JP4296155B2 - ディスクドライブ装置 - Google Patents
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Description
le Disc),MD(Mini Disc)等の記録媒体が普及し、それに伴い、こ
れらの記録媒体に記録された情報(音や画像等)を読み出したり、記録媒体に情報を記録したりするディスクドライブ装置も普及している。
日中の密閉された空間や車輌内は高温状態となることがある。本発明のディスクドライブ装置は、このような温度変化の激しい環境に置かれた場合でも、温度検知手段により検知された温度が所定の温度よりも高い(低い)場合、自動的に記録媒体ディスクを読取・記録位置に移動させる制御を実行する。これによって、記録媒体ディスクが高温(低温)にさらされることを未然に防止することができ、記録媒体ディスクの変形を防ぐことができる。
al Versatile Disc),MD(Mini Disc)等が含まれるが、
本実施形態中では総称してディスクと称することとする。
図1に示すように、本実施形態のディスクドライブ装置1は、ディスク(記録媒体ディスク)を、ディスクドライブ装置1に出し入れする時の取出位置とディスクドライブ装置1内においてディスクの読出・記録を行う位置(読出・記録位置)との間を移動させるローディング部(ローディング手段)2と、ローディング部2の動作環境状態を検知する各種環境センサ(環境検知手段)と、環境センサの検知情報に基づきローディング部2を制御してディスクを、取出位置から読出位置に移動させる制御マイコン(制御手段)3とを備えている。
、本実施形態に係るローディング部2は、スロットローディング方式に限らず、トレイにディスクを載置するトレーローディング方式とすることもできる。
以上が、本実施形態のディスクドライブ装置1のハードウェア構成である。
次に、各環境センサの検知方法と、検知情報に基づくローディング制御パターンについて詳説する。
図2に振動センサ8からの検知情報によるローディング制御のフローチャートを示す。尚、この処理はディスクドライブ装置の制御マイコン3が動作中(ディスクドライブ装置が本来の動作をしていない時も)に繰り返し実行される。
ーディングの制御を実行するための判断基準(閾値)をクリアしているか否かの判断を実行する(S03)。
図4に温度センサ9からの検知情報によるローディング制御のフローチャートを示す。
まず、制御マイコン3は、ディスクが取出位置にあるか否かをディスク位置検知センサ4からの検知情報により判断する(S10)。ここでディスクの位置が読出・記録位置にあると判断された場合は、本処理は終了する。
とができる。
本実施形態では、上記同様に、加速度センサ10,アクセル開度センサ11,速度センサ12も上記同様に予め加速度の閾値(例えば、4km/h/s),アクセル開度の閾値(例えば、50%),速度の閾値(例えば、40km/h)を決めておき、それらの閾値を超えたときに、制御マイコン3がローディング制御を実行する。
本実施形態に係る施錠センサ13は、ドアロックからイグニッションキーまでを連結するドアロック用のロッドに設けられているとする。そして、施錠センサ13は、車輌のドアにロックされた時又はイグニッションキーから鍵が抜き取られた時に信号を発する。これにより車輌が無人になったと予想されることになる。
ETCカード挿入センサ15はETC車載器に設けられ、ETCカードがETC車載器に挿入されたことを検知する。ETCカード挿入センサ15からコントローラ16に信号が伝達され、さらにその信号を制御マイコン3が受信する。すると、制御マイコン3は車輌の運転が開始されたと想定し、車輌の走行に伴い発生する揺れや振動によるディスクの落下や損傷を防ぐためにローディング制御を実行する。
本実施形態のディスクドライブ装置1は、各種の環境センサからの検知情報に基づくローディング制御だけでなく、イジェクトスイッチSWからの信号に基づきローディング制御を行うことができる。つまり、ディスクが取出位置にあるときに、イジェクトSWを操作すると、ローディング制御が実行される。
図6に示すように、本実施の態様におけるディスクドライブ装置1は、環境センサとしてタイマー20を付加した態様のものである。尚、第1の実施の形態のディスクドライブ装置1の構成と重複する箇所についての説明は省略し、図面中同じ構成部分には同様の符号を付すこととする。
だ所定時間を経過していないと判断すると、振動センサ8が振動を検知したか否かを判断する(S22)。ここで振動が検知されていないと判断した場合は、本処理は終了する。
本実施の態様は、図6に示す、上述したその他の実施の態様1の振動センサ8を速度センサ12に変えた形態のものです。すなわち、本実施態様のディスクドライブ装置1は、タイマー20と速度センサ12とを組み合わせてローディング制御を行う。
2 ローディング部(ローディング手段)
3 制御マイコン(制御手段)
4 ディスク位置検知センサ(ディスク位置検知手段)
5 モータ
6 ピックアップ
7 DSP
8 振動センサ(環境検知手段)
9 温度センサ(環境検知手段)
10 加速度センサ(環境検知手段)
11 アクセル開度センサ(環境検知手段)
12 速度センサ(環境検知手段)
13 施錠センサ(環境検知手段)
14 着座センサ(環境検知手段)
15 カード挿入センサ(環境検知手段)
16 コントローラ
20 タイマー
SW イジェクトスイッチ
Claims (5)
- 記録媒体ディスクに記録された情報の読出、或いは記録媒体ディスクへの情報の記録をおこない、且つ車両に搭載されたディスクドライブ装置であって、
前記記録媒体ディスクについて、当該記録媒体ディスクの取出位置と前記記録媒体ディスクの読出・記録位置との間を移動させるローディング手段と、
前記ディスクドライブ装置に関わる環境を検知する環境検知手段と、
前記環境検知手段の検知情報に基づき前記ローディング手段を制御して前記記録媒体ディスクを、前記取出位置から前記読出・記録位置に移動させる制御手段と、を備え、
前記環境検知手段は、前記車両の振動を検知する振動検知手段または該車両内の温度を検知する温度検知手段を含む、ディスクドライブ装置。 - 記録媒体ディスクに記録された情報の読出、或いは記録媒体ディスクへの情報の記録をおこない、且つ車両に搭載されたディスクドライブ装置であって、
前記記録媒体ディスクについて、当該記録媒体ディスクの取出位置と前記記録媒体ディスクの読出・記録位置との間を移動させるローディング手段と、
前記ディスクドライブ装置に関わる環境を検知する環境検知手段と、
前記環境検知手段の検知情報に基づき前記ローディング手段を制御して前記記録媒体ディスクを、前記取出位置から前記読出・記録位置に移動させる制御手段と、を備え、
前記環境検知手段は、
前記車輌の加速度を検知する加速度検知手段または前記車輌のアクセル開度に対応した電気信号を検知するアクセル開度検知手段または前記車輌の速度を検知する速度検知手段の何れか一つを含む、ディスクドライブ装置。 - 記録媒体ディスクに記録された情報の読出、或いは記録媒体ディスクへの情報の記録をおこない、且つ車両に搭載されたディスクドライブ装置であって、
前記記録媒体ディスクについて、当該記録媒体ディスクの取出位置と前記記録媒体ディスクの読出・記録位置との間を移動させるローディング手段と、
前記ディスクドライブ装置に関わる環境を検知する環境検知手段と、
前記環境検知手段の検知情報に基づき前記ローディング手段を制御して前記記録媒体ディスクを、前記取出位置から前記読出・記録位置に移動させる制御手段と、を備え、
前記環境検知手段は、少なくとも、前記車輌の施錠状態を検知する施錠検知手段と、前記車輌のシートの着座状態を検知する着座検知手段との何れか一つを含む、ディスクドライブ装置。 - 記録媒体ディスクに記録された情報の読出、或いは記録媒体ディスクへの情報の記録をおこない、且つ車両に搭載されたディスクドライブ装置であって、
前記記録媒体ディスクについて、当該記録媒体ディスクの取出位置と前記記録媒体ディスクの読出・記録位置との間を移動させるローディング手段と、
前記ディスクドライブ装置に関わる環境を検知する環境検知手段と、
前記環境検知手段の検知情報に基づき前記ローディング手段を制御して前記記録媒体ディスクを、前記取出位置から前記読出・記録位置に移動させる制御手段と、を備え、
前記環境検知手段は、
前記車輌の走行を検知する走行検知手段を含み、
前記制御手段は、前記走行検知手段によって車輌の走行が検知された場合に、前記ローディング手段を制御して前記記録媒体ディスクを、前記取出位置から前記読出・記録位置に移動させる、ディスクドライブ装置。 - 前記ローディング手段は、記録媒体ディスクが取出位置にあるか読出・記録位置にあるかを検知するディスク位置検知手段をさらに備えており、
前記制御手段は、前記ディスク位置検知手段の検知情報に基づいて前記記録媒体ディスクが取出位置にあることを判定した場合に、前記環境検知手段の検知情報に基づき前記ローディング手段を制御して前記記録媒体を、前記取出位置から前記読出・記録位置に移動させる請求項1から請求項4の何れかに記載のディスクドライブ装置。
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