JPS6229925Y2 - - Google Patents

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JPS6229925Y2
JPS6229925Y2 JP1980145926U JP14592680U JPS6229925Y2 JP S6229925 Y2 JPS6229925 Y2 JP S6229925Y2 JP 1980145926 U JP1980145926 U JP 1980145926U JP 14592680 U JP14592680 U JP 14592680U JP S6229925 Y2 JPS6229925 Y2 JP S6229925Y2
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motor
counter
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JP1980145926U
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は特に車輌用の走行距離積算計に関する
もので、一定走行距離毎に発生される反復パルス
を計数し、該計数値により数字車に連結する直流
モータを回転制御するための駆動回路に関するも
のである。
従来より、車輌用の走行距離積算計は、速度計
用の伝達ケーブルの回転をウオームギヤ等の減速
機構を介して、整列する多桁の数字車に伝え、速
度計の文字板に切欠いた通し窓から視認できるよ
うに構成されている。
ところで、上記伝達ケーブルによる駆動方法で
はケーブルのさびつきやねじれ等によつて針振れ
等の指示不良が生じやすく、長期にわたる連続使
用に際しては、その耐久性に問題があり、また上
記さびつきは接触雑音の原因ともなり、運転者に
不快感を与えることになる。
近年、車輌用の種々計器類は、上記伝達ケーブ
ルを使用しない電気的な遠隔指示方式に移行する
傾向にあり、これは上述した指示不良や雑音等の
防止あるいは耐久性の向上を目的とし、更には美
観を呈する視認性の良好なダツシユボードを指向
する上で、各計器の配置に制約を与えない互換性
を有する機構としての要素も含むものである。
このような電子化傾向の一環として、走行距離
積算計も速度計に内在した機構から、独立した駆
動表示機構に移行しており、たとえばステツプモ
ータによる数字車の駆動方式は従来の数字車機構
を適用して高価なメモリ素子を用いることなく比
較的安価に提供できるものであり、純電子式計器
への1ステツプとして実用価値の高いものとなつ
ている。
しかしながら、上記ステツプモータによる駆動
方式は、その構成上かなりの大型モータを使用せ
ねばならず、計器の小型化指向に反する傾向にあ
る。
すなわち、ステツプモータの回転軸に複数歯車
からなる減速機構を連結し、これにより数字車を
減速駆動するよう構成してあり、上記減速機構を
含む機械的表示装置を円滑に回転せしめるために
はある程度の回転トルクが必要で、ステツプモー
タの大型化を余儀なくされ、積算計の照明にも影
響を与えるとともに、配設位置の制約と、減速機
構の複雑化を伴い高価なものとなつてしまう。
本考案は、小型にして回転トルクの大きい直流
モータを数字車を含む積算機構の駆動源として連
結することにより、精度の高い安価な積算計を提
供することを目的とする。
以下、添付図面に基づいて本考案の実施例を詳
述する。
第1図、第2図は本考案になる直流モータ式積
算計の駆動回路と表示機構の一実施例を示すもの
で、車輪の回転部材(たとえば車軸)と連動する
円板1の周縁に光透過孔2を複数個形成し、該透
過孔2の通過位置にフオトセンサ3を設置して回
転検出部4を構成するとともに、該回転検出部4
から出力される一定走行距離毎の反復パルスを整
形回路5にて波形整形し、これを第1のカウンタ
6にて計数するよう結線する。上記カウンタ6に
おいては所定走行距離に相当する計数値に達した
際にキヤリー信号を出力し、ORゲート7を通し
て電圧供給部9とともにモータ制御回路を構成す
るフリツプフロツプ回路8に印加されるようにし
てある。フリツプフロツプ回路8は、上記カウン
タ6からの信号により一安定点にセツトされる
が、このときのセツト条件は上記電圧供給部9を
作動すべき信号状態に設定される。また、電圧供
給部9は、トランジスタ10,11からなり、直
流モータ12に上記フリツプフロツプ回路8が他
の安定点に反転するまで電圧供給する。上記直流
モータ12のプラス端子には該モータ12の回転
数を検出して、これに比例した反復パルスを出力
する回転検出回路13が接続され、上記モータ1
2の回転に伴う端子電圧変化をコンパレータ14
で検出し、第2のカウンタ15にパルス供給す
る。第2のカウンタ15は上記モータ制御回路へ
のリセツト信号を出力するものであり、直流モー
タ12の回転数に相応したパルス信号を計数し、
所定計数値に達したとき上記フリツプフロツプ回
路8を他の安定点に反転すべくキヤリー信号を出
力するよう設定されるが、上記所定計数値は図示
しない数字車を第1のカウンタ6で計数する一定
走行距離に対応した移動量だけ回転せしめるモー
タ12の回転数に相当する。
ここで、上記直流モータ12により駆動される
表示機構は第2図に示すように従来の積算計機構
と同様のウオーム軸16に直流モータ12の回転
軸を連結して、数字車17を走行距離に応じて回
転するように構成してある。
いま、車輌の走行とともに、円板1が回転する
と、光透過孔2によりフオトセンサ3が連続動作
し、回転検出部4から、車速に比例したパルス信
号が発生し、第1のカウンタ6にて計数される。
車輌が所定距離AKm走行し、カウンタ6の計数値
がこれに相応した値Nに達するとカウンタ6から
キヤリー信号が出力され、ORゲート7を通して
モータ制御回路を構成するフリツプフロツプ回路
8に印加される。このため、フリツプフロツプ回
路8の出力QがLowレベルに反転し、電圧供給部
9のトランジスタ10,11を遮断、導通させ、
直流モータ12に電圧を供給すべく作動する。こ
れにより、上記直流モータ12が回転し、第2図
に示す減速機構16を介して数字車17を正転さ
せる。このとき、直流モータ12の回転に伴つて
端子電圧が変動するが、この回転に比例した電圧
変化を回転検出回路13にて検出し、コンパレー
タ14からの回転数に比例したパルス信号を第2
のカウンタ15にて計数する。
いま、数字車17の表示値を車輌の走行距離A
Kmに相当する分だけ進めるに要する直流モータ1
2の回転数をnとし、これに伴つて発生するパル
ス信号の数をanとすれば、上記第2のカウンタ
15の計数値がanに達したときにモータ駆動回
路のリセツト信号としてのキヤリー信号を出力す
るよう構成することにより、直流モータ12への
電圧供給を上記走行距離AKmに相当する分回転せ
しめてから停止することができる。
すなわち、直流モータ12の回転による数字車
17の回転量が走行距離AKmに相当する表示値を
呈したときには、第2のカウンタ15からキヤリ
ー信号が出力され、ORゲート7を通してフリツ
プフロツプ回路8に印加され、これによりフリツ
プフロツプ回路8の出力QがHighレベルに反転
し、電圧供給部9のトランジスタ10,11を導
通、遮断させて直流モータ12への電圧供給を停
止するよう作動する。
従つて、直流モータ12の回転が停止し、数字
車17は上記走行距離AKmに相当した分だけ回転
したのち静止状態を維持する。
第1のカウンタ6においては、計数値Nによる
キヤリー信号出力後、再び回転検出部4からのパ
ルス信号を計数しており、この計数値がNに達し
た時点で再びキヤリー信号を出力する。このと
き、直流モータ12はすでに停止し、数字車17
は上述した走行距離AKmに相当する分回転したと
ころで静止しており、上記キヤリー信号によるフ
リツプフロツプ回路8の反転動作で、走行距離A
Km毎に加算動作が繰り返される。
こうして、一定走行距離毎に付勢される直流モ
ータ12の断続回転により、車輌の走行距離が数
字車17で加算表示され、外部振動やトルク不足
による誤動作もなく極めて正確に積算動作が行わ
れる。
以上のように、本考案は数字車を回転駆動する
駆動源として直流モータを使用するとともに、移
動体の移動量に比例して発生するパルス信号を計
数し、所定走行距離に相応した計数値に達する毎
に上記直流モータを同量分だけ回転せしめ、これ
により上記所定走行距離を数字車で加算表示する
よう構成したことによつて、直流モータを含めた
積算計機構の小型化を計れ、トルクアツプによる
円滑な加算動作を行うことができ、さらには車輌
特有の外部振動やノイズによる誤動作もなく極め
て信頼性の高い走行距離積算計を提供し得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す積算計駆動回路
の電気結線図、第2図は同積算表示機構を示す構
造図である。 4:回転検出部、6,15:カウンタ、7:
ORゲート、8,9:モータ制御回路としてのフ
リツプフロツプ回路および電圧供給部、12:直
流モータ、13:回転検出回路、16:減速機
構、17:数字車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動体の移動量に比例して発生される反復パル
    スを計数する第1のカウンタと、該カウンタの所
    定計数値で出力される信号により付勢され、リセ
    ツト信号が入力されるまで作動するモータ制御回
    路と、該モータ制御回路により電圧供給される直
    流モータと、該直流モータの回転軸に減速機構を
    介して連結した数字車と、上記直流モータの回転
    数に比例した反復パルスを発生する回転検出回路
    と、該回転検出回路の出力パルスを計数し、上記
    第1のカウンタで計数出力される移動量に相応し
    た計数値で上記モータ制御回路のリセツト信号を
    出力する第2のカウンタとから構成される電気式
    積算計の駆動回路。
JP1980145926U 1980-10-13 1980-10-13 Expired JPS6229925Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980145926U JPS6229925Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980145926U JPS6229925Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5768510U JPS5768510U (ja) 1982-04-24
JPS6229925Y2 true JPS6229925Y2 (ja) 1987-08-01

Family

ID=29505519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980145926U Expired JPS6229925Y2 (ja) 1980-10-13 1980-10-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022787U (ja) * 1973-06-26 1975-03-14

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5933433Y2 (ja) * 1978-03-27 1984-09-18 パシフイツク工業株式会社 出没遊戯装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5022787U (ja) * 1973-06-26 1975-03-14

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5768510U (ja) 1982-04-24

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