JP2901847B2 - ディスク再生装置 - Google Patents

ディスク再生装置

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JP2901847B2
JP2901847B2 JP5202529A JP20252993A JP2901847B2 JP 2901847 B2 JP2901847 B2 JP 2901847B2 JP 5202529 A JP5202529 A JP 5202529A JP 20252993 A JP20252993 A JP 20252993A JP 2901847 B2 JP2901847 B2 JP 2901847B2
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    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/05Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
    • G11B17/051Direct insertion, i.e. without external loading means
    • G11B17/0515Direct insertion, i.e. without external loading means adapted for discs of different sizes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • G11B19/124Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark involving the detection of diameter of disks

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はディスク径の異なる複数
種類のディスク記録媒体、例えば12cm径および8cm径
のコンパクトディスク(CD)を、装置本体内部のディス
ク再生ユニットに対して効果的にローディングすること
のできる取扱性の優れたディスク再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、円板状記録媒体(ディスク)にピッ
ト列として記録された情報を光学的に再生するディスク
再生装置の普及が目覚ましい。この種のディスクには、
30cm径の所謂レーザディスク(LD)や、12cm径また
は8cm径のコンパクトディスク(CD)等があり、ディス
ク再生装置としてもこれらの径の異なる複数種のディス
クに対応するべく、種々の工夫がなされている。
【0003】ちなみに装置本体の上蓋を開けて、その内
側に設けられたターンテーブル上にディスクを直接的に
装着するトップローディング方式(蓋式)の装置では、デ
ィスク径の異なりは殆ど問題にならない。これに対して
装置本体内部のディスク再生位置と装置本体外部に突出
するディスク挿脱位置との間を移動可能にトレイを設
け、このトレイ上にディスクを載置して搬送するトレイ
方式の装置では、例えば特開平5-128688号公報に開示さ
れるように、ディスク径に応じた複数の円形凹部をトレ
イ面に同軸に多段形成することで、径の異なる複数種の
ディスクに対処するように工夫されている。
【0004】また装置本体の前面に開口されたディスク
挿脱口から挿入されるディスクを、その内部に組込まれ
たローラを用いてディスク再生位置に搬送するローラ方
式の装置もある。このローラ方式の装置では、例えば特
開平4-195855号公報や特開平5-298802号公報にそれぞれ
開示されるように、ディスク挿脱口から挿入されたディ
スクの周縁部に当接する一対のレバーの開き角度を、そ
の径に応じて制御することでターンテーブルに対するデ
ィスクの位置を調整し、ディスク径の異なりに対処する
ように構成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで前述したトレ
イ方式の装置は比較的その構成が簡単であるが、車載用
のディスク再生装置に適用した場合、その設備箇所が運
転席近傍の狭い空間であることが多いので、トレイの装
置本体からの出張りが問題となり易い。これに対してロ
ーラ方式のディスク再生装置は、その前面に設けたディ
スク挿脱口からディスクを出し入れするだけなので前述
したトレイ方式のような問題がなく、車載用の装置とし
て適している。
【0006】しかしローラ方式の装置は、一般的に大掛
かりで複雑な構成となることが否めない。しかもローラ
方式の装置にあっては、通常、ディスク挿脱口より挿入
されたディスクの先端が所定位置に達したとき、これを
検出してローディング動作を開始するように構成されて
いる。この為、12cm径のディスクの場合には、例えば
その半分程度まで挿入した時点でローディング動作を開
始させ得るが、8cm径のディスクの場合には、その殆ど
が装置本体内に隠れるまで深く挿入しないとローディン
グ動作を開始させることができない。しかもディスクを
或る程度深く挿入しないと、そのディスク径を判定して
レバーの開き角度を制御することができないと云う問題
がある。
【0007】このように8cm径のディスクを深く挿入し
なければならないことは、その操作性・取扱性が非常に
悪くなる要因となっている。
【0008】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、トレイを用いることなく径の異
なる複数種のディスクを確実に、且つ効果的にローディ
ングすることのできる操作性・取扱性に優れた簡易な構
成のディスク再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るディスク再
生装置は、ガイド部材に支持されてディスク再生位置と
ディスク挿脱位置との間を移動自在に設けられたスライ
ド部材に、ディスク面に沿って該スライド部材に挿入さ
れたディスクの外周縁部により押圧されて該ディスクの
径に応じて該ディスクの挿入方向と交差する方向に移動
変位する第1レバーを移動自在に設けると共に、ディス
ク径に応じて移動変位する第1レバーと係合して前記ス
ライド部材との係合位置が変更され、挿入されたディス
クの外周縁部により一端部が押圧されて前記スライド部
材との係合位置を支点として回動する第2レバーを設
け、一方、前記ガイド部材には、前記スライド部材がデ
ィスク挿脱位置にあるときに前記スライド部材との係合
位置を支点として回動する前記第2レバーの他端部と係
合し、その回動を規制して該第2レバーをディスク再生
位置側に移動させる被押圧部を前記ディスクの径に応じ
て変更設定される上記第2レバーと前記スライド部材と
の係合位置に対応させて設けたことを特徴とするもので
ある。
【0010】またスライド部材には、被押圧部と当接し
た第2レバーの回動により、該スライド部材がディスク
再生位置側に向けて移動したとき、該スライド部材をデ
ィスク挿脱位置からディスク再生位置へと移動させる駆
動装置を起動する機能を設けたことを特徴とする。
【0011】更に第1レバーおよび第2レバーを、ディ
スクの挿入方向とは直角な方向に対をなしてそれぞれ対
称に設けたものとし、これらをスライド部材の中心側に
向けてそれぞれ弾性偏倚するようにして、該スライド部
材に挿入されたディスクを所定の位置に位置決めする機
能を持たせたことを特徴とする。
【0012】更にまたスライド部材がディスク挿脱位置
とディスク再生位置との間に位置するとき、ディスクの
径に応じてガイド部材に設けられた開口の縁部に選択的
に係合して第1レバーの姿勢を保持する係合部を設けた
ことを特徴とする。
【0013】また第1レバーには、スライド部材に挿入
されたディスクの外周縁部により押圧されて移動変位し
ないとき、ガイド部材の一部と係合してスライド部材の
移動を禁止する係合部を設けたことを特徴とする。
【0014】更に第2レバーには、スライド部材がディ
スク再生位置からディスク挿脱位置に移動するとき、被
押圧止部に当接して移動規制される他端部を支点として
逆向きに回動して、その一端部にて前記スライド部材内
に収納されているディスクを外部に押出す機能を持たせ
たことを特徴とする。
【0015】
【作用】このように構成されたディスク再生装置によれ
ばスライド部材に対してディスクを挿入すると、その径
に応じて第1レバーが移動変位し、これに伴って第2レ
バーのスライド部材との係合位置が変更され、ディスク
の周縁部により押されて回動する第2レバーの回動支点
がディスク径に応じて変更される。そしてこの第2レバ
ーは、予めディスク径に応じて設定されたガイド部材の
被押圧部に選択的に当接して回動規制されながら回動す
る。この回動規制された第2レバーの回動により、スラ
イド部材がディスク再生位置側に押圧移動され、駆動装
置が起動される。
【0016】従ってディスク径に応じて回動支点とその
回動範囲が変更された第2レバーの回動により、スライ
ド部材の移動条件を機械的に簡単に変更することができ
るので、スライド部材の移動駆動(ローディング機構の
起動)に必要なディスクの挿入量をディスクの径に応じ
て設定することができ、その取扱性を良好なものとする
ことができる。
【0017】また内側に向けて偏倚された第1レバーと
第2レバーとにより、スライド部材に挿入されたディス
クを所定の位置に位置決めするので、ディスク径の違い
に拘わることなく、ディスクのローディング位置を確実
に規定することができる。
【0018】
【実施例】先ず初めに本発明の一実施例に係るディスク
再生装置の全体構造を簡単に説明する。
【0019】図1は実施例装置の概略構成を示す斜視図
で、図2および図3はその内部構造を概略的に示す側面
図である。尚、図2はディスクローディング時の状態を
示しており、図3はディスク再生時の状態を示してい
る。
【0020】図1および図2において、装置本体部をな
す金属製のシャーシ1は上板の両側部を下方に折曲し、
ディスク挿入側を大きく開口した形状を有している。こ
のシャーシ1の上板両側には前後各一対のバネ取付け部2
が形成されており、またその両側板の内面にはピン係合
凹部3がそれぞれ形成されている。このシャーシ1の内側
には図示しないターンテーブルおよび光学ヘッドを搭載
した再生ユニット4が、その前後に設けられたバネ取付
け部5と前記シャーシ1のバネ取付け部2との間に張架さ
れたバネ6を介して懸架され、移動自在に設けられてい
る。
【0021】この再生ユニット4の側面には、前記ピン
係合凹部3に係合可能なピン8が取付けられている。また
再生ユニット4の上面には、図示しない駆動モータによ
りディスク挿入方向に沿って往復動する駆動部材10が設
けられている。この駆動部材10の奥側には後述するスラ
イド部材Sと係合する係合突起11が設けられ、またそれ
に続くディスク挿入側の部位にはカム面12が形成されて
いる。
【0022】一方、再生ユニット4の上方には、シャー
シ1の上板との間に位置してガイド部材Gが設けられて
いる。このガイド部材Gと再生ユニット4とは、ディス
ク再生装置の奥部において軸13を介して上下方向に回動
自在に連結され、またディスク挿入側においてバネ14に
より互いに近づく方向に付勢されている。またこのガイ
ド部材Gの中央部下面には、前記カム面12と接触する突
起15が下方向けて突設されている。
【0023】またガイド部材Gの両側部はそれぞれ「コ」
の字状に形成されており、その内側には上記両側部に案
内支持されてスライド部材Sが移動自在に設けられてい
る。前記駆動部材10の係合突起11は、このスライド部材
Sの奥部に設けられた係合凹部16に係合し、スライド部
材Sと一体に移動する。尚、ガイド部材Gおよびスライ
ド部材Sの詳細については後述する。
【0024】しかして上述したスライド部材Sにディス
クCDを挿入して押し込むと、これによってスライド部
材Sがディスク再生装置の奥側に若干移動する。この移
動がフォトセンサやリーフスイッチ等の検出手段(図示
せず)により検出され、図示しないモータが起動されて
駆動部材10が奥側に移動される。これによって駆動部材
10の係合突起11に係合しているスライド部材Sがディス
ク再生装置の奥側のディスク再生位置まで移送され、ス
ライド部材S内に収納されたディスクが再生位置にロー
ディングされる。
【0025】スライド部材Sがイジェクト位置(ディス
ク挿脱位置)にある図2に示す状態では、駆動部材10の
カム面12がガイド部材Gの突起15と当接しており、再生
ユニット4とガイド部材Gとはバネ14の付勢力に抗し
て、そのディスク挿入側先端が互いに離れた状態とされ
ている。そしてガイド部材Gはシャーシ1の上板に接
し、再生ユニット4のピン8はシャーシ1のピン係合凹部3
に係合した状態となっている。
【0026】この状態からスライド部材Sが図3に示さ
れる奥部のディスク再生位置まで移送されると、駆動部
材10のカム面12の傾斜面がガイド部材Gの突起15の位置
にくるので、再生ユニット4とガイド部材Gとがバネ14
の付勢力により近接する。すると再生ユニット4により
上方に押し上げられていたガイド部材Gがシャーシ1の
上板から離れ、更に再生ユニット4のピン8がシャーシ1
のピン係合凹部3から離脱する。そして再生ユニット4は
ガイド部材Gと一体となった状態でバネ6によりシャー
シ1の内側に弾性的に支持される。このとき再生ユニッ
ト4とガイド部材Gとの近接により、スライド部材Sに
収納されているディスクがターンテーブル上に装着され
てクランプされ、光学ヘッドによる再生に供せられる。
【0027】尚、スライド部材Sをディスク再生位置に
移送する手段としては、前記特開平5-128688号公報等に
記載されたディスクトレイを移送する手段を適宜採用す
ることが可能である。
【0028】ところでガイド部材Gは図4に示す如く構
成されている。このガイド部材Gは左右対称な構造(形
状)を有するもので、その内側にスライド部材Sを収納
している。尚、図4の左半分はスライド部材Sに対して
大径ディスクが挿入された状態を示しており、右半分は
小径ディスクが挿入された状態を示している。ここでデ
ィスクを挿入した状態とは、スライド部材Sにディスク
を挿入するだけで、外部から何等の力を加えていない状
態を意味している。
【0029】さてガイド部材Gの前端部21は、図1に示
すように一段高くなるように折り曲げて構成されてい
る。そしてガイド部材Gの上面には、その前端部21から
奥に向かって3対の細長い開口22,23,24が計6本穿たれ
ている。
【0030】一番外側の大径ディスク用開口22の奥に
は、更に大きな開口26が形成されている。そしてこの開
口26のディスク挿入側には大径ディスク用被押圧部27が
形成され、またそのすぐ奥には小径ディスク用被押圧部
28が切欠き形成されている。また開口26の奥側には、小
径ディスク用当接部30および大径ディスク用当接部31が
それぞれ設けられている。これらの被押圧部26,27およ
び当接部30,31は、スライド部材Sに挿入されるディス
クの径に応じてガイド部材Gの幅方向に変位して設けら
れたものであるが、その機能については後述する。
【0031】また外側から2番目の小径ディスク用開口
23は、奥に向かってやや内側に傾斜して形成され、その
ディスク挿入側の先端位置には係止凹部23aが設けられ
ている。また一番内側の突起ガイド用開口24は、ディス
ク挿入方向に沿って真っ直ぐに形成されている。更にガ
イド部材Gの中央部にはクランパ用の開口33が形成さ
れ、その奥にはクランパ押さえバネ35がネジ36により取
り付けられている。これらの開口23,24の機能について
も後述する。
【0032】次に上記ガイド部材Gの内側に移動自在に
設けられたスライド部材Sについて説明する。図6は左
右対称な構造を有するスライド部材Sを、その半分だけ
示した平面図である。また図7はスライド部材Sに取付
けられた第1レバーMと第2レバーUとの結合関係を示
す斜視図であり、図8は第1レバーMの作動を説明する
ための図である。
【0033】スライド部材Sはディスク挿入側が大きく
開口した平らな箱状をしており、その上板および下板に
はクランプ用等の開口部が形成されている。このスライ
ド部材Sの上板に、第1レバーMおよび第2レバーUが
左右対称に各1対配置されている。
【0034】第1レバーMは、そのディスク挿入側の先
端にディスク支持部41を垂下して設けたもので、またそ
の近傍奥部には前記大径ディスク用開口22および小径デ
ィスク用開口23の一方に選択的に係合してガイドされる
突起42が上方に突出して形成されている。この第1レバ
ーMの回動軸43は図6に示すようにスライド部材Sの上
板に突設された軸取付け部44に回動自在に取り付けられ
ている。そして第1レバーMの回動軸43よりディスク挿
入側の部分は、図6に示すようにスライド部材Sの上板
の、上板面から第1レバーMの厚み分だけ一段低く形成
された領域45上を移動するものとなっている。
【0035】また図7に示すように、第1レバーMの回
動軸43の内側の部位にはバネ取付け部47が形成されてい
る。このバネ取付け部47にはスライド部材Sのバネ固定
部49,50に固定された線バネ51の先端が係合しており、
この線バネ51の力により第1レバーMが、そのディスク
支持部41を形成した先端側が内側に向けて回動変位する
ように付勢されている。
【0036】また第1レバーMの後端部の前記回動軸43
の外側には、図7および図8に示すように湾曲したスリ
ット53が形成されている。このスリット53は、回動軸43
を中心とした半径Aの円弧からなるディスク挿入側端部
53aと、同様に回動軸43を中心とし、上記半径Aより大
なる半径Bの円弧からなる奥側端部53cと、これらをな
だらかに結ぶ中間部53bとからなる。
【0037】一方、このスリット53には第2レバーUの
回動軸55が挿入されている。この回動軸55は第2レバー
Uの表裏両面に突出して形成されたもので、裏側の回動
軸55は、図6および図8に示すようにスライド部材Sの
開口56に位置規制されてスライド可能に係合している。
そして第1レバーMが図8の実線に示す位置にあると
き、即ち、小径ディスクの挿入時には、回動軸55はスリ
ット53の奥側端部53cによりガイドされて開口56の外側
に位置している。そして第1レバーMが実線の位置から
二点鎖線に示す位置に回動し、これに伴って回動軸55と
係合しているスリット53が移動すると、その中間部53b
が回動軸55を押圧して開口56の内側位置に移動させる。
従って第1レバーMが二点鎖線の位置にある時、即ち、
大径ディスクの挿入時には、回動軸55は開口56において
内側の位置に移動される。このように第1レバーMは、
スライド部材Sに挿入されたディスクの径に応じて第2
レバーUの回動軸55の位置を変位させ、ディスク径検出
手段としての機能を果たしている。
【0038】尚、スライド部材Sの上板の上記第2レバ
ーUが配置される領域58は、図6に示すように前記第1
レバーMの配置領域45よりも更に第2レバーUの厚み分
だけ一段低く形成されている。このようにスライド部材
Sの上面に対して領域45および領域58を段階的に低く形
成することにより、第1レバーMおよび第2レバーUが
スライド部材Sの板厚の範囲内に装着され、それらの上
面が揃えられている。
【0039】一方、第2レバーUの内側の先端には、図
7に示すように第1レバーMのディスク支持部41と同様
なディスク支持部61が垂下して設けられている。これら
のディスク支持部41,61は、図6および図7に示すよう
にスライド部材Sの上板に設けられた開口62を通してス
ライド部材Sの内側に突出している。そしてスライド部
材Sに挿入されたディスクの外周縁部に当接し、内側に
向かって変位することで該ディスクを支持するものとな
っている。また第2レバーUの外側の先端に上方に向け
て突出形成されたピン64は、図4に示したガイド部材G
の開口26内に突出している。
【0040】また第2レバーUは、そのバネ取付け部65
に係合するバネ66により、回動軸55を軸として前記ディ
スク支持部61が内側に向けて変位する方向に回動付勢さ
れている。このバネ66はスライド部材Sの固定部67に取
り付けられたものである。そしてディスクのイジェクト
状態(ディスクが挿入されていない状態)にあっては、第
2レバーUはそのディスク支持部61が開口62の挿入側端
面68に当接した状態まで回動された状態となっている。
【0041】尚、スライド部材Sの上板のディスク挿入
側の部位にはクランパ70を載置するためのリング部71が
形成されている。このリング部71に設けられるクランパ
70はスライド部材Sと共に移動し、スライド部材Sがデ
ィスク再生装置の再生位置に移送された際には、再生ユ
ニット4に搭載されたターンテーブル17の上方に対向し
て位置する。そしてクランパ70は前記クランパ押さえバ
ネ35に当接し、下向きに押圧されており、ディスクがタ
ーンテーブル上に載置されてスライド部材S内で持上げ
られたとき、ディスクを上面を抑えて該ディスクをスラ
イド部材Sとは非接触にクランプするものとなってい
る。
【0042】またリング部71の両側には、クランパ70の
外れ防止用の4個の突起72(左側の2個のみ図示)が上方
に突出して形成されている。これらの突起72は、図4に
示したガイド部材Gの突起ガイド用開口24によりガイド
される。
【0043】次に上述した如く構成された実施例装置の
作用について説明する。
【0044】図9はディスク挿入前の状態を示す図であ
り、図10は小径ディスクを挿入した状態を示す図、そ
して図11は小径ディスクをディスク再生位置まで移送
した状態を示す図である。
【0045】ディスクが未挿入の状態では、図9に示す
ように第1レバーMは線バネ51の付勢力で反時計方向に
回動しており、その突起42は小径ディスク用開口23の前
縁部に設けられた係止凹部23aに位置している。このと
き第2レバーUの回動軸55はスリット53の奥側端部53c
に押されて開口56の外側端に位置している。そして図9
に示すように第2レバーUのピン64はガイド部材Gの小
径ディスク用被押圧部28に当接する位置にある。また第
2レバーUは回動軸55を軸としてバネ66により図中時計
方向に回動し、そのディスク支持部61の基部をスライド
部材Sの開口62のディスク挿入側端面68に当接させた状
態となっている。
【0046】この図9に示す状態においてスライド部材
Sに小径ディスクを挿入すると、第1レバーMのディス
ク支持部41がディスクの外周縁部に当接して外側に押し
広げられ、第1レバーMは線バネ51の付勢力に抗して図
10に示す状態に移行する。このときの第1レバーMの
回動範囲は、そのディスク径が小さいために僅かであ
り、突起42が係止凹部23aから外れて小径ディスク用開
口23に係合可能な位置に変位するだけである。またこの
状態においては、第2レバーUの回動軸55は第1レバー
Mのスリット53の奥側端部53cに係合した状態に保たれ
るので、図8に示すように回動軸55は開口56の外側端か
ら移動することはない。
【0047】この状態から更に小径ディスクを押込む
と、その奥部においてディスクの外周縁部が第2レバー
Uのディスク支持部61に当接し、図10に示す状態とな
る。
【0048】この図10に示す状態から小径ディスクを
押し込むと、ディスクに押されてディスク支持部61が奥
側に移動し、第2レバーUが回動軸55を中心に反時計方
向に回動する。この回動軸55を中心とした第2レバーU
の回動により、第2レバーUのピン64がガイド部材Gの
小径ディスク用被押圧部28に当接すると、その回動が規
制される。すると第2レバーUは、小径ディスク用被押
圧部28と当接して回動規制されたピン64を支点として回
動し、回動軸55が係合した開口56を介してスライド部材
Sをガイド部材Gの奥側、つまりディスク再生位置側に
向けて押圧移動させる。
【0049】この第2レバーUの回動に伴うスライド部
材Sの移動によりディスクの挿入が検出されてモータが
起動され、駆動部材10の移動によりスライド部材Sがガ
イド部材Gの奥部に引き込まれる。またこのスライド部
材Sの引き込み時には、第1レバーMの突起42が小径デ
ィスク用開口23によりガイドされ、やや内側に移動変位
する。この第1レバーMの内側への移動変位により小径
ディスクがスライド部材Sの奥に引き込まれ、クランパ
70に対してセンタリングされて図11に示す状態にな
る。
【0050】尚、スライド部材Sの引込み終了時には、
ピン64が小径ディスク用当接部30に当接して第2レバー
Uを反時計方向に僅かに回動させる。この第2レバーU
の回動により、ディスク支持部61がディスクの周縁部か
ら離脱し、ディスク再生時におけるディスクのターンテ
ーブル上へのクランプ、およびその回転の支障にならな
いように外側に退避する。
【0051】一方、小径ディスクのディスク再生装置内
からのイジェクトは、駆動部材10を逆に移動させてスラ
イド部材Sをディスク再生位置からイジェクト位置へと
移動させることによりなされる。この場合、スライド部
材Sの移動により、先ず第2レバーUのピン64がガイド
部材Gの小径ディスク用当接部30から離れるので、第2
レバーUがバネ66の付勢力にて時計方向に回動し、ディ
スク支持部61が小径ディスクの外周縁部に当接して該デ
ィスクを支持する。この結果、小径ディスクはスライド
部材Sと共にディスク挿入位置側に向けて移動する。
【0052】そしてスライド部材Sの移動に伴って第2
レバーUのピン64が、小径ディスク用被押圧部28と当接
し、その移動が規制された状態でなおもスライド部材S
が移動を続けると、第2レバーUは小径ディスク用被押
圧部28と当接したピン64を支点として回動する。この第
2レバーUの回動により、小径ディスクがディスク支持
部61により押圧されて前に押出される。この結果、小径
ディスクは図10に示すようにディスク挿入口から半分
程度突出した状態までイジェクトされる。
【0053】これに対して大径ディスクのディスク再生
装置内へ装填は次のようにして行なわれる。尚、図12
は大径ディスクの挿入開始時の状態を示す図であり、図
13は大径ディスクを挿入完了状態を示す図である。ま
た図14は大径ディスクの挿入完了状態から更に大径デ
ィスクを押し込んだ状態を示す図であり、図15は大径
ディスクを再生位置まで移送した状態を示す図である。
【0054】ディスクが未挿入の場合には、前述した如
く図9に示すように第1レバーMの突起42は小径ディス
ク用開口23の係止凹部23aにあり、第2レバーUの回動
軸55は開口56の外側端に位置する。また第2レバーUの
ピン64はガイド部材Gの小径ディスク用被押圧部28に当
接する位置にある。
【0055】この状態において大径ディスクを挿入する
と、第1レバーMは、その先端のディスク支持部41を大
径ディスクの外周縁部に当接させて押圧され、線バネ51
の付勢力に抗して回動軸43を中心に図中時計方向に回転
し、図12に示すように外側に大きく位置変位する。こ
の第1レバーMの回動により、そのスリット53に係合し
た回動軸55は該スリット53のディスク挿入側端部53aに
より押されて開口56の外側端から内側の位置に移動変位
する。またこの第1レバーMの外向きに回動により、突
起42が係止凹部23aから離脱して大径ディスク用開口22
に係合可能な位置にもち来される。
【0056】この第1レバーMの回動に伴う第2レバー
Uの回動軸55の内側への移動により第2レバーUの全体
が内側に移動する。そしてこの第2レバーUの移動に伴
ってその奥部に設けたピン64が小径ディスク用被押圧部
28との係合位置から外れて内側に移動し、図12に示す
状態となる。
【0057】この状態から更に大径ディスクを奥側に向
けて挿入すると、挿入された大径ディスクの奥側が第2
レバーUのディスク支持部61に当接し、これを押圧して
回動させる。このとき前述したようにピン64は既に小径
ディスク用被押圧部28との係合位置から外れているの
で、大径ディスクの挿入に伴って第2レバーUは回動軸
55を中心に図中反時計方向に回動する。この第2レバー
Uの回動はバネ66の付勢力に抗して行なわれる。
【0058】しかして第2レバーUの回動に伴い、図1
3に示すようにそのピン64が大径ディスク用被押圧部27
に当接すると、この大径ディスク用被押圧部27により第
2レバーUの回動軸43を中心とした回動が規制される。
【0059】図13に示す状態から更に大径ディスクを
奥部に向けて挿入すると、大径ディスクの周縁部に押さ
れてディスク支持部61が奥側に移動し、第2レバーUは
回動軸55を中心に反時計方向に回動する。しかしこのと
き、第2レバーUのピン64がガイド部材Gの大径ディス
ク用被押圧部27に当接して回動規制されている為、第2
レバーUはこの大径ディスク用被押圧部27とピン64の当
接部位を支点として回動する。この結果、第2レバーU
の回動軸55に開口56を係合させたスライド部材Sが、第
2レバーUの回動に伴う回動軸55の移動変位により図1
4に示すように奥部に向けて移動する。
【0060】このスライド部材Sの移動により、スライ
ド部材Sへのディスクの挿入が検出されてモータが起動
され、駆動部材10が移動駆動される。そしてこの駆動部
材10の移動により図15に示すようにスライド部材Sが
ガイド部材Gの奥部に引き込まれる。この引き込み時に
は、第1レバーMの突起42は大径ディスク用開口22に係
合してディスク再生装置の奥に移動する。この大径ディ
スク用開口22による突起42のガイドにより第1レバーM
の姿勢が保持され、大径ディスクは第1レバーMに支持
されてスライド部材Sと共にガイド部材Gの奥部のディ
スク再生部に移送されることになる。
【0061】尚、大径ディスクの引き込みが完了した時
には、ピン64が大径ディスク用当接部31に当接して第2
レバーUを更に反時計方向に回動させる。この第2レバ
ーUの回動により、ディスク支持部61を大径ディスクの
周縁部から離脱し、ディスク再生時におけるディスクの
ターンテーブル上へのクランプおよびその回転の支障に
ならないように退避する。
【0062】このようにしてディスク再生部にローディ
ングされた大径ディスクのイジェクトは次のようにして
行なわれる。
【0063】イジェクト操作に伴って駆動部材10を逆向
きに移動させると、スライド部材Sの移動に伴って先ず
ピン64が大径ディスク用当接部31から離反し、第2レバ
ーUはバネ66の付勢力にて内側に回動する。この第2レ
バーUの回動により、第2レバーUのディスク支持部61
が大径ディスクの周縁部に当接し、第1レバーMのディ
スク支持部41と共に大径ディスクを保持する。
【0064】この状態でスライド部材Sが第1及び第2
レバーM,Uと一体にディスク挿入位置に向けて移動す
る。そしてスライド部材Sがディスク挿入位置の直前に
達すると、第2レバーUのピン64が大径ディスク用被押
圧部27に当接し、その移動が規制されるので、第2レバ
ーUは更に内側に向けて回動される。この第2レバーU
の回動により、大径ディスクが第2レバーUのディスク
支持部61に押されて装置前方に若干押出されてイジェク
トされ、図13に示す状態となる。
【0065】このようにしてディスク挿入口より大径デ
ィスクを約半分程度突出させた状態において、該大径デ
ィスクをてにより把持して外部に取り出せば、第1レバ
ーMはバネ51の力により内側に回動し、図9に示す初期
状態に戻る。
【0066】以上実施例装置の構成とその作用について
説明した。
【0067】ここでこの実施例装置が特徴とする点につ
いてまとめると、ガイド部材Gに支持されてディスク再
生位置とディスク挿入位置との間を移動自在に設けたス
ライド部材Sに対して、該スライド部材Sに挿入される
ディスクの径に応じて回動角度が変更される第1レバー
Mを回動軸43を支点として回動可能に設けると共に、こ
の第1レバーMと係合し、第1レバーMの回動角度に応
じて、つまり挿入されたディスクの径に応じてその回動
支点の位置(回動軸55の位置)が変更される第2レバーU
を設け、これらの第1及び第2レバーM,Uの一端に設
けられたディスク支持部41,61にてスライド部材Sに挿
入されたディスクの外周縁部を支持するようにしている
点にある。
【0068】そしてガイド部材Gには、ディスクの径に
応じて回動支点が変更された第2レバーUの他端に設け
たピン64に選択的に係合してその回動を規制し、更に
第2レバーUが回動するときには、その回動に伴って第
2レバーUの回動軸55自体をディスク再生位置側に移
動させる被押圧部26,27をディスク径に応じて設け
た点にある。このようなピン64と被押圧部26,27
との選択的な係合によって第2レバーUを移動変位さ
せ、これに伴ってスライド部材Sを移動変位させること
によりローディング機構を起動し、駆動部材10を移動
させてスライド部材Sをディスク再生位置まで移動させ
ることを特徴としている。
【0069】このような構成によれば、スライド部材S
に挿入されたディスクの径に応じて第1レバーUの開き
角度(回動角度)及び第2レバーMの回動点とその回動角
度とが制御されるので、ディスクの径の異なっても、そ
のディスクの外周縁部を確実に支持してスライド部材S
の内部の所定位置に引き込み、これをディスク再生位置
に移送することができる。
【0070】しかも挿入されたディスクの径に応じて第
2レバーUの回動支点位置(スライド部材Sに対する回
動軸55の位置)が変更され、この第2レバーUの回動に
対する回動規制位置(被押圧部26,27)が変更されるの
で、ディスクの挿入量に対するスライド部材Sの移動開
始のタイミングをディスク径に応じて変更することがで
きる。従ってディスク径に拘らず、そのディスクを略半
分程度挿入した時点でローディング機構を作動させるこ
とができ、ディスクの取扱性を高めることができる。更
にはイジェクト動作時には、ディスク径に応じて回動支
点位置が変更されている第2レバーUの回動によりディ
スクが押出されるので、小径ディスクであっても、これ
をその把持が容易な半分程度まで外部に突出させること
ができ、ディスクの取扱性をより一層高めることができ
る。
【0071】またディスクが未挿入の場合には、第1レ
バーMがバネ51の付勢力を受けて内側に回動偏倚されて
おり、第1レバーMに設けたピン42が係止凹部23aと対
向する位置にあるので、このままの状態においては上記
ピン42と係止凹部23aとの係合によって第1レバーMの
奥部への移動、つまりスライド部材Sのディスク再生位
置側への移動が阻止されている。従ってディスクを挿入
して第1レバーMを外側に回動変位させない限り、ロー
ディング機構が作動しないこととなるので、その御動作
を未然に防ぐことができる。
【0072】しかもスライド部材Sの移動時には、第1
レバーMに設けたピン42が大径ディスク用又は小径ディ
スク用の開口22,23に選択的に係合してそれぞれ所定の
回動姿勢に保たれるので、ディスク径に拘らず、そのデ
ィスクを第1レバーM及び第2レバーUにて確実に保持
し、その脱落を防止することができる。更にはスライド
部材Sがディスク再生位置に達したときには、第2レバ
ーUに設けたピン64をガイド部材Gの当接部30,31に当
接させて該第2レバーUを回動させ、これによって第2
レバーUをディスクから離反させた状態でディスクをタ
ーンテーブル上に装着するので、ディスク再生時に第1
及び第2レバーM,Uが邪魔になることがない等の効果
が奏せられる。
【0073】尚、本発明は上述した実施例に限定される
ものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要
旨の範囲内で、種々の変更を行うことが可能である。
【0074】(1) 実施例においては、ディスク径検出
手段をディスク支持部を有する第1レバーMとしたが、
ディスクの径を検出する他の手段でもよい。ちなみに第
1レバーMを用いてディスク径を検出する場合、第1レ
バーMがディスクの支持部も兼ねているため、部品点数
を少なくすることが可能である。
【0075】(2)実施例においては、スライド部材押
込手段をディスク支持部を有する第2レバーUとした
が、スライド部材を押し込む他の手段でもよい。ちなみ
に前述の第1レバーMと同様に第2レバーUにスライド
部材押込み機能を持たせた場合、第2レバーUがディス
ク支持部材も兼ねているため、部品点数を少なくするこ
とが可能となる。
【0076】(3) 実施例では、大径ディスクは12cm
のCDで、小径ディスクは8cmのCDとしたが、他の異
径のディスク、例えばレーザディスク等にも対処可能に
構成することも可能である。
【0077】(4) 大径ディスクおよび小径ディスク以
外の中間の大きさのディスクを、ディスク再生装置で取
り扱う場合には、大径ディスク用被押圧部および小径デ
ィスク用被押圧部以外に中間ディスク用被押圧部を設け
ることも可能である。
【0078】
【発明の効果】以上本発明について述べたように、本発
明によればディスク面に沿ってスライド部材に挿入され
るディスクを、その径に拘らず、例えばその半分程度挿
入するだけでスライド部材内の所定位置に引き込み、デ
ィスク再生位置に移送することができる。しかもイジェ
クト時におけるディスクの突出量も、そのディスク径に
拘らず当該ディスクの半分程度とすることができる。従
って装置本体に対するディスクの装着、及びその取り出
しの操作を簡便なものとし、ディスクの取扱性を十分に
高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るディスク再生装置の
概略構造を示す斜視図
【図2】 同装置のイジェクト状態における内部構造を
示す側面図
【図3】 同装置の再生状態における内部構造を示す側
面図
【図4】 同装置におけるガイド部材の構成を示す平面
【図5】 同装置のクランパの構造を示す横断面図
【図6】 同装置のスライド部材の構造を示す平面図
【図7】 同装置の第1レバーMと第2レバーUとの関
係を示す斜視図
【図8】 同装置の第1レバーMの構成を示す平面図
【図9】 同装置におけるディスク未挿入の状態を示す
【図10】 小径ディスクの挿入状態を示す図
【図11】 小径ディスクのローディング完了状態を示
す図
【図12】 大径ディスクの挿入開始状態を示す図
【図13】 大径ディスクの挿入途中の状態を示す図
【図14】 大径ディスクの挿入完了状態を示す図
【図15】 大径ディスクのローディング完了状態を示
す図
【符号の説明】
CD…ディスク,G…ガイド部材,M…第1レバー(デ
ィスク径検出手段),S…スライド部材,U…第2レバ
ー(スライド部材押込手段),10…駆動部材(駆動装置),
27…大径ディスク用被押圧部,28…小径ディスク用被押
圧部。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク(CD)をディスク面と平行に挿
    入させ、ガイド 部材(G)に沿って、ディスクを挿入ま
    たは脱出させる挿 脱位置とディスク再生を行なう再生位
    置との間を移動可能 なスライド部材(S)と、 このスライド部材に回動自在に支持され、スライド部材
    に挿入されるディスクの外周に押されて、ディスク径
    に応 じた量だけ退避する第1レバー(M)と、 スライド部材に回動自在に支持され、かつ第1レバーの
    退 避量に応じてスライド部材上の回動支点位置を変化さ
    せ、 スライド部材内に挿入されたディスクの外周に一端
    (61 )を押されて回動する第2レバー(U)と、 前記ガイド部材にディスク径に応じて複数形成され、第
    レバーがディスクの外周に一端を押されて回動すると
    き該 第2レバーの他端(64)を当接させることによ
    り、スラ イド部材を挿脱位置から再生位置へ向けて移動
    させる被押 圧部(27,28)と、 スライド部材が挿脱位置から再生位置へ向けて所定量移
    したとき起動して、該スライド部材を再生位置まで移
    動さ せる駆動装置(10)と を具備したこと を特徴とす
    るディスク再生装置。
  2. 【請求項2】第1レバー及び第2レバーは、各一対ずつ
    左右対称に配置 され、左右の第1レバー及び第2レバー
    は、互いに接近す る方向に弾性偏倚されてスライド部材
    内のディスクを弾性 保持することを特徴とする請求項1
    に記載のディスク再生装置。
  3. 【請求項3】ガイド部材はディスク径に応じた複数のガ
    イド部(22, 23)を一対ずつ左右対称に有し、スラ
    イド部材が挿脱位 置から再生位置に向かって移動すると
    き対応するガイド部 により一対の第1レバー間の間隔を
    制御して、スライド部 材内のディスクを左右方向の中心
    位置に保持させることを 特徴とする請求項2に記載のデ
    ィスク再生装置。
  4. 【請求項4】一対の第1レバーは、最接近した位置にお
    いてガイド部材 と当接することにより、スライド部材の
    挿脱位置から再生 位置への移動を禁止することを特徴と
    する請求項2に記載のディスク再生装置。
  5. 【請求項5】一対の第2レバーは、スライド部材が再生
    位置から挿脱位置に移動するとき、各他端をディスク径
    に応じた被押圧部に当接させることにより、該当接位置
    を支点として、各一端部でスライド部材内のディスクを
    押戻す向きに回動することを特徴とする請求項2に記載
    のディスク再生装置。
  6. 【請求項6】ガイド部材は、ディスク径に応じた複数の
    当接部(30, 31)を各一対ずつ左右対称に有し、ス
    ライド部材が挿脱 位置から再生位置に到達したとき、一
    対の第2レバーの各 他端を該当する当接部に当接させる
    ことにより、一対の第 2レバーの各一端をスライド部材
    内のディスクから離反さ せることを特徴とする請求項2
    に記載のディスク再生装置。
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