JPH04197766A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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Publication number
JPH04197766A
JPH04197766A JP2326001A JP32600190A JPH04197766A JP H04197766 A JPH04197766 A JP H04197766A JP 2326001 A JP2326001 A JP 2326001A JP 32600190 A JP32600190 A JP 32600190A JP H04197766 A JPH04197766 A JP H04197766A
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JP
Japan
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recording
ink
head
recording head
conveying means
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Pending
Application number
JP2326001A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsu Uchida
内田 節
Tomohiro Aoki
青木 友洋
Masatoshi Ichikatai
一方井 雅俊
Masaharu Nemura
雅晴 根村
Yasuyuki Takanaka
康之 高中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH04197766A publication Critical patent/JPH04197766A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ファクシミリ機能、複写機能もしくはプリン
タ機能等を有するインクジェット記録装置またはそれら
の機能を複合して備え、ワークステーション等の出力機
器として用いられるインクジェット記録装置に関する。
【従来の技術J ノンインパクト記録方法は、記録時における騒音の発生
が無視し得る程度に極めて小さいという点において、最
近関心を集めている。その中で高速記録の可能性を有し
、しかも所謂普通紙に特定の定着処理を必要とせずに記
録を行えるインクジェット記録方法は極めて有力な記録
方法である。
インクジェット記録装置に適用される記録ヘッド6才、
一般に微細な液体吐出口、液路およびこの液路の一部に
設けられるエネルギー作用部と、該エネルギー作用部に
ある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエ
ネルギー発生手段を備えている。
このようなエネルギーを発生するエネルギー発生手段と
してはピエゾ素子等の電気機械変換体を用いた記録方法
、レーザー等の電磁波を照射して、そこにある液体に吸
収させて発熱させ、該発熱による作用で液滴を吐出、飛
翔させるエネルギー発生手段を用いた記録方法、あるい
は発熱抵抗体を有する発熱素子等の電気熱変換体によっ
て液体を加熱して液体を吐出させるエネルギー発生手段
を用いた記録方法等がある。その中でも熱エネルギーに
よって液体を吐出させるインクジェット記録方法に用い
られる記録ヘッドは、記録用の液滴を吐出して飛翔用液
滴を形成するための液体吐出口を高密度に配列すること
ができ、高解像力の記録をすることが可能である。その
中でも電気熱変換体を熱エネルギー発生手段として用い
た記録ヘッドは、記録ヘッドとして全体的なコンパクト
化も容易で、かつ、最近の半導体分野における技術の進
歩と信頼性の向上が著しいIC技術やマイクロ加工技術
の長所を十二分に活用でき、長尺化および面状化(2次
元化)が容易であること等からマルチノズル化、高密度
実装化が容易で、しかも大量に生産性良く、製造コスト
も安価なインクジェット記録用ヘッドおよび該ヘッドを
有する装置を提供することが可能である。
このようにエネルギー発生手段に電気熱変換体を用い、
半導体製造プロセスを経て製造されたインクジェット用
記録ヘッドは、一般には各液体吐出口に対応した液路を
設け、該液路毎に該液路を満たす液体に熱エネルギーを
作用させて、対応する液体吐出口より液体を吐出して飛
翔用液滴を形成する手段としての電気熱変換体が設けら
れている。また、それら液路には、各液路に連通してい
る共通液室より液体が供給される構造となっている。こ
の構造を有し、被記録媒体の記録領域の全幅にわたって
インク吐出口が形成されたフルラインタイプの記録ヘッ
ドを備えたライン式のインクジェット記録装置がある。
コノ種の従来のインクジェット記録装置の主要部につい
て、第8図を参照して説明する。
プリンタ部の略中央部に搬送ベルト手段1″か設けられ
ており、該搬送ベルト手段1°の搬送ベルトla’は、
被記録媒体13′を搬送するのに十分な幅を有するもの
であり、適宜距離能れて軸支された駆動ローラlb’お
よび従動ローラlc’  と、2本のテンションローラ
1d゛。
le’ にかけまわされている。前記駆動ローラlb’
は図示しない駆動手段により図示矢印A゛方向回転され
ることにより、搬送ベルトla’も矢印A′力方向回転
される構成になっている。
前記搬送ベルトla’の図示上側の走行路の真下には適
宜長さのプラテン1f′が配設され、また、搬送ベルト
1 a’の外周面(搬送面)は前記搬送面は帯電器2゛
により数百〜数千ボルトの電圧が印加されている。
記録ヘッドユニット5° (第8図の状態では記録位置
にある)は、搬送ベルト手段1°の上方に装着され、イ
ンクを吐出するフルラインタイプの記録ヘッド4′がヘ
ッドブロック3°に装着されてなるものであり、一方、
記録ヘッド4゛のインク吐出面を密封し記録ヘッド4°
の回復動作を行うための回復系装置(不図示)が待機位
置にある。
上記のとおり構成されたインクジェット記録装置では、
図示しない給紙スタッカより送られてきた被記録媒体1
3゛は、一対のレジストローラ7a’ 、7b’ によ
り所定のタイミングで搬送ベルト手段1°へ向けて送ら
れると、回転している搬送ベルトla’の搬送面に静電
気により吸着されて記録ヘッド4°の下方を通過する。
この際、記録ヘッド4°から吐出されたインクが被記録
媒体13°に付着することにより、被記録媒体13°に
画像が形成される。
そして、搬送ベルトla’の上方には、被記録媒体13
’ を直接検出するための反射型等の光センサ(不図示
)が設けられており、被記録媒体13°が一対のレジス
トローラ78“、7b°により検知された後コントロー
ラ(不図示)に予め設定された設定時間内に前記被記録
媒体13°が前記光センサで検出されない場合、前記コ
ントローラは、被記録媒体13′の滞留が発生したと判
断し、記録ヘッド4゛のインク吐出動作を停止させてい
た。
また、記録ヘッド4°の回復動作を行う際には、ヘッド
ブロック3°および前記回復系装置を所定の回復位置に
移動させると、記録ヘッド4゜のインク吐出面は密封さ
れ、この状態で記録ヘッド4°の空吐出やインク加圧循
環を行うものである。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のインクジェット記録装置では、記録ヘッ
ドに対向して配置された搬送手段は、駆動ローラや従動
ローラ等に搬送ベルトが張設された構成なので、記録時
に搬送ベルトの伸縮やすべりの発生が避けられないため
、被記録媒体の微小な速度変動が発生し、その結果、被
記録媒体の記録ピッチが不均一になる。すなわち、被記
録媒体の記録ラインの継ぎ部において黒スジや白スジが
発生し、記録品位が低下するという問題点がある。
また、被記録媒体を光センサにより直接検出するものな
ので、記録ヘッド近傍の空気はインクミストを含むこと
から、特に前記インクミストの濃度が高い場合、被記録
媒体が前記光センサで誤検出され、被記録媒体の滞留検
出が不正確であるという問題点もある。
本発明は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、記録ヘッドの前方を通過する際の被記
録媒体の速度変動が低減し、その結果、記録ピッチが均
一になって、記録品位が向上し、さらに、インクミスト
に起因する被記録媒体の誤検出が発生しないインクジェ
ット記録装置を提供することを目的とする。
c問題を解決するための手段〕 上記目的を達成するため、本発明のインクジェット記録
装置は、 被記録媒体の記録領域の全幅にわたってインクの吐出口
が複数設けられたフルラインタイプの記録ヘッドを前記
複数の吐出口の配設方向が被記録媒体の搬送方向にほぼ
直交するように配置し、前記記録ヘッドの前記複数の吐
出口が設けられた吐出面と対向する位置に配設された、
外周面に円周方向に延びる溝を有し、被記録媒体の全幅
よりも長い円筒状の回転駆動される被記録媒体の搬送手
段と、 該搬送手段の外周面に被記録媒体を吸着させるための吸
着手段と、 前記搬送手段の溝に一部が挿入された検出片を備え、該
検出片が前記搬送手段に吸着されて搬送されてくる被記
録媒体に接触して変位することにより、前記被記録媒体
を検出する接触型変位センサと、 記録時において、予め設定された設定時間内に被記録媒
体が前記接触型変位センサで検出されない場合、前記記
録ヘッドの前記吐出口からのインク吐出動作を停止させ
る制御装置とを備えている。
また、記録ヘッドが複数個設けられ、該複数個の記録ヘ
ッドは被記録媒体の搬送手段の外周面に対して放射状に
配列されているものや、搬送手段の外周面に被記録媒体
を吸収させるための吸着手段は、搬送手段の外周面に形
成された絶縁層と、該絶縁層を帯電させるための帯電器
とを含むものとすることができる。
さらに、搬送手段の外周部に、記録ヘッドのインク吐出
面の平面形状の大きさより大きい開口部を形成し、前記
開口部が被記録媒体に対向しているときに、前記記録ヘ
ッド側へ移動可能にされ、記録ヘッドの回復動作を行う
ための回復系装置を前記搬送手段の内部に設けたものや
、弾性体あるいはインク吸収体で形成され、搬送手段の
外周面の一部に接触し、搬送手段の回転に伴って前記外
周面を摺接する清掃手段を備えていものや、非記録時に
おいて記録ヘッドの吐出面を密封するためのヘッドキャ
ップを備えているものとすると有効である。
そして、搬送手段の内部に設けられ、非記録時において
搬送手段の開口部より搬送手段外へ突出され、搬送手段
の回転に伴って記録ヘッドの吐出面に摺接するヘッドブ
レードを備えているいるものや、搬送手段は、その両端
部に位置決め部材をそれぞれ備え、前記搬送手段がイン
ク ジェット記録装置の本体に装着されている状態において
、前記位置決め部材にそれぞれ当接することにより搬送
手段を記録ヘッドに対して位置決めするための突き当て
部材を記録ヘッド側に設けたものや、搬送手段の両端部
に設けた位置決め部材に穴あるいは突起をそれぞれ設け
、前記搬送手段がインクジェット記録装置の本体に装着
されている状態において、前記穴あるいは突起に嵌合さ
れ、搬送手段の軸方向の位置を規定するための突起ある
いは穴を記録ヘッド側に設けたものとすることができる
また、搬送手段の溝に一端部が挿入され、搬送手段に吸
着された被記録媒体を搬送手段より剥すための分離手段
を備えているものや、記録ヘッドは熱エネルギーを利用
してインクを吐出するものであり、前記熱エネルギーを
発生するための電気熱変換体を備えているものとするこ
ともできる。
0作   用〕 上記のとおり構成された請求項1に記載の発明において
は、給紙部等から搬送手段へ送られた被記録媒体は、吸
着手段により搬送手段の外周面に先端部から吸着される
。この間、接触型変位センサの検出片に被記録媒体の先
端が当接することにより、前記検出片は変位することで
、被記録媒体が接触型変位センサで検出される。搬送手
段に吸着された被記録媒体は搬送手段の回転に伴って搬
送され、この際、記録ヘッドより吐出されたインクが被
記録媒体に付着することにより、被記録媒体に画像が形
成される。
また、制御装置に予め設定された設定時間内に被記録媒
体が搬送手段へ送られてこない場合、前記接触型変位セ
ンサの検出片は変位しないため、制御装置は、被記録媒
体の滞留が発生したと判断し、記録ヘッドの吐出口から
のインク吐出動作を停止させる。請求項4に記録の発明
においては、記録ヘッドの回復動作の際、搬送手段に形
成された開口部が記録ヘッドに対向する回転位置に搬送
手段を停止させる。この状態で記録ヘッドの空吐出を行
う。また、回復系装置を前記開口部より搬送手段外へ突
出させることにより、記録ヘッドのインク吐出面を回復
系装置により密封する。この状態で記録ヘッドのインク
加圧循環を行う。
C実 施 例〕 次に、本発明のインクジェット記録装置の一実施例につ
いて、図面を参照して説明する。
第1図および第2図に示すように、インクジェット記録
装置の本体(外装)は、下ユニット27bおよび該下ユ
ニット27bに支軸28を介して回動自在な上ユニット
27aにより構成され、前記上ユニット27aには、ヘ
ッドブロック31および後述するファン25が一体的に
設けられている。前記ヘッドブロック31には4個の記
録ヘッド34a〜34dが装着されており、前記4個の
記録ヘッド34a〜34dは、後述する吸着シリンダ6
に吸着されて搬送されてくる記録紙Aに、後述する制御
装置(不図示)からの指令に合わせて、それぞれブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエローのインクをそれぞれ吐
出し画像を形成する。また、前記4個の記録ヘッド34
a〜34dは、記録紙Aの記録領域の全幅にわたってイ
ンク吐出口が複数形成されたフルラインタイプの記録ヘ
ッドであり、上ユニット27aが閉じている状態(第1
図の状態)において、それぞれのインク吐出面が前記吸
着シリンダ6の外周面に対向し、かつそれぞれの複数の
インク吐出口の配設方向が記録紙Aの搬送方向に直交す
るよう、前記外周面に対して放射状に配置されている。
符号26a〜26dはインク供給部をそれぞれ示してお
り、該インク供給部26a〜26dは記録ヘッド34a
〜34dにそれぞれインクを供給するものである。
ここで、4個の記録ヘッド34a〜34dは同一構造で
あるので、そのうち記録ヘッド34aの全体構成につい
て、第5図を参照して説明する。
記録ヘッド34aは、エツチング・蒸着・スパッタリン
グ等の半導体製造プロセス工程を経て、基板35上に成
膜形成された電気熱変換体36、電極37、液路壁38
および天板39から構成されている。
記録液体45は図示していない液体貯蔵室から供給管4
0を通して記録ヘッド34aの共通液室41内に供給さ
れる。図中42は液体供給管用のコネクタである。共通
液室41内に供給された記録液体45は所謂毛細管現象
により液路43内に供給され、液路先端のインクの吐出
面44でメニスカスを形成することにより安定に保持さ
れる。
ここで電気熱変換体36に通電することにより、電気熱
変換体36上の記録液体が急峻に加熱され、液路43中
に気泡が生起され、その気泡の膨張・収縮により吐出口
から液体を吐出し液滴が形成される。上述したような構
成により、吐出口密度16ノズル/ m mといった高
密度の吐出口配列で128吐出口あるいは256吐出口
という、さらには、記録幅内全域にわたってインク吐出
口が配置されたマルチノズルのインクジェット記録ヘッ
ドが形成できる。
次に、前記記録ヘッド34aおよびそのインク供給部2
6aについて、第6図を参照して説明する。
記録ヘッド34aは、共通液室41から記録液(インク
)を供給され、インク吐出面44に配された液体吐出用
のインク吐出口44aを有する。
しかして本実施例のインク吐出口44aは、対象とされ
る被記録媒体の記録可能幅いっばいにその数が配されて
おり、その個々のインク吐出口44aに通じる不図示の
液路に設けられた発熱素子(電気熱変換体)を選択的に
駆動させることによって記録液を吐出させ、記録ヘッド
34a自体の移動走査なしに記録を実施することが可能
である。記録液は記録液供給タンク46から共通液室4
1を介して、記録ヘッド34aに供給される。
メインタンク47は記録液供給タンク46に記録液を補
充する。記録液供給タンク46から供給管4oにより記
録液を記録ヘッド34aの共通液室41に供給し、また
、記録液補充のときにはメインタンク47から一方通行
の補充用整流弁49を介して回復ポンプ50により記録
液供給タンク46に記録液を補充可能である。また、一
方通行の回復用整流弁48は記録ヘッド34aの吐出機
能回復のためになされる回復動作時に使用される。
循環管51は回復用整流弁48を共通液室41に接続す
る。さらにまた、電磁弁52は先に述へた供給管40に
装着されており、空気抜弁46aは記録液供給タンク4
6の排気用である。
このように構成された記録ヘッド34aとその記録液供
給系および回復系においては、記録時、電磁弁52は開
の状態に保たれており、記録液供給タンク46から液の
自重により記録液が共通液室41に補給され、該共通液
室41から不図示の液路を介してインク吐出口44aに
導かれる。また、共通液室41や供給系に残留する気泡
の除去と共に記録ヘッド34aを冷却するために実施さ
れる回復動作時には、回復ポンプ50を駆動して記録液
を、循環管51により共通液室41に送り込み、共通液
室41から供給管4oにより記録液を記録液供給タンク
46に戻して循環させることができる。さらに、前記液
路等の初期充填時には電磁弁52を閉成した状態で回復
ポンプ50により循環管51を経て記録液を共通液室4
1に圧送し、気泡を排出と共に記録液をインク吐出口4
4aから吐出させることができる。
こうした記録ヘッド34aは通常の場合非記録時にはイ
ンク吐出口44aの内部にインクを残したまま放置され
る。記録ヘッド34aのインク吐出面44あるいはイン
ク吐出面44側に接合可能なキャップを有するキャッピ
ング手段を設け、非記録時には前記キャップと記録ヘッ
ド34aとの接合を行うことにより、いわば記録ヘッド
34aに蓋をかぶせた状態で周囲の雰囲気から密封し、
かつ接合部分の空気層をインクの蒸気で満たしてキャッ
プと記録ヘッド34aとで形成される空間をインクの飽
和蒸気圧にすることによって液路内のインク液の蒸発お
よびそれに伴う粘度の増加や液路内のインクの乾燥を防
止する。しかしながら、低湿環境下や長期間記録を休止
するような場合には、上記の如きキャッピングを行って
液路内のインク液の蒸発防止を図ってもインクの粘度の
増加が発生する場合があり、記録休止期間後の記録に際
してインク吐出口44aからのインクの不吐出や不安定
吐出を防止することができない場合がある。本発明では
、休止後最初にインクが吐出するかしないかの問題を以
下「発−問題」と呼ぶ。この発−問題に対しては前記し
た如く回復ポンプ50を駆動してインクを循環加圧し、
記録ヘッド34aの全てのインク吐出口44aからイン
クを排出させるようにしたインク循環加圧手段をも併用
して行っている。また、上記の不吐出の状態が軽微なも
のに対しては記録ヘッド34aの全エネルギー発生手段
を駆動し、用紙等に記録を行うのと同様なインク吐出動
作を行う。これは画像記録を行うための吐出ではないた
め本発明では以下「空吐出」と称する。
以上述べたように、長時間の非記録放置状態によりイン
クが乾燥し粘度が増加してインク吐出口および/または
液路内が固着している場合にはインクの加圧循環により
、また非記録状態が比較的短時間で、それらの固着状態
が軽微なものは空吐出動作により印字記録可能な状態に
記録ヘッド34aを回復するようにしている。
第4図に詳細に示すように、4個のヘッドキャップ30
a〜30dは、円弧状の断面形状を有するものであって
、ヘッドブロック31にそれぞれ回動自在に支持されて
いる。前記4つのヘッドキャップ30a〜30dはその
表面にゴム等が被覆されたものであり、非記録時に、図
示しない駆動手段により矢印Na、Nb、Nc、Ndの
下方向にそれぞれ回動され、各記録ヘッド34a〜34
dのインク吐出面をそれぞれ密封するものである。
突き当て部材である一対の位置出しコロ29a(一方の
位置出しコロは不図示)は、記録ヘッド34a〜34d
の幅方向に並んでおり、所定の間隔をおいてヘッドブロ
ック31に設けられ、記録ヘッド34cと34dの間に
位置している。また、記録ヘッド34aと34bの間に
も一対の位置出しコロ29b(一方の位置出しコロは不
図示)が設けられている。これら位置出しコロ29a、
2’9bは後述する吸着シリンダ6の位置決めのために
設けられたものである。
さらに、突起である一対のビン13(一方のビンは不図
示)は所定の間隔をおいて前記ヘッドブロック31に設
けられている。
第1図および第2図に示すように、前記下ユニツト27
b内には、被記録媒体である記録紙をそれぞれ積載収納
する2つの給紙スタッカla。
1bが取り外し自在にそれぞれ装着されている。
前記2つの給紙スタッカ1a、1bの上方にそれぞれ配
設されたピックアップローラ2a、2bは、前記2つの
給紙スタッカla、lb内の記録紙を順次送り出すもの
である。2つのピックアップローラ2a、2bのそれぞ
れの図示左側には、一対の分離ローラ3a、3bおよび
3c、3dがそれぞれ配設されており、図示上方の一対
の分離ローラ3a、3bおよび図示下方の一対の分離ロ
ーラ3c、3dは、それぞれピックアップローラ2a、
2bによって送り出された記録紙が複数枚の場合に、分
離して一枚ずつ送り出す。
一対のレジストローラ4a、4bは、前記各−対の分離
ローラ3a、3bおよび3c、3dからそれぞれ送り出
された記録紙Aが一対のレジストローラ4a、4bの手
前でセンサ(不図示)により検出されると、その記録紙
Aを一旦停止させる。さらに、一対のレジストローラ4
a、4bは、−旦停止させた記録紙Aを、ある一定のタ
イミングで送り出し、同時に、4つの記録ヘッド34a
〜34dのインクの吐出タイミングを決め後述する吸着
シリンダ6上に供給すべく送り出す。
符号6は吸着シリンダを示しており、該吸着シリンダ6
は前記下ユニット27bの略中央部に設けられ、その外
周部に凹部である2つの分離部6a、6bがそれぞれ形
成されている。前記吸着シリンダ6の外周面は絶縁層で
形成され、また吸着シリンダ6の長さは前記記録紙Aの
記録領域の全幅よりも長い。軸29は前記吸着シリンダ
6に嵌挿されており、その両端部は下ユニット27bに
回転不能に支持されている。吸着ローラ6の外周面に当
接された帯電ローラ33は吸着シリンダ6の外周面に静
電気を与える。吸着ローラ5は一対のレジストローラ4
a、4bから送られてきた記録紙Aを吸着シリンダ6上
に押圧し吸着シリンダ6に吸着させる。
第3図(a)に詳細を示すように、前記吸着シリンダ6
は、開口部6cを有し、該開口部6cの大きさは後述す
る記録ヘッド34a〜34dのインク吐出面の平面形状
より大きい。また、前記吸着シリンダ6の外周面には、
円周方向に延びる5本の溝6h〜6I2が間隔をおいて
形成されている。さらに、吸着シリンダ6の両端部は、
位置出し部材である吸着フランジ6d、6eに回転自在
に支持されており、また、両吸着フランジ6d。
6eは前記軸29に固着されていることにより、吸着シ
リンダ6は軸29を中心に回転自在である。前記両吸着
フランジ6b、6eの外周面には穴6f、6gがそれぞ
れ形成されている。
第3図(b)に示すように、符号53は、磁界方式、電
流方式あるいは光方式の接触型変位センサを示しており
、該接触型変位センサ53は、密封構造を有するセンサ
本体53bが下ユニット27b(第2図参照)に支持さ
れ、吸着シリンダ6の図示右側上方に設けられている。
前記接触型変位センサ53は、その検出片(アクチュエ
ータ)53aがセンサ本体53bに対して矢印F方向に
回動自在に支持されたものであって、検出片53aの先
端部は前記5本の溝6h〜6βうち1本の6jに挿入さ
れている。吸着シリンダ6へ送られてくる記録紙A(第
1図参照)の先端が検出片53aに当接すると、検出片
53aが前記記録紙Aにより図示矢印Fの上方向へ回動
されて変位することで、センサ本体53b内の磁界、電
流あるいは光量は変化し、さらに、電圧信号“1”に変
換されることで記録紙Aを検出できる。また、第7図に
示すように、接触型変位センサ53aは制御装置54に
結線され、前記電圧信号“1”は制御装置54に入力さ
れる。この制御装置54には設定時間が予め設定されて
いる。+接触型変位センサ53の検出片53aを挿入す
べき溝は、最小サイズの記録紙を検出可能な溝とする必
要がある。
前記制御装置54は、4つの駆動回路54a〜54dを
備え、該駆動回路54a〜54dは各記録ヘッド34a
〜34d(第1図参照)の電気熱変換体36(第5図参
照)に選択的に通電し、吐出タイミングをそれぞれ制御
する。また、制御装置54は、記録時において記録紙が
一対のレジストローラ4a、4b (第1図参照)によ
り検知された後、前記設定時間内に接触型変位センサ5
3て前記記録紙が検出されない場合、制御装置54に電
圧信号“1”が入力されないため、各駆動回路54a〜
54dによる各記録ヘッド34a〜34dの前記電気熱
変換体36への通電は行われず、各記録ヘッド34a〜
34dの各吐出口からのインク吐出動作が停止する。
第4図に示すように、前記吸着シリンダ6が下ユニット
27b(第1図および第2図参照)に装着されている状
態において、ヘッドブロック31に設けられた一対の位
置出しコロ29aが吸着フランジ6d、6e (第3図
(a)参照)にそれぞれ当接し、一対の位置出しコロ2
9bも前記吸着フランジ6d、6eにそれぞれ当接する
ことにより、吸着シリンダ6は記録ヘッド34a〜34
dに対して位置決めされ、各記録ヘッド34a〜34d
と吸着シリンダ6の距離は均一となる。また、ヘッドブ
ロック31に設けられた一対のビン13が前記吸着フラ
ンジ6d、6eの穴6f。
6gのそれぞれ挿入することにより、吸着シリンダ6の
軸方向の位置が規制される。
第3図(C)に示すように、前記吸着シリンダ6の外周
面には、3本の駆動ローラ32a。
32b、32cがそれぞれ当接しており、前記3本の駆
動ローラ32a、32b、32cは、軸29に対し実質
的に位置決めされており、格別に設けられた流体圧シリ
ンダを含む移動手段(不図示)により、径方向に同期し
て移動され、前記当接が解除可能な構成となっている。
また、3本の駆動ローラ32a、32b、32cは図示
しない回転駆動手段により図示矢印方向に同期してそれ
ぞれ強制回転され、該強制回転に伴う摩擦駆動により吸
着シリンダ6は矢印六方向へ回転される。
第1図および第2図に示すように、吸収体支持部材8は
下ユニット27bに支持されたビン8aに回転自在に支
持され、上端にインク吸収体7を保持し、下端は一端が
支点10aに固定されたコイルばね10によって図示右
方へ引っ張られ、さらにストッパ9により回転を阻止さ
れている。前記インク吸収体7は吸着シリンダ6の外周
面(図示最下面)に当接しており、吸着シリンダ6の回
転方向に対向するようにコイルばわ10により付勢され
ているので、回転する吸着シリンダ6の表面を安定にク
リーニングすることができる。
7字型をしたブレード支持体12に支持されたブレード
11は、弾性体で形成されたものであって、吸着シリン
ダ6の外周面に当接しており、記録紙Aを剥された吸着
シリンダ6が回転すると、その外周面を摺接してクリー
ニングし、前記外周面に不要なインクがあった場合には
、そのインクがブレード支持体12に集められる。該集
められたインクは排出チューブ12aを通って図示しな
い廃インクタンクに送り込まれる。
前記ブレード支持体12は図示しない駆動手段により図
示矢印り方向に回動される構成となっており、前記当接
が解除可能である。
前記吸着シリンダ6に嵌挿された軸29にはバイブ14
aが回転自在に支持され、該バイブ14aは1字型をし
たカム14を一体的に備えている。前記バイブ14aは
図示しない回転駆動手段により所定の回転角度だけ回転
される構成になっている。
符号17は回復系装置を示しており、該回復系装置17
は、前記吸着シリンダ6内でかつカム14の上方に設け
られている。前記回復系装置17は、下ユニット27b
に対して上下方向(矢印F方向)に移動自在に設けられ
たインク受け17aと、該インク受け17aに格別の支
持体を介して等間隔かつ放射状に設けられた4つのイン
ク吸収体18a〜18dと、該4つのインク吸収体18
a〜18dの側方にそれぞれ設けられたダクト20と、
図示しない駆動手段により各インク吸収体18a〜18
dをそれぞれの前記支持体に押圧して各インク吸収体1
8a−18dを絞るための4つの絞り部材19a〜19
dを備えている。また、図示しないファンの駆動に伴い
、各記録ヘッド34a〜34dの近傍のインクミストは
前記ダクト20内に吸引される構成となっている。前記
インク受け17aは、前記カム14の駆動により上下方
向に移動され、2つのストッパ16a、16bによりそ
の下限位置が規制されるものである。また前記インク受
け17aは2本の排出チューブ15a、15bにより図
示しない廃インク溜めに連通されている。
分離手段である分離爪23は、吸着シリンダ6の図示左
方に設けられており、図示しない駆動手段により所定の
角度だけ矢印E方向に回転され、その先端部が吸着シリ
ンダ6の溝に挿入され、吸着シリンダ6に吸着された記
録紙Aを吸着シリンダ6から剥す役目を果たす。前記分
離爪23の図示左方には一対の排紙ローラ24a、24
bが設けられており、該一対の排紙ローラ24a。
24bと前記分離爪23との間に、記録紙Aをガイドす
るための上ガイド25aおよび下ガイド25bが設けら
れている。
第4図に示すように、ヘッドブレード22は吸着シリン
ダ6内に支持された支持部材21の一端に保持されてお
り、前記支持部材21は図示しない駆動手段により所定
の角度だけ矢印M方向に回転されることにより、ヘッド
ブレード22は吸着シリンダ6の開口部6cより吸着シ
リンダ6外へ突出される構成となっている。
次に、本実施例の動作について説明する。
先ず、2つの給紙スタッカla、lbのうち、例えば給
紙スタッカ1aを選択し、図示しないスタートボタンを
押すと、記録動作が開始され、給紙カセット1aの最上
層の記録紙Aはピックアップローラ2aにより分離され
、一対の分離ローラ3a、3bにより一対のレジストロ
ーラ4a。
4bに到達し停止する。これと並行して、各記録ヘッド
34a〜34dのヘッドキャップ30a〜30dは矢印
Na、Nb、Nc、Nd (第4図参照)の上方向に回
動じ各記録ヘッド34a〜34dのキャッピングが解除
され、各記録ヘッド34a〜34dは吐出可能状態にさ
れる。
一対のレジストローラ4a、4bの搬送タイミングに合
わせて吸着シリンダ6が回動開始し、それと同時に制御
装置54(第7図参照)により各記録ヘッド34a〜3
4dの吐出タイミングも決定される。
吸着シリンダ6は帯電ローラ33により帯電され、吸着
ローラ5に突入してきた記録紙Aは表面に吸着される。
このとき、前記設定時間内に記録紙Aの先端で接触型変
位センサ53の検出片53aが回動されるので、記録紙
Aが接触型変位センサ53で検出される。なお、記録紙
Aの先端部は、吸着シリンダ6の分離部6aとオーバー
ラツプするように位置決めされている。吸着シリンダ6
が回転して、前記制御装置54からの指令に基づき、順
次記録ヘッド34a〜34dにより記録紙Aに画像が形
成され、該形成が進むと、分離爪23は、始めから矢印
Eの下方向に向けられているので、記録紙Aが吸着シリ
ンダ6から剥されて下ガイド25b上を通過し、一対の
排紙ローラ24a、24bにより図示しない排紙スタッ
カに排出される。前記通過の際、ファン25の駆動に伴
い発生した圧縮空気により記録紙Aは下ガイド25bに
押し付けられる。
この後、分離爪23は、記録紙Aの後端より所定量前に
ある状態で、矢印Eの上方向に解除される。
記録紙Aが分離された後の吸着シリンダ6は、回転を続
け、ブレード11とインク吸収体7によりクリーニング
される。
何らかの要因により、記録中に記録紙Aが一対のレジス
トローラ4a、4bにより検知された後前記設定時間内
に接触型変位センサ53で前記記録紙Aが検出されない
場合、制御装置54に電圧信号“l”が入力されないの
で、制御装置54は記録紙Aの滞留が発生したと判断し
、駆動回路548〜54dによる各記録ヘッド34a〜
34dの電気熱変換体36への通電は行われず、各記録
ヘッド34a〜34dの各吐出口からのインク吐 ′出
動作が停止する。この時、各ヘッドキャ・ンブ30a〜
30dにより各記録ヘッド34a〜34dのインク吐出
面をそれぞれ密封した後、第2図に示すように、図示し
ない口・ンクを解除し、上ユニット27aを開放し、前
記滞留した記録紙Aを取り除く。
記録動作のイニシャル時には、吸着シリンダ6の開口部
6Cの先端が記録ヘッド34aに近づきヘッドブレード
22が記録ヘッド34aと吸着ローラ5との間にくると
、ヘッドブレード22は矢印Mの上方向に回動され、吸
着シリンダ6の回転にしたがって、記録ヘッド34a〜
34dのインク吐出面を順次クリーニングする。開口部
6Cの正面が記録ヘッド34a〜34dに対向して停止
した時、カム14が矢印B方向に回転し回復系装置17
を押し上げ、インク吸収体18a。
18b、18c、18dがそれぞれ記録ヘッド34a〜
34dに押圧される。押圧された各記録ヘッド34a〜
34dから空吐出が行われた後、カム14は反矢印B方
向に回転し、回復系装置17は降下し、吸着シリンダ6
は再び回転を始める。イニシャル時以外の時は、開口部
6Cの正面が記録ヘッド34a〜34dに対向した時、
降下したままの回復系装置17に各記録ヘッド34a〜
34dから空吐出が行われる。空吐出が行われた後、カ
ム14が矢印B方向に回転して回復系装置17を押し上
げる。この後、各記録ヘッド34a〜34dのインク加
圧循環を行うと、各インク吸収体18a、18b、18
c、18dにインクが吸収される。カム14を反矢印B
方向に回転させて回復系装置17を降下した後、各絞り
部材19a、19b、19c、19dを駆動することに
より、インク吸収体18a、18b。
18c、18dはそれぞれの前記支持体に押圧され、吸
収していたインクを排出する。その後、カム14が、回
復系装置17を上昇させ各記録ヘッド34a〜34dを
クリーニングした後、再び回復系装置17を下降させ、
記録動作が再開される。本実施例に好適に使用される被
記録媒体について説明する。
インクジェット記録方式ではインクと称される記録用液
体の小液滴を飛翔され、それを紙等の記録用紙面に付着
させて記録を行うもので、インクが用紙面で必要以上に
滲んで印字がぼけたりしないことが必要である。また、
被記録媒体に付着したインクが速やかにその内部に吸収
され、特に異なる色のインクが短時間内に同一箇所に重
複して付着した場合でもインクの流れ出しや滲み出しの
現象がなく、しかも印字ドツトの広がりを、画質の鮮明
さを損なわない程度に抑えられるような特質が好適とさ
れる。これらの特質は電子写真複写機等で使用される普
通紙と呼ばれる複写用紙等やその他一般の記録用紙とし
て用いられているものでは充分に満足されていない場合
もある。これらの用紙において1色のみの印字もしくは
2色の重ね合わせでは画像品位としである程度満足でき
るものが得られる場合が多いが、例えば3色以上のイン
クの重ね合わせによるフルカラー画像を印字記録する際
のように用紙に付着するインクの量が増える際には充分
満足できる画像品位の記録が得られてないこともある。
上述した特質を満足する用紙として本実施例のインクジ
ェット記録装置では特開昭56−148583号に開示
されるような、基紙の上に上記の特質が得られるような
コーティング(例えば微粉ケイ酸)を施した被記録媒体
を用いることが好ましい。インクの付着は、被記録媒体
のコーテイング面に行われる。したがって、本実施例に
おいてはより高品質な画像記録のため3色以上のインク
を用いて画像記録を行う際にはコーティング用紙、1色
もしくは2色のインクを用いて画像記録を行う際にはノ
ンコート紙(上記コーティング行っていない紙)を選択
して使用するようにしている。ただしコート紙によって
1色もしくは2色のインクを用いて画像記録を行っても
一向に構わない。
上記実施例においては、回転駆動される吸着シリンダに
記録紙が吸着されて搬送されるものなので、記録紙の搬
送速度の変動が小さいことから記録紙の記録ピッチのむ
らは低減される。
静電吸着方式についても、帯電ローラによるものに限ら
ず、ブラシによる帯電や電極を用いた帯電方式を採用し
てもよい。さらに、分離爪を設けず、吸着シリンダの曲
率半径を小さなものに設定し、曲率分離により記録紙を
吸着シリンダから剥すものでもよい。
また、吸着シリンダに1つの開口部を形成したものを示
したが、これに限らず、2個の開口部を互いに対向する
よう形成したものや、他の複数個の開口部を形成しても
よい。両吸着フランジにビンを設け、ヘッドブロックに
、前記ビンが嵌合する穴を設けてもよい。
さらに、静電吸着方式に限らず、吸着シリンダに多数の
孔を形成し、ポンプを用いて吸着シリンダの外周面近傍
の空気を前記多数の孔より吸着シリンダ内に吸引する、
エアー吸着方式を採用してもよい。
上記実施例において、4個の記録ヘッドを備えたインク
ジェット記録装置に本発明を適用したものを示したが、
これに限らず、1個あるいは他の複数個の記録ヘッドを
備えたインクジェット記録装置にも本発明を適用できる
。また、記録ヘッドとして、エネルギー発生手段に電気
機械変換体を用いたものを詳述したが、ピエゾ素子等の
電気熱変換体やレーザー等の電磁波を用いるものでもよ
い。
本発明は、特にインクジェット記録方式の中でもキャノ
ン株式会社が提唱している、バブルジェット方式の記録
ヘッド、記録装置において、優れた効果をもたらすもの
である。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特許
第4723129号明細書、同第4740796号明細
書に開示されている基本的な原理を用いて行うものが好
ましい。この方式は所謂オンデマンド型、コンティニュ
アス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オンデマ
ンド型の場合には、液体(インク)が保持されているシ
ートや液路に対応して配置されている電気熱変換体に、
記録情報に対応していて核沸騰を越える急速な温度上昇
を与える少なくとも一つの駆動信号を印加することによ
って、電気熱変換体に熱エネルギーを発生せしめ、記録
ヘッドの熱作用面に膜沸騰させて、結果的にこの駆動信
号に一対一対応し液体(インク)内の気泡を形成できる
ので有効である。この気泡の成長、収縮により吐出用開
口を介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも一
つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると
、即時適切に気泡の成長収縮が行なわれるので、特に応
答性に優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好
ましい。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許
第 4463359号明細書、同第4345262号明細書
に記載されているようなものが適している。なお、上記
熱作用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第431
3124号明細書に記載されている条件を採用すると、
さらに優れた記録を行うことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示され
ているような吐出口、液路、電気熱変換体の組み合わせ
構成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部
が屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特
許第4558333号明細書、米国特許第455960
0号明細書にそれぞれ記載の構成でもよい。加えて、複
数の電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱
変換体の吐出部とする構成を開示する特開昭59年第1
23670号公報や熱エネルギーの圧力波を吸収する開
孔を吐出部に対応せる構成を開示する特開昭59年第1
38461号公報に基づいた構成としても本発明は有効
である。
本発明は、これらの記録ヘッドを記録装置が記録できる
最大記録媒体の幅に対応した長さを有するフルラインタ
イプの記録ヘッドとして用いたものであって、上述した
明細書に開示されているような複数記録ヘッドの組み合
わせによって、その長さを満たす構成や一体的に形成さ
れた一個の記録ヘッドとしての構成のいずれでもよいが
、上述した効果を一層有効に発揮することができる。
加えて、装置本体に装着されることで、装置本体との電
気的な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる
交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘ
ッド自体に一体的に設けられたカートリッジタイプの記
録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明の記録装置の構成として設けられる、記録
ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付加
することは本発明の効果を一層安定できるので好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対しての、キャビング手段、クリーニング手段、加圧あ
るいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の加
熱素子あるいはこれらの組み合わせによる予備加熱手段
、記録とは別の吐出を行う予備吐出モードを行うことも
安定した記録を行うために有効である。
さらに、実施例では記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく (記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよい)、異なる色の複色カラーで説明したが、混色に
よるフルカラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発
明は極めて有効である。
以上説明した本発明実施例においては、インクを液体と
して説明しているが、室温やそれ以下で固化するインク
であって、室温で軟化もしくは液体となるもの、あるい
は、インクジェットにおいて一般的に行われている温度
調整の温度範囲である30℃以上70℃以下の温度範囲
で軟化もしくは液体となるものでもよい。すなわち、使
用記録信号付与時にインクが液状をなすものであればよ
い。加えて、積極的に熱エネルギーにょる昇温をインク
の固形状態から液体状態への態度化のエネルギーとして
使用せしめることで防止するかまたは、インクの蒸発防
止を目的として放置状態で固化するインクを用いるかし
て、いずれにしても熱エネルギーの記録信号に応じた付
与によってインクが液化してインク液状として吐出する
ものや記録媒体に到達する時点ではすでに固化し始める
もの等のような、熱エネルギーによって初めて液化する
性質のインク使用も本発明には適用可能である。このよ
うな場合インクは、特開昭54−56847号公報ある
いは特開昭60−71260号公報に記載されるような
、多孔質シート凹部または貫通孔に液状または固形物と
して保持された状態で、電気熱変換体に対して対向する
ような形態としてもよい。本発明においては、上述した
各インクに対して最も有効なものは、上述した膜沸騰方
式を実行するものである。
[発明の効果] 本発明は、以上説明したとおり構成されているので、以
下に記載するような効果を奏する。
請求項1に記載の発明においては、回転駆動される円筒
状の搬送手段に被記録媒体を吸着させるものなので、搬
送手段の回転速度の変動は小さいことから、被記録媒体
の搬送速度の変動も小さく、その結果、記録ピッチが均
一になって記録品位が向上する。さらに、インクミスト
に起因する被記録媒体の誤検出が発生せず、被記録媒体
の滞留を正確に検出できる。
他の請求項にそれぞれ記載の発明は、上記効果に加えて
以下に記載するような効果をそれぞれ奏する。
請求項3に記載の発明においては、被記録媒体が搬送手
段へ送られてくると、被記録媒体は静電気の作用により
搬送手段の外周面に確実に吸着される。
請求項4に記載の発明においては、回復系装置を搬送手
段内に設けると、搬送手段および回復系装置の全体が占
めるスペースは小さく済むため、装置本体が小型になる
。しかも、記録時において記録ヘッドとの回復系装置と
の距離は短いので、回復動作に要する時間が短くなって
、印字スルーブツトが向上する。
請求項5に記載の発明においては、非記録時に、搬送手
段の外周面を清掃手段により清掃できる。
請求項6に記載の発明においては、非記録時に、記録ヘ
ッドのインク吐出面を保護できる。
請求項7に記載の発明においては、非記録時(二記録ヘ
ッドインク吐出面を清掃できる。
請求項8に記載の発明においては、搬送手段と記録ヘッ
ドとの間隔を所定値に保持できる。
請求項9に記載の発明においては、搬送手段に軸方向の
位置ずれが発生しない。
請求項10に記載の発明においては、記録後の被記録媒
体を搬送手段より容易に剥すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明のインクジェット記録装置
の一実施例の全体構成をそれぞれ示す図であって、第1
図は上ユニットが閉じている状態を示し、第2図は上ユ
ニットが開いている状態ヲ示し、第3図(a)は第1図
および第2図に示した搬送手段の概略斜視図、第3図(
b)は前記搬送手段およびその近傍の拡大側面図、第3
図(C)は前記搬送手段の概略側面図、第4図は第1図
の要部拡大図、第5図は第1図および第2図に示した記
録ヘッドの拡大斜視図、第6図は第1図および第2図に
示した記録ヘッドおよびそのインク供給部の構成図、第
7図は記録ヘッドの吐出動作の制御ブロック図、第8図
は従来のインクジェット記録装置の要部正面図である。 A・・・記録紙、  la、lb・・・給紙スタッカ、
2a、2b・・・ピックアップローラ、3a、3b、3
c、3d−分離ローラ、4a、4b・・・レジストロー
ラ、5・・・吸着ローラ、6・・・吸着シリンダ、6a
、6b・・・分離部、6c・・・開口部、   6d、
6e・・・吸着フランジ。 6f、6g・・・穴、 6h〜61・・・溝、7・・・
インク吸収体、  8・・・吸収体支持部材、8a・・
・ビン、      9・・・ストッパ、10・・・コ
イルばね、   11・・・ブレード、12・・・プレ
ート支持体、12a・・・排出チューブ、13・・・ビ
ン、      14・・・カム、14a・・・バイブ
、15a、15b・・・排出チューブ16a、16b・
・・ストッパ、17・・・回復系装置、17a・・・イ
ンク受け、 18a〜18d・・・インク吸収体、 19a〜19d・・・絞り部材、20・・・ダクト、2
1・・・支持部材、    22・・・ヘッドプレート
、23・・・分離爪、 24a、24b・・・排紙ロー
ラ、25・・・ファン、     25a・・・上ガイ
ド、25b・・・下ガイド、 26a〜26d・・・インク供給部、 27a・・・上ユニッI−,27b・・・下ユニット、
28・・・支軸、     29・・・軸、29a、2
9b・・・位置出しコロ、 30a〜30d・・・ヘッドキャップ、31・・・ヘッ
ドブロック、 32a、32b、32cm駆動ローラ、33・・・帯電
ローラ、34a〜34d・・・記録ヘッド、35・・・
基板、      36・・・電気熱変換体、37・・
・電極、     38・・・液路壁、39・・・天板
、      40・・・供給管、41・・・共通液室
、    42・・・コネクタ、43・・・液路、  
    44・・・インク吐出面、44a・・・インク
吐出口、45・・・記録液体、46・・・記録液供給タ
ンク、46a・・・空気抜弁、47・・・メインタンク
、 48・・・回復用整流弁、49・・・補充用整流弁
、 50・・・回復ポンプ、51・・・循環管、   
  52・・・電磁弁、53・・・接触型変位センサ、
53a・・・検出片、53b・・・センサ本体、  5
4・・・制御装置、54a〜54d・・・駆動回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被記録媒体の記録領域の全幅にわたってインクの吐
    出口が複数設けられたフルラインタイプの記録ヘッドを
    前記複数の吐出口の配設方向が被記録媒体の搬送方向に
    ほぼ直交するように配置し、 前記記録ヘッドの前記複数の吐出口が設けられた吐出面
    と対向する位置に配設された、外周面に円周方向に延び
    る溝を有し、被記録媒体の全幅よりも長い円筒状の回転
    駆動される被記録媒体の搬送手段と、 該搬送手段の外周面に被記録媒体を吸着させるための吸
    着手段と、 前記搬送手段の溝に一部が挿入された検出片を備え、該
    検出片が前記搬送手段に吸着されて搬送されてくる被記
    録媒体に接触して変位することにより、前記被記録媒体
    を検出する接触型変位センサと、 記録時において、予め設定された設定時間内に被記録媒
    体が前記接触型変位センサで検出されない場合、前記記
    録ヘッドの前記吐出口からのインク吐出動作を停止させ
    る制御装置とを備えたインクジェット記録装置。 2、記録ヘッドが複数個設けられ、該複数個の記録ヘッ
    ドは被記録媒体の搬送手段の外周面に対して放射状に配
    列されている請求項1に記載のインクジェット記録装置
    。 3、搬送手段の外周面に被記録媒体を吸収させるための
    吸着手段は、搬送手段の外周面に形成された絶縁層と、
    該絶縁層を帯電させるための帯電器とを含む請求項1ま
    たは2に記載のインクジェット記録装置。 4、搬送手段の外周部に、記録ヘッドのインク吐出面の
    平面形状の大きさより大きい開口部を形成し、前記開口
    部が前記記録ヘッドに対向しているときに、前記記録ヘ
    ッド側に移動可能にされ、記録ヘッドの回復動作を行う
    ための回復系装置を前記搬送手段の内部に設けた請求項
    1、2または3に記載のインクジェット記録装置。 5、弾性体あるいはインク吸収体で形成され、搬送手段
    の外周面の一部に接触し、搬送手段の回転に伴って前記
    外周面に摺接する清掃手段を備えている請求項1、2、
    3または4に記載のインクジェット記録装置。 6、非記録時において記録ヘッドの吐出面を密封するた
    めのヘッドキャップを備えている請求項1、2、3、4
    または5に記載のインク ジェット記録装置。 7、搬送手段の内部に設けられ、非記録時において搬送
    手段の開口部より搬送手段外へ突出され、搬送手段の回
    転に伴って記録ヘッドの吐出面に摺接するヘッドブレー
    ドを備えている請求項1、2、3、4、5または6に記
    載のインクジェット記録装置。 8、搬送手段は、その両端部に位置決め部材をそれぞれ
    備え、前記搬送手段がインクジェット記録装置の本体に
    装着されている状態において、前記位置決め部材にそれ
    ぞれ当接することにより搬送手段を記録ヘッドに対して
    位置決めするための突き当て部材を記録ヘッド側に設け
    た請求項1、2、3、4、5、6または7に記載のイン
    クジェット記録装置。9、搬送手段の両端部に設けた位
    置決め部材に穴あるいは突起をそれぞれ設け、前記搬送
    手段がインクジェット記録装置の本体に装着されている
    状態において、前記穴あるいは突起に嵌合され、搬送手
    段の軸方向の位置を規定するための突起あるいは穴を記
    録ヘッド側に設けた請求項1、2、3、4、5、6、7
    または8に記載のインクジェット記録装置。10、搬送
    手段の溝に一端部が挿入され、搬送手段に吸着された被
    記録媒体を搬送手段より剥すための分離手段を備えてい
    る請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記
    載のインクジェット記録装置。 11、記録ヘッドは熱エネルギーを利用してインクを吐
    出するものであり、前記熱エネルギーを発生するための
    電気熱変換体を備えている請求項1、2、3、4、5、
    6、7、8、9または10に記載のインクジェット記録
    装置。
JP2326001A 1990-11-29 1990-11-29 インクジェット記録装置 Pending JPH04197766A (ja)

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JP2326001A JPH04197766A (ja) 1990-11-29 1990-11-29 インクジェット記録装置

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