JP2003149259A - 車速信号変換装置及びその方法 - Google Patents
車速信号変換装置及びその方法Info
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- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
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- G—PHYSICS
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- G01P21/02—Testing or calibrating of apparatus or devices covered by the preceding groups of speedometers
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- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
- G01P3/481—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage of pulse signals
- G01P3/489—Digital circuits therefor
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両の用途に対応した開発費用を抑え、トラ
ンスミッションの仕様を単純化できる車速信号変換装置
及びその方法を提供する。 【解決手段】 タイヤの駆動軸とトランスミッションの
間にスピードギアセットが取付けられ、前記スピードギ
アセットには電子式速度計又は電子式運行記録計に車速
に応ずる数のパルス信号を発生させる車速センサが取付
けられている構成を有する車速信号変換装置において、
前記車速センサと電子式速度計又は電子式運行記録計の
間に車速信号調整用スイッチを備えている車速信号変換
用制御機を付加し取付ける。そして、タイヤ動荷重半径
や、駆動軸の減速比に関わらずトランスミッションの出
力軸に取付けられた車速センサ信号を車速信号変換用制
御機に入力して時速６０ｋｍから正確に６３７ＲＰＭ信
号に変換し電子式速度計や電子式運行記録計に出力させ
ることを特徴とする。
ンスミッションの仕様を単純化できる車速信号変換装置
及びその方法を提供する。 【解決手段】 タイヤの駆動軸とトランスミッションの
間にスピードギアセットが取付けられ、前記スピードギ
アセットには電子式速度計又は電子式運行記録計に車速
に応ずる数のパルス信号を発生させる車速センサが取付
けられている構成を有する車速信号変換装置において、
前記車速センサと電子式速度計又は電子式運行記録計の
間に車速信号調整用スイッチを備えている車速信号変換
用制御機を付加し取付ける。そして、タイヤ動荷重半径
や、駆動軸の減速比に関わらずトランスミッションの出
力軸に取付けられた車速センサ信号を車速信号変換用制
御機に入力して時速６０ｋｍから正確に６３７ＲＰＭ信
号に変換し電子式速度計や電子式運行記録計に出力させ
ることを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車速信号変換装置
及びその方法に関するもので、特に、既存の車速信号変
換装置に車速信号変換用制御機と車速信号調整用スイッ
チを付加設置して、タイヤ動荷重半径や駆動軸の減速比
に拘らずトランスミッションの出力軸に取付けられた車
速センサ信号を車速信号変換用制御機に入力して時速６
０ｋｍで正確に６３７ＲＰＭ信号に変換し電子式速度計
や電子式運行記録計に出力させるものに関する。
及びその方法に関するもので、特に、既存の車速信号変
換装置に車速信号変換用制御機と車速信号調整用スイッ
チを付加設置して、タイヤ動荷重半径や駆動軸の減速比
に拘らずトランスミッションの出力軸に取付けられた車
速センサ信号を車速信号変換用制御機に入力して時速６
０ｋｍで正確に６３７ＲＰＭ信号に変換し電子式速度計
や電子式運行記録計に出力させるものに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、車両の走行速度を示す電子式速
度計又は電子式運行記録計６は、図１に示すように、ト
ランスミッション１の出力軸に取付けられた車速センサ
２から信号を入力して速度を表示する。この時、車速セ
ンサ２は、車両が動くに伴い矩形波パルス信号を発生さ
せる。
度計又は電子式運行記録計６は、図１に示すように、ト
ランスミッション１の出力軸に取付けられた車速センサ
２から信号を入力して速度を表示する。この時、車速セ
ンサ２は、車両が動くに伴い矩形波パルス信号を発生さ
せる。
【０００３】また、車速計測の基準値は、車速センサ２
が６３７ＲＰＭの回転時に計器が時速６０ｋｍを示すよ
うになっている。即ち、例えば、車速センサ２が１回転
当り８パルスを発生させると、時速６０ｋｍで計器に入
力されるパルス数は毎分５０９６（８×６３７）個にな
るものである。
が６３７ＲＰＭの回転時に計器が時速６０ｋｍを示すよ
うになっている。即ち、例えば、車速センサ２が１回転
当り８パルスを発生させると、時速６０ｋｍで計器に入
力されるパルス数は毎分５０９６（８×６３７）個にな
るものである。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】なお、車速センサ２が
速度を計測するとき物理的に影響を与える要素は、駆動
軸５の減速比、タイヤ４の動荷重半径及びスピードギア
セット３のギア比である。ところが、車両の用途によっ
て同一なエンジンと同一なトランスミッション１に減速
比とタイヤ動荷重の半径の諸元が異なるようになる。ト
ランスミッションの出力軸に取付けられる車速センサ２
が時速６０ｋｍの場合、毎分６３７回転になるようにす
るためスピードギアセット３のギア比を変更すべきであ
るので、この度毎にドライブギアとドリブンギアを備え
たスピードギアセットを毎度新に加工する必要があると
いう問題がある。また、このため多くの開発費用が発生
するだけでなく、トランスミッションの仕様が増加して
管理費用も増加するという問題点があった。
速度を計測するとき物理的に影響を与える要素は、駆動
軸５の減速比、タイヤ４の動荷重半径及びスピードギア
セット３のギア比である。ところが、車両の用途によっ
て同一なエンジンと同一なトランスミッション１に減速
比とタイヤ動荷重の半径の諸元が異なるようになる。ト
ランスミッションの出力軸に取付けられる車速センサ２
が時速６０ｋｍの場合、毎分６３７回転になるようにす
るためスピードギアセット３のギア比を変更すべきであ
るので、この度毎にドライブギアとドリブンギアを備え
たスピードギアセットを毎度新に加工する必要があると
いう問題がある。また、このため多くの開発費用が発生
するだけでなく、トランスミッションの仕様が増加して
管理費用も増加するという問題点があった。
【０００５】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るためのもので、本発明の目的は、タイヤ動荷重半径
や、駆動軸の減速比に関わらずトランスミッションの出
力軸に取付けられた車速センサ信号を車速信号変換用制
御機に入力して時速６０ｋｍから正確に６３７ＲＰＭ信
号に変換し電子式速度計や電子式運行記録計に出力させ
ることにより、車両の用途により毎度スピードギアセッ
トを新に加工する必要があるという不具合と、このため
増加する開発費用と、トランスミッションの仕様増加に
よる管理費用の増加とを予め防止できる車速信号変換装
置及びその方法を提供することにある。
るためのもので、本発明の目的は、タイヤ動荷重半径
や、駆動軸の減速比に関わらずトランスミッションの出
力軸に取付けられた車速センサ信号を車速信号変換用制
御機に入力して時速６０ｋｍから正確に６３７ＲＰＭ信
号に変換し電子式速度計や電子式運行記録計に出力させ
ることにより、車両の用途により毎度スピードギアセッ
トを新に加工する必要があるという不具合と、このため
増加する開発費用と、トランスミッションの仕様増加に
よる管理費用の増加とを予め防止できる車速信号変換装
置及びその方法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに本発明の車速信号変換装置は、タイヤの駆動軸とト
ランスミッションの間にスピードギアセットが取付けら
れ、前記スピードギアセットには電子式速度計又は電子
式運行記録計に車速に応ずる数のパルス信号を発生させ
る車速センサが取付けられている構成を有する車速信号
変換装置において、前記車速センサと電子式速度計又は
電子式運行記録計の間に車速信号調整用スイッチを備え
ている車速信号変換用制御機を付加し取付けることを特
徴とする。
めに本発明の車速信号変換装置は、タイヤの駆動軸とト
ランスミッションの間にスピードギアセットが取付けら
れ、前記スピードギアセットには電子式速度計又は電子
式運行記録計に車速に応ずる数のパルス信号を発生させ
る車速センサが取付けられている構成を有する車速信号
変換装置において、前記車速センサと電子式速度計又は
電子式運行記録計の間に車速信号調整用スイッチを備え
ている車速信号変換用制御機を付加し取付けることを特
徴とする。
【０００７】また、本発明の車速信号変換方法は、タイ
ヤ動荷重半径と減速比、スピードギアセットのギア比及
び車速センサ１回転当りパルス数を車両速度計測用諸元
メモリに格納する段階と、単位速度当り単位時間の基準
入力パルス数を設定する段階と、時速６０ｋｍから６３
７ＲＰＭ出力パルス数基準で単位速度当り基準出力パル
ス数を設定する段階と、車速センサからパルス信号を入
力して計測する段階と、単位時間当り計測されたパルス
数と基準入力パルス数とを比較して車速を演算する段階
と、連続した車速で単位時間当り出力されるパルス数
（周波数）を演算する段階と、電子式速度計又は電子式
運行記録計にパルス信号を出力した後、更に車速センサ
のパルス数を計測する課程に戻される段階とからなるこ
とを特徴とする。
ヤ動荷重半径と減速比、スピードギアセットのギア比及
び車速センサ１回転当りパルス数を車両速度計測用諸元
メモリに格納する段階と、単位速度当り単位時間の基準
入力パルス数を設定する段階と、時速６０ｋｍから６３
７ＲＰＭ出力パルス数基準で単位速度当り基準出力パル
ス数を設定する段階と、車速センサからパルス信号を入
力して計測する段階と、単位時間当り計測されたパルス
数と基準入力パルス数とを比較して車速を演算する段階
と、連続した車速で単位時間当り出力されるパルス数
（周波数）を演算する段階と、電子式速度計又は電子式
運行記録計にパルス信号を出力した後、更に車速センサ
のパルス数を計測する課程に戻される段階とからなるこ
とを特徴とする。
【０００８】さらに、本発明の別の車速信号変換方法
は、車速調整用指定速度をメモリに格納する段階と、時
速６０ｋｍから６３７ＲＰＭ出力パスル数基準に単位速
度当り基準出力パスル数を設定する段階と、車速信号調
整用スイッチが“オン”であるか否かを検出する段階
と、前記検出結果、車速信号調整用スイッチが“オン”
状態であると車速センサから入力されるパルス信号を計
測した後、単位速度当り基準入力パルス数を設定し、そ
の後、車速信号調整用スイッチが“オフ”された状態と
同様に基準入力パルス数の設定状態であるか否かを検出
する段階と、前記検出結果、基準入力パルス数の設定状
態でない場合、車速信号調整用スイッチ状態の検出段階
に更に戻される段階と、前記検出結果、基準入力パルス
数の設定状態であれば、車速センサから入力されるパル
ス信号を計測した後、計測されたパルス数と基準入力パ
ルス数を比較して車速を演算し、その後、演算された車
速で単位時間当り出力されるパルス数（周波数）を演算
し電子式速度計又は電子式運行記録計にパルス信号を出
力した後、更に車速信号調整用スイッチ状態の検出課程
に戻される段階とからなることを特徴とする。
は、車速調整用指定速度をメモリに格納する段階と、時
速６０ｋｍから６３７ＲＰＭ出力パスル数基準に単位速
度当り基準出力パスル数を設定する段階と、車速信号調
整用スイッチが“オン”であるか否かを検出する段階
と、前記検出結果、車速信号調整用スイッチが“オン”
状態であると車速センサから入力されるパルス信号を計
測した後、単位速度当り基準入力パルス数を設定し、そ
の後、車速信号調整用スイッチが“オフ”された状態と
同様に基準入力パルス数の設定状態であるか否かを検出
する段階と、前記検出結果、基準入力パルス数の設定状
態でない場合、車速信号調整用スイッチ状態の検出段階
に更に戻される段階と、前記検出結果、基準入力パルス
数の設定状態であれば、車速センサから入力されるパル
ス信号を計測した後、計測されたパルス数と基準入力パ
ルス数を比較して車速を演算し、その後、演算された車
速で単位時間当り出力されるパルス数（周波数）を演算
し電子式速度計又は電子式運行記録計にパルス信号を出
力した後、更に車速信号調整用スイッチ状態の検出課程
に戻される段階とからなることを特徴とする。
【０００９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の望ましい実施の形
態について、添付図面を参照し詳細に説明する。図２は
本発明の車速信号変換装置のブロック構成図を示す。こ
れによると、本発明の車速信号変換装置は、タイヤ４の
駆動軸５とトランスミッション１の間にスピードギアセ
ット３が取付けられ、スピードギアセット３には電子式
速度計又は電子式運行記録計６に車速に応ずる数のパル
ス信号を発生させる車速センサ２が取付けられている構
成を有する車速信号変換装置において、車速センサ２と
電子式速度計又は電子式運行記録計６の間に車速信号調
整用スイッチ８を備えた車速信号変換用制御機７が付加
的に取付けられている。
態について、添付図面を参照し詳細に説明する。図２は
本発明の車速信号変換装置のブロック構成図を示す。こ
れによると、本発明の車速信号変換装置は、タイヤ４の
駆動軸５とトランスミッション１の間にスピードギアセ
ット３が取付けられ、スピードギアセット３には電子式
速度計又は電子式運行記録計６に車速に応ずる数のパル
ス信号を発生させる車速センサ２が取付けられている構
成を有する車速信号変換装置において、車速センサ２と
電子式速度計又は電子式運行記録計６の間に車速信号調
整用スイッチ８を備えた車速信号変換用制御機７が付加
的に取付けられている。
【００１０】図３は、本発明の車速信号変換方法の一実
施の形態を説明するためのフローチャートである。これ
によると本発明の第１の車速信号変換方法は、タイヤ動
荷重半径と減速比、スピードギアセットのギア比及び車
速センサ１回転当りパルス数を車両速度計測用諸元メモ
リに格納する段階と、単位速度当り単位時間の基準入力
パルス数を設定する段階と、時速６０ｋｍから６３７Ｒ
ＰＭ出力パルス数基準で単位速度当り基準出力パルス数
を設定する段階と、車速センサからパルス信号を入力し
て計測する段階と、単位時間当り計測されたパルス数と
基準入力パルス数を比較して車速を演算する段階と、連
続した車速で単位時間当り出力されるパルス数（周波
数）を演算する段階と、電子式速度計又は電子式運行記
録計にパルス信号を出力した後、更に車速センサのパル
ス数を計測する課程に戻される段階とからなっている。
施の形態を説明するためのフローチャートである。これ
によると本発明の第１の車速信号変換方法は、タイヤ動
荷重半径と減速比、スピードギアセットのギア比及び車
速センサ１回転当りパルス数を車両速度計測用諸元メモ
リに格納する段階と、単位速度当り単位時間の基準入力
パルス数を設定する段階と、時速６０ｋｍから６３７Ｒ
ＰＭ出力パルス数基準で単位速度当り基準出力パルス数
を設定する段階と、車速センサからパルス信号を入力し
て計測する段階と、単位時間当り計測されたパルス数と
基準入力パルス数を比較して車速を演算する段階と、連
続した車速で単位時間当り出力されるパルス数（周波
数）を演算する段階と、電子式速度計又は電子式運行記
録計にパルス信号を出力した後、更に車速センサのパル
ス数を計測する課程に戻される段階とからなっている。
【００１１】図４は、本発明に係る車速信号変換方法の
他の実施の形態を説明するためのフローチャートを示
す。これによると本発明の第２の車速信号変換方法は、
車速調整用指定速度をメモリに格納する段階と、時速６
０ｋｍから６３７ＲＰＭ出力パスル数基準に単位速度当
り基準出力パスル数を設定する段階と、車速信号調整用
スイッチが“オン”であるか否かを検出する段階と、前
記検出結果、車速信号調整用スイッチが“オン”状態で
あると車速センサから入力されるパルス信号を計測した
後、単位速度当り基準入力パルス数を設定し、その後、
車速信号調整用スイッチが“オフ”された状態と同様に
基準入力パルス数の設定状態であるか否かを検出する段
階と、前記検出結果、基準入力パルス数の設定状態でな
い場合、車速信号調整用スイッチ状態の検出段階に更に
戻される段階と、前記検出結果、基準入力パルス数の設
定状態であれば車速センサから入力されるパルス信号を
計測した後、計測されたパルス数と基準入力パルス数を
比較して車速を演算し、その後、演算された車速で単位
時間当り出力されるパルス数（周波数）を演算し電子式
速度計又は電子式運行記録計にパルス信号を出力した
後、更に車速信号調整用スイッチ状態の検出課程に戻さ
れる段階とからなっている。
他の実施の形態を説明するためのフローチャートを示
す。これによると本発明の第２の車速信号変換方法は、
車速調整用指定速度をメモリに格納する段階と、時速６
０ｋｍから６３７ＲＰＭ出力パスル数基準に単位速度当
り基準出力パスル数を設定する段階と、車速信号調整用
スイッチが“オン”であるか否かを検出する段階と、前
記検出結果、車速信号調整用スイッチが“オン”状態で
あると車速センサから入力されるパルス信号を計測した
後、単位速度当り基準入力パルス数を設定し、その後、
車速信号調整用スイッチが“オフ”された状態と同様に
基準入力パルス数の設定状態であるか否かを検出する段
階と、前記検出結果、基準入力パルス数の設定状態でな
い場合、車速信号調整用スイッチ状態の検出段階に更に
戻される段階と、前記検出結果、基準入力パルス数の設
定状態であれば車速センサから入力されるパルス信号を
計測した後、計測されたパルス数と基準入力パルス数を
比較して車速を演算し、その後、演算された車速で単位
時間当り出力されるパルス数（周波数）を演算し電子式
速度計又は電子式運行記録計にパルス信号を出力した
後、更に車速信号調整用スイッチ状態の検出課程に戻さ
れる段階とからなっている。
【００１２】このような構成及び段階からなった本発明
の作用効果を詳細に説明すると次の通りである。先ず、
本発明は、従来の電子式速度又は電子式運行記録計６シ
ステムに車速信号調整用スイッチ８が備えられた車速信
号変換用制御機７を追加して車速計測の正確度を高める
と同時に、新たなスピードギアセット３の開発費を無く
し、トランスミッション１の仕様の単純化を実現したも
のである。
の作用効果を詳細に説明すると次の通りである。先ず、
本発明は、従来の電子式速度又は電子式運行記録計６シ
ステムに車速信号調整用スイッチ８が備えられた車速信
号変換用制御機７を追加して車速計測の正確度を高める
と同時に、新たなスピードギアセット３の開発費を無く
し、トランスミッション１の仕様の単純化を実現したも
のである。
【００１３】なお、車両が動くと車速センサ２から信号
が発生して車速信号変換用制御機７に入力されるが、該
信号は車速に比べて周波数が増加したり、減少すること
になる。この時、車速信号変換用制御機７が正確な速度
を認知するためには、大きく二つの方法がある。その一
つは、図３に示すように、車速演算に必要な演算式に関
連する諸元であるタイヤ４動荷重半径、駆動軸５の縦減
速費、スピードギアセット３の車速センサ２の１回転当
りパルス数を車速信号変換用制御機７内のメモリに格納
させて車速を演算する方法である。更に他の一つは、図
４に示すように、車両のタイヤが指定された速度で回転
するようにした状態で車速信号調整用スイッチ８を作動
させて、この時入力される車速センサ２の出力信号周波
数を指定された速度で記憶させ該値を基準に周波数に比
例した車速を得るようにしたものである。
が発生して車速信号変換用制御機７に入力されるが、該
信号は車速に比べて周波数が増加したり、減少すること
になる。この時、車速信号変換用制御機７が正確な速度
を認知するためには、大きく二つの方法がある。その一
つは、図３に示すように、車速演算に必要な演算式に関
連する諸元であるタイヤ４動荷重半径、駆動軸５の縦減
速費、スピードギアセット３の車速センサ２の１回転当
りパルス数を車速信号変換用制御機７内のメモリに格納
させて車速を演算する方法である。更に他の一つは、図
４に示すように、車両のタイヤが指定された速度で回転
するようにした状態で車速信号調整用スイッチ８を作動
させて、この時入力される車速センサ２の出力信号周波
数を指定された速度で記憶させ該値を基準に周波数に比
例した車速を得るようにしたものである。
【００１４】従って、タイヤ動荷重半径や、駆動軸の縦
減速費に関わらずトランスミッションの出力軸に取付け
られた車速センサ信号を車速信号変換用制御機に入力し
て時速６０ｋｍで正確に６３７ＲＰＭ信号で変換し電子
式速度又は電子式運行記録計に出力させることができる
ものである。
減速費に関わらずトランスミッションの出力軸に取付け
られた車速センサ信号を車速信号変換用制御機に入力し
て時速６０ｋｍで正確に６３７ＲＰＭ信号で変換し電子
式速度又は電子式運行記録計に出力させることができる
ものである。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
次のような効果がある。タイヤ動荷重半径や、駆動軸の
減速比に関わらずトランスミッションの出力軸に取付け
られた車速センサ信号を車速信号変換用制御機に入力し
て時速６０ｋｍから正確に６３７ＲＰＭ信号に変換し電
子式速度計や電子式運行記録計に出力させることから、
車速計測の正確度を高めることは勿論、新たなスピード
ギアセット開発費を無くすことができ、また、トランス
ミッション仕様の単純化を図ることができる。
次のような効果がある。タイヤ動荷重半径や、駆動軸の
減速比に関わらずトランスミッションの出力軸に取付け
られた車速センサ信号を車速信号変換用制御機に入力し
て時速６０ｋｍから正確に６３７ＲＰＭ信号に変換し電
子式速度計や電子式運行記録計に出力させることから、
車速計測の正確度を高めることは勿論、新たなスピード
ギアセット開発費を無くすことができ、また、トランス
ミッション仕様の単純化を図ることができる。
【図１】従来の車速信号変換装置のブロック構成図であ
る。
る。
【図２】本発明の車速信号変換装置のブロック構成図で
ある。
ある。
【図３】本発明の車速信号変換方法の一実施の形態を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図４】本発明に係る車速信号変換方法の他の実施の形
態を説明するためのフローチャートである。
態を説明するためのフローチャートである。
１ トランスミッション
２ 車速センサ
３ スピードギアセット
４ タイヤ
５ 駆動軸
６ 電子式速度計又は電子式運行記録計
７ 車速信号変換用制御機
８ 車速信号調整用スイッチ
Claims (3)
- 【請求項１】 タイヤ（４）の駆動軸（５）とトランス
ミッション（１）の間にスピードギアセット（３）が取
付けられ、前記スピードギアセット（３）には電子式速
度計又は電子式運行記録計（６）に車速に応ずる数のパ
ルス信号を発生させる車速センサ（２）が取付けられて
いる構成を有する車速信号変換装置において、 前記車速センサ（２）と電子式速度計又は電子式運行記
録計（６）の間に車速信号調整用スイッチ（８）を備え
ている車速信号変換用制御機（７）を付加し取付けるこ
とを特徴とする車速信号変換装置。 - 【請求項２】 タイヤ動荷重半径と減速比、スピードギ
アセットのギア比及び車速センサ１回転当りパルス数を
車両速度計測用諸元メモリに格納する段階と、 単位速度当り単位時間の基準入力パルス数を設定する段
階と、 時速６０ｋｍから６３７ＲＰＭ出力パルス数基準で単位
速度当り基準出力パルス数を設定する段階と、 車速センサからパルス信号を入力して計測する段階と、 単位時間当り計測されたパルス数と基準入力パルス数と
を比較して車速を演算する段階と、 連続した車速で単位時間当り出力されるパルス数（周波
数）を演算する段階と、 電子式速度計又は電子式運行記録計にパルス信号を出力
した後、更に車速センサのパルス数を計測する課程に戻
される段階とからなることを特徴とする車速信号変換方
法。 - 【請求項３】 車速調整用指定速度をメモリに格納する
段階と、 時速６０ｋｍから６３７ＲＰＭ出力パスル数基準に単位
速度当り基準出力パスル数を設定する段階と、 車速信号調整用スイッチが“オン”であるか否かを検出
する段階と、 前記検出結果、車速信号調整用スイッチが“オン”状態
であると車速センサから入力されるパルス信号を計測し
た後、単位速度当り基準入力パルス数を設定し、その
後、車速信号調整用スイッチが“オフ”された状態と同
様に基準入力パルス数の設定状態であるか否かを検出す
る段階と、 前記検出結果、基準入力パルス数の設定状態でない場
合、車速信号調整用スイッチ状態の検出段階に更に戻さ
れる段階と、 前記検出結果、基準入力パルス数の設定状態であれば、
車速センサから入力されるパルス信号を計測した後、計
測されたパルス数と基準入力パルス数を比較して車速を
演算し、その後、演算された車速で単位時間当り出力さ
れるパルス数（周波数）を演算し電子式速度計又は電子
式運行記録計にパルス信号を出力した後、更に車速信号
調整用スイッチ状態の検出課程に戻される段階とからな
ることを特徴とする車速信号変換方法。
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