JP3201163B2 - モータ評価方法 - Google Patents

モータ評価方法

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    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
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    • G01R31/343Testing dynamo-electric machines in operation

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気自動車に搭
載されるモータを評価するためのモータ評価装置に関
し、特にそのモータデータ収集方法に関する。
【0002】
【従来の技術】モータを評価する方法としては、例えば
特開平3−212194号公報に開示されているものが
ある。この方法は、供試モータに負荷を与えるために他
のモータ(負荷モータ)を使用する方法である。この種
の評価方法を実施する際には、供試モータや評価装置の
状態がどの様な状態であるのか、また指令値の変化に応
じてどのような挙動を示すのかを検出するために、評価
装置の各部に各種のセンサを設ける必要がある。
【0003】上記方法を実施するに当たってモータの各
種状態量を知るためには、特開平6−66653号公報
に開示された方法を応用すればよい。この方法において
は、供試モータへの入力を検出する一方で、供試モータ
のトルクと回転数を検出している。検出したトルクと回
転数の積は供試モータの出力を表しているから、各検出
値に基づき、供試モータの効率を知ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般
に、トルクセンサ等供試モータや評価装置の状態量を検
出する系にはある程度の応答遅れが存在する。すなわ
ち、評価の対象となる供試モータの他、この供試モータ
を駆動するインバータ等の装置や状態量の検出手段には
応答遅れがある。従って、ある時点で供試モータに対し
ある指令値(出力トルク、モータ電流等に関する指令
値)を与えたとしても、この指令値に対する応答が即座
に現れるわけではなく、ある程度の時間の経過後に現れ
る。この応答遅れが指令値の出力周期に対して無視でき
ない程長くなると、評価中に収集した各種状態量に関す
るデータを、正確に解析できなくなる。特に、指令値を
高速で変化させる場合(出力周期が短い場合)には、こ
の問題は著しい。また、この応答遅れは、一般に複数個
使用されるセンサそれぞれに異なるため、ある指令値へ
の応答は各センサ毎に異なる時点で現れ、正確な解析を
より困難にする。また、この応答遅れは温度等の外乱の
影響を受けるため、正確な解析はその面でも難しい。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを課題としてなされたものであり、収集される実測情
報に含れる応答遅れを補償可能に収集することにより、
収集した実測情報をより正確に解析できるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明のモータ評価方法は、指令値変化に対
応する検出値変化がいずれの時点で現れるかを示す応答
遅れ情報を、指令値と関連付けて予め収集しておくステ
ップと、所定周期毎に与えられる指令に応じ駆動される
供試モータの駆動状態に関する情報を指令に同期して検
出・収集するステップと、収集した駆動状態に関する情
に含まれる応答遅れを応答遅れ情報に基づき補正す
ステップと、を有することを特徴とする。
【0007】本発明のモータ評価方法は、さらに、供試
モータの出力トルクと指令値との関係を予め記憶してお
くステップと、指令に対する応答遅れが補正された供試
モータの出力トルクを、記憶している供試モータの出力
トルク及び指令値に基づき求めるステップと、を有する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明のモータ評価方法においては、予め応答
遅れ情報が収集される。この情報は、指令値変化に対応
する検出値変化がいずれの時点で現れるかを示す情報で
あり、この情報に基づく応答遅れの補正によって、収集
された情報の時間断面が指令値を基準にそろえられる。
即ち、供試モータ、供試モータの駆動系及び供試モータ
の状態検出系の応答遅れ補正され、解析が容易化され
かつ正確になる。本発明のモータ評価方法においては、
さらに、出力トルクについても応答遅れを補正して時間
断面をそろえることが可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について図面に
基づき説明する。
【0010】図1〜図3には、本発明の一実施例に係る
モータ評価装置1の構成が示されている。この評価装置
1は、所定の評価条件に従い負荷モータ3及び4を用い
て負荷を加えることにより、供試モータ2の試験、評価
を行う装置である。図1に示されるように、供試モータ
2と負荷モータ3の間には供試モータ2の出力トルクを
検出するトルクセンサ5が設けられており、供試モータ
2とトルクセンサ5の間及び負荷モータ3とトルクセン
サ5の間はいずれもカップリング8により開閉可能に連
結されている。また、供試モータ2と負荷モータ4の間
には同様のカップリング8を介してフライホイール6が
設けられている。供試モータ2とフライホイール6の間
には、カップリング8の他、減速機7が設けられてい
る。
【0011】図2に示されるのは、図1に示される評価
装置1の駆動制御回路である。この図に示されるよう
に、モータ2〜4はそれぞれ交流モータであり、対応す
るインバータ9〜11から供給される交流電力によって
駆動される。インバータ9〜11は、それぞれ対応する
整流器12〜14から供給される直流電力を、対応する
コントローラ18〜20からの指令に応じ、交流電力に
変換する。整流器12〜14は、対応する交流電源15
〜17からの交流電力を整流する。コントローラ18〜
20は、ホストコントローラ21からバスケーブル(例
えばVMEバス)22を介して与えられ対応するモータ
2〜4から出力させるべきトルクを示す指令(トルク指
令)に応じ、対応するモータ2〜4に流れる電流に関す
る指令(電流指令)を生成し、生成した電流指令に基づ
き対応するインバータ9〜11におけるスイッチングを
制御する(電流指令の出力)。
【0012】ホストコントローラ21は、供試モータ2
の試験、評価を、予め定められている評価、試験の条
件、手順に従い実行すべく、各コントローラ18〜20
に対しトルク指令等の各種指令を与える。その一方で、
ホストコントローラ21は、供試モータ2等の状態を監
視する。そのため、図3に示されるように、供試モータ
2の出力軸上にはトルクセンサ5が、供試モータ2の出
力軸又はロータに近接してレゾルバ等の回転センサ23
が、インバータ9の交流側配線には交流電圧電流センサ
24が、直流側配線には直流電圧電流センサ25が、ト
ルクセンサ5には温度センサ26が、設けられている。
ホストコントローラ21は、トルクセンサ5によって当
該供試モータ2の出力トルクTを、回転センサ23によ
り供試モータ2の回転数Nを、交流電圧電流センサ24
により供試モータ2へ実際に供給される電流IM 及び電
圧VM を、直流電圧電流センサ25により電源からイン
バータに流れ込んでいる実際の電流IM 、温度センサ2
6によりトルクセンサ5の温度θを、それぞれ検出し、
GPIB等を利用してこれらを入力、収集する。
【0013】ここで、供試モータ2の評価、試験の際に
ホストコントローラ21により収集される各状態量は、
トルクセンサ5の応答遅れ等をはじめ、各種の遅れを含
んでいる。すなわち、制御から駆動を経て計測に至る一
連の装置において、指令を与えてから実際にこれに応じ
た状態変化が観測されるまでにある程度の時間が必要と
なる。指令値の出力周期Tsampleより十分に短ければこ
の遅れは問題にならないが、例えば電気自動車の走行用
モータを評価、試験する場合のように指令値の出力周期
sampleを短くする必要がある場合には特に大きな問題
となる。すなわち、例えば図4に実線で示されるよう
に、破線で示される真の状態変化に対し、計測される供
試モータ2の電流IM 、電源電流IB 、電圧VB に応答
遅れによる誤差が生じ、事実上、評価、試験は著しく困
難になる。
【0014】本実施例の特徴は、この応答遅れを補正可
能にした点にある。すなわち、トルクセンサ5等の遅れ
には温度等の外乱成分が含まれており、またトルクセン
サ5等には個体差が有るため、通常は応答遅れを推測す
ることが難しいが、本実施例では、評価、試験に先立
ち、各種センサまで含めた系の基本特性を外乱の影響度
を含め測定しておくようにしたため、この応答遅れを補
正して図4に破線で示されるような情報を得ることがで
きる。また、その際の物差し、すなわち遅れ補正の際の
時間的基準としては、供試モータ2に対する電流指令I
* や、これに対応する電圧指令V* 、あるいはトルク指
令T* を用いる。精度の面からは、電流指令I* を用い
るのが好ましい。例えば、トルク指令T* が一定であっ
たとしても、負荷モータ4等の状態変化、供試モータ2
の熱的変化、入力電力の変化等に応じて、電流指令I*
は絶えず変化している。従って、電流指令I* を使用す
ることにより精度の良い解析が可能になる。即ち、モー
タ電流に最も影響を与える最終的な指令値を用いるのが
最良である。
【0015】図5及び図6には、この実施例における処
理手順の一例が示されている。まず、図5に示される例
では、上述の基本特性の計測(100)が試験(20
0)に先立ち行われ、試験終了後に、試験中に収集した
各状態量の補正(遅れ補正)が計測された基本特性を用
いて実行される(300)。このような手順を採用する
ことにより、試験のためのソフトウエアを何等変更する
ことなく、本実施例の利点を享受できる。また、図6に
示される例では、試験実施中に逐次計測される各状態量
を利用して、遅れ補正が同時進行的に実行される。この
ような手順を採用することにより、試験終了後に別途遅
れ補正のための操作を実施することなく、本実施例の利
点を享受できる。なお、いずれの手順においても、前の
ステップから後のステップへの移行を自動化してもよい
しマニュアルとしてもよい。指令値と同期して収集した
データであれば、後に、特性を測定し補正することが可
能である。
【0016】図7には、基本特性計測手順が示されてい
る。
【0017】この図においては、まず電流指令I* と電
流IM の相関が計測される(101)。すなわち、ホス
トコントローラ21は、コントローラ18において電流
指令I* が決定出力された後電流IM が安定するのに十
分な時間が経過してから電流IM を計測するという手順
を、電流指令I* の値を変更して所定回数繰り返す。こ
れにより、ホストコントローラ21は、図8(a)に示
されるように、電流指令I* と電流IM の相関を示す情
報<I* −IM >を獲得する。
【0018】次に、電流指令I* の変化に対して電流I
M がどの様に応答するか(ステップ応答)が計測される
(102)。すなわち、コントローラ18からの電流指
令I* をステップ的に変化させた場合に、その変化した
* に対するIM の変化が現れるのにどの程度の時間t
M が経過するかが、ホストコントローラ21によって観
測される(図8(b)参照)。これにより、ホストコン
トローラ21は、図8(b)に示されるように、電流指
令I* の変化に対する電流IM の応答性を示す情報<Δ
* −ΔIM >を獲得する。時間tM を収集する際に
は、tM を指令I* の同期T1 と同期した周期Tsample
にて除し整数化(切り上げ等)し、得られた整数mをデ
ータとして収集する。同様の手順で、I* の変化に対す
るV* (又はVM )の応答性を示す情報<ΔI* −ΔV
* >すなわち時間遅れデータn、I* に対するIB の応
答性を示す情報<ΔI* −ΔIB >すなわち時間遅れデ
ータq、I* に対するVB の応答性を示す情報<ΔI*
−ΔVB >すなわち時間遅れデータqを収集する。な
お、V* に代えVM を検出対象としてもよいが、実際に
はVM は正確な測定が困難であるため、VM を対象とす
る方がよい。
【0019】さらに、電流指令I* とトルクTの相関が
計測される(103)。すなわち、ホストコントローラ
21は、コントローラ18において電流指令I* が決定
出力された後トルクTが安定するのに十分な時間が経過
してからトルクTを計測するという手順を、電流指令I
* の値を変更して所定回数繰り返す。また、トルクセン
サ5は温度特性を有しているため、電流指令I* とトル
クTの相関の計測は、トルクセンサ5の温度θを利用し
てトルクセンサ5の温度ドリフトを補正しながら実行さ
れる。温度ドリフトの補正式は
【数1】 である。このTは、外乱たる温度θを反映させた情報で
あるからT(θ)と表すことができる。これにより、ホ
ストコントローラ21は、図8(c)に示されるような
電流指令I* とトルクTの相関を示す情報<I* −T
(θ)>を得る。すなわち、ステップ101及び102
にて獲得した情報と併せ、I* 、IM 等及びT(θ)の
相関を示す情報<I* −IM 等−T(θ)>を得る。な
お、このステップで計測する相関は、電流IM とトルク
Tの相関であってもよい。
【0020】供試モータ2の出力特性は、図8(d)に
示されるI* (IM )−Nマップによって表される特性
である。すなわち、供試モータ2の出力トルクTは回転
数Nが低い領域ではその上限が最大トルク線により制限
されており、また回転数Nが高い領域では最大出力線
(トルクTと回転数Nの積の最大線)により制限されて
いる。そこで、ホストコントローラ21は、ステップ1
03をI* (IM )−Nマップ上の各ポイント、すなわ
ち出力可能なトルクTと回転数Nの組み合わせ全てにつ
いて実行し(104)、それまでに得られている情報に
回転数Nを結び付けると共に、
【数2】T=αI* の関係を利用し係数を示す係数αを定め(105)、ト
ルクTを電流指令I* と結び付ける。これにより、情報
<I* −IM 等−N−T(θ)>が得られる。
【0021】ホストコントローラ21は、このようにし
て得られたm,n,p,q等の情報、すなわちI* 、I
M 、N、T(θ)、V* 、IB 、VB 各者の相関関係を
示す情報を、その内部の記憶媒体(例えばハードディス
ク)又は外部記憶媒体(例えばフロッピディスク)に、
供試モータ2の基本特性として記憶する(106)。従
って、記憶される基本特性には、供試モータ2の特性の
他、その駆動・制御・計測系の特性も含まれており、ま
た温度θ等の外乱も含まれている。
【0022】図9には、試験の一般的な手順が示されて
いる。この図に示されるように、試験に際しては、ホス
トコントローラ21からのトルク指令に応じ各コントロ
ーラ18〜20が電流指令I* を決定し(201)、対
応するインバータ9〜11に出力する(202)。ホス
トコントローラ21は、図3に示される各種センサを使
用して供試モータ2や評価装置1の状態を検出し(20
3)、これをその内部の記憶媒体又は外部記憶媒体に記
憶する(204)。ホストコントローラ21は、この動
作を、インバータの指令値I* の指令周期T1 、指令I
* の周期T1 に同期した周期Tsample毎に繰り返す(2
05)。
【0023】図10には、本実施例における遅れ補正の
手順が示されている。この図に示されるように、本実施
例では、まず電流指令I* を物差しとして各実測値
M 、V* 、IB 、VB の遅れm,n,p,qが読み出
される(301)。すなわち、ホストコントローラ21
は、ステップ106において記憶されている基本特性を
参照する。これにより得られる情報は、出力された電流
指令I* に対する実計測値IM 、V* 、IB 、VB の遅
れm,n,p,qであり、各I* を基準とした時の各種
実測データの遅れに対応している。
【0024】ホストコントローラ21は、読み出した遅
れm,n,p,qを用い、ステップ204において記憶
した状態I 、V 、I 、V を補正する(30
2)。具体的には、図11に示されるように、ステップ
204において記憶した状態I 、V 、I 、V
の記憶アドレス又は記憶セクタを、読み出した遅れ
に応じて変更し、その状態量(の変化)が生じる原因と
なった電流指令I と対応付ける。このようにして、
供試モータ2や評価装置1において生じる各種の遅れが
を基準として補正され、I 時間軸上に整理し直
される。ホストコントローラ21は、同時に、遅れ補正
後のI の他、検出されるN、θに基づき、出力トル
クTを求める。これにより、出力トルクTについてもI
時間軸上にのったデータが得られることとなる。
【0025】また、図12に示されるように、回転セン
サ23、交流電圧電流センサ24、直流電圧電流センサ
25等のインバータの制御に用いられる各種センサから
の値を実際の計測値として用い、インバータ制御用のコ
ントローラ内において該各計測値を直接各種データをサ
ンプリングし、そのデータをホストコントローラにて収
集することも可能である。この場合、I* を算出してい
るコントローラ内でデータ収集を行う為、各種計測値の
サンプリングをI* の周期に同期させるのが極めて容易
となる。このような構成を採用する場合には、図6に示
される手順で試験を実行するのが好ましい。すなわち、
試験を実施しながらコントローラ18が各種の情報を収
集する。その場合、図9のステップ204の前に遅れ補
正処理を実行し、時間的基準が上述の“物差し”にそろ
った状態で、これらの情報を記憶する。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のモータ評
価方法によれば、予め応答遅れ情報を収集してお、こ
の応答遅れ情報に基づき応答遅れを補正するようにした
ため、より正確な解析が可能な情報が得られる。また、
これにより、指令値を高速で変化させた場合の供試モー
タの挙動を解析可能になる。本発明のモータ評価方法に
よれば、さらに、出力トルクについても応答遅れを補正
して時間断面をそろえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る評価装置の外観を示す
図である。
【図2】この実施例の駆動制御回路の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】この実施例の計測回路の構成を示すブロック図
である。
【図4】この実施例の目的及び効果を示すタイミングチ
ャートである。
【図5】この実施例における処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図6】この実施例における処理手順の他の一例を示す
フローチャートである。
【図7】この実施例における基本特性計測手順を示すフ
ローチャートである。
【図8】基本特性計測により得られる情報を示す図であ
り、(a)は電流指令とモータ電流の相関を、(b)は
電流指令の変化に対するモータ電流の応答を、(c)は
電流指令又はモータ電流とトルクの相関及びトルクの温
度依存性を、(d)はトルク及び回転数と効率の相関
を、それぞれ示す図である。
【図9】この実施例における試験手順を示すフローチャ
ートである。
【図10】この実施例における遅れ補正手順を示すフロ
ーチャートである。
【図11】実測値記憶の補正方法を示す概念図である。
【図12】この実施例の計測回路の他の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 評価装置 2 供試モータ 3,4 負荷モータ 5 トルクセンサ 9,10,11 インバータ 12,13,14 整流器 15,16,17 交流電源 18,19,20 コントローラ 21 ホストコントローラ 23 回転センサ 24 交流電圧電流センサ 25 直流電圧電流センサ 26 温度センサ T* トルク指令 I* 電流指令 V* 電圧指令 IB 電源電流 VB 電源電圧 IM モータ電流 VM モータ電圧 T モータトルク N モータ回転数 θ 温度

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指令値変化に対応する検出値変化がいず
    れの時点で現れるかを示す応答遅れ情報を、指令値と関
    連付けて予め収集しておくステップと、 所定周期毎に与えられる指令に応じ駆動される供試モー
    タの駆動状態に関する情報を指令に同期して検出・収集
    するステップと、 収集した駆動状態に関する情報に含まれる応答遅れを応
    答遅れ情報に基づき補正するステップと、 を有することを特徴とするモータ評価方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のモータ評価方法におい
    て、 供試モータの出力トルクと指令値との関係を予め記憶し
    ておくステップと、指令に対する応答遅れが補正された供試モータの出力ト
    ルクを、 記憶している供試モータの出力トルク及び指令
    値に基づき求めるステップと、 を有することを特徴とするモータ評価方法。
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