JP4045028B2 - サーボモータの減磁検査方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、サーボモータに用いられる永久磁石の減磁を容易且つ短時間に検査することが可能なサーボモータの減磁検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、サーボモータとして構成される電磁力モータには、固定子(ステータ)または回転子{ロータ(回転型サーボモータの場合)}、摺動子{スライダ(リニアサーボモータの場合)}、若しくは振動子{バイブレータ(振動型サーボモータの場合)}に永久磁石が広範に用いられている。
【0003】
ところで、永久磁石には、温度、湿度、衝撃等の外的要因により磁力の低下(減磁)が生じる場合がある。例えば、回転型サーボモータにおいては、減磁が生じると該サーボモータのトルク定数が低下するため、任意のトルク電流に対する所望のトルクが得られなくなる。このような減磁を検査する従来例に係る方法として、以下に示す技術が用いられている。
【0004】
すなわち、サーボモータに対して位置制御または速度制御を行う場合、減磁の影響が、位置指令または速度指令に対する追従異常という形で現れることを利用して減磁の検査を行う技術である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の技術では、位置指令または速度指令に対する追従異常に基づいて減磁の検査を行うため、サーボモータに対してトルク制御を行う場合にはこの技術を適用することができない。
【0006】
この発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、サーボモータに対する減磁の検査を容易且つ短時間に行うことを可能とするサーボモータの減磁検査方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、サーボモータの回転子に用いられる永久磁石の減磁を検査する方法であって、前記サーボモータに供給されるトルク電流値、該サーボモータに発生する摩擦力μ及び該サーボモータの前記回転子の加速度αを求め、これらのトルク電流値、摩擦力μ及び加速度α、並びに該サーボモータに固有の値として既定されているトルク定数及びイナーシャm0に基づき該サーボモータの外乱値FをF=K×I−m0×α−μとして得る工程と、得られた外乱値が略ゼロ値であるかどうかに基づいて、前記永久磁石に減磁が生じているかどうかの判定を行う工程とを経て、前記サーボモータの前記回転子に用いられる前記永久磁石の減磁を検査するようにしている。
【0008】
この場合、前記トルク電流値、摩擦力及び加速度は、任意の速度計画またはトルク計画に基づいてサーボモータを駆動しながら計算によって求めることができるため、減磁の検査を容易且つ短時間に行うことが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
まず、この発明の一実施の形態が適用されたサーボモータ駆動システム10について、図1を参照して説明する。
【0011】
このサーボモータ駆動システム10は、基本的には、サーボモータ20と、このサーボモータ20を駆動制御するとともに減磁検査装置として機能する制御装置40とから構成されている。なお、このサーボモータ駆動システム10では、サーボモータ20としてACサーボモータを用いている。
【0012】
ここで、サーボモータ20は、基本的には、回転軸21を有する回転子22と、この回転子22を取り囲むように配された固定子30とから構成されている。
【0013】
回転子22は、90°間隔で配された4つの磁石24a〜24dを有する。具体的には、前記磁石24a〜24dは、その外側(固定子30側)の端部が回転子22の回転方向に対して互いに90°ずつ離れるとともに、該外側の端部が交互にN極、S極、N極、S極となるように配されている。実際には、磁石24a、24cの外側の端部がN極となり、磁石24b、24dの外側の端部がS極となる。回転子22の回転軸21には、該回転子22の回転角度、言い換えれば、前記磁石24a〜24dの位置(磁極位置Pm)を検出する磁極位置検出器(エンコーダ、レゾルバ等)26が取り付けられている。
【0014】
サーボモータ20の固定子30は、120°間隔で配された3つのコイル32u、32v、32wを有する。これらのコイル32u、32v、32wは、ケーブル34u、34v、34wを介して後述するインバータ46と接続されており、該インバータ46から前記コイル32u、32v、32wに対して、それぞれ、U相、V相、W相の交流電流が供給される。また、ケーブル34u、34vには、それぞれ、電流センサ38u、38vが取り付けられており、これらの電流センサ38u、38vによって、前記ケーブル34u、34vを介して前記インバータ46からコイル32u、32vに供給されるU相及びV相の交流電流の電流値Iu及びIvが検出される。W相の交流電流の電流値Iwは、前記電流値Iu及びIvから求められる。さらに、サーボモータ20に発生するトルクを示すトルク電流値Iは、前記電流値Iu、Iv及びIwから求められる。
【0015】
一方、制御装置40は、前記磁極位置検出器26からの磁極位置Pmと、前記電流センサ38u、38vからの電流値Iu及びIvとに基づいて、サーボモータ20に発生させるトルクの大きさを決定する電流指令値I0を求めるコントローラ42と、このコントローラ42からの電流指令値I0と前記磁極位置検出器26からの磁極位置Pmとに基づいて、パルス列を有する交流電流信号Spを出力するPWM発生回路44と、このPWM発生回路44からの交流電流信号Spに基づく三相(U相、V相、W相)の交流電流を前記コイル32u、32v、32wに供給するインバータ46とを有する。
【0016】
次に、サーボモータ駆動システム10の動作について説明する。
【0017】
コントローラ42は、磁極位置検出器26からの磁極位置Pmと、電流センサ38u、38vからの電流値Iu及びIvとに基づいて、電流指令値I0を求める。PWM発生回路44は、前記コントローラ42からの電流指令値I0と前記磁極位置検出器26からの磁極位置Pmとに基づいて、パルス列を有する交流電流信号Spを出力する。インバータ46は、前記PWM発生回路44からの交流電流信号Spに基づく三相(U相、V相、W相)の交流電流をコイル32u、32v、32wに供給する。サーボモータ20の回転子22は、前記三相の交流電流の電流値に基づくトルクを発生して回転する。
【0018】
次に、サーボモータ20の減磁の検査方法について説明する。
【0019】
本実施の形態では、サーボモータ20を所定の速度計画またはトルク計画に基づいて駆動し、その際に該サーボモータ20の外乱値を算出することによって減磁の検査が行われる。
【0020】
まず、次の(1)式で表されるサーボモータ20の運動方程式を求める。
【0021】
K×I−m0×α−μ(V)=F …(1)
ここで、Fはサーボモータ20に加わる外乱の大きさを表す外乱値である。Iはトルク電流値であり、電流センサ38u、38vで検出される電流値Iu及びIvから求められる。μ(V)はフリクション(摩擦力)であり、回転速度Vの関数(例えば、一次関数)として近似される。この回転速度Vは、磁極位置検出器26で検出される磁極位置Pmを所定の微少時間により微分することによって求められる。αは回転子22の加速度であり、前記回転速度Vをさらに所定の微少時間により微分することによって求められる。Kはトルク定数であり、m0はイナーシャ(既定イナーシャ)であり、それぞれサーボモータ20に固有の値として既定されている。
【0022】
ここで、トルク電流値I、フリクションμ(V)、及び加速度αは上記のように計算によって求めることができ、トルク定数K及び既定イナーシャm0は既定値であるため、外乱値Fは、前記トルク電流値I、フリクションμ(V)、加速度α、トルク定数K及び既定イナーシャm0を前記(1)式に代入することによって得られる。
【0023】
図2Aは、サーボモータ20の位置制御または速度制御が行われる場合における減磁検査用の速度計画の一例を示している。
【0024】
この速度計画では、サーボモータ20の回転子22の回転速度(角速度)Vは、時点t0からt1の期間では0から+V1まで直線的に増加し、時点t1からt2の期間では+V1から0まで直線的に減少し、時点t2からt3の期間では0から−V1まで直線的に減少し、時点t3からt4の期間では−V1から0まで直線的に増加し、時点t4からt5の期間では0から+V1まで直線的に増加し、時点t5からt6の期間では+V1から0まで直線的に減少する、三角波状の速度計画としている。
【0025】
この場合、回転子22の加速度(角加速度)αは、図2Bに示すように、時点t0からt1の期間では+α1となり、時点t1からt3の期間では−α1となり、時点t3からt5の期間では+α1となり、時点t5からt6の期間では−α1となる。ただし、前記各期間の時間(t1−t0)、(t2−t1)、…、(t6−t5)は同じであるものとする。
【0026】
このような速度計画に基づいてサーボモータ20を駆動した場合、該サーボモータ20の回転子22は、時点t0からt2の期間では一方向(正方向)に所定角度θ回転し、時点t2からt4の期間では他方向(負方向)に所定角度θ回転して元の位置(時点t0における位置)に戻る。そして、時点t4からt6の期間では前記時点t0からt2の期間と同様に正方向に所定角度θ回転して停止する。以上の時点t0からt6の期間における動作を時点t6以降も繰り返し行うことによって、回転子22は所定角度θ毎に正逆転を繰り返しながら正方向に回転していく。
【0027】
ところで、図2Bに示す加速度αを得ようとする場合、サーボモータ20の回転子22には、前記加速度αに比例するトルク電流値Iの交流電流が供給される。即ち、トルク電流値Iは、図2Cに示すように、時点t0からt1の期間では略+I1となり、時点t1からt3の期間では略−I1となり、時点t3からt5の期間では略+I1となり、時点t5からt6の期間では略−I1となる。
【0028】
ここで、回転子22の磁石24a〜24dの一部分に減磁が生じている場合、前記トルク電流値Iには、図2Cに示すように、該トルク電流値I(この場合、+I1または−I1)の絶対値が大きくなる方向に、大きさIp1のピークP1が生じる。このように、トルク電流値Iの絶対値が大きくなる方向にピークP1が生じるのは、磁石24a〜24dに減磁が生じている場合、所望の回転速度Vを得るために通常より多くのトルク電流値Iを要するためである。また、図2Cに示すように、ピークP1が離散的な磁極位置Pmに生じるのは、各磁石24a〜24dに加わるトルクの大きさが、該磁石24a〜24dとコイル32u、32v、32wとの位置関係、即ち、回転子22の磁極位置Pmに応じて変化するためである。
【0029】
図2C中、トルク電流値IにピークP1が生じていない時間領域において、前記(1)式に基づいて求められる外乱値Fは略ゼロ値(F≒0)となる。
【0030】
一方、ピークP1が生じている時間領域においては、トルク電流値Iが他の時間領域に対して大きな値となるため、外乱値Fもゼロ値以外の値(|F|>0)となる。従って、各磁極位置Pmにおいて外乱値Fが略ゼロ値であるかどうかの監視を行うことによって減磁の検査を行うことができる。
【0031】
実際には、図2Aに示す速度計画に基づいてサーボモータ20の回転子22を回転させながら、各磁極位置Pm毎に外乱値Fを求める。この場合、時点t0からt4の期間における動作を複数回繰り返しながら各磁極位置Pmにおける外乱値Fを複数回算出し、これらを平均したものが略ゼロ値であるかどうかを監視するようにしてもよい。
【0032】
続いて、各磁極位置Pm毎に外乱値Fが略ゼロ値であるかどうかの監視を行い、減磁の影響が生じている磁極位置Pmを特定する。この場合、外乱値Fを求め、この外乱値Fが略ゼロ値であるかどうかの監視を行うことによって減磁の影響が生じている磁極位置Pmを特定する一連の処理を複数回行い、各磁極位置Pmにおいて減磁の影響が生じる(確認される)確率を求め、この確率に基づいて減磁の有無を判断するようにしてもよい。
【0033】
一方、サーボモータ20のトルク制御が行われる場合のトルク計画の一例を図3Aに示す。この場合、このトルク計画は、実際にはトルク電流値Iで設定される。
【0034】
このトルク計画では、サーボモータ20のコイル32u、32v、32wに供給されるトルク電流値Iは、時点t10からt11の期間では+I2であり、時点t11からt12及び時点t12からt13の期間では−I2であり、時点t13からt14及び時点t14からt15の期間では+I2であり、時点t15からt16の期間では−I2である。
【0035】
この場合、サーボモータ20の回転子22の加速度αは前記トルク電流値Iに比例するため、図3Bに示すように、時点t10からt11の期間では略+α2となり、時点t11からt13の期間では略−α2となり、時点t13からt15の期間では略+α2となり、時点t15からt16の期間では略−α2となる。
【0036】
ところで、回転子22の磁石24a〜24dに減磁が生じている場合、前記加速度αには、図3Bに示すように、加速度α(この場合、+α2または−α2)の絶対値が小さくなる方向に、大きさαp2のピークP2が生じる。このように、加速度αの絶対値が小さくなる方向にピークP2が生じるのは、磁石24a〜24dに減磁が生じている場合、前記トルク電流値Iに対して所望のトルクが得られないためである。
【0037】
図3B中、加速度αにピークP2が生じていない時間領域において、前記(1)式に基づいて求められる外乱値Fは略ゼロ値(F≒0)となる。一方、ピークP2が生じている時間領域においては、加速度αが他の時間領域に対して小さな値となるため、外乱値Fは0以外の値(|F|>0)となる。従って、各磁極位置Pmにおいて外乱値Fが略ゼロ値であるかどうかの監視を行うことによって減磁の検査を行うことができる。
【0038】
次に、サーボモータ20に対して位置制御を行いながら減磁の検査を行う際にコントローラ42で行われる処理動作の一例を、図4のフローチャートを参照して説明する。
【0039】
ここで、以下のステップS1〜S7の処理動作は、図示しない入力装置に対して検査モードが選択されることによって開始されるものとする。
【0040】
まず、コントローラ42において、位置指令に基づいて速度計画がたてられ(図2A参照)、この速度計画に基づいて求められたトルク電流値I(図2C参照)がサーボモータ20に供給されることによって該サーボモータ20の駆動が開始される(ステップS1)。
【0041】
続いて、図2A中、時点t0からt4の期間における動作が複数回繰り返し行われ、回転子22が所定角度θ(例えば、45°)の間を複数回正逆転する。このとき、前記(1)式に基づいて各磁極位置Pm毎の外乱値Fが求められる(ステップS2)。各磁極位置Pm毎の外乱値Fが所定回数(例えば、10回)ずつ求められると(ステップS3)、図2A中、時点t4からt6の期間における動作が行われ、回転子22が所定角度θだけ正方向に回転して停止する(ステップS4)。これによって、外乱値Fを求める磁極位置Pmが更新される。
【0042】
そして、前記ステップS2〜S4の処理が順次行われ、回転子22の全磁極位置Pmにおける外乱値Fが得られると、サーボモータ20の駆動が停止される(ステップS5)。
【0043】
次に、各磁極位置Pm毎に外乱値Fの平均を求め(ステップS6)、これらが略ゼロ値であるかどうかを監視することによって、磁石24a〜24dに減磁が生じているかどうかの判定が行われる(ステップS7)。ここで、前記ステップS6において、全ての磁極位置Pmにおける外乱値Fの総平均を求め、前記ステップS7において、これが略ゼロ値であるかどうかを監視するようにしてもよい。
【0044】
このように、本実施の形態においては、電流センサ38u、38vで検出される電流値Iu及びIvから求められるトルク電流値Iと、磁極位置検出器26で検出される磁極位置Pmを微分することによって求められる回転速度Vの関数として計算されるフリクションμ(V)と、前記回転速度Vを微分することによって求められる回転子22の加速度αと、サーボモータ20に固有の値として既定されているトルク定数Kと既定イナーシャm0とから前記回転子22の外乱値Fを求め、この外乱値Fが略ゼロ値であるかどうかを監視することによって減磁の検査が行われる。
【0045】
この場合、前記トルク電流値I、フリクションμ(V)及び加速度αは、サーボモータ20を任意の速度計画またはトルク計画に基づいて駆動しながら計算によって求めることができるため、磁石24a〜24dに減磁が生じているかどうかの検査を容易且つ短時間に行うことが可能である。
【0046】
なお、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、サーボモータに用いられる永久磁石の減磁を容易且つ短時間に検査することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたサーボモータ駆動システムの概略的構成を示すブロック図である。
【図2】図2Aは、サーボモータの位置制御または速度制御が行われる場合における減磁検査用の速度計画を示すグラフであり、図2Bは、この速度計画に基づくサーボモータの加速度を示すグラフであり、図2Cは、この速度計画に基づくトルク電流値を示すグラフである。
【図3】図3Aは、サーボモータのトルク制御が行われる場合における減磁検査用のトルク計画を示すグラフであり、図3Bは、このトルク計画に基づくサーボモータの加速度を示すグラフである。
【図4】サーボモータに対して位置制御を行いながら減磁の検査を行う際にコントローラで行われる処理動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…サーボモータ駆動システム 20…サーボモータ
22…回転子 24a〜24d…磁石
26…磁極位置検出器 30…固定子
32u、32v、32w…コイル 34u、34v、34w…ケーブル
38u、38v…電流センサ 40…制御装置
42…コントローラ 44…PWM発生回路
46…インバータ

Claims (1)

  1. サーボモータの回転子に用いられる永久磁石の減磁を検査する方法であって、
    前記サーボモータに供給されるトルク電流値、該サーボモータに発生する摩擦力μ及び該サーボモータの前記回転子の加速度αを求め、これらのトルク電流値、摩擦力μ及び加速度α、並びに該サーボモータに固有の値として既定されているトルク定数及びイナーシャm0に基づき該サーボモータの外乱値Fを
    F=K×I−m0×α−μとして得る工程と、
    得られた外乱値が略ゼロ値であるかどうかに基づいて、前記永久磁石に減磁が生じているかどうかの判定を行う工程と、
    を含むことを特徴とするサーボモータの減磁検査方法。
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