JPH04300A - 電子式計器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は電子式計器に係わり、特に入力パルス信号に応
じてステップモータを駆動し、計器を駆動する電子式計
器に関する。

従来の技術 自動車の速度計、距離積算計、トリップメータ等の計器
としては従来より第３図に示すような構成の電子式計器
が用いられていた。従来の電子式計器は第３図に示すよ
うに車速センサ１６、波形整形回路１７、分周回路１８
、モータ駆動回路１９、ステップモータ２０、減速ギヤ
２１．指針駆動機構２２よりなる。車速センサ１６は自
動車の駆動系の回転速度に応じて周波数が変化する信号
を発生し、波形整形回路１７に供給する。波形整形回路
１７は車速センサ１６からの信号の波形をその周波数に
応じたパルス信号に整形する。

波形整形回路１７の出力パルス信号は分周回路１８に入
力され、ステップモータの駆動に適した周波数に分周さ
れたパルス信号に分周されモータ駆動回路１９に供給さ
れる。

モータ駆動回路１９は駆動系の回転速度に応じた周波数
のパルス信号でステップモータ１９を駆動する駆動信号
を生成する。

ステップモータ１９はモータ駆動回路１９からの駆動信
号により駆動系の回転に応じて回転する。

ステップモータ１９は減速ギヤ２１を介してメタ駆動機
構２２と結合している。

その動作について第４図と共に説明する。自動車の駆動
系の回転速度か大きくなるとパレス信号の周期数が短く
なり、駆動系の回転速度か小さくなるとパルス信号の周
期が長くなる。

ステップモータＩ９は駆動系の回転速度に応じた周期の
パルス信号（第４図（Ｂ））により駆動されていた。

発明が解決しようとする課題 しかるに、従来の電子式計器はステップモータを駆動す
るパルス信号の周波数は一定でなく、被測定量に応じて
変化するため、ステップモータに供給されるパルス信号
か０〜１ｏｏｐｐｓ程度の低い周波数では第５図、第６
図に示すようにステップモータ特育の振動現象が生じ、
トルクの低下やノイズの発生か大きくなってしまう等の
問題点かあった。

本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、メータを駆
動するモータを安定に回転させ、安定した表示か行なえ
る電子式計器を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は被測定量に応じて周波数か変化するパルス信号
が生成されそのパルス信号に基づいてモータを駆動させ
、モータと結合した計器駆動機構を駆動させることによ
り被測定量に応じた表示を行う電子式計器において、前
記入力パルス信号か入力され、前記入力パルス信号のパ
ルス数を検出する検出回路と、前記検出手段により検出
した一定のパルス数毎に前記ステップモータの駆動に適
した周波数のパルス信号を一定パルス数出力する出力回
路を具備してなる。

作用 検出回路は被測定量に応じたパルス信号のパルス数を検
出し、出力回路はその検出結果の一定のパルス数毎に予
め設定した一定の周波数のパルス信号を一定パルス数出
力する。モータは出力回路の出力パルス信号により駆動
される。

このため、モータを駆動するときにはモータをモータの
駆動に適したパルス信号で駆動させることかできる。

実施例 第１図は本発明の一実施例のブロック図を示す。

本実施例は自動車のトリップメータオドメータとしても
用いられる電子式計器である。

１は車速センサで、自動車の駆動系に設けられ、駆動系
の回転に応じた周波数の正数波信号を発生する。

２は検出回路で波形整形回路３、計数回路４、メモリ回
路５、演算回路６よりなる。車速センサ１の出力回転信
号は波形整形回路、３に供給される。

波形整形回路３は車速センサ１からの正弦波信号をその
周波数に応じたパルス信号波形に波形整形する。

波形整形回路３で波形整形されたパルス信号は計数回路
４に供給され１０パルス信号を計数する。

ここで波形整形回路３のパルス信号は計数回路４、メモ
リ回路５、演算回路６により演算され制御信号を生成す
る。

７は出力回路を示す。出力回路７は発振回路８、分周回
路９よりなり、発振回路８には演算回路６より出力され
る制御信号か入力される。発振回路８は一定周波数のパ
ルス信号を発生し演算回路６からの制御信号により出力
パルス信号か制御される。分周回路９には発振回路８の
出力パルス信号が入力される。分周回路９は発振回路８
からのパルス信号をステップモータ１１を安定して回転
させることができる周波数に分周して出力する。分周回
路９の出力パルス信号はモータ駆動回路１０に供給され
る。

モータ駆動回路ｌＯは分周回路８からのパレス信号に基
づいて、ステップモータ５を駆動する駆動信号を生成し
てステップモータ１１に供給する。

ステップモータ１１は減速ギヤ１２を介してメータ駆動
機構１３に結合される。

メータ駆動機構１３としてはオドメータ１４及びトリッ
プメータ１５か駆動され、自動車の積算距離等か表示さ
れる。

次にその動作について第２図と共に説明する。

まず、波形整形回路３か車速センサｌからの信号を波形
整形して第２図（Ａ）示すようなパルス信号を得たとす
る。

検出回路２は第２図（Ａ）に示すようなパルス信号のｌ
Ｏパルス数分の周期を１．．１．を検出する。出力回路
７は１０パレス数分の周期ｔ１、ｔ、の中で一定期間Ｔ
だけステップモータ１１を駆動するのに適した周波数の
パルス信号を出力する。

このため、ステップモータ１１は車速センサからの被測
定量に応じた周期１．　　１２毎に一定期間Ｔだけステ
ップモータ１１は一定の状態で駆動されることになる。

このため、ステップモータ１１を安定に駆動できる周波
数でステップモータＩＩを駆動でき、したがって、トル
クの低下やノイズの発生か生じにくくなる。

ステップモータ１１のトルク及びノイズの入力パルス数
に対する特性を第５図及び第６図に示す。

本実施例ではステップモータ１１の駆動パルス数は任意
に選択できるため、第５図、第６図よりステップモータ
１１を最適に駆動できるパルス数（１５０〜３００ＰＰ
Ｓ）てきることになる。

なお、本実施例ではメータ駆動機構１４としてはオドメ
ータ１３及びトリップメータ１５を上げたかこれに限る
ことはなく、また、被測定量も車速に限ることはない。

また、ステップモータ１１へ供給するパルス信号周波数
は任意に設定てき、ステップモータの特性（第５図、第
６図に示す）に応じた周波数を任意に選択することかで
きる。

発明の効果 上述の如く、本発明によれば、検出回路により被測定量
に応じた周波数のパルス信号の周期を検出し、出力回路
によりその周期毎に一定期間、予め設定された一定のパ
ルス数の出力信号を出力し、モータを駆動できるため、
モータを一定の状態で駆動させることかでき、安定した
モータ駆動を行いつつ、被測定量に応じた表示か行ない
得る等の特長を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のブロック図、第２図は本発
明の一実施例の動作を説明するための図、第３図は従来
の一例のブロック図、第４図は従来の一例の動作を説明
するための図、第５図、第６ずはステップモータの特性
図である。 １・・・車速センサ、２・・・検出回路、７・・・出力
回路、１０・・・モータ駆動回路、１１ステツプモータ
。 第３図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　被測定に応じて周波数が変化するパルス信号か生成さ
   れ該パルス信号に基づいてモータを駆動させ、該モータ
   に結合した計器駆動機構を駆動させることにより該被測
   定量に応じた表示を行う電子式計器において、 前記パルス信号が入力され前記パルス信号の予め決めら
   れパルス数を検出する検出回路と、前記検出手段により
   検出したパルス数毎に前記モータの駆動に適した所定の
   周波数のパルス信号を予め決められた一定パルス数出力
   する出力回路とを具備し、前記出力回路の出力パルス信
   号により前記モータを駆動することを特徴とする電子式
   計器。