JP2864916B2 - 電子式オドメータシステム - Google Patents

電子式オドメータシステム

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JP2864916B2
JP2864916B2 JP34346592A JP34346592A JP2864916B2 JP 2864916 B2 JP2864916 B2 JP 2864916B2 JP 34346592 A JP34346592 A JP 34346592A JP 34346592 A JP34346592 A JP 34346592A JP 2864916 B2 JP2864916 B2 JP 2864916B2
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光男 川本
陽一 島津
繁明 田村
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Nippon Seiki Co Ltd
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に搭載して、車両
の積算走行距離を表示する電子式オドメータに他の車載
計器の制御データ並びにデータ処理機能を付加した電子
式オドメータシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子式オドメータは、車両の一定走行距
離毎にパルスを発生する車速センサを同時に距離センサ
としても使用し、このセンサからの入力パル数をカウン
ト積算して車両の走行距離を算出し、従前の積算走行距
離に順次加算して当該時の積算走行距離を適宜な表示器
で表示してなるものである。
【0003】前記の走行距離データは、消失しないよう
に所定走行距離毎に適宜な不揮発性メモリ例えばEEP
ROMに書き込んでおり、車両の走行開始時(イグニシ
ョンスイッチオン時)に不揮発性メモリに収納されてい
るデータを読み取り、これに基づいて積算走行距離の表
示を行っている。
【0004】またアナログ表示の速度計、エンジン回転
計等の駆動部は、汎用性を具備せしめた計器駆動用IC
を採用し、車速センサ、エンジン回転数センサの種別の
相違によるセンサしきい値及び分周比の相違、並びに文
字板の種別による指針振れ角の切り替え、更にはセンサ
入力の変化に対応する応答性の切り替え等の駆動部のデ
ータ設定は、ICに設けた選択ピンを回路基板上でGN
D/VDDに半田接続することで行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記の通り汎用性計器
駆動用ICを採用した場合には、その製造工程で、IC
ピンの接続(はんだ付け)作業を必要とし、煩雑な作業
を強いられると共に、接続ミスによる不良品の発生や、
接続の不十分による信頼性の低下という問題が生ずる。
更に車載計器の多用化に対応して当然設定データ用ピン
の数も増大し、設定作業のより以上の複雑化が生じ、当
然その高性能化にも限界がある。
【0006】また前記の汎用性計器駆動用ICは、各I
C毎に電源回路や分周回路等の同一回路を具備してお
り、各計器毎に計器駆動用ICを使用すると、同一回路
を多数組み込むことになり、不経済でもある。
【0007】そこで本発明は電子式オドメータが、不揮
発性メモリと、このメモリデータの読み出しをなす制御
部を具備していることに着目し、電子式オドメータに更
に他の車載計器の設定データ等組み入れ、全体をシステ
ム化することを提案したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子式オド
メータは、車両の一定走行距離毎にパルスを発生する距
離センサと、積算走行距離データが書き込まれる不揮発
性メモリと、不揮発性メモリのデータの読み出し及び前
記センサからの入力パルス数をカウントに基づいて最新
車両走行距離を算出すると共に適宜不揮発性メモリへの
データの書き替えをなす制御部と、最新の走行距離の表
示をなす表示器とを備えてなる電子式オドメータに於い
て、不揮発性メモリに他の車載計器用データ用エリアを
付設し、制御部に前記付設データエリアのデータ読み出
し並びに他の車載計器の駆動制御部へのデータ送り出し
の機能を付加してなることを特徴とするものである。
【0009】また前記の電子式オドメータシステムに於
いて、制御部を専用IC化したり、不揮発性メモリに他
の車載計器の駆動制御部の初期設定データを書き込んで
おき、当該他の計器の駆動制御部を前記設定データに基
づいて動作せしめることを特徴とするものである。
【0010】また本発明に係る電子式オドメータシステ
ムは、オドメータの不揮発性メモリに他の車載計器用デ
ータ用エリアを付設し、制御部に前記他の車載計器の駆
動制御部も付加して一体の専用IC化してなることを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】車両が所定の距離(単位走行距離)を走行し、
センサからのパルス信号が所定数カウントされると、単
位走行距離をメモリ部に書き込み、同時に表示器で最新
の走行距離を表示する。
【0012】また別置の他の計器の駆動制御部に汎用性
計器駆動用ICを採用している場合には、各組み込み計
器の種別に対応した設定データを不揮発性メモリに書き
込まれており、オドメータの制御部で、前記データの読
み出し並びに前記ICへの送り出しを行い、計器駆動制
御部は所定の設定データに基づいて各々のセンサ入力に
対応して指針指示をなすものである。
【0013】更にオドメータの制御部、他の計器の駆動
制御用ICを一体としてIC化を計ると、電源回路や分
周回路の無駄がなくなるものである。
【0014】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。 <第一実施例>図1に例示したのは第一実施例の簡便な
ブロック図で、この第一実施例に係る電子式オドメータ
システムは、オドメータ1と速度計2と、回転計3とで
構成され、オドメータ1は第一センサ部11、制御部1
2、メモリ部(不揮発性メモリ)13、表示器14から
構成され、第一センサ部11は、車両の一定走行距離毎
にパルスを発生する距離センサである。
【0015】制御部12はCPUその他で形成され、前
記センサ部11からのパルス信号をカウントして積算走
行距離を算出する距離演算手段121と、表示器14を
動作せしめる駆動部(ドライバ)122と、メモリ部1
3へのデータの書き込み、書き換え及び読み出し、駆動
部(ドライバ)122の制御、メモリ部13の読み出し
データの判別並びにデータ送出制御を行う制御手段12
3とで構成される。
【0016】メモリ部13は、EEPROMのような書
き換え可能な不揮発性メモリで形成したもので、積算走
行距離のデータを保持する走行距離用データエリア13
1と、速度計2や回転計3の種別に応じた設定データを
書き込んでなる各種データエリア132からなり、走行
距離の書き換え手法は適宜定めるものである。表示部1
4は適宜な表示器を具備したもので、ドライバ122か
らの出力を受けて、車両の積算走行距離を表示するもの
である。
【0017】速度計2は速度計駆動部(駆動制御部)2
1と速度表示計22からなり、駆動部21は従前の汎用
性計器駆動IC(例えば交叉コイル駆動回路)と基本的
に同一で、前記の各種データエリア132からの設定デ
ータと、第一センサ部11からの走行距離データ(時間
関数)に基づいて交叉コイル形計器である速度表示計2
2の指針指示制御を行うものである。
【0018】回転計3は、エンジンの回転に対応してパ
ルスを発生する第二センサ部31と、回転計駆動部(駆
動制御部)32と回転表示計32からなり、駆動部32
は前記の速度計と同様に、各種データエリア132から
の設定データと、第二センサ部31からの回転数に比例
したパルス信号に基づいて回転表示計33の指針指示制
御を行うものである。
【0019】而して車両のイグニションスイッチをオン
すると、制御部123はメモリ部3のデータを順次読み
出し、積算走行距離データは表示器14に表示し、各種
データ用エリア132の設定データは速度計駆動部21
と回転計駆動部32に送り出す。
【0020】オドメータ1の動作は従前の計器と同様に
所定の距離(単位走行距離)を走行し、第一センサ部1
1からのパルス信号が所定数カウントされると、制御部
12の距離演算手段(走行距離カウンタ)121で、従
前の積算走行距離に単位走行距離を加算して最新の積算
走行距離を求め、この最新の積算走行距離は同時にメモ
リ部13の積算走行距離データ用エリア131に所定の
アルゴリズムに基づいて書き込まれると共に、表示器1
4で最新の走行距離を表示する。
【0021】又速度計2及び回転計3の駆動用設定デー
タはそのアドレスによって認識され、前記認識時に制御
部123から速度計駆動部21等にデータイネーブル信
号を送出シ、データイネーブル信号を受領した速度計駆
動部21等は、当該データをパラレル変換してフィリッ
プフロップ回路等によって保持し、第一センサ部11及
び第二センサ部31からの信号を受けると保持した設定
データに基づいて所定の演算処理して速度表示計22及
び回転表示計33を駆動するものである。尚前記の制御
手段123からのデータ伝送手法にシリアルデータでの
データ伝送を説明したが、配線数が多くなるが、パラレ
ルデータで送出する手法を採用しても良い。
【0022】従って速度計駆動部(駆動制御部)21及
び回転計駆動部(駆動制御部)32は、汎用性を備えた
回路を採用したとしても、その計器種別に対応した初期
設定が、電子式オドメータが具備している不揮発性メモ
リ(メモリ部13)に書き込んでおくと、電子式オドメ
ータが具備しているメモリデータ読み出し機能で読み出
し、オドメータ以外の計器(速度計2,回転計3)の初
期設定が行われるもので、ICピンの半田接続を必要と
せずにオドメータ以外の計器の駆動制御部の設定が実現
できたものである。
【0023】勿論オドメータ以外の計器の種別、前記他
の計器の駆動部の構成(データ保持手段、計器表示部の
駆動手段並びにIC化等)は任意に定めることができる
ものである。
【0024】<第二実施例>図2は本発明の第二実施例
を示したもので、この第二実施例は第一実施例と同一の
構成であるが、オドメータ1の制御部12並びに他の計
器の駆動制御部21,32をIC化したものであり、そ
の作用は第一実施例と同様である。
【0025】<第三実施例>図3は本発明の第三実施例
を示したもので、この第三実施例は、第一実施例で示し
たオドメータ制御部12と速度計駆動部21とエンジン
回転計駆動部32を一個のICとしたもので、その作用
は前記した第一実施例と同様であるが、IC化により、
電源回路Aと分周回路Bを共用とすることができ、計器
システムの小型化並びに無駄を省く効果がある。また図
4,5は速度計のみを組み込んだ例と回転計のみを組み
込んだ例を示したものである。
【0026】
【発明の効果】本発明は、以上のように積算走行距離デ
ータを記録しておく不揮発性メモリを有する電子式オド
メータに於いて、不揮発性メモリ部に他の車載計器の駆
動制御用設定データを書き込んでおき、オドメータのメ
モリデータ読み出し手段で同データを読み出し、同設定
データ他の計器の駆動制御を行うシステムで、従来のオ
ドメータ以外の製造時にICピンの半田接続等で実施し
ていた初期設定を不揮発性メモリへのデータ書き込みと
したもので、電子式オドメータの有効利用と共に、他の
車載計器の製造作業を容易にしたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例の構成を示す簡便なブロッ
ク図
【図2】本発明の第二実施例の構成を示す簡便なブロッ
ク図
【図3】本発明の第三実施例の構成を示す簡便なブロッ
ク図
【図4】本発明の第四実施例の構成を示す簡便なブロッ
ク図
【図5】本発明の第五実施例の構成を示す簡便なブロッ
ク図
【符号の説明】
1 オドメータ 11 第一センサ部 12 オドメータ制御部 13 メモリ部 14 表示器 2 速度計 21 速度計駆動部 22 速度表示計 3 回転計 31 第二センサ部 32 回転計駆動部 33 回転表示計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田村 繁明 新潟県長岡市藤橋1丁目190番地1 日 本精機株式会社 アール・アンド・デ イ・センター内 (56)参考文献 特開 昭57−155696(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 22/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の一定走行距離毎にパルスを発生す
    る距離センサと、積算走行距離データが書き込まれる不
    揮発性メモリと、不揮発性メモリのデータの読み出し及
    び前記センサからの入力パルス数をカウントに基づいて
    最新車両走行距離を算出すると共に適宜不揮発性メモリ
    へのデータの書き替えをなす制御部と、最新の走行距離
    の表示をなす表示器とを備えてなる電子式オドメータに
    於いて、不揮発性メモリに他の車載計器用データ用エリ
    アを付設し、制御部に前記付設データエリアのデータ読
    み出し並びに他の車載計器の駆動制御部へのデータ送り
    出しの機能を付加してなることを特徴とする電子式オド
    メータシステム。
  2. 【請求項2】 請求項第1項記載の電子式オドメータシ
    ステムに於いて、制御部を専用IC化してなることを特
    徴とする電子式オドメータシステム。
  3. 【請求項3】 請求項第1項又は第2項記載の電子式オ
    ドメータシステムに於いて、他の車載計器用データを当
    該他の車載計器の駆動制御部の初期設定データとし、当
    該他の計器の駆動制御部を前記設定データに基づいて動
    作せしめることを特徴とする電子オドメータシステム。
  4. 【請求項4】 車両の一定走行距離毎にパルスを発生す
    る距離センサと、積算走行距離データが書き込まれる不
    揮発性メモリと、不揮発性メモリのデータの読み出し及
    び前記センサからの入力パルス数をカウントに基づいて
    最新車両走行距離を算出すると共に適宜不揮発性メモリ
    へのデータの書き替えをなす制御部と、最新の走行距離
    の表示をなす表示器とを備えてなる電子式オドメータに
    於いて、不揮発性メモリに他の車載計器用データ用エリ
    アを付設し、制御部に前記他の車載計器の駆動制御部も
    付加して一体の専用IC化してなることを特徴とする電
    子式オドメータシステム。
JP34346592A 1992-11-30 1992-11-30 電子式オドメータシステム Expired - Lifetime JP2864916B2 (ja)

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JPH06167349A JPH06167349A (ja) 1994-06-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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