JP3799704B2 - ディスク記録及び/又は再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクカートリッジを記録媒体に用いる記録及び/又は再生装置に関し、装置本体に可動可能に支持されたカートリッジホルダを介して、ディスクカートリッジを装置本体に設けた装着部に装着させるようにした記録及び/又は再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、情報信号が記録され、あるいは記録された光ディスク等のディスクを収納したディスクカートリッジを記録媒体に用いるディスク記録再生装置において、ディスクカートリッジが挿入保持されるカートリッジホルダを用いてディスクカートリッジを装置本体に設けた装着部に装着させるようにしたものが用いられている。
【0003】
この種のディスク記録再生装置には、ディスクカートリッジを保持したカートリッジホルダが装置本体に設けた記録再生部に近接した位置から離間する方向に移動するとき、カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジをカートリッジホルダから突出させる方向に移動するイジェクト機構が設けられている。
【0004】
この種のイジェクト機構を備えたディスク記録再生装置としてとして、図13に示すように構成されたものが知られている。
【0005】
図13に示すディスク記録再生装置は、装置本体を構成するシャーシ101を備え、このシャーシ101にディスクカートリッジ102に収納された例えば光ディスクに対し情報信号の記録再生を行う記録再生部を配設している。この記録再生部は、シャーシ101上に構成されたカートリッジ装着部に装着されたディスクカートリッジ102に収納された光ディスクを回転操作するディスク回転操作機構、ディスク回転操作機構によって回転操作される光ディスクに光ビームを照射してこの光ディスクに情報信号の記録及び/又は再生を行う光ピックアップ装置及び光ディスクに外部磁界を印可し光ピックアップ装置と共同して光ディスクに情報信号の記録を行う磁気ヘッド装置を主たる構成部材として構成されている。
【0006】
記録再生部が配設されたシャーシ101には、シャーシ101上に構成されたカートリッジ装着部にディスクカートリッジ102を装着させるカートリッジホルダ103が取り付けられている。このカートリッジホルダ103は、基端部側シャーシ101に設けた支軸104に支持され、この支軸104を中心にして、記録再生部側に近接した位置と記録再生部から離間した位置との間に亘って、図13中矢印A1方向及び矢印A2方向に回動する。カートリッジホルダ103は、支軸104を中心に図13中矢印A1方向に回動され、記録再生部から離間した位置に回動されたとき、前端側に設けたカートリッジ挿脱口が装置本体の外方に臨まされ、このカートリッジ挿脱口を介してディスクカートリッジ102の挿脱が行われる。また、カートリッジホルダ103は、支軸104を中心に図13中矢印A2に回動され、記録再生部に近接した位置に回動されると、このカートリッジホルダ103に挿入保持されたディスクカートリッジ102をカートリッジ装着部に装着させ、ディスクカートリッジ102に収納した光ディスクをディスク回転操作機構のディスクテーブルに装着させる。
【0007】
カートリッジ装着部にディスクカートリッジ102が装着され、このディスクカートリッジ102に収納された光ディスクがディスクテーブルに装着された状態でディスク回転操作機構を駆動し、ディスクテーブルと一体に光ディスクを回転し、光ピックアップ及び磁気ヘッド装置を光ディスクの径方向に移動操作しながら光ビームを光ディスクに照射することによって光ディスクに記録された情報信号の再生が行われ、光ビームの照射とともに磁気ヘッド装置から記録すべき情報信号に応じて変調された外部磁界を印可することによって情報信号の記録が行われる。
【0008】
そして、カートリッジホルダ103には、このカートリッジホルダ103を記録再生部から離間する方向に回動するとき、カートリッジホルダ103に保持されているディスクカートリッジ102をカートリッジ挿脱口から突出させる方向のイジェクト方向に移動させるイジェクトレバー105が取り付けられている。このイジェクトレバー105は、カートリッジホルダ103の一側面に、カートリッジホルダ103に対するディスクカートリッジ102の挿脱方向と平行な図13中矢印B1方向及び矢印B2方向に移動可能に取り付けられている。すなわち、イジェクトレバー105は、カートリッジホルダ103の一側面に植立された一対の支軸106,106に長手方向を長径とした長孔107,107を挿通し、これら長孔107,107の範囲で図13中矢印B1方向及び矢印B2方向に移動可能に取り付けられている。
【0009】
そして、イジェクトレバー105のカートリッジホルダ103の内方側に位置する一端部には、カートリッジホルダ103に挿入されるディスクカートリッジ102の挿入端によって押圧操作され、ディスクカートリッジ102をカートリッジホルダ103からイジェクトする際にディスクカートリッジ102の挿入端を押圧操作する押圧操作片108が設けられている。
【0010】
イジェクトレバー105は、このイジェクトレバー105に設けられたバネ係止片109とカートリッジホルダ103の一側面に設けられたバネ係止片110との間に張設された引っ張りバネ111により図13中矢印B2方向に付勢されている。すなわち、イジェクトレバー105は、カートリッジホルダ103に保持されたディスクカートリッジ102をカートリッジホルダ103から突出させるイジェクト方向に付勢されている。そして、イジェクトレバー105は、カートリッジホルダ103に挿入されるディスクカートリッジ102の挿入端によって押圧操作片108が押圧操作されることにより引っ張りバネ11の付勢力に抗して図13中矢印B2方向に移動される。ディスクカートリッジ102がカートリッジホルダ103の所定の挿入保持位置まで挿入されると、イジェクトレバー105は、図13中一点鎖線で示す位置まで移動され、基端部側に設けた係合部112がカートリッジホルダ103の一側面に取り付けたロック板113の先端側に設けた係合爪114に相対係合し、カートリッジ挿入保持位置にロックされる。
【0011】
イジェクトレバー105をカートリッジ挿入位置にロックするロック板113は、カートリッジホルダ103の一側面に植立した支軸115に基端部側を支持され、この支軸115を中心に図13中矢印C1方向及びC2方向に回動可能に取り付けられている。ロック板113は、基端部側に形成されたバネ係止片116とカートリッジホルダ103に形成されたバネ係止片117との間に張設された引っ張りバネ118によって、先端側の係合爪114がイジェクトレバー105の係合部112に係合する方向に回動付勢されている。なお、ロック板113は、基端部に設けた当接部119をカートリッジホルダ103に設けた回動規制片120に当接させることによって、引っ張りバネ118により図13中矢印C1方向の回動付勢位置が規制されている。
【0012】
また、シャーシ101側には、カートリッジホルダ103が記録再生部に近接した位置から離間する方向の図13中矢印A1方向に回動される際、係合爪114と係合部112との相対係合を解除させる方向の図13中矢印C2方向に引っ張りバネ118の付勢力に抗してロック板113を回動させるラチェットレバー121が取り付けられている。このラチェットレバー121は、中途部をシャーシ101に植立された支軸122に支持され、この支軸122を中心に図13中矢印D1方向及びD2方向に回動可能に取り付けられている。ラチェットレバー121は、基端側に設けたバネ係止片123とシャーシ101に設けたバネ係止片124との間に張設された引っ張りバネ125により図13中矢印D1方向に回動付勢されている。ラチェットレバー121は、先端側の一側に突設した当接片126をシャーシ101に設けた回動規制片127に当接させることにより、引っ張りバネ125による回動付勢位置が規制される。そして、ラチェットレバー121の先端側には、カートリッジホルダ103が記録再生部に近接した位置から離間する方向の図13中矢印A1方向に回動される際、ロック板113の中途部に設けた係合片128に係合してロック板113を引っ張りバネ118の付勢力に抗して図13中矢印D2方向に回動させ、係合爪114と係合部112との相対係合を解除させるロック解除片129が突設されている。
【0013】
ラチェットレバー121は、カートリッジホルダ103が記録再生部から離間した位置に回動された状態から記録再生部側に向かって図13中矢印A2方向に回動されるとき、ロック板113に設けた係合片128によってロック解除片129が押圧されることにより、引っ張りバネ125の付勢力に抗して図13中矢印D2方向に回動される。そして、カートリッジホルダ103が記録再生部に近接した位置まで回動されると、図13に示すように、ロック板113に設けた係合片128はロック解除片129の下側に位置して相対係合し、カートリッジホルダ103が記録再生部に近接した位置から離間する方向の図13中矢印A1方向に回動される際、ロック板113を引っ張りバネ118の付勢力に抗して図13中矢印C2方向に回動させる。したがって、ラチェットレバー121を付勢する引っ張りバネ125には、ロック板113を付勢する引っ張りバネ118に比し大きな付勢力を有するものが用いられる。
【0014】
上述のように構成されたディスク記録再生装置にディスクカートリッジ102を装着するには、カートリッジホルダ103を記録再生部から離間させた位置に回動させ、カートリッジ挿脱口を装置本体の外方に臨まさた状態となす。この状態でディスクカートリッジ102をカートリッジホルダ103に挿入していくと、イジェクトレバー105は、ディスクカートリッジ102の挿入端によって押圧操作片108が押圧操作されることにより引っ張りバネ11の付勢力に抗して図13中矢印B2方向に移動される。そして、ディスクカートリッジ102がカートリッジホルダ103の所定の挿入保持位置まで挿入されると、イジェクトレバー105は、図13中一点鎖線で示す位置まで移動され、係合部112がロック板113に設けた係合爪114に相対係合してカートリッジ挿入保持位置にロックされる。
【0015】
ディスクカートリッジ102を所定の挿入保持位置まで挿入させた状態でカートリッジホルダ103を記録再生部に近接する図13中矢印A2方向に回動していくと、ロック解除片129がロック板113の係合片128によって押圧され、ラチェットレバー121が引っ張りバネ125の付勢力に抗して図13中矢印D2方向に回動される。そして、カートリッジホルダ103が記録再生部に近接した位置まで回動されると、図13に示すように、ロック板113に設けた係合片128はロック解除片129の下側に位置する状態となる。このとき、カートリッジホルダ103に保持されたディスクカートリッジ102は、シャーシ101上に構成されたカートリッジ装着部に装着され、このディスクカートリッジ102に収納された光ディスクに対し情報信号を記録若しくは再生可能な状態となす。
【0016】
そして、ディスクカートリッジ102に収納された光ディスクに対する情報信号の記録若しくは再生を行った後、ディスクカートリッジ102をイジェクトするようにカートリッジホルダ103を図13中矢印A1方向に回動すると、ロック板113に設けた係合片128とロック板113のラチェットレバー121のロック解除片129とが相対係合する。この状態からさらにカートリッジホルダ103を図13中矢印A1方向に回動すると、ロック板113がカートリッジホルダ103に対し相対的に矢印C2方向に回動され、イジェクトレバー105の係合部112と係合つめ114との相対係合が解除され、イジェクトレバー105が引っ張りバネ101の付勢力を受けて図13中矢印B2方向に移動される。イジェクトレバー105の図13中矢印B2方向への移動により、カートリッジホルダ103に保持されたディスクカートリッジ102がイジェクトレバー105の押圧操作片108を介して押圧操作され、カートリッジホルダ103から排出される方向に移動される。そして、カートリッジホルダ103から突出された一部を把持することによりディスクカートリッジ102の取り出しが行われる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したディスク記録再生装置は、カートリッジホルダ103に保持されたディスクカートリッジ102をイジェクトするための機構として、ディスクカートリッジ102をカートリッジホルダ103から排出操作するイジェクトレバー105の移動をそれぞれ引っ張りバネ118,125により付勢されたロック板113及びラチェットレバー121により整序するようにしているため、機構が複雑であるばかりか、部品点数が多く組み立てが困難であるという問題点がある。
【0018】
そして、ディスクカートリッジ102をイジェクトするための機構が複雑であり、部品点数が多いため、装置自体を小型化することを阻害してしまっている。
【0019】
そこで、本発明は、装置本体に装着されたディスクカートリッジをイジェクトする機構の簡素化を図るとともに、部品点数の削減を図り、装置自体の小型化を実現し得るディスク記録及び/又は再生装置を提供することを目的に提案あれたものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、本発明に係るディスク記録及び/又は再生装置は、一の面側にカートリッジ装着部が設けられたシャーシと、ディスクカートリッジを保持し、上記ディスクカートリッジを上記カートリッジ装着部に装着する位置と上記カートリッジ装着部から離間させた位置との間に亘って回動可能に上記シャーシに支持されたカートリッジホルダと、上記シャーシの一の面側に設けられ、上記カートリッジホルダに挿入されるディスクカートリッジによって回動操作されるとともに、上記カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジを上記カートリッジホルダから排出する第1の方向と上記第1の方向と直交し上記シャーシの一の面に当接する方向である第2の方向に付勢部材により付勢されて上記シャーシに回動可能に支持されたイジェクトレバーと、上記イジェクトレバーに突設され、上記イジェクトレバーが上記カートリッジホルダに挿入されるディスクカートリッジにより上記付勢部材の上記第1の方向への付勢力に抗して回動されるとき、上記付勢部材による上記第2の方向への付勢力によって上記シャーシと係合し、上記イジェクトレバーを上記ディスクカートリッジにより回動された位置に係止するイジェクトレバー係止機構と、上記カートリッジホルダと一体に回動可能とされ、先端側が上記シャーシに向かって突設され、上記カートリッジホルダが上記カートリッジ装着部側に近接した位置に回動されるとき、上記先端側が上記シャーシに設けた切り欠き穴に進入して上記シャーシの他の面側に突出し、上記カートリッジホルダが上記カートリッジ装着部から離間する方向に回動されるとき、上記先端側で上記付勢部材による上記第2の方向への付勢力に抗して上記イジェクトレバーを押圧し、上記イジェクトレバー係止機構による上記イジェクトレバーの係止を解除する係止解除機構とを備える。
【0021】
このディスク記録及び/又は再生装置において、上記係止解除機構は、上記カートリッジホルダが上記カートリッジ装着部側に向かって回動されるとき、上記先端側が上記切り欠き穴に進入するとともに、上記イジェクトレバーに押圧されて撓まされて上記イジェクトレバーに係合する。
【0022】
ここで、上記係止解除機構は、上記カートリッジホルダの回動方向と直交する方向に弾性変位可能とされることが望ましい。
【0023】
さらに、本発明に係るディスク記録及び/又は再生装置は、上記シャーシに、上記カートリッジ装着部に装着されたディスクカートリッジのディスクに対し記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部が設けられ、上記切り欠き穴は、上記シャーシ内の上記カートリッジホルダを上記シャーシに対し回動可能に支持する支軸側に近接した位置であって、上記記録及び/又は再生部が配設される領域外に設けられている。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を光ディスクを収納したディスクカートリッジを記録媒体に用いるディスク再生装置に適用した例を挙げて説明する。
【0028】
このディスク再生装置は、図1に示すように、装置本体を構成するシャーシ1を備えている。このシャーシ1は、金属板を打ち抜き折り曲げて矩形状に形成され、上面側にディスクカートリッジ2が装着されるカートリッジ装着部3が構成されている。カートリッジ装着部3には、このカートリッジ装着部3に装着されるディスクカートリッジ2の水平方向及び高さ方向の装着位置を位置決めする複数の位置決めピン4が設けられている。これら位置決めピン4は、シャーシ1に植立するようにして取り付けられている。
【0029】
また、シャーシ1には、ディスク再生部を構成するディスク回転操作機構5及び光ピックアップ装置6が取り付けられている。ディスク回転操作機構5は、図1に示すように、シャーシ1の中央部に位置して配設されている。このディスク回転操作機構5は、シャーシ1の下面側に取り付けられる図示しないスピンドルモータと、このスピンドルモータの駆動軸7に取り付けられ、シャーシ1の上面側に臨まされたディスクテーブル8とを備える。このディスクテーブル8には、マグネットが取り付けられ、カートリッジ装着部3に装着されるディスクカートリッジ2に収納された光ディスク10のハブを磁気吸引し、光ディスク10を一体に回転するようにクランプする。
【0030】
光ピックアップ装置6は、光ビームを出射する半導体レーザの如き光源及びビームスプリッタ等の光学部品を内蔵させた光学ブロック11と、光源から出射される光ビームをディスクテーブル8にクランプされた光ディスク10に集光させる対物レンズ12を備えた2軸アクチュエータとを備える。この光ピックアップ装置6は、シャーシ1の一部を切り欠いて形成したピックアップ用開口部13に対物レンズ12を臨ませ、シャーシ1の下面側に設けた互いに平行な一対のガイド軸14,15に支持されて取り付けられている。そして、光ピックアップ装置6は、シャーシ1の下面側に配設されたピックアップ送り機構により、一対のガイド軸14,15にガイドされてディスクテーブル8にクランプされた光ディスク10の径方向に移動操作される。このピックアップ送り機構は、図示しない駆動モータと、この駆動モータによって回転操作される送りネジ16とを備える。そして、光ピックアック装置6は、光学ブロック11に取り付けた係合ピン17を送りネジ16に係合させることにより、送りネジ16が駆動モータにより回転操作されることにより、ディスクテーブル8にクランプされた光ディスク10の径方向に移動操作される。
【0031】
ディスク回転操作機構及び光ピックアップ装置6が取り付けられたシャーシ1には、シャーシ1上に構成されたカートリッジ装着部3にディスクカートリッジ2を装着させるカートリッジホルダ21が取り付けられている。このカートリッジホルダ21は、相対向する両側に、カートリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ2の両側を支持する断面L字状をなす一対のカートリッジ支持部22,23が設けられ、これらカートリッジ支持部22,23間にディスクカートリッジ2が挿入保持される。カートリッジホルダ21へのディスクカートリッジ2の挿脱は、カートリッジ支持部22,23間に構成されたカートリッジ挿脱口24を介して行われる。
【0032】
カートリッジホルダ21の一方のカートリッジ支持部22には、このカートリッジホルダ21にディスクカートリッジ2が挿入される際、ディスクカートリッジ2に設けたシャッタ部材2aをディスクカートリッジ2に対し相対移動させ、ディスクカートリッジ2に設けた記録再生用開口部2bを開放操作するシャッタ開放操作部材25が設けられている。
【0033】
そして、カートリッジホルダ21は、カートリッジ挿脱口24が設けられた前面側と対向する基端部側の両側に突設した挿通孔26,26を、シャーシ1の背面側の両側に取り付けた支持片27,27に設けた支軸28,28に挿通し、これら支軸28,28を中心にして、ディスク再生部を構成するディスク回転操作機構5が設けられたカートリッジ装着部3側に近接した位置とディスク装着部3から離間した位置との間に亘って、図1中矢印Y1方向及び矢印Y2方向に回動可能に支持される。カートリッジホルダ21は、支軸28,28を中心に図1中矢印Y1方向に回動され、ディスク装着部3から離間した位置に回動されたとき、前端側に設けたカートリッジ挿脱口24が装置本体の外方に臨まされ、このカートリッジ挿脱口24を介してディスクカートリッジ2の挿脱が行われる。また、カートリッジホルダ21は、支軸28,28を中心に図1中矢印Y2に回動され、ディスク装着部3に近接した位置に回動されると、このカートリッジホルダ21に挿入保持されたディスクカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着させ、ディスクカートリッジ2に収納した光ディスク10がディスク回転操作機構5のディスクテーブル8にクランプされる。
【0034】
カートリッジ装着部3にディスクカートリッジ2が装着され、このディスクカートリッジ2に収納された光ディスク10がディスクテーブル8にクランプされた状態でディスク回転操作機構8を駆動し、ディスクテーブル8と一体に光ディスク10を回転し、光ピックアップ装置6を光ディスク10の径方向に移動操作しながら光ビームを光ディスク10に照射することによって光ディスク10に記録された情報信号の再生が行われる。
【0035】
なお、このディスク再生装置には、カートリッジホルダ21を覆うようして蓋体が取り付けられる。この蓋体は、カートリッジホルダ21と同期して回動され、カートリッジホルダ21がカートリッジ装着部3側に回動されたとき、装置本体にロックされ、カートリッジホルダ21をカートリッジ装着部3に近接した位置に保持する。また、蓋体は、装置本体へのロックが解除されると、捻りコイルバネ等の付勢部材の付勢力を受けてカートリッジ装着部3を開放する方向に回動される。このとき、カートリッジホルダ21も蓋体と同期してカートリッジ装着部3から離間する図1中矢印Y1方向に回動される。
【0036】
一方、シャーシ1のカートリッジ装着部3が構成された上面側には、カートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ2から排出する図1中矢印X1方向に押圧するイジェクトレバー31が取り付けられている。このイジェクトレバー31は、図1及び図2に示すように、シャーシ1に回動可能に取り付けられたカートリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ2の挿入端によって押圧操作されるように、カートリッジホルダ21が支持されるシャーシ1の背面側に位置して取り付けられている。
【0037】
このイジェクトレバー31は、図2に示すように、カートリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ2の挿入端によって押圧操作され、またカートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2の挿入端を押圧するカートリッジ押圧片32とシャーシ1への支持片33とを備える。そして、カートリッジ押圧片32は、長尺な板状に形成され、カートリッジ装着部3から離間した位置に回動され、シャーシ1に対し傾斜した状態にあるカートリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ2によって確実に押圧されるように、先端部に幅広なカートリッジ押圧部34が設けられている。一方、支持片33は、カートリッジ押圧部32の基端部側の一側からカートリッジ押圧部32の幅方向と直交する方向に折曲するように突設されている。この支持片33には、シャーシ1の下面側に突設された支軸35に挿通支持され長孔36が穿設されている。
【0038】
そして、イジェクトレバー31は、図2に示すように、シャーシ1の背面側の一部を切り欠いて形成した差込孔37を介して支持片33をシャーシ1の下面側に差し込んでシャーシ1のカートリッジ装着部3が構成された上面側に配設される。このとき、支持片33に穿設した長孔36をシャーシ1に突設した支軸35に挿通させることにより、イジェクトレバー31は、支軸35を中心に図2、図3及び図4中矢印D1方向及び矢印D2方向に回動可能に支持される。すなわち、イジェクトレバー31は、カートリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ2によって押圧されて回動される図2、図3及び図4中矢印D1方向及びディスクカートリッジ2に保持されたディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ2から排出する方向の図2、図3及び図4中矢印D2方向の第1の回動方向に回動可能に支持される。
【0039】
また、支軸35に長孔36を挿通させて支持された支持片33と支軸35の先端部に嵌合された抜け止め部材としてのEリング38との間に、図5に示すように、半球状をなす一対の皿形のワッシャ39,40が膨出部側を突き合わせて介在されることにより、イジェクトレバー31は、第1の回動方向と直交するシャーシ1に対し近接離間する方向の図5中矢印E1方向及び矢印E2方向の第2の回動方向に回動可能に支持される。
【0040】
さらに、イジェクトレバー31は、長孔36を介して支軸35に支持されてなるので、長孔36の範囲で支軸35と直交する方向に移動可能に支持される。ところで、長孔36は、カートリッジ押圧部32の長手方向を長径として形成されているので、イジェクトレバー31は、カートリッジ押圧部32の長手方向である図2、図3及び図4中中矢印F1方向及び矢印F2方向に移動可能に支軸35に支持される。
【0041】
このように支軸35を介してシャーシ1に支持されたイジェクトレバー31は、シャーシ1の下面側に突設されたバネ係止片41と支持片33の一側に形成されたバネ係止片42との間に付勢部材である引っ張りバネ43が張設されている。この引っ張りバネ43は、イジェクトレバー31を、支軸35を中心にして、図3及び図4中矢印D2方向のカートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ21から排出する方向の図2、図3及び図4中矢印X1方向に押圧するように回動付勢するとともに、カートリッジホルダ21の内方へ移動させる方向の図2、図3及び図4中矢印F1方向に付勢するように張設されている。さらに、引っ張りバネ43は、図6に示すように、シャーシ1側のバネ係止片41への係止位置をイジェクトレバー31側のバネ係止片42の係止位置より下方に位置するように傾斜して張設されることにより、イジェクトレバー31を支軸35を中心にして、シャーシ1側であるカートリッジ装着部3側に回動方向の図5中矢印E1方向に回動付勢している。
【0042】
ところで、イジェクトレバー31のカートリッジ押圧部32の先端側のシャーシ1側に位置する一側には、イジェクトレバー31が引っ張りバネ43の付勢力に抗して図2、図3及び図4中矢印D1方向に回動され、シャーシ1の背面側まで回動されたとき、シャーシ1の背面側に形成された係合凹部45に係合する係止片46が垂下するように突設されている。この係止片46は、イジェクトレバー31がカートリッジホルダ21に挿入されるディスクカートリッジ2によって押圧され、ディスクカートリッジ2がカートリッジホルダ21に対する所定の保持位置まで引っ張りバネ43の付勢力に抗して図2、図3及び図4中矢印D1方向に回動されたとき、このイジェクトレバー31をシャーシ1に係止させ、カートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2のイジェクト操作を規制するものである。
【0043】
なお、係止片46は、シャーシ1上を摺接して回動するので、円滑な回動を保証するため、先端面は、円弧面として形成されている。
【0044】
そして、カートリッジホルダ21には、このカートリッジホルダ21がディスクカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着させたディスク回転操作機構5側に近接した位置から離間する方向に図2中矢印Y1方向に回動されるとき、イジェクトレバー31を図5中矢印E2方向のシャーシ1から離間する方向に回動させ、係止片46の係合凹部45への係合を解除させる係止解除手段である係止解除片51が設けられている。この係止解除片51は、図2に示すように、カートリッジホルダ21の他方のカートリッジ保持部23のディスクカートリッジ2を支持する水平板23aの先端側に垂下するように一体に形成されている。係止解除片51は、カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5側に回動されたとき、図7に示すように、シャーシ1に形成した切り欠き穴52を介してシャーシ1の下面側に進入し、イジェクトレバー31の支持片33の先端側に形成した被係合片53に係合する係合爪54が先端側に形成されている。この係合爪54の外周面には、カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5側に近接した位置側に回動され、係止解除片51がシャーシ1に形成した切り欠き穴52を介してシャーシ1の下面側に進入していくとき、被係合片53の先端側に当接し、イジェクトレバー31を引っ張りバネ43の付勢力に抗して図2中F1方向に移動させるカム面55が形成されている。
【0045】
したがって、イジェクトレバー31は、カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5側に近接した位置側に回動されていくと、係合爪54の外周面に形成されたカム面55によって被係合片53が押圧され、引っ張りバネ43の付勢力に抗して図2中F1方向に移動される。そして、カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5側に近接した位置側にさらに回動され、カム面55の被係合片53への当接状態が解除されると、イジェクトレバー31は、引っ張りバネ43の付勢力を受けて図2中F2方向に移動され、被係合片53を係合爪54に係合させた状態となす。そして、イジェクトレバー31は、カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5側に近接した位置側から離間する方向の図1中矢印Y1方向に回動されると、図8に示すように、係合爪54に係合された被係合片53が係合爪54とともに回動されることにより、シャーシ1から離間する方向の図5中矢印E2方向に回動される。イジェクトレバー31が、シャーシ1から離間する方向に回動されると、係止片46の係合凹部45への係合が解除される。そして、イジェクトレバー31は、引っ張りバネ43の付勢力を受けて図2中矢印D2方向に回動され、カートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ21から排出させる図3及び図4中矢印X1方向に押圧操作する。
【0046】
イジェクトレバー31を図5中矢印E2方向のシャーシ1から離間する方向に回動させ、係止片46の係合凹部45への係合を解除させる係止解除手段は、カートリッジホルダ21と一体に形成されているが、カートリッジホルダ21とともに回動されるものであれば、別体に形成したものであってもよい。
【0047】
上述のように構成されたディスク再生装置にディスクカートリッジ2を装着し、この装着したディスクカートリッジ2をイジェクトする操作を説明する。
【0048】
ディスクカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着させるには、カートリッジホルダ21をカートリッジ装着部3から離間させた図2中矢印Y1方向に回動させ、カートリッジ挿脱口24を装置本体の外方に臨ませる。そして、カートリッジ挿脱口24を介してディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ21内に挿入していく。ディスクカートリッジ2が、図9に示すように、カートリッジホルダ21内の矢印X2方向に挿入されていくと、シャーシ1に取り付けたイジェクトレバー31がディスクカートリッジ2の挿入端に押圧され、引っ張りバネ43の付伊勢力に抗して図2,図3及び図4中矢印D1方向に回動される。そして、ディスクカートリッジ2がカートリッジホルダ21内の所定挿入位置まで挿入されると、図10に示すように、イジェクトレバー31は、シャーシ1の背面側まで回動される。イジェクトレバー31がシャーシ1の背面側まで回動されると、引っ張りバネ43によりシャーシ1側に回動され、係止片46を係合凹部45に係合させ、引っ張りバネ」43の付勢力を受けて図2,図3及び図4中矢印D2方向のカートリッジホルダ21からディスクカートリッジ2を排出する方向への回動が規制された状態におかれる。
【0049】
イジェクトレバー31がシャーシ1に係止された状態からさらにカートリッジホルダ21をカートリッジ装着部3側に近接する図1中矢印Y2方向に回動していくと、カートリッジホルダ21に設けた係止解除片51がシャーシ1に形成した切り欠き穴52を介してシャーシ1の下面側に進入していく。そして、係合爪54の外周面に形成されたカム面55によって被係合片53が押圧され、イジェクトレバー31は引っ張りバネ43の付勢力に抗して図2中F1方向に移動される。このとき、イジェクトレバー31は、引っ張りバネ43によりシャーシ1側に回動付勢されているので、係止片46を係合凹部45に係合させた状態を維持して
図2中F1方向に移動される。カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5側に近接した位置側にさらに回動され、カム面55の被係合片53への当接状態が解除されると、イジェクトレバー31は、引っ張りバネ43の付勢力を受けて図2中F2方向に移動され、被係合片53を係合爪54に係合させた状態となす。
【0050】
そして、カートリッジホルダ21がディスク回転操作機構5に近接したカートリッジ装着部3まで回動されると、このカートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2が位置決めピン4に支持されてカートリッジ装着部3に装着され、ディスクカートリッジ2に収納された光ディスク10がディスク回転操作機構5のディスクテーブル8にクランプされる。
【0051】
なお、ディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ21に挿入するとき、シャッタ部材2aが移動操作され、記録再生用開口部が開放される。
【0052】
このように、ディスクカートリッジ2をカートリッジ装着部3に装着し、光ディスク10をディスクテーブル8にクランプさせたところで、ディスク回転駆動装置5を駆動して光ディスク10を回転操作し、光ピックアップ装置6を駆動させることにより、光ディスク10に記録された情報信号の再生が行われる。
【0053】
光ディスク10に記録された所望の情報信号の再生が完了した後、蓋体を開放操作すると、カートリッジホルダ21が蓋体とともにカートリッジ装着部3側から離間する図1中矢印Y1方向に回動可能な状態となる。
【0054】
ここで、カートリッジホルダ21をカートリッジ装着部3側から離間する図1中矢印Y1方向に回動すると、図8に示すように、イジェクトレバー31は、係合爪54に係合された被係合片53が係合爪54とともに回動されることにより、シャーシ1から離間する方向の図5中矢印E2方向に回動される。イジェクトレバー31が、シャーシ1から離間する方向に回動されると、係止片46の係合凹部45への係合が解除される。そして、イジェクトレバー31は、引っ張りバネ43の付勢力を受けて図2中矢印D2方向に回動され、カートリッジホルダ21に保持されたディスクカートリッジ2をカートリッジホルダ21から排出させる図3、図4及び図9中矢印X1方向に押圧し、ディスクカートリッジ2の一部をカートリッジホルダ21から突出させる。カートリッジホルダ21から突出された一部を把持してディスクカートリッジ2を引き出すことにより、ディスクカートリッジ2のイジェクト操作が完了する。
【0055】
上述したディスク再生装置にあっては、イジェクトレバー31は、長孔36を介してシャーシ1に突設した支軸35に支持させることにより、図2中矢印F1方向及びF2方向に移動することによって、被係合片53をカートリッジホルダ21に設けた係合爪54と係合させるようしているが、イジェクトレバー31は、支軸35と直交する図2中矢印F1方向及びF2方向に可動可能とすることなく支持したものであってもよい。すなわち、イジェクトレバー31は、支軸35を中心に図2中矢印D1方向及び矢印D2方向の第1の回動方向に回動可能であって、この第1の回動方向と直交する図5中矢印E1方向及び矢印E2方向の第2の回動方向に回動可能に支持するだけでもよい。
【0056】
この場合、イジェクトレバー31は、図11に示すように、支持片33に支軸35と略同径の軸挿通孔61を穿設し、この軸挿通孔61を支軸35に挿通して支持される。そして、カートリッジホルダ21がカートリッジ装着部3に近接する側に回動されて行くときに、被係合片53がカートリッジホルダ21に設けた係合爪54に押圧されて撓み変形するように形成する。すなわち、被係合片53を、図9に示すように、弾性変位部62を介して支持片33に連設する。このように、被係合片53を弾性変位部62を介して支持片33に連接することにより、弾性変位片62を撓み変形させることにより、イジェクトレバー31を支軸35と直交する方向に移動することなく、被係合片53をカートリッジホルダ21に設けた係合爪54に係合させることが可能となる。
【0057】
また、被係合片53側を撓み変形させることなく、図12に示すように、係合爪54が設けられた係止解除片51を撓み変形し得るように形成したものであってもよい。この場合にも、係合片54が撓み変形することにより、イジェクトレバー31を支軸35と直交する方向に移動することなく、被係合片53をカートリッジホルダ21に設けた係合爪54に係合させることが可能となる。
【0058】
なお、被係合片53又は係合爪54側を撓み変形させて、被係合片53と係合爪54との係合を図るように構成した場合には、カートリッジホルダ21をカートリッジ装着部3から離間する方向に回動されるとき、確実に係合爪54が被係合片53に係合してイジェクトレバー31をシャーシ1から離間させる方向に回動させるため、係合爪54の被係合部53への係合角度を前述したものより大きくしておく。
【0059】
上述の例は、本発明をディスク再生装置に適用した例を挙げて説明したが、光ピックアップ装置6と共同して情報信号の記録を行う磁気ヘッド装置を備えたディスク記録再生装置にもそのまま適用できるものである。
【0060】
【発明の効果】
上述したように本発明に係るディスク記録及び/又は再生装置は、イジェクトレバーを互いに直交する2方向に回動可能に支持するとともに、このイジェクトレバーを付勢手段により付勢することにより、カートリッジホルダへのディスクカートリッジの挿入操作によりイジェクトレバーを付勢手段の付勢力に抗して回動操作し、装置本体に係止させ、さらにカートリッジホルダの回動操作によってイジェクトレバーの装置本体への係止を解除させることにより、付勢手段の付勢力を受けてカートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジをイジェクトさせように構成されてなるので、ディスクカートリッジをイジェクト操作するイジェクト機構を簡素化することができ、装置自体の一層の小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたディスク再生装置を示す分解斜視図である。
【図2】上記ディスク再生装置の要部を示す斜視図である。
【図3】イジェクトレバーのシャーシへの取り付け状態を示す平面図である。
【図4】イジェクトレバーのシャーシへの取り付け状態を示す底面図である。
【図5】イジェクトレバーのシャーシへの取り付け状態を示す背面図である。
【図6】イジェクトレバーを付勢する引っ張りバネの取り付け状態を示す側面図である。
【図7】カートリッジホルダに設けた係止解除片がイジェクトレバーの被係合片に係合していく状態を示す要部側面図である。
【図8】イジェクトレバーの被係合片に係合したカートリッジホルダの係止解除片が被係合片を回動させ、イジェクトレバーをシャーシから離間する方向に回動される状態を示す要部側面図である。
【図9】カートリッジホルダにディスクカートリッジを挿入し、イジェクトレバーを回動させる状態を示す平面図である。
【図10】カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジをカートリッジ装着部装着させた状態を示す平面図である。
【図11】本発明を構成するイジェクトレバーの他の例を示す平面図である。
【図12】本発明を構成するカートリッジホルダに設けられる係止解除片の他の例を示す側面図である。
【図13】従来のディスク記録再生装置に設けられたイジェクト機構部分を示す側面図である。
【符号の説明】
1 シャーシ、 2 ディスクカートリッジ、 5 ディスク回転操作機構、6 光ピックアップ装置、 21 カートリッジホルダ、 31 イジェクトレバー、 35 イジェクトを支持する支軸、 36 イジェクトレバーに設けた長孔 、 43 引っ張りバネ、 45 係合凹部、 46 係合凹部係合する係止片、 51 カートリッジホルダに設けた係止解除片、 53 被係合片
Claims (4)
- 一の面側にカートリッジ装着部が設けられたシャーシと、
ディスクカートリッジを保持し、上記ディスクカートリッジを上記カートリッジ装着部に装着する位置と上記カートリッジ装着部から離間させた位置との間に亘って回動可能に上記シャーシに支持されたカートリッジホルダと、
上記シャーシの一の面側に設けられ、上記カートリッジホルダに挿入されるディスクカートリッジによって回動操作されるとともに、上記カートリッジホルダに保持されたディスクカートリッジを上記カートリッジホルダから排出する第1の方向と上記第1の方向と直交し上記シャーシの一の面に当接する方向である第2の方向に付勢部材により付勢されて上記シャーシに回動可能に支持されたイジェクトレバーと、
上記イジェクトレバーに突設され、上記イジェクトレバーが上記カートリッジホルダに挿入されるディスクカートリッジにより上記付勢部材の上記第1の方向への付勢力に抗して回動されるとき、上記付勢部材による上記第2の方向への付勢力によって上記シャーシと係合し、上記イジェクトレバーを上記ディスクカートリッジにより回動された位置に係止するイジェクトレバー係止機構と、
上記カートリッジホルダと一体に回動可能とされ、先端側が上記シャーシに向かって突設され、上記カートリッジホルダが上記カートリッジ装着部側に近接した位置に回動されるとき、上記先端側が上記シャーシに設けた切り欠き穴に進入して上記シャーシの他の面側に突出し、上記カートリッジホルダが上記カートリッジ装着部から離間する方向に回動されるとき、上記先端側で上記付勢部材による上記第2の方向への付勢力に抗して上記イジェクトレバーを押圧し、上記イジェクトレバー係止機構による上記イジェクトレバーの係止を解除する係止解除機構と
を備えることを特徴とするディスク記録及び/又は再生装置。 - 上記係止解除機構は、上記先端側が上記カートリッジホルダが上記カートリッジ装着部側に向かって回動されるとき、上記先端側が上記切り欠き穴に進入するとともに、上記イジェクトレバーに押圧されて撓まされて上記イジェクトレバーに係合することを特徴とする請求項1記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記係止解除機構は、上記カートリッジホルダの回動方向と直交する方向に弾性変位可能とされていることを特徴とする請求項2記載のディスク記録及び/又は再生装置。
- 上記シャーシには、上記カートリッジ装着部に装着されたディスクカートリッジのディスクに対し記録及び/又は再生を行う記録及び/又は再生部が設けられ、
上記切り欠き穴は、上記シャーシ内の上記カートリッジホルダを上記シャーシに対し回動可能に支持する支軸側に近接した位置であって、上記記録及び/又は再生部が配設される領域外に設けられていることを特徴とする請求項1記載のディスク記録及び/又は再生装置。
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