JPH11297058A - 電子機器、電子機器の制御方法及び電子機器の制御用プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子機器、電子機器の制御方法及び電子機器の制御用プログラムを記録した記録媒体

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JPH11297058A
JPH11297058A JP9784498A JP9784498A JPH11297058A JP H11297058 A JPH11297058 A JP H11297058A JP 9784498 A JP9784498 A JP 9784498A JP 9784498 A JP9784498 A JP 9784498A JP H11297058 A JPH11297058 A JP H11297058A
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一智 小林
Hiroyuki Tadokoro
宏之 田所
Kazutoshi Sasaki
和敏 佐々木
Hiroshi Maeda
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パネルの移動中などに操作を受け付けないこ
とで、誤動作や誤操作を防ぐ。 【解決手段】 移動判定手段256が、パネル駆動機構
23が動作中と判定すると、第1の制御手段257は、
タッチパネルキー24からの操作を検出しないように操
作受付手段251を制御する。位置検出手段258が、
パネル115が取り出し可能位置以外の位置に停止して
いると判定すると、第2の制御手段259は、操作受付
手段251を起動することで、タッチパネルキー24か
ら操作を検出する処理を行わせる。位置検出手段258
が、パネル115は取り出し可能位置にあると判定する
と、第2の制御手段259は、予め決められた時間をカ
ウントする間、操作受付手段251を起動しないという
形で、タッチパネルキー24からの操作を検出しないよ
うに操作受付手段251を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、本体に対して移動
する操作パネルを備えた電子機器の改良に関するもの
で、より具体的には、パネルの移動中などに操作を受け
付けないことで、誤動作や誤操作を防ぐものである。
【0002】
【従来の技術】車載用AV(オーディオ/ビジュアル)
再生機器をはじめとする電子機器の一種として、表示や
操作を行う本体正面の操作パネル(以下「パネル」とい
う)が、本体に対して蓋のように開閉移動するものが知
られている。この種の電子機器では、操作パネルの表面
に、情報を液晶などでユーザに表示する表示部と、操作
キーなどを備えた操作部と、が設けられている。
【0003】そして、このような電子機器では、例え
ば、CDの再生中など普段はパネルが本体正面を覆って
いるが、CDなどの記録媒体を本体からイジェクトした
り本体に挿入するときは、自動や手動でパネルを動かし
て倒すと、本体正面にあるCDの挿入口が現われる。
【0004】このように、パネルが斜めや水平に開いて
いて、CDなどの記録媒体を本体から取り出したり本体
に挿入できるようなパネルの位置を、取り出し可能位置
と呼ぶ。このような取り出し可能位置では、ユーザは、
本体から排出(イジェクト)された記録媒体を手で持っ
て挿入口から取り出したり、逆に挿入口に差し込んだり
することができる。このような電子機器は、表示や操作
を行う部分とCDなどの挿入口とを、本体正面に上下に
並べる必要がない分、小型化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上に述べたよ
うにパネルが移動するのは、本体からイジェクトされた
記録媒体をユーザが取り出したり、本体に記録媒体を挿
入する動作の直前や直後である。このため、パネルに設
けられた操作部にユーザの手がたまため触れることで、
誤動作や誤操作が起きるという問題点があった。特に、
光線がさえぎられることで操作を検出するタイプのタッ
チパネルを操作部に使っている場合は、操作部に力が加
わらなくとも、指などがたまたま光線をさえぎっただけ
で誤動作や誤操作が起きやすいという問題があった。
【0006】また、パネルが移動中や取り出し可能位置
にあるときは、パネルを動かす駆動機構で部品同士が互
いに動いていたり、パネルを支える駆動アームが本体か
ら外に展びきっているため、パネルが不安定な状態にな
っている。そして、従来では、この状態でも操作部で操
作を受け付けていたため、ユーザが操作部を操作する指
の力が、不安定な状態のパネルの負荷となり、パネルの
駆動機構が故障しやすいという問題点があった。
【0007】本発明は、上に述べたような従来技術の問
題点を解決するために提案されたもので、その目的は、
パネルの移動中などに操作を受け付けないことで、誤動
作や誤操作を防ぐことである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上に述べた目的を達成す
るため、請求項1の電子機器は、挿入された記録媒体を
再生するための本体と、本体に対して移動する操作パネ
ルと、操作を受け付けるために操作パネルに設けられた
操作部と、操作パネルが移動中であるかどうかを判定す
る移動判定手段と、操作パネルの移動中は、前記操作部
が前記操作を受け付けないように制御する第1の制御手
段と、を備えたことを特徴とする。また、請求項4の発
明は、請求項1の発明を方法という見方からとらえたも
ので、挿入された記録媒体を再生するための本体と、本
体に対して移動する操作パネルと、操作を受け付けるた
めに操作パネルに設けられた操作部と、を備えた電子機
器を制御する電子機器の制御方法において、操作パネル
が移動中であるかどうかを判定するステップと、操作パ
ネルの移動中は、前記操作部が前記操作を受け付けない
ように制御するステップと、を含むことを特徴とする。
【0009】また、請求項6の発明は、請求項1,4の
発明を、コンピュータプログラムを記録した記録媒体と
いう見方からとらえたもので、挿入された記録媒体を再
生するための本体と、本体に対して移動する操作パネル
と、操作を受け付けるために操作パネルに設けられた操
作部と、を備えた電子機器をコンピュータを使って制御
する電子機器の制御用プログラムを記録した記録媒体に
おいて、そのプログラムは前記コンピュータに、操作パ
ネルが移動中であるかどうかを判定させ、操作パネルの
移動中は、前記操作部が前記操作を受け付けないように
制御させることを特徴とする。このような請求項1,
4,6の発明では、操作パネルの移動中に、記録媒体や
記録媒体を持っているユーザの手などが操作部に触れて
も、操作として受け付けられることはないので、誤動作
や誤操作が防止される。また、パネルの移動中は、パネ
ルを動かす駆動アームなどの駆動機構は、部品同士が互
いに動いているため不安定な状態にあるが、このような
状態での操作を受け付けないことで、キーやタッチパネ
ルを指で押す負荷がパネルの駆動機構にかからず、駆動
機構の故障を防止することができる。
【0010】次に、請求項2の電子機器は、挿入された
記録媒体を再生するための本体と、記録媒体を本体に出
し入れするための挿入口と、本体に対して移動すること
で挿入口を塞ぎ及び露出させる操作パネルと、操作を受
け付けるために操作パネルに設けられた操作部と、操作
パネルが、前記挿入口から前記記録媒体を取り出せる位
置にあるかどうかを判定する位置判定手段と、操作パネ
ルが前記取り出せる位置に到達した後、予め決められた
時間の間は前記操作部が前記操作を受け付けないように
制御する第2の制御手段と、を備えたことを特徴とす
る。また、請求項5の発明は、請求項2の発明を方法と
いう見方からとらえたもので、挿入された記録媒体を再
生するための本体と、記録媒体を本体に出し入れするた
めの挿入口と、本体に対して移動することで挿入口を塞
ぎ及び露出させる操作パネルと、操作を受け付けるため
に操作パネルに設けられた操作部と、を備えた電子機器
を制御するための電子機器の制御方法において、操作パ
ネルが、前記挿入口から前記記録媒体を取り出せる位置
にあるかどうかを判定するステップと、操作パネルが前
記取り出せる位置に到達した後、予め決められた時間の
間は前記操作部が前記操作を受け付けないように制御す
るステップと、を含むことを特徴とする。また、請求項
7の発明は、請求項2,5の発明を、コンピュータプロ
グラムを記録した記録媒体という見方からとらえたもの
で、挿入された記録媒体を再生するための本体と、記録
媒体を本体に出し入れするための挿入口と、本体に対し
て移動することで挿入口を塞ぎ及び露出させる操作パネ
ルと、操作を受け付けるために操作パネルに設けられた
操作部と、を備えた電子機器をコンピュータを使って制
御する電子機器の制御用プログラムを記録した記録媒体
において、そのプログラムは前記コンピュータに、操作
パネルが、前記挿入口から前記記録媒体を取り出せる位
置にあるかどうかを判定させ、操作パネルが前記取り出
せる位置に到達した後、予め決められた時間の間は前記
操作部が前記操作を受け付けないように制御させること
を特徴とする。このような請求項2,5,7の発明で
は、操作パネルが開いて記録媒体を取り出せる位置に到
達した後、しばらくの間は操作部が操作を受け付けな
い。このため、記録媒体を挿入口から取り出したり挿入
口に挿入するときに、記録媒体や記録媒体を持っている
ユーザの手などが操作部に触れても、誤動作や誤操作が
発生しない。
【0011】また、請求項3の発明は、請求項1又は2
記載の電子機器において、前記操作部はタッチパネルを
備えたことを特徴とする。タッチパネルでは、指などが
光線がさえぎったり表面に触れただけで操作を認識する
ため誤動作や誤操作が特に起きやすいが、請求項3の発
明では、このようなタッチパネルを使っていても、パネ
ルが移動中や開いているときに操作を受け付けないこと
で、誤動作や誤操作が効果的に防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、説明で使うそれぞ
れの図について、それより前で説明した図と同じ部材や
同じ種類の部材については同じ符号をつけ、説明は省略
する。
【0013】〔1.構成〕 〔1−1.全体の構成〕この実施形態は、CDとMDを
記録媒体として再生するカーオーディオユニットであ
り、図1は、このユニットのパネルがある本体正面の部
分を示す斜視図である。すなわち、この実施形態は、図
1に示すように、本体101と、パネル115(操作パ
ネル)とを備えている。
【0014】このうち本体101は、挿入された記録媒
体、すなわちCDやMDを再生する機構やボリューム調
整といったオーディオ機能を備え、自動車のコンソール
パネルに取付けて使うものである。また、パネル115
は、本体101のうちユーザに向かう正面にあり、本体
101に対して移動することで、本体101の正面を覆
ったり露出させるように構成されている。
【0015】〔1−2.パネル〕ここで、このパネル1
15を移動させて開くことで、本体101の正面を露出
させた状態を図2に示す。この図に示すように、本体1
01の正面には、CDを出し入れするための挿入口12
5cと、MDを出し入れするための挿入口125mが設
けられている。また、パネル115は、本体101に対
して移動することでこれら挿入口125c,125mを
塞ぐ位置と、露出させる位置と、をとるように構成され
ている。このうち挿入口125c,125mが露出する
位置は、取り出し可能位置と呼ぶ。
【0016】また、パネル115には、ユーザから操作
を受け付けるための操作部115aが設けられていて、
この操作部115aは、タッチパネルキーを備えてい
る。このタッチパネルキーは、液晶などを使った表示画
面の表面をタッチパネルで覆ったものである。つまり、
このタッチパネルキーは、操作キーや押しボタンなどを
設ける代わりに、使える機能を表示画面に表示し、使い
たい機能の部分を指でさわればそれをタッチパネルが検
出するようにしたものである。なお、この実施形態で
は、操作の一部は、本体101の正面に設けた操作キー
124を押すことによっても行うことができるものとす
る。
【0017】〔1−3.回路の構成〕次に、この実施形
態について、ハードウェアの部分との関係を含め、回路
構成を図3に示す。すなわち、この実施形態のカーオー
ディオユニットは、CD再生機構21と、MD再生機構
22と、パネル駆動機構23と、タッチパネルキー24
と、マイクロコンピュータ25と、を備えている。
【0018】このうちCD再生機構21は、CD(コン
パクトディスク)を再生するためのハードウェアであ
り、挿入口125cから差し込まれたCDを引き込んだ
り排出するローディング機構、CDを回転させるスピン
ドルモータ、CDの表面からレーザー光線でピットパタ
ーンを読み取る光学ピックアップやそのシーク機構など
を備えている。また、MD再生機構22は、MD(ミニ
ディスク)を再生するためのハードウェアであり、MD
のサイズや記録フォーマットに合わせて、CD再生機構
21と同様の構成を備えている。
【0019】また、パネル駆動機構23は、パネル11
5を移動させて開閉するためのハードウェアであり、パ
ネル115を動かすための駆動アームやギア機構、駆動
源となるモータやリレー、パネルが所定の位置まで動い
たことを検出するスイッチなどを備えている。
【0020】〔1−4.マイクロコンピュータの構成〕
また、マイクロコンピュータ25は、CD再生機構2
1、MD再生機構22、パネル駆動機構23及びタッチ
パネルキー24を含むカーオーディオユニット全体を制
御する部分である。ここで、このマイクロコンピュータ
25の果たす具体的な機能は、コンピュータのプログラ
ムによってこのマイクロコンピュータ25のCPUを制
御することによって実現され、そのように実現される機
能が、カーオーディオユニットが持っているハードウェ
ア資源を活用する。
【0021】但し、このようにマイクロコンピュータ2
5をプログラミングする場合、CPUやプログラム言語
の種類といった具体的な事柄はいろいろ変更することが
できる。このため、以下では、マイクロコンピュータ2
5の果たすそれぞれの機能に対応する仮想的回路ブロッ
クを使って実施の形態を説明する。
【0022】すなわち、このマイクロコンピュータ25
は、予め与えられたプログラムを実行することで、操作
受付手段251と、処理手段252と、パネル駆動制御
部253と、CD制御手段254と、MD制御手段25
5と、移動判定手段256と、第1の制御手段257
と、位置検出手段258と、第2の制御手段259と、
の役割を果たすように構成されている。
【0023】このうち操作受付手段251は、ユーザが
タッチパネルキー24から入力する操作を受け付ける手
段である。また、処理手段252は、操作受付手段25
1に入力された操作に応じて、どの部分を使ってどのよ
うな動作を行うかを決める手段である。
【0024】また、パネル駆動制御部253は、電源が
オフになるときなど予め決められた場合や、ユーザがパ
ネル115を動かす操作を入力したときに、パネル駆動
機構23を制御することでパネル115を動かす手段で
ある。また、CD制御手段254は、CD再生機構21
を制御することでCDを再生する手段である。また、M
D制御手段255は、MD再生機構22を制御すること
でMDを再生する手段である。
【0025】また、移動判定手段256は、パネル11
5が移動中であることを判定する手段である。また、第
1の制御手段257は、パネル115が移動中であると
移動判定手段256によって判定されたとき、パネル1
15の移動中は操作部115aから入力される操作を受
け付けないように、操作受付手段251を制御する手段
である。
【0026】また、位置検出手段258は、パネル11
5が、上に述べた取り出し可能位置にあるかどうかを判
定する手段であり、第2の制御手段259は、パネルが
取り出し可能位置に到達した後、予め決められた時間の
間、操作部115aから入力される操作を受け付けない
ように、操作受付手段251を制御する手段である。
【0027】〔1−5.タッチパネルの構成〕次に、タ
ッチパネルキー24の構成を図4に示す。すなわち、こ
のタッチパネルキー24は、表示画面50の表面をタッ
チパネルで覆ったものであり、具体的には、液晶などを
使った表示画面50の上に、発光素子51と受光素子5
2のペアを、縦横に格子を描くように向かい合わせて並
べたものである。
【0028】各々の発光素子51は、赤外線など目に見
えない光を、レンズでおおむね平行な光線にして、対応
する受光素子52に向けて放つように構成されている。
一方、各々の受光素子52は、対応する発光素子51か
らの光線が何かで遮られると、図示しない検出回路に信
号を入力するように構成されている。
【0029】つまり、表示画面50の表面は、図4に点
線で示すように、縦方向の複数の光線と横方向の複数の
光線で覆われていて、ユーザが表示画面50を指で触る
と、その部分を通っている縦の光線と横の光線がそれぞ
れさえぎられる。そして、上に述べた検出回路は、縦方
向のどの光線と横方向のどの光線がさえぎられたかを、
受光素子52からの信号に基づいて判断することで、表
示画面50のどの部分が触られたかを検出し、その結果
を操作受付手段251に送るように構成されている。
【0030】〔1−6.パネル駆動機構の構成〕続い
て、パネル駆動機構の構成を図5に示す。すなわち、こ
の実施形態では、パネル115上部の両側に突き出たガ
イドピン119が、本体101のガイド溝126に自由
にスライドできるように入り込んでいる。一方、パネル
115の下端は、駆動アーム120が支軸118で支え
ている。この駆動アーム120は、本体101から出入
りするように構成され、本体101内には、駆動アーム
120を動かす駆動源となるモータ123と、ギヤ12
1や122を含むギヤ機構が設けられている。
【0031】つまり、制御回路の役割を果たすマイクロ
コンピュータ25がモータ123を回転させると、その
回転がギヤ121や122を介して駆動アーム120を
本体から出入りさせる。そして、駆動アーム120が本
体101内に引き込まれた状態では、ガイドピン119
はガイド溝126の一番上にあり(図5)、パネル11
5は直立して本体101の前面を塞いでいる。
【0032】一方、駆動アーム120が本体101から
出て来ると、パネル115の下端は支軸118で本体1
01から引き離され、パネル115の上端のガイドピン
119がガイド溝126の中を滑り降りてゆく。このた
め、パネル115は、上端を本体101に向けて仰向け
に倒れ(図6)、本体101前面にある記録媒体の挿入
口125cや125mが露出する。
【0033】〔2.作用〕上に述べたように構成された
この実施形態は次のように作用する。ここで、図7は、
この実施形態を制御するマイクロコンピュータ25の動
作手順のうち、パネル115の状態を判断して、タッチ
パネルキー24からの操作を受け付けるかどうかを制御
する処理に関する部分を示すフローチャートである。
【0034】〔2−1.移動の判定〕すなわち、移動判
定手段256は、まず、駆動部、すなわちパネル駆動機
構23が動作中かどうかを調べることで、パネル115
が移動中かどうかを判定する(ステップ301)。この
ようにパネル115が移動中かどうかを判定するには、
例えば、パネル駆動機構23のモータ123に駆動電流
が流れているかどうかを監視し、電流が流れていればパ
ネル115が移動中と判定すればよい。
【0035】移動判定手段256は、パネル駆動機構2
3が動作中のときは、再びパネル駆動機構23が動作中
かどうかを確認する(ステップ301)。この実施形態
において、タッチパネルキー24からの操作を受け付け
る処理は、操作受付手段251が起動されることで行わ
れるが、移動判定手段256が、パネル駆動機構23が
動作中と判断し、ステップ301による確認を繰り返し
ている間は、第1の制御手段257が、操作受付手段2
51を起動しないという形で、タッチパネルキー24か
らの操作を検出しないように操作受付手段251を制御
する。
【0036】〔2−2.パネルの位置の判定〕また、ス
テップ301の判定で、パネル駆動機構23が動作中で
ないときは、位置検出手段258が、パネル115が取
り出し可能位置にあるかどうかを判定する(ステップ3
02)。この判定は、例えば、パネル115を動かす駆
動アーム120に突起132を設けておき(図5)、駆
動アーム120が本体101から延び切ってパネル11
5が取り出し可能位置に到達すると(図6)、突起13
2がリミットスイッチ130を押して動作させ、このリ
ミットスイッチ130からの信号をマイクロコンピュー
タ25に入力することで行うことができる。また、リミ
ットスイッチの代わりにフォトセンサなどを使うことも
できる。
【0037】位置検出手段258が、パネル115が取
り出し可能位置以外の位置に停止していると判定したと
きは、第2の制御手段259は、操作受付手段251を
起動することで、タッチパネルキー24から操作を検出
する処理を行わせる(ステップ307)。
【0038】一方、位置検出手段258が、パネル11
5は取り出し可能位置にあると判定すると、第2の制御
手段259は、予め決められた時間をカウントする間
(ステップ303〜306)、操作受付手段251を起
動しないという形で、タッチパネルキー24からの操作
を検出しないように操作受付手段251を制御する。
【0039】〔2−3.時間のカウント〕予め決められ
た時間をカウントするために、第2の制御手段259
は、ステップ302の判定でパネル115が取り出し可
能位置にあることがわかると、まず、すでに時間カウン
ト中でないかどうかを判断する(ステップ303)。す
でに時間カウント中のときは、タッチパネルキー24か
らの操作の受付は禁止されているので、時間のカウント
を続ければよい(ステップ305,306)。
【0040】一方、ステップ303の判断で時間カウン
ト中でなければ、予め決められた待ち時間、例えば1秒
間、2秒間といった時間を、これからカウントする時間
として設定する(ステップ304)。
【0041】このようにカウントする時間が設定された
後、再びステップ301,302の判断を経て、時間カ
ウント中かどうかの判断が行われると(ステップ30
3)、今度は既に時間カウント中であると判断され、設
定されている残り時間のカウントが続けられる(ステッ
プ305)。ステップ305で一度にカウントする時間
は、例えば100ミリ秒など一定の長さに決めておけば
よく、このような手順を繰り返すたびに、待ち時間の残
り時間をカウントした分ずつ減らしてゆく。
【0042】この結果、待ち時間のカウントが終了する
と(ステップ306)、第2の制御手段259は、操作
受付手段251を起動することで、タッチパネルキー2
4から操作を検出する処理を行わせる。
【0043】〔3.効果〕以上説明したように、この実
施形態では、パネル115の移動中と、パネル115が
開いて記録媒体を取り出せる位置に到達した後しばらく
の間は、操作部115aは操作を受け付けない。このた
め、図6に示すように、記録媒体Mを挿入口125cや
125mから取り出したり挿入口125cや125mに
挿入するときに、記録媒体Mや記録媒体Mを持っている
ユーザの手などが操作部115aに触れても、誤動作や
誤操作が発生しない。
【0044】また、パネル115の移動中やパネル11
5が開いているときは、パネル駆動機構23の各部品同
士が互いに動いていたり、駆動アーム120が本体10
1から延び切っているのでパネル駆動機構23は不安定
な状態にある。しかし、この実施形態では、このような
状態での操作を受け付けないことで、誤動作や誤操作の
防止だけでなく、キーやタッチパネルを指で押す負荷が
パネル駆動機構23にかからなくなるので、パネル駆動
機構23の故障を防止することができる。
【0045】特に、タッチパネルでは、指などが光線が
さえぎったり表面に触れただけで操作が認識されるため
誤動作や誤操作が特に起きやすいが、この実施形態で
は、このようなタッチパネルを使っていても、パネル1
15が移動中や開いているときに操作を受け付けないこ
とで、誤動作や誤操作が効果的に防止される。
【0046】〔4.他の実施の形態〕なお、この発明は
上に述べた実施形態に限定されるものではなく、次に例
示するような他の実施の形態も含むものである。例え
ば、上に述べた実施形態では、操作部が、光線を使った
タッチパネルを備えた例を示したが、タッチパネルとし
ては例えば実際に表面を指で触れたことを検出するタイ
プのものを使うこともできるし、また、この発明は、操
作部にタッチパネルを使わない電子機器に適用すること
も可能である。その場合でも、記録媒体や記録媒体を持
っているユーザの指などが誤って操作キーを押したとき
の誤動作や誤操作を防ぐことができる。
【0047】また、上に述べた実施形態は、CDとMD
を再生できるカーオーディオユニットに関するものであ
ったが、この発明は、オーディオカセットテープなど他
の種類の記録媒体を再生する電子機器に適用することも
できる。さらに、この発明は、本体に対して移動する操
作パネルを備えた電子機器であれば、車載用の音響装置
だけでなく、例えばカーナビゲーションシステム、船舶
用の電子機器や家庭用の電子機器など各種の電子機器に
適用することもできる。
【0048】また、上に述べた実施形態では、操作の一
部は本体101に設けた操作キー124などでできる例
を示したが、本体101やパネル115には、機械的な
操作キーは必ずしも設ける必要はない。例えば、全ての
操作をタッチパネルから行うようにする場合でも、パネ
ル115が取り出し可能位置に到達した後、予め決めら
れた時間が経てば操作は受け付けられるので、再びパネ
ル115を閉じるときにはタッチパネルキー24からそ
の旨を指示すればよい。
【0049】また、例えば、閉じた状態や取り出し可能
位置にあるパネル115に軽く指で開く動作や閉じる動
作を加えると、その力をセンサで検出して開く動作や閉
じる動作を行うようにしてもよい。
【0050】また、上に述べた実施形態では、第1の制
御手段257や第2の制御手段259が、操作受付手段
251を制御してタッチパネルキー24からの操作を検
出させないようにするために、操作受付手段251を起
動しないという消極的な意味の制御を行ったが、同じ処
理は、これとは逆に積極的な意味の制御によっても実現
できる。
【0051】例えば、操作受付手段251は常に働かせ
ておき、パネル115の移動中など操作を受け付けさせ
ないときは、第1の制御手段257や第2の制御手段2
59から操作受付手段251に信号を送り、操作受付手
段251はこの信号を受け取ると操作の検出を中止した
り、検出した操作内容を処理手段252に転送しないよ
うにすればよい。
【0052】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、操作パ
ネルの移動中などは、操作部が操作を受け付けないの
で、ユーザの手などが操作部に触れても誤動作や誤操作
が発生せず、またパネルの駆動機構の故障を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態について、本体正面のパネ
ルの部分の外観を示す図。
【図2】この発明の実施形態について、パネルを開いた
状態を示す図。
【図3】この発明の実施形態の回路構成を示すブロック
図。
【図4】この発明の実施形態におけるタッチパネルキー
の構成を示す概念図。
【図5】この発明の実施形態におけるパネル駆動機構の
構成を示す側面図。
【図6】この発明の実施形態におけるパネル駆動機構の
構成について、パネルを開いた状態を示す側面図。
【図7】この発明の実施形態におけるマイクロコンピュ
ータの動作手順のうち、パネルの状態に応じてタッチパ
ネルキーから操作を受け付けるかどうかに関する処理を
示すフローチャート。
【符号の説明】
101…本体 115…パネル 115a…操作部 125c,125m…挿入口 21…CD再生機構 22…MD再生機構 23…パネル駆動機構 24…タッチパネルキー 25…マイクロコンピュータ 251…操作受付手段 252…処理手段 253…パネル駆動制御部 254…CD制御手段 255…MD制御手段 256…移動判定手段 257…第1の制御手段 258…位置検出手段 259…第2の制御手段 118…支軸 119…ガイドピン 121,122…ギヤ 123…モータ 126…ガイド溝 130…リミットスイッチ 132…突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 拡 東京都文京区白山5丁目35番2号 クラリ オン株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された記録媒体を再生するための本
    体と、 本体に対して移動する操作パネルと、 操作を受け付けるために操作パネルに設けられた操作部
    と、 操作パネルが移動中であるかどうかを判定する移動判定
    手段と、 操作パネルの移動中は、前記操作部が前記操作を受け付
    けないように制御する第1の制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 挿入された記録媒体を再生するための本
    体と、 記録媒体を本体に出し入れするための挿入口と、 本体に対して移動することで挿入口を塞ぎ及び露出させ
    る操作パネルと、 操作を受け付けるために操作パネルに設けられた操作部
    と、 操作パネルが、前記挿入口から前記記録媒体を取り出せ
    る位置にあるかどうかを判定する位置判定手段と、 操作パネルが前記取り出せる位置に到達した後、予め決
    められた時間の間は前記操作部が前記操作を受け付けな
    いように制御する第2の制御手段と、 を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 【請求項3】 前記操作部はタッチパネルを備えたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 挿入された記録媒体を再生するための本
    体と、本体に対して移動する操作パネルと、操作を受け
    付けるために操作パネルに設けられた操作部と、を備え
    た電子機器を制御する電子機器の制御方法において、 操作パネルが移動中であるかどうかを判定するステップ
    と、 操作パネルの移動中は、前記操作部が前記操作を受け付
    けないように制御するステップと、 を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  5. 【請求項5】 挿入された記録媒体を再生するための本
    体と、記録媒体を本体に出し入れするための挿入口と、
    本体に対して移動することで挿入口を塞ぎ及び露出させ
    る操作パネルと、操作を受け付けるために操作パネルに
    設けられた操作部と、を備えた電子機器を制御するため
    の電子機器の制御方法において、 操作パネルが、前記挿入口から前記記録媒体を取り出せ
    る位置にあるかどうかを判定するステップと、 操作パネルが前記取り出せる位置に到達した後、予め決
    められた時間の間は前記操作部が前記操作を受け付けな
    いように制御するステップと、 を含むことを特徴とする電子機器の制御方法。
  6. 【請求項6】 挿入された記録媒体を再生するための本
    体と、本体に対して移動する操作パネルと、操作を受け
    付けるために操作パネルに設けられた操作部と、を備え
    た電子機器をコンピュータを使って制御する電子機器の
    制御用プログラムを記録した記録媒体において、 そのプログラムは前記コンピュータに、 操作パネルが移動中であるかどうかを判定させ、 操作パネルの移動中は、前記操作部が前記操作を受け付
    けないように制御させることを特徴とする電子機器の制
    御用プログラムを記録した記録媒体。
  7. 【請求項7】 挿入された記録媒体を再生するための本
    体と、記録媒体を本体に出し入れするための挿入口と、
    本体に対して移動することで挿入口を塞ぎ及び露出させ
    る操作パネルと、操作を受け付けるために操作パネルに
    設けられた操作部と、を備えた電子機器をコンピュータ
    を使って制御する電子機器の制御用プログラムを記録し
    た記録媒体において、 そのプログラムは前記コンピュータに、 操作パネルが、前記挿入口から前記記録媒体を取り出せ
    る位置にあるかどうかを判定させ、 操作パネルが前記取り出せる位置に到達した後、予め決
    められた時間の間は前記操作部が前記操作を受け付けな
    いように制御させることを特徴とする電子機器の制御用
    プログラムを記録した記録媒体。
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JP2005125878A (ja) * 2003-10-22 2005-05-19 Clarion Co Ltd 電子機器、及び、その制御方法
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JP2009026358A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Funai Electric Co Ltd ディスク再生装置
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