JP3088256B2 - 車載用音響機器の盗難防止装置 - Google Patents
車載用音響機器の盗難防止装置Info
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- JP3088256B2 JP3088256B2 JP06339873A JP33987394A JP3088256B2 JP 3088256 B2 JP3088256 B2 JP 3088256B2 JP 06339873 A JP06339873 A JP 06339873A JP 33987394 A JP33987394 A JP 33987394A JP 3088256 B2 JP3088256 B2 JP 3088256B2
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Description
ときに車載用音響機器が見えないようにすることにより
盗難を防止する装置に係わり、特に、カバー閉動作時に
記録媒体が挿入口にある場合の処理に関する。
とにより車載用音響機器の存在が分からないようにして
盗難を防止する装置が知られている。そのような従来の
盗難防止装置ではカバー閉動作を行うときに記録媒体が
挿入口にあると、記録媒体をローディングした後にカバ
ー閉動作が行われる。
れたとき、テープ切れがある場合やCDが裏返して挿入
されている場合等記録媒体の異常がある場合は記録媒体
のイジェクトが行われる。その場合記録媒体を挿入口か
ら取出し、記録媒体を正常にしてローディングした後に
カバー閉動作が行われていた。
音響機器の盗難防止装置では、カバー閉動作を行うとき
に記録媒体がローディングされ、さらに異常があってイ
ジェクトされた場合に記録媒体のチェックや挿入方法の
チェック等するために手間がかかるという問題があっ
た。また, 記録媒体がイジェクトされたまま車を離れ盗
難防止効果が得られなくなる虞があるという問題があっ
た。
のであって、その目的とするところは、挿入口に異常な
記録媒体がある場合にも記録媒体をそのままローディン
グして、カバーの閉動作が行われる車載用音響機器の盗
難防止装置を提供することにある。
器の盗難防止装置は、不使用時に車載用音響機器をカバ
ーで覆い外部から見えなくする車載用音響機器の盗難防
止装置において、記録媒体挿入口に記録媒体が存在する
ときカバー閉動作のスイッチが作動すると、記録媒体を
ローディングし、記録媒体異常を検出した場合に記録媒
体をイジェクトすることなく記録媒体異常状態を記憶装
置に記憶しておき、カバー閉動作を行い、カバー開動作
のスイッチが作動すると、カバー開動作を行い、記録媒
体異常状態が記憶されている場合には記録媒体イジェク
ト動作を行うように構成したものである。
れば、例えば、記録媒体の演奏が終了して記録媒体が挿
入口にイジェクトされた状態、あるいは異常な記録媒体
をローディングして挿入口にイジェクトされた状態でカ
バー閉動作が行われると、記録媒体がローディングされ
てカバーが閉じられるので記録媒体がカバーの邪魔にな
らない。
常がある場合にも記録媒体異常を記憶するのみでイジェ
クトしないので、カバー閉動作が一度の操作のみで行わ
れ、車を離れるときに手間がかかることがない。異常の
ある記録媒体はローディングされたままであるが、次に
カバーが開かれるとイジェクトされるので記録媒体が異
常であるためのトラブルは発生しない。
難防止装置を図面に基づいて説明する。先ず、図1およ
び図2により盗難防止装置の概略の動作を説明する。図
における1は車載用音響機器を収納するシャーシであり
車の取付け部に取付けられる。エスカッション3はシャ
ーシ1に固定されており、枠4を回動自在に支持してい
る。
示しており、操作パネル5は前方に位置している。な
お、5aは操作パネル5に設けられたカセット挿入口で
ある。テープカセットが内部にローディングされていな
い状態でテープカセットがカセット挿入口5aに挿入さ
れると、図示していないカセット検出スイッチが作動し
てテープカセットがローディングされる。また、テープ
カセットがカセット挿入口5aにイジェクトされた状態
では前記カセット検出スイッチが作動している。
ープカセットがない状態で盗難防止装置の起動スイッチ
が押されると、図1(b)および図1(c)に示すよう
に枠4が水平位置まで回動される。その状態で、カバー
2がシャーシ1内部の上方の位置から枠4の内側に設け
た溝内に移動される。同時に、操作パネル5が後方に移
動される。図2(a)にカバー2および操作パネル5が
移動した状態を示す。
ように枠4が垂直位置の元の状態まで回動される。この
状態でカバー2は操作パネル5を覆い、車載用音響機器
が見えず盗難が防止される。車載用音響機器を使用状態
とするには上記と逆の動作が行われる。
動機構の主要部を示す。枠4はエスカッションに立設し
た軸3aに回動自在に支持されている。また、カバーを
保持する溝4aが設けられている。アーム10はシャー
シ1に立設された軸1aに回動自在に支持されて、軸1
0b,アーム9および軸4bを介して枠4と連結されて
いる。
された軸1bに回動自在に支持されている。レバー11
には表面側に突出する軸11aと裏面側に突出する軸1
1bが立設されている。レバー12とレバー13はねじ
りコイルバネ14によりレバー10に立設された軸10
aとレバー11に立設された軸11aを挟むように付勢
されている。軸11bはギヤー15に設けられたカム溝
15aと係合している。従って、ギヤー15の回転によ
って枠4が回動される。
て駆動するスライダ19はシャーシに立設された軸1
d.1dに移動自在に支持されている。アーム18はシ
ャーシに立設された軸1cに回動自在に支持されてい
る。スライダ19に立設された軸19aはアーム18の
長穴18aと係合しており、また、ギヤー17に立設さ
れた軸17aはアーム18の長穴18bと係合してお
り、スライダ19はギヤー17の回転により左右方向に
駆動される。
6により回転駆動される。図5にギヤー15およびギヤ
ー17の駆動機構を示す。遊星歯車16はアーム21に
立設された軸に回転自在に支持されており、アーム21
はシャーシに立設された軸1eに回動自在に支持されて
いる。ギヤー28は軸1eに回転自在に支持されてお
り、遊星歯車16と噛合っている。
20によりギヤー列を介して回転駆動される。アーム2
1に立設された軸21aおよび21bは夫々ギヤー15
のカム15bおよびギヤー17のカム17bと当接す
る。なお、カム15bおよび17bは夫々のギヤーの裏
面に設けられているが図では実線で示している。遊星歯
車16とアーム21は図示していないバネで圧接されて
おり摩擦力が作用する。従って、ギヤー28は遊星歯車
16に回転力を加えると共に遊星歯車16の回転方向と
逆方向のトルクをアーム21に加える。
示す。操作パネルはスライダ23の垂直面23bに固着
されている。スライダ23は4つの長穴を介してシャー
シに水平方向移動自在に支持されており、パンダグラフ
機構27により姿勢が一定に保たれる。アーム25はシ
ャーシに立設された軸1gに回動自在に支持され、それ
に立設された軸25bはスライダ23の長穴23aと係
合している。また、アーム25の長穴25aは図3に示
すスライダ19に立設された軸19bと係合している。
シに図7上で左右方向移動自在に支持されている。アー
ム24はシャーシに立設された軸1fに回動自在に支持
されている。アーム24の長穴24aはスライダ22に
立設された軸22aと係合し、アーム24に嵌着された
バネ26は軸19bと係合している。従って、軸19b
はスライダ22とスライダ23を互いに逆方向に駆動す
る。
イルバネ14およびバネ26を介して駆動されるので、
手等の障害物があると停止する。図4に枠4が強制的に
停止された状態を示す。このときねじりコイルバネ14
が撓んでいる。枠4およびカバー2が強制的に停止され
ると、その状態が図示していないマイクロスイッチで検
出され、枠4およびカバー2が逆方向に駆動された後、
再びカバー閉動作等が繰返される。
背後に配置されており、枠4によりスライダ29を介し
て作動される。スライダ29はシャーシに摺動自在に支
持され、バネにより左方向に付勢されている。マイクロ
スイッチ30はカバー開方向に駆動装置を起動するスイ
ッチとして用いられる。
の動作を説明する。音響機器使用状態(図1aに示す状
態)で操作パネル5に設けられている図示していない起
動スイッチが押されると、制御回路のマイクロコンピュ
ータは図9に示すルーチィンにより盗難防止装置を駆動
する。
イッチが作動しているか否かすなわちカセット挿入口に
テープカセットが存在するか否かが判断され、存在しな
い場合はステップS5に移行し、存在する場合はステッ
プS2に移行する。
ィングしステップS3に移行する。ステップS3では、
ローディングされたテープカセットが正常であるか否か
が判断され、正常であればステップS5に移行し、異常
であればステップS4に移行する。ステップS4ではバ
ッテリバックアップされたメモリにテープカセットが異
常であることを記憶しステップS5に移行する。
れモータ20が起動される。カバーの収納処理では、先
ずモータ20が正方向に回転され、図5に示すギヤー2
8が時計方向に回転される。アーム21は時計方向のト
ルクが加えられるが、軸21aとカム15bとの係合に
より反時計方向に傾いたままであり、ギヤー28は遊星
歯車16を介してギヤー15を時計方向に回転させる。
て図3における反時計方向に回転される。レバー11は
レバー12を介してアーム10を反時計方向に回動させ
る。アーム10はアーム9を介して枠4を軸3aを中心
に時計方向に回動させる。枠4が水平位置まで回動する
と、図5に示すカム15bの凹み15cが軸21aと対
応する位置にきて、アーム21は時計方向に回動可能と
なり、遊星歯車16はギヤー17と噛合うようになる。
と、ギヤー17は時計方向に回転され、操作パネルは後
退し、カバー2は前進する。カバー2を枠4の溝4aに
押込むために必要なギヤー17の回転角度は約180°
であり、その回転角が図示していないマイクロスイッチ
で検出され、モータ20が停止する。このとき、カム1
7bの凹み17cは軸21bと対応する位置にきてい
る。
ヤー28が反時計方向に回転される。アーム21は反時
計方向に回動し、遊星歯車16はギヤー15と噛合うよ
うになり、ギヤー15を反時計方向に回転させる。この
とき軸21bはカム17bの凹み17cに入込みギヤー
17は回転しない。レバー11はカム溝15aによって
時計方向に回転される。レバー11はレバー13,ねじ
りコイルバネ14およびレバー12を介してアーム10
を時計方向に回動させる。
保持した枠4を軸3aを中心に反時計方向に回動させ
る。枠4が垂直位置まで回動すると図示していないマイ
クロスイッチが作動してモータは停止し、カバー2は図
2(c)に示すように操作パネル5を覆う状態となる。
なお、スライダ22は図6(a)および(b)に示すよ
うにカバー2を回動自在に係止している。
枠4により図8に示すマイクロスイッチ30が押される
と、カバー2の開放処理が行われる。このとき枠4は垂
直位置にあるがバネ26を撓ませて図3における反時計
方向に回動される。
ーチィンにより行われる。先ずステップS6によりカバ
ー解放動作が行われる。この動作ではモータ20が正方
向に回転され、図5に示すギヤー28が時計方向に回転
される。アーム21は時計方向のトルクが加えられる
が、軸21aとカム15bとの係合により反時計方向に
傾いたままであり、ギヤー28は遊星歯車16を介して
ギヤー15を時計方向に回転させる。従って、レバー1
1はカム溝15aによって反時計方向に回転される。レ
バー11はレバー12を介してアーム10を反時計方向
に回動させる。
aを中心に時計方向に回動させる。枠4が水平位置まで
回動すると、図5に示すカム15bの凹みが軸21aと
対応する位置にきて、アーム21は時計方向に回動可能
となり、遊星歯車16はギヤー17と噛合うようにな
る。
と、ギヤー17は時計方向に回転され、操作パネルは前
進し、カバー2は後退してシャーシ1内に収納される。
カバー2を収納するために必要なギヤー17の回転角度
は約180°であり、その回転角が図示していないマイ
クロスイッチで検出され、モータ20が停止する。この
とき、カム17bの凹み17cは軸21bと対応する位
置にきている。
ヤー28が反時計方向に回転される。アーム21は反時
計方向に回動し、遊星歯車16はギヤー15と噛合うよ
うになり、ギヤー15を反時計方向に回転させる。レバ
ー11はカム溝15aによって時計方向に回転される。
レバー11はレバー13、ねじりコイルバネ14および
レバー12を介してアーム10を時計方向に回動させ
る。
aを中心に反時計方向に回動させる。枠4が垂直位置ま
で回動すると図示していないマイクロスイッチが作動し
てモータは停止し、音響機器は図1(a)に示す使用状
態となる。
と、ステップS7において、メモリにテープカセットが
異常であることが記憶されているか否かが判断され、テ
ープカセットが正常であればそのままカバー解放処理を
終了し、テープカセットが異常であればステップS8に
おいてテープカセットイジェクト処理を行い解放処理を
終了する。
が用いられる場合について説明したが、記録媒体として
CD等の光ディスクを用いる車載用音響機器にこの発明
を適用することも可能である。
置によれば、例えば、記録媒体の演奏が終了して記録媒
体が挿入口にイジェクトされた状態、あるいは異常な記
録媒体をローディングして挿入口にイジェクトされた状
態でカバー閉動作が行われると、記録媒体がローディン
グされてカバーが閉じられるので記録媒体がカバーの邪
魔にならない。
常がある場合にも記録媒体異常を記憶するのみでイジェ
クトしないので、カバー閉動作が一度の操作のみで行わ
れ、車を離れるときに手間がかかることがない。異常の
ある記録媒体はローディングされたままであるが、次に
カバーが開かれるとイジェクトされるので記録媒体が異
常であるためのトラブルは発生しない。
防止装置の動作を説明するための斜視図である。
するための斜視図である。
である。
である。
である。
である。
である。
である。
作処理を示すフローチャートである。
動作処理を示すフローチャートである。
1g 軸 2 カバー 3 エスカッション、3a 軸 4 枠 5 操作パネル、5a カセット挿入口 9 アーム 10 アーム、10a,10b 軸 11 レバー、11a,11b 軸 12 レバー 13 レバー 14 ねじりコイルバネ 15 ギヤー、15a カム溝、15b カム 16 遊星歯車 17 ギヤー、17a 軸、17b カム 18 アーム、18a,18b 長穴 19 スライダ、19a,19b 軸 20 モータ 21 アーム、21a,21b 軸 22 スライダ、22a軸 23 スライダ、23a 長穴 24 アーム、24a 長穴 25 アーム、25a 長穴、25b 軸 26 バネ 27 パンダグラフ機構 28 ギヤー 29 スライダ 30 マイクロスイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 不使用時に車載用音響機器をカバーで覆
い外部から見えなくする車載用音響機器の盗難防止装置
において、記録媒体挿入口に記録媒体が存在するときカ
バー閉動作のスイッチが作動すると、記録媒体をローデ
ィングし、記録媒体異常を検出した場合に記録媒体をイ
ジェクトすることなく記録媒体異常状態を記憶装置に記
憶しておき、カバー閉動作を行い、カバー開動作のスイ
ッチが作動すると、カバー開動作を行い、記録媒体異常
状態が記憶されている場合には記録媒体イジェクト動作
を行うように構成したことを特徴とする車載用音響機器
の盗難防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06339873A JP3088256B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 車載用音響機器の盗難防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06339873A JP3088256B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 車載用音響機器の盗難防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08183401A JPH08183401A (ja) | 1996-07-16 |
JP3088256B2 true JP3088256B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=18331633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06339873A Expired - Fee Related JP3088256B2 (ja) | 1994-12-29 | 1994-12-29 | 車載用音響機器の盗難防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3088256B2 (ja) |
-
1994
- 1994-12-29 JP JP06339873A patent/JP3088256B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08183401A (ja) | 1996-07-16 |
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