JPH0540883U - メータ駆動回路 - Google Patents

メータ駆動回路

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JPH0540883U
JPH0540883U JP9074191U JP9074191U JPH0540883U JP H0540883 U JPH0540883 U JP H0540883U JP 9074191 U JP9074191 U JP 9074191U JP 9074191 U JP9074191 U JP 9074191U JP H0540883 U JPH0540883 U JP H0540883U
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circuit
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pulse
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voltage
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JP9074191U
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茂 萩原
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低域でのメータ指針の揺動が生じないメータ
駆動回路の提供を目的とする。 【構成】 被測定部の回転数に応じた周波数の信号を発
生する速度センサ4と該信号の波形を整形する入力回路
1とからなるパルス発生回路11を設ける。該パルス発
生回路からのパルス信号を受け、パルス周波数に略反比
例した電圧を出力する周波数・電圧変換回路12を設け
る。更に、パルス周波数が所定値以下のときに、パルス
周波数を零として出力するように周波数・電圧変換回路
を制御する制御回路13を設けて、該周波数・電圧変換
回路12の出力電圧に応じて駆動部3によりムーブメン
トを駆動するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、メータ駆動回路に係り、詳しくは被測定部の回転により発生するパ ルス信号を受け、パルス周波数に応じた発生電圧によりムーブメントを駆動する メータ駆動回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、メータ駆動回路、例えば車両等の速度を表示するとともにその運行状態 を記録するタコグラフ等の駆動回路は、図4に示すように、入力回路1、周波数 ・電圧変換回路(以下、F/V変換回路という。)2、差動増幅器3等から構成 されており、車両の走行に伴い回転する被測定部の近傍に配置された速度センサ 4から被測定部の回転数に応じた周波数の信号が該入力回路1に入力されると、 該入力回路1によって矩形状のパルス信号に波形整形される。該入力回路1によ って整形されたパルス信号はF/V変換回路2に入力され、該F/V変換回路2 によって入力したパルス信号のパルス周波数に略反比例したDC電圧として出力 される。
【0003】 該F/V変換回路2の一例として、図5に示すように、C2 MOSで構成する 単安定マルチバイブレータ2aと、C0 とR0 とで構成する積分回路2bとを備 えたものがあり、該マルチバイブレータ2aの入力端子Aに前記入力回路1から 、図6の(イ)に示すような波形整形されたパルス信号が入力すると、端子T1 ,T2 ,B間に接続されたC1 とR1 とで決定される図6の(ロ)に示すような 一定幅のパルスが端子Qより出力する。該出力パルスは次にインバータ回路2c に入力されて波形を逆にされた後、前記積分回路2bに入力され積分されて図6 の(ハ)で示す波形となる。このように、該F/V変換回路2は入力したパルス 信号のパルス周波数に略反比例したDC電圧を出力する。
【0004】 該F/V変換回路2の出力は、図4に示すように、差動増幅回路3の入力端子 の一方3aに入力される。また、該差動増幅回路3の出力端子3cにはDCモー タ6が接続されており、該DCモータ6には指示記録機構7が結合されている。 また、該DCモータ6には、その回動位置に応じた電圧を出力するポテンショメ ータ5も結合されており、該ポテンショメータ5の出力は前記差動増幅回路3の 入力端子の他方3bに入力される。
【0005】 この構成で、速度センサ4から、被測定部の回転数に応じた周波数の信号が入 力回路1に入力すると、F/V変換回路2からは該信号周波数に略反比例した大 きさのDC電圧が出力する。例えば、車両が停止しているときの周波数は0であ るので、F/V変換回路2の出力電圧は最大となり、反対に車両が最高速度のと きは出力電圧は最小となる。
【0006】 差動増幅回路3は、F/V変換回路2の出力電圧とポテンショメータ5からの 出力電圧との差を比較し、前者の電圧が大きいときにはDCモータ6を一方向( メータの指示値が低い方)に回動させる電圧を出力し、後者の電圧が大きいとき には逆方向(メータの指示値が高い方)に回動させる電圧を出力する。
【0007】 一方、ポテンショメータ5はDCモータ6の回動位置に応じた電圧を出力する ので、DCモータ6は上記2つの電圧が一致して作動増幅器3よりモータ6駆動 用の電圧が出力されない位置まで回動する。したがって、DCモータ6の回動位 置は速度センサ4からの信号周波数に対応することになり、これにより車両の速 度が指示されるとともに、図示せぬ時計機構の作動により時間とともに車両速度 等の動作状態が記録されることになる。
【0008】 ところが、上記回路では、F/V変換回路2で積分された出力電圧のリップル 分は出力電圧に比例した大きさで現れるので、図6の(ハ)で示すように、車速 が遅いと出力電圧が高くなるのに伴いリップル分も大きくなり、メータの指示値 の低域での指針の揺動となって現れる。これを抑えるため、F/V変換回路2内 の積分回路2bの時定数τ(=C0 0 )を可能な範囲で増加させて、低域での 指針の揺動の防止を図っている。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、指針の揺動を防止するため積分回路2bの時定数τを増加する と、入力の変化に対して出力の応答性が悪くなり、例えば図7に示すように、速 度が0Km/hとなっていく減速状態で指針が戻りの状態にあるとき、車速が表 示されない領域A(例えば数Km/h以下)にあるにもかかわらず、応答遅れの ため指針はまだ表示領域Bにあり、増加した時定数τでは補償出来ない領域Aで の低い周波数のリップル分が作用して指針に揺動が生じてしまう。この場合に、 時定数τを更に増加するとメータの高域での指示の応答遅れが顕著になり正確さ を欠くものとなる。
【0010】 本考案は、低域でのメータ指針の揺動が生じないメータ駆動回路の提供を目的 とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案に係るメータ駆動回路は、被測定部の回転数に応じた周波数のパルスを 発生するパルス発生回路と、該パルス発生回路からのパルス信号を受け、パルス 周波数に略反比例した電圧を出力する周波数・電圧変換回路と、前記パルス周波 数が所定値以下のときに、パルス周波数を零として出力するように前記周波数・ 電圧変換回路を制御する制御回路と、前記周波数・電圧変換回路の出力電圧に応 じてムーブメントを駆動する駆動部とを備えたことを特徴としている。
【0012】
【作用】
上述構成に基づき、被測定部が回転すると、回転数に応じた周波数のパルスが パルス発生回路から出力される。該パルス発生回路からのパルス信号を受けて周 波数・電圧変換回路はパルス周波数に略反比例した電圧を出力する。該出力を受 けて駆動部はムーブメントを出力電圧に応じた位置まで駆動する。該ムーブメン トは、出力電圧が大きいときは低い指示値を示し、出力電圧が小さいときは高い 指示値を示すことになる。そして、パルス発生回路からの出力パルスの周波数が 所定値よりも低いときは、制御回路が周波数・電圧変換回路の入力パルスの周波 数を零であるように制御するため、回転数が低域に戻るときスムースに戻る。
【0013】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の実施例について説明する。なお、従来の技術のと ころで示したものと同一の回路には同一符号を付し説明を省略する。
【0014】 図1には、本考案に係るメータ駆動回路の一実施例が示されている。符号11 で示す回路は、回転する被測定部の近傍に配置された速度センサ4と、該センサ 4が検出した被測定部の回転数に応じた周波数の信号を矩形状のパルス信号に波 形整形する入力回路1とで構成するパルス発生回路である。該パルス発生回路1 1で発生したパルス信号はF/V変換回路12に入力される。本考案に係るメー タ駆動回路が従来のものと異なるところはF/V変換回路12の回路構成と、該 F/V変換回路12を制御する制御回路13を設けたことにある。
【0015】 制御回路13は、図2に示すように、C2 MOSからなるIC回路13aを構 成要素とする。端子Aには前記パルス発生回路11の出力を供給し、端子Bはア ースする。端子T1 ,T2 間にはコンデンサC2 を、端子T2 ,CD 間には抵抗 R2 を接続するとともに端子CD には電源VCCを供給し、端子T1 をアースする 。このように構成すると、端子Aへ図3の(イ)で示すの入力パルスがあると、 図3の(ロ)で示すように、入力パルスの立下がりのときにR2 2 の時定数で 定まる幅のパルスが出力端子Qに発生する。この場合、R2 2 の値を所定値に 設定すれば、入力パルスの周波数がある所定値より高いと出力パルスはその間中 断続せずオン状態が連続する。
【0016】 一方、F/V変換回路12内の単安定マルチバイブレータ2aは、図2に示す ように、従来用いているものと同じC2 MOSで構成し、端子CD に制御回路1 3のIC回路13aの端子Qの出力を供給する。該単安定マルチバイブレータ2 aは端子CD がHレベルのときのみ単安定マルチバイブレータとして作動するた め、入力端子Aに図3の(イ)で示した入力パルスがあり、かつ端子CD に図3 の(ロ)で示す入力が有ると、端子Qに図3の(ハ)で示すような波形が出力す る。すなわち、制御回路13のR2 ,C2 の値を適切に選ぶことによって、ある 速度(周波数)以上のときはそのままパルスを出力し、それ未満の速度ときは出 力しないようにすることができる。
【0017】 この速度を、前述したメータで表示されない領域Aの最高値(例えば数Km/ h)に設定すれば、領域A内でのF/V変換回路12の出力は最大値となり、該 出力は差動増幅器で構成される駆動部3に入力されるため、メータ指針の戻りの 状態での領域Aによるリップル分の影響がなく指針の揺動は生じない。なお、本 実施例では制御回路13のC2 MOSで構成するマルチバイブレータ用のIC回 路13aを用いているが、該制御回路13をヒステリシスを持つ回路で構成して もよい。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によると、制御回路を設けて被測定部の回転によ るパルス周波数が所定値以下の低速域のときに、パルス周波数を零として出力す るように前記周波数・電圧変換回路を制御したので、揺動が発生する低速域での メータ指針の揺動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例のメータ駆動回路のブロック図で
ある。
【図2】図1で示すブロック図の部分的な詳細図であ
る。
【図3】周波数・電圧変換回路の入出力パルス波形のタ
イミングチャートである。
【図4】従来のメータ駆動回路のブロック図である。
【図5】図4で示すブロック図の部分的な詳細図であ
る。
【図6】従来の周波数・電圧変換回路の入出力パルス波
形のタイミングチャートである。
【図7】指針の揺動を説明するためのメータの正面図で
ある。
【符号の説明】
1 入力回路 2,12 周波数・電圧変換回路 3 差動増幅器(駆動部) 4 速度センサ 6 DCモータ(ムーブメント) 11 パルス発生回路 13 制御回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定部の回転数に応じた周波数のパル
    スを発生するパルス発生回路と、 該パルス発生回路からのパルス信号を受け、パルス周波
    数に略反比例した電圧を出力する周波数・電圧変換回路
    と、 前記パルス周波数が所定値以下のときに、パルス周波数
    を零として出力するように前記周波数・電圧変換回路を
    制御する制御回路と、 前記周波数・電圧変換回路の出力電圧に応じてムーブメ
    ントを駆動する駆動部とを備えたことを特徴とするメー
    タ駆動回路。
JP9074191U 1991-11-06 1991-11-06 メータ駆動回路 Withdrawn JPH0540883U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107907704A (zh) * 2017-12-14 2018-04-13 杭州百隆电子有限公司 转速测量驱动电路和方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107907704A (zh) * 2017-12-14 2018-04-13 杭州百隆电子有限公司 转速测量驱动电路和方法
CN107907704B (zh) * 2017-12-14 2024-02-02 杭州百隆电子有限公司 转速测量驱动电路和方法

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