JP2000105990A - 車載機器の可動ノーズ制御装置 - Google Patents

車載機器の可動ノーズ制御装置

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JP2000105990A
JP2000105990A JP10275448A JP27544898A JP2000105990A JP 2000105990 A JP2000105990 A JP 2000105990A JP 10275448 A JP10275448 A JP 10275448A JP 27544898 A JP27544898 A JP 27544898A JP 2000105990 A JP2000105990 A JP 2000105990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可動ノーズを備えた車載機器の安全性、信頼
性を向上する。 【解決手段】 制御部201は車両の走行状態に基づいて
可動ノーズ103aのオープン/クローズを制御する。たと
えば、停止時あるいは設定速度(零を含む)以下におけ
る可動ノーズ103aのオープンを許容し、設定速度以上で
の走行中における可動ノーズ103aのオープンを禁止し、
又、可動ノーズ103aのオープン時に走行速度が所定速度
以上になった時、可動ノーズを自動的にクローズする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載機器の可動ノー
ズ制御装置に係わり、特に、オーディオ/ビデオ/デー
タ等の情報記録媒体(メディア媒体)を車載機器にセット
する際、前面に操作パネルを備えた可動ノーズを回転し
て媒体挿入口を表面に出す可動ノーズ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車載用のオーディオ/ビジュアル機器
(NAVI装置等を含む)には、表示スペースを広く確保す
るためにキーや表示部等の操作パネルを回転自在に備
え、該操作パネル(可動ノーズという)の裏側に情報記
録媒体(メディア媒体)を挿入するための媒体挿入口を備
えたものがある。かかる構成の車載機器では、情報記録
媒体を車載機器にセットする際、可動ノーズを回転して
媒体挿入口を表面に出し、該媒体挿入口よりCD、DV
D、ミニディスク、カセットなどの媒体を車載機器にセ
ットし、しかる後、可動ノーズを元の状態に戻して情報
記憶媒体の再生、記録を行うようにしている。可動ノー
ズとしては、図4(a)に示すように機器Bの前面部で
矢印方向にスライド回転して媒体挿入口Cを適宜表面に
出したり、隠したりする構造の可動ノーズAや、図4
(b)に示すように機器Bの前面部で回転支軸(図示せ
ず)を中心に矢印方向に開閉して媒体挿入口Cを適宜表
面に出したり、隠したりする構成の可動ノーズAがあ
る。
【0003】第5図乃至第10図は図4(a)のスライ
ド回転式の可動ノーズを備えた音響機器の構成図であ
り、図5は可動ノーズ(操作パネル)を所定角度位置ま
で開いた時の斜視図、第6図は全閉状態の斜視図、第7
図は可動ノーズを取り外した状態の一部拡大図、図8は
可動ノーズの背面図、図9及び図10は全開、全閉検出
機構説明図である。図において、1はボード本体2と機
器部材3とから構成される前面ボード、4はボード本体
2の前面に該ボード本体2に対して摺動自在に取り付け
られた可動ノーズ(操作パネル)である。ボード本体2
には可動ノーズ4に形成しなかった音量調整キー、ミュ
ートキー等の各種操作キー31やパワースイッチ32及
び情報記録媒体を本体内部から出入りさせるエジェクト
/リロードキー33、可動ノーズ4を開閉するオープン
/クローズキー34等が設けられ、可動ノーズ4の表面
には表示部35とミュージックサーチキー、スキャンキ
ー、リピートキー、プレイ/プログラムキー等の各種操
作スイッチ36が設けられ、機器部材3にはカセットあ
るいはCD等の情報記録媒体を出入りさせる媒体挿入/
排出口40が設けられている。
【0004】ボード本体2は、樹脂等からほぼ長方形の
フレーム状に成形されており、音響機器のシャーシやケ
ース(図示せず)に固着されると共に、その前面には上
記可動ノーズ4を収容する凹所5(図7参照)が形成さ
れている。この凹所5は、その底面6が緩やかな円弧を
描くように形成され、一方可動ノーズ4の裏面4a(図
8)はこの底面6の円弧に対応する曲率の凸状に形成さ
れている。この凹所5の両側面7には、凹所5の底面6
における円弧に沿って延びる摺動溝8が形成され、この
摺動溝8には、可動ノーズ4の両側面4bに形成された
突起9が嵌装されるようになっており、これにより可動
ノーズ4がこの摺動溝8に沿って移動自在に支持されて
いる。上記底面6には左右一対の開口部10が形成さ
れ、この開口部10にはそれぞれギア車11が水平に軸
支されており、一方可動ノーズ4の裏面4aには上記ギ
ア車11に歯合するラック12が形成されている。そし
て、上記ギア車11は、図示しないシャフト及び減速機
を介してボード本体の裏側一端に設置された開閉用モー
タの出力軸に接続され、開閉用モータを回転駆動するこ
とにより、ギア車11が回転して可動ノーズ4を摺動溝
8に沿って摺動させるようになっている。
【0005】ボード本体2と可動ノーズ4の間の空所に
は位置決め機構18が設けられている。この位置決め機
構18において、水平軸16(図9、図10参照)に支
持されたV字アーム17の一端17aが可動ノーズ4の
裏面4aに枢着され、他端17bがボード本体2に設置
された一対の全開、全閉検出用のリミットスイッチ18
a,18bを作動するように構成されている。リミット
スイッチ18a,18bは開閉用モータの作動を制御す
るように配線されており、可動ノーズのオープン/クロ
ーズキー34(図5)の操作により開閉用モータを作動
させたときに、開閉用モータが自動的に可動ノーズ4を
全開あるいは全閉させて停止するようになっている。
【0006】図11乃至図14は図4(b)の回転開閉
式の可動ノーズを備えた車載機器の構成図であり、図1
1は可動ノーズを全閉した状態の斜視図、図12は可動
ノーズの駆動機構説明図、図13は可動ノーズロック機
構の説明図、図14は可動ノーズを全開した状態の説明
図である。図において、51は車載機器のフレーム、5
2は可動ノーズで、表面に表示部52aや各種キー52
bが設けられている。、53は可動ノーズのオープン/
クローズボタンであり、傾斜突起53a(図12)を有
する棒材53bに取り付けられている。棒材53bは可
動ノーズ係止機構54の立て軸54aに形成した孔に挿
通され、その先端はスイッチ55に対向している。可動
ノーズ係止機構54の先端爪部54bは可動ノーズ52
に形成した窪みに係合して可動ノーズの全閉状態を保持
するようになっている。可動ノーズ係止機構54は軸5
6に回動自在に軸支され、スプリング57により可動ノ
ーズ52を係止する方向に付勢されている。オープン/
クローズボタン53を押し込むと(図13)、傾斜突起
53aが可動ノーズ係止機構54の立て軸54aに形成
した孔に入り込み、可動ノーズ係止機構54全体を上方
向に持ち上げ、可動ノーズ52との係止状態を解除す
る。これと同時にスイッチ55が押下され、可動ノーズ
駆動機構60を構成するモータ61が回転を開始し、可
動ノーズ52を全開方向に駆動する。
【0007】可動ノーズ駆動機構60(図12)におい
て、61は可動ノーズ開閉用のモータ、62はモータの
回転軸に取り付けられたウォームギア、63はウォーム
ギアと歯合して回転する第1の歯車、64は第1の歯車
63と歯合する第2の歯車ギア、65は第2の歯車64
に形成された突起、66は一端が突起65により軸支さ
れ、他端が可動ノーズ52に設けた突起52cに軸支さ
れた腕部であり、水平方向に移動可能に形成されてい
る。67はトーションバネであり、第2の歯車64の回
転軸に巻回され、一端が突起65に係合し、他端が固定
されている。可動ノーズ52に形成した突起52dはベ
ース68に回動自在に軸支されている。
【0008】全閉時(図12)にオープン/クローズボ
タン53を押し込むとスイッチ55がオンし、モータ6
1が回転を開始する。モータ61の回転により、ウォー
ムギア62を介して第1、第2の歯車63,64が矢印
方向に回転する。この結果、腕部66がトーションバネ
67を巻き付けながら、かつ、可動ノーズ52に押し付
け力を加えながら右方向に移動する。このため、可動ノ
ーズ52が時計方向に回転し、最終的に図14に示す全
開状態になる。かかる全開状態において可動ノーズ52
を全閉するために、オープン/クローズボタン53を操
作してスイッチ55をオフすれば、モータ61がオープ
ン動作時と逆方向に回転する。これにより、オープン動
作時と逆の動作が行われ、かつ、トーションバネ67に
よるゼンマイ作用が働いて可動ノーズ52は反時計方向
にスムーズに回動して全閉状態になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、可動
ノーズのオープン及びクローズはユーザーのキー操作に
より行うものであった。又、機器によっては、キー操作
に加えて、オープン後一定時間経過した時、自動的に可
動ノーズをクローズ(オートクローズ)するものもあ
る。しかし、従来、車両の走行状態と連動して可動ノー
ズのオープン/クローズを制御するものはなかった。
【0010】このため、可動ノーズが開いた状態で車両
走行する場合があり、衝突事故が発生すると搭乗者がオ
ープン状態にある可動ノーズにぶつかって怪我をするこ
とがあり、安全性に問題があった。又、可動ノーズが開
いた状態で車両を走行させると、振動により可動部がこ
われやすく、信頼性に問題があった。特に、図4(b)
のタイプでは、開いた可動ノーズの上にコーヒー、ジュ
ースなど飲み物が入った紙コップや缶を載せたりするこ
とがあり、振動により、あるいは不注意でこれら飲み物
をこぼして可動ノーズの駆動部に障害を生じさせる問題
があった。更に、可動ノーズが開いた状態で車両を走行
させると、図4(b)のタイプでは、表示部が下になっ
てNAVI画面を見ることができず、又、キー操作ができな
い問題があった。
【0011】又、可動ノーズを開けてから一定時間経過
後にオートクローズする従来方法では、媒体交換に時間
を要する場合、媒体交換終了前に可動ノーズが閉じてし
まうことがあり不便であった。以上から本発明の目的
は、可動ノーズを備えた車載機器の安全性、信頼性を向
上することである。本発明の別の目的は、媒体交換終了
前に可動ノーズが閉じないようにすることである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、車両の走行状態に基づいて可動ノーズのオープン/
クローズを制御することにより達成される。たとえば、
停止時あるいは所定速度(零を含む)以下における可動
ノーズのオープンを許容し、所定速度以上での走行中に
おける可動ノーズのオープンを禁止し、又、可動ノーズ
のオープン時に走行速度が所定速度(零を含む)以上に
なった時、可動ノーズを自動的にクローズする。このよ
うにすれば、車載機器の安全性、信頼性を向上すること
ができる。又、走行時における可動ノーズのオープンを
設定時間に限り許容し、経過時間が設定時間を越えた時
に自動的にクローズし、一方、停車時には経過時間が設
定時間を越えても自動的に可動ノーズをクローズしない
ようにする。このようにすれば、走行中であっても媒体
をセットできると共に、オープン期間が短いため車載機
器の安全性、信頼性を向上できる利点がある。又、停車
時に媒体交換終了前に可動ノーズが閉じることはない。
又、可動ノーズオープン後の経過時間が設定時間を越え
ても自動的にクローズしないようにし、媒体挿入完了の
みにより可動ノーズを自動的にクローズするようにす
る。このようにすれば、媒体交換終了前に可動ノーズが
閉じないようにでき、しかも、オートクローズによりユ
ーザーの使い易さを向上できる。
【0013】
【発明の実施の形態】(a)システム構成 図1は本発明の車両システムの概略図である。図中、10
1は車両が所定距離移動する毎にパルスを発生する速度
センサー、102は車両の走行制御を行う車両制御部、103
は車載用オーディオ/ビジュアル機器である。車載用オ
ーディオ/ビジュアル機器103において、103aは前面にキ
ーや表示部が設けられた可動ノーズ、103bは機器本体部
で、本発明に関係する部分のみを示し、オーディオ回路
やビデオ回路などは省略している。
【0014】機器本体部103bにおいて、201は制御部で
あり、機器全体を制御すると共に、可動ノーズ103aの開
閉制御やメディア媒体の挿入/排出を制御する。202は可
動ノーズ103aを開閉する可動ノーズ開閉制御メカ部であ
り、駆動モータ、ギア機構などを備えている。203はメ
ディア媒体の挿入/排出を行う媒体挿入/排出制御メカ部
であり、媒体挿入完了を検出する挿入完了検出センサー
204aや媒体がメディア媒体の挿入口に残存しているか
検出する媒体残存センサー204bを有している。205は媒
体を挿入、取り出す媒体挿入口、206はバスインタフェ
ース部である。バスインタフェース部206は、車両制御
部102と車載用オーディオ/ビジュアル機器103間をBUS
で接続したとき、車両制御部102との間でバス通信する
もので、車両制御部102より車両の走行/停止を示すデー
タや車両の速度データを受信して制御部201に入力す
る。なお、バスインタフェース部206は車両制御部102よ
り車速パルスを受信して制御部201に入力し、制御部201
で車速パルスに基づいて車両の走行中/停止中、走行速
度を認識するようにもできる。
【0015】(b)第1実施例の可動ノーズの開閉制御 図2は本発明の第1実施例における制御部201の可動ノ
ーズ開閉制御処理フローである。まず、可動ノーズ103a
をオープンするためのキー操作が発生したかチェックす
る(ステップ301)。可動ノーズをオープンするためのキ
ー操作があれば、車両制御部102に車両の走行中/停止中
の別及び走行速度を問い合わせ、受信信号に基づいて停
車中であるかチェックする(ステップ302)。走行中であ
れば、設定速度以上であるかチェックし(ステップ30
3)、設定速度以上であれば可動ノーズのオープンを拒否
する(ステップ304)。設定速度は30Km/h以下の低速度で
あり、0を含むものとする。
【0016】一方、停車中あるいは走行速度が設定速度
以下であれば、制御部201は可動ノーズ開閉制御メカ部2
02を駆動して可動ノーズ103aをオープンする(ステップ3
05)。しかる後、挿入完了センサー204aの出力を参照し
てメディア媒体の挿入が完了したかチェックし(ステッ
プ306)、完了してなければ、可動ノーズクローズのキー
操作があったチェックし(ステップ307)、なければ、車
両が走行中であるかチェックし(ステップ308)、停車中
であればステップ306以降の処理を繰り返す。尚、ステ
ップ308は、車両停止中に可動ノーズ103aをオープンし
たとき、媒体挿入完了前に車両が走行を開始したかチェ
ックするステップである。
【0017】一方、ステップ306において、メディア媒
体の挿入が完了すれば、制御部201は可動ノーズ開閉制
御メカ部202を駆動して可動ノーズ103aを自動的にクロ
ーズする(オートクローズ、ステップ309)。可動ノーズ
のクローズ動作時は、危険防止のために警告音を出すな
どしてユーザーへ注意を促す。又、ステップ307におい
て可動ノーズをクローズするためのキー操作があれば、
メディア媒体の挿入がなされていなくても可動ノーズ開
閉制御メカ部202を駆動して可動ノーズ103aをクローズ
する(ステップ309)。又、ステップ308において車両が走
行していれば、車速が設定速度(零を含む)以上で走行し
ているかチェックし(ステップ310)、設定速度以下であ
れば、ステップ306以降の処理を繰り返す。しかし、走
行速度が設定速度以上であれば、媒体残存センサー204b
の出力を参照して媒体が媒体挿入口205に残っているか
チェックし(ステップ311)、残っていなければ、直ちに
可動ノーズ開閉制御メカ部202を駆動して可動ノーズ103
aをクローズする(ステップ309)。
【0018】しかし、媒体が媒体挿入口205に残ってい
れば可動ノーズ103aをクローズできないから、制御部20
1は媒体挿入/排出制御メカ203を駆動して媒体のローデ
ングを行うか、あるいはユーザーへ警告を行なう(ステ
ップ312)。媒体のローデングを行う場合は、以後のステ
ップ306でメディア媒体挿入完了が検出されるからステ
ップ309において可動ノーズをオートクローズする。
又、ユーザーへ警告した場合は、ユーザーが可動ノーズ
をクローズするためにキー操作を行うからステップ307
で「YES」となり、ステップ309において可動ノーズ103aは
クローズされる。
【0019】以上、第1実施例によれば、停止時あるい
は設定速度(零を含む)以下における可動ノーズのオー
プンを許容し、設定速度以上での走行中における可動ノ
ーズのオープンを禁止し、又、可動ノーズのオープン時
に走行速度が設定速度以上になれば、可動ノーズを自動
的にクローズするから、車載機器の安全性、信頼性を向
上することができる。又、可動ノーズをオープンした後
の経過時間が設定時間を越えても従来のように自動的に
可動ノーズをクローズしないようにし、媒体挿入完了の
みにより可動ノーズを自動的にクローズするから、媒体
交換終了前に可動ノーズが閉じないようにでき、しか
も、キー操作なく自動的に可動ノーズを閉めることがで
きる。
【0020】(c)第2実施例の可動ノーズの開閉制御 図3は本発明の第2実施例における可動ノーズ開閉制御
処理フローであり、走行中であっても設定時間に限り可
動ノーズのオープンを許容するものである。まず、可動
ノーズ103aをオープンするためのキー操作が発生したか
チェックする(ステップ401)。可動ノーズをオープンす
るためのキー操作があれば、制御部201は走行中/停止中
に関係なく可動ノーズ開閉制御メカ部202を駆動して可
動ノーズ103aをオープンする(ステップ402)。しかる
後、制御部201は車両制御部102に車両が設定速度(零を
含む)より高速で走行中か否かを問い合わせ、走行速度
が設定速度以下であれば、挿入完了検出センサー204aの
出力を参照してメディア媒体の挿入が完了したかチェッ
クし(ステップ404)、完了してなければ、可動ノーズ103
aをクローズするためのキー操作があったチェックし(ス
テップ405)、キー操作がなければ、ステップ403以降の
処理を繰り返す。
【0021】一方、ステップ403において、設定速度よ
り高速で走行中であれば、可動ノーズをオープンしてか
らの経過時間が設定時間たとえば30秒を経過したかチェ
ックし(ステップ406)、経過してなければステップ404以
降の処理を繰り返す。又、ステップ404において、メデ
ィア媒体の挿入が完了すれば、制御部201は可動ノーズ
開閉制御メカ部202を駆動して可動ノーズ103aを自動的
にクローズする(オートクローズ、ステップ407)。な
お、可動ノーズのクローズ動作時、危険防止のために警
告音を出すなどしてユーザーへ注意を促す。又、ステッ
プ405において可動ノーズをクローズするためのキー操
作があれば、メディア媒体が挿入されていなくても可動
ノーズ開閉制御メカ部202を駆動して可動ノーズ103aを
クローズする(ステップ407)。更に、ステップ406におい
て、可動ノーズ103aをオープンしてからの経過時間が設
定時間を経過すれば、制御部201はメディア媒体の挿入
がなさていなくても可動ノーズ開閉制御メカ部202を駆
動して可動ノーズ103aを自動的にクローズする(ステッ
プ407)。
【0022】以上、第2実施例によれば、走行時におけ
る可動ノーズのオープンを設定時間に限り許容し、媒体
が挿入されることなく経過時間が設定時間を越えれば自
動的に可動ノーズをクローズするから、走行中であって
も媒体をセットできると共に、オープンしている時間が
短いため車載機器の安全性、信頼性を向上できる利点が
ある。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明
は請求の範囲に記載した本発明の主旨に従い種々の変形
が可能であり、本発明はこれらを排除するものではな
い。
【0023】
【発明の効果】以上本発明によれば、車両の走行状態に
基づいて可動ノーズのオープン/クローズを制御するよ
うにしたから、たとえば、停止時あるいは設定速度(零
を含む)以下における可動ノーズのオープンを許容し、
設定速度以上での走行中における可動ノーズのオープン
を禁止し、又、可動ノーズのオープン時に走行速度が設
定速度以上になれば、可動ノーズを自動的にクローズす
るようにしたから、車載機器の安全性、信頼性を向上す
ることができる。又、車両走行中のナビゲーション画面
表示、キー操作が可能となりユーザーの使い易さを向上
することができる。又、本発明によれば、可動ノーズを
オープンした後の経過時間が設定時間を越えても従来の
ように自動的に可動ノーズをクローズしないようにし、
媒体挿入完了のみにより可動ノーズを自動的にクローズ
するようにしたから、媒体交換終了前に可動ノーズが閉
じないようにでき、しかも、オートクローズによりユー
ザの使い易さ向上することができる。
【0024】又、本発明によれば、走行時における可動
ノーズのオープンを設定時間に限り許容し、媒体が挿入
されることなく経過時間が設定時間を越えれば自動的に
可動ノーズをクローズするようにしたから、走行中であ
っても媒体をセットできると共に、オープンしている時
間が短いため車載機器の安全性、信頼性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両システムの構成図である。
【図2】第1実施例における可動ノーズの開閉制御処理
フローである。
【図3】第2実施例における可動ノーズの開閉制御処理
フローである。
【図4】可動ノーズの概略構造説明図である。
【図5】可動ノーズ(操作パネル)を所定角度位置まで
開いた時の斜視図である。
【図6】全閉状態の斜視図である。
【図7】可動ノーズを取り外した状態の一部拡大図であ
る。
【図8】可動ノーズの背面図である。
【図9】全開、全閉検出機構説明図ある。
【図10】別の全開、全閉検出機構説明図である。
【図11】可動ノーズを全閉した状態の斜視図である。
【図12】可動ノーズの駆動機構説明図である。
【図13】可動ノーズロック機構の説明図である。
【図14】可動ノーズを全開した状態の説明図である。
【符号の説明】
101・・速度センサー 102・・車両制御部 103・・車載用オーディオ/ビジュアル機器 103a・・可動ノーズ 103b・・機器本体部 201・・制御部 202・・可動ノーズ開閉制御メカ部 203・・媒体挿入/排出制御メカ部 204a・・挿入完了検出センサー 204b・・媒体残存センサー 205・・媒体挿入口 206・・バスインタフェース部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報記録媒体を車載機器にセットする
    際、前面に操作パネルを備えた可動ノーズを回転して媒
    体挿入口を表面に出す車載機器の可動ノーズ制御装置に
    おいて、 車両の走行状態を検出する手段、 車両の走行状態に基づいて可動ノーズのオープン/クロ
    ーズを制御する制御部、を備えたことを特徴とする車載
    機器の可動ノーズ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、停車時あるいは設定速度
    (零を含む)以下での走行中における可動ノーズのオー
    プンを許容すると共に、設定速度以上での走行中におけ
    る可動ノーズのオープンを禁止し、可動ノーズのオープ
    ン時に走行速度が設定速度以上になった時、可動ノーズ
    を自動的にクローズすることを特徴とする請求項1記載
    の車載機器の可動ノーズ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、 要求により走行時に可動ノーズをオープンしたとき、媒
    体が挿入されずに設定時間が経過すれば自動的に可動ノ
    ーズをクローズし、一方、要求により停車時に可動ノー
    ズをオープンしたとき、媒体が挿入されずに設定時間が
    経過しても自動的に可動ノーズをクローズしないことを
    特徴とする請求項1記載の車載機器の可動ノーズ制御装
    置。
  4. 【請求項4】 媒体挿入完了を検出する挿入検出手段を
    備え、 可動ノーズをオープンした後の経過時間が設定時間を越
    えても自動的に該可動ノーズをクローズしないように
    し、媒体挿入完了により可動ノーズを自動的にクローズ
    することを特徴とする請求項2記載の車載機器の可動ノ
    ーズ制御装置。
JP27544898A 1998-09-29 1998-09-29 車載機器の可動ノーズ制御装置 Expired - Fee Related JP3648074B2 (ja)

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