JPH02182641A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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Publication number
JPH02182641A
JPH02182641A JP63334758A JP33475888A JPH02182641A JP H02182641 A JPH02182641 A JP H02182641A JP 63334758 A JP63334758 A JP 63334758A JP 33475888 A JP33475888 A JP 33475888A JP H02182641 A JPH02182641 A JP H02182641A
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JP
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recording
belt
platen
head
liquid
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Application number
JP63334758A
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English (en)
Inventor
Setsu Uchida
内田 節
Tomohiro Aoki
青木 友洋
Yasushi Murayama
泰 村山
Tatsuo Mitomi
三富 達夫
Masaharu Nemura
雅晴 根村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH02182641A publication Critical patent/JPH02182641A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J11/00Devices or arrangements  of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, for supporting or handling copy material in sheet or web form
    • B41J11/007Conveyor belts or like feeding devices

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Printers Characterized By Their Purpose (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ファクシミリ、複写機、プリンター等の機能
を有する画像記録装置及びそれ等機能を備える複合機、
ワークステーション等の出力機器として用いられる画像
記録装置に関する。
〔従来の技術〕
ノンイクバクト記録法は、記録時に於ける騒音の発生が
無視しうる程度に極めて小さいという点に於いて、最近
関心を集めている。その中で高速記録の可能性が有り、
而も所謂普通紙に特定の定着処理を必要とせずに記録の
行えるインクジェット記録法は極めて有力な記録法であ
る。
インクジェット記録装置に適用される記録ヘッドは、一
般に微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液
路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部に
ある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエ
ネルギー発生手段を具えている。
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生年段と
してはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方法
、レーザー等の電磁波を照射して、そこにある液体に吸
収させて発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出、飛
翔させるエネルギー発生手段を用いた記録方法、或いは
発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体によって
液体を加熱して液体を吐出させるエネルギー発生手段を
用いた記録方法等がある。その中でも熱エネルギーによ
って液体を吐出させるインクジェット記録方法に用いら
れる記録ヘッドは、記録用の液滴を吐出して飛翔用液滴
を形成する為の液体吐出口(オリフィス)を高密度に配
列することができるために高解像力の記録をすることが
可能である。その中でも電気熱変換体を熱エネルギー発
生手段として用いた記録ヘッドは、記録ヘッドとして全
体的なコンパクト化も容易で且つ、最近の半導体分野に
おける技術の進歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマ
イクロ加工技術の長所を十二分に活用でき、長尺化及び
面状化(2次元化)が容易であること等からマルチノズ
ル化、高密度実装化が容易で、しかも大量に生産性良く
、製造コストも安価なインクジェット記録用ヘッド及び
該ヘッドを有する装置を提供する事が可能である。
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用い、
半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェット用
記録ヘッドは、一般には各オリフィスに対応した液路を
設け、該液路毎に該液路を満たす液体に熱エネルギーを
作用させて、対応するオリフィスより液体を吐出して飛
翔用液滴を形成する手段としての電気熱変換体が設けら
れている。又、それ等液路には、各液路に連通している
共通液室より液体が供給される構造となっている。
第5図はこの様なインクジェット記録ヘッドの概略構成
図であり、エツチング・蒸着・スパッタリング等の半導
体製造プロセス工程を経て、基板1102上に成膜形成
された電気熱変換体1103、電極1104、液路壁1
105、天板1106から構成されているインクジェッ
ト記録ヘッドが示されている。記録用液体1112は図
示していない液体貯蔵室から液体供給管1107を通し
て記録ヘッド1101の共通液室1108内に供給され
る。図中1109は液体供給管用コネクタである。共通
液室1108内に供給された液体1112は所謂毛管現
象により液路1110内に供給され、液路先端の吐出口
面(オリフィス面)でメニスカスを形成することにより
安定に保持される。ここで電気熱変換体1103に通電
することにより、電気熱変換体面上の液体が急峻に加熱
され、岐路中に気泡が生起され、その気泡の膨張・収縮
により吐出口1111から液体を吐出し液滴が形成され
る。上述したような構成により、吐出口密度16ノズル
/ m mといった高密度の吐出口配列で128叶出口
或いは256叶出口という、更には、記録幅内全域にわ
たって吐出口が配置されたマルチノズルのインクジェッ
ト記録ヘッドが形成できる。
第6図は上記したインクジェット記録ヘッドが実際に記
録装置に配置されているインクジェット記録装置の構成
例を示す模式的斜視図である。同図においては、前記し
た記録ヘッドと同様の記録ヘッド1101はモータ12
16の駆動によりレール1213a上を往復動されるキ
ャリッジ1214と一体的に構成されている。インクタ
ンク1222Y、 ’1222M。
1222C,1222B内に収容されたインクはポンプ
1223Y、1223M、1223c、1223Bによ
り記録ヘッド1101内に供給される。被記録部材(記
録紙)はプラテンローラ1212に沿って搬送され一時
停止する。そして、記録ヘッド1iotはレール!21
3a、1213bに沿って往動しながらインクを吐出し
て画像記録を行う。所定紙幅分の画像記録を行うと再び
記録ヘッド1101はレール1213a。
1213bに沿って復動しホームポジションへ戻るが、
この間に記録紙はプラテンローラ1212により所望量
搬送され再び停止する。そして、このような動作を繰り
返し画像記録は行われる。
このように停止している記録紙に対し記録ヘッドを往復
動させつつ印字を行う記録方式を以降シリアルスキャン
方式と呼ぶ。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような画像記録装置(インクジェット記録装置)で
は、搬送ベルト101がプラテン115上を摺動するこ
とが不可欠であるが、第10図の模式的説明図に示した
角度α、βが大きいと、プラテン115の角部での抵抗
が増加し、これが前記搬送ベルトの移動精度を悪化させ
てしまう。この精度が悪くなると、各ヘッドによって同
じ位置に打つべきインク滴が違う場所に打たれてしまい
、これがひどい場合には色ズレとなって著しい画像品位
の低下をおこしてしまうという問題が生ずる場合があっ
た。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は前記問題点を解決することを目的とし、記録ヘ
ッドのノズル面と記録用紙の印字面との距離を一定に保
ち、かつ記録用紙の搬送精度を保つ為に記録用紙を搬送
する搬送ベルトの内側に搬送手段案内部材を設け、この
搬送手段案内部材の搬送ベルトの進入部分と出口部分に
ローラを設けて成る。また、前記搬送手段案内部材につ
きあて部材を設け、これを記録ヘッドもしくは記録ヘッ
ド位置決め手段につきあてる構成とする。
〔実施例〕
第1図a、 bは本発明の要部を示す概略断面図である
。この図及び印字部の動きを説明する第3図により印字
シーケンスの詳細を説明する。
まず本実施例に用いられているフルライン化された長尺
記録ヘッドへのインク供給について第7図を用いて説明
する。第7図はその長尺記録ヘッドとインクの供給手段
との構成を模式的に示す説明図であり、1601はその
記録ヘッド、1652は記録ヘッド1601内の共通液
室、1653は記録液吐出面1654に配された液体吐
出用の吐出口である。しかして本実施例の吐出口165
3は、対象とされる被記録材の記録可能幅いっばいにそ
の数が配されており、その個々の吐出口1653に通じ
る不図示の液路に設けられた発熱素子を選択的に駆動さ
せることによって記録液を吐出させ、ヘッド自体の移動
走査なしに記録を実施することが可能である。
1655は記録液を記録ヘッド1601に供給する記録
液供給タンク、1656は供給タンク1655に記録液
を補充するためのメインタンクであり、供給タンク16
55から供給管1657により記録液を記録ヘッド16
01の共通液室1652に供給し、また、記録液補充の
ときにはメインタンク1656から一方通行の補充用整
流弁1658を介して回復用ポンプ1659により供給
タンク1655に記録液を補充可能である。また、16
60は記録ヘッド1601の吐出機能回復のためになさ
れる回復動作時に使用される一方通行の回復用整流弁、
1661は回復整流弁1660が介装されている循環用
管、更にまた、1662は先に述べた第1の供給管16
57に介装されている電磁弁、1663は供給タンク用
空気抜弁である。
このように構成された記録ヘッド1601とその記録供
給系および回復系においては、記録実施時、電磁弁16
62は開の状態に保たれており、供給タンク1655か
ら液の自重により記録液が共通液室1652に補給され
、液室1652から不図示の液路を介して吐出口165
3に導かれる。また、共通液室1652や供給系に残留
する気泡の除去と共に記録ヘッド1601を冷却するた
めに実施される回復動作時には、回復ポンプ1659を
駆動して記録液を、循環管1661により共通液室16
52に送り込み、共通液室1652から第1供給管16
57により記録液を供給タンク1655に戻して循環さ
せることができる。更にまた、液路等の初期充填時には
電磁弁1662を閉成した状態でポンプ1659により
循環管1661を経て記録液を共通液室】652に圧送
し、気泡の排出と共に記録液を吐出口1653から吐出
させることかで゛きる。
こうした記録ヘッドは通常の場合非記録時にはインクの
吐出口の内部にインクを残したまま放置される。記録ヘ
ッドの吐出口面あるいは吐出口面側に接合可能なキャッ
プを有するキャッピング手段を設け、非記録時には前記
キャップと記録ヘッドとの接合を行うことにより、いわ
ば記録ヘッドに蓋をかぶせた状態で周囲の雰囲気から密
封し、かつ接合部分の空気層をインクの蒸気で満たして
キャップと記録ヘッドとで形成される空間をインクの飽
和蒸気圧にすることによって液路内のインク液の蒸発お
よびそれにともなう粘度の増加や液路内のインクの乾燥
を防止する。しかしながら、低湿環境下や長期間記録を
休止するような場合には、上記の如きキャッピングを行
って液路内のインク液の蒸発防止を図ってもインクの粘
度の増加が発生する場合があり、記録休止期間後の記録
に際して吐出口からのインクの不吐出や不安定吐出を防
止することができない場合がある。本発明では、休止後
最初にインクが吐出するかしないかの問題を以下「発−
問題」と呼ぶ。この発−問題に対しては前記した如く回
復ポンプ1659を駆動してインクを循環加圧し、記録
ヘッドの全吐出口からインクを排出させるようにしたイ
ンク循環加圧手段をも併用して行っている。また上記の
不吐出の状態が軽微なものに対してはヘッドの全エネル
ギー発生手段を駆動し、用紙等に記録を行うのと同様な
インク吐出動作を行う。これは画像記録を行うための吐
出ではないため本発明では以下「空吐出」と称する。
以上述べたように長時間の非記録放置状態によりインク
が乾燥し粘度が増加して吐出口及び/又は液路内が固着
している場合にはインクの加圧循環により、また非記録
状態が比較的短時間で、それ等の固着状態が軽微なもの
は空吐出動作により印字記録可能な状態にヘッドを回転
するようにしている。
第7図に前述のマルチオリフィス化された長尺記録ヘッ
ドを用いた画像形成装置の模式的構成図を示す。
第7図において、301は原稿の画像情報に従って画像
情報を電気信号に変換するスキャナ一部で、変換された
電気信号に基づく信号はプリンタ一部302の記録ヘッ
ド部305にドライブ信号として与えられる。給紙部3
03には記録紙が収納され、必要時1枚づつベルト搬送
部304にむかって送り出される。このとき記録ヘッド
部305は破線で示される待機位置305′ でなく、
実線で示される記録位置に位置している。記録紙は前記
ベルト搬送部304と記録ヘッド部305のすきまDを
通過する際に画像情報に基づいた記録ヘッドIc、IM
、IY。
IBkから吐出されるインクを受けることで記録紙上に
画像記録がなされる。その後、定着排紙部307を経て
トレイ420上に送り出される。なお、306は回復キ
ャップ部であり、前記記録ヘッド部305が常時安定し
た記録状態を維持することができるような機能を有して
いる。
この構成の装置では記録ヘッド部が紙幅をカバーしてい
るので、記録用紙が記録ヘッド部305の下を通過する
だけで全面画像が得られるので、前述のシリアルスキャ
ン方式に比べて高速の印字が可能であり、また印字部3
05も印字時の移動の必要がない為、安定した画像形成
を行える。
このようなインクジェット記録装置では、インクの小液
滴をノズルより飛ばして記録用紙上に付着させる。この
とき、ノズル各々の特性やノズル付近でのインクの付着
などの理由で、インク滴がまがって吐出されることがあ
る。そのため複数のヘッドのノズル面と記録用紙との距
離を、記録用紙全面に渡って0.5mm程度の一定値に
保つ必要がある。このために、ベルト搬送部304と記
録ヘッド部305は第 図に示すような構成をとってい
る。
記録用紙は吸着ローラ107と帯電器106で表面電位
数百Vを与えられた搬送部材(以下搬送ベルトと呼ぶ)
101に挟まれた時点で搬送ベルト101に密着する。
搬送ベルト101は、搬送手段案内部材(以下プラテン
と呼ぶ)115上を摺擦しながら移動していき、その間
に記録ヘッドlC〜IBkにより印字をうける。このと
きプラテン115の搬送ベルト101との摺擦面は平面
度が100μm以下におさえられ、またこの面上に設け
られたつきあてピン116によりヘッドとの間隔は設定
されるので、正確な印字画像を得ることができる。
第10図は被記録部材(記録紙)搬送手段の(ベルト搬
送部)の概略を示すレジストローラ(第1図415、4
16)を出た記録紙はガイド板417.418に沿って
搬送ベルト101に達する。搬送ベルト101は記録紙
載置側か絶縁層(体積抵抗10′!Ω・cm以上とする
のが望ましい。)、反対側が導電層(体積抵抗10sΩ
・cm以下とするのが望ましい。)の2層構成とされて
いる。この搬送ベルト101は駆動ローラ102、従動
ローラ103、テンションローラ104、 105に巻
回され、例えば2〜5kgの張力で装着されている。搬
送ベルト101は駆動ローラ102に接続された駆動ロ
ーラ102に駆動力を与えるモータ(不図示)によって
図中矢印AAの方向に移動される。
記録紙は導電ローラ107の直前で搬送ベルト101上
に載置される。このとき搬送ベルト101の表面は帯電
器106によって数百〜数千Vの電位を与えられている
。搬送ベルト101に載置された記録紙が、接地された
導電ローラ107に達すると、記録紙と搬送ベルト10
1とがより密着した状態に静電吸着力によって維持され
るため、記録紙は搬送ベルト101に密着して搬送ベル
ト101とともに移動する。
この状態で、記録紙は記録ヘッド部305に対向する記
録領域に達する。記録ヘッド部305はヘッドブロック
6、記録ヘッドIC,IM、IY、IBkを有し、前記
記録ヘッドIC,IM、IY、IBkに対向する側には
プラテン115が搬送ベルト101を介して設けられて
い′る。又、プラテン115にはピン116が設けられ
、ばね117、ガイドピン118によってプラテン11
5は記録ヘッド部305側に押圧支持されている。記録
領域においては、記録ヘッドIC,IM、IY、IBk
と記録紙の記録面との間隔を所望の設定値に対して10
0μm程度の精度に保たれることが高品質な画像記録を
得るためには望まれる。そのためにプラテン115は搬
送ベルト101が記録領域において実質的に平面を形成
するように、搬送ベルト101と接する面のプラテン1
15の平面度が数十μm程度以内におさえられている。
また記録ヘッドIC,IM、IY、IBkはすべてのヘ
ッドの吐出口面によって形成される平面の平面度が数十
μm程度以内になるようにヘッドブロック6に位置決め
固定されている。また、プラテン115には位置決めの
ためのピン116が取付けられている。この状態で、プ
ラテン115をガイドピン118をガイドとし、ばね1
17の反発力でヘッドブロック6の方向に押し上げれば
、ピン116の上部とヘッドブロック6がつきあたり、
記録紙通過のためのすきまlが形成される。このような
構成で記録紙を搬送すると、記録紙は静電吸着力によっ
て搬送ベルトlO1に密着しているので、記録領域での
記録紙の記録面と各記録ヘッドの吐出口面との距離精度
は設定値に対して所望の範囲内に保たれる。
記録紙は、この記録領域を通過する際記録ヘッドIC,
LM、IY、IBkによって順次と記録情報に応じた画
像記録がなされる。このときに搬送ベルト101の速度
変動が大きいと各ヘッドによる記録位置がずれ、カラー
画像においての色ズレや色ムラを生じてしまう。これを
防ぐ為に搬送ベルト101の厚み精度、駆動ローラ10
2の外径フレ、駆動モータの回転精度などを所望の範囲
内とし、搬送ベルト101の速度変動が実質的に問題の
ないよう十分小さくなるように構成されている。
記録領域で記録された記録紙は、搬送ベルト101に密
着したまま駆動ローラ102に達し、ここで駆動ローラ
102によって形成される搬送ベルトの曲率によって搬
送ベルト101から分離し、定着部に送られる。
その後、搬送ベルト101の表面はインク吸収体119
を備えたクリーナ120によって清掃される。
インク吸収体119は、例えばポリビニルホルマール樹
脂などの連続多孔質部材で形成され、吸収されたインク
は開口120より外部に流出・回収される。
尚、本実施態様例においては、搬送ベルト101を絶縁
層と導電層とを有する2層構成とした例を示したが、搬
送ベルト101は、所望の体積抵抗を有する絶縁層−層
であってもよいし、絶縁層と導電層を多層構成としたも
のであってもよい。
また、プラテン115に搬送ベルト101の進入部と出
口部にはローラ140が設けられている。このローラ1
40は、前記記録ヘッド側に最も近い部分とプラテン1
15上面との距離tが0.2〜1.0mm近い位置に支
持されている(第1図b)。そのために搬送ベルト10
1はプラテン115上で浮くことはなく、平面を正確に
保ちながら移動することができる。
ここで、記録ヘッド部305の動作について第3図を用
いて説明する。コピースタートの指令が出ると、記録ヘ
ッド部305が待機位置から印字位置に移動する。まず
、(a)キャップについてはスタンバイ状態、あるいは
休止状態である。この状態において、印字モード(コピ
ーオン)が選択されることにより、まず前述した空吐出
動作が行われる。つづいて、第3図(b)ヘッドアップ
に示された状態、すなわちヘッドを上方向へ退避させた
状態となる。この状態において、回復系容器2が右上方
向へ退避する。この状態が(c)ユニットオープンであ
り、この状態を経て次に(d)ヘッドダウンが行われる
。これにより、第3図(d)に示されたように、ヘッド
が印字可能な状態に置かれ、又、回復系容器は待避位置
に置かれる。
この第3図(d)の状態に記録ヘッド部305が移動す
ると第1図の状態となる。このときヘッドブロック6の
ピンつきあて面6Pがピン116の上面につきあたり、
プラテン115を押し下げるような動作をする。そして
、第1図の印字状態までプラテン115が押し下げられ
たとき、ばね117の反発力によって4つのビン116
がすべてビンつきあて面6Pにつきあたるようにするこ
とができ、印字ヘッドIc、IM、IY、IBkと搬送
ベルト101の間にすきまlを精度良く形成することが
できる。
この場合、例えばヘッドブロック6のヘッドつきあて面
6Hやビンつきあて面6Pが前後で傾いていても、4つ
のビン116がつきあたるように、ばね117の反発力
を適当に選定すれば、その傾きにプラテン115がなら
うので、lの値は正確に保たれる。また、ビン116を
ねじ込みなどの交換可能な状態にしておけば、lの値を
変更することも容易である。
この状態で記録用紙はすきまlを図中矢印入方向に移動
し、各印字ヘッドでの印字をうける。記録用紙は静電吸
着力によりベルト101に密着し、ベルト】01はプラ
テン105に密着して移動するので、記録用紙の記録面
とヘッドの間隔も精度良く形成することができる。印字
終了後の記録用紙は次の定着部へ送られた後、機外に排
出される。また、記録用紙を分離したベルト101は必
要に応じてクリーナー120によって清掃される。
一方、印字終了後の印字ヘッド部は、第3図(e)。
(f)の状態を経て、待機位置(第3図(a))に戻る
また、ヘッドブロック6に精度よくつきあて面を形成す
ることは困難な場合も多い。その場合の他の実施例を第
4図、第5図に示す。
第4図は位置決め手段として位置決め軸130を用いて
いる。位置決め軸130は両端に一方取り部分が設けら
れ、この部分にばね131が当接している。ヘッドブロ
ック6は、この位置決め軸130が図中矢印B方向に移
動できるような構成になっている。
この位置決め軸130の上部をつきあて基準として記録
ヘッドIC,IM、IY、lBkは不図示の例えば付勢
手段で固定されている。搬送ベルト101と記録ヘッド
IC−lBkとの距離は、ビン116が位置決め軸13
0につきあたってプラテン115の搬送ベルト101と
の摺動面とのギャップを決定することで保たれる。
この場合も第5図のように、位置決め軸130は記録ヘ
ッドIc−lBkの両側に設けられ、前後の距離差がな
いようにしている。
また、ビン116を別部材にすることな(、プラテン1
15と単一部材としても良く、例えばプラテンII5を
板金で形成してビン116にあたる機能を曲げや絞り加
工で設けても良い。
〔効果〕
以上説明したように、記録用紙を搬送する搬送手段をガ
イドする搬送手段の両側にローラを設けたもの、案内部
材と、複数の記録ヘッドを位置決めする部材とを、つき
あて部材を介して位置決めすることで、記録ヘッドのノ
ズル面と記録用紙の記録面との間隔を正確に保つことが
でき、また、搬送手段の移動精度も正確に保つことがで
きるので線画の乱れや、カラーの場合には色ズレや色ム
ラのない高品位な画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の要部を示す概略断面図、第2図は第1
図に示す発明の要部の上視概略図、第3図は回復系のス
タンバイ状態から印字状態に入る場合および逆に戻る場
合の状態図、第4図、第5図は他の実施例を示す断面図
及び概略斜視図、 第6図は従来のインクジェット記録ヘッドの概略構成図
、 第7図は第5図における記録ヘッドを配置したインクジ
ェット記録装置の構成図、 第8図は長尺記録ヘッドとインクの供給手段との構成図
、 第9図は第8図の長尺記録ヘッドを4本使用した画像形
成装置の概略断面図、 第10図は従来の画像印字部を示す概略断面図である。 101・・・搬送ベルト 115・・・ベルト案内部材(プラテン)116・・・
ビン 6・・・ヘッドブロック IC−lBk・・・印字ヘッド 140・・・ローラ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被記録部材を搬送する搬送手段と、 記録ヘッドと、 前記記録ヘッドを収容する収容容器と、 前記搬送手段を記録ヘッドとの間に置くように配置され
    た搬送手段案内部材と、を備え、前記搬送手段案内部材
    の前記搬送手段の進入部分と出口部分にローラを設けた
    ことを特徴とする画像記録装置。
  2. (2)前記搬送手段案内部材の前記搬送手段の接する面
    が、前記ローラの前記記録ヘッドに近い側の外接線より
    も、前記記録ヘッドに近いことを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の画像記録装置。
JP63334758A 1988-12-30 1988-12-30 画像記録装置 Pending JPH02182641A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63334758A JPH02182641A (ja) 1988-12-30 1988-12-30 画像記録装置
DE68923543T DE68923543T2 (de) 1988-12-30 1989-12-29 Bildaufzeichnungsvorrichtung.
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