JP2804657B2 - 蓋開閉装置 - Google Patents

蓋開閉装置

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JP2804657B2
JP2804657B2 JP3293849A JP29384991A JP2804657B2 JP 2804657 B2 JP2804657 B2 JP 2804657B2 JP 3293849 A JP3293849 A JP 3293849A JP 29384991 A JP29384991 A JP 29384991A JP 2804657 B2 JP2804657 B2 JP 2804657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TVやVTRあるいは
表示装置などの各種電子機器を収納する筐体に備えられ
る蓋開閉装置に係り、特に、車載用電子機器に用いて好
適な蓋開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器を筐体に対して出入自在とした
ものにおいては、防塵性あるいは意匠性を高める目的
で、筐体の前面開口に蓋体を設けることが多い。
【0003】従来、この種の蓋開閉装置としては、筐体
または筐体の前面に取付けられたパネルに蓋体を軸支
し、筐体の内部に蓋体を開閉する駆動機構を設けたもの
が知られている。このものは、電子機器を筐体から突出
させる際に駆動機構が蓋体を開放し、電子機器を筐体内
に収納させる際に駆動機構が蓋体を閉塞するようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述した従来
の蓋開閉装置では、蓋体の回動支軸が筐体やパネルに固
定されているため、車載用電子機器には適用しにくいと
いう問題があった。すなわち、車両にはラジオ受信機や
カセット再生装置、CD再生装置、あるいはディスプレ
イ装置など各種電子機器が搭載されることが多く、通常
これらの電子機器はコンソールボックス内に積層・一体
化された状態で搭載されるが、例えばディスプレイ装置
に上述した蓋開閉装置を適用すると、蓋体の開閉動作が
ディスプレイ装置の下段に設置した他の電子機器によっ
て妨げられ、蓋体の逃げ部が下段の電子機器に必要にな
るなどのデザイン上の制約を受けることになる。
【0005】本発明はこのような従来技術における実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、蓋体の開閉動作
が円滑な蓋開閉装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、前面に開口を有する筺体と、この筺体
に設けられ前記開口から出入する方向へ前後進可能なス
ライド体と、このスライド体に支持され前記筐体内に収
納された収納位置と前記開口から突出する突出位置との
間を移動する電子機器と、前記筐体の開口を開閉可能な
蓋体とを備え、前記蓋体は、前記電子機器が収納位置に
ある時に前記開口を閉塞し、前記電子機器が収納位置か
ら突出位置へ移動する時に前記開口を開放するようにな
っている蓋開閉装置において、前記筐体に所定量前後進
可能に配置されたベース板と、このベース板に軸支され
た前記蓋体に連結され該ベース板に対して前後進自在な
駆動体と、この駆動体と前記スライド体との間に介設さ
れたフリクション機構とを設け、前記スライド体が収納
位置から突出位置へ移動する過程で、前記スライド体の
移動を前記フリクション機構を介して前記駆動体に伝達
することにより、該駆動体と前記ベース板を一体的に前
進させるとともに、該ベース板の停止位置で前記駆動体
をさらに前進させて前記蓋体を開放動作し、その後に前
記フリクション機構がスリップすることにより、前記ス
ライド体のみを突出位置まで移動するように構成した
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】本発明は上記のように構成したので、電子機器
を収納状態から突出状態に移行する際、まずスライド体
の移動がフリクション機構を介して駆動体に伝達される
ことにより、駆動体と蓋体およびベース板とが所定量前
進してベース板が停止し、次いで駆動体が蓋体を開放し
ながらさらに前進して停止し、その後スライド体のみが
駆動体とスリップしながらさらに前進して電子機器が筐
体から突出する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の車載用ディスプレイ装置の実
施例を図に基づいて説明する。
【0009】図1は本発明の車載用ディスプレイ装置の
一実施例を示す斜視図、図2はディスプレイが収納され
た状態を示す斜視図、図3はディスプレイの使用状態を
示す側面図、図4は筺体に設けられた第1のモータ、歯
車列およびアームを示す断面図、図5はスライド体に設
けられた第2のモータ、歯車列およびラックを示す側面
図、図6はディスプレイの収納時の状態を示す平面図、
図7はスライド体が筺体より突出した状態を示す平面
図、図8は蓋体とベース板および駆動体を示す斜視図、
図9はディスプレイの収納時における駆動体と蓋体の関
係を示す側面図、図10はディスプレイの使用時におけ
る駆動体と蓋体の関係を示す側面図、図11は車載用デ
ィスプレイ装置の作動手順を示すフローチャートであ
る。
【0010】図1に示す本実施例の車載用ディスプレイ
装置は、図示しない車の設置母材に取付けられた筺体1
と、この筺体1に対して出入自在なスライド体2と、こ
のスライド体2に回動自在に設けられたディスプレイ3
などからなっている。図1および図2に示すように、前
記筺体1は、ラジオ受信機10やCD再生装置11ある
いはカセット再生装置12などの他の車載用音響装置の
最上段にこれらと一体的に取付けられている。図6およ
び図7に示すように、前記筐体1には、スライド体2を
駆動する第1のモータ4と、この第1のモータ4の駆動
力をスライド体2に伝達する第1の歯車列5およびアー
ム6とが設けられており、また、前記スライド体2に
も、ディスプレイ3を駆動する第2のモータ7と、この
第2のモータ7の駆動力をディスプレイ3に伝達する第
2の歯車列8およびラック9とが設けられている。さら
に、前記筐体1にはベース板13が出入自在に取付けら
れており、このベース板13は筐体1に設けたガイドピ
ン14がベース板13の長孔15に係合することによ
り、その移動量が規制されている。
【0011】図8に示すように、前記ベース板13の先
端には蓋体16が軸支されており、また、ベース板13
には駆動体17が載置されている。この駆動体17は、
下面に植設したピン18が前記ベース板13のガイド孔
19に係合することにより、ベース板13に移動可能に
取付けられている。前記駆動体17の先端には連結ピン
20が設けられており、この連結ピン20は前記蓋体1
6に設けられた連結板41のカム孔42に係合してい
る。前記蓋体16は、前記筐体1の前面の開口を開閉す
るものであり、図8に示すように、蓋体16が起立状態
にある時、前記カム孔42は下から上に向かって蓋体1
6から離れる方向に傾斜している。一方、前記駆動体1
7の後端にはL字状の突部43が折り曲げ形成されてお
り、この突部43の前方には板ばねをフォーミングした
摩擦板44が固定されている。図5に示すように、前記
ディスプレイ3の収納時において、駆動体17の突部4
3は前記スライド体2の後端と当接しており、また、摩
擦板44はスライド体2の下面に穿設された透孔45と
係合しており、これら摩擦板44と透孔45とでフリク
ション機構が構成されている。なお、前記筐体1とベー
ス板13との間にはベース板13を前方へ付勢する第1
のスプリング46が張架されるとともに、ベース板13
と前記駆動体17との間には駆動体17を前方へ付勢す
る第2のスプリング47が張架されており、ベース板1
3と前記蓋体16との間には蓋体16を閉鎖方向へ付勢
する捩じりコイルバネ48が巻回されている。
【0012】図2に示すディスプレイ3の収納時におい
て、蓋体16は筐体1の前面開口を塞いでおり、この蓋
体16の前面16aには、ディスプレイ3を使用状態に
セットするオープン信号を出力するオープン釦49が設
けられている。一方、図1に示すディスプレイ3の使用
時において、ディスプレイ3の上面3a(ディスプレイ
3の収納時における前面)には、ディスプレイ3を収納
するクローズ信号を出力するクローズ釦50と、第2の
モータ7に作動信号を出力する角度調整用釦、例えば回
動角度を小さくするダウン釦51、および回動角度を大
きくするアップ釦52とが設けられている。
【0013】前記第1の歯車列5は、図4に示すよう
に、第1のモータ4に装着されたウオームギヤ21と、
それぞれ筺体1に回転可能に支持され、順次噛み合うギ
ヤ22〜26などとからなっている。該歯車列5には、
スライド体2に作用する負荷を検出する負荷検出手段、
例えば所定トルクを越える負荷が加わったときにスリッ
プする図示しないスリップ機構が備えられ、このスリッ
プ機構から出力される検出信号に基づいて第1のモータ
4が停止、逆転される。前記ギヤ26は、回転軸27に
よりアーム6の一端を軸支するとともに、ピン28を介
してアーム6と連結されており、該ギヤ26の回転に伴
い、アーム6が回転軸27を中心として一体的に回動す
るようになっている。このアーム6の他端には、図6に
示すように、上方へ突出するピン29が設けられてい
る。このピン29は、スライド体2に設けられ、該スラ
イド体2のスライド方向と直交する方向に形成された長
穴30に係合する。
【0014】前記スライド体2は、図6および図7に示
すように、両側部に設けられた一対のガイドレール3
1、32により案内されており、アーム6の回動に伴っ
て他端のピン29が長穴30内を摺動することによって
スライド体2が筺体1内より突出(前進)したり、筺体
1内に収納(後退)されるようになっている。前記第2
の歯車列8は、同図6に示すように、第2のモータ7に
装着されたウオームギヤ33と、それぞれスライド体2
に回転可能に支持され、順次噛み合うギヤ34〜37な
どとからなっている。該歯車列8には、ディスプレイ3
に作用する負荷を検出する負荷検出手段、例えば所定ト
ルクを越える負荷が加わったときにスリップする図示し
ないスリップ機構が備えられ、このスリップ機構から出
力される検出信号に基づいて第2のモータ7が停止、逆
転される。前記ラック9は、図5に示すように、スライ
ド体2のスライド方向へ相対的移動可能に設けられ、ギ
ヤ37と噛み合うとともに、ディスプレイ3の側部3c
に固設された円弧状ギヤ38とも噛み合う。前記ギヤ3
7の回転に伴ってラック9がスライドすると、円弧状ギ
ヤ38が回転し、その結果、円弧状ギヤ38の回転軸3
9、および該回転軸39の同軸上にある図3の回転軸4
0を中心としてディスプレイ3が回動する。
【0015】この実施例にあっては、図11の作動手順
にしたがってディスプレイ3を収納状態から使用状態に
セットするようになっている。すなわち、図2に示すよ
うにディスプレイ3の収納時に、蓋体16の前面16a
に設けられたオープン釦49を押圧操作すると、オープ
ン釦49よりオープン信号が出力され、これに伴って、
手順S1として第1のモータ4が作動する。次いで、第
1のモータ4の作動により歯車列5を介してアーム6が
駆動され、このアーム6の図6の反時計方向への回動に
伴い、ピン29が長孔30内を摺動しながら、スライド
体2を筺体1より突出させ、すなわち、スライド体2を
後退位置より前進位置へと移動させる。この移動過程に
おいて、まずスライド体2が後退位置から所定距離前進
すると、図9に示すように、スライド体2の透孔45に
駆動体17の摩擦板44が係合しているため、駆動体1
7と蓋体16およびベース板13はスライド体2ととも
に前進し、その際、第1のスプリング46はベース板1
3の前進を助長する。このようにしてベース板13が前
進して筐体1から所定量だけ突出すると、ガイドピン1
4が長孔15の後端に当接することによりベース板13
が停止し、さらにスライド体2が前進すると、駆動体1
7は第2のスプリング47のばね力に助長されながら前
進し、駆動体17の先端の連結ピン20がカム孔42内
をトレースすることにより、蓋体16が捩じりコイルバ
ネ48のばね力に抗して開放される。蓋体16が完全に
開放された時点で、駆動体17はピン18がガイド孔1
9の先端に当接することにより停止し、さらにスライド
体2が前進すると、図10に示すように、摩擦板44が
透孔45から外れてスライド体2のみが移動し、前進位
置で停止する。
【0016】このようにしてスライド体2が停止する
と、歯車列5に所定トルクを越える負荷が加わり、手順
S2として歯車列5のスリップ機構が作動してスリップ
するとともに、検出信号を第1のモータ4に出力して該
モータ4を停止させ、手順S3としてスライド体2がス
ライドするのに要した所要時間が所定の時間、例えばス
ライド体2が図6に示す収納(後退)位置から図7に示
す突出(前進)位置にスライドするのに要する時間に応
じてあらかじめ定められる設定時間より短いかどうかを
判定する。このとき、スライド体2が図7に示す突出位
置に到達した場合、前記所要時間が前記設定時間よりも
長くなるので、手順S4として前記検出信号を第2のモ
ータ7にも出力して、該モータ7を作動させ、第2の歯
車列8を介してラック9を図5の右方向へ駆動して、円
弧状ギヤ38を同図5の反時計方向へ回動させ、その結
果、円弧状ギヤ38の回転軸39、および該回転軸39
の同軸上にある回転軸40を中心として、ディスプレイ
3が図3の2点鎖線で示す水平状態から同図3の時計方
向へ回動する。次いで、ディスプレイ3が停止して歯車
列8に所定トルクを越える負荷が加わると、手順S5と
して歯車列7のスリップ機構が作動してスリップすると
ともに、上述した手順S3と同様に、手順S6としてデ
ィスプレイ3が起立するのに要した所要時間が所定の時
間、例えばディスプレイ3が図3の2点鎖線で示す水平
位置から同図3の実線で示す起立位置まで回動するのに
要する時間に応じてあらかじめ定められる設定時間より
短いかどうかを判定し、前記所要時間が該設定時間より
も長い場合、手順S7として検出信号を第2のモータ7
に出力して該モータ7を停止させる。これにより、ディ
スプレイ3が使用状態にセットされる。
【0017】一方、上述した手順S3でスライド体2が
スライドするのに要した所要時間が前記設定時間よりも
短い場合、手順S8として異常検出信号を第1のモータ
4へ出力して、該モータ4を逆転させ、スライド体2を
筺体1内に戻し入れる。同様に、上述した手順S6でデ
ィスプレイ3が起立するのに要した所要時間が設定時間
よりも短い場合、手順S9として異常検出信号を第2の
モータ7へ出力して、該モータ7を逆転させ、ディスプ
レイ3を水平状態に戻すようになっている。
【0018】次いで、上記のようにディスプレイ3の表
示面3bが車内の人と対面する使用状態で、ディスプレ
イ3の上面3aに設けられた角度調整用釦、例えばダウ
ン釦51を押圧操作すると、このダウン釦51より第2
のモータ7に作動信号が出力され、ディスプレイ3が回
動して該ディスプレイ3の角度が小さくなる。そして所
望の角度で前記のダウン釦51の操作を停止すると、第
2のモータ7が停止してディスプレイ3が所望の角度で
保持される。同様に、アップ釦52を操作する場合はデ
ィスプレイ3の角度が大きくなる。
【0019】その後、ディスプレイ3を収納する際に、
該ディスプレイ3の上面3aに設けられたクローズ釦5
0を押圧操作すると、このクローズ釦50よりクローズ
信号が出力され、これに伴って、第2のモータ7が作動
する。このような第2のモータ7の作動によりディスプ
レイ3が水平状態になるまで回動した後、第2の歯車列
8のスリップ機構が作動して第2のモータ7が停止する
とともに、第1のモータ4も作動してスライド体2が筺
体1内に戻し入れられた後、第1の歯車列5のスリップ
機構が作動して第1のモータ4が停止する。その際、ス
ライド体2が前進位置から後退位置に戻る過程で、スラ
イド体2の後端に駆動体17の突部43が当接するた
め、駆動体17と蓋体16およびベース板13はスライ
ド体2とともに後退位置へと移動し、連結ピン20がカ
ム孔42内をトレースすることにより、蓋体16は捩じ
りコイルバネ48に助長されて閉鎖される。
【0020】このように構成した実施例では、ディスプ
レイ3を使用状態にセットしたり、収納する操作を簡単
に行なうことができる。また、スライド体2の突出時、
あるいはディスプレイ3の起立時に運転者の手などがデ
ィスプレイ3に衝突して上記の動作が妨げられた場合、
それぞれの動作を中止して反転させるようになってお
り、シフトレバーの誤操作などを防止でき、安全性を向
上させることができる。また、蓋体16によって筐体1
の内部に異物が侵入するのを防止できるとともに、この
蓋体16を筐体1から突出した位置で開閉できるため、
ディスプレイの使用時にもらず下段に設置された他の
音響機器の使用を妨げることはない。さらに、オープン
釦49のみを蓋体16の前面16aに設け、クローズ釦
50を蓋体16によって閉鎖されるディスプレイ3に設
けたため、この点からも操作性を高めることができると
ともに、意匠性を高めることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上のように構成したので、
子機器を収納状態から突出状態に移行する際、まずスラ
イド体の移動がフリクション機構を介して駆動体に伝達
されることにより、駆動体と蓋体およびベース板とが所
定量前進してベース板が停止し、次いで駆動体が蓋体を
開放しながらさらに前進して停止し、その後フリクショ
ン機構がスリップすることによりスライド体のみがさら
に前進して電子機器を筐体から突出するため、電子機器
の収納時に筐体の開口を閉塞する蓋体を、電子機器の突
出時に筐体から突出した位置で開放することができ、よ
って蓋体の開閉動作が円滑な蓋開閉装置を得ることがで
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用ディスプレイ装置の一実施例を
示す斜視図である。
【図2】ディスプレイが収納された状態を示す斜視図で
ある。
【図3】ディスプレイの使用状態を示す側面図である。
【図4】筺体に設けられた第1のモータ、歯車列および
アームを示す断面図である。
【図5】スライド体に設けられた第2のモータ、歯車列
およびラックを示す側面図である。
【図6】ディスプレイの収納時の状態を示す平面図であ
る。
【図7】スライド体が筺体より突出した状態を示す平面
図である。
【図8】蓋体とベース板および駆動体を示す斜視図であ
る。
【図9】ディスプレイの収納時における駆動体と蓋体の
関係を示す側面図である。
【図10】ディスプレイの使用時における駆動体と蓋体
の関係を示す側面図である。
【図11】車載用ディスプレイ装置の作動手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 筺体 2 スライド体 3 ディスプレイ 4 第1のモータ 5 第1の歯車列 7 第2のモータ 8 第2の歯車列 13 ベース板 14 ガイドピン 15 長孔 16 蓋体 17 駆動体 18 ピン 19 ガイド孔 20 連結ピン 41 連結板 42 カム孔 43 突部 44 摩擦板 45 透孔 46 第1のスプリング 47 第2のスプリング 48 捩じりコイルバネ 49 オープン釦 50 クローズ釦
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60R 11/02 B60K 35/00 G09F 9/00 312 H04N 5/64 521 H05K 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口を有する筺体と、この筺体
    に設けられ前記開口から出入する方向へ前後進可能なス
    ライド体と、このスライド体に支持され前記筐体内に収
    納された収納位置と前記開口から突出する突出位置との
    間を移動する電子機器と、前記筐体の開口を開閉可能な
    蓋体とを備え、前記蓋体は、前記電子機器が収納位置に
    ある時に前記開口を閉塞し、前記電子機器が収納位置か
    ら突出位置へ移動する時に前記開口を開放するようにな
    っている蓋開閉装置において、前記筐体に所定量前後進可能に配置されたベース板と、
    このベース板に軸支された前記蓋体に連結され該ベース
    板に対して前後進自在な駆動体と、この駆動体と前記ス
    ライド体との間に介設されたフリクション機構とを設
    け、 前記スライド体が収納位置から突出位置へ移動する過程
    で、前記スライド体の移動を前記フリクション機構を介
    して前記駆動体に伝達することにより、該駆動体と前記
    ベース板を一体的に前進させるとともに、該ベース板の
    停止位置で前記駆動体をさらに前進させて前記蓋体を開
    放動作し、その後に前記フリクション機構がスリップす
    ることにより、前記スライド体のみを突出位置まで移動
    するように構成した ことを特徴とする蓋開閉装置。
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