JP2599519Y2 - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JP2599519Y2
JP2599519Y2 JP1993070055U JP7005593U JP2599519Y2 JP 2599519 Y2 JP2599519 Y2 JP 2599519Y2 JP 1993070055 U JP1993070055 U JP 1993070055U JP 7005593 U JP7005593 U JP 7005593U JP 2599519 Y2 JP2599519 Y2 JP 2599519Y2
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英昭 伊熊
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Denso Ten Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、いわゆるコンパクトデ
ィスク(略称CD)オートチェンジャのマガジンを、そ
のオートチェンジャ本体に挿入してロック状態とするた
めなどに有利に実施することができるロック装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は先行技術の簡略化した平面図であ
り、図6はその一部の縦断面図である。このCDオート
チェンジャ1は、トレイに載置されてマガジン2内に積
層状態で収納されているコンパクトディスクのうち、希
望とするディスクを演奏手段6にもたらし、ピックアッ
プ素子7によって読出して再生を行い、再生が終了した
ディスクを演奏手段から取外した後、マガジン2内の所
定の収納位置に押込んで収納する。
【0003】上述のようなCDオートチェンジャ1のデ
ッキシャーシである本体4へ前記マガジン2を装着する
にあたって、マガジン2は移動部材14上でマガジン2
の挿入方向3下流側の当接面17が移動部材14に設け
られる突起16に当接して、ばね15のばね力に抗して
挿入方向3に押込まれる。このとき移動部材14に形成
された溝19が本体4に設けられた案内ピン18によっ
て案内されて、移動部材14は挿入方向3に移動する。
【0004】前記挿入終了状態でマガジン2は参照符2
aで示される位置でロック手段5によってロック状態と
なる。
【0005】前記ロック手段5は、マガジン2に形成さ
れる係止凹所8と、本体4に設けられるロック片9とを
有する。ロック片9は、ピン10によって角変位可能に
設けられ、捩りばね11によって図6の時計方向に従っ
て、その係止爪12が図5の紙面の上方にばね力が与え
られ、係止爪12は自然状態ではマガジン2を案内する
本体4の支持面13よりも上方に突出している。
【0006】マガジン2を挿入方向3に押込んで挿入し
参照符2aの位置に達すると、凹所8内に係止爪12が
嵌まり込み、マガジン2が本体4から抜出すことが防止
され、ロック状態となる。
【0007】前記ロック状態を解除するためには、図示
しない構成によってロック片9を捩りばね11のばね力
に抗して図6の反時計方向に角変位することによって係
止爪12が凹所8から下方に外れ、これによって移動部
材14は、ばね15のばね力によって挿入方向3の逆方
向に移動し、移動部材14上のマガジン2は排出可能と
なる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上述のような先行技術
では、ロック手段5と、ロック手段5のロック解除時に
マガジン2を排出させるためのマガジン排出手段20と
が、個別的に設けられているので、部品点数が増大し、
組立工数が増える。また構成が大形化し、本体4内で必
要とするスペースが大きくなる。
【0009】本考案の目的は、部品点数および組立工数
を削減し、構成を小形化して本体4内で必要とするスペ
ースを小さくすることのできるロック装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は、本体の開口部
に挿入方向に挿入し、その挿入方向の逆方向である排出
方向に排出して移動可能な物体を、その本体に挿入され
た状態で、ロックするロック装置において、物体には、
ロックのための係止部が形成され、前記本体に、挿入方
向に垂直な回転軸線まわりに角変位可能に設けられ、カ
ム面と、そのカム面に連なるロック用切欠きとを有する
カムと、カムに、前記回転軸線からずれた位置に取付け
られ、物体の挿入方向下流側に臨む前記物体の当接面に
当接する突起と、前記カムに、突起が物体を前記排出方
向に押すようにばね力を与えるばね手段と、前記本体に
設けられ、前記物体の挿入方向と前記回転軸線とにそれ
ぞれ垂直な方向に移動可能であり、カム面に当接するホ
ロアを有する移動部材とを含み、前記ホロアが物体の挿
入終了位置に対応した移動位置でカム面から外れてロッ
ク用切欠きに係合してホロアが前記係止部に係止してロ
ック状態となることを特徴とするロック装置である。
【0011】
【0012】
【作用】本考案に従えば、物体を本体の開口部に挿入し
て押込んでゆくとき、その物体の挿入方向下流側、すな
わち挿入方向前方側に臨む物体の当接面に、突起が当接
してカムがばね手段のばね力に抗して回転軸線まわりに
角変位し、このカムの角変位によってカム面に当接する
ホロアが押されて移動部材が挿入方向と回転軸線とにそ
れぞれ垂直な方向に移動し、そのホロアが、物体の挿入
終了位置に対応した移動位置になったときカム面から外
れてそのカムに形成されているロック用切欠きに係合
し、このときホロアが物体の係止部に係止することによ
ってロック状態となる。
【0013】こうしてロック状態となった後に、そのロ
ック状態を解除するにあたっては、その移動部材を、ロ
ック用切欠きから離脱するように移動させればよく、こ
れによってホロアが部材に形成されている係止部から外
れ、したがってばね手段のばね力で、カム、したがって
突起が物体を押圧して本体の開口部に物体を排出させ
る。
【0014】
【0015】
【実施例】図1は本考案の一実施例の簡略化した平面図
であり、図2はその実施例の簡略化した縦断面図であ
る。これらの図面を参照して、コンパクトディスク(略
称CD)オートチェンジャ24において、本体であるデ
ッキシャーシ25の開口部26には、物体であるマガジ
ン27が挿入方向28に挿入され、またその逆方向であ
る排出方向29に排出して取出すことができる。マガジ
ン27には、円板状の記録媒体であるコンパクトディス
ク(以下、CDまたはディスクと略称することがある)
21が乗載されたトレイ22が上下に積層され、このマ
ガジン27は図2に示される挿入終了位置において本考
案に従うロック装置30によってデッキシャーシ25に
係止される。このようなロック状態にあるマガジン27
からは、架台31に備えられた挿排手段32によって複
数のトレイ22の1つが選択的にマガジン27から引出
される。架台31は昇降手段33によって昇降駆動さ
れ、挿排手段32による前述のトレイ22のマガジン2
7からの挿排を行い、またそのマガジン27から排出さ
れたトレイ22上のディスク21をターンテーブル34
に装着してピックアップ手段35で再生する。
【0016】マガジン27の下部には、L字状に曲成さ
れて凹んで形成された溝である係止部36が形成され
る。マガジン27は、デッキシャーシ25の水平な支持
板37上に乗載されて案内される。図1では、この支持
板37が省略して示されている。支持板37の下部に
は、カム38がピン39の回転軸線まわりに角変位可能
に設けられる。ピン39の軸線は、挿入方向28に垂直
である。カム38のカム面40は、ピン39の軸線を中
心とする半径が一定である円弧状に形成される。このカ
ム面40に連なって、ロック用切欠き41が、カム38
に形成される。
【0017】カム38には突起42が取付られ、この突
起42はピン39からずれた位置に配置される。この突
起42は、ピン39の軸線を中心とする支持板37に形
成された円弧状の案内孔43を挿通して支持板37の上
方に突出し、マガジン27の挿入方向下流側(図1の左
方)に臨む当接面44に当接しつつ摺動することができ
る。カム38には、ばね64の一端部が連結され、その
ばね64の他端部は支持板37に取付けピン45によっ
て連結される。このばね64は、突起42がマガジン2
7を排出方向29に押すようにばね力を与え、換言する
とカム38をピン39の軸線まわりに図1において反時
計方向にばね力を与える。カム38は、支持板37に固
定されたストッパ46によって角変位が制限される。
【0018】移動部材47は、この移動部材47の下方
に配置された取付片(図示せず)に突設された案内ピン
48が、長孔49に挿通し、これによって移動部材47
は、挿入方向28とピン39の軸線とにそれぞれ垂直な
方向(図1の上下方向、図2の紙面に垂直方向)に移動
可能である。この移動部材47にはホロア50が立設さ
れ、このホロア50は、カム面40に当接する。移動部
材47はばね51によって、ホロア50がカム面40に
当接するようにばね力が与えられる。
【0019】動作中、マガジン27がシャーシ25の外
部に排出されている状態では、図1のようにカム38は
ストッパ46に当接した状態となっており、ホロア50
はカム面40に、ばね51のばね力で当接している。
【0020】マガジン27をデッキシャーシ25の開口
部26に挿入方向28に挿入すると、突起42はそのマ
ガジン27の当接面44に当接し、さらにマガジン27
を挿入することによって、カム38はばね64のばね力
に抗してピン39の軸線まわりに図3(1)に示される
時計方向53に角変位する。このカム38の角変位に応
じて、カム面40に当接しているホロア50はばね51
のばね力によってそのカム面40に当接したままの状態
に保たれている。
【0021】マガジン28が図2および図3(2)に示
される挿入終了位置に到達すると、ホロア50は、カム
面40からロック用切欠き41に嵌まり込んで係合し、
ばね51の働きによってそのホロア50が切欠き41に
係合した状態が保たれる。このときホロア50はマガジ
ン27の下部に形成されたロックのための係止部36の
係止保持部36aに嵌まり込み、これによってマガジン
28が排出方向29に排出されることが防がれる。
【0022】図2および図3(2)に示されるロック状
態を解除するにあたっては、移動部材47が駆動機構5
4によって、ホロア50が切欠き41から離脱して図3
(2)の下方に変位するように駆動される。このロック
状態の解除のための構成は、図4に示されている。移動
部材47には、案内長孔49の延びる方向に垂直な駆動
長孔55が形成され、この駆動長孔55には、支持板3
7に固定されたピン56によって角変位可能な駆動リン
ク57の駆動ピン58が嵌まり込む。駆動リンク57の
端部は移動片52に当接しており、この移動片52は揺
動部材59に係合し、この揺動部材59はピン61を介
してモータと歯車列とを含む駆動源60によって角変位
駆動される。マガジン27が挿入する前の状態は、揺動
部材59は図4の状態となっており、これによってマガ
ジン27の挿入によって、そのマガジン27の挿入終了
位置でロック状態となる。そのロック状態の解除にあた
っては、駆動源60が揺動部材59をピン61のまわり
に図4の時計方向62に角変位駆動して駆動リンク57
をピン56のまわりに図4の時計方向に角変位し、これ
によって移動部材47は図3および図4の下方に矢符6
3(図4参照)で示されるように移動する。これによっ
て移動部材47に固定されているホロア50は、係止部
36の係止保持部36aから離脱するとともに、カム3
8の切欠き41から離脱する。ホロア50が切欠き41
から離脱することによって、カム38はばね64のばね
力によってピン39の軸線まわりに図3の反時計方向に
角変位し、これに応じて突起42はマガジン27の当接
面44を排出方向29に押圧してマガジン27をデッキ
シャーシ25の開口部26から外方に排出し、こうして
カム38と移動部材47とは、図1に示される状態に戻
る。
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、物体の挿
入方向下流側の当接面に当接する突起をカムに取付け、
このカムをばね手段によって物体の排出方向にばね力を
与えるようにし、ホロアが物体の係止部に係止すること
によってロック状態となるように構成したので、構成が
簡単になり、これによって部品点数を削減することがで
き、また組立工数を削減することができ、さらに小さな
スペースで本件ロック装置を実現することができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の簡略化した平面図である。
【図2】図1の実施例の簡略化した一部を切欠いて示す
縦側面図である。
【図3】ロック動作を説明するための簡略化した平面図
である。
【図4】ロック状態の解除のための構成を説明するため
の平面図である。
【図5】先行技術の簡略化した平面図である。
【図6】図5の先行技術の一部の縦断面図である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体の開口部に挿入方向に挿入し、その
    挿入方向の逆方向である排出方向に排出して移動可能な
    物体を、その本体に挿入された状態で、ロックするロッ
    ク装置において、 物体には、ロックのための係止部が形成され、 前記本体に、挿入方向に垂直な回転軸線まわりに角変位
    可能に設けられ、カム面と、そのカム面に連なるロック
    用切欠きとを有するカムと、 カムに、前記回転軸線からずれた位置に取付けられ、物
    体の挿入方向下流側に臨む前記物体の当接面に当接する
    突起と、 前記カムに、突起が物体を前記排出方向に押すようにば
    ね力を与えるばね手段と、 前記本体に設けられ、前記物体の挿入方向と前記回転軸
    線とにそれぞれ垂直な方向に移動可能であり、カム面に
    当接するホロアを有する移動部材とを含み、 前記ホロアが物体の挿入終了位置に対応した移動位置で
    カム面から外れてロック用切欠きに係合してホロアが前
    記係止部に係止してロック状態となることを特徴とする
    ロック装置。
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