JPS5838833A - 自動変速機用試験装置における制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は自動変速機用試験装置における制御方式に関
するものである。

従来この種の装置として第１図に示すものがあり、その
制御装置としては第２図に示すものがあった。

図において（１）は駆動装置、（２）は被試験体、（３
）は吸収装置（フライホイール、交流電動機、直流電動
機等）、（４）は駆動側速度検出器、（６）は吸収側速
度検出器、（６）は駆動（入力軸）トルク検出器、（９
）ｊよ制御装置、ａｌは電源装置、Ｏ力は速度基準値、
（２）１よ速度演算器、斡は吸収制御装置、α尋は出力
軸及び連結軸である。

次に動作（制御方式）について説明する。

第１図は試験装置の構成図を示す。第２図においての制
御方式は駆動（入力軸）側を速度制御で回転させ、吸収
（出力軸）側は電動機を加減速負荷としてトルク制御し
ていたフライホイールの場合は加減速負荷として回され
るのみである。）。従来の試験装置における制御方式は
以上の様になっているので、駆動トルクは速度基準信号
の変化早さ、即ち加減速時間設定により決まるため駆動
（入力軸）側トルク設定値精度が悪く、設定値を高精度
で変化させられない。また試験機性能上重要な変速点（
シフト点）で、駆動（入力軸）何回転速度は一旦急激に
変化するが、速度制御を行なっているため指定（シフト
を行なった時の）回転数まで変化してしまうので、吸収
（出力軸）側の速度を計測に必要なある値に保持するこ
とが容易に行なえない等欠点があった。

この発明は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、制御方式を駆動（入力軸）側トル
ク制御、吸収（出力軸）側速度制御にすることにより、
実車に近い条件で試験できる方式を提供する仁とを目的
としている。

以下この発明の一実施例を図により説明する。

構成図は第１図と同様である。第８図は制御ブロック図
である。第８図においてｆｓ１図及び第２図と同付号の
ものは、同一部品を示す。また（７）はトルク基準値、
（８）はトルク演算器である。第８図に示す様な構成と
なるため、駆動（入力軸）側にある一定のトルクを加え
ておき吸収（出力軸）側速度を上昇（下降）させていく
。変速点（シフト点）に達した所で駆動（入力軸）何回
転数は、実車のごとく、シフト位置に応じた回転数に変
動する。

この時、吸収、（出力軸）側は速度制御しているので変
速（シフト）点で速度基準値を一定にすれば駆動（入力
軸）側は変速（シフト）点で定トルク及び吸収（出力軸
）何回転数とミッション比の関係により定まった速度で
の運転が可能であるので各計測が容易かつ正確に行なう
ことができる。

まｔコ駆動（入力軸）側トルク設定も実車と同様にスロ
ットル開度により容易に設定変更が可能である。

なお、上記実施例では直流電動機を使用したＶＦ車用の
場合を示したが、交流電動機を使用しても、Ｆ／Ｒ車用
でも同様である。

以上のように、この発明によれば制御方式を駆動側トル
ク制御、吸収側速度制御としているので、駆動トルク設
定が容易で、変速（シフト）点を確実に把握でき、変速
点の各計測項目の計測も容易に行なえる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は装置の概略構成図を示す。第２図は従来の試験
装置の制御ブロック図を示す。 第８図はこの発明の一実施例を示す制御ブロック図であ
る。 図において、（１）・・・・・・・・駆動装置、（２）
・・・・・・・・・被試験体、（３）・・・・・・・・
・吸収装置、（４）・・・・・・・・・駆動側速度検出
器、（５）・・・・・・・・・吸収側速度検出器、（６
）・・・・・・・・・駆動側トルク検出器、（７）・・
・・・・・・・トルク基準値、（８）・・・・・・・・
・トルク演算器、（９）・・・・・・・・・制御装置、
顛・・・・・・・・・電源装置、０υ・・・・・・・・
・速度基準値、（２）・・・・・・・・・速度演算器、
０３・・・・・・・・・吸収制御装置、ａ４・・・・・
・・・・出力軸及び連結軸なお、図中、同一符号は同一
、又は相当部品を示す。 代理人　葛野信− 第１図 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動車等に用いられる自動変速機用試験装置において、
   駆動側をトルク制御、吸収側を速度制御する事を特長と
   する自動変速機用試験装置における制御方式。