JPH1114647A - 移動体用メータ装置 - Google Patents

移動体用メータ装置

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JPH1114647A
JPH1114647A JP17082797A JP17082797A JPH1114647A JP H1114647 A JPH1114647 A JP H1114647A JP 17082797 A JP17082797 A JP 17082797A JP 17082797 A JP17082797 A JP 17082797A JP H1114647 A JPH1114647 A JP H1114647A
Authority
JP
Japan
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speed
display
signal
vehicle
engine
Prior art date
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Pending
Application number
JP17082797A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Yoneyama
雅也 米山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Seiki Co Ltd filed Critical Nippon Seiki Co Ltd
Priority to JP17082797A priority Critical patent/JPH1114647A/ja
Publication of JPH1114647A publication Critical patent/JPH1114647A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 停車時や低速走行時における望ましい表示動
作と高速走行時における望ましい表示動作とを両立させ
ることができる移動体用メータ装置を提供する。 【解決手段】 エンジンのクランク軸と同軸にて回転す
る回転体1の回転情報を検出するこの回転センサ2から
の出力信号に応じて制御部4がエンジン回転数を表示部
6で表示させる。制御部4は現在の走行状態に応じて、
表示部6における表示の応答性を、車両の走行速度が遅
い場合は高く逆に走行速度が速い場合には低くなるよう
に表示の更新が行われるようプログラムされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、四輪車,二輪車,
スノーモービル,ボート等に搭載される内燃機関の回転
数を表示するタコメータ、或は、同スピードメータ等の
物理量を表示する移動体用メータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、オートバイのエンジンの調子を
測定することを目的として、停車時にエンジンを急激に
高速回転させる場合がある。斯かる場合においては、エ
ンジン回転数(物理量)を表示するタコメータは、エン
ジンの回転数を大きな時間遅れなく表示することが望ま
れる。これを実現する手段としては、センサからのエン
ジン回転数に応じた測定信号を演算処理して表示信号と
した後これを表示部へ瞬時に送ることが必要であり、応
答性を高く設定することとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このま
まで走行すると、エンジンの小さな変化までもが表示部
で表示されることとなり、いわゆる「表示のちらつき」
を生じて運転者に違和感を与えることとなる。一般に、
斯かる表示のちらつきを防ぐため、移動体用メータ装置
においては、表示特性にヒステリシスを持たせ、測定信
号の所定範囲の変動に対しては表示更新しない工夫がな
されているが、応答性を高くした場合には、前記ヒステ
リシスが十分機能しないこととなり、やはり表示のちら
つきを生じることになる。
【0004】また、走行速度を表示するスピードメータ
においては、低速走行時と高速走行時とでは、測定信号
の発生の割合が前者に比べて後者では小さい。このた
め、表示信号の応答性を低速走行に合わせて高めに設定
した場合には、高速走行において「表示のちらつき」を
生じることがあり、逆に、高速走行に合わせて低めに設
定した場合には、低速走行において多く生じる速度変化
に対応することができなくなる。
【0005】このように、従来の移動体用メータ装置で
は、停車時や低速走行時における望ましい表示動作と高
速走行時における望ましい表示動作とを両立させること
ができなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明は、移動体の物理量を表示するものであって、
前記移動体の走行速度が遅い場合は高い応答性にて、逆
に走行速度が速い場合には低い応答性にて、前記表示の
更新が行われるものである。
【0007】また、本発明は、前記物理量がエンジン回
転数又は走行速度であるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】タコメータは、エンジンのクラン
ク軸と同軸にて回転する回転体1の回転情報を検出する
電磁ピックアップ等の回転センサ2、この回転センサ2
からの出力信号を入力信号に変換する波形整形回路3、
この入力信号に応じて種々の演算及び制御を行うマイク
ロコンピュータ等の制御部4、この制御部4からの出力
信号から後述する表示部において所定の表示を行わせる
ための駆動信号を出力する駆動回路5、この駆動回路5
からの駆動信号に応じてエンジン回転数を表示する表示
部6、を有する。
【0009】また、スピードメータは、トランスミッシ
ョンの内部に、スピードメータ駆動用のギヤを設けると
共に磁石回転用のギヤ7を設け、この磁石の回転を検出
して車速パルス信号を得る速度センサ8を設け、この速
度センサ8からの速度信号は、波形整形回路9を経るこ
とで波形整形され、ギヤ7の歯車と同じ数で、かつ、ギ
ヤ7のパルス信号が発生し、ギヤ7の回転に比例した周
期を有する。そして、サンプリング回路10によりデジ
タル値に変換され、この後、演算回路11により所定デ
ューティの車速パルス信号が出力され、駆動回路12で
F/V変換等の処理がなされ、これに応じて表示部13
が走行速度を表示する。
【0010】タコメータにおける制御部4にスピードメ
ータにおける波形整形回路9を経たパルス信号或は車速
パルス信号を入力して常時監視することにより、現在の
走行状態を検出し、この走行状態に応じて、制御部4
は、表示部6における表示の応答性を、車両の走行速度
が遅い場合は高い応答性にて、逆に走行速度が速い場合
には低い応答性にて、表示部6の表示の更新が行われる
ようプログラムされている。
【0011】斯かる構成により、停車時や低速走行時に
おける望ましい表示動作と高速走行時における望ましい
表示動作とを両立させることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の移動体用メータ装置を、添付
図面に記載した車両(四輪車)のエンジン(内燃機関)
の回転数(物理量)を表示するタコメータである実施例
に基づき説明する。
【0013】図1は、本発明のタコメータの構成のブロ
ック図であり、図示しないエンジンのクランク軸と同軸
にて回転する回転体1の回転情報を検出する電磁ピック
アップ等の回転センサ2、この回転センサ2からの出力
信号を入力信号に変換する波形整形回路3、この入力信
号に応じて種々の演算及び制御を行うマイクロコンピュ
ータ等の制御部4、この制御部4からの出力信号から後
述する表示部において所定の表示を行わせるための駆動
信号を出力する駆動回路5、この駆動回路5からの駆動
信号に応じてエンジン回転数をデジタル数字,指針の振
れ角或はバーグラフの長さ等の所定の方式にて表示する
表示部6、とから構成されている。
【0014】斯かる構成において、制御部4は、回転体
1のクランク角を検出する回転センサ2より発生する回
転信号(測定信号)を波形整形回路3で整形した波形の
入力信号と同期して割込みプログラムを実行することで
入力信号の時間を算出し、前記クランク毎の時間をエン
ジン1回転分を積算してエンジン1回転の時間を求め、
この時間から駆動回路5は所定の大きさとパルス幅を持
つ回転パルス信号(表示信号)を出力する。この回転パ
ルス信号のパルス幅は、前記クランク角に応じて定まる
もので、すなわち回転パルス信号のデューティはエンジ
ン回転数に比例するものとなり、これに応じて表示部6
がエンジン回転数を表示する。
【0015】ところで、車両には、スピードメータが備
えられている。その構成は、例えば、図示しないトラン
スミッションの内部に、スピードメータ駆動用のギヤを
設けると共に磁石回転用のギヤ7を設け、この磁石の回
転を検出して車速パルス信号を得る速度センサ8を設
け、この速度センサ8からの速度信号は、波形整形回路
9を経ることで波形整形され、ギヤ7の歯車と同じ数
で、かつ、ギヤ7のパルス信号が発生し、ギヤ7の回転
に比例した周期を有する。そして、サンプリング回路1
0によりデジタル値に変換され、この後、演算回路11
により所定デューティの車速パルス信号が出力され、駆
動回路12でF/V変換等の処理がなされ、これに応じ
て表示部13が走行速度を表示するものである。
【0016】なお、タコメータにおける波形整形回路3
及び制御部4と、スピードメータにおける波形整形回路
9,サンプリング回路10及び演算回路11とは、一体
化したマイクロコンピュータにてワンチップ化すること
もできる。
【0017】本発明では、タコメータにおける制御部4
にスピードメータにおける波形整形回路9を経たパルス
信号或は車速パルス信号を入力して常時監視することに
より、現在の走行状態を検出し、この走行状態に応じ
て、制御部4は、表示部6における表示の応答性を予め
定められた特性とするようにプログラムされている。
【0018】すなわち、車両の走行速度が遅い場合は応
答性を高く、逆に走行速度が速い場合には応答性を低く
するように、制御部4は働く。
【0019】このような応答性のパターンとしては、図
2(a)で示すような段階的に変化するもの、或は、同
図(b)で示すような連続的に変化するもの等の任意に
設定できる。
【0020】斯かる構成により、停車時や低速走行時に
おける望ましい表示動作と高速走行時における望ましい
表示動作とを両立させることができる。
【0021】なお、本発明は、前記実施例に記載したタ
コメータに限らず、物理量として車両の走行速度を表示
するスピードメータにおいても同様に適用することがで
きることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、表示部の表示は、車両
の走行速度が遅い場合は高い応答性にて、逆に走行速度
が速い場合には低い応答性にて行われるため、停車時や
低速走行時における望ましい表示動作と高速走行時にお
ける望ましい表示動作とを両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例のブロック図。
【図2】 同上実施例の応答性の特性図。
【符号の説明】
1 回転体 2 回転センサ 3 波形整形回路 4 制御部 5 駆動回路 6 表示部 7 速度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の物理量を表示するものであっ
    て、前記移動体の走行速度が遅い場合は高い応答性に
    て、逆に走行速度が速い場合には低い応答性にて、前記
    表示の更新が行われることを特徴とする移動体用メータ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記物理量がエンジン回転数又は走行速
    度であることを特徴とする移動体用メータ装置。
JP17082797A 1997-06-27 1997-06-27 移動体用メータ装置 Pending JPH1114647A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17082797A JPH1114647A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 移動体用メータ装置

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JP17082797A JPH1114647A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 移動体用メータ装置

Publications (1)

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JPH1114647A true JPH1114647A (ja) 1999-01-22

Family

ID=15912073

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JP17082797A Pending JPH1114647A (ja) 1997-06-27 1997-06-27 移動体用メータ装置

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JP (1) JPH1114647A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005265707A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Honda Motor Co Ltd 車両用メータ装置
JP2012025227A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Nissan Motor Co Ltd 車両の制御装置
US10821892B2 (en) 2017-02-23 2020-11-03 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Notification device for mobile unit

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JP4509614B2 (ja) * 2004-03-19 2010-07-21 本田技研工業株式会社 車両用メータ装置
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