JP3278525B2 - 周波数データ変換装置およびメータ装置 - Google Patents

周波数データ変換装置およびメータ装置

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    • G01R23/10Arrangements for measuring frequency, e.g. pulse repetition rate; Arrangements for measuring period of current or voltage by converting frequency into a train of pulses, which are then counted, i.e. converting the signal into a square wave
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    • G01D1/02Measuring arrangements giving results other than momentary value of variable, of general application giving mean values, e.g. root means square values
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パルス信号の周波数を
別のデータに変換する周波数データ変換装置およびそれ
を用いたメータ装置に係り、例えば自動車の速度計、エ
ンジン回転数指示用の回転計などに使用される。
【0002】
【従来の技術】自動車のスピードメータやタコメータ
は、速度情報あるいは回転数情報に応じた周波数を持つ
パルス信号が入力し、これを処理して別のデータに変換
する周波数データ変換装置を使用し、この周波数データ
変換装置の出力を用いてメータ指示を制御している。そ
して、上記パルス信号入力の周期変動が大きい場合に
は、C(容量)・R(抵抗)を用いたCRフィルタなど
で構成された周波数(F)/電圧(V)コンバータによ
りパルス信号入力を処理したり、パルス信号入力をデジ
タル処理回路により処理している。
【0003】上記デジタル処理回路の一例として、本願
出願人の出願に係る特願平5−281277号により提
案されている「周波数データ変換装置」は、入力信号の
パルス数を入力信号のあるエッジから一定時間内に計数
する入力パルス数検出回路と、この入力パルス数検出回
路の計数値出力に応じてパルス幅が制御されたエッジパ
ルス信号を前記一定時間後の次の入力信号のエッジを検
出した時に発生するエッジパルス信号発生回路と、この
エッジパルス信号発生回路から出力するエッジパルス信
号に応じて加減算回路を加算制御することによりデジタ
ル的な積分を行うデジタル積分回路とを具備する。
【0004】ところで、従来、例えば図14に示す波形
図のように、デジタル積分回路などのデジタルフィルタ
によりパルス信号入力をフィルタ処理することにより得
られる平均値データをサンプリングした後に、例えばP
WM(パルス幅変調)データに変換してメータ駆動用モ
ータのコイルに供給しようとした場合、次に述べるよう
な問題がある。
【0005】即ち、上記したデジタル積分回路は、例え
ば8μs毎に演算するフィルタ処理により平均値データ
を得ており、平均値データ中には最悪で8μs毎に更新
に伴って変動する脈動成分が残っている。このような脈
動成分を有する平均値データをPWMデータに変換しよ
うとした場合、データのサンプリングタイミングを比較
的長い周期(例えば8ms)を持つPWMデータの変換
タイミングに合わせると、前記8μs毎に更新されたデ
ータの一部しか利用しないことになり、サンプリングエ
ラーが発生する。これを避けるためには、上記平均値デ
ータの脈動周期に比べてサンプリング周期を高速領域に
設定する必要がある。
【0006】しかし、デジタルデータをサンプリングし
た後にアナログ電圧に変換する場合、例えば抵抗素子群
からなるラダー回路を使用する場合にはデータのサンプ
リングタイミングサイクルを最小に設定できるが、デジ
タルデータをPWM変換した後にCR積分回路を使用す
る場合にはデータのサンプリングタイミングサイクルを
PWMデータの周期以上に設定する必要がある。
【0007】換言すれば、PWMデータの周期以下でデ
ジタルデータが脈動などにより変化する場合には、この
デジタルデータをサンプリングしてPWM変換する際に
サンプリングエラーやPWM変換エラーが発生する。一
方、自動車の速度計、回転計などは、12ビットのデー
タにより360度の指示角を決めており、本願出願人の
出願に係る特願平2−259090号の「デジタル回
路」で提案されているようなデータ圧縮技術を用いて、
上記12ビットのデータの下位ビット側の例えば8ビッ
トのデータを8ビットのバイナリカウンタ出力と比較し
てPWMデータに変換する場合には、データのサンプリ
ングに伴うサンプリングエラーやPWM変換エラーが一
層発生し易くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
周波数データ変換装置は、周波数情報を持つパルス信号
を微分処理した後にデジタル的にフィルタ処理すること
により得られる平均値データをサンプリングする場合に
サンプリングエラーが発生し、上記サンプリング後にP
WM変換する場合には変換エラーが発生するという問題
があった。
【0009】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、周波数情報を持つパルス信号を微分処理した
後にデジタル的にフィルタ処理することにより得られる
平均値データをサンプリングする際に、サンプリングエ
ラーが発生しないように処理し得る周波数データ変換装
置を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明は、周波数情報を持つパルス
信号を微分処理した後にデジタル的にフィルタ処理する
ことにより得られる平均値データをサンプリングしてP
WM変換する際に、サンプリングエラーや変換エラーが
発生しないように処理し得る周波数データ変換装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の周波数データ変
換装置は、入力されたパルス信号のエッジを検出して1
ショットパルス信号を発生し、上記1ショットパルス信
号に対してデジタル的なフィルタ処理を行うことによ
り、入力されたパルス信号の周波数量データを得る第1
の処理回路と、上記第1の処理回路においてデジタル的
なフィルタ処理により得られた周波数量データを特定回
数加算してその平均値データを得ることにより、上記周
波数量データの更新時間を長くする第2の処理回路と、
上記第2の処理回路により得られた平均値データをパル
ス幅変調してPWMデータに変換するPWM変換回路を
具備し、上記第2の処理回路により得られた平均値デー
タの更新時間Tf とし、上記PWM変換回路により変換
されたPWMデータの周期TPWM としたときに、Tf は
Tf ≧TPWM の関係を満足するように設定されているこ
を特徴とする。
【0012】
【作用】周波数情報を持つパルス信号を微分処理した後
にデジタル的にフィルタ処理することにより得られる平
均値データをサンプリングする際、フィルタ処理に伴っ
て例えば8μs毎に更新されるデータを8μs×kの間
にわたって保持する必要がある場合でも、データをk回
加算してその平均をとることにより、サンプリング対象
となるデータの更新時間を8μs×kに設定できる。
【0013】従って、データサンプリング処理、さらに
は、サンプリング後のデータを圧縮技術を用いてPWM
データに変換する処理に際して、平均値データの更新時
間Tf とPWMデータの周期TPWM との関係をTf ≧T
PWM と設定することが容易に可能になり、サンプリング
エラーや変換エラーが発生しなくなる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は、本発明の周波数データ変換装置の
一実施例に係るF/Vコンバータのブロック構成を示し
ている。
【0015】図2は、図1のF/Vコンバータの動作例
を概略的に示している。図1のF/Vコンバータにおい
て、第1の処理回路11は、入力されたパルス信号のエ
ッジを検出し、1ショットパルス信号を発生するエッジ
パルス信号発生回路111と、上記1ショットパルス信
号に対してデジタル的なフィルタ処理を行うことによ
り、入力されたパルス信号の周波数量データを得るデジ
タルフィルタ112とを具備する。このデジタルフィル
タ112の一例として、後述するように、上記エッジパ
ルス信号に応じて加減算回路を加減算制御することによ
りデジタル的な積分を行うデジタル積分回路が用いられ
ている。
【0016】第2の処理回路12は、上記第1の処理回
路11においてデジタル的なフィルタ処理により得られ
た周波数量データを特定回数加算してその平均値データ
を得ることにより、上記周波数量データの更新時間を長
くする平均化回路121が用いられている。
【0017】ここで、図2中に示すように、平均化処理
前のデータD(更新時間t)の20tの期間分の平均値
が例えば5であった場合、例えば4tの期間を単位とす
る平均化処理後の平均値データ(更新時間Tf )の5T
f の期間分の平均値も5であることが検証される。
【0018】PWM変換回路13は、上記第2の処理回
路12により得られた平均値データをPWM(パルス幅
変調)データに変換するものであり、上記第2の処理回
路12により得られた平均値データの更新時間Tf と上
記PWM変換回路13により変換されたPWMデータの
周期TPWM との関係がTf ≧TPWM となるように設定さ
れている。
【0019】このPWM変換回路13の簡単な構成例と
しては、平均値データ(Nビットのデジタルデータ)を
ラッチ回路131によりラッチ(サンプリング)し、こ
のラッチデータとバイナリーカウンタ132から出力す
るサイクリックに変化するNビットのバイナリーデータ
とをデジタル比較回路133で比較することにより、デ
ジタルデータのデータ量に応じたパルス幅を有するPW
Mデータを得る。この場合、後述するように、サンプリ
ング後のデータを圧縮技術を用いてPWMデータに変換
する処理を採用することも可能である。
【0020】上記実施例のF/Vコンバータによれば、
周波数情報を持つパルス信号を微分処理した後にデジタ
ル的にフィルタ処理する際に例えば8μs毎にデータが
更新される場合でも、このデータをk(正の整数)回加
算してその平均をとることにより、この平均値データの
更新時間Tf を8μs×kに設定できる(8μs×kの
間にわたって保持することができる)。
【0021】従って、PWM変換回路13におけるデー
タサンプリング処理(さらには、サンプリング後のデー
タを圧縮技術を用いてPWMデータに変換する処理)に
際して、平均値データの更新時間Tf とPWMデータの
周期TPWM との関係がTf ≧TPWM となり、サンプリン
グエラーや変換エラーが発生しなくなる。
【0022】図3は、図1中のデジタルフィルタ112
および平均化回路121の一具体例を示すブロック図、
図4は図3の回路の動作の一例を示すフローチャート、
図5は図3の回路の動作の一例を示すタイミング波形図
である。
【0023】1段目の積分回路(一次フィルタ回路)1
12aは、セレクタ回路41、加減算回路42、データ
保持回路(例えばフリップフロップ回路)43、1/n
回路44(nは一次フィルタ定数)からなる。
【0024】上記一次フィルタ回路112aにおいて、
セレクタ回路41は、エッジパルス信号入力Dおよび加
減算回路42の出力Σ1の1/nの値の信号を例えば8
μs毎に交互に選択する。そして、加減算回路42は、
上記セレクタ回路41により選択されたエッジパルス信
号Dを加減算回路42の出力Σ1(データ保持回路43
の保持データΣ1)に加算(CR積分回路での充電に相
当)し、上記セレクタ回路41により選択されたΣ1/
nの値の信号をデータ保持回路43の保持データΣ1か
ら減算(CR積分回路での放電に相当)する。さらに、
データ保持回路43は、上記加減算回路42の出力を保
持し、1/n回路44はデータ保持回路43の保持デー
タΣ1から1/nの値の信号を取り出して前記セレクタ
回路41に入力する。この場合、n=2N とすると、上
記1/n回路44としてNビットデータシフト回路を用
いることができ、その処理時間を殆んど無視できる。
【0025】2段目の積分回路(二次フィルタ回路)1
12bは、セレクタ回路51、加減算回路52、データ
保持回路53、1/m回路54(mは二次フィルタ定
数)からなる。
【0026】上記二次フィルタ回路112bにおいて、
セレクタ回路51は、一次フィルタ回路112aからの
Σ1/nの値の信号および加減算回路52の出力Σ2の
1/mの値の信号を一次フィルタ回路112aと同様に
8μs毎に交互に選択する。そして、加減算回路52
は、上記セレクタ回路51により選択されたΣ1/nの
値の信号を加減算回路52の出力Σ2(データ保持回路
53の保持データΣ2)に加算し、上記セレクタ回路5
1により選択されたΣ2/mの値の信号をデータ保持回
路53の保持データΣ2から減算する。さらに、データ
保持回路53は、上記加減算回路52の出力を保持し、
1/m回路54はデータ保持回路53の保持データΣ2
から1/mの値の信号を取り出して前記セレクタ回路5
1に入力する。この場合、m=2M とすると、上記1/
m回路54としてMビットデータシフト回路を用いるこ
とができ、その処理時間を殆んど無視できる。
【0027】平均化回路121は、加算回路55、デー
タ保持回路56、1/k回路57(kは平均化のための
加算回数)からなる。この平均化回路121において
は、加算回路55に二次フィルタ回路32からのΣ2/
mの値の信号および加算回路55の出力Σ3(データ保
持回路56の保持データΣ3)が入力し、二次フィルタ
回路112bと同様に8μs毎に加算してデータ保持回
路56で保持させる動作をk回繰り返す。そして、(8
μs×k)毎にデータ保持回路56の保持データΣ3の
1/kの値の信号(平均値データ)を1/k回路57に
より取り出す。この場合、k=2K とすると、上記1/
k回路57としてKビットデータシフト回路を用いるこ
とができ、その処理時間を殆んど無視できる。
【0028】なお、PWM変換回路13で生成されるP
WMデータの周期が256μs、デューティの分解能が
256であるとし、平均化回路121から出力する平均
値データを256μs毎に更新するものとすると、二次
フィルタ回路112bから出力する信号の更新時間が8
μsであるから、平均化回路121における平均化のた
めの加算回数kは256μs/8μs=32とすればよ
い。
【0029】また、PWM変換回路13で生成されるP
WMデータの周期が8msであるものとし、平均化回路
121から出力する平均値データを8ms毎に更新する
ものとすると、二次フィルタ回路112bから出力する
信号の更新時間が8μsであるから、平均化回路121
における平均化のための加算回数kは8ms/8μs=
1000とすればよい。
【0030】図6は、図3中のデジタルフィルタ112
および平均化回路121の他の具体例を示すブロック
図、図7は図6の回路の動作の一例を示すフローチャー
ト、図8は図6の回路の動作の一例を示すタイミング波
形図である。
【0031】図6の回路は、図3を参照して前述した回
路と比べて、一次フィルタ回路112aは同じであり、
二次フィルタ回路112bと平均化回路121とが一体
的に構成された二次フィルタ・平均化回路60に変更さ
れている点が異なる。
【0032】上記二次フィルタ・平均化回路60は、セ
レクタ回路61、加減算回路62、データ保持回路6
3、k/m回路(mは二次フィルタ定数、kは平均化の
ための加算回数)64からなる。
【0033】上記二次フィルタ・平均化回路60におい
て、セレクタ回路61は、一次フィルタ回路31からの
Σ1/nの値の信号および加減算回路62の出力Σ2
(データ保持回路63の保持データΣ2)を例えば8μ
s毎に交互に選択する。そして、加減算回路62は、上
記セレクタ回路61により選択されたΣ1/nの値の信
号を加減算回路62の出力Σ2(データ保持回路63の
保持データΣ2)に加算する動作をk回繰り返す。そし
て、(8μs×k)毎に、上記セレクタ回路61により
選択されたΣ2のk/mの値の信号をデータ保持回路6
3の保持データΣ2から減算する。データ保持回路63
は、上記加減算回路62の出力を保持し、k/m回路6
4はデータ保持回路63の保持データΣ2からk/mの
値の信号を取り出して前記セレクタ回路61に入力す
る。この場合、m=2M 、k=2K とすると、上記k/
m回路64として(M−K)ビットデータシフト回路を
用いることができ、その処理時間を殆んど無視できる。
【0034】図9は、図3中のPWM変換回路13の他
の具体例を示すブロック図である。このPWM変換回路
13は、前記した本願出願人の出願に係る特開平2−2
59090号で提案されているようなデータ圧縮技術を
用いてPWMデータに変換する回路であり、ここでは、
PWMデータの周期が256μs、デューティの分解能
が256である場合を想定している。
【0035】即ち、図9において、8ビットのラッチ回
路は、8ビットのデジタルデータD1〜D8をラッチす
るものであり、下位ビット側の2ビットのデータD1、
D2をラッチする2ビットラッチ回路911と、上位ビ
ット側の6ビットのデータD3〜D8をラッチする6ビ
ットラッチ回路912とからなる。
【0036】8ビットのバイナリーカウンタは、クロッ
クパルス入力φをカウントアップし、サイクリックに変
化する8ビットのバイナリーデータを出力するものであ
り、下位ビット側の6ビットのバイナリーカウンタ92
1と、上位ビット側の2ビットのバイナリーカウンタ9
22とからなる。そして、上記8ビットのバイナリーカ
ウンタのMSB出力がインバータ回路93により反転さ
れた後に前記6ビットのラッチ回路912にラッチ(サ
ンプリング)制御信号として入力する。
【0037】8ビットのデータ比較回路は、2ビットの
加算・比較回路941と6ビットの加算・比較回路94
2とからなる。上記2ビットの加算・比較回路941
は、前記2ビットのラッチ回路911からの入力にキャ
リー入力(データ“0”)を加算する機能を有し、加算
出力データと前記2ビットのバイナリーカウンタ922
の出力とを比較し、加算出力データ(本例では2ビット
のラッチ回路911からの入力に等しい)に応じたパル
ス幅を有するPWMデータを出力する。前記6ビットの
加算・比較回路942は、前記6ビットのラッチ回路9
12からの入力にキャリー入力CI(前記2ビットの加
算・比較回路941からのPWMデータ)を加算する機
能を有し、加算出力データと前記6ビットのバイナリー
カウンタ921の出力とを比較し、加算出力データに応
じたパルス幅を有するPWMデータを出力する。この場
合、上記6ビットの加算・比較回路942から出力する
PWMデータの周期は、6ビットのバイナリーカウンタ
921の出力の周期により決まり、2ビットのバイナリ
ーカウンタ922の出力が1〜4まで変化する間にPW
Mデータの周期が4回繰り返す。また、前記2ビットの
加算・比較回路941から出力するPWMデータは、P
WMデータのデューティの最小単位(1/64)の0〜
3倍のパルス幅を有する。
【0038】図10は、図9の回路の動作の一例を示す
タイミング波形図である。ここで、図9のPWM変換回
路において、6ビットの加算・比較回路942から出力
するPWMデータの4周期間を積分した場合の平均値を
算出する。
【0039】PWM周期1〜4において、D3〜D8の
データ値が10、D1、D2のデータ値が0であるとす
ると、(10/64)×4÷4=40/256となる。
PWM周期5〜8において、D3〜D8のデータ値が1
0であり、D1、D2のデータ値が1に変化したとする
と、PWM周期8の立上がり時に6ビットの加算・比較
回路942のキャリー入力CIがデータ“1”となり、
PWM周期8のPWMデータに1/64が加算されるの
で、{(10/64)×3+(11/64)}÷4=4
1/256となる。
【0040】PWM周期9〜12において、D3〜D8
のデータ値が10、D1、D2のデータ値が3に変化し
たとすると、PWM周期10の立上がり時に6ビットの
加算・比較回路642のキャリー入力CIがデータ
“1”となり、PWM周期10〜12のPWMデータに
1/64が加算されるので、{(10/64)+(11
/64)×3}÷4=43/256となる。
【0041】従って、図9の回路によれば、8ビットの
デジタルデータD1〜D8が6ビットのデータD3〜D
8に圧縮された状態で周期が決まるPWMデータに変換
することが可能になる。
【0042】図11は、上記実施例のF/Vコンバータ
の使用例として、自動車搭載用のアナログ指針式速度メ
ータ装置の一例を示している。ここで、70はアナログ
指針式メータ本体、80は集積回路化されたメータ制御
装置である。上記メータ本体70は、直交するように配
設された2つの電磁コイルとこれらに直交する向きに設
けられた回転軸に取り付けられた永久磁石を具備し、上
記2つの電磁コイルに流れる電流により発生する磁界の
ベクトル和に応じて上記永久磁石の回転位置が駆動制御
されることにより指針の指示角が定まるように構成され
ている。
【0043】図12は、図11中のメータ本体70の構
造を概略的に示す斜視図である。このアナログ指針式メ
ータ本体は、直交するように配設された2つのボビンに
それぞれ対応して巻かれた電磁コイル71、72と、こ
れらに直交する向きに設けられた回転軸73と、この回
転軸73の中間部に取り付けられ、前記ボビン内に配置
された永久磁石74と、上記回転軸73の先端部に取り
付けられ、前記ボビン外に配置された指針75とを具備
する。
【0044】図13は、上記メータ本体70の2つの電
磁コイル71、72に流れる電流(sinθ、cos
θ)により発生する磁界(X、Y)のベクトル和に応じ
て前記永久磁石74の回転位置が駆動制御されることに
より指針75の指示角が定まる様子を示している。
【0045】前記メータ制御装置80においては、速度
情報に応じた周波数を有するパルス信号がエッジパルス
信号発生回路111に入力し、ここで生成された1ショ
ットパルス信号はデジタルフィルタ112により処理さ
れ、さらに、平均化回路121により平均値データに変
換される。この平均値データはサンプリング回路81に
よりサンプリングされた後に三角関数データ変換回路8
2により三角関数データ(sin、cosなど)に変換
される。この三角関数データ変換回路82は、例えばs
in関数データを記憶したsin用のROM821とc
os関数データを記憶したcos用のROM822とか
らなり、アドレス入力として前記平均値データが入力
し、アドレス入力に応じてsin関数データおよびco
s関数データを出力する。
【0046】この三角関数データはPWM変換回路83
1、832によりPWMデータに変換され、このPWM
データはメータ駆動回路841、842によりPWMデ
ータに応じた電流(あるいは電圧)に変換されて前記メ
ータ本体70の2つの電磁コイル71、72に供給され
る。この場合、前記デジタルフィルタ112により得ら
れた平均値データの更新時間Tf と上記PWM変換回路
831、832により変換されたPWMデータの周期T
PWM との関係がTf ≧TPWM となるように設定されてお
り、サンプリング回路81でのデータサンプリング処
理、さらには、PWM変換回路831、832でのPW
M変換処理に際して、サンプリングエラーや変換エラー
が発生しなくなる。
【0047】
【発明の効果】上述したように本発明の周波数データ変
換装置によれば、周波数情報を持つパルス信号を微分処
理した後にデジタル的にフィルタ処理することにより得
られる平均値データをサンプリングする際に、サンプリ
ングエラーが発生しないように処理することができる。
【0048】また、本発明の周波数データ変換装置を用
いたメータ装置によれば、周波数情報を持つパルス信号
を微分処理した後にデジタル的にフィルタ処理すること
により得られる平均値データをサンプリングしてPWM
変換する際に、サンプリングエラーや変換エラーが発生
しないように処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の周波数データ変換装置の一実施例に係
るF/Vコンバータのブロック構成の一例を示す図。
【図2】図1のF/Vコンバータの動作例を概略的に示
すタイミング波形図。
【図3】図1中のデジタルフィルタおよび平均化回路の
一具体例を示すブロック図。
【図4】図3の回路の動作の一例を示すフローチャー
ト。
【図5】図3の回路の動作の一例を示すタイミング波形
図。
【図6】図3中のデジタルフィルタおよび平均化回路の
他の具体例を示すブロック図。
【図7】図6の回路の動作の一例を示すフローチャー
ト。
【図8】図6の回路の動作の一例を示すタイミング波形
図。
【図9】図3中のPWM変換回路の他の具体例を示すブ
ロック図。
【図10】図9の回路の動作の一例を示すタイミング波
形図。
【図11】図1のF/Vコンバータの使用例として自動
車搭載用のアナログ指針式速度メータ装置の一例を示す
ブロック図。
【図12】図11中のメータ本体の構造を概略的に示す
斜視図。
【図13】図12中のメータ本体の2つの電磁コイルに
流れる電流(sinθ、cosθ)により発生する磁界
(X、Y)のベクトル和に応じて指針の指示角が定まる
様子を示す図。
【図14】従来のデジタルフィルタによりパルス信号入
力をフィルタ処理することにより得られる平均値データ
をサンプリングした後にPWMデータに変換する動作例
を示す波形図。
【符号の説明】
11…第1の処理回路、111…エッジパルス信号発生
回路、112…デジタルフィルタ、112a…一次フィ
ルタ回路、112b…二次フィルタ回路、12…第2の
処理回路、121…平均化回路、13…PWM変換回
路、131…ラッチ回路、132…バイナリカウンタ、
133…デジタル比較回路、70…アナログ指針式メー
タ本体,80…メータ制御装置、81…サンプリング回
路、821…sin用のROM、822…cos用のR
OM、831、832…PWM変換回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−40137(JP,A) 特開 平6−50992(JP,A) 特開 平3−2672(JP,A) 特開 平7−134150(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 23/06 G01R 23/10 G01R 5/16 H03K 5/13 G01P 3/489

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されたパルス信号のエッジを検出し
    て1ショットパルス信号を発生し、上記1ショットパル
    ス信号に対してデジタル的なフィルタ処理を行うことに
    より、入力されたパルス信号の周波数量データを得る第
    1の処理回路と、 上記第1の処理回路においてデジタル的なフィルタ処理
    により得られた周波数量データを特定回数加算してその
    平均値データを得ることにより、上記周波数量データの
    更新時間を長くする第2の処理回路と、 上記第2の処理回路により得られた平均値データをパル
    ス幅変調してPWMデータに変換するPWM変換回路を
    具備し、 上記第2の処理回路により得られた平均値データの更新
    時間Tf とし、上記PWM変換回路により変換されたP
    WMデータの周期TPWM としたときに、Tf はTf ≧T
    PWM の関係を満足するように設定されていること を特徴
    とする周波数データ変換装置。
  2. 【請求項2】 直交するように配設された2つの電磁コ
    イルとこれらに直交する向きに設けられた回転軸に取り
    付けられた永久磁石を具備し、上記2つの電磁コイルに
    流れる電流により発生する磁界のベクトル和に応じて上
    記永久磁石の回転位置が駆動制御されることにより指針
    の指示角が定まるように構成されたアナログ指針式のメ
    ータ本体と、 メータ指示対象となる速度情報に応じた周波数を有する
    パルス信号が入力する請求項1記載の周波数データ変換
    装置と、 この周波数データ変換装置の出力データを三角関数デー
    タに変換する三角関数データ変換回路と、 この三角関数データ変換回路から入力する三角関数デー
    タをパルス幅変調してPWMデータに変換するPWM変
    換回路と、 このPWM変換回路から入力するPWMデータを電流あ
    るいは電圧に変換する機能を有し、上記PWMデータに
    応じた電流量を前記メータ本体の2つの電磁コイルに供
    給するメータ駆動回路とを具備することを特徴とするメ
    ータ装置。
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