) * | 2008-09-29 | 2011-12-14 | 奇瑞汽车股份有限公司 | 一种混合动力电机和控制器测试平台的测试方法 |
US8447554B2 (en) * | 2009-09-28 | 2013-05-21 | Mohammed Reza Emami | System, method and computer program for remotely testing system components over a network |
CN102053225B (zh) * | 2009-11-11 | 2015-05-13 | 中科华核电技术研究院有限公司 | 一种核级电机性能验证装置 |
FR2959310B1 (fr) * | 2010-04-21 | 2012-06-15 | Inst Francais Du Petrole | Systeme pour l'etude d'un groupe motopropulseur d'un vehicule hybride |
WO2012089857A1 (es) * | 2010-12-30 | 2012-07-05 | Fundacion Tecnalia Research & Innovation | Sistema para la prueba y evaluación del comportamiento y eficiencia energética del sistema de propulsión de un vehículo automóvil híbrido-eléctrico |
US8744794B2 (en) * | 2011-02-28 | 2014-06-03 | Deere & Company | Method and apparatus for characterizing an interior permanent magnet machine |
CN102353901A (zh) * | 2011-06-30 | 2012-02-15 | 无锡星诺电气有限公司 | 发电机测试系统 |
CN102902260B (zh) * | 2011-07-26 | 2015-09-02 | 施耐德东芝换流器欧洲公司 | 电机加载装置 |
CN102435946A (zh) * | 2011-09-02 | 2012-05-02 | 上海中科深江电动车辆有限公司 | 电动汽车驱动电机下线检测装置 |
RU2484490C1 (ru) * | 2011-10-03 | 2013-06-10 | Государственное образовательное учреждение высшего профессионального образования Иркутский государственный университет путей сообщения (ИрГУПС (ИрИИТ)) | Устройство диагностики асинхронных электрических двигателей |
CN103048620B (zh) * | 2012-12-27 | 2015-07-08 | 上海交通大学 | 一种测量直流无刷电机参数的方法 |
CN103344446B (zh) * | 2013-06-18 | 2016-03-02 | 吉林大学 | 一种差速式动力耦合装置性能测试试验台 |
CN103513181B (zh) * | 2013-07-10 | 2016-03-02 | 闽江学院 | 超声波电机瞬态特性测试装置及其控制系统 |
CN103728920A (zh) * | 2014-01-16 | 2014-04-16 | 北京工业大学 | 一种数控机床伺服系统可靠性试验装置 |
US9527395B2 (en) | 2014-05-02 | 2016-12-27 | Fca Us Llc | Access arrangement for the power system of an electric vehicle |
CN105807220B (zh) * | 2014-12-30 | 2018-09-07 | 上汽通用五菱汽车股份有限公司 | 一种电动汽车用驱动电机测试控制方法 |
CN104777425B (zh) * | 2015-03-31 | 2017-08-04 | 浙江大学 | 共轴高速永磁同步电机互馈测试平台 |
CN104792358A (zh) * | 2015-03-31 | 2015-07-22 | 海安县兰菱机电设备有限公司 | 汽油发电机测试装置 |
KR101660406B1 (ko) * | 2015-07-13 | 2016-09-30 | 재단법인경북테크노파크 | 모터의 nvh 성능시험장치 |
CN106772046B (zh) * | 2016-12-30 | 2023-02-24 | 贵州大学 | 一种自定义电气环境下的电机综合试验设备 |
CN107065955B (zh) * | 2017-05-31 | 2018-11-23 | 北京理工大学 | 一种大力矩高性能电动变加载装置 |
MA41564B1 (fr) | 2017-12-04 | 2019-12-31 | Univ Mohammed V Rabat | Smart banc simulateur de route de diagnostic des véhicules électrique et solaire |
US20200080904A1 (en) * | 2018-09-06 | 2020-03-12 | Jose M. Mendez Mendez | Variable load dyno system |
CN110675394B (zh) * | 2019-09-29 | 2023-05-26 | 广西玉柴机器股份有限公司 | 电机效率map图高效区域的识别方法 |
DE102020200667A1 (de) | 2020-01-21 | 2021-07-22 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zur Bestimmung des Verbrauchs eines elektrischen Antriebsmotors |
CN111273171A (zh) * | 2020-03-03 | 2020-06-12 | 浙江禾川科技股份有限公司 | 一种交流伺服加载测试系统 |
CN111843926B (zh) * | 2020-07-21 | 2022-07-12 | 中车大连机车车辆有限公司 | 一种机车牵引电机联合调试方法及系统工装 |
TWI774554B (zh) * | 2021-09-10 | 2022-08-11 | 財團法人自行車暨健康科技工業研究發展中心 | 複合式中置配套性能測試系統 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3898875A (en) * | 1973-10-09 | 1975-08-12 | Whirlpool Co | Method and apparatus for testing electric motors |
JPS5857697B2 (ja) * | 1978-05-25 | 1983-12-21 | 株式会社小野測器 | 負荷制御方法及び装置 |
US4382388A (en) * | 1979-10-31 | 1983-05-10 | Kabushiki Kaisha Ono Sokki | Dynamometer road simulating method and system |
US4422040A (en) * | 1981-11-05 | 1983-12-20 | International Business Machines Corporation | Method of testing stepping motors |
US4442708A (en) * | 1982-09-22 | 1984-04-17 | Ford Motor Company | Automatic driver system |
JPS59104571A (ja) * | 1982-12-08 | 1984-06-16 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 発電機試験デ−タ記録装置 |
JPS59111071A (ja) * | 1982-12-17 | 1984-06-27 | Hitachi Ltd | 直流機の閃絡試験装置 |
US4672288A (en) * | 1985-06-18 | 1987-06-09 | Westinghouse Electric Corp. | Torque controller for an AC motor drive and AC motor drive embodying the same |
US4860231A (en) * | 1985-12-16 | 1989-08-22 | Carrier Corporation | Calibration technique for variable speed motors |
US4965513A (en) * | 1986-09-30 | 1990-10-23 | Martin Marietta Energy Systems, Inc. | Motor current signature analysis method for diagnosing motor operated devices |
JPH03212194A (ja) * | 1990-01-12 | 1991-09-17 | Shikoku Sogo Kenkyusho:Kk | 駆動用電動機を有する電気製品の性能模擬試験装置 |
US5262717A (en) * | 1991-04-16 | 1993-11-16 | Ontario Hydro | Method and apparatus for measuring electric motor efficiency and loading |
JPH04348289A (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-03 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用主電動機の回転性能試験装置 |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP5138595A patent/JPH08248104A/ja active Pending
-
1996
- 1996-01-30 US US08/593,971 patent/US5623104A/en not_active Expired - Fee Related
- 1996-02-15 EP EP96102278A patent/EP0731361A3/en not_active Withdrawn
- 1996-02-27 KR KR1019960004723A patent/KR100190209B1/ko not_active IP Right Cessation
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315981B1 (ko) * | 1999-12-29 | 2001-12-12 | 김형국 | 발전기 자동동기장치의 성능 검사장치 |
JP2007139527A (ja) * | 2005-11-17 | 2007-06-07 | Meidensha Corp | 電気自動車用ダイナモメータ |
JP4742827B2 (ja) * | 2005-11-17 | 2011-08-10 | 株式会社明電舎 | 電気自動車用ダイナモメータ |
JP2010083220A (ja) * | 2008-09-30 | 2010-04-15 | Aisin Aw Co Ltd | ハイブリッド制御装置の検査装置及び検査方法 |
JP2012135128A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Jfe Steel Corp | モータの鉄損解析方法、モータの鉄心用材料選定方法、モータの製造方法、モータ、およびモータ鉄心 |
JP2012244683A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Jfe Steel Corp | モータ鉄心用材料の選定方法 |
JP2012244822A (ja) * | 2011-05-20 | 2012-12-10 | Toyota Motor Corp | モータ制御装置 |
JP2013003138A (ja) * | 2011-06-16 | 2013-01-07 | Horiba Ltd | 電気自動車又はハイブリッド電気自動車用試験システム |
KR101224435B1 (ko) * | 2011-06-20 | 2013-01-22 | 현대엘리베이터주식회사 | 전동기의 속도 및 구동 모드에 대한 실부하 측정장치 및 그 방법 |
JP2013119295A (ja) * | 2011-12-07 | 2013-06-17 | Jfe Steel Corp | ハイブリッド自動車用モータの性能解析方法 |
WO2016067993A1 (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-06 | 株式会社 東芝 | 電動車両用試験装置および方法 |
JP2016090343A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 株式会社東芝 | 電動車両用試験装置および方法 |
US10386269B2 (en) | 2014-10-31 | 2019-08-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electric-vehicle testing device and method |
CN114002599A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-02-01 | 山东凯欧电机科技有限公司 | 一种具有扭力调节功能的电机性能测试装置 |
CN114002599B (zh) * | 2021-12-29 | 2022-03-11 | 山东凯欧电机科技有限公司 | 一种具有扭力调节功能的电机性能测试装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5623104A (en) | 1997-04-22 |
KR960035053A (ko) | 1996-10-24 |
EP0731361A3 (en) | 1997-08-13 |
EP0731361A2 (en) | 1996-09-11 |
KR100190209B1 (ko) | 1999-06-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH08248104A (ja) | 電動機性能試験装置 | |
CN103650327B (zh) | 电动机驱动装置 | |
JPS5837491B2 (ja) | 慣性および道路負荷シミュレ−タ | |
US20040163451A1 (en) | Power test faciIity system of train and testing method of the same | |
CN101644624B (zh) | 电封闭式履带车辆传动装置转向试验台 | |
CA2354180C (en) | A method for detecting a locked axle on a locomotive ac traction motor | |
CN110081804B (zh) | 一种磁浮列车的相对位置传感器动态性能检测装置及方法 | |
JPS5838833A (ja) | 自動変速機用試験装置における制御方法 | |
CN104113257B (zh) | 用于确定电机的转子位置偏移的系统和方法 | |
CN110793690B (zh) | 一种在混合动力总成台架上测试电机效率的方法 | |
JP3201163B2 (ja) | モータ評価方法 | |
JP2003149259A (ja) | 車速信号変換装置及びその方法 | |
JP4045860B2 (ja) | 動力伝達系の試験装置とその制御方法 | |
JP2008224403A (ja) | シャシーダイナモメータの走行抵抗制御装置 | |
JPH03212194A (ja) | 駆動用電動機を有する電気製品の性能模擬試験装置 | |
JPH0815058A (ja) | 電動機駆動系の負荷定数測定方法 | |
JPS63185789A (ja) | エレベ−タ−の制御方法及び装置 | |
JP5148789B2 (ja) | 永久磁石型同期電動機の磁束鎖交数及び電気的時定数の同定方法 | |
JP3776756B2 (ja) | モータ試験装置 | |
JP3049887B2 (ja) | ダイナモメータの駆動装置 | |
CN210894408U (zh) | 一种机车部件测试装置 | |
CN111056392B (zh) | 电梯永磁同步曳引机的测试装置和测试方法 | |
KR100189437B1 (ko) | 이송모터 전류 감지를 통한 절삭력 간접측정방법 | |
CN103364181B (zh) | 电惯量模拟制动器试验台及电惯量模拟控制方法 | |
JP4045028B2 (ja) | サーボモータの減磁検査方法 |