JP3248209B2 - 位置検出方法 - Google Patents

位置検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転体の回転位置等の
位置検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は従来の回転角度検出装置を示し
たものである。同図において、1はモータ、2はモータ
1に軸結された2相パルスエンコーダである。この2相
パルスエンコーダは位相が互いに90o 異なるA相パル
スとB相パルスを発生する。3は方向判別逓倍回路(4
逓倍パルスを発生する)であって、A相パルスとB相パ
ルスが入力され、図11の(a)に示すように、A相パ
ルスがB相パルスに対して進み位相にある時は、モータ
1が正回転中であるとして、パルス列Uを出力し、図1
1の(b)に示すように、B相パルスがA相パルスに対
して進み位相にある時は、モータ1が逆回転中であると
して、パルス列Dを出力する。4はアップダウンカウン
タであって、そのアップ端子UPにはパルス列Uを受
け、ダウン端子DOWNにはパルス列Dを受ける。この
アップダウンカウンタ4の計数値が回転角度検出信号と
なる。
【0003】この回転角度検出装置の分解能はパルス分
解能により決まるので、その分解能は低く、上記アップ
ダウンカウンタ4の計数値をフィードバックして位置制
御を行なう場合には、定常状態において、1パルス分の
振動が発生する。このため、その振動周期が高い場合に
は騒音の発生となり、また位置決め精度が低下する。こ
の問題を解消するために、本発明者は、特願平3−05
1188号に示す回転角度検出方法を提案した。この方
法を図5について説明する。
【0004】同図において、モータ1に軸結されるエン
コーダは2相正弦波エンコーダ10であり、この正弦波
エンコーダ10は位相が互いに90o 異なるA相正弦波
信号(図8の(a)に実線で示す)とB相正弦波信号
(図8の(a)に破線で示す)とを発生する。このA相
正弦波信号とB相正弦波信号は、波形整形器11で矩形
波信号SA とSB に変換されたのち、方向判別4逓倍回
路(4逓倍パルスを発生する)12に入力される。方向
判別4逓倍回路12は、図10の方向判別4逓倍回路3
と同様に、A相正弦波信号がB相正弦波信号パルスに対
して進み位相にある時は、モータ1が正回転中であると
して、パルス列Uを出力し、B相正弦波信号がA相正弦
波信号パルスに対して進み位相にある時は、モータ1が
逆回転中であるとして、パルス列Dを出力するととも
に、クロックcに同期したA相矩形波パルスSA1、B相
矩形波パルスSB1(共に、図7に示す)およびモータ正
転時「H」でモータ逆転時「L」となる方向判別信号F
Rを出力する。この方向判別信号FRは図6に示すフリ
ップフロップ回路を用いて発生させる。方向判別4逓倍
回路12が出力するパルス列UとDはアップダウンカウ
ンタ4に入力され、該アップダウンカウンタ4の出力で
ある回転角信号naN(N:第N回目の出力であることを
示す)は第1のラッチ13に供給される。また、A相矩
形波パルスSA1、B相矩形波パルスSB1および方向判別
信号FRは第2のラッチ14に供給される。この第1の
ラッチ13および第2のラッチ14は、発振器30が所
定周期Tで発振する割込み信号をラッチ指令として受け
る。第1のラッチ13から出力される回転角信号naN
加算器15で第N−1回目にラッチ13から取り出され
て第1のメモリM1に格納されている回転角信号n
a(N-1)と差分される。この偏差Δna =naN−na(N-1)
は上記割込み信号の周期間の変化量であって、積分器1
6で累積加算される。この累積値をnbNとする。17は
加算器、M2はnb(N-1)を格納する第2のメモリであ
る。
【0005】正弦波エンコーダ10が出力するA相正弦
波信号とB相正弦波信号は、また、A/D変換器18で
デジタル信号A* 、B* に変換されたのち、θa =ta
-1演算部19に与えられる。ただし、−90O <θa
<90O の範囲の値である。このtan-1演算部19
は、ラッチ指令により第2のラッチ14から出力される
A相矩形波パルスSA1 * 、B相矩形波パルスSB1 * (そ
れぞれ図8の(b)、(c)に示す)、方向判別信号F
* (図8の(d)に示す)を取り込み、A相矩形波パ
ルスSA1 * の正負、B相矩形波パルスSB1 * の正負、方
向判別信号FR* のH/Lに基づき、下記(a)から
(h)のtan-1演算を実行する。
【0006】なお、このtan-1演算、上記Δna の演
算とその累積演算は、上記割込み信号の周期T(逓倍パ
ルスの周期より相当に小さい)を演算周期として、マイ
クロコンピュータμVPUのソウトウエアで実行する。
【0007】 (a)SA1 * >0、SB1 * <0、FR* =Hの時 θa =tan-1(A* /−B* )、これは、図8の
(e)の直線1を演算していることになる。
【0008】 (b)SA1 * >0、SB1 * <0、FR* =Lの時 θa =tan-1(B* /A* )、これは、図8の(e)
の直線2を演算していることになる。
【0009】 (c)SA1 * >0、SB1 * >0、FR* =Hの時 θa =tan-1(B* /A* )、これは、図8の(e)
の直線2を演算していることになる。
【0010】 (d)SA1 * >0、SB1 * <0、FR* =Lの時 θa =tan-1(−A* /B* )、これは、図8の
(e)の直線3を演算していることになる。
【0011】 (e)SA1 * <0、SB1 * >0、FR* =Hの時 θa =tan-1(−A* /B* )、これは、図8の
(e)の直線3を演算していることになる。
【0012】 (f)SA1 * <0、SB1 * >0、FR* =Lの時 θa =tan-1(−B* /−A* )、これは、図8の
(e)の直線4を演算していることになる。
【0013】 (g)SA1 * <0、SB1 * <0、FR* =Hの時 θa =tan-1(−B* /−A* )、これは、図8の
(e)の直線4を演算していることになる。
【0014】 (h)SA1 * <0、SB1 * <0、FR* =Lの時 θa =tan-1(−A* /−B* )、これは、図8の
(e)の直線1を演算していることになる。
【0015】この(a)〜(h)のA* とB* の組合わ
せは図8の(f)に示してある。
【0016】このようにして演算された角度θa は加算
器20で前記nbNと加え合わされ、θf =(nbN
θa )が回転角検出値となる。
【0017】この装置では、所定の演算周期Tで、モー
タ1の回転角度θa をtan-1演算により算出し、基本
的には、このtan-1演算値を逓倍パルスのパルス計数
値naNに加算するから、分解能は、前記したパルス分解
能×A/D分解能となり、従来に比し、著しく高分解能
となる。
【0018】その上、演算周期Tにおける回転角度の変
化量Δna を累積演算し、累積演算値nbNに上記回転角
度θa を加算した値を回転角検出値θf とするので、こ
の回転角検出値θf は滑らかに変化する。
【0019】上記naNとnbNとは、入力パルスの積算値
であるが、本実施例の方式をとることにより、nbNをカ
ウントするソフトカウンタのビット数(桁数)を増やす
ことができる。逆に、1演算周期内のアップダウンカウ
ンタの変化量(=Δna )の最大値をΔnamaxとする
と、アップダウンカウンタのビット数(桁数)Kは、次
式を満足すればよいことになる。
【0020】 2×△namax<2 ・・・・(1) 例えば、△namax=3とすると、Kは、K3を満
足すればよいことになる。
【0021】従って、例えば、アップダウンカウンタを
3ビットとし、上記ソフトカウンタを16ビットにする
ことができるため、アップダウンカウンタのコストや回
路規模を節約することができる。即ち、一旦、Δna
求めることにより前後のカウンタの桁数に自由度が生ま
れることになる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】この方法は上記した数
々の顕著な効果を有するが、A相正弦波信号、B相正弦
波信号のゼロクロス点と波形整形器11が出力する矩形
波信号SA とSB のパルスエッジとが完全に一致してい
ればよいが、例えば図9に示す如く、両者にずれΔtが
ある場合、このずれ内においては、θf は(θa
bN)ではなく、(θa +nbN+1)或いは(θa +n
bN−1)のいずれかの値を表すことになり、ハードウエ
アの面から検出精度の向上が制約を受けるという問題が
あった。
【0023】本発明はこの問題を解消するためになされ
たもので、ハードウエアに起因する誤差要因をソフトウ
エアで解消して、分解能が著しく高く、極めて高精度な
位置検出を実用的に行なうことができる位置検出方法を
提供することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1では、移動体にエンコーダを軸結し
て該移動体の位置を検出する場合において、上記エンコ
ーダとして、A相及びB相の正弦波信号を出力する正弦
波エンコーダを用い、この正弦波エンコーダの出力をパ
ルス波形に波形整形したのち、逓倍して、この逓倍パル
スのパルス計数値をラッチし、他方、上記正弦波エンコ
ーダのA相及びB相出力をA/D変換した後、A相デジ
タル値とB相デジタル値のtan-1演算を行ない、この
tan-1演算値θa を上記パルス計数値Δna に加算し
て移動体の位置θf を検出する場合において、上記正弦
波信号のゼロクロス点に対し上記波形整形したパルスの
エッジ点が進み/遅れするずれ区間を検出し、演算タイ
ミングがこのずれ区間内にある時は、演算値を−1/+
1たけ補正する構成とした。
【0025】請求項2では、A相デジタル値の正/負に
対するB相デジタル値の正/負の組合わせ区間に対し移
動体の正/逆移動に応じ順次1づつ増加/減小するサイ
クリックチェック用符号0〜3を付与して、前回演算タ
イミングk−1から今回演算タイミングkまでのサイク
リックチェック用符号の増加/減小数に対するパルスカ
ウント値の差が−1/+1であるずれ区間では、パルス
計数値として、na −1/na +1を与える構成とし
た。
【0026】
【作用】本発明では、正弦波信号のゼロクロス点に対し
波形整形したパルスのエッジ点にずれが生じた場合に
も、演算タイミングがこのずれ区間にある場合には、所
定値を補正する。従って、検出精度に与えるハードウエ
ア面からの制約を無くすことができ、従来に比し、極め
て高精度な位置検出を行なうことができる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の1実施例を図面を参照して説
明する。
【0028】図1において、方向判別4逓倍回路12が
出力するパルス列UとDはアップダウンカウンタ4に入
力され、該アップダウンカウンタ4の出力である回転角
信号naN(N:第N回目の出力であることを示す)はラ
ッチ13に供給される。
【0029】ラッチ13から出力される回転角信号naN
は加算器15で第N−1回目にラッチ13から取り出さ
れてメモリM1に格納されている回転角信号na(N-1)
差分され、偏差Δna =naN−na(N-1)は検出演算部2
1に取り込まれる。
【0030】正弦波エンコーダ10が出力するA相正弦
波信号とB相正弦波信号は、A/D変換器18でデジタ
ル信号A* 、B* に変換されたのち、検出演算部21に
取り込まれる。
【0031】また、このデジタル信号A* 、B* はθa
=tan-1演算部19に与えられる。0O <θa <90
O の範囲の値である。このtan-1演算部19の出力θ
a は検出演算部21に取り込まれる。
【0032】次に、検出演算部21が行なう演算内容を
図2の波形タイムチャートを参照して説明する。
【0033】図2において、(a)はtan−1演算器
19の出力であるθaを、(b)はA相正弦波信号(実
線)、相正弦波信号(破線)を示している。また、
(c)の(L+n)は方向判別4逓倍回路12が出力す
るパルス間隔Lとパルス計数回数nとを示し、(d)に
おける(0〜3)のサイクリックチェック用数値は、下
記の区間を表している。サスクリックチェック用数値
は、A相デジタル値の正負に対するB相デジタル値の正
負の組合わせに対し回転体1の正/逆に応じ図3に示す
ようにサイクリックに増加/減小する。
【0034】 マイクロコンピュータμCPUの検出演算部21は下記
)式を演算する。 θ fk=θ fk−1+Δnak ・・・・・・・・・・・・・・・・(2) 但し、kは第k番目の演算タイミングであり、 (a)C=Ck−1+Δnak−1ならば、 θ=θfk=(θ fk−1、θ fk)→Q−R (b)C=Ck−1+Δnakならば、 θ=θfk=(θ fk、θ fk)→Q−S、P−R (c)C=Ck−1+Δnak+1ならば、 θ=θfk=(θ fk+1、θ fk)→P−S ここで、θ fk=θaは演算タイミングにおける上記Cのチェック用数値
(サイクリック値を表す。
【0035】今、正回転であるとして、図2に示す演算
タイミングQ(サイクリック値0の区間)に続いて演算
タイミングRでtan-1演算部19がθakを演算したと
する。この演算タイミングRは前回演算タイミングQの
サイクリック値0に1を4回加えたサイクリック値(前
回演算タイミングQのサイクリック値と同じサイクリッ
ク値0)の区間であるが、Δna 側から見た区間は、L
の区間から(L+5)の区間へ変化し、カウント値Δn
akが+5だけ変化している。このカウント値の増分はサ
イクリック値の増分4より1だけ大きい。即ち、演算タ
イミングRはずれ期間(遅れずれ期間とする)Δtにあ
る。従って、条件は上記(a)に該当し、検出角度θf
=(θH fk−1、θL fk)となる。
【0036】また、図2に示す演算タイミングQ(サイ
クリック値0の区間)に続いて演算タイミングSでta
−1 演算部19がθakを演算したとする。この演算
タイミングSは前回演算タイミングQのサイクリック値
0に1を5回加えたサイクリック値1の区間であり、Δ
側から見た区間は、Lの区間から(L+5)の区間
へ変化し、カウント値Δnakが+5だけ変化してい
る。このカウント値の増分5はサイクリック値の増分5
と等しい。即ち、演算タイミングSは非ずれ期間Δtに
ある。従って、条件は上記(b)に該当し、検出角度θ
=(θ fk 、θ fk となる。
【0037】演算タイミングP(サイクリック値3の区
間)に続いて演算タイミングRでtan−1 演算部19
がθakを演算したとする。この演算タイミングRは前
回演算タイミングPのサイクリック値3に対して1を5
回加えたサイクリック値0の区間であり、Δn側から
見た区間は、Lの区間から(L+5)の区間へ変化し、
カウント値Δnakが+5だけ変化し、サイクリック値
の増分5と等しい。即ち、演算タイミングRはずれ期間
(遅れずれ期間とする)Δtにある。従って、条件は上
記(a)に該当し、検出角度θ=(θ fk−1、θ
fk)となる。
【0038】演算タイミングP(サイクリック値3の区
間)に続いて演算タイミングSでtan−1演算部19
がθakを演算したとする。この演算タイミングSは前
回演算タイミングPのサイクリック値0に1を6回加え
たサイクリック値1の区間であり、Δn側から見た区
間は、Lの区間からL+5の区間へ変化し、カウント値
Δnakが+5だけ変化している。このカウント値の増
分5はサイクリック値の増分6より1だけ少ない。従っ
て、条件は上記(c)に該当し、検出角度θ=(θ
fk、θ fk)となる。
【0039】即ち、演算タイミング(k−1)〜kの間
のカウント値ΣΔna とサイクリックデータ数とを比較
し、その一致・不一致から当該演算タイミングがずれ期
間Δtにあるか否かを判定し、カウント値がサイクリッ
クデータ数より1だけ大きい場合は、θH fkから1を減
じ、カウント値がサイクリックデータ数より1だけ小さ
い場合は、θH fkから1をプラスする。
【0040】このように、本実施例では、演算タイミン
グがずれ期間Δtにあり、このずれ区間が進みずれ期間
/遅れずれ期間に応じて、θH fkの値を補償するので、
ハードウエア上では解消が困難な誤差要因がソフトウエ
ア処理により補償されることになる。
【0041】なお、上記実施例では、モータ1の回転角
度を検出する場合について説明したが、本発明は、図4
に示すような直線移動する物体の位置検出に適用して同
様の効果を得ることができる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、逓倍パルス
のパルス計数値だけから位置を求めるのではなく、この
位置検出値に、エンコーダのA相、B相信号のデジタル
変換値を演算パラメータとするtan-1演算により求め
た値を加算して位置検出するので、著しく高分解の位置
検出を行なうことができる上、ハードウエア上では解消
が困難な誤差要因をソフトウエア処理により補償するか
ら、検出精度に与えるハードウエア面からの制約を無く
すことができるので、従来に比し、極めて高精度な位置
検出を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】上記実施例の動作を説明するための波形タイム
チャートである。
【図3】上記実施例におけるチェック用符号の例を示す
図である。
【図4】上記実施例を適用した位置制御装置の構成図で
ある。
【図5】従来の回転角度検出装置を示すブロック図であ
る。
【図6】上記従来例における方向判別信号を生成する回
路の例を示す図である。
【図7】上記従来例の動作を説明するための波形タイム
チャートである。
【図8】上記従来例の動作を説明するための波形タイム
チャートである。
【図9】従来の回転角度検出装置の問題点を説明するた
めの波形タイムチャートである。
【図10】従来の他の回転角度検出装置を示すブロック
図である。
【図11】上記他の従来例の動作を説明するための波形
タイムチャートである。
【符号の説明】
1 モータ 4 アップダウンカウンタ 10 2相正弦波エンコーダ 11 波形整形器 12 方向判別4逓倍回路 13、14 ラッチ 15、17、20 加算器 16 積分器 18 A/D変換器 19 tan-1演算部 21 検出演算部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直線もしくは回転変位する移動体にエン
    コーダを軸結して該移動体の位置を検出する場合におい
    て、上記エンコーダとして、A相及びB相の正弦波信号
    を出力する正弦波エンコーダを用い、この正弦波エンコ
    ーダの出力をパルス波形に波形整形したのち、逓倍し
    て、この逓倍パルスのパルス計数値をラッチし、他方、
    上記正弦波エンコーダのA相及びB相出力をA/D変換
    した後、A相デジタル値とB相デジタル値のtan-1
    算を行ない、このtan-1演算値θa を上記パルス計数
    値na に加算して移動体の位置θf を検出する場合にお
    いて、上記正弦波信号のゼロクロス点に対し上記波形整
    形したパルスのエッジ点が進み/遅れするずれ区間を検
    出し、演算タイミングがこのずれ区間内にある時は、演
    算値を−1/+1だけ補正することを特徴とする位置検
    出方法。
  2. 【請求項2】 A相デジタル値の正/負に対するB相デ
    ジタル値の正/負の組合わせ区間に対し移動体の正/逆
    移動に応じ順次1づつ増加/減小するサイクリックチェ
    ック用符号0〜3を付与して、前回演算タイミングk−
    1から今回演算タイミングkまでのサイクリックチェッ
    ク用符号の増加/減小数に対するパルスカウント値の差
    が−1/+1であるずれ区間では、パルス計数値とし
    て、na −1/na +1を与えることを特徴とする請求
    項1記載の位置検出方法。
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