JPH08235717A - ディスクドライブ装置 - Google Patents
ディスクドライブ装置Info
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- JPH08235717A JPH08235717A JP7037386A JP3738695A JPH08235717A JP H08235717 A JPH08235717 A JP H08235717A JP 7037386 A JP7037386 A JP 7037386A JP 3738695 A JP3738695 A JP 3738695A JP H08235717 A JPH08235717 A JP H08235717A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- lock
- housing
- disk drive
- drive device
- Prior art date
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- Withdrawn
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- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型で携帯性が要求されるノートブック型パ
ーソナルコンピュータ装置等に光ディスク等を記録媒体
として使用する外部記憶装置として好適なディスクドラ
イブ装置を提供する。 【構成】 前面部にトレィ挿入口11Aが設けられた筐
体11と、この筐体11の内部に移動ガイド手段22に
よって移動自在に収納されるとともに記録再生ユニット
5及びディス駆動ユニット6を搭載したトレィ30と、
ロックレバー45とロック弾性手段45Fとからなりト
レィ30を筐体11の内部に収納した状態に保持するト
レィロック機構と、トレィ30をトレィ挿入口11Aか
ら突き出すイジェクト弾性手段27、28と、イジェク
ト操作部材44とスプリング手段43とからなりトレィ
ロック機構によるトレィ30のロック状態を解除するロ
ック解除機構とを備える。ロック弾性手段45Fは、ロ
ックレバー45に一体に形成される。
ーソナルコンピュータ装置等に光ディスク等を記録媒体
として使用する外部記憶装置として好適なディスクドラ
イブ装置を提供する。 【構成】 前面部にトレィ挿入口11Aが設けられた筐
体11と、この筐体11の内部に移動ガイド手段22に
よって移動自在に収納されるとともに記録再生ユニット
5及びディス駆動ユニット6を搭載したトレィ30と、
ロックレバー45とロック弾性手段45Fとからなりト
レィ30を筐体11の内部に収納した状態に保持するト
レィロック機構と、トレィ30をトレィ挿入口11Aか
ら突き出すイジェクト弾性手段27、28と、イジェク
ト操作部材44とスプリング手段43とからなりトレィ
ロック機構によるトレィ30のロック状態を解除するロ
ック解除機構とを備える。ロック弾性手段45Fは、ロ
ックレバー45に一体に形成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク或いは光磁
気ディスク等の円盤状記録媒体(以下光ディスクと総称
する。)を駆動するディスクドライブ装置に関し、特に
携帯に適した小型のコンピュータ装置、いわゆるノート
ブック型パーソナルコンピュータ装置等の外部記憶装置
等に用いて好適なディスクドライブ装置に関する。
気ディスク等の円盤状記録媒体(以下光ディスクと総称
する。)を駆動するディスクドライブ装置に関し、特に
携帯に適した小型のコンピュータ装置、いわゆるノート
ブック型パーソナルコンピュータ装置等の外部記憶装置
等に用いて好適なディスクドライブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ装置においては、容量の大
きなネットワークや高度なアプリケーションプログラム
ソフトが提供されるにしたがって、大容量のデータやプ
ログラムソフトを高速で処理することが必要となってい
る。このため、コンピュータ装置に付設される外部記憶
装置も、大容量化、高速化或いは小型化の実現が求めら
れている。特に、ネットワーク端末として使用されるノ
ートブック型パーソナルコンピュータ装置においては、
この外部記憶装置の大容量化、小型化が不可欠である。
きなネットワークや高度なアプリケーションプログラム
ソフトが提供されるにしたがって、大容量のデータやプ
ログラムソフトを高速で処理することが必要となってい
る。このため、コンピュータ装置に付設される外部記憶
装置も、大容量化、高速化或いは小型化の実現が求めら
れている。特に、ネットワーク端末として使用されるノ
ートブック型パーソナルコンピュータ装置においては、
この外部記憶装置の大容量化、小型化が不可欠である。
【0003】光ディスクは、情報信号データを高密度に
記録可能な媒体である。この光ディスクは、比較的大型
のディスクの場合にはディスク単体で扱われるものもあ
るが、特に小型のディスクの場合には、上下ハーフを組
み合わせてカートリッジ本体を構成し、このカートリッ
ジ本体の内部に回転自在に収納されてディスクカートリ
ッジとして提供されている。このディスクカートリッジ
は、持ち運びに際して、カートリッジ本体によって光デ
ィスクの損傷が防止され、取り扱いが簡便であるといっ
た特徴を有している。
記録可能な媒体である。この光ディスクは、比較的大型
のディスクの場合にはディスク単体で扱われるものもあ
るが、特に小型のディスクの場合には、上下ハーフを組
み合わせてカートリッジ本体を構成し、このカートリッ
ジ本体の内部に回転自在に収納されてディスクカートリ
ッジとして提供されている。このディスクカートリッジ
は、持ち運びに際して、カートリッジ本体によって光デ
ィスクの損傷が防止され、取り扱いが簡便であるといっ
た特徴を有している。
【0004】かかる光ディスクは、従来コンピュータ装
置の外部記憶装置用の記録媒体として用いられていたハ
ードディスク装置に比較して、大容量の情報信号データ
の保存が可能であるとともに、情報信号データの記録フ
ォーマットの規格化が図られるていることから汎用性が
大きいといった特徴を有している。このため、光ディス
クは、コンピュータ装置の外部記憶装置用の新たな記録
媒体として最近大いに注目されている。
置の外部記憶装置用の記録媒体として用いられていたハ
ードディスク装置に比較して、大容量の情報信号データ
の保存が可能であるとともに、情報信号データの記録フ
ォーマットの規格化が図られるていることから汎用性が
大きいといった特徴を有している。このため、光ディス
クは、コンピュータ装置の外部記憶装置用の新たな記録
媒体として最近大いに注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯性を有
するノートブック型パーソナルコンピュータ装置等の外
部記憶装置は、極めて限られたスペース内に組込みを可
能とする小型の仕様であるとともに、軽量仕様であるこ
とが必須の要件である。また、この外部記憶装置は、情
報信号データの記録媒体である光ディスク或いはこの光
ディスクを収納したディスクカートリッジが内部に取り
込まれた状態において確実に保持される構造を備えてい
なければならない。さらに、この外部記憶装置は、光デ
ィスク或いはディスクカートリッジが簡易な操作によっ
て挿脱操作される構造を備えていなければならない。
するノートブック型パーソナルコンピュータ装置等の外
部記憶装置は、極めて限られたスペース内に組込みを可
能とする小型の仕様であるとともに、軽量仕様であるこ
とが必須の要件である。また、この外部記憶装置は、情
報信号データの記録媒体である光ディスク或いはこの光
ディスクを収納したディスクカートリッジが内部に取り
込まれた状態において確実に保持される構造を備えてい
なければならない。さらに、この外部記憶装置は、光デ
ィスク或いはディスクカートリッジが簡易な操作によっ
て挿脱操作される構造を備えていなければならない。
【0006】したがって、本発明は、コンピュータ装
置、特に携帯性を有するノートブック型パーソナルコン
ピュータ装置等の外部記憶装置に用いられる記録媒体と
して光ディスク或いはこの光ディスクを収納したディス
クカートリッジの使用を実現したディスクドライブ装置
を提供することを目的として提案されたものである。
置、特に携帯性を有するノートブック型パーソナルコン
ピュータ装置等の外部記憶装置に用いられる記録媒体と
して光ディスク或いはこの光ディスクを収納したディス
クカートリッジの使用を実現したディスクドライブ装置
を提供することを目的として提案されたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るディスクドライブ装置は、前面部が開放されて
トレィ挿入口が設けられた筐体と、この筐体の内部に移
動ガイド手段を介して移動自在に収納されるとともに円
盤状記録媒体が装填される装填部が形成されたトレィを
備える。トレィには、装填部に装填された円盤状記録媒
体を回転駆動するティスク駆動ユニットと、円盤状記録
媒体の情報信号記録部に記録された情報信号データを再
生或いは情報信号記録部に情報信号データを記録する記
録再生ユニットとが配設される。トレィ又は筐体には、
回動自在に支持されるとともに筐体又はトレィ側に設け
られた係合部と相対するロック部が一体に形成されたロ
ックレバーと、このロックレバーをロック部が係合部と
係合習性を付与されるように付勢するロック弾性手段と
を備える。ディスクドライブ装置は、ロック部と係合部
とが相対係合することによってトレィを筐体内の記録再
生位置に状態に保持するトレィロック機構と、トレィを
トレイ挿入口から外方へと突出す方向に付勢するイジェ
クト弾性手段と、トレィ又は筐体に設けられ、ロック弾
性手段の弾性力に抗してロックレバーを回動動作させて
ロック部と係合部との係合状態を解除することにより、
イジェクト弾性手段の弾性力によってトレイがトレイ挿
入口から突出されることを可能とするイジェクト操作部
材と、このイジェクト操作部材を操作部がトレィ又は筐
体の前面部から露呈する方向に付勢するスプリング手段
とを備えるロック解除機構とを備える。
明に係るディスクドライブ装置は、前面部が開放されて
トレィ挿入口が設けられた筐体と、この筐体の内部に移
動ガイド手段を介して移動自在に収納されるとともに円
盤状記録媒体が装填される装填部が形成されたトレィを
備える。トレィには、装填部に装填された円盤状記録媒
体を回転駆動するティスク駆動ユニットと、円盤状記録
媒体の情報信号記録部に記録された情報信号データを再
生或いは情報信号記録部に情報信号データを記録する記
録再生ユニットとが配設される。トレィ又は筐体には、
回動自在に支持されるとともに筐体又はトレィ側に設け
られた係合部と相対するロック部が一体に形成されたロ
ックレバーと、このロックレバーをロック部が係合部と
係合習性を付与されるように付勢するロック弾性手段と
を備える。ディスクドライブ装置は、ロック部と係合部
とが相対係合することによってトレィを筐体内の記録再
生位置に状態に保持するトレィロック機構と、トレィを
トレイ挿入口から外方へと突出す方向に付勢するイジェ
クト弾性手段と、トレィ又は筐体に設けられ、ロック弾
性手段の弾性力に抗してロックレバーを回動動作させて
ロック部と係合部との係合状態を解除することにより、
イジェクト弾性手段の弾性力によってトレイがトレイ挿
入口から突出されることを可能とするイジェクト操作部
材と、このイジェクト操作部材を操作部がトレィ又は筐
体の前面部から露呈する方向に付勢するスプリング手段
とを備えるロック解除機構とを備える。
【0008】また、イジェクト弾性手段は、一端部が太
径部とされるとともに他端部が細径部とされた一対のコ
イルスプリングによって構成され、これらコイルスプリ
ングが、互いに細径部を突き合わせるようにしてトレィ
と筐体内面部との間に位置して移動ガイド手段を構成す
るガイド軸に装着される。
径部とされるとともに他端部が細径部とされた一対のコ
イルスプリングによって構成され、これらコイルスプリ
ングが、互いに細径部を突き合わせるようにしてトレィ
と筐体内面部との間に位置して移動ガイド手段を構成す
るガイド軸に装着される。
【0009】さらに、トレィロック機構を構成するロッ
ク弾性手段は、合成樹脂材料によって成形されたロック
レバーの一方側縁部に突設したロック部と対向する部位
から一体に突設された弾性変位自在な弾性アーム部によ
って構成される。また、このロック弾性手段を構成する
弾性アーム部は、ロックレバーの基部の側方部において
湾曲される弾性変位部と、この弾性変位部の先端部に一
体に形成されトレィの主面に設けられた係止部と相対係
合される係合部とから構成される。
ク弾性手段は、合成樹脂材料によって成形されたロック
レバーの一方側縁部に突設したロック部と対向する部位
から一体に突設された弾性変位自在な弾性アーム部によ
って構成される。また、このロック弾性手段を構成する
弾性アーム部は、ロックレバーの基部の側方部において
湾曲される弾性変位部と、この弾性変位部の先端部に一
体に形成されトレィの主面に設けられた係止部と相対係
合される係合部とから構成される。
【0010】さらにまた、本発明に係るディスクドライ
ブ装置は、一方側縁部に突設したロック部が側方部より
突出されるようにしてトレィ側に回動自在に支持された
トレィロック機構を構成するロックレバーと、このロッ
クレバーのロック部が相対係合される係合部が形成され
るとともにトレィを筐体の内部に移動自在に支持する移
動ガイド手段とが備えられる。移動ガイド手段には、係
合部から前面側の部位に位置して、トレィが筐体の内部
へと押込み操作される際に、ロックレバーのロック部の
乗り上げを可能とする傾斜面が形成される。
ブ装置は、一方側縁部に突設したロック部が側方部より
突出されるようにしてトレィ側に回動自在に支持された
トレィロック機構を構成するロックレバーと、このロッ
クレバーのロック部が相対係合される係合部が形成され
るとともにトレィを筐体の内部に移動自在に支持する移
動ガイド手段とが備えられる。移動ガイド手段には、係
合部から前面側の部位に位置して、トレィが筐体の内部
へと押込み操作される際に、ロックレバーのロック部の
乗り上げを可能とする傾斜面が形成される。
【0011】
【作用】以上のように構成された本発明に係るディスク
ドライブ装置によれば、ロック解除機構のイジェクト操
作部材が操作されることによってトレィロック機構のロ
ックレバーが回動動作されてロック部と係合部との係合
状態が解除され、トレィがイジェクト弾性手段の弾性力
によりトレィ挿入口から外方へと突き出される。トレィ
には、装填部に光ディスク或いはディスクカートリッジ
が装填される。トレィは、トレィ挿入口から突き出され
た状態からイジェクト弾性手段の弾性力に抗して筐体の
内部へと押込み操作される。トレィロック機構は、ロッ
ク弾性手段が弾性変位してロックレバーのロック部と係
合部とを再係合させることにより、トレィを筐体内の記
録再生位置に確実に保持する。
ドライブ装置によれば、ロック解除機構のイジェクト操
作部材が操作されることによってトレィロック機構のロ
ックレバーが回動動作されてロック部と係合部との係合
状態が解除され、トレィがイジェクト弾性手段の弾性力
によりトレィ挿入口から外方へと突き出される。トレィ
には、装填部に光ディスク或いはディスクカートリッジ
が装填される。トレィは、トレィ挿入口から突き出され
た状態からイジェクト弾性手段の弾性力に抗して筐体の
内部へと押込み操作される。トレィロック機構は、ロッ
ク弾性手段が弾性変位してロックレバーのロック部と係
合部とを再係合させることにより、トレィを筐体内の記
録再生位置に確実に保持する。
【0012】一対のコイルスプリングを、互いに細径部
を突き合わせてガイド部材に装着して構成したイジェク
ト弾性手段は、外径が均一なコイルスプリングと比較し
て、圧縮状態で全体としてより短い長さ寸法となる。し
たがって、イジェクト弾性手段は、自然状態へ復帰する
際の弾性力によってトレィをトレィ挿入口から外方へと
大きなストロークで突き出させる。
を突き合わせてガイド部材に装着して構成したイジェク
ト弾性手段は、外径が均一なコイルスプリングと比較し
て、圧縮状態で全体としてより短い長さ寸法となる。し
たがって、イジェクト弾性手段は、自然状態へ復帰する
際の弾性力によってトレィをトレィ挿入口から外方へと
大きなストロークで突き出させる。
【0013】トレィロック機構は、ロックレバーとロッ
ク弾性手段とが一体に形成されることにより、構造を簡
易化するとともにロックレバーの動作の安定化が図られ
る。また、一体に形成されたロック弾性手段は、湾曲さ
れた弾性変位部によって十分な弾性を有し、ロック部を
係合部に対して確実に係合させるとともに、トレィの挿
脱操作に際してロックレバーが安定した状態で動作され
るように作用する。また、ガイド部材に形成された傾斜
面は、トレィロック機構のロック弾性手段の作用ととも
に比較的軽微な操作力でロック部の乗上げ動作を可能と
し、このロック部と係合部とを確実に再係合させる。
ク弾性手段とが一体に形成されることにより、構造を簡
易化するとともにロックレバーの動作の安定化が図られ
る。また、一体に形成されたロック弾性手段は、湾曲さ
れた弾性変位部によって十分な弾性を有し、ロック部を
係合部に対して確実に係合させるとともに、トレィの挿
脱操作に際してロックレバーが安定した状態で動作され
るように作用する。また、ガイド部材に形成された傾斜
面は、トレィロック機構のロック弾性手段の作用ととも
に比較的軽微な操作力でロック部の乗上げ動作を可能と
し、このロック部と係合部とを確実に再係合させる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照
して詳細に説明する。実施例ディスクドライブ装置10
は、ノートブック型パーソナルコンピュータ装置等の本
体装置に内蔵されて、この本体装置側の記憶装置とは独
立した外部記憶装置を構成する光ディスク1を駆動する
ディスクドライブ装置である。なお、本発明は、図1に
示した実施例ディスクドライブ装置10のように光ディ
スク1を単体のまま直接装填する装置ばかりでなく、光
ディスク1をカートリッジ本体の内部に回転自在に収納
して構成したディスクカートリッジを駆動するディスク
ドライブ装置にも展開される。
して詳細に説明する。実施例ディスクドライブ装置10
は、ノートブック型パーソナルコンピュータ装置等の本
体装置に内蔵されて、この本体装置側の記憶装置とは独
立した外部記憶装置を構成する光ディスク1を駆動する
ディスクドライブ装置である。なお、本発明は、図1に
示した実施例ディスクドライブ装置10のように光ディ
スク1を単体のまま直接装填する装置ばかりでなく、光
ディスク1をカートリッジ本体の内部に回転自在に収納
して構成したディスクカートリッジを駆動するディスク
ドライブ装置にも展開される。
【0015】光ディスク1は、ガラス板やポリカーボネ
ート樹脂等の透明な合成樹脂材料によって形成したディ
スク基板2と、このディスク基板2のセンタ穴に組み付
けられたマグネットクランプ用のハブ3とから構成され
る。ディスク基板2には、センタ穴を中心として情報信
号データが記録される情報信号記録部が同心円状に形成
されている。
ート樹脂等の透明な合成樹脂材料によって形成したディ
スク基板2と、このディスク基板2のセンタ穴に組み付
けられたマグネットクランプ用のハブ3とから構成され
る。ディスク基板2には、センタ穴を中心として情報信
号データが記録される情報信号記録部が同心円状に形成
されている。
【0016】ハブ3は、金属等の磁性体材料によって形
成され、詳細な構成を省略するが、ディスク基板2のセ
ンタ穴に嵌合される有底筒状の嵌合部と、この嵌合部の
周縁部に張り出し形成された外周フランジ部とから構成
されている。嵌合部には、中心部にディスク駆動ユニッ
ト6を構成するディスクテーブルのスピンドル軸7が貫
通するスピンドル軸穴4が形成されている。
成され、詳細な構成を省略するが、ディスク基板2のセ
ンタ穴に嵌合される有底筒状の嵌合部と、この嵌合部の
周縁部に張り出し形成された外周フランジ部とから構成
されている。嵌合部には、中心部にディスク駆動ユニッ
ト6を構成するディスクテーブルのスピンドル軸7が貫
通するスピンドル軸穴4が形成されている。
【0017】光ディスク1は、ディスクテーブル6に支
持されて回転駆動された状態で、記録再生ユニット5に
よって情報信号記録部に記録された情報信号データの再
生或いは情報信号記録部に情報信号データの記録が行わ
れる。記録再生ユニット5は、詳細を省略するが、レー
ザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザ光を光
ディスク1の情報信号記録部上に集光させる対物レンズ
を含む光学系或いは対物レンズをフォーカシング方向と
トラッキング方向とに駆動するアークチュエータ等から
なる光ピックアップ装置を備えている。また、記録再生
ユニット5は、詳細を省略するが、外部磁界を情報信号
記録部に印加する外部磁界発生装置を備えている。
持されて回転駆動された状態で、記録再生ユニット5に
よって情報信号記録部に記録された情報信号データの再
生或いは情報信号記録部に情報信号データの記録が行わ
れる。記録再生ユニット5は、詳細を省略するが、レー
ザ光源と、このレーザ光源から出射されたレーザ光を光
ディスク1の情報信号記録部上に集光させる対物レンズ
を含む光学系或いは対物レンズをフォーカシング方向と
トラッキング方向とに駆動するアークチュエータ等から
なる光ピックアップ装置を備えている。また、記録再生
ユニット5は、詳細を省略するが、外部磁界を情報信号
記録部に印加する外部磁界発生装置を備えている。
【0018】光ディスク1は、光ピックアップ装置から
出射されるレーザ光によって情報信号記録部に記録され
た情報信号データが再生される。また、光ディスク1
は、記録再生ユニット5側の光ピックアップ装置から出
射されたレーザ光が情報信号記録部に照射された状態
で、外部磁界発生装置によって記録すべき情報信号デー
タに応じて磁界変調された外部磁界が印加されることに
より、情報信号記録部に所望の情報信号データが記録さ
れる。
出射されるレーザ光によって情報信号記録部に記録され
た情報信号データが再生される。また、光ディスク1
は、記録再生ユニット5側の光ピックアップ装置から出
射されたレーザ光が情報信号記録部に照射された状態
で、外部磁界発生装置によって記録すべき情報信号デー
タに応じて磁界変調された外部磁界が印加されることに
より、情報信号記録部に所望の情報信号データが記録さ
れる。
【0019】ディスク駆動ユニット6は、図示しない駆
動モータ、ハブ3をマグネットチャッキングするディス
クテーブル等によって構成され、ディスクテーブルの中
心部に駆動モータの出力軸であるスピンドル軸7が突出
されている。光ディスク1は、ハブ3がディスクテーブ
ルにチャッキングされた状態において、スピンドル軸7
がハブ3のスピンドル軸穴4に嵌合される。したがっ
て。光ディスク1は、ディスクテーブルによって安定し
た状態に保持されて、駆動モータが起動されて回転駆動
されるスピンドル軸7によって高速で回転駆動される。
動モータ、ハブ3をマグネットチャッキングするディス
クテーブル等によって構成され、ディスクテーブルの中
心部に駆動モータの出力軸であるスピンドル軸7が突出
されている。光ディスク1は、ハブ3がディスクテーブ
ルにチャッキングされた状態において、スピンドル軸7
がハブ3のスピンドル軸穴4に嵌合される。したがっ
て。光ディスク1は、ディスクテーブルによって安定し
た状態に保持されて、駆動モータが起動されて回転駆動
されるスピンドル軸7によって高速で回転駆動される。
【0020】実施例ディスクドライブ装置10は、前面
部にトレィ挿入口11Aが設けられた薄箱状を呈する筐
体11と、光ディスク1が装填されるディスク装填凹部
34を有するとともに記録再生ユニット5及びディスク
駆動ユニット6が搭載されて筐体11の内部に移動自在
に収納されたトレィ30とから構成されている。筐体1
1は、高さ寸法や奥行き寸法に制限がある本体装置であ
るノートブック型パーソナルコンピュータ装置の内部に
組み付けを可能とするとともに光ディスク1が装填され
るトレィ30の収納を可能とする外形寸法を有し、ベー
ス部材12とアッパ部材13とから構成される。
部にトレィ挿入口11Aが設けられた薄箱状を呈する筐
体11と、光ディスク1が装填されるディスク装填凹部
34を有するとともに記録再生ユニット5及びディスク
駆動ユニット6が搭載されて筐体11の内部に移動自在
に収納されたトレィ30とから構成されている。筐体1
1は、高さ寸法や奥行き寸法に制限がある本体装置であ
るノートブック型パーソナルコンピュータ装置の内部に
組み付けを可能とするとともに光ディスク1が装填され
るトレィ30の収納を可能とする外形寸法を有し、ベー
ス部材12とアッパ部材13とから構成される。
【0021】ベース部材12は、底面部12Aと、この
底面部12Aの両側部に立ち上がり形成された側面部1
2B、12Cと、底面部12Aの背面部に立ち上がり形
成された背面部12Dとからなり、上面部と前面部とを
開放して形成されている。アッパ部材13は、全体略板
状に形成されベース部材12の開放された上面部に組み
合わされる。これらベース部材12及びアッパ部材13
には、図示しないが適宜ねじ穴等の取付け部が設けられ
ている。したがって、筐体11は、前面部のトレィ挿入
口11Aが本体装置側の前面部に設けた開口部に臨むよ
うにして、この本体装置の内部に取り付けられる。
底面部12Aの両側部に立ち上がり形成された側面部1
2B、12Cと、底面部12Aの背面部に立ち上がり形
成された背面部12Dとからなり、上面部と前面部とを
開放して形成されている。アッパ部材13は、全体略板
状に形成されベース部材12の開放された上面部に組み
合わされる。これらベース部材12及びアッパ部材13
には、図示しないが適宜ねじ穴等の取付け部が設けられ
ている。したがって、筐体11は、前面部のトレィ挿入
口11Aが本体装置側の前面部に設けた開口部に臨むよ
うにして、この本体装置の内部に取り付けられる。
【0022】ベース部材12には、背面部12Dの内方
に位置して、底面部12A上に第1のプリント基板18
が配設されている。この第1のプリント基板18には、
外部接続用コネクタ19とケーブル接続用コネクタ20
或いは切換用の実装型スイッチユニット等の電気部品が
実装されている。外部接続用コネクタ19は、本体装置
或いは外部装置との接続を行うために用いられ、またケ
ーブル接続用コネクタ20は、トレィ30に組み付けら
れた後述する第2のプリント基板51との間をフレキシ
ブルケーブル21を介して接続を行うために用いられ
る。第1のプリント基板18は、外部接続用コネクタ1
9がベース部材12の背面部12Dに形成した開口部1
7から外方へと臨むようにしてベース部材12の底面部
12A上に配設されている。
に位置して、底面部12A上に第1のプリント基板18
が配設されている。この第1のプリント基板18には、
外部接続用コネクタ19とケーブル接続用コネクタ20
或いは切換用の実装型スイッチユニット等の電気部品が
実装されている。外部接続用コネクタ19は、本体装置
或いは外部装置との接続を行うために用いられ、またケ
ーブル接続用コネクタ20は、トレィ30に組み付けら
れた後述する第2のプリント基板51との間をフレキシ
ブルケーブル21を介して接続を行うために用いられ
る。第1のプリント基板18は、外部接続用コネクタ1
9がベース部材12の背面部12Dに形成した開口部1
7から外方へと臨むようにしてベース部材12の底面部
12A上に配設されている。
【0023】なお、ベース部材12には、詳細を省略す
るが、後述するようにトレィ30が筐体11の内部を移
動動作する際に、このトレィ30に搭載された記録再生
ユニット5及びディスク駆動ユニット6の衝合を回避す
るための逃げ用の切欠き16が、前方縁から略中央部に
亘って設けられている。また、アッパ部材13にも、前
方縁から略中央部の領域に亘って同様の逃げ凹部が形成
されている。
るが、後述するようにトレィ30が筐体11の内部を移
動動作する際に、このトレィ30に搭載された記録再生
ユニット5及びディスク駆動ユニット6の衝合を回避す
るための逃げ用の切欠き16が、前方縁から略中央部に
亘って設けられている。また、アッパ部材13にも、前
方縁から略中央部の領域に亘って同様の逃げ凹部が形成
されている。
【0024】ベース部材11には、底面部12A上に、
一方の側面部12Bの内方に位置して前後方向のガイド
部材22が配設されている。ガイド部材22は、例えば
耐磨耗性、機械的剛性を有する合成樹脂材料によって成
形され、両端部に軸受部23A、23Bが一体に立ち上
がり形成されている。これら軸受け部23A、23Bに
は、トレィ30を筐体11の内部で移動自在に支持する
ためのガイド軸26が貫通支持されている。ガイド軸2
6には、第1のイジェクトスプリング27と第2のイジ
ェクトスプリング28とが装着されている。
一方の側面部12Bの内方に位置して前後方向のガイド
部材22が配設されている。ガイド部材22は、例えば
耐磨耗性、機械的剛性を有する合成樹脂材料によって成
形され、両端部に軸受部23A、23Bが一体に立ち上
がり形成されている。これら軸受け部23A、23Bに
は、トレィ30を筐体11の内部で移動自在に支持する
ためのガイド軸26が貫通支持されている。ガイド軸2
6には、第1のイジェクトスプリング27と第2のイジ
ェクトスプリング28とが装着されている。
【0025】フレキシブルケーブル21は、両端部にそ
れぞれコネクタ21A、21Bが接続され、全長が筐体
11の長さ寸法よりも充分大とされた長さ寸法を有する
とともに、筐体11の高さ寸法よりもやや小とされた幅
寸法を有している。また、フレキシブルケーブル21
は、図3に示すように、長さ方向の3か所の位置で幅方
向に折り曲げるための折曲げ部21C、21Dが設けら
れている。これら折曲げ部21C、21Dは、筐体11
の幅寸法よりもやや小とされた間隔に設定されている。
れぞれコネクタ21A、21Bが接続され、全長が筐体
11の長さ寸法よりも充分大とされた長さ寸法を有する
とともに、筐体11の高さ寸法よりもやや小とされた幅
寸法を有している。また、フレキシブルケーブル21
は、図3に示すように、長さ方向の3か所の位置で幅方
向に折り曲げるための折曲げ部21C、21Dが設けら
れている。これら折曲げ部21C、21Dは、筐体11
の幅寸法よりもやや小とされた間隔に設定されている。
【0026】フレキシブルケーブル21は、折曲げ部2
1C、21Dから交互に山折り、谷折りされることによ
って折り畳まれた状態を呈している。また、フレキシブ
ルケーブル21は、図10及び図11に示すように、側
縁部に凸部21F、21Gが一体に突設されている。な
お、実施例においては、凸部21F、21Gは、フレキ
シブルケーブル21の両側縁部にそれぞれ一体に突設さ
れているが、後述するトレィ30を構成するベースプレ
ート46の主面を摺擦する一方側縁部側にのみ形成して
もよい。
1C、21Dから交互に山折り、谷折りされることによ
って折り畳まれた状態を呈している。また、フレキシブ
ルケーブル21は、図10及び図11に示すように、側
縁部に凸部21F、21Gが一体に突設されている。な
お、実施例においては、凸部21F、21Gは、フレキ
シブルケーブル21の両側縁部にそれぞれ一体に突設さ
れているが、後述するトレィ30を構成するベースプレ
ート46の主面を摺擦する一方側縁部側にのみ形成して
もよい。
【0027】以上のように構成されたフレキシブルケー
ブル21は、一端側のコネクタ21Aが第1のプリント
基板18に実装されたケーブル接続用コネクタ20と接
続されるとともに、他端側のコネクタ21Bがトレィ3
0側に搭載された第2のプリント基板51に実装された
ケーブル接続用コネクタ52と接続されることによっ
て、第1のプリント基板18の回路部と第2のプリント
基板51の回路部との間を電気的に連結する。なお、第
2のプリント基板51には、ディスク駆動ユニットや駆
動モータの電源回路を構成する電子部品等や、記録再生
ユニット5の制御回路或いはデータ処理回路等を構成す
る電子部品等が実装されている。
ブル21は、一端側のコネクタ21Aが第1のプリント
基板18に実装されたケーブル接続用コネクタ20と接
続されるとともに、他端側のコネクタ21Bがトレィ3
0側に搭載された第2のプリント基板51に実装された
ケーブル接続用コネクタ52と接続されることによっ
て、第1のプリント基板18の回路部と第2のプリント
基板51の回路部との間を電気的に連結する。なお、第
2のプリント基板51には、ディスク駆動ユニットや駆
動モータの電源回路を構成する電子部品等や、記録再生
ユニット5の制御回路或いはデータ処理回路等を構成す
る電子部品等が実装されている。
【0028】フレキシブルケーブル21は、図2に示す
ようにトレィ30が筐体11の内部に収納された状態に
おいては折曲げ部21C、21Dで交互に山折り、谷折
りされて折り畳まれた状態を呈しているとともに、後述
するようにトレィ30が筐体11の内部から引き出され
た状態においては、図3に示すように大きく広げられた
状態となる。したがって、フレキシブルケーブル21
は、トレィ30の出入れ操作に際して、上下縁が筐体1
1を構成するベース部材12及びアッパ部材13の内面
をそれぞれ摺擦する。フレキシブルケーブル21は、こ
の摺擦動作により摺擦異音を発生させることになるが、
側縁部に設けられた凸部21F、21Gの作用によって
円滑に摺擦動作するため、摺擦異音の発生が大幅に減少
される。
ようにトレィ30が筐体11の内部に収納された状態に
おいては折曲げ部21C、21Dで交互に山折り、谷折
りされて折り畳まれた状態を呈しているとともに、後述
するようにトレィ30が筐体11の内部から引き出され
た状態においては、図3に示すように大きく広げられた
状態となる。したがって、フレキシブルケーブル21
は、トレィ30の出入れ操作に際して、上下縁が筐体1
1を構成するベース部材12及びアッパ部材13の内面
をそれぞれ摺擦する。フレキシブルケーブル21は、こ
の摺擦動作により摺擦異音を発生させることになるが、
側縁部に設けられた凸部21F、21Gの作用によって
円滑に摺擦動作するため、摺擦異音の発生が大幅に減少
される。
【0029】なお、実施例においては、摺擦異音の発生
を減少させるために、フレキシブルケーブル21の側縁
部に凸部21F、21Gを一体に形成したが、例えば不
織布やフェルト材等を適宜貼着してもよいことは勿論で
ある。
を減少させるために、フレキシブルケーブル21の側縁
部に凸部21F、21Gを一体に形成したが、例えば不
織布やフェルト材等を適宜貼着してもよいことは勿論で
ある。
【0030】ガイド部材22は、後述するように筐体1
1の内部をトレィ30が移動動作するに際して、主面上
をトレィ30を構成するトレィ本体31の底面部が摺擦
動作する。ガイド部材22には、前面部側の軸受部23
Bの内側に位置して、図6乃至図8に示すように内側縁
側が開放されたロック凹部24が形成されている。ま
た、ガイド部材22には、ロック凹部24を構成する前
方側の主面部分が、前方側に向かって次第に高さ寸法が
小とされた傾斜ガイド面25として形成されている。
1の内部をトレィ30が移動動作するに際して、主面上
をトレィ30を構成するトレィ本体31の底面部が摺擦
動作する。ガイド部材22には、前面部側の軸受部23
Bの内側に位置して、図6乃至図8に示すように内側縁
側が開放されたロック凹部24が形成されている。ま
た、ガイド部材22には、ロック凹部24を構成する前
方側の主面部分が、前方側に向かって次第に高さ寸法が
小とされた傾斜ガイド面25として形成されている。
【0031】第1のイジェクトスプリング27は、一端
部27A側が口径寸法を大とされるとともに、他端部2
7B側に向かって次第に口径寸法が小とされた円錐台形
状を呈するコイルスプリングによって構成されている。
また、第2のイジェクトスプリング28も、この第1の
イジェクトスプリング27と同一の形状であって、一端
部28A側が口径寸法を大とされるとともに、他端部2
8B側に向かって次第に口径寸法が小とされた円錐台形
状を呈するコイルスプリングによって構成されている。
部27A側が口径寸法を大とされるとともに、他端部2
7B側に向かって次第に口径寸法が小とされた円錐台形
状を呈するコイルスプリングによって構成されている。
また、第2のイジェクトスプリング28も、この第1の
イジェクトスプリング27と同一の形状であって、一端
部28A側が口径寸法を大とされるとともに、他端部2
8B側に向かって次第に口径寸法が小とされた円錐台形
状を呈するコイルスプリングによって構成されている。
【0032】これら第1のイジェクトスプリング27及
び第2のイジェクトスプリング28とは、図3に示すよ
うに、細径部27B、28Bを互いに突き合わせて、軸
受部23Aとトレィ30のトレィ本体31との間に位置
してガイド軸26に装着されている。したがって、第1
のイジェクトスプリング27及び第2のイジェクトスプ
リング28は、全体として両端部27A、28Aに比較
して中央部27B、28Bが細径とされた略鼓状を呈し
て、筐体11の内部に押し込められたトレィ30をトレ
ィ挿入口11Aから突き出す方向に付勢する。
び第2のイジェクトスプリング28とは、図3に示すよ
うに、細径部27B、28Bを互いに突き合わせて、軸
受部23Aとトレィ30のトレィ本体31との間に位置
してガイド軸26に装着されている。したがって、第1
のイジェクトスプリング27及び第2のイジェクトスプ
リング28は、全体として両端部27A、28Aに比較
して中央部27B、28Bが細径とされた略鼓状を呈し
て、筐体11の内部に押し込められたトレィ30をトレ
ィ挿入口11Aから突き出す方向に付勢する。
【0033】以上のように構成された第1のイジェクト
スプリング27及び第2のイジェクトスプリング28
は、自然状態においては全体として大きな全長を有し、
圧縮された状態においては全体として小さな全長を有す
るとともに大きな弾性力が蓄勢される。したがって、こ
れら第1のイジェクトスプリング27及び第2のイジェ
クトスプリング28は、図2に示すように、トレィ30
が筐体11の内部に押し込まれた状態においては、圧縮
された全長寸法が小さくかつ大きな弾性力が蓄勢され
る。また、これら第1のイジェクトスプリング27及び
第2のイジェクトスプリング28は、図3に示すよう
に、後述するロック解除操作によってトレィ30のロッ
ク状態が解除されることにより、全長寸法が大きくなっ
てトレィ30を筐体11のトレィ挿入口14から大きく
突出させる。実施例ディスクドライブ装置10は、上述
した第1のイジェクトスプリング27及び第2のイジェ
クトスプリング28とによって、トレィ30を筐体11
から突き出すイジェクトスプリングを構成することによ
り、奥行き寸法が小さくなるとともにトレィ30を軽微
な操作力で引き出すことを可能とする。また、イジェク
トスプリングは、上述したように全体として特殊な形状
を呈しているが、同一形状の第1のイジェクトスプリン
グ27と第2のイジェクトスプリング28とを組み合わ
せて構成したことにより、極めて簡単に製作される。
スプリング27及び第2のイジェクトスプリング28
は、自然状態においては全体として大きな全長を有し、
圧縮された状態においては全体として小さな全長を有す
るとともに大きな弾性力が蓄勢される。したがって、こ
れら第1のイジェクトスプリング27及び第2のイジェ
クトスプリング28は、図2に示すように、トレィ30
が筐体11の内部に押し込まれた状態においては、圧縮
された全長寸法が小さくかつ大きな弾性力が蓄勢され
る。また、これら第1のイジェクトスプリング27及び
第2のイジェクトスプリング28は、図3に示すよう
に、後述するロック解除操作によってトレィ30のロッ
ク状態が解除されることにより、全長寸法が大きくなっ
てトレィ30を筐体11のトレィ挿入口14から大きく
突出させる。実施例ディスクドライブ装置10は、上述
した第1のイジェクトスプリング27及び第2のイジェ
クトスプリング28とによって、トレィ30を筐体11
から突き出すイジェクトスプリングを構成することによ
り、奥行き寸法が小さくなるとともにトレィ30を軽微
な操作力で引き出すことを可能とする。また、イジェク
トスプリングは、上述したように全体として特殊な形状
を呈しているが、同一形状の第1のイジェクトスプリン
グ27と第2のイジェクトスプリング28とを組み合わ
せて構成したことにより、極めて簡単に製作される。
【0034】勿論、トレィ30をトレイ挿入口から突き
出すイジェクトスプリングについては、上述した特殊な
形状のイジェクトスプリング27、28に限定されるも
のではなく、ディスクドライブ装置の外形寸法が許す範
囲で、例えば同径の1個のコイルスプリングによってイ
ジェクト弾性手段を構成してもよい。また、イジェクト
弾性手段は、コイルスプリングばかりでなく、一端部を
トレィ本体31側に固定するとともに他端部を筐体11
側に固定したトーションスプリングによって構成しても
よい。
出すイジェクトスプリングについては、上述した特殊な
形状のイジェクトスプリング27、28に限定されるも
のではなく、ディスクドライブ装置の外形寸法が許す範
囲で、例えば同径の1個のコイルスプリングによってイ
ジェクト弾性手段を構成してもよい。また、イジェクト
弾性手段は、コイルスプリングばかりでなく、一端部を
トレィ本体31側に固定するとともに他端部を筐体11
側に固定したトーションスプリングによって構成しても
よい。
【0035】ディスクドライブ装置10は、上述したよ
うにトレィ30を筐体11の内部に移動自在に収納す
る。ディスクドライブ装置10は、トレィ30を筐体1
1の内部に押し込んだ状態を保持するトレィロック機構
を備える。さらに、ディスクドライブ装置10は、トレ
イ30のロック状態を解除してイジエクトスプリング2
7、28による上述したトレィ30のイジェクト操作を
可能とするロック解除機構とを備える。
うにトレィ30を筐体11の内部に移動自在に収納す
る。ディスクドライブ装置10は、トレィ30を筐体1
1の内部に押し込んだ状態を保持するトレィロック機構
を備える。さらに、ディスクドライブ装置10は、トレ
イ30のロック状態を解除してイジエクトスプリング2
7、28による上述したトレィ30のイジェクト操作を
可能とするロック解除機構とを備える。
【0036】トレィ30は、トレィ本体31と、このト
レィ本体31の底面部に適宜立設した複数個のディスタ
ンススタッドを介して組み合わされるベースプレート4
6とから構成されている。トレィ30は、トレィ本体3
1とベースプレート46との間に記録再生ユニット5及
びディスク駆動ユニット6を配設するに足る空間部を有
している。トレィ本体31は、耐磨耗性、機械的剛性を
有する合成樹脂を材料として、図2に示すように、幅寸
法が筐体11の幅寸法よりも幾分小くかつ奥行寸法も筐
体11の奥行寸法よりも小さい基部31Aと、この基部
31Aの前方部に筐体11のトレィ挿入口11Aの開口
寸法よりも幾分大きい外形寸法を有する前面部32とが
一体に成形されて構成されている。
レィ本体31の底面部に適宜立設した複数個のディスタ
ンススタッドを介して組み合わされるベースプレート4
6とから構成されている。トレィ30は、トレィ本体3
1とベースプレート46との間に記録再生ユニット5及
びディスク駆動ユニット6を配設するに足る空間部を有
している。トレィ本体31は、耐磨耗性、機械的剛性を
有する合成樹脂を材料として、図2に示すように、幅寸
法が筐体11の幅寸法よりも幾分小くかつ奥行寸法も筐
体11の奥行寸法よりも小さい基部31Aと、この基部
31Aの前方部に筐体11のトレィ挿入口11Aの開口
寸法よりも幾分大きい外形寸法を有する前面部32とが
一体に成形されて構成されている。
【0037】トレィ本体31には、基部31Aの主面に
光ディスク1の外形寸法よりも僅かに大とされた内径寸
法を有するディスク装填凹部34が、外周の一部を前面
部32に接するようにして形成されている。このディス
ク装填凹部34には、前面部側から中央部をやや過ぎた
領域部分に亘って大きく切り欠かれて記録再生用開口3
5が形成されている。この記録再生用開口35には、記
録再生ユニット5及びディスク駆動ユニット6を構成す
るディスクテーブルがそれぞれ臨まされる。
光ディスク1の外形寸法よりも僅かに大とされた内径寸
法を有するディスク装填凹部34が、外周の一部を前面
部32に接するようにして形成されている。このディス
ク装填凹部34には、前面部側から中央部をやや過ぎた
領域部分に亘って大きく切り欠かれて記録再生用開口3
5が形成されている。この記録再生用開口35には、記
録再生ユニット5及びディスク駆動ユニット6を構成す
るディスクテーブルがそれぞれ臨まされる。
【0038】トレィ本体31は、基部31Aの背面側の
側縁部から大きく略C字状に切り欠かれて切欠き部36
が形成されており、この切欠き部36に一部を臨ませて
基部31Aの底面部に第2のプリント基板51が配設さ
れている。また、切欠き部36は、図2に示すようにト
レィ30が筐体11の内部に押し込まれた状態におい
て、筐体11を構成するベース部材12の背面部12D
との間に第1のプリント基板18及び折り畳まれたフレ
キシブルケーブル21とを位置される空間部を構成す
る。
側縁部から大きく略C字状に切り欠かれて切欠き部36
が形成されており、この切欠き部36に一部を臨ませて
基部31Aの底面部に第2のプリント基板51が配設さ
れている。また、切欠き部36は、図2に示すようにト
レィ30が筐体11の内部に押し込まれた状態におい
て、筐体11を構成するベース部材12の背面部12D
との間に第1のプリント基板18及び折り畳まれたフレ
キシブルケーブル21とを位置される空間部を構成す
る。
【0039】さらに、トレィ本体31には、切欠き部3
6を構成する一方の切り残し部分の底面側に位置してや
や長筒状の軸受部37が一体に形成されている。トレィ
30は、この軸受部37にガイド軸26を貫通させて一
方側面部側をベース部材12に配設したガイド部材22
に支持するとともに、他方側面部をベース部材12の他
方側面部12Cの内面に立設した図示しない複数の支持
ピンに支持することによって、筐体11の内部に移動自
在に収納される。
6を構成する一方の切り残し部分の底面側に位置してや
や長筒状の軸受部37が一体に形成されている。トレィ
30は、この軸受部37にガイド軸26を貫通させて一
方側面部側をベース部材12に配設したガイド部材22
に支持するとともに、他方側面部をベース部材12の他
方側面部12Cの内面に立設した図示しない複数の支持
ピンに支持することによって、筐体11の内部に移動自
在に収納される。
【0040】トレィ本体31の前面部32には、一方側
面部側に位置して、後述するイジェクト操作部材44の
操作部44Bが外方へと露呈される矩形のイジェクト操
作穴33が設けられている。トレィ本体31には、ベー
スプレート46と対向する底面に、図5に示すように、
イジェクト操作穴33の背面側に位置して互いに平行に
対峙する一対のガイドリブ38、38が立設されてい
る。また、トレィ本体31の底面には、一方側縁部の近
傍に位置してカムピン39が一体に立設されている。ト
レィ31の底面には、イジェクト操作穴33の延長線を
挟んでカムピン39と略対向する位置にスプリング掛止
スタッド40が立設されるとともにこのスプリング掛止
スタッド40に対して背面側に位置してスプリング掛止
スタッド41が立設されている。
面部側に位置して、後述するイジェクト操作部材44の
操作部44Bが外方へと露呈される矩形のイジェクト操
作穴33が設けられている。トレィ本体31には、ベー
スプレート46と対向する底面に、図5に示すように、
イジェクト操作穴33の背面側に位置して互いに平行に
対峙する一対のガイドリブ38、38が立設されてい
る。また、トレィ本体31の底面には、一方側縁部の近
傍に位置してカムピン39が一体に立設されている。ト
レィ31の底面には、イジェクト操作穴33の延長線を
挟んでカムピン39と略対向する位置にスプリング掛止
スタッド40が立設されるとともにこのスプリング掛止
スタッド40に対して背面側に位置してスプリング掛止
スタッド41が立設されている。
【0041】ベースプレート46は、筐体11の幅寸法
に対してやや小さい幅寸法を有しており、両側縁部に側
面部が立ち上がり形成されている。このベースプレート
46には、図5に示すように、トレィ本体31と対向す
る主面46Aに、係合支持部48と軸受部47とが一体
に形成されている。係合支持部48は、トレィ本体31
とベースプレート46とを組み合わせた状態において、
トレィ本体31側のスプリング掛止スタッド41に対し
て背面側に位置する略U字状を呈する凸部として構成さ
れている。同様に、軸受部47は、前方縁とトレィ31
側のカムピン39との間に位置して立設されている。
に対してやや小さい幅寸法を有しており、両側縁部に側
面部が立ち上がり形成されている。このベースプレート
46には、図5に示すように、トレィ本体31と対向す
る主面46Aに、係合支持部48と軸受部47とが一体
に形成されている。係合支持部48は、トレィ本体31
とベースプレート46とを組み合わせた状態において、
トレィ本体31側のスプリング掛止スタッド41に対し
て背面側に位置する略U字状を呈する凸部として構成さ
れている。同様に、軸受部47は、前方縁とトレィ31
側のカムピン39との間に位置して立設されている。
【0042】ベースプレート46には、一方の立上り側
面部46Bに切欠き部49が設けられている。この切欠
き部49は、トレィ30が筐体11の内部に収納された
状態において、図6に示すように、筐体11側に配設し
たガイド部材22のロック凹部24と対応位置する。
面部46Bに切欠き部49が設けられている。この切欠
き部49は、トレィ30が筐体11の内部に収納された
状態において、図6に示すように、筐体11側に配設し
たガイド部材22のロック凹部24と対応位置する。
【0043】トレィロック機構及びロック解除機構は、
トーションスプリング43と、イジェクト操作部材44
と、ロックレバー45とを主たる部材として、上述した
トレィ本体31及びベースプレート46に形成された各
部を介して組み付けられる。イジェクト操作部材44
は、トレィ本体31側に配設され、図5に示すように、
トレィ本体31の主面31Aと対向する板状の基板部4
4Aと、イジェクト操作穴33から外方へと露呈される
操作部44Bと、基板部44Aと操作部44Bとの間に
位置して外形寸法がイジェクト操作穴33の開口寸法よ
りも大として形成されたフランジ部44Cと、このフラ
ンジ部44Cの背面部に基板部44Aと平行に対峙して
形成されたガイド部44Dとから構成されている。
トーションスプリング43と、イジェクト操作部材44
と、ロックレバー45とを主たる部材として、上述した
トレィ本体31及びベースプレート46に形成された各
部を介して組み付けられる。イジェクト操作部材44
は、トレィ本体31側に配設され、図5に示すように、
トレィ本体31の主面31Aと対向する板状の基板部4
4Aと、イジェクト操作穴33から外方へと露呈される
操作部44Bと、基板部44Aと操作部44Bとの間に
位置して外形寸法がイジェクト操作穴33の開口寸法よ
りも大として形成されたフランジ部44Cと、このフラ
ンジ部44Cの背面部に基板部44Aと平行に対峙して
形成されたガイド部44Dとから構成されている。
【0044】基板部44Aには、前後方向の長穴として
形成されたカム溝44Eが設けられるとともに、後端側
の一方側縁部には先端部に向かって次第に幅寸法を小さ
くした傾斜カム面44Fが形成されている。イジェクト
操作部材44は、操作部44Bがイジェクト操作穴33
から外方へと露呈されてトレィ本体31に組み付けられ
た状態において、ガイド部44Dがガイドリブ38に支
えられるとともにカム溝44Eにトレィ本体31側のカ
ムピン39が貫通される。
形成されたカム溝44Eが設けられるとともに、後端側
の一方側縁部には先端部に向かって次第に幅寸法を小さ
くした傾斜カム面44Fが形成されている。イジェクト
操作部材44は、操作部44Bがイジェクト操作穴33
から外方へと露呈されてトレィ本体31に組み付けられ
た状態において、ガイド部44Dがガイドリブ38に支
えられるとともにカム溝44Eにトレィ本体31側のカ
ムピン39が貫通される。
【0045】また、イジェクト操作部材44は、トレィ
本体31に組み付けられた状態において、トーションス
プリング43の弾性力によって操作部44Bがイジェク
ト操作穴33から外方へと露呈する方向に付勢される
が、フランジ部44Cがイジェクト操作穴33の内面に
当接することによって抜け止めされる。このトーション
スプリング43は、内径寸法がスプリング掛止スタッド
40の外径寸法よりもやや大きいコイル部43Aと、こ
のコイル部43Aから両端を延長されたアーム部43
B、43Cとから構成されている。
本体31に組み付けられた状態において、トーションス
プリング43の弾性力によって操作部44Bがイジェク
ト操作穴33から外方へと露呈する方向に付勢される
が、フランジ部44Cがイジェクト操作穴33の内面に
当接することによって抜け止めされる。このトーション
スプリング43は、内径寸法がスプリング掛止スタッド
40の外径寸法よりもやや大きいコイル部43Aと、こ
のコイル部43Aから両端を延長されたアーム部43
B、43Cとから構成されている。
【0046】トーションスプリング43は、図6に示す
ように、コイル部43Aをスプリング掛止スタッド40
に装着した状態で、一端部43Bがイジェクト操作部材
44のフランジ部44Cの背面に当接されるとともに他
端部43Cがスプリング掛止スタッド41に掛け止めさ
れることにより、イジェクト操作部材44を上述したよ
うに付勢する。トーションスプリング43は、他端部4
3Cがスプリング掛止スタッド41に嵌合したストッパ
部材42に挟み込まれることにより、抜け止めされてト
レィ本体31に組み付けられる。
ように、コイル部43Aをスプリング掛止スタッド40
に装着した状態で、一端部43Bがイジェクト操作部材
44のフランジ部44Cの背面に当接されるとともに他
端部43Cがスプリング掛止スタッド41に掛け止めさ
れることにより、イジェクト操作部材44を上述したよ
うに付勢する。トーションスプリング43は、他端部4
3Cがスプリング掛止スタッド41に嵌合したストッパ
部材42に挟み込まれることにより、抜け止めされてト
レィ本体31に組み付けられる。
【0047】なお、実施例ディスクドライブ装置10に
おいては、イジェクト操作部材44を前方側へと付勢す
るために上述したトーションスプリング43をトレィ本
体31に組み付けて構成したが、例えば一般の押しボタ
ン機構に備えられる板ばねやコイルスプリング等の弾性
部材を用いてもよいことは勿論である。この場合、トー
ションスプリング43の支持部を構成する各部は、採用
する弾性部材或いはその形状によって適宜形成されるこ
とは勿論である。
おいては、イジェクト操作部材44を前方側へと付勢す
るために上述したトーションスプリング43をトレィ本
体31に組み付けて構成したが、例えば一般の押しボタ
ン機構に備えられる板ばねやコイルスプリング等の弾性
部材を用いてもよいことは勿論である。この場合、トー
ションスプリング43の支持部を構成する各部は、採用
する弾性部材或いはその形状によって適宜形成されるこ
とは勿論である。
【0048】ロックレバー45は、図5に示すように、
板状の基部45Aと、この基部45Aの前方側の一方側
縁部に形成された軸穴を有する支点部45Bと、基部4
5Aの後方側であって支点部45Bと同じ側の側縁部か
ら側方へと一体に突設されたロック部45Cと、このロ
ック部45Cと反対側の側縁部から側方へと一体に突設
された弾性アーム部45Fとから構成されている。ま
た、ロックレバー45には、基部45Aの主面に、ロッ
ク部45Cと略対応してカムピン45Eが一体に突設さ
れている。ロック部45Cは、先端部にやや厚み寸法を
大として楔状を呈する係合ロック部45Dが一体に形成
されている。
板状の基部45Aと、この基部45Aの前方側の一方側
縁部に形成された軸穴を有する支点部45Bと、基部4
5Aの後方側であって支点部45Bと同じ側の側縁部か
ら側方へと一体に突設されたロック部45Cと、このロ
ック部45Cと反対側の側縁部から側方へと一体に突設
された弾性アーム部45Fとから構成されている。ま
た、ロックレバー45には、基部45Aの主面に、ロッ
ク部45Cと略対応してカムピン45Eが一体に突設さ
れている。ロック部45Cは、先端部にやや厚み寸法を
大として楔状を呈する係合ロック部45Dが一体に形成
されている。
【0049】弾性アーム部45Fは、厚み寸法が小とさ
れた全体が略S字状を呈して形成されている。この弾性
アーム部45Fには、先端部にベースプレート46側の
係合支持部48の内径寸法よりもやや小径とされた円板
状の係合部45Gが一体に形成されている。弾性アーム
部45Fは、上述した形状とされることにより、厚み方
向及び長さ方向に対して弾性変位する。
れた全体が略S字状を呈して形成されている。この弾性
アーム部45Fには、先端部にベースプレート46側の
係合支持部48の内径寸法よりもやや小径とされた円板
状の係合部45Gが一体に形成されている。弾性アーム
部45Fは、上述した形状とされることにより、厚み方
向及び長さ方向に対して弾性変位する。
【0050】以上のように構成されたロックレバー45
は、図6に示すように、支点部45Bがベースプレート
46側の軸受部47に嵌合されるとともにストッパ部材
50によって抜け止めされてベースプレート46に回動
自在に組み合わされる。ロックレバー45は、ベースプ
レート46に組み合わされた状態において、ロック部4
5Cが側面部46Bに形成された切欠き部49に対応位
置されるとともに、弾性アーム部45Fの先端に形成し
た係合部45Gが係合支持部48に相対係合される。ま
た、ロックレバー45は、ベースプレート46がトレィ
本体31と組み合わされた状態において、カムピン45
Eがイジェクト操作部材44の傾斜カム面44Fと相対
係合する。
は、図6に示すように、支点部45Bがベースプレート
46側の軸受部47に嵌合されるとともにストッパ部材
50によって抜け止めされてベースプレート46に回動
自在に組み合わされる。ロックレバー45は、ベースプ
レート46に組み合わされた状態において、ロック部4
5Cが側面部46Bに形成された切欠き部49に対応位
置されるとともに、弾性アーム部45Fの先端に形成し
た係合部45Gが係合支持部48に相対係合される。ま
た、ロックレバー45は、ベースプレート46がトレィ
本体31と組み合わされた状態において、カムピン45
Eがイジェクト操作部材44の傾斜カム面44Fと相対
係合する。
【0051】さらに、ロックレバー45は、図6に示す
ように、トレィ30が筐体11の内部に押し込まれた状
態において、ベースプレート46の切欠き部49から突
出されたロック部45Cの先端部に形成された係合ロッ
ク部45Dがガイド部材22のロック凹部24に相対係
合される。したがって、実施例ディスクドライブ装置1
0は、トレィ30が筐体11の内部に押し込まれた状態
で確実に保持される。ディスクドライブ装置10は、こ
の状態において、トレィ本体31とベース部材12の背
面部12D間で第1のイジェクトスプリング27及び第
2のイジェクトスプリング28が圧縮されて弾性力が蓄
勢される。また、ディスクドライブ装置10は、この状
態において、トレィ本体31の切欠き部36とベース部
材12の背面部12Dとの間に構成された空間部にフレ
キシブルケーブル21が折り畳まれた状態で収納され
る。
ように、トレィ30が筐体11の内部に押し込まれた状
態において、ベースプレート46の切欠き部49から突
出されたロック部45Cの先端部に形成された係合ロッ
ク部45Dがガイド部材22のロック凹部24に相対係
合される。したがって、実施例ディスクドライブ装置1
0は、トレィ30が筐体11の内部に押し込まれた状態
で確実に保持される。ディスクドライブ装置10は、こ
の状態において、トレィ本体31とベース部材12の背
面部12D間で第1のイジェクトスプリング27及び第
2のイジェクトスプリング28が圧縮されて弾性力が蓄
勢される。また、ディスクドライブ装置10は、この状
態において、トレィ本体31の切欠き部36とベース部
材12の背面部12Dとの間に構成された空間部にフレ
キシブルケーブル21が折り畳まれた状態で収納され
る。
【0052】ディスクドライブ装置10は、光ディスク
1の交換操作或いはトレィ30に光ディスク1を装填す
る場合に、イジェクト操作部材44が押圧操作される。
イジェクト操作部材44は、押圧操作されることによ
り、ガイド部44Dがガイドリブ38に支えられるとと
もにカム溝44Eに貫通されたトレィ本体31側のカム
ピン39によってガイドされて、図7に示すように、ト
ーションスプリング43の弾性力に抗してトレィ30の
内方へと押し込まれる。イジェクト操作部材44は、ト
レィ30の内方へと移動動作することによって傾斜カム
面44Fに係合されたロックレバー45のカムピン45
Eを同図において下方、換言すればトレィ30の内側へ
と押圧する。
1の交換操作或いはトレィ30に光ディスク1を装填す
る場合に、イジェクト操作部材44が押圧操作される。
イジェクト操作部材44は、押圧操作されることによ
り、ガイド部44Dがガイドリブ38に支えられるとと
もにカム溝44Eに貫通されたトレィ本体31側のカム
ピン39によってガイドされて、図7に示すように、ト
ーションスプリング43の弾性力に抗してトレィ30の
内方へと押し込まれる。イジェクト操作部材44は、ト
レィ30の内方へと移動動作することによって傾斜カム
面44Fに係合されたロックレバー45のカムピン45
Eを同図において下方、換言すればトレィ30の内側へ
と押圧する。
【0053】なお、ディスクドライブ装置10は、光デ
ィスク1の記録再生操作が行われている途中でイジェク
ト操作部材44の操作が行われてトレィ30が突き出さ
れた場合には、誤動作が生じる虞れがある。したがっ
て、トレィロック機構及びロック解除機構には、イジェ
クト操作を検出して記録再生ユニット5及びディスク駆
動ユニット6を停止させる適宜のスイッチ手段が設けら
れる。スイッチ手段は、例えばイジェクト操作部材44
の押圧操作によって開閉動作される。
ィスク1の記録再生操作が行われている途中でイジェク
ト操作部材44の操作が行われてトレィ30が突き出さ
れた場合には、誤動作が生じる虞れがある。したがっ
て、トレィロック機構及びロック解除機構には、イジェ
クト操作を検出して記録再生ユニット5及びディスク駆
動ユニット6を停止させる適宜のスイッチ手段が設けら
れる。スイッチ手段は、例えばイジェクト操作部材44
の押圧操作によって開閉動作される。
【0054】ロックレバー45は、カムピン45Eが押
圧されることによって、支点部45Bを支点として図7
において時計方向へと回動動作する。この際、弾性アー
ム部45Fは、圧縮する方向に弾性変位して弾性力が蓄
勢される。ロックレバー45は、この回動動作によって
ロック部45Cがベースプレート46の切欠き部49か
ら内方へと後退して先端部に形成された係合ロック部4
5Dとガイド部材22のロック凹部24との係合状態が
解除されることにより、トレィ30のロック状態を解除
する。
圧されることによって、支点部45Bを支点として図7
において時計方向へと回動動作する。この際、弾性アー
ム部45Fは、圧縮する方向に弾性変位して弾性力が蓄
勢される。ロックレバー45は、この回動動作によって
ロック部45Cがベースプレート46の切欠き部49か
ら内方へと後退して先端部に形成された係合ロック部4
5Dとガイド部材22のロック凹部24との係合状態が
解除されることにより、トレィ30のロック状態を解除
する。
【0055】トレィ30は、第1のイジェクトスプリン
グ27及び第2のイジェクトスプリング28に蓄勢され
た弾性力によって、ガイド軸26及び支持ピンに両側を
支持されて前方へと突き出される。しかる後、トレィ3
0は、手動にて所定の位置までさらに引出し操作される
ことにより、図1に示すように、ディスク装填凹部34
が外方に臨ませられる。トレィ30には、このディスク
装填凹部34に光ディスク1が装填され、或いはディス
ク装填凹部34から光ディスク1が取り出される。
グ27及び第2のイジェクトスプリング28に蓄勢され
た弾性力によって、ガイド軸26及び支持ピンに両側を
支持されて前方へと突き出される。しかる後、トレィ3
0は、手動にて所定の位置までさらに引出し操作される
ことにより、図1に示すように、ディスク装填凹部34
が外方に臨ませられる。トレィ30には、このディスク
装填凹部34に光ディスク1が装填され、或いはディス
ク装填凹部34から光ディスク1が取り出される。
【0056】光ディスク1は、ディスク装填凹部34に
装填されることにより、ハブ3がディスク駆動ユニット
6のディスクテーブルにマグネットチャッキングされ
る。このようにして光ディスク1が装填されたトレィ3
0は、筐体11の内部へと押し込まれて収納される。第
1のイジェクトスプリング27及び第2のイジェクトス
プリング28は、このトレィ30の押込み操作にしたが
って、ガイド軸26上で次第に圧縮されて弾性力が蓄勢
される。
装填されることにより、ハブ3がディスク駆動ユニット
6のディスクテーブルにマグネットチャッキングされ
る。このようにして光ディスク1が装填されたトレィ3
0は、筐体11の内部へと押し込まれて収納される。第
1のイジェクトスプリング27及び第2のイジェクトス
プリング28は、このトレィ30の押込み操作にしたが
って、ガイド軸26上で次第に圧縮されて弾性力が蓄勢
される。
【0057】ところで、ロックレバー45は、図4に示
すように、トレィ30が筐体11から引き出された状態
において、圧縮された弾性アーム部45Fが自然状態に
復帰することにより、ロック部45Cの先端部に形成さ
れた係合ロック部45Dが再びベースプレート46の切
欠き部49から側方へと突出している。したがって、こ
の係合ロック部45Dは、トレイ30が筐体11の内部
に収納される直前において、ガイド部材22の前方端に
衝合する。係合ロック部45Dは、トレイ30がなおも
押込み操作されることにより、図8に示すように、ロッ
ク凹部24の前方側に形成した傾斜ガイド面25を介し
てガイド部材22上に乗り上がって連続したロック凹部
24に相対係合する。
すように、トレィ30が筐体11から引き出された状態
において、圧縮された弾性アーム部45Fが自然状態に
復帰することにより、ロック部45Cの先端部に形成さ
れた係合ロック部45Dが再びベースプレート46の切
欠き部49から側方へと突出している。したがって、こ
の係合ロック部45Dは、トレイ30が筐体11の内部
に収納される直前において、ガイド部材22の前方端に
衝合する。係合ロック部45Dは、トレイ30がなおも
押込み操作されることにより、図8に示すように、ロッ
ク凹部24の前方側に形成した傾斜ガイド面25を介し
てガイド部材22上に乗り上がって連続したロック凹部
24に相対係合する。
【0058】弾性アーム部45Fは、上述したように厚
み寸法が小とされかつ全体が略S字状を呈して形成され
て構成されることにより、係合ロック部45Dがガイド
部材22の傾斜ガイド面25を乗り上がる際に厚み方向
及び長さ方向に対して弾性変位する。したがって、実施
例ディスクドライブ装置10は、係合ロック部45Dと
ガイド部材22との衝合面を傾斜ガイド面25とした構
成と、弾性アーム部45Fとの構成によって、比較的軽
微な操作力によりトレィ30の押込み操作を可能とする
とともに、係合ロック部45Dとガイド部材22とが確
実に相対係合させてトレィ30を筐体11の内部に収納
した状態に保持する。
み寸法が小とされかつ全体が略S字状を呈して形成され
て構成されることにより、係合ロック部45Dがガイド
部材22の傾斜ガイド面25を乗り上がる際に厚み方向
及び長さ方向に対して弾性変位する。したがって、実施
例ディスクドライブ装置10は、係合ロック部45Dと
ガイド部材22との衝合面を傾斜ガイド面25とした構
成と、弾性アーム部45Fとの構成によって、比較的軽
微な操作力によりトレィ30の押込み操作を可能とする
とともに、係合ロック部45Dとガイド部材22とが確
実に相対係合させてトレィ30を筐体11の内部に収納
した状態に保持する。
【0059】ディスクドライブ装置10は、トレィ30
がトレィロック機構によって確実に保持された状態で、
情報信号データの記録操作或いは再生操作を行う。光デ
ィスク1は、ディスク駆動ユニット6によって回転駆動
されるとともに記録再生ユニット5によって情報信号記
録部に情報信号データの記録が行われ或いは情報信号記
録部に記録された情報信号データの再生が行われる。
がトレィロック機構によって確実に保持された状態で、
情報信号データの記録操作或いは再生操作を行う。光デ
ィスク1は、ディスク駆動ユニット6によって回転駆動
されるとともに記録再生ユニット5によって情報信号記
録部に情報信号データの記録が行われ或いは情報信号記
録部に記録された情報信号データの再生が行われる。
【0060】本発明は、上述したように光ディスク1を
単体で直接トレィ30のディスク装填凹部34に装填す
るようにした実施例ディスクドライブ装置10に限定さ
れるものではなく、ディスクカートリッジを装填するデ
ィスクドライブ装置にも展開される。この場合、ディス
クドライブ装置は、トレィ30に形成した円形のディス
ク装填凹部34がディスクカートリッジの形状に適合し
た例えば矩形の凹部であるディスク装填部として構成さ
れるとともに、トレィ30を筐体11に押込み操作する
ことによってシャッタ部材を開放するシャッタ開放手段
が備えられる。シャッタ開放手段は、例えば筐体11側
に配設される。
単体で直接トレィ30のディスク装填凹部34に装填す
るようにした実施例ディスクドライブ装置10に限定さ
れるものではなく、ディスクカートリッジを装填するデ
ィスクドライブ装置にも展開される。この場合、ディス
クドライブ装置は、トレィ30に形成した円形のディス
ク装填凹部34がディスクカートリッジの形状に適合し
た例えば矩形の凹部であるディスク装填部として構成さ
れるとともに、トレィ30を筐体11に押込み操作する
ことによってシャッタ部材を開放するシャッタ開放手段
が備えられる。シャッタ開放手段は、例えば筐体11側
に配設される。
【0061】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るディスクドライブ装置によれば、光ディスク等の円板
状記録媒体の装填部が形成されるとともに、装填された
円板状記録媒体を回転駆動する駆動ユニット及び情報信
号記録部に記録された情報信号データを再生操作し或い
は情報信号データを情報信号記録部に記録する記録再生
ユニットとを搭載したトレィが、筐体から引き出された
状態から軽微な操作力で筐体内に押込み操作されてトレ
ィロック機構によって確実に保持されることにより、情
報信号データの記録再生が高精度に行われる。また、デ
ィスクドライブ装置は、トレィを筐体の内部に収納した
状態に保持するロック機構と、このトレィロック機構に
よるロック状態を解除するロック解除機構及びロック状
態を解除されたトレィをトレィ挿入口から突き出すイジ
ェクト手段が極めて簡易に構成されることにより、全体
として軽量、小型となり、例えばノートブック型パーソ
ナルコンピュータ装置において、光ディスク等の円板状
記録媒体を記録媒体とした外部記憶装置を実現する。
るディスクドライブ装置によれば、光ディスク等の円板
状記録媒体の装填部が形成されるとともに、装填された
円板状記録媒体を回転駆動する駆動ユニット及び情報信
号記録部に記録された情報信号データを再生操作し或い
は情報信号データを情報信号記録部に記録する記録再生
ユニットとを搭載したトレィが、筐体から引き出された
状態から軽微な操作力で筐体内に押込み操作されてトレ
ィロック機構によって確実に保持されることにより、情
報信号データの記録再生が高精度に行われる。また、デ
ィスクドライブ装置は、トレィを筐体の内部に収納した
状態に保持するロック機構と、このトレィロック機構に
よるロック状態を解除するロック解除機構及びロック状
態を解除されたトレィをトレィ挿入口から突き出すイジ
ェクト手段が極めて簡易に構成されることにより、全体
として軽量、小型となり、例えばノートブック型パーソ
ナルコンピュータ装置において、光ディスク等の円板状
記録媒体を記録媒体とした外部記憶装置を実現する。
【図1】ノートブック型パーソナルコンピュータ装置の
外部記憶装置を構成する本発明に係るディスクドライブ
装置を示し、筐体からトレィを引き出して光ディスクを
装填する操作を説明する分解斜視図である。
外部記憶装置を構成する本発明に係るディスクドライブ
装置を示し、筐体からトレィを引き出して光ディスクを
装填する操作を説明する分解斜視図である。
【図2】同ディスクドライブ装置において、筐体を構成
するアッパ部材を取り外して内部機構を示した平面図で
あり、トレィが筐体の内部に収納された状態を示す。
するアッパ部材を取り外して内部機構を示した平面図で
あり、トレィが筐体の内部に収納された状態を示す。
【図3】同ディスクドライブ装置のアッパ部材を取り外
して内部機構を示した平面図であり、トレィが筐体の内
部から引き出された状態を示す。
して内部機構を示した平面図であり、トレィが筐体の内
部から引き出された状態を示す。
【図4】同ディスクドライブ装置において、トレィを筐
体の内部から引き出した状態を示す底面図である。
体の内部から引き出した状態を示す底面図である。
【図5】同ディスクドライブ装置において、トレィを筐
体の内部に収納状態に保持するトレィロック機構及びこ
のトレィロック機構によるロック状態を解除するロック
解除機構を説明する要部分解斜視図である。
体の内部に収納状態に保持するトレィロック機構及びこ
のトレィロック機構によるロック状態を解除するロック
解除機構を説明する要部分解斜視図である。
【図6】同ディスクドライブ装置において、トレィロッ
ク機構及びロック解除機構の構成を説明する要部縦断面
図であり、トレィロック状態を示す。
ク機構及びロック解除機構の構成を説明する要部縦断面
図であり、トレィロック状態を示す。
【図7】同ディスクドライブ装置のトレィロック機構及
びロック解除機構の構成を説明する要部縦断面図であ
り、イジェクト操作状態を示す。
びロック解除機構の構成を説明する要部縦断面図であ
り、イジェクト操作状態を示す。
【図8】同ディスクドライブ装置のトレィロック機構及
びロック解除機構の構成を説明する要部縦断面図であ
り、トレィを筐体内に押し込み操作するトレィ装填操作
状態を示す。
びロック解除機構の構成を説明する要部縦断面図であ
り、トレィを筐体内に押し込み操作するトレィ装填操作
状態を示す。
【図9】同ディスクドライブ装置に備えられてトレィの
移動動作を支持するガイド部材の要部縦断面図である。
移動動作を支持するガイド部材の要部縦断面図である。
【図10】同ディスクドライブ装置に備えられるフレキ
シブルケーブルの要部平面図である。
シブルケーブルの要部平面図である。
【図11】同フレキシブルケーブルの縦断面図である。
1 光ディスク(円板状記録媒体) 5 記録再生ユニット 6 ディスク駆動ユニット 10 ディスクドライブ装置 11 筐体 11A トレィ挿入口 12 ベース部材 13 アッパ部材 21 フレキシブルケーブル 22 ガイド部材(移動ガイド手段) 23 ロック凹部 25 傾斜ガイド面 27 第1のイジェクトスプリング(イジェクト弾性手
段) 28 第2のイジェクトスプリング(イジェクト弾性手
段) 30 トレィ 31 トレィ本体 34 ディスク装填凹部(装填部) 43 トーションスプリング(スプリング手段) 44 イジェクト操作部材 45 ロックレバー 45C ロック部 45F 弾性アーム部(ロック弾性手段) 45G 係合部 46 ベースプレート 48 係合支持部(弾性アーム部の係合部が相対係合さ
れる係合部)
段) 28 第2のイジェクトスプリング(イジェクト弾性手
段) 30 トレィ 31 トレィ本体 34 ディスク装填凹部(装填部) 43 トーションスプリング(スプリング手段) 44 イジェクト操作部材 45 ロックレバー 45C ロック部 45F 弾性アーム部(ロック弾性手段) 45G 係合部 46 ベースプレート 48 係合支持部(弾性アーム部の係合部が相対係合さ
れる係合部)
Claims (5)
- 【請求項1】 前面部が開放されてトレィ挿入口が設け
られた筐体と、 この筐体の内部に移動ガイド手段を介して移動自在に収
納されるとともに円盤状記録媒体が装填される装填部が
形成されたトレィと、 このトレィに配設されて装填部に装填された円盤状記録
媒体を回転駆動するディスク駆動ユニットと、 トレィに配設されて装填部に装填された円盤状記録媒体
の情報信号記録部に記録された情報信号データを再生或
いは情報信号記録部に情報信号データを記録する記録再
生ユニットと、 トレィ又は筐体に回動自在に支持されるとともに筐体又
はトレィ側に設けられた係合部と相対するロック部が一
体に形成されたロックレバーと、このロックレバーをロ
ック部が係合部と係合習性を付与されるように付勢する
ロック弾性手段とを備え、ロック部と係合部とが相対係
合することによってトレィを筐体内の記録再生位置に状
態に保持するトレィロック機構と、 トレィをトレイ挿入口から外方へと突き出す方向に付勢
するイジェクト弾性手段と、 トレィ又は筐体に設けられ、ロック弾性手段の弾性力に
抗してロックレバーを回動動作させてロック部と係合部
との係合状態を解除することにより、イジェクト弾性手
段の弾性力によってトレイがトレイ挿入口から突き出さ
れることを可能とするイジェクト操作部材と、このイジ
ェクト操作部材を操作部がトレィ又は筐体の前面部から
露呈する方向に付勢するスプリング手段とを備えるロッ
ク解除機構とを備えて構成され、 トレィロック機構は、トレィがトレィ挿入口から突き出
された状態からイジェクト弾性手段の弾性力に抗して筐
体の内部へと押込み操作されると、ロック弾性手段が弾
性変位してロック部を係合部に再係合させることを特徴
とするディスクドライブ装置。 - 【請求項2】 イジェクト弾性手段は、一端部が太径部
とされるとともに他端部が細径部とされた一対のコイル
スプリングによって構成され、 これらコイルスプリングは、互いに細径部を突き合わせ
るようにしてトレィと筐体内面部との間に位置して移動
ガイド手段を構成するガイド軸に装着されることを特徴
とする請求項1に記載のディスクドライブ装置。 - 【請求項3】 トレィロック機構を構成するロック弾性
手段は、合成樹脂材料によって成形されたロックレバー
の一方側縁部に突設したロック部と対向する部位から一
体に突設された弾性変位自在な弾性アーム部によって構
成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
のディスクドライブ装置。 - 【請求項4】 ロック弾性手段を構成する弾性アーム部
は、ロックレバーの基部の側方部において湾曲される弾
性変位部と、この弾性変位部の先端部に一体に形成され
トレィの主面に設けられた係止部と相対係合される係合
部とから構成されることを特徴とする請求項3に記載の
ディスクドライブ装置。 - 【請求項5】 一方側縁部に突設したロック部が側方部
より突き出されるようにしてトレィ側に回動自在に支持
されたトレィロック機構を構成するロックレバーと、 ロックレバーのロック部が相対係合される係合部が形成
されるとともにトレィを筐体の内部に移動自在に支持す
る移動ガイド手段とを備え、 移動ガイド手段には、係合部から前面側の部位に位置し
て、トレィが筐体の内部へと押込み操作される際に、ロ
ックレバーのロック部の乗り上げを可能とする傾斜面が
形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のい
ずれか1項に記載のディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7037386A JPH08235717A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | ディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7037386A JPH08235717A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | ディスクドライブ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08235717A true JPH08235717A (ja) | 1996-09-13 |
Family
ID=12496098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7037386A Withdrawn JPH08235717A (ja) | 1995-02-24 | 1995-02-24 | ディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08235717A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272090B1 (en) * | 1998-05-07 | 2001-08-07 | Nec Corporation | Disk drive having a disk tray |
US6886175B2 (en) * | 2002-01-30 | 2005-04-26 | Lite-On It. Corp. | Collapsible locking mechanism for an optical disk reading device |
US7725908B2 (en) | 2006-09-28 | 2010-05-25 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Optical disk apparatus |
-
1995
- 1995-02-24 JP JP7037386A patent/JPH08235717A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6272090B1 (en) * | 1998-05-07 | 2001-08-07 | Nec Corporation | Disk drive having a disk tray |
US6886175B2 (en) * | 2002-01-30 | 2005-04-26 | Lite-On It. Corp. | Collapsible locking mechanism for an optical disk reading device |
US7725908B2 (en) | 2006-09-28 | 2010-05-25 | Hitachi-Lg Data Storage, Inc. | Optical disk apparatus |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |