JPH08156353A - プリント装置 - Google Patents

プリント装置

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JPH08156353A
JPH08156353A JP7249967A JP24996795A JPH08156353A JP H08156353 A JPH08156353 A JP H08156353A JP 7249967 A JP7249967 A JP 7249967A JP 24996795 A JP24996795 A JP 24996795A JP H08156353 A JPH08156353 A JP H08156353A
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JP
Japan
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belt
print head
printing apparatus
printing
ink
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JP7249967A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Katsuyama
均 勝山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Priority to US08/539,220 priority patent/US5854643A/en
Priority to EP95115802A priority patent/EP0705707B1/en
Priority to CN95119173A priority patent/CN1060116C/zh
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Publication of JPH08156353A publication Critical patent/JPH08156353A/ja
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    • B41LAPPARATUS OR DEVICES FOR MANIFOLDING, DUPLICATING OR PRINTING FOR OFFICE OR OTHER COMMERCIAL PURPOSES; ADDRESSING MACHINES OR LIKE SERIES-PRINTING MACHINES
    • B41L21/00Devices for conveying sheets or webs of copy material through the apparatus or machines for manifolding, duplicating, or printing
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06BTREATING TEXTILE MATERIALS USING LIQUIDS, GASES OR VAPOURS
    • D06B11/00Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing
    • D06B11/0056Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of fabrics
    • D06B11/0059Treatment of selected parts of textile materials, e.g. partial dyeing of fabrics by spraying
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/007Conveyor belts or like feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/20Platen adjustments for varying the strength of impression, for a varying number of papers, for wear or for alignment, or for print gap adjustment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
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  • Textile Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インクジェット捺染装置において布帛を搬送
する搬送ベルトについてインクジェットヘッドとのギャ
ップ調整のため搬送ベルトを変位させた場合にも、これ
に作用する張力の変化を小さくしてベルト搬送を常に良
好に維持する。 【解決手段】 ベルト130を変位させてプリンタ部1
000のインクジェットヘッドとのギャップを調整する
ための上部プラテンローラ140Uに加え、これに対向
する位置に、下部プラテンローラ140Lを設けて同様
にベルト130に張力を作用させる。これにより、上部
プラテンローラ140Uを変位させてギャップ調整を行
った場合にベルト130に作用する張力の変化を小さく
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプリント装置に関
し、特に、無端状搬送部材上を搬送されるプリント媒体
の厚さに応じてプリント媒体とプリントヘッドとの間隔
を変更する際の無端状搬送部材の張力調整が可能なプリ
ント装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、記録装置には、駆動ローラと従動
ローラとの間に掛け渡された無端状ベルトの外周面に載
置されて搬送される記録紙等のプリント媒体へ記録ヘッ
ドにより記録を行うものが知られている。このような無
端状ベルトを記録紙の搬送手段とする記録装置において
は、無端状ベルトの一部を張力調整用ローラ等で押圧し
て無端状ベルトの弛みを取って該無端状ベルトの張力を
所定の強さに調整する構成、あるいは、無端状ベルトを
掛け渡した前記駆動ローラまたは前記従動ローラを他方
のローラに対して離間あるいは接近させることで該無端
状ベルトの張力を所定の強さに調整する構成を備えてい
た。
【0003】一方で各種の記録装置は、記録紙とプリン
トヘッドとの間の間隔を記録紙の紙厚に対応して変更し
得る機構を備えていた。この場合、記録領域でプリント
媒体を支持するプラテンをプリントヘッドに対して接離
する方向へ変位させる、あるいはプリントヘッドをプラ
テンに対して接離する方向へ変位させる構成となってい
た。そして、プリントヘッド側をプリント媒体の厚さに
応じて変位させる構成が一般的であった。
【0004】しかしながら、プリント媒体の搬送方向と
は異なる方向のプリント媒体の全幅に対応した領域の記
録が可能な、いわゆるフルラインヘッドを用いる記録装
置、さらには、フルラインヘッドを複数個、記録媒体の
搬送方向に沿って並べたカラー記録装置においては、記
録ヘッドが大型となり、その重量も当然重いものとなっ
てしまう。このような記録装置で、記録ヘッド側を記録
媒体の厚さに応じて変位させようとすると、記録ヘッド
変位機構そのものが大型となり、記録装置そのものが大
型で重いものとなってしまう。
【0005】そこで、プリント媒体搬送ベルトとしての
無端状ベルトでプリント媒体を搬送させる記録装置であ
って、プラテン側をプリントヘッドに対してプリント媒
体の厚さの変化に対応して接離する構成(記録領域を通
過する搬送ベルトをプリントヘッドに対して接離する構
成)を用いることで、記録装置全体の大型化を避けた記
録装置があった。そして、このようなベルト搬送機構に
おいても、無端状ベルトの張力調整機構が備えられてい
た。
【0006】図1に、このような従来のベルト搬送機構
の詳細を示す概略を示す。
【0007】1対のプラテンローラ140は、ローラ支
持部材141によって回動自在に支持され、ローラ支持
部材は鉛直方向(上下方向)の移動が可能なように設け
られている。搬送ローラ120は不図示の駆動機構によ
って駆動される駆動ローラであり、一方、搬送ローラ1
10は駆動ローラ120によりベルト130を介して駆
動される従動ローラである。搬送ローラ120は、その
回転のみが許容されるように固定される。
【0008】これに対し、搬送ローラ110は、搬送ロ
ーラ120に対して離間または接近する方向、すなわち
図1中水平左右方向の移動および回転のみが許容される
ように設けられる。また、搬送ローラ110は張力調整
ばね131によって、搬送ローラ120から離間する方
向に付勢されており、これにより、搬送ベルト130に
適切な張力を作用させることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たベルト搬送機構には、プリントヘッドとしてのインク
ジェットヘッドとのギャップ調整に関して以下のような
問題があった。
【0010】上述した構成では、インクジェットヘッド
とプリント媒体とのギャップ調整のためプラテンローラ
140を上下移動させると、このプラテンローラ140
の移動によりベルト130の周長(ベルト全体の長さ)
は変化(張力が変化)しようとする。しかし、この変化
を吸収するのは専ら調整ばね131の変位によるもので
あるため、この変位が大きくなるとばね131の付勢力
が増し返って搬送ベルト131の張力を増すことにな
る。その結果、例えばベルト131に亀裂が生じたり、
さらには破断することもある。
【0011】また、図1に示す構成では、上流側の搬送
ローラ110は水平方向に移動できる構成であるため、
搬送ローラ120との平行度を精密に設定し難く、ま
た、一度設定した平行度を維持し難いという問題もあ
る。このような場合、ベルトの張力が一様でなくなり、
プリント媒体の蛇行等を生じることがある。
【0012】さらに、搬送ローラ110は上記のように
移動可能な構成であることから、この搬送ローラ110
に対してプリント媒体を押圧する押圧ローラも搬送ロー
ラ110の動きに追従できる構成としなければならず、
このため、これらローラ等に関する機構が複雑になると
いう問題もある。
【0013】本発明は、前述問題点に鑑みてなされたも
のであり、本発明の目的とするところは、無端状搬送部
材の搬送面を変位させた場合でも、該無端状搬送部材に
作用する張力を略一定とすることができるプリント装置
を提供することにある。
【0014】さらに本発明の他の目的はプリントヘッド
と無端状搬送部材とのギャップ調整等に伴う無端状搬送
部材の走行不良を防止でき、常に良好なプリント媒体の
搬送を行うことができるプリント装置を提供することに
ある。
【0015】さらに本発明の他の目的は、プリントヘッ
ドと無端状搬送部材の搬送面との間隔を変化させた場合
でも、該無端状搬送部材に作用する張力を略一定とする
ことができるプリント装置を提供することにある。
【0016】さらに本発明の他の目的は、プリントヘッ
ドと無端状搬送部材の搬送面との間隔を変化させた場合
でも、該無端状搬送部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、
該無端状搬送部材に作用する張力を略一定とすることが
できるプリント装置を提供することにある。
【0017】さらに本発明の他の目的は、プリントヘッ
ドと無端状搬送部材の搬送面との間隔を変化させた場合
でも、該無端状搬送部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、
該無端状搬送部材に作用する張力を略一定とすること
で、広範囲のプリント媒体の厚さの変化に対応可能なプ
リント装置を提供することにある。
【0018】さらに本発明の他の目的は、プリントヘッ
ドと無端状搬送部材の搬送面との間隔を変化させた場合
でも、該無端状搬送部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、
該無端状搬送部材に作用する張力を略一定とすること
で、該無端状搬送部材の蛇行等を防止して良好なプリン
ト媒体の搬送が行えるプリント装置を提供することにあ
る。
【0019】さらに本発明の他の目的は、インクジェッ
トヘッドと無端状搬送部材の搬送面との間隔を変化させ
た場合でも、該無端状搬送部材の搬送方向の伸縮量を抑
えて、該無端状搬送部材に作用する張力を略一定とする
ことで、種々の厚さのプリント媒体にも、インクジェッ
トヘッドとプリント媒体との間隔を両者の非接触状態を
維持しつつ好適な間隔に設定可能なプリント装置を提供
することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
プリントヘッドを用いて無端状搬送部材により搬送され
るプリント媒体にプリントを行うプリント装置におい
て、無端状搬送部材を掛け渡して支持する2つのローラ
部材と、前記無端状搬送部材を該無端状搬送部材の走行
方向とは異なる方向に変位させる変位部であって、該第
1変位部は、プリントヘッドと対向する部分の前記無端
状搬送部材を変位させる第1変位部と、前記第1変位部
により変位する前記無端状搬送部材の対面側の前記無端
状搬送部材を前記第1変位部による前記無端状搬送部材
の変位に応じて変位させる第2変位部と、を具えたこと
を特徴とする。
【0021】また、プリントヘッドを用いプリント媒体
にプリントを行うプリント装置において、ベルトを走行
させることによりプリント媒体を搬送するベルト搬送機
構と、前記ベルトを押圧して当該ベルトを当該走行方向
と異なる方向に変位させる第1押圧手段と、該第1押圧
手段の押圧部と弾性的に連結し、当該弾性力によって前
記ベルトを押圧する第2押圧手段と、を具えたことを特
徴とする。
【0022】以上の構成によれば、無端状搬送部材の搬
送面を変位させた場合でも、該無端状搬送部材に作用す
る張力を略一定とすることができる。
【0023】また、プラテンローラ等の第1押圧手段が
ベルトを押圧して変位させるのに応じて、同様にベルト
を押圧するローラ等の第2押圧手段の弾性力が変化する
ため、全体としてベルトに作用する張力の変化を小さく
することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0025】本発明の一実施形態に係るプリント装置を
図2に示す。
【0026】ここで、1はプリント媒体としての布帛で
あり、この布帛1は巻出し部200の巻出しローラ11
の回転に応じて巻出され、中間ローラ13および15を
介して、プリンタ部1000に対向する部位に設けた搬
送部100により実質的に水平方向に搬送された後、送
りローラ17および中間ローラ19を介して巻取りロー
ラ21に巻取られる。
【0027】搬送部100は、大略、布帛1の搬送方向
に関して、プリンタ部1000の上流側および下流側に
設けた搬送ローラ110および120と、それらローラ
間に巻回された無端ベルト形態の搬送ベルト130と、
プリンタ部1000によるプリントに際し布帛の被プリ
ント面を平坦に規制するべく搬送ベルト130を所定範
囲適切な張力で展張し、平坦性を向上すべく設けた複数
のプラテンローラ140とを有している。ここで、搬送
ベルト130は、本例では特開平5−212851号に
開示されたような金属製のものを用いており、図1中部
分的に拡大して示すようにその表面には粘着層(シー
ト)133が設けられている。そして、布帛1は貼付け
ローラ150によって粘着層133によって搬送ベルト
130に接着され、プリント時の平坦性が確保される。
【0028】なお、プリント部1000には、キャリッ
ジ1010が図1または図2の紙面と垂直な方向に移動
できるように設けられ、この移動の間にキャリッジ10
10に取付けられた2つのインクジェットヘッドにより
プリントが行われる。
【0029】そのように平坦性が確保された状態で搬送
される布帛1は、プラテンローラ140間の領域内でプ
リンタ部1000によりプリント剤が付与され、搬送ロ
ーラ120の部位において搬送ベルト130ないし接着
層から剥離され、巻取りローラ21によって巻取られて
行くが、その途中において乾燥ヒータ600により乾燥
処理が施される。この乾燥ヒータ600は、特にプリン
ト剤として液体を用いる場合に有効なものである。な
お、乾燥ヒータ600としては、温風を布帛1に対して
吹付けるもの、赤外線を照射するもの等、適宜の形態の
ものを用いることができる。また、プリンタ部1000
がスライドできる位置には、インクジェットヘッド10
10の濃度むら補正を行うためのヘッドシェーディング
ステーション1600が設けられている。
【0030】上記構成において、巻出しローラ11、巻
取りローラ21、搬送ローラ110,120等は捺染装
置本体の構造体であるフレームの溶接構造で一体とされ
る架台113や側板103によって支持されている。架
台113の複数の所定箇所には設置床面に対して装置を
水平及び高さ方向に調整可能とするレベルパット114
が取付けられている。
【0031】また、プリンタ部1000は、水平方向に
移動可能に設けられておりこれにより、ベルト交換等の
メインテナンス作業等の操作性を向上させることができ
る。
【0032】本発明のいくつかの実施形態を説明する前
に、それら実施形態の構成の考え方について図3および
図4を参照して説明する。
【0033】図3は本実施形態の構成の考え方を説明す
る図であって、上側プラテンローラ140Uと下側プラ
テンローラ140Lとを設け、駆動ローラ120および
従動ローラ110とは、それらの間の距離が一定(11
60mm)に保たれるようにプリント装置本体に取り付
けられている。また、上下のプラテンローラ140U,
140Lは、これらの間の間隔が180mmに維持され
て上下に移動する。図3(B)は基準状態であり、図3
(A)は図3(B)の状態からプラテンローラ140
U,140Lを下方に5mm変位させた状態を示し、図
3(C)は図3(B)の状態からプラテンローラ140
U,140Lを上方に5mm変位させた状態を示す。
【0034】一方、図4は比較例であって、図1の構成
に対応するものであって、プラテンローラは下側には設
けられておらず、上側にのみプラテンローラ140が設
けられている。その他の各構成は図3の構成と同一であ
る。そして、図4(B)の状態を基準として、プラテン
ローラ140が下方に5mm変位した状態が図4(A)
であり、プラテンローラ140が上方に5mm変位した
状態が図4(C)である。
【0035】図3(A)〜(C)および図4(A)〜
(C)から明らかなように、本実施形態の構成の考え方
を説明する図3において、プラテンローラ140U,1
40Lの上方および下方のいずれの変位でも、ベルトの
周長Lは、それぞれ0.12mmのみ変化するだけであ
るが、比較例である図4から明らかなように、従来構成
では、プラテンローラ140の下方の変位で−0.32
mm、プラテンローラ140の上方の変位で0.46m
mもベルトの周長Lが変化することがわかる。
【0036】このように、上下にプラテンローラを配置
した場合、ギャップ調整のためのプラテンローラの変位
によるベルトの周長Lの変化、すなわち、ベルトの張力
の変化は比較的小さなものであるため、張力調整のため
上記張力の変化を吸収する機構の変位量を小さくするこ
とができる。換言すれば、例えば図2に示した従来例構
成のように従動側のローラである搬送ローラ110を移
動可能とするとともに、これを付勢する張力調整ばねを
設け、比較的大きな張力変化に対応する必要がなくな
る。
【0037】(第1実施形態)図5,図6および図7
は、本発明の第1実施形態に係る搬送部を示す、それぞ
れ側面図、この側面を裏側から見た図および上面図であ
る。
【0038】搬送ローラ110および120は、その軸
が側板146に回動自在に固定される。従って、上述し
たようにこれらローラ間の距離は、一定(1160m
m)に保持される。これとともに、両ローラは互いに平
行となるよう予め調整されている。また、プラテンロー
ラ140U,140Lはそれぞれ、対応する上部支持板
141Uおよび141Lにより回動自在でかつ上記各搬
送ローラ110,120と平行になるよう支持される。
【0039】搬送部の両側板146(一方のみ図示)の
外側には、主に図5に示されるように、上,下プラテン
ローラ140U,140Lの連動およびピッチ維持のた
めの機構が設けられる。
【0040】すなわち、上部支持板141Uの一部に
は、エアシリンダ143のロッド143Rが取付けら
れ、一方、下部支持板141Lにはシリンダ143の本
体が取付けられる。これにより、下部支持板141Lは
相対的に下方へ付勢される。なお、このシリンダ143
による付勢は、通常の場合行わず、ばね142による付
勢が弱い場合にのみこのシリンダ143による付勢力を
併用する。また、上部支持板141Uの両端には、リニ
アガイドシャフト145の一端が取付けられ、一方、下
部支持板141Lはその両端に形成された穴を介してリ
ニアガイドシャフト145と摺動可能に係合する。そし
て、上部支持板141Uと下部支持板141Lとの間
で、シャフト145を巻回する形態でばね142が配置
される。このばね142によって、下部支持板141L
は相対的に下方に付勢される。
【0041】以上の構成により、上部支持板141U
が、後述される機構によって上または下方向に変位させ
られると、ばね142によって付勢された下部支持板1
14Lも上部支持板141Uに連動し、それらの距離を
ほぼ一定に保ちながら上方または下方に変位する。
【0042】搬送部の略中央部(図7参照)には、主に
図6に示される、プラテンローラ140Uを上下に変位
させるための機構が設けられる。
【0043】ボールねじサポート板153は側板146
に固定されている。一方、ボールねじ151はボールね
じサポート板153とアンギュラベアリング154を介
して係合するとともにウォームホイール156に固定さ
れる。アンギュラベアリング154はボールねじ151
のスラスト方向およびラジアル方向のガタを規制してい
る。ボールねじ151の他方の端部は、両側部にそれぞ
れ設けられる上部プラテンローラ支持板141Uを連結
する上部支持板固定プレート150に取付けられたボー
ルねじナット152と係合する。
【0044】以上の構成において、不図示のモータによ
って回転するウォームギア157を回転させるとウォー
ムホイール156に連結するボールねじ151が回転
し、その回転方向に応じて上部支持板固定プレート15
0が、従って、上部プラテンローラ140Uが上方また
は下方に移動する。
【0045】図8は、上述した第1実施形態の搬送部に
おいて、搬送ベルト(同図では不図示)の張力を解放し
た状態を示す図である。
【0046】すなわち、この解放状態は、シリンダ14
3によって下部プラテンローラ支持板141Lを引き上
げ、また、ウォームホイール156を回転させて上部プ
ラテンローラ支持板141Uを下げることにより実現で
きる。
【0047】(第2実施形態)図9〜図12は、本発明
の他の実施形態に係る搬送部の構成を示す図であり、図
9は側面図、図10はその断面図、図11は上面図およ
び図12は搬送ローラ120側から視た正面図である。
【0048】本実施形態では、上部プラテンローラ支持
板141Uを上下させる機構を平行リンクによって構成
するものである。図9に示すように、固定リンク163
は側板146に固定される。固定リンク163の一端に
は可動リンク162がその中央部で回動自在に取付けら
れる。この可動リンク162の一端は上部プラテンロー
ラ支持板141Uに回動自在に取付けられ、他端はスラ
イダ165に回動自在に取付けられる。また、可動リン
ク161の一端も同様に、上部プラテンローラ支持板1
41Uに回動自在に取付けられ、他端はスライダ165
に回動自在に取付けられる。図13にこのリンク機構を
模式的に示す。
【0049】スライダ165は、主に図10に示すよう
に、リニアガイドベアリング170とリニアガイドシャ
フト169によって案内され、図10において左右方向
に移動できるよう設けられる。一方、このスライダ16
5には、ボールねじ166と係合するボールナット17
3が取付けられており、ボールねじ160を回転するこ
とにより、スライダ165を上記左右方向に移動させる
ことができる。すなわち、ボールねじ166の両端は、
側板146に固定されたそれぞれ上側および下流側支持
板171および172に取付けられるとともに、その一
端にはウォームギア167と係合するウォームホイール
168が取付けられている。ウォームギア167の回転
は、ハンドル173を介した手動、またはモータ174
によって行うことができる。
【0050】以上説明したスライダ165の移動は、上
述のリンク機構を介して上部プラテンローラ支持板14
1Uの上下移動に変換される。
【0051】なお、上述したギャップ調整は、図5に示
すギャップセンサ144が検知するギャップに応じて上
記ウォームギアの回転を制御することもできる。
【0052】(第3実施形態)図14は、本発明の第3
実施形態に係る搬送部を示す側面図である。
【0053】搬送ローラ110および120は、その軸
が互いに平行に側板146に回動自在に取り付けられて
いるとともに、ベルト130の初期設定等のために従動
側ローラ110が駆動側ローラ120に対して平行状態
を維持しながら離間あるいは接近するようにも構成され
ている。
【0054】プラテンローラ140Uおよびプラテンロ
ーラ140Lは、それぞれ3本が搬送ローラ110およ
び120と平行となるように互いに対面する一対の支持
板201に回転自在に取り付けられている。特に、3本
のプラテンローラ140Uは、該プラテンローラ140
Uで案内されるベルト130のプリント媒体搬送面がプ
リント領域として好適であるような極めて平らな面とな
るように支持板201に取り付けられている。
【0055】一対の支持板201は、操作者がハンドル
202を回すことで回転軸203、歯車204,205
を介して、支持板201に設けられた歯部(不図示)と
噛合する歯部を有するスクリュー軸206を回転させる
ことで上下動するように構成されている。なお、軸部材
207は側板146をプリント装置筐体の一部208に
支持するための部材である。
【0056】このような構成により、操作者がハンドル
202を回すことで、プラテンローラ140Uおよびプ
ラテンローラ140Lを互いの位置関係を維持したまま
で、上下方向へ移動させることができ、プリント領域と
しての3本のプラテンローラ140Uで案内されるベル
ト130のプリント媒体搬送面を該面と対向するキャリ
ッジ1010に取り付けられたインクジェットヘッドに
対して離間あるいは接近させることができる。そのた
め、ベルトのプラテンローラ140Uおよびプラテンロ
ーラ140Lの上下動に伴うベルトの周長の変化を最小
限に抑えてベルト面とインクジェットヘッドとの間隔を
変化させることができる。
【0057】なお、上述の説明では操作者がハンドル2
02を回す構成であったが、モータ等の駆動力を用いて
スクリュー軸206を回転させて支持板201を上下さ
せる構成としても同様の効果が得られる。
【0058】さらに、プリント領域へ案内されるプリン
ト媒体の厚さを予め検知して該厚さに応じてモータ等の
駆動力によりスクリュー軸206を回転させて支持板2
01を上下させる制御を行う構成とすることで、種々の
プリント媒体に対して自動的にプリントすることができ
る。
【0059】上述の各実施形態によると、プリントヘッ
ドを用いて無端状搬送部材130にり搬送されるプリン
ト媒体にプリントを行うプリント装置において、前記無
端状搬送部材を掛け渡して支持する2つのローラ部材1
10,120と、前記プリントヘッドと対向する部分と
前記無端状搬送部材を該無端状搬送部材の走行方向とは
異なる方向に変位させる第1変位部140Uと、該第1
変位部により変位する前記無端状搬送部材の対面側の前
記無端状搬送部材を前記第1変位部による前記無端状搬
送部材の変位に応じて変位させる第2変位部140L
と、を有するので、無端状搬送部材の搬送面を変位させ
た場合でも、該無端状搬送部材に作用する張力を略一定
とすることができる。
【0060】さらに、プリントヘッドと無端状搬送部材
の搬送面との間隔を変化させた場合でも、該無端状搬送
部材に作用する張力を略一定とすることができる。
【0061】さらに、プリントヘッドと無端状搬送部材
の搬送面との間隔を変化させた場合でも、該無端状搬送
部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、該無端状搬送部材に
作用する張力を略一定とすることができる。
【0062】さらに、プリントヘッドと無端状搬送部材
の搬送面との間隔を変化させた場合でも、該無端状搬送
部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、該無端状搬送部材に
作用する張力を略一定とすることで、広範囲のプリント
媒体の厚さの変化に対応可能である。
【0063】さらに、プリントヘッドと無端状搬送部材
の搬送面との間隔を変化させた場合でも、該無端状搬送
部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、該無端状搬送部材に
作用する張力を略一定とすることで、該無端状搬送部材
の蛇行等を防止して良好なプリント媒体の搬送が行え
る。
【0064】さらに、インクジェットヘッドと無端状搬
送部材の搬送面との間隔を変化させた場合でも、該無端
状搬送部材の搬送方向の伸縮量を抑えて、該無端状搬送
部材に作用する張力を略一定とすることで、種々の厚さ
のプリント媒体にも、インクジェットヘッドとプリント
媒体との間隔を両者の非接触状態を維持しつつ好適な間
隔に設定可能である。
【0065】特に、プリントヘッドが大型で重量の大き
いヘッドであって、無端状搬送部材側(プラテン側)に
対して接離する方向に移動する機構が複雑となる場合
に、無端状搬送部材側(プラテン側)を調整する搬送機
構において上述の効果を得ることができる。また、無端
状搬送部材は、プリント領域において一定の広さの平面
を維持することが求められる(特に、ヘッドとプリント
媒体とが非接触の状態でプリントを行う本実施形態の場
合は重要である)ので、あまり柔らかく変形し易い材料
ではなく、金属製ベルトや余り弾性変形しないゴムベル
トが用いられる。上述の各実施形態によると、ヘッドギ
ャップ調整時のベルト材の伸縮量が少ないので、プリン
ト領域において一定の広さの平面を維持するのに適した
ベルト材を選択できる。
【0066】これにより、プリントヘッドとして現在実
用化されている360dpi以上のブラック、イエロ
ー、シアン、マゼンタの各色のインクを吐出するフルラ
インインクジェットプリントヘッドを用いることで、よ
り広い面積のプリント領域に対して、プリント媒体とし
て例えば記録紙から布、あるいは数cm厚の板材にま
で、高精細なフルカラープリントを行うことができるプ
リント装置を得ることができる。
【0067】(上記実施形態の装置によるインクジェッ
ト捺染記録の工程全体)次に、上記実施形態の装置によ
るインクジェット捺染記録の工程全体を説明する。上述
のインクジェット記録装置を用いて、インクジェット印
捺工程を経た後、布帛を乾燥(自然乾燥を含む)させ
る。そして、引き続き布帛繊維上の染料を拡散させ、か
つ繊維への染料を反応定着させる工程を施す。この工程
により、充分な発色性と染料の固着による堅牢性を得る
ことができる。
【0068】この拡散、反応定着工程は従来公知の方法
でよく、例えば、スチーミング法が挙げられる。なお、
この場合、印捺工程の前に、予め布帛にアルカリ処理を
施してもよい。
【0069】その後、後処理工程において、未反応の染
料の除去および前処理に用いた物質の除去が行われる。
最後に、欠陥補正、アイロン仕上げ等の整理仕上げ工程
を経て記録が完成する。
【0070】特に、インクジェット捺染用布帛として
は、(1)インクを十分な濃度に発色させ得ること、
(2)インクの染着率が高いこと、(3)インクが布帛
上で速やかに乾燥すること、(4)布帛上での不規則な
インクの滲みの発生が少ないこと、(5)装置内での搬
送性に優れていること、等の性能が要求される。これら
の要求性能を満足させるために、本発明において、必要
に応じて布帛に対し、あらかじめ前処理を施しておくこ
とができる。例えば、特開昭62−53492号公報に
おいてはインク受容層を有する布帛類が開示され、ま
た、特公平3−46589号公報においては還元防止剤
やアルカリ性物質を含有させた布帛の提案がなされてい
る。このような前処理の例としては、布帛に、アルカリ
性物質、水溶性高分子、合成高分子、水溶性金属塩、尿
素およびチオ尿素から選ばれる物質を含有させる処理を
挙げることができる。
【0071】アルカリ性物質としては、例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、
モノ,ジ,トリエタノールアミン等のアミン類、炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム,重炭酸ナトリウム等の炭酸も
しくは重炭酸アルカリ金属塩等が挙げられる。さらに酢
酸カルシウム、酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアンモ
ニアおよびアンモニア化合物等がある。また、スチーミ
ングおよび乾熱下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸
ナトリウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質
としては、反応性染料の染色に用いられる炭酸ナトリウ
ムおよび重炭酸ナトリウムがある。
【0072】水溶性高分子としては、トウモロコシ,小
麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース,メ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース系物質、アルギン酸ナトリウム,アラビアゴム,
ローカスイトビーンガム,トラガントガム,グアガム,
タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン,カゼイン等の蛋
白質物質、タンニン系物質,リグニン系物質等の天然水
溶性高分子が挙げられる。
【0073】また、合成高分子としては、例えば、ポリ
ビニルアルコール系化合物,ポリエチレンオキサイド系
化合物,アクリル酸系水溶性高分子,無水マレイン酸系
水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系
高分子やセルロース系高分子が好ましい。
【0074】水溶性金属塩としては、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を作るものであって、pH4〜10であ
る化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例とし
ては、例えば、アルカリ金属では、NaCl,Na2
4 ,KClおよびCH3 COONa等が挙げられ、ま
た、アルカリ土類金属としては、CaCl2 およびMg
Cl2 等が挙げられる。中でもNa,KおよびCaの塩
類が好ましい。
【0075】前処理において上記物質等を布帛に含有さ
せる方法は、特に制限されないが、通常行われる浸漬
法、パッド法、コーティング法、スプレー法などを挙げ
ることができる。
【0076】さらに、インクジェット捺染用布帛に付与
される捺染インクは、布帛上に付与した状態では単に付
着しているに過ぎないので、引き続き繊維への染料等イ
ンク中の色素の定着工程を施すのが好ましい。このよう
な定着工程は、従来公知の方法でよく、例えば、スチー
ミング法、HTスチーミング法、サーモフィックス法、
あらかじめアルカリ処理した布帛を用いない場合は、ア
ルカリパッドスチーム法、アルカリブロッチスチーム
法、アルカリショック法、アルカリコールドフィックス
法等が挙げられる。また、定着工程は、染料によって反
応過程を含むものと含まないものとがあり、後者の例と
しては繊維に含浸させて物理的に離脱しないようなもの
がある。また、インクとしては所要の色素を有するもの
であれば適宜のものを用いることができ、染料に限られ
ず顔料を含むものでもよい。
【0077】さらに未反応の染料の除去および前処理に
用いた物質の除去は、上記反応定着工程の後に従来公知
の方法に準じ、洗浄により行うことができる。なお、こ
の洗浄の際に従来のフィックス処理を併用することが好
ましい。
【0078】以上述べた後処理工程が施されたプリント
物は、その後所望の大きさに切り離され、切り離された
片は、縫着,接着,溶着等、最終的な加工品を得るため
の工程が施され、ワンピース,ドレス,ネクタイ,水着
等の衣類や布団カバー,ソファカバー,ハンカチ,カー
テン等が得られる。布帛を縫製等により加工して衣類や
その他の日用品とする方法は、例えば「最新ニット縫製
マニュアル」(センイジャーナル社発行)や月刊誌「装
苑」(文化出版局発行)等、公知の書籍に多数記載され
ている。
【0079】なお、プリント用媒体としては、布帛,壁
布,刺しゅうに用いられる糸、壁紙、紙、OHP用フィ
ルム、アルマイト等の板状物その他インクジェット技術
を用いて所定の液体を付与可能な種々のものが挙げら
れ、布帛とは、素材,織り方,編み方を問わず、あらゆ
る織物,不織布およびその他の布地を含む。
【0080】本発明は、上述したインクジェットプリン
ト方式に限らず種々のプリント方式を採用できるが、イ
ンクジェットプリント方式を採用する場合には、その中
でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギ
として熱エネルギを発生する手段を備え、前記熱エネル
ギによりインクの状態変化を生起させる方式、すなわち
キヤノン株式会社が提唱するバブルジェット方式のプリ
ントヘッド、プリント装置を用いることで優れた効果を
もたらすものである。かかる方式によればプリントの高
密度化,高精細化が達成できるからである。
【0081】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発
生せしめ、プリントヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状
の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記
載されている条件を採用すると、さらに優れたプリント
を行うことができる。
【0082】プリントヘッドの構成としては、上述の各
明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変
換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、プリント
ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によ
ればプリントを確実に効率よく行うことができるように
なるからである。
【0083】加えて、プリントヘッドは、プリント装置
の形態に対応して構成できるのは勿論であり、所謂ライ
ンプリンタ形態のものに対してはプリント媒体の幅に対
応した範囲にわたって吐出口を配列したものとすればよ
い。また、上例のようなシリアルタイプのプリントヘッ
ドとしては、装置本体に固定されたプリントヘッド、あ
るいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的
な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換
自在のチップタイプのプリントヘッド、あるいはプリン
トヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカー
トリッジタイプのプリントヘッドを用いた場合にも本発
明は有効である。
【0084】また、本発明のプリント装置の構成とし
て、プリントヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
プリントヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を
行う予備加熱手段、プリントとは別の吐出を行なう予備
吐出手段を挙げることができる。
【0085】さらに加えて、以上説明した本発明実施形
態においては、インクを液体として説明しているが、室
温やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化も
しくは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジ
ェット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範
囲内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲に
あるように温度制御するものが一般的であるから、使用
プリント信号付与時にインクが液状をなすものを用いて
もよい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固
形状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用
せしめることで積極的に防止するため、またはインクの
蒸発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液
化するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネル
ギのプリント信号に応じた付与によってインクが液化
し、液状インクが吐出されるものや、プリント用媒体に
到達する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、
熱エネルギの付与によって初めて液化する性質のインク
を使用する場合も本発明は適用可能である。このような
場合のインクは、特開昭54−56847号公報あるい
は特開昭60−71260号公報に記載されるような、
多孔質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として
保持された状態で、電気熱変換体に対して対向するよう
な形態としてもよい。本発明においては、上述した各イ
ンクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を
実行するものである。
【0086】さらに加えて、本発明の形態としては、コ
ンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用い
られるものの他、リーダ等と組合せた複写装置の形態を
採るもの等であってもよい。
【0087】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、無端状
搬送部材の搬送面を変位させた場合でも、該無端状搬送
部材に作用する張力を略一定とすることができる。
【0088】また、プラテンローラ等の第1押圧手段が
ベルトを押圧して変位させるのに応じて、同様にベルト
を押圧するローラ等の第2押圧部材の弾性力が変化する
ため、全体としてベルトに作用する張力の変化を小さく
することができる。
【0089】
【図面の簡単な説明】
【図1】プリント装置の一従来例における搬送部の概略
構成を示す側面図である。
【図2】本発明に係るプリント装置の概略構成を示す断
面図である。
【図3】(A),(B)および(C)は、本発明の実施
形態の構成の原理を説明するための模式図である。
【図4】(A),(B)および(C)は、本発明の実施
形態の構成の原理を説明するための比較例としての従来
構成の模式図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係る搬送部を示す側面
図である。
【図6】図5に示す搬送部の断面図である。
【図7】図5に示す搬送部の上面図である。
【図8】図5に示す搬送部において搬送ベルトに作用す
る張力を解放した状態を示す側面図である。
【図9】本発明の第2実施形態に係る搬送部を示す側面
図である。
【図10】図9に示す搬送部の断面図である。
【図11】図9に示す搬送部の上面図である。
【図12】図9に示す搬送部の正面図である。
【図13】図9に示す搬送部におけるリンク機構の模式
図である。
【図14】本発明の第3実施形態に係る搬送部を示す側
面図である。
【符号の説明】
100 搬送部 110,120 搬送ローラ 130 搬送ベルト 140U 上部プラテンローラ 140L 下部プラテンローラ 141U 上部プラテンローラ支持板 141L 下部プラテンローラ支持板 142 ばね 143 シリンダ 143R ロッド 144 キャップ量検知センサ 145 リニアガイドシャフト 146 側板 150 上部支持板固定プレート 151 ボールねじ 152 ボールねじナット 153 ボールねじサポート板 154 アンギュラベアリング 155 ウォームサポートブロック 156 ウォームホイール 157 ウォームギア 161,162 可動リンク 163 固定リンク 165 スライダ 166 ボールねじ 167 ウォームギア 168 ウォームホイール 169 リニアガイドシャフト 170 リニアブッシュ 171 上流側支持板 172 下流側支持板 173 ハンドル 174 モータ 201 支持板 202 ハンドル 203 回転軸 204,205 歯車 206 スクリュー軸 207 軸部材

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリントヘッドを用いて無端状搬送部材
    により搬送されるプリント媒体にプリントを行うプリン
    ト装置において、 無端状搬送部材を掛け渡して支持する2つのローラ部材
    と、 前記無端状搬送部材を該無端状搬送部材の走行方向とは
    異なる方向に変位させる変位部であって、該第1変位部
    は、プリントヘッドと対向する部分の前記無端状搬送部
    材を変位させる第1変位部と、 前記第1変位部により変位する前記無端状搬送部材の対
    面側の前記無端状搬送部材を前記第1変位部による前記
    無端状搬送部材の変位に応じて変位させる第2変位部
    と、 を具えたことを特徴とするプリント装置。
  2. 【請求項2】 前記第1変位部と前記第2変位部とは、
    弾性的に連結されていることを特徴とする請求項1に記
    載のプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記第1変位部と前記第2変位部とは、
    両者を軸支する板部材で連結していることを特徴とする
    請求項1に記載のプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記プリントヘッドは、インク吐出口か
    らインクを吐出するインクジェットプリントヘッドであ
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    のプリント装置。
  5. 【請求項5】 前記プリントヘッドは、電気熱変換体を
    具え該電気熱変換体の発する熱エネルギーによって、イ
    ンク吐出口からインクを吐出するインクジェットプリン
    トヘッドであることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のプリント装置。
  6. 【請求項6】 プリントヘッドを用いプリント媒体にプ
    リントを行うプリント装置において、 ベルトを走行させることによりプリント媒体を搬送する
    ベルト搬送機構と、 前記ベルトを押圧して当該ベルトを当該走行方向と異な
    る方向に変位させる第1押圧手段と、 該第1押圧手段の押圧部と弾性的に連結し、当該弾性力
    によって前記ベルトを押圧する第2押圧手段と、 を具えたことを特徴とするプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記第1押圧手段は、前記プリントヘッ
    ドと前記ベルトが搬送するプリント媒体とのギャップを
    調整するために変位させることを特徴とする請求項6に
    記載のプリント装置。
  8. 【請求項8】 前記第1押圧手段の前記押圧部および前
    記第2押圧手段は、ローラ状の部材であることを特徴と
    する請求項6に記載のプリント装置。
  9. 【請求項9】 前記ローラ状の部材は、それぞれ複数の
    ローラであることを特徴とする請求項8に記載のプリン
    ト装置。
  10. 【請求項10】 前記プリント媒体は布であることを特
    徴とする請求項6ないし9のいずれかに記載のプリント
    装置。
  11. 【請求項11】 前記プリントヘッドはインクを吐出し
    てプリントを行うものであり、当該インク吐出は熱エネ
    ルギーを利用してインクに気泡を生じさせ該気泡の生成
    によって行われるものであることを特徴とする請求項6
    ないし10のいずれかに記載のプリント装置。
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