JPH0818535B2 - 自動車の安全ベルト拘束装置 - Google Patents

自動車の安全ベルト拘束装置

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JPH0818535B2
JPH0818535B2 JP5030696A JP3069693A JPH0818535B2 JP H0818535 B2 JPH0818535 B2 JP H0818535B2 JP 5030696 A JP5030696 A JP 5030696A JP 3069693 A JP3069693 A JP 3069693A JP H0818535 B2 JPH0818535 B2 JP H0818535B2
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JP
Japan
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web
safety belt
belt restraint
restraint device
tightening
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JP5030696A
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フライ ベルンハルト
ヒルツェル ウヴェ
ロールレ マルタン
− ディエター ヘーヌル ヴォルフ
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TRW Occupant Restraint Systems GmbH
Original Assignee
TRW Occupant Restraint Systems GmbH
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Publication date
Application filed by TRW Occupant Restraint Systems GmbH filed Critical TRW Occupant Restraint Systems GmbH
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Publication of JPH0818535B2 publication Critical patent/JPH0818535B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/341Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/42Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency having means for acting directly upon the belt, e.g. by clamping or friction

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】自動車の安全ベルト拘束装置にお
いて、ベルトリトラクターと、ベルトリトラクターの下
流側に配置されていて、かつ2つの締付ウェッジを有す
るウェブ締付装置であって、前記締付ウェッジはハウジ
ングの中でウェブの両側において互いに他に対向して配
置されており、前記締付ウェッジはウェブから離れたと
ころでハウジング上の支持表面に対して支えられる滑り
面を有しており、前記締付ウェッジは自動車に応答する
方法および(あるいは)ウェブに応答する方法によって
一緒になって休止位置から動くことができ、それらの相
互に対向した締付面は、ベルト引抜き方向の中に位置し
た締付位置へ向かう方向においてウェブと係合する、そ
のウェブ締付装置とを含む安全ベルト拘束装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えばDE−OS−3,330,938
から知られている、そのような装置においては、ウェブ
締付装置は自動車に応答する方法あるいはウェブに応答
する方法で付勢されたベルトリトラクターのブロック時
に、薄膜リールの影響をなくす、あるいは少なくとも減
少させるという目的を有しており、前記影響は、従来型
のベルトリトラクターにおいて、ウェブリールをブロッ
クした後でウェブコイルを締付けることにより数cmの長
さのウェブを引抜いてしまう原因となる。さらに、前記
ウェブ締付装置はベルトリトラクターを解放して、従っ
てベルトリトラクターは小さな機械的荷重に対する寸法
で済ませることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ウェブ締付装置は、ウ
ェブの通過方向における比較的短い縦方向長さの上に伝
えられる非常に大きな力を取上げることができなければ
ならない。従って、自動車が衝突したときには、ウェブ
は締付装置の係合領域において極めて大きな荷重を受け
る。しかしながら、通常の自動車の運転時においても、
ウェブはウェブ締付装置によって荷重を受けることがあ
る。従って、自動車が衝突した時に前記締付装置ができ
るだけ早く機能を発揮することができるようにするため
に、ウェブ締付装置の応答しきい値をできるだけ低く保
っておくことが望ましい。しかしながら、自動車の通常
運転時においてさえも応答しきい値を低く保っている
と、ウェブは、普通は同じ点において、ウェブ締付装置
によってしばしば付勢され、時には安全性に影響を与え
るような損傷を受けることがある。
【0004】ウェブの両側に配置された締付ウェッジを
備えたウェブ締付装置の既知の構造は、その締付ウェッ
ジが互いに他に対して同期的に動いて、従って締付ウェ
ッジの間でウェブに応力を与えるような相対的な運動が
生じないようにし、ウェブがその両側で対称的に荷重を
受けるようになっているので、前記応力を減少させるこ
とができる。しかしながら、実際に使用する場合には、
それにもかかわらずウェブはウェブの静的な引裂き強度
よりかなり低い応力のところで引裂かれる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、既知の安全ベ
ルト拘束装置の動的な荷重許容度をさらに増加させると
いう課題に基づいている。
【0006】後に説明する本発明の実施例に用いられて
いる符号を参考のために付記して記述すると、本発明
は、ベルトリトラクター10と、該ベルトリトラクター
10からウェブ22が引き出される方向に見て該ベルト
リトラクター10の下流側に配置されていて、且つ2つ
の締付ウェッジ46,48を有するウェブ締付装置12
とを含み、前記締付ウェッジ46,48はハウジングの
中でウェブ22の両側において互いに他に対向して配置
されており、且つウェブ22から離れたところで前記ハ
ウジング上の支持表面42,44に対して支承される滑
り面54,56を有しており、また、前記締付ウェッジ
46,48は、自動車が急激に減速したこと、又は前記
ベルトリトラクター10からウェブ22が急激に引き出
されたことに応答して、一緒になって休止位置から移動
し、それらの相互に対向した締付面50,52が、ベル
ト引抜き方向に締付位置へ向かう方向に動いてウェブ2
2と係合するようになっている自動車の安全ベルト拘束
装置において、 前記支持表面42,44及び前記滑り面
54,56の一方に突起402,404;410,41
4が備えられており、この突起は、前記休止位置におい
て、前記支持表面42,44に対して前記滑り面54,
56を傾斜させ且つウェブ22に対して前記締付面5
0,52を平行にして前記締付ウェッジ46,48を保
持しているが、負荷を受けてこの突起は降伏されるよう
になっており、この突起が降伏されて前記支持表面4
2,44と前記滑り面54,56とが互いに他に対して
支承された時には、前記締付面50,52がベルト引抜
き方向Gに開いて、互いに他に対して約1度の角度を形
成するようになっていることを特徴とする。
【0007】本発明による解決法は、既知のウェブ締付
装置において、ウェブの引張応力が締付ウェッジのエッ
ジにおいて不規則的に変化するという認識に基づいてい
る。実際操作においては、ウェブはベルト引抜き方向に
配置された締付ウェッジのエッジにおいて最も引裂けや
すい。このことの1つの理由は、ウェブ上のこの領域に
最大の張力が作用するだけではなく、横方向の力も作用
するということにある。
【0008】締付面は、休止位置においては、ウェブ引
裂き方向に対してほぼ平行に延在している。次にウェブ
との接触が生じると、締付面は最初は互いに他に対し
て、またウェブに対して平行に延在しており、ウェブ締
付装置が応答する時の弱いがしかし比較的頻発する初期
の引裂き応力は、できるだけ広い領域に亘って分布さ
れ、締付ウェッジに関して良好な随伴効果が得られる。
【0009】本発明に関する解決法によると、締付ウェ
ッジ締付面は、好ましくは、摩擦強化の構造を有してい
て、ベルトリトラクターに面した側の方がその反対側に
おけるよりも強くウェブ材料の中へ食い込む。締付ウェ
ッジの特に強く張力が作用する側部において、ウェブと
締付面との間の角度を適当に選択することによってウェ
ブには単に小さな横方向の力しか作用せず、あるいは全
く作用せず、結果として上述した理由によって引裂け用
とする傾向が全てなくなる。ウェブの次に運動の中で、
締付ウェッジの間に生じる横方向の力がベルトリトラク
ターの方向へ向かって徐々に増大するという事実は、同
時に引張応力が減少するという理由によって好ましくな
いということはない。ウェブの両側において、引張荷重
が減少するのと同じ程度に増加する対称的な横方向の荷
重がかかるために、ベルトリトラクターの動的な引裂き
強度は相当に増大させることができる。
【0010】有利な実施例によると、ウェブ上での締付
面の1度という角度は、自動車の衝突によって大荷重が
発生した時にのみ生じる。従って、ベルト引抜き方向に
対して横方向に延在するリブを滑り面および(あるい
は)支持表面上に設けて、それらを所定の荷重によって
変形させ、かつ(あるいは)切断させて、滑り面を支持
表面に表面接触させることが効果的である。
【0011】リブを除去した後は、リブの近くに溝を配
置しておくというような構造的に簡単な方法で滑り面が
互いに表面接触することができる。
【0012】リブを破壊させないということもまた有利
である。そのために、対向面の中に凹所を形成して、滑
り面を支持表面と表面接触させることができる。
【0013】リブの代わりとして、支持表面と滑り面と
の1つの中のキャビティーにばねを設けてもよい。前記
ばねは所定の荷重によって弾性的に圧縮され、滑り面が
支持表面と表面接触される。締付面とウェブとの間に角
度が発生する時期はばねの強さによって簡単に調節する
ことができる。
【0014】特に強調しておくべきことは、他の有利な
実施例において、自動車に応答し、および(あるいは)
ウェブに応答してブロックをかけることのできるベルト
リトラクターと、ウェブ締付装置とが、塑性変形をして
降伏する連結装置によって一緒に連結され、前記連結装
置がウェブにかかる力が所定の値を越えたときに、ウェ
ブ締付装置をベルトリトラクターから限定的に離す動き
をさせることができるという点である。ウェブ締付装置
が連結装置の同時的な塑性変形によってベルトリトラク
ターから離れていくという動きはベルト装置の中の荷重
ピークをなくすのに利用され、装置が比較的小さく伸び
るということは無害であるばかりではなく、望ましくさ
えある。連結装置の塑性変形の過程でブロックされるベ
ルトリールが、ウェブ締付装置が取上げようとして設計
される最大力を越える張力を取上げる。拘束装置の中へ
導入された力は、ウェブに沿って特に均等に分布され
る。ウェブ締付装置と同様に、ベルトリールとその取付
装置も、従来よりもかなり弱い寸法に作ることができ、
従って軽量、低価格で作ることができる。ベルトリール
とウェブ締付装置とは安全ベルト拘束装置に関する各種
の要求に応じて構造的に一式装置の中で作ることができ
る。
【0015】
【実施例】特許請求の範囲の他の従属項の主題が有利な
実施例を形成している。本発明の他の特徴および利点
は、以下の幾つかの実施例の説明と添付した参考図面か
ら明らかになるであろう。
【0016】図1および図2に示した実施例において
は、全体的に10で示された一般的に知られているベル
トリトラクターと、全体的に12で示されたウェブ締付
装置とが、ウェブ14,16を介して一緒に連結されて
いる。
【0017】前記ベルトリトラクター10はU字型のハ
ウジング18を含み、その側脚部にはベルトリール20
が半径方向にへこみ得るように取付けられている。前記
ベルトリール20の上にはウェブ22が部分的に巻き付
けられていて、ウェブ締付装置14の中を中心方向に
(図示せず)延在している。ベルトリール20の上には
横方向のブロック歯車24が一体構造的に形成されてお
り、これはベルトリール20がかたよった時にハウジン
グ18の側脚部の開口に設けられたブロック歯26と協
動する。ブロック歯車24の1つの上には星状の歯を有
した制御ディスク28が回転可能的に取付けられてい
る。よく知られた方法で前記制御ディスク28は、自動
車に感じるボールセンサー32が自動車の減速度に応答
するか、あるいは詳細には示していないが、貫性力セン
サー34がウェブの引抜きに応答するかした時に、ブロ
ック歯車24と部分的に係合しているブロック爪30を
制御する。さらにウェブが引抜かれると、ブロック歯車
24はブロック歯26と係合するようになり、ベルトリ
ール20はベルト引抜き方向においては回転しないよう
にブロックされる。ブロック爪30が付勢されると同時
に、制御ディスク28はハウジング18に取付けられた
偏向レバー36をウェブ締付装置12の方向へ偏向させ
る。
【0018】ウェブ締付装置12の構造は図3から最も
よくわかる。締付ハウジング40がウェブ22を取囲
み、その内側には2つの支持表面42,44が設けられ
ており、これらは横方向に逆になって対称的に、またウ
ェブ面に関してウェブ引抜き方向(G)において一点に
集中している。各支持表面42,44とウェブ22との
間には、それぞれ締付ウェッジ46,48が配置されて
いる。これら2つの締付ウェッジ46,48はウェブ面
に関して横方向に逆になって対称的に作られている。拘
束装置のばね(図示せず)が休止状態にある時には、締
付ウェッジ46,48はウェブ22とはある間隔をおい
ており、またウェブ22に対向した締付ウェッジ46,
48の締付面50,52は互いに他に対して、またウェ
ブ引抜き方向(G)に対して平行になって延在してい
る。締付面50,52は摩擦を高めるような構造になっ
ており、好ましく歯を有しており、そのピッチはウェブ
22の構造およびその伸びる動きに適合していて、ウェ
ブ22との間に信頼性のある係合関係を作るが、しかし
同時に材料に対して穏やかな係合関係を作る。締付ウェ
ッジ46,48のウェブ22から離れた方の後側はそれ
ぞれ滑り面54,56になっており、前記滑り面は締付
ウェッジ46,48が偏向レバー36によってウェブ引
抜き方向(G)に移動されたときに、締付ハウジング4
0の支持表面42,44のそれぞれに沿って滑動する。
締付面50,52の歯はウェブ材料の中へ食い込む。支
持表面42,44と滑り面54,56とがベルト引抜き
方向(G)に関して作り出す角度は、ウェブ引抜きの次
に締付ウェッジ46,48が自動的にブロックして、ウ
ェブ22をウェブ締付装置12に対して固定することが
できるような角度に選択される。締付ウェッジ46,4
8が容易に移動係合することができるように、支持表面
42,44と滑り面54,56とには滑り塗装を施して
もよい。
【0019】ウェブ22に作用する張力を、ウェブ締付
装置12上に滑らかに伝達するために、締付面がウェブ
表面に対して平行であるときの2つの滑り面54,56
によって形成される角度は、支持表面42,44によっ
て形成される角度より幾分小さくなっている。説明して
いる実施例においては、休止位置において、締付面5
0,52がウェブ22に対して平行に延在しているとき
の、滑り面54と56との間の角度は約27度であり、
他方支持表面42と44との間の角度は約26度であ
る。従って、それぞれ滑り面42あるいは44と、それ
に関連する支持表面54あるいは56との間には、約
0.5角度差aが生じる。ウェブ締付装置12が作動し
たときには、ベルトリトラクター10に近接した締付面
50,52の部分は、ウェブ引抜き方向に配置されてい
る部分よりも強くウェブ材料の中に食い込むことにな
る。従って、ウェブ22とウェブ締付装置12との間の
圧力、即ち力の伝達は、ベルト引抜き方向Gにおいて連
続的に減少する。理想的な場合においては、前記角度差
はウェブ材料の厚さとその伸びおよびウェブ締付装置1
2の寸法とに応じて選択され、ベルト引抜き方向Gにお
いて配置された締付面50,52の端部において、ウェ
ブ22とウェブ締付装置12との間に全く力の伝達が行
われない、あるいは比較的小さな力の伝達しか行われな
いようになっている。結果として、この領域においては
このタイプのウェブ22には横方向の応力は実際的に作
用せず、これが従来の場合であると、この点からウェブ
上に最大の張力がかかるので、ウェブは間違いなくこの
点において引き裂かれる傾向が強まる。
【0020】締付ウェッジ46,48が対称的に形状を
有しているので、ウェブ締付装置12に荷重がかかった
時には、ウェブの通り方向においては締付ウェッジの間
に相対的な運動は生じず、またこのことがウェブ22へ
の荷重のかかり具合に良好な効果を与える。通常操作、
即ち、締付ウェッジ46,48が多かれ少なかれ周期的
に付勢されてウェブ22と係合するときに、作用の信頼
性を損なうような磨耗が生じないことを確実にするため
に、締付ウェッジ46,48は好ましくは一緒になって
付勢される。締付面50,52がウェブ22と接触する
まではウェブと平行になって延在しているので、ウェブ
引抜き方向(G)におけるウェブ22による穏やかな締
付ウェッジ46,48の食い込みは、ウェブのさらなる
引抜きが生じるや否や行われることになる。締付ウェッ
ジ46,48を付勢するために、偏向レバー36を対応
的に形成したり、あるいは、図には示してはいないが、
締付ウェッジ46,48を、例えば、ウェブ上で横方向
に係合するガイドによって、ロック形成的に一緒に連結
させて、それらがウェブ引抜き方向(G)において常に
連結的に移動するようにしてもよい。
【0021】締付面50,52が休止状態にあるときに
はウェブ22に対して平行に保持されていて、また特に
自動車が衝突が生じている間のように、滑り面54,5
6が支持表面42,44の上で大きな力で表面接触する
ことを確実にするために、各支持表面42,44の上に
はリブ402,404と溝406,408が設けられて
いる。この設計は図4に明瞭に示されているが、明確に
するために締付ハウジング40の半分しか示されていな
い。
【0022】荷重が小さいと、滑り面56はリブ404
の上に導かれ、したがって、締付面50,52はウェブ
22に対して平行に保持されている。締付装置12が作
用すると、締付面52はウェブ22と全面において係合
し、したがってこの1つには締付面52全体によって一
定の荷重がかかる。同じことが締付ウェッジ46とリブ
402についても言える。
【0023】例えば、自動車が衝突して大きな荷重が生
じると、まず締付ウェッジ48がベルト引抜き方向
(G)へ動かされ、締付面52がウェブ22と接触す
る。荷重がさらに増大すると、締付ウェッジ48はリブ
404を隣接した溝408の中へ塑性変形させる。次に
滑り面56は支持表面44と表面接触し、締付面52と
ウェブ22との間に結果として解放した鋭角が生じる。
それと同様な大荷重による同期的な過程が締付ウェッジ
46についても生じており、リブ402を溝406の中
へ塑性変形させている。
【0024】図3、図4に示したもののほかに、図5、
図6に示した実施例も使用することができる。
【0025】図5によると、締付ウェッジ48上の滑り
面56の上にリブ410が設けられており、締付ウェッ
ジ48はリブ410によって締付ハウジング40に支え
られている。締付ハウジング40の中で、支持表面44
に凹所412が設けられている。前記凹所412はラン
プ状に設計されていて、リブ410とは離れて配置され
ている。この間隔とランプの設計とは、締付面52がウ
ェブ22と接触した場合に、リブ410がウェブ22の
圧縮中に凹所412の中へ食い込むことができるように
選択される。締付ウェッジ46と支持表面42とも同じ
設計を有しているが、簡単にするために図示していな
い。この実施例においては。リブ410は大きな荷重が
かかっても壊れないであろう。
【0026】図6に示した他の実施例においては、ばね
414と、締付ウェッジ46,48のウェブ22上の角
度を変えるためのキャビティー416とが含まれてい
る。キャビティー416は締付ハウジング40の支持表
面44に配置され、ばね414は締付ウェッジ48の滑
り面56と接触している。ばね414は、所定の荷重を
越えたときに、締付ウェッジ48によってキャビティー
416の中へ押込まれるような寸法になっている。した
がって、滑り面56は、ばね414が締付ウェッジ48
によってキャビティー416の中へ全体的に押込まれた
場合に、支持表面44と接触することになる。ばね41
4およびキャビティー416と同様な配置および設計が
別の締付ウェッジ46に対しても設けられていて、両方
の締付ウェッジ46,48が同期的に動くことができる
ようになっている。
【0027】試験においては、記載してきたウェブ締付
装置に関して、静的な引裂き強度が約24KNのウェブ
材料について、20KNまでの動的な引裂き強度が得ら
れた。動的な引裂き強度が、既知の締付装置に比べて、
理論的に予想される最大の静的な引裂き強度に、より接
近していることがわかった。さらに、このウェブ締付装
置は、油やグリースによるベルトの汚れや、キャビティ
ーの保護用物質およびその他の物質が存在しても、引裂
き強度が低下させなかったし、あるいは荷重のかかった
状態でウェブをより多く引抜くことにならなかったの
で、それらに対しても影響を受けないことがわかってい
る。
【0028】このように、記載してきたウェブ締付装置
は信頼性高く、しかも同時に穏やかにウェブを締付け
る。前記ウェブ締付装置を軽量かつ同時に低価格で生産
することの多くの可能性について少し述べる。締付ウェ
ッジ46,48はプラスチックで、合金ダイカスティン
グによって、あるいは中空の金属部分から作っても良
い。好ましくは、鋼あるいは焼結材料でできた締付ハウ
ジング40もまたアルミニウムあるいは亜鉛のダイカス
ティングによって作ってもよい。図1の見られるリブ5
8は締付ハウジング40を強化するための役割を果して
いる。
【0029】図7、図8を参照すると、図2において部
分的にしか見られずで、ベルトリトラクター10とウェ
ブ締付装置12とを連結しているウェブ14と16との
構造と機能とをまず説明する。ここで説明している安全
ベルト拘束装置の実施例においては、ベルトリトラクタ
ー10のハウジング18は、弓形状のウェブ60を介し
て、ウェブ締付装置12のハウジング64の対向的に曲
げられたウェブ62に連結されている。これらのウェブ
60,62がそれらの頂部において一緒になって合体し
ており、それらの自由端においては関連するハウジング
に連結されている。この弓形状の脚部60,62の巾
は、荷重がかかった時に破壊することができる領域を形
成するために、それらのピーク領域において最も小さく
なっている。単にウェブ締付装置によってウェブのブロ
ックが行われるような所定の荷重の値にまで到達する
と、ウェブ60,62は塑性変形を開始する。次にハウ
ジング18と64とは互いに他から離れる方向に移動す
る。所定の荷重値から先はウェブ60,62はそれらの
ピーク領域における連結部において引裂けられる。残り
のウェブ部分ではほぼ図8に示した状態になるまでさら
に伸ばされる。ハウジング18,64が互いに他から離
れてしまった場合の距離(D)は、ベルトリール20の
ブロック歯車24をハウジングの固定されたブロック歯
26に係合させるのに十分な距離である。
【0030】基本的には、図1、図2のウェブ14,1
6は荷重が増大したときには、図7、図8に関して説明
したようにして変形する。異なっているのは、ウェブ1
4,16が、例えば、リベット66を介してウェブ締付
装置12に連結されているベルトリトラクターのハウジ
ング18の角度のついた延長部であるという点である。
2つのウェブ14,16は、ここでは、それらが比較的
巾広くて、かつ開始時からより固いので、望みの破壊点
を介して連結されるということはない。
【0031】ウェブ14,16と60,62が塑性変形
がなされると、エネルギーは吸収され、結果としてベル
ト装置における荷重のピークは望ましい方法でなくなっ
てしまう。エネルギーの吸収は図9に示した距離(D)
の中でほぼ生じ、(S)は装置のハウジングの変形を含
んだウェブの全伸長である。図9に示したグラフは、図
1、2あるいは図7、8に関する装置における、ウェブ
の伸び(S)の関数としてのウェブにかかる力を示して
いる。静的なウェブ締付装置に関する極端な力の様子を
破線で示してある。
【0032】エネルギー吸収のために利用される距離
(D)は約50mmまでであってもよく、好ましくはウェ
ブ締付装置12がそれに固有の臨界値を越えて荷重がか
からず、これを越えた力はベルトリトラクター10に取
上げられるように選択される。このとき、これらの力に
対応した薄膜リール効果を考慮しなければならない。し
かしながら、この薄膜リール効果によって生じるさらな
るウェブ引抜き量は、ウェブ締付装置を有していない装
置の場合に比べてかなり少なく、また図9に関して装置
の中へ力を徐々に導入していくためには、さらにエネル
ギー吸収が生じるのでのぞましくさえある。力のピーク
が生じないので、経済的で軽量な装置要素を用いること
ができる。例えば、ベルトリールおよび(あるいは)そ
の支持シャフトあるいは締付ウェッジはプラスチックで
できていてもよい。
【0033】全く異なる方法で、塑性変形可能な連結装
置を構成してもよい。幾つかの有利な構造を以下説明す
る。
【0034】図10においては、ベルトリールのハウジ
ング70の中で、ウェブ締付装置72の一部分と、これ
らの構造物を連結している横方向に配置されたウェブ7
4,76とが示されている。ウェブ74,76は、それ
等がウェブ締付装置72とベルトリールハウジング70
との間で、例えば、10−12KNのしきい値を越える
力で引裂かれるように設計されている。その後で、横方
向に互いに他と重なって係合し、かつ部分的な領域にお
いて一緒になって折り畳まれている細長い要素78,8
0が塑性的に細長くされており、ベルトリールハウジン
グ70とウェブ締付装置72とが、前記要素が伸びるよ
うになるまで、離脱移動することを許している。
【0035】図11による実施例は、しきい値を画定す
るウェブが存在しなくて、細長い要素82,84が直接
ベルトリールハウジング86に取付けられている点にお
いて、図10の実施例とは異なっている。
【0036】図12による実施例は、細長い要素78,
80が存在しなくて、ウェブ74,76が塑性変形によ
って歪むという点において、図10の実施例とは異なっ
ている。ウェブ74,76は、もしウェブ22にかかっ
た力が所定の値を越えるとウェブ締付装置12をベルト
リトラクター10から取外すことができるようになって
いる。
【0037】塑性変形可能な連結装置のさらに他の実施
例は図13,図14に示されており、各々の場合、位置
付けの目的として、図1のウェブ締付装置12に対応し
たウェブ締付装置90は概略的に示されている。ベルト
リトラクターの耐荷重ハウジングは、図13において
は、前記ハウジングのタブ状の延長部92の形で示され
ている。1あるいはそれ以上のそのような延長部92は
ウェブ締付装置90のそれぞれの側部に沿って延在して
いる。各延長部92は溝94を有し、その中でウェブ締
付装置90が突出したピン96によってベルト引抜き方
向(G)に可動的に取付けられている。図13における
延長部92はベルト引抜き方向(G)を横切って延在す
る4つの自由なウェブ98,100,102,104を
有し、これらは延長部92の材料を切出すことによって
形成される。ウェブ締付装置90の耐荷重ハウジングは
延長部92の1つの切出し部の中へ突出した鼻状部10
5を含み、これはベルト引抜き方向(G)においてウェ
ブ98によって支持されている。安全ベルト拘束装置に
対して、前記鼻状部105の方へ角度を付けられたウェ
ブ98,100,102,104の固さによって画定さ
れたしきい値以上の荷重がかかると、ウェブ98,10
0,102,104は連続的に塑性変形し、それによっ
てウェブ締付装置90はベルト引抜き方向(G)におい
てエネルギーを散逸しながら移動していくことができ
る。
【0038】図13による実施例はウェブ締付装置90
が約30mm移動できるように設計されているが、図14
による実施例はウェブ締付装置90は約10mm移動でき
るように設計されている。図14による実施例は、ベル
トリトラクターハウジングのタブ状の延長部106が2
つのウェブ108,110を有していて、それらが互い
に他と反対方向に角度を付けられているという点におい
て、図13による実施例とは異なっている。前に述べた
ように、ウェブ締付装置90の鼻状部112はウェブ1
08を支えられている。
【0039】安全ベルト拘束装置の構成要素の上述して
きた利点や、特に効率的に増大した最終荷重強度や構成
一式装置としての軽量構造と適合との可能性とは、ベル
トリトラクターが降伏可能的に取付けられたベルトリー
ルを含み、ウェブ締付装置が2重のウェッジを含み、弾
性変形可能な連結装置が記述してきたように互いに他と
協動するという場合には、それら全体装置に対してある
特定の範囲において適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】2重の締付ウェッジを備えた、以下のウェブ締
付装置を有したベルトリトラクターの実施例の、部分断
面的な側面図。
【図2】図1の線II−IIに沿って見たこの実施例の断面
図。
【図3】図1における2重の締付ウェッジを備えた、ウ
ェブ締付装置の概略的断面図。
【図4】図3におけるウェブ締付装置の概略的な詳細断
面図。
【図5】ウェブ締付装置の他の実施例の概略的な詳細断
面図。
【図6】ウェブ締付装置のさらに他の実施例の概略的な
詳細断面図。
【図7】大荷重が生じる前の状態における、ベルトリト
ラクターと塑性変形可能な連結装置を介してベルトリト
ラクターに連結されたウェブ締付装置との透視図。
【図8】大荷重を生じた後の、図7で示した装置の説明
図。
【図9】図1、図2および図4、図5による装置の、ウ
ェブの伸びの関数としてのウェブにかかる基礎的な力を
示す図。
【図10】連結装置の他の実施例の図。
【図11】連結装置のさらに他の実施例の図。
【図12】連結装置のさらに他の実施例の図。
【図13】連結装置のさらに他の実施例の図。
【図14】連結装置のさらに他の実施例の図。
【符号の説明】
10 ベルトリトラクター 12 ウェブ締付装置 14,16;60,62;74,76;78,80;8
2,84;92,104;105,112 連結装置 18,64 ハウジング 22 ウェブ 42,44 支持表面 46,48 締付ウェッジ 50,52 締付面 54,56 滑り面 92,106 タブ状延長部 98,100;102,104;108,110 変形
可能なウェブ 402,404;410,414 保持装置 406,408 溝 412 凹所
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルタン ロールレ ドイツ連邦共和国マットランゲン,アム リメスリング 4 (72)発明者 ヴォルフ − ディエター ヘーヌル ドイツ連邦共和国ボービンゲン,エルドベ ールベグ 1

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルトリトラクター(10)と、該ベル
    トリトラクター(10)からウェブ(22)が引き出さ
    れる方向に見て該ベルトリトラクター(10)の下流側
    に配置されていて、つ2つの締付ウェッジ(46,4
    8)を有するウェブ締付装置(12)とを含み、前記締
    付ウェッジ(46,48)はハウジングの中でウェブ
    (22)の両側において互いに他に対向して配置されて
    おり、且つウェブ(22)から離れたところで前記ハウ
    ジング上の支持表面(42,44)に対して支承される
    滑り面(54,56)を有しており、また、前記締付ウ
    ェッジ(46,48)は、自動車が急激に減速したこ
    と、又は前記ベルトリトラクター(10)からウェブ
    (22)が急激に引き出されたことに応答して、一緒に
    なって休止位置から移動し、それらの相互に対向した締
    付面(50,52)が、ベルト引抜き方向に締付位置へ
    向かう方向に動いてウェブ(22)と係合するようにな
    っている自動車の安全ベルト拘束装置において、 前記支持表面(42,44)及び前記滑り面(54,5
    6)の一方に突起(402,404;410,414)
    が備えられており、この突起は、前記休止位置におい
    て、前記支持表面(42,44)に対して前記滑り面
    (54,56)を傾斜させ且つウェブ(22)に対して
    前記締付面(50,52)を平行にして前記締付ウェッ
    ジ(46,48)を保持しているが、負荷を受けてこの
    突起は降伏されるようになっており、この突起が降伏さ
    れて前記支持表面(42,44)と前記滑り面(54,
    56)とが互いに他に対して支承された時には、前記締
    付面(50,52)がベルト引抜き方向(G)に開い
    て、互いに他に対して約1度の角度を形成するようにな
    っている ことを特徴とする自動車の安全ベルト拘束装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、前記突起が、ベルト引抜き方向(G)に対して横
    方向に延在し、かつ前記滑り面(54,56)と前記支
    持表面(42,44)との一方に配置されているリブ
    (402,404)によってそれぞれ形成されており、
    前記リブ(402,404)が所定の荷重によって降伏
    し、前記滑り面(54,56)が支持表面(42,4
    4)と表面接触する自動車の安全ベルト拘束装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、支持表面(4 2,44)には溝(406,40
    8)がそれぞれのリブ(402,404)の近くに配置
    されている自動車の安全ベルト拘束装置(図4)
  4. 【請求項4】 請求項2記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、各リブ(410)は、ベルト引抜き方向(G)に
    対して横方向に延在し、かつ前記滑り面(54,56)
    と前記支持表面(42,44)との一方に配置されてお
    り、リブがその中に入り込むようになった凹所(41
    2)が対向面(42,44)あるいは(54,56)に
    形成されている自動車の安全ベルト拘束装置(図5)
  5. 【請求項5】 請求項記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、支持表面(42,44)と滑り面(54,56)
    との一方におけるキャビティー(416)の中に圧縮
    ね(414)が設けられている自動車の安全ベルト拘束
    装置(図6)
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項記載の安
    全ベルト拘束装置において、前記滑り面(54,56)
    が互いに他に対して約27度の角度だけ傾斜している自
    動車の安全ベルト拘束装置。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項記載の安
    全ベルト拘束装置において、前記支持表面(42,4
    4)あるいは滑り面(54,56)には低摩擦塗装が施
    されている自動車の安全ベルト拘束装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から7のいずれか1項記載の安
    全ベルト拘束装置において、ベルトリトラクター(1
    0)と、ウェブ締付装置(12)とが、負荷を受けてウ
    ェブ締付装置(12)をベルトリトラクター(10)か
    ら限定的に離す動きをさせるように降伏する連結装置
    (14,16;60,62;74,76;78,80;
    82,84;92,104;105,112)によって
    相互に連結されたそれぞれのハウジングを有する自動車
    の安全ベルト拘束装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の安全ベルト拘束装置にお
    いて、ベルトリトラクター(10)の耐荷重ハウジング
    (18,64)とウェブ締付装置(12)のハウジング
    とが、変形可能なウェブ(14,16;60,62;7
    4,76)によって一緒に連結されている自動車の安全
    ベルト拘束装置。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の安全ベルト拘束装置に
    おいて、前記変形可能なウェブ(14,16;60,6
    2;74,76)は弓形になっていて、互いに接近した
    ハウジングの端部に連結されている自動車の安全ベルト
    拘束装置。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の安全ベルト拘束装置
    において、前記変形可能なウェブ(60,62)がそれ
    らの頂部部分において一緒になって連結され、それらの
    合体領域において、荷重がかかると破壊することのでき
    る領域を形成する自動車の安全ベルト拘束装置。
  12. 【請求項12】 請求項8記載の安全ベルト拘束装置に
    おいて、前記ベルトリトラクターの耐荷重ハウジングが
    (90,106)を含み、前記の上にはウェブ締付
    装置(90)の耐荷重ハウジングがベルト引抜き方向
    (G)において滑るように取付けられ、前記(92,
    106)がベルト引抜き方向に対して全体的に横方向に
    延在した少なくとも1つの弓形の変形可能なウェブ(9
    8,100;102,104;108,110)を有
    し、ウェブ締付装置(90)のフレームこのウェブを
    支承する接触部材(105,112)を含自動車の安
    全ベルト拘束装置(図13,14)
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