JP2732402B2 - モータの異常回転検出装置 - Google Patents
モータの異常回転検出装置Info
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- JP2732402B2 JP2732402B2 JP63259370A JP25937088A JP2732402B2 JP 2732402 B2 JP2732402 B2 JP 2732402B2 JP 63259370 A JP63259370 A JP 63259370A JP 25937088 A JP25937088 A JP 25937088A JP 2732402 B2 JP2732402 B2 JP 2732402B2
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- Japan
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- circuit
- motor
- output
- voltage
- abnormal rotation
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- Control Of Electric Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はモータの異常回転検出装置に関するものであ
る。
る。
(従来技術) 従来より実施されているモータの異常回転検出装置は
第3図に示すように、モータMの回転子軸に速度を検出
する周波数発電機PGを接続し、PGの出力を波形整形回路
1で矩形波に変換し、その出力をF/V変換回路2を介し
てモータMの速度に比例した直流電圧に変換し、この直
流電圧を比較回路3で基準値と比較し、この比較結果を
出力回路4を介して出力信号として他の制御回路に送る
ように構成されている。
第3図に示すように、モータMの回転子軸に速度を検出
する周波数発電機PGを接続し、PGの出力を波形整形回路
1で矩形波に変換し、その出力をF/V変換回路2を介し
てモータMの速度に比例した直流電圧に変換し、この直
流電圧を比較回路3で基準値と比較し、この比較結果を
出力回路4を介して出力信号として他の制御回路に送る
ように構成されている。
第4図は従来装置の回路図を示し、Uは夫々オペアン
プ、Qは夫々トランジスタ、Dはダイオード、Cは夫々
コンデンサ、Rは夫々抵抗器である。
プ、Qは夫々トランジスタ、Dはダイオード、Cは夫々
コンデンサ、Rは夫々抵抗器である。
(発明が解決しようとする課題) 然しながら第3図に示した従来技術における検出装置
では第4図に示すように波形整形回路1、比較回路3に
高価なオペアンプUを使用しなければならずコストが高
いという問題かあった。
では第4図に示すように波形整形回路1、比較回路3に
高価なオペアンプUを使用しなければならずコストが高
いという問題かあった。
(課題を解決するための手段) 本発明のモータの異常回転検出装置はモータの速度を
検出する周波数発電機の出力を波形整形回路で、その繰
り返し周波数が前記周波数発電機の周波数と同じで、一
定幅を有するパルス信号に変換し、該パルス信号をF/V
変換回路を介してモータの速度に比例した電圧に変換
し、該電圧を基準電圧と比較回路で比較して出力を得る
ようにしたモータの異常回転検出装置において、前記波
形整形回路を2個のNOT回路により構成し、前記F/V変換
回路を1個のNOT回路とNOR回路と抵抗とコンデンサによ
る移相回路と、この移相回路よりの出力より第1のトラ
ンジスタと抵抗とコンデンサにより一定幅のパルスを発
生する回路と、平滑回路とにより構成し、前記比較回路
をNOT回路と第2のトランジスタとにより構成したこと
を特徴とする。
検出する周波数発電機の出力を波形整形回路で、その繰
り返し周波数が前記周波数発電機の周波数と同じで、一
定幅を有するパルス信号に変換し、該パルス信号をF/V
変換回路を介してモータの速度に比例した電圧に変換
し、該電圧を基準電圧と比較回路で比較して出力を得る
ようにしたモータの異常回転検出装置において、前記波
形整形回路を2個のNOT回路により構成し、前記F/V変換
回路を1個のNOT回路とNOR回路と抵抗とコンデンサによ
る移相回路と、この移相回路よりの出力より第1のトラ
ンジスタと抵抗とコンデンサにより一定幅のパルスを発
生する回路と、平滑回路とにより構成し、前記比較回路
をNOT回路と第2のトランジスタとにより構成したこと
を特徴とする。
(実施例) 本発明においては第1図に示すように波形整形回路1
を2個のNOT回路5、6とにより構成し、F/V変換回路を
1個のNOT回路7とNOR回路8と抵抗とコンデンサより成
る移相回路と、この移相回路よりの出力を第1のトラン
ジスタ9と、該第1のトランジスタ9により制御される
抵抗R2とコンデンサC1とより成り第2図に示す周波数発
電機PGからの疑似正弦波VPGに対応して前記波形整形回
路1から得られるパルス信号Vfの立ち下がりでトリガさ
れ一定パルス幅tmの出力信号Vmを生ずるパルス発生回路
と、この出力信号を平滑する抵抗とコンデンサとより成
るローパスフィルタ10とにより構成する。
を2個のNOT回路5、6とにより構成し、F/V変換回路を
1個のNOT回路7とNOR回路8と抵抗とコンデンサより成
る移相回路と、この移相回路よりの出力を第1のトラン
ジスタ9と、該第1のトランジスタ9により制御される
抵抗R2とコンデンサC1とより成り第2図に示す周波数発
電機PGからの疑似正弦波VPGに対応して前記波形整形回
路1から得られるパルス信号Vfの立ち下がりでトリガさ
れ一定パルス幅tmの出力信号Vmを生ずるパルス発生回路
と、この出力信号を平滑する抵抗とコンデンサとより成
るローパスフィルタ10とにより構成する。
又比較回路3はNOT回路11と抵抗R4、R6と第2のトラ
ンジスタ12とにより構成する。
ンジスタ12とにより構成する。
ローパスフィルタ10により平滑された電圧Vnは前記F/
V変換回路2に入力されるパルス信号の周波数fmと、F/V
変換回路2の出力信号Vmのパルス幅tmに比例する。
V変換回路2に入力されるパルス信号の周波数fmと、F/V
変換回路2の出力信号Vmのパルス幅tmに比例する。
モータMの回転数Nと前記周波数fmの関係は式(1)
で表され、前記パルス幅tmは式(2)で表される。又前
記平滑後の電圧Vnの理想平滑値EVnとtmの関係は式
(3)で表される。
で表され、前記パルス幅tmは式(2)で表される。又前
記平滑後の電圧Vnの理想平滑値EVnとtmの関係は式
(3)で表される。
fm=N・P/60 〔Hz〕 (1) (P:モータ1回転につきパルスジェネレータが出力する
パルス数) tm≒0.7・C1・(R1+R2)〔sec〕 (2) EVn=Vcc・tm・fm ≒0.7・C1・Vcc・N・P/60・(R1+R2) 〔V〕
(3) 尚理想平滑値EVnと基準値を比較回路3で比較した場
合、実際には理想平滑値EVnはリップル分を含むためEVn
が基準値と同電位となる状態で出力の論理が一定しない
現象が発生する。従って、EVnが低電圧から高電圧、高
電圧から低電圧と、夫々変化した場合で、出力の論理が
反転する電圧を変え、不感帯を設けることにより、その
現象を発生させないようにする。比較回路3の出力論理
が、“H"から“L"に変化する基準電圧をEt1、“L"から
“H"に変化する基準電圧をEthとすれば、Et1は式
(4)、Ethは式(5)で表される。
パルス数) tm≒0.7・C1・(R1+R2)〔sec〕 (2) EVn=Vcc・tm・fm ≒0.7・C1・Vcc・N・P/60・(R1+R2) 〔V〕
(3) 尚理想平滑値EVnと基準値を比較回路3で比較した場
合、実際には理想平滑値EVnはリップル分を含むためEVn
が基準値と同電位となる状態で出力の論理が一定しない
現象が発生する。従って、EVnが低電圧から高電圧、高
電圧から低電圧と、夫々変化した場合で、出力の論理が
反転する電圧を変え、不感帯を設けることにより、その
現象を発生させないようにする。比較回路3の出力論理
が、“H"から“L"に変化する基準電圧をEt1、“L"から
“H"に変化する基準電圧をEthとすれば、Et1は式
(4)、Ethは式(5)で表される。
Et1=(R3+R4+R6)/(R3+R4)・ {Vth−R6・Vcc/(R3+R4+R6)} (4) Eth=Vth・(R4+R6)/R4 (5) (但し、Vth=Vcc/2とする。) (発明の効果) 上記のように、本発明のモータの異常回転検出装置に
よれば高価なオペアンプを使用することなく安価に装置
を構成できる利点がある。
よれば高価なオペアンプを使用することなく安価に装置
を構成できる利点がある。
第1図は本発明のモータの異常回転検出装置の回路図、
第2図はその各部の波形を示す線図、第3図は従来のモ
ータの異常回転検出装置のブロック図、第4図はその回
路図である。 1……波形整形回路、2……F/V変換回路、3……比較
回路、4……出力回路、5,6,7,11……NOT回路、8……N
OR回路、9,12……トランジスタ、10……ローパスフィル
タ、M……モータ、PG……周波数発電機、U……オペア
ンプ、Q……トランジスタ、D……ダイオード、C,C1,C
2,C3……コンデンサ、R,R1,R2,R3,R4,R6……抵抗器。
第2図はその各部の波形を示す線図、第3図は従来のモ
ータの異常回転検出装置のブロック図、第4図はその回
路図である。 1……波形整形回路、2……F/V変換回路、3……比較
回路、4……出力回路、5,6,7,11……NOT回路、8……N
OR回路、9,12……トランジスタ、10……ローパスフィル
タ、M……モータ、PG……周波数発電機、U……オペア
ンプ、Q……トランジスタ、D……ダイオード、C,C1,C
2,C3……コンデンサ、R,R1,R2,R3,R4,R6……抵抗器。
Claims (1)
- 【請求項1】モータの速度を検出する周波数発電機の出
力を波形整形回路で、その繰り返し周波数が前記周波数
発電機の周波数と同じで、一定幅を有するパルス信号に
変換し、該パルス信号をF/V変換回路を介してモータの
速度に比例した電圧に変換し、該電圧を基準電圧と比較
回路で比較して出力を得るようにしたモータの異常回転
検出装置において、前記波形整形回路を2個のNOT回路
により構成し、前記F/V変換回路を1個のNOT回路とNOR
回路と抵抗とコンデンサによる移相回路と、この移相回
路よりの出力より第1のトランジスタと抵抗とコンデン
サにより一定幅のパルスを発生する回路と、平滑回路と
により構成し、前記比較回路をNOT回路と第2のトラン
ジスタとにより構成したことを特徴とするモータの異常
回転検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259370A JP2732402B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | モータの異常回転検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63259370A JP2732402B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | モータの異常回転検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02111277A JPH02111277A (ja) | 1990-04-24 |
JP2732402B2 true JP2732402B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=17333176
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63259370A Expired - Lifetime JP2732402B2 (ja) | 1988-10-17 | 1988-10-17 | モータの異常回転検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732402B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4202027B2 (ja) | 2002-02-06 | 2008-12-24 | エステー株式会社 | 車両用蒸散器 |
-
1988
- 1988-10-17 JP JP63259370A patent/JP2732402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02111277A (ja) | 1990-04-24 |
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