JPH08241567A - ディスクプレーヤ - Google Patents

ディスクプレーヤ

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JPH08241567A
JPH08241567A JP7070799A JP7079995A JPH08241567A JP H08241567 A JPH08241567 A JP H08241567A JP 7070799 A JP7070799 A JP 7070799A JP 7079995 A JP7079995 A JP 7079995A JP H08241567 A JPH08241567 A JP H08241567A
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disk
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弘 阿部
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ディスクプレーヤにおいて、所定の径のディ
スク以外のものが挿入されたときに、直ちにこれを排出
できるようにする。 【構成】 所定の径(直径12cm)のディスクDLが
挿入されると、一対の検知ピン11と12が開き第1と
第2のスイッチSW1,SW2が共にOFFになる。さ
らにディスクDLが挿入されると検知ピン11が(へ)
方向へ移動し、検知レバー23が(ヌ)方向へ移動し第
3のスイッチSW3がOFFになる。このときモータが
始動してローラ5が回転し、ディスクDLが搬入され
る。小径のディスクが挿入されたときには、スイッチS
W1,SW2,SW3が全て同時にOFFになることは
ない。このとき、一方のスイッチSW1またはSW2が
OFFになった時点でタイマが始動し、所定時間以内に
ディスクDLでないと判別されたときには、ローラ5が
搬出方向へ動作し、直ちに搬出処理が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば直径12cmの
ディスクが装填されるディスクプレーヤに係り、この所
定の径のディスク以外のものが挿入されたときに迅速に
その挿入を拒否できるようにし、且つディスクの径の判
別を行なう検知手段を簡単な構造により実現できるよう
にしたディスクプレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】車載用のCDプレーヤやCD−ROMな
どのディスクプレーヤは、直径12cmのディスクが挿
入口から挿入されて装填されるものとなっている。この
種のディスクプレーヤにおいて、例えば直径8cmのデ
ィスクなどのように、正規の径のディスク以外のものが
挿入口から挿入されたときには、その挿入を拒否する構
造を採用することが必要である。
【0003】従来の車載用のCDプレーヤでは、正規の
径のディスクあるいは例えば直径が8cmの小径のディ
スクが挿入口から挿入されると、この挿入が光学検知素
子などにより検知され、挿入口の内側に設けられたロー
ラなどを有する搬送手段が始動し、全ての径のディスク
が一旦装置内に搬入される。装置内には複数の光学検知
素子が配列されるなどした識別検知手段が設けられてお
り、複数の検知素子からの検知出力の組み合せにより、
装置内に搬入されたものが正規の径のディスクであるか
否かの判別がなされる。
【0004】上記検知出力により正規の径のディスクで
ないと判別されたときに、搬送手段が逆転し、小径のデ
ィスクなどが挿入口に戻されるものとなっている。ま
た、正規の径のディスクであると判断されると、このデ
ィスクはそのままディスク駆動機構のターンテーブル上
にクランプされ、ディスクに記録された信号の読出し
や、ディスクへの信号の記録動作が可能になる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例の
ように、正規の径のディスク以外の例えば小径のディス
クが、搬送手段により装置内に搬入され、その後に正規
の径のディスク以外のものが搬出されるものでは、例え
ば小径のディスクなどを誤って挿入したときに、これが
搬出されるまでに時間を要することになる。また、小径
のディスクが誤って挿入されたときには、これが搬送手
段により一旦装置内に引き込まれてから搬出されること
になるため、例えば小径のディスクが装置内の偏った位
置へ送り込まれその位置から搬出されるときに、装置内
に引っ掛かるなどして、正常に搬出されないおそれがあ
る。このような現象が生じると、装置の故障の原因にな
る。
【0006】また、従来のように小径のディスクなどが
装置内に一旦引き込まれてから搬出される構造のディス
クプレーヤでは、ディスクが装置内に搬入された時点で
前記複数の光学検知手段などによりディスクの径の判別
がなされ、あるいはディスクが装置内へ引き込まれる過
程でディスクの径の判別が行われるものとなる。
【0007】このように、一旦ディスクが装置内に引き
込まれてから径の識別が行われるものでは、装置内方の
広い範囲に複数の光学検知素子やスイッチ素子を配置す
ることが必要であり、ディスクの径の識別のための検知
素子の配置が複雑で、またこの検知素子の配置が、装置
内の他の機構の配置にも制約を与えることになる。
【0008】さらに、この種のディスクプレーヤでは、
上記のディスク径の判別のための検知手段の他に、ディ
スクの挿入検知、ディスクの排出完了検知、一旦搬出さ
れたディスクが再挿入されたときの検知などの種々の検
知が必要になる。これらの検知手段はいずれも挿入口近
傍に配置されるものになるため、装置内方に設けられる
ディスク径の判別のための検知手段との兼用が難しく、
よって装置内にそれぞれ別々の機能を発揮する複数種の
検知手段を設けなくてはならなくなり、装置がさらに複
雑化する。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、例えば所定の径のディスク以外のものが挿入口か
ら挿入されたときに、挿入口に挿入された時点で直ちに
ディスクの径が判別され、所定の径のディスクでないと
きには直ちにこれを排出できるようにして、排出処理を
迅速化できるようにしたディスクプレーヤを提供するこ
とを目的としている。
【0010】また、本発明は、所定の径のディスクまた
はそれ以外のものが挿入されたことが検知された時点で
直ちに時間計測を行い、所定時間内に所定の径のディス
クでないと判断されたときには直ちに排出できるように
して、ディスク径の判別に必要な時間を短縮できるよう
にしたことを目的としている。
【0011】また、本発明は、挿入口近傍に配置した検
知手段により、ディスク挿入検知と排出検知、および再
挿入検知、さらにはディスク径の識別検知を兼用できる
ようにして、検知手段の構造を簡略化できるようにした
ことを目的としている。
【0012】さらに本発明は、機械的構造と検出素子と
を組み合せて、多種の検知動作を簡単な構造により正確
に行なえるようにしたことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディスクが挿
入される挿入口と、挿入口から挿入されたディスクを装
置内方へ搬入しまたは装置内のディスクを挿入口から搬
出する搬送手段とが設けられたディスクプレーヤにおい
て、挿入されたディスクの径を判別する検知手段が設け
られ、この検知手段により所定の径のディスクであると
判別されたときに前記搬送手段を始動してディスクを装
置内方へ搬入し、所定の径のディスク以外のものが挿入
されたと判断されたときには、前記搬送手段を搬入方向
へ動作させず、この搬送手段を搬出方向へのみ動作させ
る制御部が設けられていることを特徴とするものであ
る。
【0014】上記において、検知手段が挿入を検知した
ときにタイマを始動し、タイマ始動から所定時間以内に
所定の径のディスクの挿入であると検知されないとき
に、搬送手段が搬出方向へ始動するものとすることがで
きる。
【0015】また、搬送手段が搬出方向への動作を開始
したときにタイマを始動させ、タイマ始動から一定時間
以内に搬出を完了したことが検知手段により検知された
ときに搬送手段を停止させ、またタイマ始動から一定時
間以内に搬出を完了したことが検知されなかったときも
搬送手段を停止させ、搬出完了が検知されなかったとき
は制御部にてイジェクトエラーと認識されるものとする
ことができる。
【0016】この場合に、制御部にてイジェクトエラー
と認識されたときには、イジェクトエラーが生じている
ことが表示部などに表示され、操作者がイジェクト釦を
押すと、装置が排出動作を再開するものとなる。
【0017】また本発明での検知手段は、挿入されるデ
ィスクの外周により押し開かれる一対の検知ピンと、そ
れぞれの検知ピンの移動を検知する検知素子とから構成
されており、一対の検知ピンが所定以上の間隔に開かれ
たことが検知素子により検知されたときに所定の径のデ
ィスクの挿入であると判別され、検知ピンが所定以上の
間隔に開かれたことが検知素子により検知されないとき
には、所定の径のディスク以外のものの挿入であると判
別されるものとすることができる。
【0018】あるいは、検知手段は、挿入されるディス
クの外周により押し開かれる一対の検知ピンと、それぞ
れの検知ピンが押し開かれる方向へ移動したことを検知
する第1と第2の検知素子と、一方の検知ピンが所定距
離以上動いたか否かを検知する第3の検知素子とにより
構成され、両検知ピンがそれぞれ移動したことが第1と
第2の検知素子により検知され且つ一方の検知ピンが所
定距離以上動いたことが第3の検知素子により検知され
たときに、所定の径のディスクの挿入であると判別さ
れ、これ以外は全て所定の径のディスク以外のものの挿
入であると判別されるものとすることができる。
【0019】上記においては、一方の検知ピンが動いた
ことが検知素子により検知された時点でタイマが始動
し、タイマ始動から所定時間以内に、検知ピンが所定以
上の間隔に開かれたことが検知されないときに搬送手段
が搬出方向へ始動させられる構造にできる。
【0020】あるいは、第1の検知素子と第2の検知素
子のいずれか一方が検知ピンの移動を検知したときにタ
イマを始動し、タイマ始動後の所定時間内に他方の検知
素子が検知ピンの移動を検知しないときに搬送手段が搬
出方向へ始動し、前記タイマ始動後の所定時間内に他方
の検知素子が検知ピンの移動を検知したときには前記タ
イマの動作を一旦停止させてからタイマを再始動し、タ
イマ再始動から所定時間内に第3の検知素子が検知ピン
の所定距離以上の動きを検知しないときに、搬送手段が
搬出方向へ始動するものにできる。
【0021】また、上記では、装置内に装填されていた
所定の径のディスクが搬送手段により搬出されるとき
に、第1と第2の検知素子が両検知ピンの復帰を検知し
ていない時点で、第3の検知素子により一方の検知ピン
が所定の位置まで復帰したことが検知されたときに搬送
手段が停止し、ディスクが停止するものとなる。
【0022】このとき、停止したディスクが再度押され
て、第3の検知素子により検知ピンの移動が検知された
ときに、搬送手段が搬入方向へ始動して、ディスクが再
度装置内に搬入されるものとすることも可能である。
【0023】
【作用】上記手段では、挿入口から所定の径(正規の
径)のディスクあるいは所定の径のディスク以外のもの
が挿入されると、検知手段により直ちにその判別がなさ
れる。そして所定の径のディスクの挿入であることが検
知されると、ローラなどを備えた搬送手段により、所定
の径のディスクが装置内方へ搬入され、ディスク駆動機
構にクランプされて再生や記録動作が可能になる。前記
検知手段にて所定の径のディスクでないものの挿入であ
ると検知されると、搬送手段は搬入動作を行なわず直ち
に搬出動作を行なう。よって、所定の径のディスクでな
い例えば小径のディスクが搬送手段に保持される位置に
押し込まれていたとしても、これが直ちに挿入口へ搬出
される。よって所定の径のディスク以外のものの搬出が
迅速に行われ、また小径のディスクなどが装置内に引っ
掛かるなどの問題も生じない。また、ディスク径の識別
を挿入口近傍により行なっているため、ディスク径の識
別のための検知素子が挿入口近傍に集約されることにな
り、装置内方の構造が検知素子の配置により制約を受け
ることがない。
【0024】また、検知手段が所定の径のディスクある
いはこれ以外のものの挿入を検知したときにタイマを始
動し、タイマ始動から所定時間以内に所定の径のディス
クの挿入であると検知されないときに、搬送手段により
所定の径のディスク以外のものを排出する構造とする
と、所定の径以外のものの搬出が必ず所定時間内に行わ
れ、搬出処理がさらに迅速になる。
【0025】また、搬送手段が搬出方向への動作を開始
したときにもタイマを始動させ、一定時間以内に搬出が
完了したか否かを検知できるようにすると、搬出時の搬
送手段の動作時間が長引くことがなく、イジェクトエラ
ー状態を直ちに検知できるものとなる。
【0026】また検知手段を一対の検知ピンと、この検
知ピンが所定以上の間隔に開いたか否かを検知するスイ
ッチなどの検知素子により構成すると、簡単な機械的構
造で、また挿入口近傍に配置した機構のみで、ディスク
径の判別と、さらには挿入検知とタイマの始動動作を行
なうことが可能になる。
【0027】さらに一対の検知ピンがそれぞれ動いたか
否かを検知する第1と第2の検知素子の他に、一方の検
知ピンが所定距離以上動いたか否かの検知を行なう第3
の検知素子を設けると、第1と第2と第3の検知素子の
動作を確認することにより、正規の径のディスクが挿入
されたか否かの検知をさらに正確に行なうことができ
る。
【0028】また、一対の検知ピンが設けられたもので
は、一方の検知ピンが動いたことが検知素子により検知
された時点でタイマを始動させ、タイマ始動から所定時
間以内に、検知ピンが所定以上の間隔に開かれたことが
検知されないときに所定の径のディスク以外のものを搬
出できる構造とすることが可能である。所定の径のディ
スクなどが挿入されると必ず一方の検知ピンが動作を開
始するため、挿入口から挿入された直後にタイマを始動
でき、所定の径のディスク以外のものを搬出するための
処理を最短の時間内に完了できるようになる。
【0029】また、第3の検知素子により、一方の検知
ピンが所定の距離以上移動したか否かを検知できる構造
としておくと、この第3の検知素子の検知出力に基づい
て、搬送手段の搬出動作を停止させることが可能にな
る。よって所定の径のディスクの搬出完了を一方の検知
ピンの動作により確実に検知できる。
【0030】さらに上記搬出完了状態からのディスクの
再挿入は、第3の検知素子により検知され、直ちに搬送
手段を始動して、所定の径のディスクを再度搬入(リロ
ード)させることが可能になる。すなわち一対の検知ピ
ンとスイッチなどの検知素子により、挿入検知およびタ
イマ始動、ディスク径の識別、ディスクの搬出完了、デ
ィスクの再挿入検知の全ての検出および制御動作の設定
が可能になる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。図1は、
本発明のディスクプレーヤの一例として車載用のCDプ
レーヤの一部を示す分解斜視図、図2は電気回路部の構
造の概略を示す回路ブロック図、図3ないし図13はデ
ィスク識別および搬入・搬出動作を示す部分平面図、図
14ないし図17は制御動作を説明するフローチャート
である。
【0032】図3の部分平面図において、符号1は車載
用CDプレーヤのノーズ部である。CDプレーヤの筐体
は、自動車の車室内のコンソールパネル内に埋設され、
ノーズ部1がコンソールパネル内の表面に設置される。
ノーズ部1の表面には、各種操作釦および液晶パネルな
どの表示部が配置されている。ノーズ部1には挿入口1
aが開口している。この挿入口1aの開口寸法Aは、直
径12cmのディスク(コンパクトディスク)DLより
もわずかに幅広に形成されている。このディスクプレー
ヤは、所定の径(直径12cm)のディスクDLのみの
装填を許容し、それ以外のディスク、例えば直径8cm
の小径のディスクDSの装填を受け付けないものであ
る。
【0033】ノーズ部1の内側に位置する筐体内には、
機構シャーシ2が内蔵されている。図1に示すように、
機構シャーシ2は、底板2aの左右両側方に側板2b,
2bが折曲げられた構造である。機構シャーシ2には、
搬送手段3を構成するローラブラケット4とローラ5が
設けられている。ローラブラケット4は板金により形成
されており、その両側部に設けられた支持軸6,6は、
機構シャーシ2の両側板2b,2bに形成された支持穴
2c,2cに回動自在に支持されている。
【0034】ローラ5を支持するローラ軸7の両端は、
ローラブラケット4に回動自在に支持されている。ロー
ラ軸7の一端には歯車8が固定されており、機構シャー
シ2上の所定位置に設置されたモータMの動力が減速歯
車列(図示せず)を介して前記歯車8に伝達され、モー
タMの動力によりローラ5が搬入方向(イ)と搬出方向
(ロ)へ駆動される。
【0035】ローラブラケット4はスプリング9,9に
より(ハ)方向へ付勢されている。この付勢力により、
前記ローラ5はその上方に位置するローラまたはシュー
などの対向部材に圧接させられる。ローラ5と対向部材
の圧接境界部は、前記挿入口1aの内側に位置してお
り、挿入口1aから挿入されたディスクDLは、ローラ
5と対向部材との間に挟持される。そして前記モータM
の動力によりローラ5が搬入方向((イ)方向)へ駆動
されると、ディスクDLが装置内方(機構シャーシ2の
内方)のディスク駆動機構上に搬入される。またディス
クDLが、ローラ5と対向部材とで挟持された状態で、
ローラ5が搬出方向((ロ)方向)へ駆動されると、デ
ィスクDLは挿入口1aから搬出される。
【0036】また、機構シャーシ2内に設けられた図示
しない機構により、ローラブラケット4は(ニ)方向へ
駆動されるようになっている。この機構は、機構シャー
シ2内に設けられたディスク駆動機構のクランプ駆動装
置に連動している。(ハ)方向へ移動しているローラ5
と対向部材とで挟持されたディスクDLが装置内方へ搬
入され、ディスク駆動機構のターンテーブル上に位置決
めされると、前記クランプ駆動装置によりクランパが下
降させられ、ディスクDLの中心部がターンテーブルに
クランプされる。このクランプ動作と同時に、前記クラ
ンプ駆動装置により、ローラブラケット4が(ニ)方向
へ駆動され、ローラ5が下降して、クランプされたディ
スクDLの下面からローラ5が離れるようになる。挿入
口1aの内側近傍部分には、検知手段10が設けられて
いる。この検知手段10には一対の検知ピン11と12
が設けられている。
【0037】一方の検知ピン11はブラケット13に一
体に形成されており、機構シャーシ2の底板2aに固定
された軸14により(ホ)−(へ)方向へ回動自在に支
持されている。ブラケット13は付勢部材であるスプリ
ング15により(ホ)方向へ付勢されており、底板2a
に固定されたストッパ16にブラケット13が当たるこ
とにより、ブラケット13の(ホ)方向への回動量が規
制されている。
【0038】他方の検知ピン12はブラケット17に一
体に形成されており、このブラケット17は、底板2a
に固定された軸18により(ト)−(チ)方向へ回動自
在に支持されている。ブラケット17は付勢部材である
スプリング21により(ト)方向へ付勢され、また底板
2aに固定されたストッパ19により、ブラケット17
の(ト)方向への回動量が規制されている。
【0039】前記スプリング15と21により、検知ピ
ン11と12はそれぞれ(ホ)方向と(チ)方向へ付勢
されてストッパ16と19に当たっているが、この状態
での検知ピン11と12の間隔Bは、直径8cmの小径
のディスクの直径よりもわずかに短く設定されている。
【0040】機構シャーシ2の底板2aには軸22が固
定され、この軸22に、第3の検知部材となる検知レバ
ー23が回動自在に支持されている。検知レバー23の
基端にはピン24が設けられ、このピン24が、一方の
検知ピン11を支持しているブラケット13に形成され
た溝カム13a内に挿入されている。溝カム13aは、
軸14からの半径の短い円弧軌跡の第1の案内部およ
び第3の案内部と、これらよりも軸14からの半径の
長い円弧軌跡の第2の案内部を有している。ピン24
が第1の案内部または第3の案内部内に位置してい
るとき検知レバー23は(リ)方向へ回動し、ピン24
が第2の案内部内に位置しているとき、検知レバー2
3は(ヌ)方向へ回動する。
【0041】底板2aには4つの検知素子として押圧ス
イッチが設けられている。第1の検知素子である第1の
スイッチSW1は、ブラケット13に対向して配置され
ており、検知ピン11が(ホ)方向へ移動しブラケット
13がストッパ16に当たっているときに、スイッチS
W1は「ON」である。第2の検知素子である第2のス
イッチSW2は、ブラケット17に対向して配置されて
いる。検知ピン12が(ト)方向へ移動し、ブラケット
17がストッパ19に当たっているとき、スイッチSW
2は「ON」である。
【0042】第3の検知素子である第3のスイッチSW
3は、検知レバー23の先端部23aに対向して配置さ
れている。検知レバー23が(リ)方向へ回動している
とき、スイッチSW3は「ON」である。上記の第1の
スイッチSW1は、検知ピン11が図1の位置から
(へ)方向へ動きだすと直ちにONからOFFに検知出
力が切り換わるものであり、同様に第2のスイッチSW
2は、検知ピン12が図1の位置から(チ)方向へ動き
だすと直ちにONからOFFに検知出力が切り換わるも
のである。
【0043】また、第3のスイッチSW3は、検知レバ
ー23により動作されるものであるが、この検知レバー
23が溝カム13aに案内されているため、第3のスイ
ッチSW3は2つの検出出力の切換え点を有することに
なる。すなわち、検知ピン11が(へ)方向へ移動し第
1のスイッチSW1がOFFになった後、検知ピン11
がさらに(へ)方向へ所定距離移動すると、溝カム13
aの案内部からへの境界部によりスイッチSW3の
検知出力がONからOFFに切り換わる。これが1番目
の検知出力の切り換え点である。その位置からさらに検
知ピン11が(へ)方向へ移動すると、溝カム13aの
案内部からへの境界部によりスイッチSW3の検出
出力がOFFからONに切り換わる。これが2番目の検
知出力の切り換え点である。このように第3の検知素子
であるスイッチSW3は、検知ピン11が(へ)方向へ
所定距離移動したか否かを2段階にて検知することを目
的としている。したがって、検知レバー23を設けず、
検知レバー11およびブラケット13の(へ)方向への
所定距離の移動を直接にスイッチまたは光学検知素子な
どの第3の検知素子で検知する構造とすることも可能で
ある。
【0044】第4の検知素子である第4のスイッチSW
4には、ローラブラケット4に折曲げ形成された検知爪
4aが対向している。搬送手段3では、ディスクを搬送
しているときにローラブラケット4が(ハ)方向へ回動
して、ディスクがローラ5と対向部材とで挟持される
が、このとき検知爪4aはスイッチSW4から離れ、ス
イッチSW4は「OFF」である。所定の径のディスク
DLがローラ5により装置内方へ搬入され、このディス
クDLの中心部がディスク駆動機構のターンテーブルに
位置決めされ、さらにクランプ動作が完了すると、ロー
ラブラケット4が(ニ)方向へ回動し、ローラ5がディ
スクから離れる位置へ退避するが、この退避が完了した
ときに、検知爪4aがスイッチSW4を押し、スイッチ
SW4が「ON」となる。すなわち、第4のスイッチS
W4により、所定の径のディスクDLが装置内でのクラ
ンプが完了したことが検知される。
【0045】図2は、ディスクプレーヤの制御を行なう
電気回路の構成の概略を示したものである。各スイッチ
SW1ないしSW4の接点の切り換わりは検出回路31
により個別に検出され、マイクロコンピュータのCPU
を主体とした制御部32に入力される。ランダムアクセ
スメモリ(RAM)33には、制御部32にて実行され
るプログラムが内蔵されている。またタイマ34は、制
御部32からのアクセスによりカウントが始動しまたク
リアされる。図1に示すモータMはモータ駆動部35に
より駆動されるが、モータ駆動部35は、制御部32に
より駆動制御される。
【0046】なお、図1に示す実施例では、検知素子と
して押圧スイッチが使用されているが、各検知素子また
は検知素子の一部が光学検知素子により構成されていて
もよい。またスイッチのONとOFFの切り換わりは自
由に設定でき、例えば検知レバー23が(リ)方向へ回
動したときに第3のスイッチSW3がOFFとなる構造
であってもよい。また第1と第2のスイッチSW1とS
W2においてもONとOFFの切り換わりが図1の実施
例と逆であってもよい。
【0047】上記各スイッチの役割を説明すると、第1
のスイッチSW1または第2のスイッチSW2により、
挿入口1aからの所定の径のディスクDLまたは所定の
径以外のもので例えば小径のディスクDSが挿入された
ことが検知される。また第1のスイッチSW1または第
2のスイッチSW2により、ディスクが挿入口1aから
完全に引き出されたことが検知される。
【0048】第1のスイッチSW1と第2のスイッチS
W2は、一対の検知ピン11と12の拡がりを検出する
機能を有している。検知ピン11と12が所定の間隔以
上に開いたか否かは、第1と第2のスイッチSW1とS
W2に加え第3のスイッチSW3との組み合せにより検
知できる。すなわち第1と第2と第3のスイッチSW
1,SW2,SW3により、挿入されたディスクの径の
識別がなされる。
【0049】また第3のスイッチSW3の検知出力の切
り換わりにより、装置内からディスクが搬出される際の
搬出完了のタイミングが設定される。また、第3のスイ
ッチSW3は、一端搬出が完了したディスクが再度挿入
されたときのリロード動作の開始検知を行なう機能も有
している。また、第4のスイッチSW4は、ローラブラ
ケット4が(ニ)方向へ回動し、所定の径のディスクD
Lがディスク駆動機構のターンテーブル上へのクランプ
完了されたことの検知を行なうものである。
【0050】次に、検知ピン11,12、検知レバー2
3および各スイッチSW1ないしSW4の動作を、所定
の径(正規の径)(直径12cm)のディスクDLと、
所定の径のものでない直径8cmの小径のディスクDS
との関係で説明する。図3ないし図8は所定の径のディ
スクDLが挿入口1aから挿入されて装置内に装填され
るまでを示している。図3に示すように、ストッパ16
と19に当たっているときの検知ピン11と12の対向
間隔Bは、直径12cmのディスクDLの直径よりも小
さくなっている。なお、一対の検知ピン11と12は、
挿入口1aの中心線O−Oに対し左右等距離に配置され
ている。。
【0051】挿入口1aからディスクDLが挿入される
と、図3から図4にかけて示すように、ディスクDLの
外周により検知ピン11と12が押され、検知ピン11
は(へ)方向へ検知ピン12は(チ)方向へそれぞれ押
し開かれ、検知ピン11と12の間隔が広がる。図4の
時点では既に、ブラケット13が第1のスイッチSW1
から離れ、ブラケット17が第2のスイッチSW2から
離れて、スイッチSW1とSW2は共にOFFとなる。
ただし、実際にはいずれか一方のスイッチSW1または
SW2が先にOFFとなる。一方のスイッチSW1また
はSW2がOFFとなった時点で、挿入検知状態とな
り、後述の制御動作のように、タイマ34による計時動
作が開始される。
【0052】図4の時点では、検知レバー23のピン2
4が、ブラケット13に形成された溝カム13aの第1
の案内部内に位置しており、よって検知レバー23は
(リ)方向へ回動したままであり、第3のスイッチSW
3はONである。ディスクDLが図5の位置まで押し込
まれると、検知ピン11と12は(へ)と(チ)方向へ
さらに押し開かれる。一方の検知ピン11が図5の位置
まで所定距離移動すると、ピン24が溝カム13aの第
2の案内部に入り、検知レバー23が(ヌ)方向へ回
動し、検知レバー23の先端部23aが第3のスイッチ
SW3から離れ、スイッチSW3がOFFになる。すな
わち第3のスイッチSW3は1番目の検知出力の切り換
え点を通過しONからOFFになる。
【0053】スイッチSW3がOFFになった時点でモ
ータMが始動し、搬送手段3でのローラ5が搬入方向で
ある(イ)方向へ回転し始める。ただし、モータMが始
動するのは、図3の時点でいずれか一方のスイッチSW
1またはSW2が最初OFFになってタイマ34のカウ
ントが始動した後の一定時間内にスイッチSW1または
SW2の残りの一方がOFFになり、さらに両スイッチ
SW1とSW2が共にOFFになった後の一定時間内に
スイッチSW3がOFFになったときに限られる。スイ
ッチSW1とSW2が共にOFFになり、一方の検知ピ
ン11が所定の距離以上に移動して第3のスイッチSW
3がOFFになるのは、直径12cmのディスクDLが
挿入されたときに限られるものとなっており、それ以外
の径のディスクが挿入されたときには上記条件が満足し
ないものとなっている。
【0054】また図5に示す時点で、モータMが始動
し、ローラ5が(イ)方向へ回転し始めるが、このと
き、ディスクDLの先端とローラ5の中心との間には所
定距離δが残っており、ディスクDLの先端は搬送手段
3に至っていない。よって、図5の位置からディスクD
Lがさらに押し込まれ、ディスク先端がローラ5の位置
に至ったときにはローラ5が既に始動しており、よって
ディスクDLは搬送手段3によりスムーズに装置内方へ
送り込まれる。したがってディスクDLを挿入口1aか
ら手で押し込むときに、手には挿入を阻むような大きな
抵抗力が作用せず、挿入操作の感触が良好になる。
【0055】ローラ5によりディスクDLが装置内方へ
搬入されると、図6に示すように、検知ピン11と12
の間隔がさらに広がる。そして一方の検知ピン11が
(へ)方向へ大きく移動し、ピン24が溝カム13aの
案内部に至り、検知レバー23が再度(リ)方向へ動
いて第3のスイッチSW3が再びONになる。すなわち
ディスクDLが図6の位置まで搬入されると、第3のス
イッチSW3は2番目の検知出力の切換え点となり、O
FFからONになる。そのままディスクDLは装置内方
へ搬入される。図7は、ディスクDLの最大径の部分が
検知ピン11と12の間を通過する時点を示している。
【0056】さらにディスクDLが装置内方へ搬入され
ると、検知ピン11はスプリング15の力で(ホ)方向
へ復帰し、検知ピン12はスプリング21の力で(ト)
方向へ復帰する。図7の時点から検知ピン11が(ホ)
方向へ復帰すると、ピン24は溝カム13aの案内部
から案内部へ移動して、第3のスイッチSW3が一旦
OFFとなり、さらにピン24が案内部へ移動して第
3のスイッチSW3は最終的にONになる。そしてディ
スクDLの後端が、検知ピン11と12から離れると、
両検知ピン11と12はその間隔が初期の間隔寸法Bの
位置へ戻り、第1と第2のスイッチSW1とSW2が共
にONに復帰する。
【0057】直径12cmのディスクDLが、装置内方
のディスク駆動機構上に位置決めされたことがさらに他
の検知部材により検知されると、クランプ駆動装置が始
動してクランパが下降し、ディスクDLの中心部がター
ンテーブル上にクランプされる。このとき、ローラブラ
ケット4が(ニ)方向へ下降して、ローラ5がディスク
DLから離れる位置へ下降する。この下降完了は、検知
爪4aが第4のスイッチSW4をONさせることにより
検知される。この時点で、所定の径のディスクDLの装
填が完了する。
【0058】装填されていた直径12cmのディスクD
Lが排出されるイジェクト処理では、まずディスクのク
ランプが解除され、このクランプ解除動作とともに、ロ
ーラブラケット4が(ハ)方向へ上昇して、ディスクD
Lがローラ5と対向部材に挟持される。モータMは既に
逆転駆動されており、ローラ5はディスクDLに当たっ
た時点で搬出方向である(ロ)方向へ回転している。
【0059】ディスクDLはローラ5の逆転により挿入
口1aの方向へ搬出される。ディスクの搬出動作の完了
は、第3のスイッチSW3の2番目の検知出力の切換え
点により検知される。すなわち、ディスクDLが挿入口
1a方向へ搬出され始めるときは、図8に示すように検
知ピン11と12は間隔Bに復帰しているため、搬出さ
れるディスクDLの挿入口1a側の外周部により、検知
ピン11と12が押し開かれる。押し開かれた直後にピ
ン24が溝カム13aの第1の案内部から第2の案内
部に移行し、検知レバー23が一旦(ヌ)方向へ回動
して第3のスイッチSW3がOFFになる。さらにディ
スクDLが搬出され、検知ピン11と12が押し開かれ
ると、ピン24は溝カム13aの第3の案内部に入
り、第3のスイッチSW3が再度ONに切り換わる。こ
の時点が、ディスクの搬出完了であり、モータMが停止
する。
【0060】このイジェクト動作では、ディスクDLが
図8の位置から挿入口1a方向へ移動して、ほぼ図7に
示す位置に至った時点で、モータMが停止することにな
る。この停止状態では、ディスクDLの一部は搬送手段
3にてローラ5と対向部材とで挟持されており、ディス
クDLの先端のみが挿入口1aから突出した状態であ
る。ディスクDLを取り出したいときには、挿入口1a
から突出している部分にてディスクDLを掴み、引き出
すことになる。
【0061】また、排出動作が完了して、ほぼ図7の位
置でディスクDLが停止している状態で、ディスクDL
が手で再度押し込まれると、検知ピン11が(ホ)方向
へ移動し、検知レバー23が(ヌ)方向へ移動して、第
3のスイッチSW3がOFFになる。この時点でモータ
Mが始動し、ローラ5が(イ)方向へ回動し始め、ディ
スクDLが再度装置内方へ搬入される。
【0062】このように、検知レバー23と第3の検知
素子である第3のスイッチSW3が設けられていると、
検知ピン11が図1の位置から(へ)方向へ移動してい
くときに、スイッチSW3がONからOFFになる1番
目の検知出力の切換え点と、さらにOFFからONにな
る2番目の検知出力の切換え点を持つことになる。1番
目の検知出力の切換え点、および第1と第2のスイッチ
SW1,SW2のOFFへの切換わりとで、ディスクの
径の識別が行われ、2番目の検知出力の切換え点によ
り、ディスクの搬出完了の検知と、搬出が完了したディ
スクの再度の挿入(リロード)の検知が行われるものと
なる。
【0063】図9ないし図13は、直径8cmの小径の
ディスクDSが挿入口1aから挿入された状態を示して
いる。図9は、小径のディスクDSが、挿入口1aの中
央線O−Oに沿って挿入された場合である。このとき、
ディスクDSの挿入側の外周部により検知ピン11と1
2がほぼ同時に(へ)方向と(チ)方向へ押し開かれ、
第1と第2のスイッチSW1,SW2は共にOFFにな
る。ディスクDSの最大径の部分が検知ピン11と12
に当たったとき、両検知ピン11と12は中央線O−O
から最も離れた位置へ移動する。ただし、このときに
は、検知ピン11が(へ)方向へ移動する距離があまり
大きくなく、ピン24は溝カム13aの第1の案内部
内に位置したままである。よって、検知レバー23が
(ヌ)方向へ動くことがなく、第3のスイッチSW3が
ONのままである。
【0064】図10は、小径のディスクDSが、挿入口
1aの中央線O−Oよりもやや右側に偏った位置から挿
入された状態を示している。このとき、左側の検知ピン
12は動かず、右側の検知ピン11のみが(へ)方向へ
押されて移動する。ただし、検知ピン11の(へ)方向
への動き距離はわずかであり、検知レバー23は(ヌ)
方向へ動かない。よって第1のスイッチSW1のみがO
FF、第2のスイッチSW2と第3のスイッチSW3は
共にONのままである。
【0065】図11は、小径のディスクDSがさらに図
示右側に偏った位置から挿入された状態を示している。
このとき、右側の検知ピン11の(へ)方向への移動量
が大きく、よって、ピン24が溝カム13aの第2の案
内部に移動している。よって検知レバー23が(ヌ)
方向へ回動し、第3のスイッチSW3がOFFとなる。
一方第1のスイッチSW1もOFFであるが、第2のス
イッチSW2はONのままである。
【0066】図12は、小径のディスクDSが挿入口1
aの最も右端に沿って挿入された状態を示している。こ
のときピン24が溝カム13aの第3の案内部に位置
しており、第3のスイッチSW3はONである。よっ
て、第1のスイッチSW1のみがOFFで第2のスイッ
チSW2はONである。
【0067】図13は、小径のディスクDSが挿入口1
aの左側に偏った位置から挿入された状態を示してい
る。このとき左側の検知ピン12のみが(チ)方向へ押
され、第2のスイッチSW2のみがOFFとなる。ただ
し第1のスイッチSW1と第3のスイッチSW3はON
のままである。
【0068】図9ないし図13に示したように、直径が
8cmのディスクDSまたはこれよりも小径のものが挿
入口1aから挿入されたときには、スイッチSW1,S
W2,SW3が全て同時にOFFとなることはない。し
たがってスイッチSW1,SW2,SW3が全て同時に
OFFになったときにのみ所定の径のディスクDLの挿
入であると判別され、それ以外はディスクDL以外のも
のの挿入であると判別される。
【0069】この実施例では、図5に示したように、全
てのスイッチSW1,SW2,SW3が同時にOFFと
なったときにだけ、モータMを始動して搬送手段3を搬
入方向へ動作させている。そして図9ないし図13に示
すように小径のディスクDSが挿入されたときには、搬
送手段3のローラ5を搬入方向へ始動しない。そして、
一定時間内に大径のディスクDLであると判別されない
ときには、モータMを直ちに逆転させ、ローラ5を搬出
方向である(ロ)方向へ回転させるものとなっている。
よって図9ないし図13に示すように、小径のディスク
DSがローラ5の上まで押し込まれたときには、ローラ
5の(ロ)方向への回転により直ちに挿入口1aの方向
へ排出されるものとなっている。
【0070】すなわち、スイッチSW1とSW2のいず
れか一方がOFFになったときに、タイマ34によるカ
ウントを開始し、一定時間以内に他方のスイッチSW1
またはSW2がOFFとならない場合(図10、図1
1、図12、図13の場合)には、ただちにローラ5を
搬出方向へ駆動する。またスイッチSW1とSW2の一
方のみがOFFとなり、タイマ34が始動した後の一定
時間以内に他方のスイッチSW1またはSW2がOFF
となったときには(図9の場合)、両スイッチSW1と
SW2がOFFになった時点からタイマ34によるカウ
ントを開始し、一定時間内に第3のスイッチSW3がO
FFにならなかったときに、ローラ5を搬出方向へ始動
するように制御している。
【0071】次に制御部32にてプログラムに基づいて
実行される制御動作を図14から図16に示すフローチ
ャートに基づいてさらに詳しく説明する。以下の説明で
は、フローチャートにおけるステップ1、ステップ2、
…をST1、ST2、…により表現する。
【0072】図14は、新たにディスクが挿入されると
きの制御動作を示している。なお図14では、ディスク
DLなどが挿入されたときに、検知ピン11が最初に動
き、スイッチSW1とSW2のうちのSW1が最初にO
FFになったときを示している。ただし、これとは逆に
挿入時に検知ピン12が最初に動いてスイッチSW2が
先にOFFになる場合もあり得る。このときの制御動作
は、図14と同じであり、ST6とST7とでSW1と
SW2を逆にしたものとして制御が行われる。
【0073】ST1とST2において、それまで第1の
スイッチSW1と第2のスイッチSW2が共にONの状
態が継続していたとき(図1と図3に示す初期状態)
で、ST3により第1のスイッチSW1が先にOFFに
なったとき(検知ピン11が(へ)方向へ動いたとき)
に、制御部32ではローディング処理(ST4)の制御
モードが設定される。この制御モードでは、スイッチS
W1がOFFとなった時点で直ちにタイマ34による計
時動作を開始する(ST5)。
【0074】ST6では、他方の検知ピン12が(チ)
方向へ動いてスイッチSW2がOFFとなるか否かが監
視される。スイッチSW2がOFFにならないときに
は、スイッチSW1がONに復帰するか否かを監視し
(ST7)、スイッチSW1がONに復帰したときに
は、直ちにローディングエラーモードがセットされる
(ST8)。また、ST6で第2のスイッチSW2がO
FFにならず、またST7にて第1のスイッチSW1が
ONに復帰しない場合には、ST5のタイマ始動から所
定時間(2000ms;2秒)経過後(ST9)に、ロ
ーディングエラーモードがセットされる。
【0075】このローディングエラーモードは、挿入さ
れたのが直径12cmのディスクDL以外のものである
と判別された場合に設定されるものである。このローデ
ィングエラーモードが設定されたときに、一旦モータが
停止し(ST25)、その直後にモータMが逆転して小
径のディスクDSなどが直ちに排出されることになる
が、このローディングエラーモードについては図15の
フローチャートにより後に説明する。
【0076】図14のST6により第2のスイッチSW
2が2秒以内にOFFになったことが確認されると、S
T10によりタイマのカウントがクリアされ、この時点
で再度タイマ34による計時動作が再開される(ST1
1)。ST16により計測されるタイマ再開後の所定時
間(2000ms;2秒)以内に第3のスイッチSW3
がOFFになると(ST12)、所定の径のディスクD
Lが挿入されたものと判別され、制御部32ではローデ
ィングモードがセットされる(ST13)。このローデ
ィングモードのセットと同時にモータMが始動し(ST
14)、ローラ5が搬入方向((イ)方向)へ始動し
て、ディスクDLが装置内方へ搬入され始める。
【0077】また、ST12で、スイッチSW3がOF
Fにならず、またST15でスイッチSW1とSW2が
OFFのままであり、このときST16にてタイマの再
開後に所定時間(2000ms;2秒)経過すると、S
T8に移行してローディングエラーモードが設定され
る。すなわち、SW1とSW2が共にOFFになった後
の2秒経過後に、ST12において未だスイッチSW3
がOFFになっていないと認識されたときには、所定の
径のディスクDL以外のものの挿入であると判別され、
ローディングエラーモード(ST8)が設定されて、ロ
ーラ5が直ちに逆転されることになる。
【0078】所定のディスクDLの挿入であると判別さ
れ、ST13でローディングモードがセットされ、ST
14にてモータMが始動し、ディスクDLが装置内方へ
搬入されているときに、ST15により第1と第2のス
イッチSW1,SW2がONに復帰するか否か監視され
る。これは、ディスクDLが搬入されて図8に示すよう
に検知ピン11と12が初期の位置に復帰するか否かを
監視していることになる。ST11でのタイマの計時動
作開始から所定時間(2000ms;2秒)経過した時
点で(ST16)、未だ第1と第2のスイッチSW1と
SW2がONに復帰しないときには、ST17を経てS
T18のイジェクト処理に移行する。すなわち、所定の
径のディスクであると判別されて装置内方へ送り込まれ
ているときに、ST11から2秒以内に検知ピン11と
12が初期の位置に復帰しないときには、ディスクDL
のローディングが正常に行われていないものと判断さ
れ、ST18のイジェクト処理によりこのディスクDL
が排出される。なお、イジェクト処理については図16
において後に説明する。
【0079】ST15でスイッチSW1とSW2が2秒
以内にONに復帰したことが確認されると、ST19に
てタイマ34の計時動作がクリアされる。このときには
ローディングモードが設定されているため(ST2
0)、所定の径のディスクDLが完全に搬入されたこと
になる。このとき再度タイマ34の計時動作を開始し
(ST21)、ST22にてタイマ始動後に2秒経過す
る以前に、ST23により第4のスイッチSW4がON
になったことが検知されると、ディスクDLのクランプ
が完了したことになる。このとき、ST24によりタイ
マ34の計時動作がクリアされ、モータMが停止し(S
T25)、処理を完了する(ST26)。
【0080】ST22によりタイマの計時時間が2秒経
過した時点で、SW4がONにならなかったときには、
搬入されたディスクDLがディスク駆動機構のターンテ
ーブルに正常にクランプされなかったものと判断され
る。このときにはST27によりイジェクト処理に移行
し、ディスクDLの排出動作が行われる。
【0081】次に図15によりローディングエラーモー
ドが設定されたときの動作を説明する。このローディン
グエラーモードが設定されるのは、図14の処理動作に
おいて、スイッチSW1がOFFになりST5にてタイ
マが始動した後の2秒間のうちにスイッチSW2がOF
Fにならなかったとき、またはスイッチSW1とSW2
が共にOFFになり、ST11のタイマ始動後の2秒の
間に第3のスイッチSW3がOFFにならなかったとき
である。これは、例えば図9ないし図13に示すよう
に、小径のディスクDS挿入されたとき、言い変えると
所定の径のディスクDL以外のものが挿入されたときで
ある。
【0082】図15ではST33において、第1のスイ
ッチSW1を監視している。これは図14のST3にお
いて、挿入されたときに最初にスイッチSW1がOFF
になった場合を前提としている。したがって、図14の
ST3において、挿入されたときの最初にOFFとなる
のがスイッチSW2であった場合には、図15に示すロ
ーディングエラーモードのST33ではスイッチSW2
が監視されることになる。
【0083】このローディングエラーモードが設定され
たときには、ローラ5が搬入方向((イ)方向)へ始動
することなく、図15のST31により直ちにモータM
が逆転し、ローラ5が搬出方向((ロ)方向)へ駆動さ
れる。これにより小径のディスクDSなどは直ちに挿入
口1aに排出される。
【0084】モータの逆転開始と同時にST32におい
て、タイマ34の計時動作が開始される。まず、ST3
4によりタイマ開始後に所定時間(2000ms;2
秒)経過したか否かが監視され、ST33では、この時
間内に第1のスイッチSW1がONからOFFになった
か否か監視される。すなわち、図14のST7において
スイッチSW1がONに復帰したときにローディングエ
ラーモードが設定されるが、この場合には、ST33に
おいて所定時間内にスイッチSW1がOFFにならなか
ったらイジェクトエラーモードとなる(ST35)。こ
のイジェクトエラーモードが設定されると、ST36に
よりローディングエラーモードが解除され、モータが停
止して(ST37)、処理が完了する(ST38)。図
16に示すように、イジェクトエラーモードが設定され
ると、イジェクト釦が操作されない限り、動作が復帰し
ないものとなる。
【0085】ST33において、スイッチSW1がOF
Fになっているときには、ST39にてタイマ34の動
作がクリアされ、ST40でタイマの再度始動する。そ
してST42において、タイマ再始動から所定時間内
(2000ms;2秒)にスイッチSW1とSW2が共
にONになるか否か監視される(ST41)。ST41
において、所定時間内にスイッチSW1とSW2が共に
ONにならないときには、小径のディスクDSなどが挿
入口1aから正常に排出されなかったものとして、ST
35においてイジェクトエラーモードが設定される。
【0086】ST41において、所定時間内にスイッチ
SW1とSW2が共にONになったときには、小径のデ
ィスクDSなどの排出が完了したことになり、ST43
においてタイマ34の動作がクリアされ、ローディング
エラーモードが解除され(ST36)、モータが停止し
(ST37)、処理が完了する(ST38)。
【0087】図16はイジェクト処理の制御動作を示し
ている。図16に示すイジェクト処理の動作は、図14
において、ローディングモードが設定されて(ST1
3)モータが始動した後に(ST14)、所定時間内に
スイッチSW1とSW2がONならなかったとき、すな
わち所定の径のディスクDLの挿入であると判別された
にもかかわらず、ディスクDLが正常に引き込まれずに
検知ピン11と12が初期の位置に復帰しない場合に設
定される。または、ST15において検知ピン11と1
2が元の位置に復帰して所定の径のディスクが装置内に
搬入されたものと判断され、しかもST22の所定時間
内に第4のスイッチSW4がONにならず、ディスクD
Lのクランプが確実に行われなかったと判断されたとき
に設定される(ST27)。
【0088】さらにイジェクト処理は、図16に示すS
T44において、ノーズ部1の前面に設けられたイジェ
クト釦が押されたときのも設定される。これは所定の径
のディスクがディスク駆動機構にクランプされて再生や
記録が行われているときに、使用者がディスクの排出を
希望した場合である。このときには、まずイジェクトエ
ラーが解除されて(ST45)、イジェクト処理に移行
する。すなわち、図15のST35においてイジェクト
エラーモードが設定されている場合には、イジェクト釦
が操作されることによりイジェクトエラーモードが解除
されてイジェクト処理に移行することになる。
【0089】イジェクト処理では、ST46によりモー
タMが逆転され、ローラ5が搬出方向((ロ)方向)へ
駆動され、ディスクDLが排出される。このときST4
7によりタイマ34が始動する。ST48では、第3の
スイッチSW3がONからOFFになるか否か監視され
る。一旦送り込まれているディスクDLが排出されると
きには、検知ピン11と12が開かれるために、検知レ
バー23のピン24は、溝カム13aの第1の案内部
から第2の案内部に移動して、スイッチSW3がON
からOFFになるはずである。ST49ではタイマが始
動してから所定時間(2000ms;2秒)経過するか
否か監視され、この時間内にスイッチSW3がOFFと
ならなかったときには、ST50によりイジェクトエラ
ーモードが設定される。
【0090】ST48において所定時間の2秒以内にス
イッチSW3がOFFになったと判断されたときには、
ST51によりタイマ34の動作をクリアする。そして
ST52によりタイマ34を再始動し、ST54におい
て所定時間(2000ms;2秒)経過以内にスイッチ
SW3がOFFからONになるか否か監視される(ST
53)。ディスクDLが正常に排出されているときに
は、図8から図7に至る間に、溝カム13aの案内部
内に位置するピン24が案内部に移行し、第3のスイ
ッチSW3がOFFからONになる。ONになったら、
ST55によりタイマ34がクリアされる。すなわち、
ディスクDLが正常な排出位置(ほぼ図7に示す位置)
に至ったものと判断され、ST56によりモータMが停
止され、処理動作が停止する(ST57)。
【0091】またST53において、2秒経過以内にス
イッチSW3がOFFからONにならなかったときに
は、ディスクDLがほぼ図7に示す位置まで正常に排出
されなかったと判断され、イジェクトエラーモード(S
T58)となる。ST50とST58のイジェクトエラ
ーモードでは、モータが停止し(ST56)、処理動作
を停止する(ST57)。
【0092】図15に示すイジェクトエラーモード(S
T35)、または、図16に示すイジェクトエラーモー
ド(ST50,ST58)が設定されたときには、例え
ば表示部にエラー表示がなされ、イジェクト釦が押され
るまで動作が停止する。図17は、所定の径のディスク
DLが、正常に搬出されほぼ図7に示す位置で停止した
排出動作(イジェクト処理)完了時に、ディスクDLが
再度押し込まれたときのリロード処理(再挿入時の処
理)について示している。
【0093】このリロード処理が行われるのは、前記の
ように、所定の径のディスクDLがほぼ図7に示す位置
にて停止しているときである。すなわち、図17のST
61においてイジェクトエラーモードが設定されていな
いことが確認され、またST62においてスイッチSW
1がOFFで、ST63においてスイッチSW2がOF
Fであると判断されたときにのみリロード処理の設定が
可能になる。このときに、ディスクDLが押されると、
検知ピン11が(ホ)方向へ移動して検知レバー23が
(ヌ)方向へ回動し、スイッチSW3がONからOFF
になる(ST64)。このときにST65にてリロード
処理に移行する。
【0094】リロード処理(ST65)では、ST66
においてモータMが始動し、ローラ5が(イ)方向へ回
転して、ディスクDLが装置内に再び搬入される。この
ときST67にてタイマ34が始動する。ST67のタ
イマ始動から所定時間(2000ms;2秒)以内(S
T69)に、ST68においてスイッチSW1とSW2
が共にOFFからONになるか否か監視される。この時
間内にスイッチSW1とSW2が共にONにならないと
きには、再度搬入されたディスクDLが正常に引き込ま
れていないものと判断され、ST71によりイジェクト
処理が行われる。このイジェクト処理は図16に示した
通りである。
【0095】ST68においてスイッチSW1とSW2
が共にONになったと判断されたときには、ディスクD
Lの再度の搬入が正常に行われていることになる。この
ときST72においてタイマ34がクリアされ、ST7
3において再度タイマ34が始動する。ST75におい
て設定される所定時間(2秒)以内に、ST74におい
て第4のスイッチSW4がONになったと判断されたと
きには、ディスクDLがディスク駆動機構に正常にクラ
ンプされたことになり、ST76においてタイマがクリ
アされ、ST77においてモータMが停止し、処理動作
を完了する(ST78)。
【0096】また、ST74において所定時間内にスイ
ッチSW4がONにならなかったときには、ディスクD
Lが正常にクランプされなかったことになり、ST79
によりイジェクト処理に移行する。
【0097】
【発明の効果】以上のように本発明では、所定の径のデ
ィスク以外のものが挿入口から挿入されたときに、搬送
手段により装置内方へ搬入することなく、直ちに搬出動
作が行われる。よって、所定の径のディスク以外のもの
が迅速に搬出され、また例えば小径のディスクが一旦引
き込まれて装置内部で引っ掛かるなどの問題が生じな
い。
【0098】また挿入検知された時点で直ちにタイマを
始動し、所定時間内に所定の径のディスクであると判別
されないときに、搬出動作に移行することにより、所定
の径のディスク以外のものの搬出が迅速に行われる。
【0099】また、一対の検知ピンと検知素子を用いる
ことにより、検知のための構造を簡単にできる。また一
対のピンと第1ないし第3の検知素子を設けることによ
り、この検知ピンと検知素子により、挿入検知と、ディ
スク径の識別と、ディスクの搬出完了と、搬出完了後の
再挿入の全ての検知が可能になる。また、挿入口近傍に
配置した検知手段により多種の検知動作を行なうことが
でき、装置内方での検知素子の配置により他の部品の配
置に制約を与えることなどが防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクプレーヤの一例として車載用
のCDプレーヤの一部を示す分解斜視図、
【図2】本発明のディスクプレーヤの電気回路構成の概
略を示す回路ブロック図、
【図3】所定の径のディスクが挿入され始めた状態を示
す部分平面図、
【図4】所定の径のディスクが図3からさらに押された
状態を示す部分平面図、
【図5】所定の径のディスクの挿入が判別されてモータ
が始動した時点を示す部分平面図、
【図6】搬送手段により所定の径のディスクが搬入され
ている途中を示す部分平面図、
【図7】所定の径のディスクの最大径の部分が検知ピン
の間を通過している状態を示す部分平面図、
【図8】所定の径のディスクの搬入がほぼ完了した状態
を示す部分平面図、
【図9】小径のディスクが挿入口の中央線に沿って挿入
された状態を示す部分平面図、
【図10】小径のディスクがやや右よりの位置から挿入
された状態を示す部分平面図、
【図11】小径のディスクが図10よりもさらに右より
の位置から挿入された状態を示す部分平面図、
【図12】小径のディスクが最も右よりの位置から挿入
された状態を示す部分平面図、
【図13】小径のディスクが左よりの位置から挿入され
た状態を示す部分平面図、
【図14】ディスクなどが挿入されたときのディスク径
の判別およびローディング処理動作を説明するフローチ
ャート、
【図15】小径のディスクなどが挿入されたときのロー
ディングエラーモードのときの処理動作を説明するフロ
ーチャート、
【図16】イジェクト処理動作を説明するフローチャー
ト、
【図17】所定の径のディスクの再挿入時の制御動作を
説明するフローチャート、
【符号の説明】
1 ノーズ部 1a 挿入口 2 機構シャーシ 3 搬送手段 4 ローラブラケット 4a 検知爪 5 ローラ 11,12 検知ピン 13a 溝カム ,, 案内部 23 検知レバー SW1 第1の検知素子(第1のスイッチ) SW2 第2の検知素子(第2のスイッチ) SW3 第3の検知素子(第3のスイッチ) SW4 第4の検知素子(第4のスイッチ) DL 所定の径(直径12cm)のディスク DS 小径(直径8cm)のディスク
【手続補正書】
【提出日】平成8年2月14日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクが挿入される挿入口と、挿入口
    から挿入されたディスクを装置内方へ搬入しまたは装置
    内のディスクを挿入口から搬出する搬送手段とが設けら
    れたディスクプレーヤにおいて、挿入されたディスクの
    径を判別する検知手段が設けられ、この検知手段により
    所定の径のディスクであると判別されたときに前記搬送
    手段を始動してディスクを装置内方へ搬入し、所定の径
    のディスク以外のものが挿入されたと判断されたときに
    は、前記搬送手段を搬入方向へ動作させず、この搬送手
    段を搬出方向へのみ動作させる制御部が設けられている
    ことを特徴とするディスクプレーヤ。
  2. 【請求項2】 検知手段が挿入を検知したときにタイマ
    を始動し、タイマ始動から所定時間以内に所定の径のデ
    ィスクの挿入であると検知されないときに、搬送手段が
    搬出方向へ始動する請求項1記載のディスクプレーヤ。
  3. 【請求項3】 搬送手段が搬出方向への動作を開始した
    ときにタイマを始動させ、タイマ始動から一定時間以内
    に搬出を完了したことが検知手段により検知されたとき
    に搬送手段を停止させ、またタイマ始動から一定時間以
    内に搬出を完了したことが検知されなかったときも搬送
    手段を停止させ、搬出完了が検知されなかったときは制
    御部にてイジェクトエラーと認識される請求項1または
    2記載のディスクプレーヤ。
  4. 【請求項4】 検知手段は、挿入されるディスクの外周
    により押し開かれる一対の検知ピンと、それぞれの検知
    ピンの移動を検知する検知素子とから構成されており、
    一対の検知ピンが所定以上の間隔に開かれたことが検知
    素子により検知されたときに所定の径のディスクの挿入
    であると判別され、検知ピンが所定以上の間隔に開かれ
    たことが検知素子により検知されないときには、所定の
    径のディスク以外のものの挿入であると判別される請求
    項1ないし3のいずれかに記載のディスクプレーヤ。
  5. 【請求項5】 検知手段は、挿入されるディスクの外周
    により押し開かれる一対の検知ピンと、それぞれの検知
    ピンが押し開かれる方向へ移動したことを検知する第1
    と第2の検知素子と、一方の検知ピンが所定距離以上動
    いたか否かを検知する第3の検知素子とにより構成さ
    れ、両検知ピンがそれぞれ移動したことが第1と第2の
    検知素子により検知され且つ一方の検知ピンが所定距離
    以上動いたことが第3の検知素子により検知されたとき
    に、所定の径のディスクの挿入であると判別され、これ
    以外は全て所定の径のディスク以外のものの挿入である
    と判別される請求項1ないし3のいずれかに記載のディ
    スクプレーヤ。
  6. 【請求項6】 一方の検知ピンが動いたことが検知素子
    により検知された時点でタイマが始動し、タイマ始動か
    ら所定時間以内に、検知ピンが所定以上の間隔に開かれ
    たことが検知されないときに搬送手段が搬出方向へ始動
    させられる請求項4記載のディスクプレーヤ。
  7. 【請求項7】 第1の検知素子と第2の検知素子のいず
    れか一方が検知ピンの移動を検知したときにタイマを始
    動し、タイマ始動後の所定時間内に他方の検知素子が検
    知ピンの移動を検知しないときに搬送手段が搬出方向へ
    始動し、前記タイマ始動後の所定時間内に他方の検知素
    子が検知ピンの移動を検知したときには前記タイマの動
    作を一旦停止させてからタイマを再始動し、タイマ再始
    動から所定時間内に第3の検知素子が検知ピンの所定距
    離以上の動きを検知しないときに、搬送手段が搬出方向
    へ始動する請求項5記載のディスクプレーヤ。
  8. 【請求項8】 装置内に装填されていた所定の径のディ
    スクが搬送手段により搬出されるときに、第1と第2の
    検知素子が両検知ピンの復帰を検知していない時点で、
    第3の検知素子により一方の検知ピンが所定の位置まで
    復帰したことが検知されたときに搬送手段が停止する請
    求項5または7記載のディスクプレーヤ。
  9. 【請求項9】 ディスクが再度押されて、第3の検知素
    子により検知ピンの移動が検知されたときに、搬送手段
    が搬入方向へ始動して、ディスクが再度装置内に搬入さ
    れる請求項8記載のディスクプレーヤ。
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