JPH08108588A - インクジェットプリント装置 - Google Patents

インクジェットプリント装置

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JPH08108588A
JPH08108588A JP6244418A JP24441894A JPH08108588A JP H08108588 A JPH08108588 A JP H08108588A JP 6244418 A JP6244418 A JP 6244418A JP 24441894 A JP24441894 A JP 24441894A JP H08108588 A JPH08108588 A JP H08108588A
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JP
Japan
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unit
printing apparatus
ink
print medium
transport
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JP6244418A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Katsuyama
均 勝山
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Original Assignee
Canon Inc
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06PDYEING OR PRINTING TEXTILES; DYEING LEATHER, FURS OR SOLID MACROMOLECULAR SUBSTANCES IN ANY FORM
    • D06P5/00Other features in dyeing or printing textiles, or dyeing leather, furs, or solid macromolecular substances in any form
    • D06P5/30Ink jet printing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J3/00Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed
    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4078Printing on textile

Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクジェットプリント装置において、装置
の操作性を向上させ、装置に関するコストを低減する。 【構成】 巻出しユニット200および巻取りユニット
300は搬送ユニット100に対して着脱自在に取付け
られる。これにより、巻出しユニット200および巻取
りユニット300はそれぞれ搬送ユニット100から分
離でき、これら巻出しユニット200等の交換ができ、
また、他の場所への移動も可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェットプリント
装置に関し、特に布等にインクを吐出して捺染を行うイ
ンクジェットプリント装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】インクジェット方式を用いた捺染装置は、
最近知られつつある技術である。この方式の捺染装置
は、スクリーン捺染のようにプリントすべき画像の原版
を必要としないという主な理由によって、プリントでき
る画像の自由度が高いこと、捺染における全体のコスト
が小さいこと等の利点を有している。
【0003】かかる観点から、本願人は、これまでにイ
ンクジェット捺染装置に関して種々の提案を行なってき
ている。例えば、プリント速度を向上させるために長尺
のインクジェットヘッドを用いたとき吐出口間に比較的
大きな水頭差が生じる問題等を解消する構成として、特
開平5−31905号公報においていわゆる下向きヘッ
ドを用いたものを提案している。さらに、この下向きヘ
ッドを用いたインクジェット捺染装置におけるメインテ
ナンス時の作業性等を考慮して、ヘッドユニットが水平
方向に移動できる構成を、特願平6−14732号にお
いて提案している。
【0004】図1は、インクジェット捺染装置の一例と
して、上記特願平6−14732号に開示される装置と
同様のものを示す断面図である。
【0005】ここで、1はプリント媒体としての布帛で
あり、この布帛1は巻出し部200の巻出しローラ11
の回転に応じて巻出され、中間ローラ13および15を
介して、プリンタ部1000に対向する部位に設けた搬
送部100により実質的に水平方向に搬送された後、送
りローラ17および中間ローラ19を介して巻取りロー
ラ21によって巻取られる。
【0006】搬送部100は、大略、布帛1の搬送方向
上、プリンタ部1000の上流側および下流側に設けた
搬送ローラ110および120と、それらローラ間に巻
回された無端ベルト形態の搬送ベルト130と、プリン
タ部1000によるプリントに際し布帛の被プリント面
を平坦に規制するべく搬送ベルト130を所定範囲適切
な張力で展張し、平坦性を向上すべく設けた一対のプラ
テンローラ140とを有している。ここで、搬送ベルト
130は、本例では特開平5−212851号に開示さ
れたような金属製のものを用いており、図1中部分的に
拡大して示すようにその表面には粘着層(シート)が設
けられている。そして、布帛1は貼付けローラ150に
よって粘着層によって搬送ベルト130に接着され、プ
リント時の平坦性が確保される。
【0007】なお、プリント部1000には、キャリッ
ジ1010が図1または図2の紙面と垂直な方向に移動
できるように設けられ、この移動の間にキャリッジ10
10に取付けられた2つのインクジェットヘッドにより
プリントが行われる。
【0008】そのように平坦性が確保された状態で搬送
される布帛1は、プラテンローラ140間の領域内でプ
リンタ部1000によりプリント剤が付与され、搬送ロ
ーラ120の部位において搬送ベルト130ないし接着
層から剥離され、巻取りローラ21によって巻取られて
行くが、その途中において乾燥ヒータ600により乾燥
処理が施される。この乾燥ヒータ600は、特にプリン
ト剤として液体を用いる場合に有効なものである。な
お、乾燥ヒータ600としては、温風を布帛1に対して
吹付けるもの、赤外線を照射するもの等、適宜の形態の
ものを用いることができる。また、プリンタ部1000
がスライドできる位置には、インクジェットヘッド10
10の濃度むら補正を行うためのHSステーション16
00が設けられている。
【0009】上記構成において、巻出しローラ11、巻
取りローラ21、搬送ローラ110,120等は捺染装
置本体の構造体であるフレームの溶接構造で一体とされ
る架台113や側板103によって支持されている。架
台113の複数の所定箇所には設置床面に対して装置を
水平及び高さ方向に調整可能とするレベルパット114
が取付けられている。
【0010】また、プリンタ部1000は、水平方向に
移動可能に設けられておりこれにより、ベルト交換等の
メインテナンス作業等の操作性を向上させることができ
る。
【0011】図2は図1と同様の装置の他の例を示すも
のである。
【0012】図2に示す例では、搬送ローラ110およ
び120によって搬送される搬送ベルト130の上流お
よび下流に、プリントヘッド1010に対応するプラテ
ン部を形成するプラテンローラ140の高さとほぼ同じ
高さに、支えローラ2810を設け、板状物1Aをプリ
ント部に搬送し、これによって板状物1A上にプリント
することができる。この水平搬送方式では、送り出し部
200、搬送部100および排出部300により形成さ
れる搬送路が水平方向なので、板状物等の剛性の高い媒
体の場合も保持スペースを確保し易く、重量ある媒体で
も大きな保持力は必要ないなど、各種の媒体の取扱いが
容易である。この構成においても図1に示す装置と同
様、上記送り出し部、搬送部、排出部は架台113等に
よって一体に形成されている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図1お
よび図2で例示した本願人によるインクジェット捺染装
置に限らず、一般に知られる捺染装置には、以下に示す
ようないくつかの問題点があった。
【0014】第1には巻出し部(送り出し部)、搬送
部、巻取り部(排出部)の各ユニットが一体構造の架台
で支持されているため、以下のような不都合が生じるこ
とである。
【0015】すなわち、用いるプリント媒体の種類によ
ってプリント媒体に作用する張力の大きさ、しわの取り
方等が異なるため、この種類に応じてローラの種類、配
置等を変える必要がある。しかし、上記のように各ユニ
ットが一体構造である場合、複数種類のプリント媒体に
対応した構成を採るとその構造が複雑になることがあ
る。
【0016】また、プリント媒体の供給形態、例えばロ
ール状であるかシート状であるかによって、図1または
図2に示したように装置が専用化し、それだけ装置のコ
ストアップとなる。
【0017】第2には、上記に例示した装置では、搬送
部を中心に巻出し部と巻取り部が分離した配置とされて
いたため、上記第1の問題に加えてさらに以下のような
問題があった。
【0018】例えば、巻出し部および巻取り部における
ロール材の交換作業は、ロール材の重量が軽い場合は人
手によって行なうことができるが、比較的重い場合は交
換の際ロール材を支持する装置が必要となる。このよう
な支持装置を使用する場合、その装置の設置、動作範囲
内には他の装置などを設置することができないため、捺
染装置を設置するときにはこの分のスペースを用意しな
ければならず、結果として広い設置スペースが必要とな
る。また、ロール材交換作業の位置に搬送部に対して上
流側と下流側の2箇所が必要なため、これによってもよ
り広い設置スペースを必要とすることになる。
【0019】また、上記のようにロール交換の作業位置
が2箇所に分離しているため、プリント終了後装置を停
止させ、巻取り部で巻取ロールを装置より取外し、その
後、巻出し部で新しいロール材をセットするため交換操
作が断続的となり、その結果装置の停止時間が長くなり
機械稼働率を低下させる原因となる。
【0020】さらに上記巻取り部と巻出し部が分離する
構成では、プリントされたプリント媒体が、搬送ベルト
から剥離された後、巻取られるまでの間の距離が短かく
なる傾向にあり、その結果、インクを乾燥させるヒータ
は短時間でプリント媒体の乾燥を行わなければならず、
そのため、大容量のヒータを必要とする。しかし、この
場合、例えば薄い素材のプリント媒体を用いると素材そ
のものを傷める恐れがあり、また、厚い素材のものは乾
燥が不充分な場合も生じる。これに対し、乾燥部を長く
とろうとすると搬送部以降の巻取り部が大型化するとい
う問題を派生する。
【0021】第3の問題は、プリンタ部のスライド可能
な構成に係るものである。
【0022】すなわち、上記で例示した構成では、プリ
ンタ部を巻出し側にスライドさせるため、巻出し部と搬
送部の距離を大きくとる必要があり、装置が大型化する
ことがある。
【0023】また、巻出し部をスライドさせる側の下部
に配置しようとすると、巻出し部のユニット交換や巻出
し部におけるプリント媒体を巻回させる作業性やメイン
テナンス性が低下する。
【0024】さらに、上記プリンタ部のスライド機構に
伴なってHSステーションの下部に、巻出しローラ等が
配置されるため、汎用性に乏しくなるという問題も生じ
る。
【0025】本発明は、上述した各問題点鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、装置の大型化
およびその設置スペースの増大を抑制し、またメインテ
ナンス性を向上させたインクジェット装置を提供するこ
とにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
インクジェットヘッドを用い、該ヘッドからプリント媒
体にインクを吐出してプリントを行うインクジェットプ
リント装置において、プリント媒体を送出する送出ユニ
ットと、該送出ユニットから送出されるプリント媒体を
搬送するユニットであって、該搬送の間に前記インクジ
ェットヘッドを用いてプリントが行われる搬送ユニット
と、該搬送ユニットからプリント媒体を排出するための
排出ユニットと、を具え、前記送出ユニット、前記搬送
ユニットおよび前記排出ユニットは、実質的に分離かつ
独立してそれぞれ構成されることを特徴とする。
【0027】
【作用】以上の構成によれば、送出ユニットおよび排出
ユニットを搬送ユニットから分離して用いることができ
るので、これら送出ユニット等を他の場所へ移動させる
ことができ、また、他の送出ユニット等に交換すること
もできる。
【0028】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0029】(実施例1)図3および図4はそれぞれ本
発明の一実施例に係るインクジェットプリント装置を示
す概略断面図である。これら図において図1および図2
に示す要素と同様の要素には同一の符号を付してその説
明を省略する。
【0030】図3および図4は図1および図2に対応し
てそれぞれロール状のプリント媒体および板状のプリン
ト媒体にプリントを行う状態を示している。しかし、本
実施例では、図1および図2に示した構成と異なり、搬
送部100(以下、搬送ユニットともいう)は共通のも
のを用いることができ、巻出し部200(以下、巻出し
ユニットともいう)および巻取り部300(以下巻取り
ユニットともいう)と、送り出しユニット200′およ
び排出ユニット300′とを交換して用いることにより
上記2つの状態のプリントを行うことができる。
【0031】すなわち、巻出しユニット200(および
送り出しユニット200′)は、搬送ユニット100に
対して2個所に設けられた接続部1114を介して着脱
自在に取付けられ、巻取りユニット300(および排出
ユニット300′)も同様に接続部1114を介して着
脱自在に装着される。これに伴ない、巻出しユニット2
00(および送り出しユニット200)および巻取りユ
ニット300(および排出ユニット300′)の底部に
はキャスター214および314がそれぞれ設けられ、
各ユニットの着脱等に伴う移動が可能となる。
【0032】図5(A)および(B)は上述した接続部
1114の詳細を示す上面図および正面図であり、図6
は斜視図である。以下では、搬送ユニット100と巻出
しユニット200との間の接続部1114について説明
するが、他のユニット間の接続部1114も同様の構造
を有するものである。
【0033】これら図に示すように、各ユニットの架台
には、接続部1114のベース板102および202が
それぞれねじ118および218により取付けられてい
る。搬送ユニット100のベース板102には、巻出し
ユニット200を搬送ユニット100に取付ける際の位
置決め用穴114が形成されている。また、ベース板1
02の端部には、固定ねじ104を回動自在に軸支する
支承部および上記取付の際に固定ねじを受け入れる長穴
116が形成されている。上記支承部は、固定ねじ10
4の一端を軸支するヒンジピン112を支持し、ヒンジ
ピン112は止め輪114によってその長手方向の動き
が規制される。
【0034】一方、巻出しユニット200のベース板2
02には、ユニット200の上記取付け時に上記位置決
め用穴114と嵌合する突起204が設けられ、これに
よって搬送ユニット100に対する巻出しユニット20
0の位置決めが良好になされる。また、ベース板202
には、固定ねじ104を受け入れる長穴206が形成さ
れる。
【0035】これにより、巻出しユニット200を搬送
ユニット100に取付ける際には、上記位置決め終了
後、固定ねじ104をヒンジピン112を中心に回動さ
せて、長穴116および206内に収納し、これととも
に予め固定ねじ104の先端に係合するナット108を
回転させることにより、ベース板102とベース板20
2とを互いに締結することができる。
【0036】上述した本実施例の構成によれば、例えば
プリント媒体の種類毎に巻出部および巻取部を用意し、
これらを交換することによりそれぞれのプリント媒体を
用いたプリントを行うことができ、プリント媒体を変え
てプリントする場合に生じ得る装置の複雑化を回避する
ことができる。
【0037】例えば板状のプリント媒体を用いてプリン
トを行う場合も基本的には供給形態に応じてロール状プ
リント媒体に代えてシート材の送り出しユニットを搬送
部に接続するだけでそのプリントが可能となり、容易に
種々の供給形態に応じた装置構成とすることができる。
【0038】また、プリント媒体に応じた最適構成の巻
出しユニットおよび巻取りユニットと汎用化された搬送
ユニットとにより、プリント装置を構成できるため、装
置コストの低減化を図ることができる。
【0039】加えて、プリント媒体の種類、供給形態に
より種々の捺染装置を用意する必要がなく、各ユニット
の段取替のみで種々のプリント媒体に対応できるため設
備投資の低減も可能となる。
【0040】図7〜図10は接続部1114の他の構成
例を示し、図7は正面図、図8(A)および(B)は、
それぞれ接続の前後を図7に示す矢印A方向から視た
図、図9は図8に示すB−B矢視図、図10は図8に示
すC−C矢視図である。
【0041】搬送ユニット100の側には、その架台に
接続プレート122が溶接によって取付けられ、さらに
接続プレート122には、位置決め調整プレートがねじ
118によって固定されている。また位置決め調整プレ
ート124には位置決め用穴126が形成されている。
【0042】一方巻出しユニット200側にはその架台
に接続プレート222が溶接によって取付けられ、さら
に、この接続プレート222にはチャンネル材224が
ねじ218によって取付けられている。チャンネル材2
24の一方の面には、位置決めピン226が設けられて
いる。
【0043】位置決め調整プレート124は接続プレー
ト122に対して水平方向に位置調整可能なようにその
ねじ固定部には長穴が形成されている。一方、チャンネ
ル材224の両面のねじ固定部にも同様に、鉛直方向の
位置調整が可能なように長穴が設けられている。
【0044】以上の接続部114の構造に基づく巻出し
ユニット(巻取りユニット等も同様)と搬送ユニットの
位置合わせ手順は以下のようになる。
【0045】チャンネル材224を接続プレート222
に仮止めした後、巻取りユニット200を搬送ユニット
100に近づけて位置決めピン226が位置決め穴12
6に合うよう位置決め調整プレート124を左,右に微
細に動かし、位置決め調整プレート124を接続プレー
ト122に固定する。
【0046】次に、仮止めしたチャンネル材224のね
じを緩め、チャンネル材224を上,下に微細に動かし
ながら位置決めピンと位置決め穴とを合わせて巻出しユ
ニットと搬送ユニットの位置決めを行ない、チャンネル
材のボルトを締めて搬送ユニットと巻取ユニットとを結
合する。
【0047】図11は、上記実施例とは異なる種類のプ
リント媒体用の巻出しユニットを示す概略断面図であ
り、プリント媒体として布帛を用いたものである。
【0048】図に示すように、巻出しユニット200に
は布帛1のゴミを除去するための除塵ローラ13Cと、
しわを取るためのシワ取ローラ13Bと、布帛1に適正
な張力を付与するためのテンションローラ13Aと、布
帛1を巻回して搬送ユニット100へ導くためのガイド
ローラ15とが設けられている。
【0049】このようにプリント媒体が異なる場合、ロ
ーラの種類、本数は大きく異なり、これに応じて巻出し
ユニット(巻取りユニット等も同様)を構成することに
なる。
【0050】(実施例2)図12は本発明の他の実施例
に係るインクジェットプリント装置を示し、巻取り部を
巻出し部側に配置したものである。
【0051】すなわち、搬送ベルト130から剥された
プリント媒体1はさらにローラ19,21および23に
よって巻回され、巻出しローラ11と同じ側に配置され
た巻取りローラ21に巻取られる。このプリント媒体1
の搬送経路の途中において、比較的長い区間を乾燥ヒー
タ600により乾燥処理される。
【0052】図13は図12に示した汎用搬送部に対
し、前述の実施例1と同様、巻出し・巻取り部をユニッ
ト化して分離した例を示す。巻出し巻取りユニット20
00には、搬送部までの経路中にシワ取りのためのロー
ラや巻回するためのローラが配置されている。なお、巻
出し巻取りユニット2000と搬送ユニット100との
接続は、前述の実施例と同様の接続部1114を用いる
ことができる。
【0053】図14は巻出しローラ11および巻取りロ
ーラ21のみをその他のローラ等から分離した例を示
す。
【0054】すなわち、図に示したように、しわ取りロ
ーラや巻回するためのローラは搬送ユニット100内に
配置される。
【0055】以上示した実施例2によれば、巻取り部を
巻出し部側に配置したことにより、装置スペースが小さ
くなるだけでなくロール交換等のための作業位置が装置
の一方の側のみとなるため、作業に必要なスペースも小
さくすることができる。また、巻出しローラと巻取りロ
ーラを1つの枠体によって保持するよう構成し、また、
この枠体が移動可能なように設けられているので、巻取
られたローラ材を取外し、新たなロール材をセットする
ために他の補助的な機械装置が必要な場合であっても、
それらの機械装置を本実施例の装置が設置された場所ま
で移動させてくる必要がなく、別の場所で交換作業を行
なうこともできる。
【0056】これにより、例えば予めプリント前のロー
ル材がセットされたユニットを別に用意しておき、プリ
ント完了後の巻取られたロール材のみを保持しているユ
ニットを搬送ユニットから分離し、直ちに先に用意した
ユニットと交換すれば機械停止の時間を短くすることが
でき、装置稼動率を向上させることが可能となる。
【0057】また、ユニットと搬送ユニットの間には、
着脱自在な着脱手段と取付再現性を持たせた位置決め手
段を設けることにより、容易にかつ短時間でユニットの
交換を行なうことができる。
【0058】さらに、装置を大型化させずにプリント後
から巻取り部までの経路を長くとることができるため充
分な乾燥を行なうことができる。
【0059】図12に示すように、プリントにより形成
された画像が、ローラ21において外側に向くように巻
取りを行うことで、プリント後の画像を使用者が視認で
き、プリント結果の画像中に不具合が生じていないか確
認することができる。
【0060】また、プリント直後にプリントされた画像
を巻出し側から確認が行えるように、ローラ120の鉛
直上近傍に鏡を設けたり、CCDカメラなどの確認用の
装置を設けてもよい。
【0061】(実施例3)図15〜図18は、本発明の
さらに他の実施例に係るインクジェットプリント装置を
示し、図15は、その装置をプリント媒体搬送方向に対
して垂直な方向から視た概略断面図、図16は搬送方向
から視た立面図、図17は上面図、図18は装置におけ
る移動機構を示す斜視図である。
【0062】これら図に示すように、本実施例のインク
ジェットプリント装置では、プリンタ部1000はプリ
ント媒体1の搬送方向に対して垂直方向にスライドでき
るように設けられている。すなわち、図16〜図18か
ら明らかに解るように、プリント媒体1の搬送方向を垂
直方向にI形鋼3003が延在し、これを支持部材30
05によって支えるようにする。I形網3003の上面
にこれに沿ってリニアガイドレール3004が取付けら
れている。プリンタ取付板3001はリニアガイドベア
リング3002を介してガイドレール3004と摺動可
能に係合し、一方、プリンタ取付板3001には支持フ
レーム3011およびガイドレール等を介してプリンタ
部1000のキャリッジ1010が摺動可能に係合す
る。これにより、プリンタ取付板3001のスライドに
よって、プリンタ部1000はプリント媒体1が搬送さ
れる面(搬送部100)の上方およびHSステーション
1600(図16参照)の上方との間を移動できる。な
お、HSステーション1600では、このステーション
上に載置されたプリント媒体上に所定パターンのプリン
トを行なう。そして、このプリント物をスキャナ等で読
取ることにより、その読取り結果に基づいてプリンタ部
1000のインクジェットヘッドにおける各吐出口毎の
γ変換特性を補正する、いわゆるヘッドシェーディング
を行う。
【0063】以上説明した本実施例の構成によれば、搬
送ユニット上からプリンタ部1000を移動させること
ができるため、搬送ベルト等のメインテナンスが容易に
なる。これとともに搬送部と差出し部の距離を短くする
ことができ、差出し部のスペースを小さくすることが可
能となる。
【0064】また、巻出し部の上部空間を空けることか
できるため、プリント動作の初期においてプリント媒体
を搬送部のベルトに取付ける等の作業が容易になるな
ど、メンテナンス性が向上する。さらに、巻出しユニッ
トの交換も容易になる。
【0065】加えて、搬送部の側方にHSステーション
を配置することになるため、HSステーションと一体さ
れた搬送部として汎用性が向上する。
【0066】次に、上述した一実施例のインクジェット
捺染記録の工程全体を説明する。上述のインクジェット
記録装置を用いて、インクジェット印捺工程を経た後、
布帛を乾燥(自然乾燥を含む)させる。そして、引き続
き布帛繊維上の染料を拡散させ、かつ繊維への染料を反
応定着させる工程を施す。この工程により、充分な発色
性と染料の固着による堅牢性を得ることができる。
【0067】この拡散、反応定着工程は従来公知の方法
でよく、例えば、スチーミング法が挙げられる。なお、
この場合、印捺工程の前に、予め布帛にアルカリ処理を
施してもよい。
【0068】その後、後処理工程において、未反応の染
料の除去および前処理に用いた物質の除去が行われる。
最後に、欠陥補正、アイロン仕上げ等の整理仕上げ工程
を経て記録が完成する。
【0069】特に、インクジェット捺染用布帛として
は、(1)インクを十分な濃度に発色させ得ること、
(2)インクの染着率が高いこと、(3)インクが布帛
上で速やかに乾燥すること、(4)布帛上での不規則な
インクの滲みの発生が少ないこと、(5)装置内での搬
送性に優れていること、等の性能が要求される。これら
の要求性能を満足させるために、本発明において、必要
に応じて布帛に対し、あらかじめ前処理を施しておくこ
とができる。例えば、特開昭62−53492号公報に
おいてはインク受容層を有する布帛類が開示され、ま
た、特公平3−46589号公報においては還元防止剤
やアルカリ性物質を含有させた布帛の提案がなされてい
る。このような前処理の例としては、布帛に、アルカリ
性物質、水溶性高分子、合成高分子、水溶性金属塩、尿
素およびチオ尿素から選ばれる物質を含有させる処理を
挙げることができる。
【0070】アルカリ性物質としては、例えば、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属、
モノ,ジ,トリエタノールアミン等のアミン類、炭酸ナ
トリウム,炭酸カリウム,重炭酸ナトリウム等の炭酸も
しくは重炭酸アルカリ金属塩等が挙げられる。さらに酢
酸カルシウム、酢酸バリウム等の有機酸金属塩やアンモ
ニアおよびアンモニア化合物等がある。また、スチーミ
ングおよび乾熱下でアルカリ物質となるトリクロロ酢酸
ナトリウム等も用い得る。特に好ましいアルカリ性物質
としては、反応性染料の染色に用いられる炭酸ナトリウ
ムおよび重炭酸ナトリウムがある。
【0071】水溶性高分子としては、トウモロコシ,小
麦等のデンプン物質、カルボキシメチルセルロース,メ
チルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース等のセル
ロース系物質、アルギン酸ナトリウム,アラビアゴム,
ローカスイトビーンガム,トラガントガム,グアガム,
タマリンド種子等の多糖類、ゼラチン,カゼイン等の蛋
白質物質、タンニン系物質,リグニン系物質等の天然水
溶性高分子が挙げられる。
【0072】また、合成高分子としては、例えば、ポリ
ビニルアルコール系化合物,ポリエチレンオキサイド系
化合物,アクリル酸系水溶性高分子,無水マレイン酸系
水溶性高分子等が挙げられる。これらの中でも多糖類系
高分子やセルロース系高分子が好ましい。
【0073】水溶性金属塩としては、例えば、アルカリ
金属、アルカリ土類金属のハロゲン化物のように、典型
的なイオン結晶を作るものであって、pH4〜10であ
る化合物が挙げられる。かかる化合物の代表的な例とし
ては、例えば、アルカリ金属では、NaCl,Na2
4 ,KClおよびCH3 COONa等が挙げられ、ま
た、アルカリ土類金属としては、CaCl2 およびMg
Cl2 等が挙げられる。中でもNa,KおよびCaの塩
類が好ましい。
【0074】前処理において上記物質等を布帛に含有さ
せる方法は、特に制限されないが、通常行われる浸漬
法、パッド法、コーティング法、スプレー法などを挙げ
ることができる。
【0075】さらに、インクジェット捺染用布帛に付与
される捺染インクは、布帛上に付与した状態では単に付
着しているに過ぎないので、引き続き繊維への染料等イ
ンク中の色素の定着工程を施すのが好ましい。このよう
な定着工程は、従来公知の方法でよく、例えば、スチー
ミング法、HTスチーミング法、サーモフィックス法、
あらかじめアルカリ処理した布帛を用いない場合は、ア
ルカリパッドスチーム法、アルカリブロッチスチーム
法、アルカリショック法、アルカリコールドフィックス
法等が挙げられる。また、定着工程は、染料によって反
応過程を含むものと含まないものとがあり、後者の例と
しては繊維に含浸させて物理的に離脱しないようなもの
がある。また、インクとしては所要の色素を有するもの
であれば適宜のものを用いることができ、染料に限られ
ず顔料を含むものでもよい。
【0076】さらに未反応の染料の除去および前処理に
用いた物質の除去は、上記反応定着工程の後に従来公知
の方法に準じ、洗浄により行うことができる。なお、こ
の洗浄の際に従来のフィックス処理を併用することが好
ましい。
【0077】以上述べた後処理工程が施されたプリント
物は、その後所望の大きさに切り離され、切り離された
片は、縫着,接着,溶着等、最終的な加工品を得るため
の工程が施され、ワンピース,ドレス,ネクタイ,水着
等の衣類や布団カバー,ソファカバー,ハンカチ,カー
テン等が得られる。布帛を縫製等により加工して衣類や
その他の日用品とする方法は、従来より公知の技術であ
る。
【0078】なお、プリント用媒体としては、布帛,壁
布,刺しゅうに用いられる糸、壁紙、紙、OHP用フィ
ルム、アルマイト等の板状物その他インクジェット技術
を用いて所定の液体を付与可能な種々のものが挙げら
れ、布帛とは、素材,織り方,編み方を問わず、あらゆ
る織物,不織布およびその他の布地を含む。
【0079】本発明は、上述したインクジェットプリン
ト方式に限らず種々のプリント方式を採用できるが、イ
ンクジェットプリント方式を採用する場合には、その中
でも、インク吐出を行わせるために利用されるエネルギ
として熱エネルギを発生する手段を備え、前記熱エネル
ギによりインクの状態変化を生起させる方式、すなわち
キヤノン株式会社が提唱するバブルジェット方式のプリ
ントヘッド、プリント装置を用いることで優れた効果を
もたらすものである。かかる方式によればプリントの高
密度化,高精細化が達成できるからである。
【0080】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、プリント情報に対応していて核沸騰を越え
る急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を
印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発
生せしめ、プリントヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさ
せて、結果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体
(インク)内の気泡を形成できるので有効である。この
気泡の成長,収縮により吐出用開口を介して液体(イン
ク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成する。こ
の駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成
長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体(イン
ク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパルス形状
の駆動信号としては、米国特許第4463359号明細
書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記
載されている条件を採用すると、さらに優れたプリント
を行うことができる。
【0081】プリントヘッドの構成としては、上述の各
明細書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変
換体の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の
他に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開
示する米国特許第4558333号明細書,米国特許第
4459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれ
るものである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、
共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を
開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成と
しても本発明の効果は有効である。すなわち、プリント
ヘッドの形態がどのようなものであっても、本発明によ
ればプリントを確実に効率よく行うことができるように
なるからである。
【0082】加えて、プリントヘッドは、プリント装置
の形態に対応して構成できるのは勿論であり、所謂ライ
ンプリンタ形態のものに対してはプリント媒体の幅に対
応した範囲にわたって吐出口を配列したものとすればよ
い。また、上例のようなシリアルタイプのプリントヘッ
ドとしては、装置本体に固定されたプリントヘッド、あ
るいは装置本体に装着されることで装置本体との電気的
な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換
自在のチップタイプのプリントヘッド、あるいはプリン
トヘッド自体に一体的にインクタンクが設けられたカー
トリッジタイプのプリントヘッドを用いた場合にも本発
明は有効である。
【0083】また、本発明のプリント装置の構成とし
て、プリントヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段
等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で、好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、
プリントヘッドに対してのキャッピング手段、クリーニ
ング手段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれと
は別の加熱素子或はこれらの組み合わせを用いて加熱を
行う予備加熱手段、プリントとは別の吐出を行なう予備
吐出手段を挙げることができる。
【0084】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用プ
リント信号付与時にインクが液状をなすものを用いても
よい。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形
状態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せ
しめることで積極的に防止するため、またはインクの蒸
発を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化
するインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギ
のプリント信号に応じた付与によってインクが液化し、
液状インクが吐出されるものや、プリント用媒体に到達
する時点ではすでに固化し始めるもの等のような、熱エ
ネルギの付与によって初めて液化する性質のインクを使
用する場合も本発明は適用可能である。このような場合
のインクは、特開昭54−56847号公報あるいは特
開昭60−71260号公報に記載されるような、多孔
質シート凹部または貫通孔に液状又は固形物として保持
された状態で、電気熱変換体に対して対向するような形
態としてもよい。本発明においては、上述した各インク
に対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行
するものである。
【0085】さらに加えて、本発明の形態としては、コ
ンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末として用い
られるものの他、リーダ等と組合せた複写装置の形態を
採るもの等であってもよい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
送出ユニットおよび排出ユニットを搬送ユニットから分
離して用いることができるので、これら送出ユニット等
を他の場所へ移動させることができ、また、他の送出ユ
ニット等に交換することもできる。
【0087】この結果、例えばプリント媒体の種類に応
じて送出ユニット等を用いることができ、装置構造の複
雑化を回避することができる。また、種々の供給形態に
応じて送出ユニット等を用い、これにより最適な装置構
成とすることが可能となる。
【0088】さらに、搬送部の汎用化を高めることがで
き装置コストの低減化を図ることも可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の背景技術に係るインクジェットプリン
ト装置の概略構成を示す断面図である。
【図2】上記と同様背景技術に係るインクジェットプリ
ント装置の他の例を示す概略断面図である。
【図3】本発明の第1の実施例に係るインクジェットプ
リント装置の概略構成を示す断面図である。
【図4】上記第1実施例の他の組合せ例を示す概略断面
図である。
【図5】(A)および(B)は、図3および図4に示し
た接続部の詳細な構成を示す説明図である。
【図6】上記接続部の斜視図である。
【図7】上記接続部の他の例を示す正面図である。
【図8】(A)および(B)は上記他の例の接続部の接
続前と接続後を示す説明図である。
【図9】上記他の例の接続部を巻出しユニット側から視
た図である。
【図10】上記他の例の接続部を搬送ユニット側から視
た図である。
【図11】上記第1実施例の巻出しユニットの他の例を
示す概略断面図である。
【図12】本発明の第2実施例に係るインクジェットプ
リント装置の概略構成を示す断面図である。
【図13】上記第2実施例の他の構成例を示すインクジ
ェットプリント装置の概略構成を示す断面図である。
【図14】上記第2実施例のさらに他の構成例を示すイ
ンクジェットプリント装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【図15】本発明の第3実施例に係るインクジェットプ
リント装置を当該プリント媒体搬送方向と垂直な方向か
ら視た概略構成を示す断面図である。
【図16】上記第3実施例のインクジェットプリント装
置を上記搬送方向から視た図である。
【図17】上記第3実施例のインクジェットプリント装
置を上方から視た平面図である。
【図18】上記第3実施例のインクジェットプリント装
置における移動機構の斜視図である。
【符号の説明】
1 プリント媒体(布帛) 11 巻出しローラ 21 巻取りローラ 100 搬送ユニット 110,120 搬送ローラ 114 調整パッド 130 搬送ベルト 133 粘着シート 140,140U,140L プラテンローラ 200 巻出しユニット 200′ 送出し部 214 キャスタ 300 巻取りユニット 300′ 排出部 600 乾燥ヒータ 1114 接続部 1000 プリンタ部 1010 キャリッジ 3001 プリンタ取付板 3002 リニアガイドベアリング 3003 I形鋼 3004 リニアガイドレール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットヘッドを用い、該ヘッド
    からプリント媒体にインクを吐出してプリントを行うイ
    ンクジェットプリント装置において、 プリント媒体を送出する送出ユニットと、 該送出ユニットから送出されるプリント媒体を搬送する
    ユニットであって、該搬送の間に前記インクジェットヘ
    ッドを用いてプリントが行われる搬送ユニットと、 該搬送ユニットからプリント媒体を排出するための排出
    ユニットと、 を具え、前記送出ユニット、前記搬送ユニットおよび前
    記排出ユニットは、実質的に分離かつ独立してそれぞれ
    構成されることを特徴とするインクジェットプリント装
    置。
  2. 【請求項2】 前記送出ユニット、前記搬送ユニットお
    よび前記排出ユニットは、実質的に同一面上に置かれる
    ものであることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェットプリント装置。
  3. 【請求項3】 前記送出ユニットは、前記搬送ユニット
    に関して前記排出ユニットと反対側に置かれるものであ
    ることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジ
    ェットプリント装置。
  4. 【請求項4】 前記送出ユニットおよび前記排出ユニッ
    トを移動可能とする移動手段をさらに具えたことを特徴
    とする請求項1ないし3のいずれかに記載のインクジェ
    ットプリント装置。
  5. 【請求項5】 プリント媒体として布帛を用い、前記送
    出ユニットは布帛をロール状に保持する巻出しローラか
    ら当該布帛を送出し、前記排出ユニットを布帛をロール
    状に巻取る巻取りローラを有することを特徴とする請求
    項1ないし4のいずれかに記載のインクジェットプリン
    ト装置。
  6. 【請求項6】 前記送出ユニットと前記搬送ユニットお
    よび前記排出ユニットと前記搬送ユニットをそれぞれ着
    脱自在に接続する接続手段、および該接続手段による接
    続する際、当該接続における位置決めを行う位置決め手
    段をさらに具えたことを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれかに記載のインクジェットプリント装置。
  7. 【請求項7】 前記インクジェットヘッドは熱エネルギ
    ーを利用してインクに気泡を生じさせ、該気泡の生成に
    よってインクを吐出することを特徴とする請求項1ない
    し6のいずれかに記載のインクジェットプリント装置。
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