JP2801275B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP2801275B2
JP2801275B2 JP1211444A JP21144489A JP2801275B2 JP 2801275 B2 JP2801275 B2 JP 2801275B2 JP 1211444 A JP1211444 A JP 1211444A JP 21144489 A JP21144489 A JP 21144489A JP 2801275 B2 JP2801275 B2 JP 2801275B2
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J23/00Power drives for actions or mechanisms
    • B41J23/02Mechanical power drives
    • B41J23/025Mechanical power drives using a single or common power source for two or more functions

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  • Common Mechanisms (AREA)
  • Character Spaces And Line Spaces In Printers (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、記録装置に関し、詳しくは、被記録材(記
録媒体)に沿って記録手段を移動可能な所謂シリアルタ
イプの記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
以下に述べる記録装置としては電卓(電子卓上計算
機)・電子タイプライタ・ファクシミリ装置・複写装置
およびプリンタ等が含まれる。また記録手段としては、
感熱方式あるいは熱転写方式等のサーマル記録方式を用
いるもの、およびバブルジェット方式等のインクジェッ
ト記録方式を用いるもの、およびデイジーホイール方式
あるいはワイヤードット方式等のインパクト記録方式を
用いるもの等が含まれる。
従来のこの種の記録装置として、バブルジェット方式
の使い捨て用インクカートリッジを用いた記録装置の一
例を第27図〜第32図に示す。
まず第27図および第28図を用い、その全体的な構成を
説明する。図において、1は記録装置Rの外殻をなすフ
レーム、2はフレーム1に固定され、後述するステッピ
ングモータ7や第2図に示すピンチローラ3等を支承す
る基台(以下でシャシーという)である。また、4はそ
の両端部がフレーム1に固定され、キャリッジ5を移動
自在に案内する案内軸である。6は更に後述するが、キ
ャリッジ5にその一部が係止され、ステッピングモータ
7によって駆動されるタイミングベルトである。そして
ステッピングモータ7の駆動力によって回転するタイミ
ングベルト6によりキャリッジ5と共にキャリッジ5に
搭載された記録ヘッド8を記録シート11に沿って移動さ
せ、記録ヘッド8からインクを吐出させて記録シート11
に記録を行うことができる。なお、8aはヘッド着脱レバ
ーである。
また、9は挿入口10から第28図に示すようにして挿入
された記録シート11を記録位置に送給する送給ローラで
あり、その表面には滑り止めのために弾性体が装着され
ている。この送給ローラ9もまた本実施例では後述する
ステッピングモータ7によりシート送り時に駆動され、
記録シート11をピンチローラ3との間に挾持して、送り
出すことができる。さらに12は記録シート11を記録位置
に保持するプラテン、13はキャリッジに搭載した記録ヘ
ッド8に記録信号を供給するためのフレキシブルケーブ
ル、14はキャリッジ5がホームポジションにきたとき
に、これを検知するホームポジションセンサである。
ついで、ステッピングモータ7によるタイミングベル
ト6の駆動系および送給ローラ9の駆動系について第29
図〜第31図を参照しながら説明する。
第29図において第30図において、21は送給ローラ軸、
22は送給ローラ軸21に嵌合され、後述するようにして、
送給ローラ軸21を一方向にのみ回転可能なウォームホイ
ールである。すなわち23はローラ軸21に嵌着固定されて
いるアーバ、24はアーバ23とウォームホイール22との間
に介装されたばねクラッチである。そしてこのばねクラ
ッチ24の一端はウォームホイール22の溝22aに係止され
ていて、ウォームホイール22と一体になって回転する。
そこで、ウォームホイール22が後述するようにして、ス
テッピングモータ7により第30図に示すE方向に回転す
るとき(記録時)は、ばねクラッチ24のばねがアーバ23
とは係合せず、従って送給ローラ9はローラ軸21と共に
回転しないままの状態に保たれる。そしてウォームホイ
ール22がF方向に回転するとき(シート送り時)にの
み、クラッチ24のばねがアーバ23と係合して送給ローラ
9およびローラ軸21をその方向に回転させることができ
る。
また、第29図において、25はステッピングモータ7に
よって回転され、タイミングベルト6を駆動させるベル
ト駆動プーリである。そして第30図において、26はステ
ッピングモータ7によって回転され、ウォームホイール
22と噛合するウォームギヤである。ここでベルト駆動プ
ーリ25とウォームギヤ26とは重ねて図示しているが、第
32図に示すように両者は一体的に構成された上、ステッ
ピングモータ7の軸に取付けられている。従って、ステ
ッピングモータ7によりベルト駆動プーリ25とウォーム
ギヤ26とを同時に駆動させることができる。
次に、第28図、第29図および第31図を参照して、ピン
チローラ3にかかわる構成について説明する。これらの
図において、31はピンチローラ軸であり、ピンチローラ
軸31はピンチローラ3と共に導電性材料で形成されてい
る。また、ピンチローラ軸31の両端部は第28図に示すよ
うに、フレーム1の案内溝1Aに保持されると共に、その
両端部とピンチローラ3との間でローラ軸31は第29図に
示すように導電性材料で形成されたシャシー2からロー
ラ軸21の側に突出させたばね部32により送給ローラ9に
向けて偏倚される。
ついで、このように構成した記録装置における動作に
ついて説明する。
記録開始前の状態では第30図に示すキャリッジ5の隅
部5Aがホームポジションセンサ14に当接し、このセンサ
14によってその状態が検知されることにより停止してい
る。そして、記録のためにキヤリッジ5を桁送りする移
動信号がステッピングモータ7に供給されると、モータ
7は矢印Aの方向(第30図参照)に回転を始め、ウォー
ムギヤ26と共に、ベルト駆動プーリ25を回転させる。し
かしてここで、ウォームギヤ26によりウォームホイール
22はE方向に回転させられる。しかし、この方向の回転
では先に述べたように第29図に示したばねクラッチ24が
アーバ23との間の係合状態をレリーズする。そのため、
アーバ23が嵌着されているローラ軸21は回転しない。従
って送給ローラ9によるシート送り動作は行われない。
かくして、ベルト駆動プーリ25の第30図に示したA方
向の回転によってキャリッジ5が矢印Cの方向に移動さ
せられると共に、その間にモータ7の桁送り信号に同期
して選択的にインク吐出信号がフレキシブルケーブル13
を介して記録ヘッド8に供給される。そこで、インクカ
ートリッジから供給されるインクが記録ヘッド8から吐
出されることによって記録シート11に記録が行われる。
なお、タイミングベルト6は駆動プーリ25と、アイドラ
プーリ28A,28Bおよび28Cとの間に張設されている。
次に記録が終了すると、キャリッジ5をホームポジシ
ョン14の方向すなわちD方向に戻すために、ステッピン
グモータ7が逆転する。すなわちB方向に回転し、ウォ
ームギヤ26およびベルト駆動プーリ25の同方向の回転に
よりウォームホイール22がF方向(第30図)に回転させ
られる。そして、ウォームホイール22がこのF方向に回
転するときは、第29図に示したばねクラッチ24がアーバ
23と係合することにより、送給ローラ軸21を同方向、す
なわちF方向に回転させることができる。したがって、
送給ローラ9によるシート11の送りが実施される。つま
り、記録動作が行われないキャリッジ5の戻し動作のと
きにシート11の送りを行わせることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述したような従来の記録装置では、
1回のシート送り量が、ステッピングモータ7の回転量
(回転角度)、すなわちキャリッジ5を復動させるとき
の回転量によって決まってしまう。そこで、たとえ、記
録時に全桁の記録がなされないような場合においても、
いったんキャリッジ5を第31図等で示したフレーム1の
左端まで走行させた後、そのホームポジションへの復帰
行の全工程でシート11の送りがなされる。
そこで、連続してシート送り動作を行わせようとする
と、1桁分のシート送りのたびに記録を中止してキャリ
ッジ5をフレーム1の左端まで往動させなければならな
い。しかもその時のシート送り速度は変わらないため
に、全体としての連続シート送り速度が遅くなってしま
う。
また、記録装置Rに記録シート11を挿入するときのシ
ート送り動作においても、キャリッジ5が往復動を繰返
すので、インクジェットやバブルジェット方式などの液
体噴射記録ヘッドの場合、ヘッド8のインク吐出面が記
録シート11の先端に接触して記録シート11を汚したり、
インク吐出面に紙粉等が付着し易く、そのためにインク
の吐出機能を損い記録品位を損う虞があった。
本発明の目的は、上述した従来の問題点の解決を図
り、記録品位を損うことのない記録装置を提供すること
にある。
本発明の他の目的は、連続的に記録媒体搬送を行うこ
とのできる記録装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、キャリッジを移動させるこ
となく、記録媒体の搬送を行うことのできる記録装置を
提供することにある。
本発明の更に他の目的は、非記録時に記録媒体を搬送
する際に、記録ヘッドが記録媒体に干渉することのない
記録装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、連続シート送り時には、間
欠でなく、連続して速い速度でシート送りを実施するこ
とができ、しかもその間はキャリッジによって記録ヘッ
ドを移動させることがなく、もって、記録ヘッドとの間
の干渉によって発生するトラブルを防止することのでき
る記録装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、記録ヘッドと記録媒体との
接触を防止できると共に、送給速度の増大および送給量
の調整が可能な記録装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、キャリッジの移動時に記録
媒体の送りを行う駆動力を間欠的に伝達するばねクラッ
チを保持し、かつ常時ばねクラッチと一体に回転するば
ねクラッチの一端が係止される溝を複数設け、それぞれ
異なる幅寸法に構成して、ばねクラッチの遊び量を変化
させることが可能となり、これによって記録幅の変化に
よるシート送り量の変化を、部品を変えることなく、一
定にすることができる記録装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために、本発明は、記録媒体を
搬送するための搬送手段と、前記搬送手段によって搬送
される前記記録媒体に沿って往復移動可能であり、前記
記録媒体に記録を行う記録ヘッドを搭載するためのキャ
リッジと、正逆回転可能な駆動源と、前記駆動源の回転
によって、前記搬送手段を駆動させるための第1駆動力
伝達手段と、前記駆動源から前記第1駆動力伝達手段へ
駆動力が伝達される際には駆動力の伝達を受けないこと
が可能であって、前記駆動源の正逆回転によって前記キ
ャリッジを往復移動させるためのベルト駆動プーリ及び
タイミングベルトを備える第2駆動力伝達手段と、前記
キャリッジの往復移動領域の端部に配されて前記キャリ
ッジの移動を規制するキャリッジ移動規制手段と、を有
し、前記タイミングベルトは、前記ベルト駆動プーリか
ら駆動力を受けるための有歯部と、前記ベルト駆動プー
リに対して摺滑するための欠歯部と、を備えることを特
徴とする。
〔作 用〕
本発明によれば、記録ヘッドが記録を行わない復動時
にキャリッジが復動限界位置に到達すると、そのあと
は、キャリッジ駆動用のタイミングベルトがその欠歯部
においてベルト駆動プーリに対して摺滑することにより
第1駆動力伝達手段を介して連続して搬送手段を駆動さ
せ、記録媒体の搬送を続行させることができ、連続シー
ト送り時の動作速度を速めることができる。
更にまた、本発明によれば駆動源の駆動プーリに駆動
されるタイミングベルトによって、記録ヘッドは駆動源
の正逆回転に応じ往復移動される。また、記録媒体は駆
動源の逆回転時のみ第1駆動力伝達手段を介して搬送手
段により搬送される。
そして、駆動源の逆回転時においては、記録ヘッド
は、キャリッジ移動規制手段と第2駆動力伝達手段のタ
イミングベルトに設けられた欠歯部によって、その所定
量移動後は移動が停止される。
従って、記録ヘッドを定位置に停止させた状態で記録
媒体の搬送のみを行うことができ、その速度および量を
自由に定めることができるのである。
〔実施例〕
以下に、図面に基づいて本発明の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本発明の一実施例を適用した、記録装置とし
ての電子卓上計算機Cの外観斜視図、第2図は前記電子
卓上計算機Cに内蔵された記録系Rの記録状態の平面
図、第3図は第2図に示すタイミングベルト張設部分を
取出して示す平面図、第4図は前記記録系の記録シート
搬送状態の平面図、第5図は第4図に示すタイミングベ
ルト張設部分を取出して示す平面図、第6図は本発明の
実施例に係るキャリッジの平面図である。なお、前述実
施例と同様の部材には同一図番を付し説明を援用する。
まず第1図を用いて、本発明の一実施例を適用した電
子卓上計算機Cについて説明する。
この図において、100は上ケースであって、下ケース1
01とともに外側ケースを構成している。また102はプリ
ンタ蓋であって、上ケース100に着脱可能に取り付けら
れており、第2図等に示す記録ヘッド8あるいはインク
液カートリッジの交換等の際に、上ケース100から蓋102
を取り外すことができる。またこのプリンタ蓋102に
は、記録後の記録シート11を排出するための排出口103
が設けられている。さらに104はプラテンカバーであっ
て、下ケース101に回動可能に連結されている。そして
前記レバー104aを押下することにより、送給ローラ9お
よびプラテン12とともに時計方向へ回転し、記録シート
搬送路を開放する。また104bは記録シート挿入口であっ
て、ロールシートホルダー105に支持されたロール状シ
ートを記録部へ導入するためのものである。なお107は
キーボードであって、各種入力キーを備えている。また
108は表示部であって、入力情報および計算結果等を表
示する。
次に、このような電卓Cに内蔵された本発明の一実施
例にかかる記録系Rについて説明する。
なお次に説明する実施例は、記録ヘッドが記録を行わ
ない復動時にキャリッジが復動限界位置に到達すると、
そのあとは、キャリッジ駆動用のタイミングベルトがス
リップすることにより連続して送給ローラを駆動させ、
シート送りを続行させることができ、連続シート送り時
の動作速度を早めることができる記録装置である。
第2図〜第7図は本発明の一実施例を示す。第2図〜
第5図において、60は本発明の実施例にかかるタイミン
グベルトである。このタイミングベルト60は歯Tを設け
ていない欠歯部60A、歯Tを設けている有歯部60Bおよび
キャリッジ5への取付け用位置決め部60Cを有してい
る。そして、この位置決め部60Cがキャリッジ5の第6
図に示す固定部5Aに位置決めされて取付けられる。した
がって、キャリッジ5はベルト60の回動にしたがって往
復移動する。なお、前記タイミングベルト60には、本実
施例の場合、等間隔に合計99の歯が設けられている。そ
してヘッド取付けセンター位置から516歯目にあたる位
置から4歯分には歯が設けられておらず、先に述べた欠
歯部60Aを形成している。
第2図および第3図は通常の記録動作中のタイミング
ベルト60の位置を示し、この状態ではタイミングベルト
60の有歯部60Bがベルト駆動プーリ25に噛合している。
従ってキャリッジ5は矢印C方向に移動し、その間に記
録ヘッド8からインク液の吐出が行われて記録シート11
に記録が行われる。また、ウォームホイール22はベルト
駆動プーリ25と同軸のウォームギヤ26によって矢印E方
向に回転する。しかしながら、先に従来例のところで述
べたようにウォームホイール22内に組込まれたクラッチ
24が外れることにより送給ローラ9が回転駆動されるこ
とはない。
次に連続シート送り動作モードについて説明する。
第4図および第5図は連続シート送り動作モードのと
きの状態を示す。この状態ではキャリッジ5を通常のホ
ームポジションHを越えて右方へ移動し、フレーム1の
右側の規制壁1Bに当接する位置まで移動する。それに応
じて、ベルト駆動プーリ25と接触する位置にはタイミン
グベルト60の欠歯部60Aが導かれる。そこで、ベルト駆
動プーリ25は矢印B方向に回転するがタイミングベルト
60との間に噛合状態が保たれておらずベルト60がスリッ
プすることと、キャリッジ5がそれ以上D方向には移動
されないことによってタイミングベルト60はそのままの
停止状態に保たれる。
そして、この場合ベルト駆動プーリ25と同軸のウォー
ムギヤ26がB方向に回転させられることによりウォーム
ホイール22が矢印F方向に駆動される。そこで、ウォー
ムホイール22内のクラッチ22aが外れないことにより送
給ローラ9が同方向(矢印F方向)に回転させられて連
続的にシート11の送りを実施することができる。
また、連続シート送りが終了し、再び記録を実施する
状態に戻す場合は、第4図および第5図に示す状態でス
テッピングモータ7によりベルト駆動プーリ25をA方向
に回転させればよい。そうすればこんどはキャリッジ5
が規制壁1Bから離れるので、滑りながらもタイミングベ
ルト60が同方向に移動させられることによりベルト60と
ベルト駆動プーリ25との間の噛合状態が回復され、以後
は先に述べたと同様にしてキャリッジ5を矢印C方向に
可能な状態とすることができる。
なお、タイミングベルト60は上述の連続シート送り動
作時にベルト駆動プーリ25との間で空滑り状態が発生す
るので、欠歯部60Aの接触面は十分滑らかな状態として
おく必要があり、更にはタイミングベルト60の芯体に耐
摩耗性の優れた材料を使用する必要があるが、一般のこ
の種タイミングベルトの芯材に使用されているケブラー
(登録商標名)あるいはこれと同程度のものであれば十
分使用に堪えられる。
なお、第7図に示すように、本実施例においては、シ
ート検出スイッチP.S.が設けられている。このシート検
出スイッチP.S.は、シート挿入方向(矢印S方向)に対
してピンチローラ3と送給ローラ9との接触部Cよりも
上流側に設けられており、シート11が挿入されたことを
検知する。
次に、前記電卓の各制御について説明する。
第8図は前記電子卓上計算機の構成を示すブロック図
である。
図において、110は計算器における演算処理を行うと
もにキーボード107、記録系Rあるいは表示器108等と信
号の授受を行いながら各部の制御を行うCPUである。こ
のCPU110は処理手順等を格納するROM111や処理における
ワークエリア等に用いられるRAM112を有する。また、11
3は電源ユニット、114はステッピングモータ7の駆動I
C、115は記録ヘッド駆動ICをそれぞれ示す。ここで信号
HPSWは記録系Rに設けられているホームポジションセン
サ14からの信号を検出してキャリッジ5の基準位置を決
定するための信号である。
次にキャリッジ5の動作範囲を第9図を用いて説明す
る。
先に述べたようにキャリッジ5はステッピングモータ
7の駆動力によって動くので、モータ7の1ステップの
回転はすなわちキャリッジ5の1ステップの移動とな
る。本実施例では、モータ7の1ステップの回転(3.75
゜)でキャリッジ5は0.274mm移動する。そしてキャリ
ッジ5は右のホームポジション(HP)がセンサ14によっ
て検出されてから、左へ10ステップ移動し、ソフトウェ
アホームポジション(SHP)で停止する。さらに記録を
行う時には、キャリッジ5は左へ24ステップで加速し、
176ステップ等速で移動し、この176ステップ移動する
間、記録ヘッド8よりインクを吐出して記録シート11に
記録を行い、その後、6ステップで減速する。次にモー
タ7は逆回転して、キャリッジ5はリターンし前記SHP
で停止する。
ここでタイミングベルト60と駆動ベルトプーリ25の噛
み合いがはずれるのは、キャリッジ5がHP検出後、さら
に右へ移動した地点である(第9図参照)。
その後、キャリッジ5をさらに右へ移動しようとして
モータ7が回転しても、キャリッジ5はフレーム1の規
制壁1B(第2図、第4図参照)に当接して動かず、記録
シート11の搬送を行う。
次に電源投入の時の動作を、第10図に示すフローチャ
ートにそって説明する。
キャリッジ5がフレーム1の右端1Bに当って停止して
いる場合も考えられるので、まずステップS1でキャリッ
ジ5は左へ移動する。次にS2でキャリッジ5はホームポ
ジションを検出するため右へ移動する。そしてS3でその
移動量が250ステップ以上かどうかを判断し、もし250ス
テップ以内にホームポジションセンサ(HP)を検出しな
い時はS4においてエラー処理をする。そして250ステッ
プ以内にHPを検出したか否かをS5で判断し、その検出を
待ってS6に進み、ここでキャリッジ5をソフトウェアホ
ームポジション(SHP)まで左に移動する(S6)。その
後は通常の記録ルーチンに入り、キャリッジ5は左へ移
動しながら“CLEAR"を記録する(S7)。記録が終了すれ
ば、キャリッジ5は右のSHPに戻り(S8)、S9で停止す
る。
次に、キーボード107に設けられたペーパーフィード
キー107aが選択された時のペーパーフィード動作につい
て、第11図に示すフローチャートにそって説明する。
ペーパーフィード信号が入ると、キャリッジ5はSHP
から右へ移動し(S10)、そのとき250ステップ以内にホ
ームポジションセンサがONするかどうかを判別する(S1
1,S12)。もし、250ステップ以内にHPが検出されないと
エラーとなる(S13)。そしてHPがONすると、さらにキ
ャリッジ5を右へ12ステップ動かす(S14)。このとき
タイミングベルト60の欠歯部60Aがプーリ25と対向する
ので、ベルト60と駆動ベルトプーリ25の噛み合いがはず
れる。そしてさらにモータ7はキャリッジ5を右へ移動
させようとするが、キャリッジ5はフレーム1の壁1Bに
当接して停止し、送給ローラ9の回転によってシート11
の送りのみを行う。ここで1行分のシート送り(S15)
が終了すると、さらにS16でペーパーフィード信号が入
っているかどうかを判断し、もし信号が入力されていな
ければ、キャリッジ5は左へ移動して(S17)、SHPで停
止する(S18)。もし、S16で信号が入力されていれば、
S19においてさらにモータ7によりキャリッジ5を右へ
移動させる動作をし、シート送りを行う。
次に、プリンタRのシート検出スイッチP.S.がOFFか
らON状態になったときの動作について、第12図にそって
説明する。
この紙検出スイッチP.S.は新しいロール106の先端が
プリンタRに挿入された際に、自動的にロール106の先
端を記録位置までペーパーフォードさせる目的で設けた
ものである。この紙検出スイッチP.S.からの信号は、第
8図に示したCPU110に直接入力可能であり、シート検出
スイッチP.S.がOFF(シートのなくなった状態)からON
(新しくシートが入れられた状態)になると、CPU110は
第12図に示すような動作手順でプリンタRを動作させ
る。ここでステップS10〜ステップS14は第11図と同じで
ある。次に、第11図に示した動作手順では、1行分のペ
ーパーフィードを行うが(S15)、第12図に示した動作
手順では、紙の先端が記録位置まで自動的に搬送される
ように、本実施例では13行分のペーパーフィードを行っ
ている(S19)。なお、通常は10行前後のパーパーフィ
ードで記録位置まで到達する。その後はキャリッジ5は
左方へ移動して(S17)、SHPで停止する(S18)。
以上説明してきたように、本実施例によれば、キャリ
ッジ駆動用タイミングベルトに駆動プーリと噛合する有
歯部と噛合されない欠歯部とを設け、キャリッジを復動
限界位置に導いたときにタイミングベルトの欠歯部が駆
動プーリと接することにより駆動プーリを空転させるよ
うになし、送給ローラ軸を連続してシート送り方向に回
転可能とした。これによって連続的にシート送りを実施
することができ、また、記録シートを記録位置に送り込
む際も記録シートの先端が記録ヘッドに触れるような虞
がなく、連続シート送りに際してはキャリッジを移動さ
せなくてもすむので静かなシート送りを実施することが
でき、特に液体噴射方式の場合、記録ヘッドと記録シー
トとの間の干渉により吐出機能が損われる虞があったの
を廉価な費用で防止することができる。
さらに他の実施例を第13図〜第20図を用いて説明す
る。
なお、次に説明する実施例は、前述タイミングベルト
を2段構成として、駆動伝達をより精度高くするもので
ある。
まず、第13図および第14図に基づき、ステッピングモ
ータ7によるタイミングベルト160の駆動系および、送
給ローラ9の駆動系を説明する。21は送給ローラ軸、22
は送給ローラ軸21に嵌合され、ウォームギヤ26と噛合状
態にあるウォームホイールである。
23は送給ローラ軸21に嵌合固定されているアーバ、24
はアーバ23とウォームホイール22の間に介装されたばね
クラッチである。このばねクラッチ24の一端は、ウォー
ムホイール22に設けられた溝(図示せず)に係止されて
いて、ウォームホイール22と一体となって回転する。こ
こで、ステッピングモータ27の駆動軸7Aに固定されてい
るウォームギア26(第2図参照)の回転により、ウォー
ムホイール22がE方向に回転する時(記録時)は、ばね
クラッチ24のばねがアーバ23とは係合しない。従って送
給ローラ9はローラ軸21と共に回転しないままの状態に
保たれ、ウォームホイール22がF方向に回転する時(記
録媒体送り時)にのみ、ばねクラッチ24のばねがアーバ
23と係合して送給ローラ9および、ローラ軸21を回転駆
動することが出来る。
また、タイミングベルト160は第14図に示すごとく、
幅方向の上下に、一部欠歯部40Aが設けられている駆動
歯部40と、前記欠歯部40Aと対向する部分に設けられた
トリガ歯部41を有する。なお42はキャリッジ5を係止す
る為の突起部である。
第15図はステッピングモータ7およびベルト駆動部の
分解斜視図である。
同図において、26は前述のウォームギアでありステッ
ピングモータ7の駆動軸7Aに固定されており、25はベル
ト駆動プーリで、内周上面にラチェット歯25Aを有し、
ウォームギア26と一体的に回転する。また43はウォーム
ギア26の軸部26Aに回動および軸方向に摺動自在に嵌合
され、ラチェットばね44によってベルト駆動プーリ25の
ラチェット歯25Aに圧接すべく付勢されたトリガプーリ
である。ステッピングモータ7が回転すると、ウォーム
ギア26と共にベルト駆動プーリ25を回転させる。しかし
て、ここで、ウォームギア26によりウォームホイール22
が前述のE方向に回転させられると、この方向の回転で
は、前述の様に、ばねクラッチ24がアーバ23との間です
べり状態となるので、ローラ軸21、送給ローラ9は回転
駆動されず、記録媒体11は送給されない。このとき、キ
ャリッジ5は第13図でC方向に移動させられ、その間
に、ステッピングモータ7の駆動信号に同期して、選択
的に印字信号が、フレキシブルケーブル13を介して記録
ヘッドに供給されることで、記録媒体11に記録をなす。
次に記録が終了すると、キャリッジ5を第13図のD方
向に戻す為、ステッピングモータ7は逆回転する。かく
してウォームホイール22がF方向に回転し、ばねクラッ
チ24がアーバ23と係合することにより送給ローラ軸21を
同じくF方向に回転させることが出来、送給ローラ9に
よる記録媒体11の送りが実行される。つまり、記録動作
が行なわれないキャリッジ5の戻し動作のときに記録媒
体11の搬送を行なう。
以上は、記録動作の説明であったが、次に記録媒体11
の連続送り時の動作を第16図以下の図面に従って説明す
る。
本実施例では、ベルト駆動プーリ25は第16図に示すよ
うにタンミングベルト160に設けられた駆動歯部41とそ
れぞれ噛合う位置に設定されている。また、ベルト駆動
プーリ25のトリガプーリ43と対向する側にはラチェット
歯25Aが設けられ不図示ではあるが、トリガプーリ43
の、ベルト駆動プーリ25と対向する側には、第17図に示
すようにラチェット歯43Aが設けられている。互いのラ
チェット歯は所定方向回転時に相互に噛合うよう構成さ
れている。また、ラチェット歯25Aおよび43Aの歯ピッチ
角は、ベルト駆動プーリ25に設けられた歯のピッチ角に
対して整数倍となる様設定されている。さらに、トリガ
プーリ43の歯の外径はベルト駆動プーリ25の外径より小
さく設定されている。
そこで、以上の様に構成された記録装置における動作
を説明する。
記録開始前の状態では、先に第2図に示したようにキ
ャリッジ5の隅部5Aが検知センサ14に当接し、センサ14
によってその状態が検知されることによって停止してい
る。しかしながら記録の為にキャリッジ5を桁送りする
移動信号がステッピングモータ7に送信されると、モー
タ7は矢印Aの方向に回転し、ベルト駆動プーリ25およ
びタイミングベルト160を介してキャリッジ5を図示の
C方向に移動させ記録を行なう。
ところで、記録開始前の状態ではキャリッジ5の隅部
5Aが検知センサ14に当接し、センサ14によってその状態
が検知されることによってキャリッジ5は停止している
ことを前述した。この状態から記録動作ではステッピン
グモータ7は矢印のA方向に回転を開始するが、記録媒
体送り動作では、図の矢印B方向に回転を開始する。し
かして、キャリッジ5は図のD方向に駆動され続け、キ
ャリッジ5の端部5Bは、フレーム1の右壁部1Bに当接し
(第4図参照)、それ以上矢印D方向への移動は不可能
になる。
この時点におけるタイミングベルト160およびベルト
駆動プーリ25の動作関連の説明を行うと、前述したよう
にタイミングベルト160の駆動歯部40には一部欠歯部40A
が設けられている。そしてその欠歯部40Aが設けられて
いる位置は、キャリッジ5の端部5Bが、フレーム1の右
壁部1Bに当接した時点において、ベルト駆動プーリ25の
噛合いが外れる位置に設定されている。この状態でさら
にステッピングモータ7が図のB方向に回転し続ける
と、タイミングベルト160とベルト駆動プーリ25は互い
に空転する為、すべり状態、すなわち駆動がキャンセル
状態となり、動力は伝達されない。ところが前述の如
く、ウォームギア26はウォームホイール22を第13図のF
方向に回転駆動し続ける為に、送給ローラ9は回転を続
け、所望の記録媒体11の送給量を得ることができる。
次に第16図および第17図に従って、ベルト駆動プーリ
25と、トリガプーリ43および、ラチェットばね44の動作
説明を行う。
第16図は、ステッピングモータ7が第4図で示した矢
印B方向、すなわちキャリッジ5が第13図で矢印D方向
に移動し続けている状態の時の、駆動プーリ部の断面図
である。ベルト駆動プーリ25は、タイミングベルト160
に設けられた、駆動歯部40と噛合状態にあり、タイミン
グベルト160を第6図の矢印G方向へ駆動中である。こ
の時トリガプーリ43については、タイミングベルト160
の対向する位置にトリガ歯部41がなく、噛合いもない。
また、ベルト駆動プーリ25に設けられたラチェット歯25
Aと、トリガプーリ43に設けられたラチェット歯43Aはラ
チェットばね44に圧接され、噛合状態となっている。
次に、第17図は、キャリッジ5の端部5Bがフレーム1
の右壁1Bに当接した時点(第4図参照)の駆動プーリ部
の断面図である。ベルト駆動プーリ25の歯部と、タイミ
ングベルト6に設けられた駆動歯部40との噛合いが外れ
ており両者はすべり状態にある。また、トリガプーリ43
は、タイミングベルト160に設けられたトリガ歯部41と
噛合い状態になっている。
この状態で、ステッピングモータ7が回転し続ける
と、トリガプーリ43は、タイミングベルト160に設けら
れたトリガ歯部41と噛合い回転方向にロックされた状態
となっている。その為に、ベルト駆動プーリ25との互い
のラチェット歯25Aおよび43A部の噛合いが外れ、ラチェ
ットばね44の圧接に逆らう方向に逃げる。よって、ベル
ト駆動プーリ25のみが、タイミングベルト160とすべっ
た状態で空転する。この空転を継続させることで、所望
量記録媒体を送給することができる。
所望の量記録媒体11を送給した後、再び、記録開始前
の状態にキャリッジ5を戻す為に、ステッピングモータ
7を逆転駆動(第4図A方向)すると、ラチェット歯25
Aおよび43Aは互いに噛合い、ベルト駆動プーリ25の回転
力はトリガプーリ43に伝達される。しかして、トリガ歯
部41とトリガプーリ43の噛合いにより、タイミングベル
ト160は第17図の矢印H方向に駆動される。かくしてト
リガプーリ43により所定量タイミングベルト160が駆動
されると、駆動歯部40と、ベルト駆動プーリ25はすべり
状態から再び噛合い状態となり、ベルト駆動プーリ25が
タイミングベルト160を直接的に回転駆動する。
第18図は、トリガプーリ43とトリガ歯部41との噛合い
状態をより詳細に説明する為の拡大図である。
本図において、ベルト駆動プーリ25とタイミングベル
ト160は、互いにすべりの状態である。トリガプーリ43
の歯部と、タイミングベルト160に設けられたトリガ歯
部41とは噛合い状態にあり、詳細には同図の43B部で噛
合っている。前述の様に、ベルト駆動プーリ25の歯の外
径より、トリガプーリ43の歯の外径を小さく設定してい
る。そして、歯厚も薄くしている為に、実際に両者の接
触部は43B部のみで、これは、ベルト駆動プーリ25とト
リガプーリ43の対向面にそれぞれ設けられたラチェット
歯25Aおよび43Aの噛合いが外れ空転する際のトリガプー
リ43の軸方向の上下動による両者の摩擦力を減らし、動
作をスムーズに行なわせる効果がある。
第19図に前述第13図〜第18図を用いて説明した実施例
の変形例を示す。
26はウォームギアでステッピングモータ7の駆動軸7A
に固定されている。47はベルト駆動プーリでウォームギ
ア26の軸部と嵌合しており、図の矢印J方向には摺動自
在であるが、回転方向には規制され、ウォームギア26と
一体的に回転する。また、45はトリガプーリで、ウォー
ムギア26の軸部回りに回転自在に支承されている。ベル
ト駆動プーリ47および、トリガプーリ45の互いの対向部
には実施例1で述べたと同様のラチェット歯47Aおよび4
5Aがそれぞれ設けられており、ベルト駆動プーリ47は、
ラチェットばね46により常時、トリガプーリ45側に圧接
されている。
次に動作説明を行う。
第19図は前述実施例の第17図に対応しており、ベルト
駆動プーリ47とタイミングベルト160は互いにすべりの
状態にある。この時ベルト駆動プーリ47はステッピング
モータ7に回転駆動されると同時にトリガプーリ45を回
動させようとするが、トリガプーリ45は、タイミングベ
ルト160に設けられたトリガ歯部41と噛合状態にありロ
ックされており、従ってラチェット部47A,45Aの係合が
外れ、ベルト駆動プーリ47はラチェットばね46の圧接に
逆らう方向に逃げながら空転する。
一方、キャリッジ5を記録開始位置まで戻す為に、ス
テッピングモータ7が逆転すると、前述のラチェット歯
47A,45Aが相互に噛合し、従ってトリガプーリ45が回転
駆動され、しかして、タイミングベルト160が図の矢印
K方向に駆動され、所定量駆動されると、すべり状態で
あったベルト駆動プーリ47と駆動歯部40とが再び噛合
い、タイミングベルト160がベルト駆動プーリ47によっ
て直接駆動される。
このようにして、前実施例と同じように差動させるこ
とができる。
第20図にさらに前述実施例の変形例を示す。
26はウォームギアでステッピングモータ7の回転軸に
固定されている。49はベルト駆動プーリでウォームギア
26の軸部と嵌合固定され一体的に回転する。48はトリガ
プーリで、ウォームギア26の軸部と嵌合し、軸部に対し
て回転自在に支承されている。51はその一端部51Aがト
リガプーリ48に固定されたクラッチばねである。そして
その内側面は、ウォームギア26の軸部外周面と当接して
おり、一定方向のみ、ウォームギア26の回転が、トリガ
プーリ48に伝達されるよう構成されている。
なお第20図は前述実施例の第17図に対応しており、ベ
ルト駆動プーリ49とタイミングベルト160は互いにすべ
りの状態にある。この時ウォームギア26の軸部とクラッ
チばね51も互いにすべりの状態にあり、さらにトリガプ
ーリ48がタイミングベルト160に設けられたトリガ歯部4
1と噛合状態にある為ロックされており、ステッピング
モータ7の回転力はトリガプーリ48には伝達されない。
一方キャリッジ5を記録開始位置まで戻す為に、ステ
ッピングモータ7が逆転すると、前述のウォームギア26
の軸部とクラッチばね51が伝達状態になり、トリガプー
リ48が回転駆動され、タイミングベルト160が図の矢印
L方向に駆動され、所定量駆動されると、すべり状態で
あったベルト駆動プーリ49と駆動歯部40とが再び噛合
い、タイミングベルト160が前述の実施例1および2と
同様にベルト駆動プーリ49によって直接駆動される。
本実施例によれば、タイミングベルトを2段構成とし
たので、駆動伝達をより精度高くすることができる。
さらに他の実施例を、第13図〜第16図を参照しながら
説明する。
次に説明する実施例は、記録領域の変更に有効に対応
できるものである。
なお第21図は、本発明の実施例を適用した記録装置R
の一部破断側面図であって、送給ローラ9の上方には記
録シート11を記録位置に保持するプラテン12が配置され
ている。そして該プラテン12の中には、この図に示すよ
うに、インク吸収体21が収納されている。
さて、前述各実施例の動作から解かるように、キャリ
ッジ5の一定の動作範囲に対し、ウォームギア26、ウォ
ームホイール22は一定の回転角だけ回転する。つまり、
それによりいつも一定量のシート搬送を行うようになっ
ている。そこでシート紙送り量はウォームギア26、ウォ
ームホイール22等の設計段階ですでに決定がされてい
る。
そこで、例えば、印字幅を広くし、より多くの文字を
印字させるような場合、文字の大きさ、特に文字の高さ
は、記録ヘッドにより既に決まっている。しかし、印字
幅を広くとると、復動時の移動幅が広くなり、すなわち
ウォームホイール22の回転角が大きくなる。つまりは紙
送りの間隔が広くなる。一般に文字の大きさに対し、紙
送りの間隔が広くなれば、印字がどうしても間延びして
見え、さらには印字紙の無駄にもなる。そこで、ウォー
ムホイール22のばねクラッチ24の一端が入る溝部22a
(第22図および第23図参照)を広くすると、ばねクラッ
チ24の遊びが増え、紙送り量を少なくすることができ
る。
第22図は本発明に係わるウォームホイールの斜視図で
ある。ウォームホイール22の一方の溝22aは予め設計時
に決まっている印字幅に対してばねクラッチ24の一端が
係止されるべき溝で、他方の溝22bはそれにより広い印
字幅にこの記録装置を用いる時に対してはばねクラッチ
24の一端が係止されるべき溝である。
本実施例では、2つの溝22a,22bが180度反対側に設け
てある。
第23図には本発明に係わるウォームホイール22とばね
クラッチ24の図を示す。印字時は、該ウォームホイール
22はE方向に回転していて、ばねクラッチ24はウォーム
ホイール22の溝22bの端部22cに当接し、ウォームホイー
ル22と同時に回転するが、上述したようにばねクラッチ
24は駆動力をローラ軸21には伝えない。しかし、復動
時、ばねクラッチ24はウォームホイール22の溝22bの端
部22cから該溝22bのもう一方の端部22dまで空転し、該
端部dに当接してからウォームホイール16と同時に回転
を始め、上述したように紙送り動作を行う。したがっ
て、空転する回転角分だけ紙送り量は少なくなる。つま
り、このウォームホイール22の溝22bの幅寸法により紙
送り量を自由に少なくでき、印字幅を広くしたために生
じる紙送り量の増加を調整できる。
第24図はウォームホイール22に4つの溝22e〜22hを設
けた例であり、4種類の印字幅に対応することができる
ようになっている。このように数種類の幅の溝をウォー
ムホイールに設ければ数種類の印字幅に対して対応する
ことができる。
以上説明したように本実施例に係わる記録装置によれ
ば、ばねクラッチ保持手段に、ばねクラッチの一端が係
止される溝を複数設け、それぞれ異なる幅寸法とした。
そのため、ばねクラッチの遊び量を変化させることがで
きるようになり、これによって印字幅が変更したとして
も部品を変えることなく記録媒体の送り量を一定にする
ことができる。したがって、別部品を作る金型代や部品
代を節約でき、部品コストの低減、管理の改善を図るこ
とができるという効果を有する。
さらに他の実施例を、第25図および第26図を用いて説
明する。
本実施例は、前述第21図に示した吸収体を設ける実施
例の別形態によるものである。本実施例によれば、プラ
テンの印字面をリブ状構造にし、該リブの間に不要なイ
ンクを吸収するための吸収手段を設けることにより、印
字紙等の記録媒体が装着されていない時に、誤って印字
記録行為をなした時でも、インクの飛散とか記録媒体の
汚れを防止でき、さらには装置への悪影響をなくすこと
ができる。
第25図の(a)および(b)は本発明実施例のプラテ
ンの図であり、インク吸収体213(例えばスポンジ等の
多孔質材料で形成されている)がリブ12aの間に配置さ
れた構成を示している。またプラテン12の印字面は印字
紙が接触するので、インク吸収体213は、プラテン12の
リブ12aの印字面より奥に設けられている。また、該プ
ラテン12はリブ12aの背板12bとインク吸収体213を固定
するための爪12cとを有しており、該リブ12aと背板12b
に挟まれるようにインク吸収体213が保持されている。
なお、第26図の(a)および(b)に示すプラテン12
のようにインク吸収体213を固定する爪部12cをリブ12a
側ではなく背板側12b側に設けた構成としてもよい。
なお前述の各実施例では、記録方式として、インク液
に熱による状態変化を生起させ、前記状態変化に基いて
インク液を吐出口より吐出させて飛翔的液滴を形成する
インクジェット記録方式あるいはインク液中に熱により
気泡を生起させ、この気泡の圧力によってインク液を吐
出口より吐出させて飛翔的液滴を形成するバルブジェッ
ト記録方式を例にあげて説明したが、本発明はこれに限
定されることなく、例えばサーマル記録方式あるいはイ
ンパクト記録方式等の公知の記録方式を適用することが
できる。したがって記録手段としては、インクジェット
ヘッド,サーマルヘッド,あるいはデイジーホィール,
ワイヤードット等が含まれる。
なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中で
もバルブジェット方式の記録ヘッド、記録装置において
優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれ
ば、記録の高密度化,高精細化が達成できるからであ
り、そのために吐出口ないし液路が一層微細化すること
が予測されるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいず
れにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合
には、液体(インク)が保持されているシートや液路に
対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対
応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少な
くとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱
変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用
面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対
一で対応して液体(インク)内に気泡を形成できるので
有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第44
63359号明細書,同第4345262号明細書に記載されている
ようなものが適している。上記熱作用面の温度上昇率に
関する発明の米国特許4313124号明細書に記載されてい
る条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことがで
きる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような構成の他に熱作用部が屈曲する領域に配
置されている構成を開示する米国特許第4558333号明細
書,米国特許第4459600号明細書を用いた構成も本発明
に含まれるものである。加えて、複数の電気熱変換体に
対して、共通するスリットを電気熱変換体の吐出部とす
る構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エネルギ
の圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開
示する特開昭59−138461号公報に基いた構成としても本
発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの形態
がどのようなものであっても、記録を確実に効率よく行
いうるからである。
加えて、上例のようなシリアルタイプのものでも装置
本体に装着されることで、装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用
いた場合にも本発明は有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので、好ま
しいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッ
ドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加
圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素
子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録と
は別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも安定
した記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数につい
ても、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けら
れたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに
対応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写
装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の
形態を採るものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、記録に要する時
間を短縮することのできる記録装置を提供することがで
きる。
更にまた本発明によれば、キャリッジ駆動用タイミン
グベルトに駆動プーリと噛合する有歯部と噛合されない
欠歯部とを設け、キャリッジを復動限界位置に導いたと
きにタイミングベルトの欠歯部が駆動プーリと接するこ
とにより駆動プーリを空転させるようになし、搬送手段
を連続して搬送可能としたので、連続的に記録媒体の搬
送を実施することができ、また記録媒体を記録位置に送
り込む際も記録媒体の先端が記録ヘッドに触れるような
虞がなく、連続シート送りに際してはキャリッジを移動
させなくてもすむので静かなシート送りを実施すること
ができる。
また、キャリッジの駆動とは独立して記録媒体のシー
ト送りを行うことができるので、送信速度の向上がはか
られ、送給量の微調を自由に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を適用した、記録装置として
の電子卓上計算機Cの外観斜視図、 第2図は前記電子卓上計算機Cに内蔵された記録系の記
録状態の平面図、 第3図は第2図に示すタイミングベルト張設部分を取出
して示す平面図、 第4図は前記記録系の記録シート搬送状態の平面図、 第5図は第4図に示すタイミングベルト張設部分を取出
して示す平面図、 第6図は本発明の実施例に係るキャリッジの平面図、 第7図は本発明の実施例の側面図、 第8図は本発明の実施例を適用した電子卓上計算機のブ
ロック図、 第9図は本発明の実施例によるキャリッジの動作範囲を
示す図、 第10図は本発明の実施例の電源投入時の動作を示すフロ
ーチャート、 第11図はペーパーフィード時の動作を示すフローチャー
ト、 第12図はシート検出スイッチがOFFからON状態になった
ときの動作を示すフローチャート、 第13図は本発明の他の実施例の一部破枠正面図、 第14図は本発明の他の実施例によるタイミングベルトの
一例を示す斜視図、 第15図は本発明の実施例によるステッピングモータとそ
の伝達駆動系の一例を示す分解斜視図、 第16図および第17図は第15図に示した実施例の側断面図
であり、夫々キャリッジの駆動状態および停止状態の場
合を示す、 第18図は本発明の他の実施例によるトリガプーリとトリ
ガ歯部の噛合状態を示す断面図、 第19図は本発明の他の実施例にかかる駆動プーリ部の断
面図、 第20図は本発明の他の実施例にかかる駆動プーリ部の断
面図、 第21図は本発明の他の実施例の側断面図、 第22図および第24図はウォームホイールの斜視図、 第23図は本発明の実施例の要部平面図、 第25図の(a)は本発明の実施例を適用したプラテンの
裏面図、 第25図の(b)は第25図(a)をVII−VII線で切断した
ときの断面図、 第26図の(a)は他の実施例を適用したプラテンの裏面
図、 第26図の(b)は第26図の(a)をVIII−VIII線で切断
したときの断面図、 第27図は従来の記録装置の構成の概要を示す斜視図、 第28図はその一部を断面で示す側面図、 第29図は第27図に示す記録装置を一部破枠して示す正面
図、 第30図はその平面図、 第31図は第29図に示す記録装置の裏面図、 第32図は従来の記録装置におけるステッピングモータと
その駆動系の側面図である。 1……フレーム、 1B……規制壁、 2……シャシー、 3……ピンチローラ、 5……キャリッジ、 6……タイミングベルト、 7……ステッピングモータ、 8……記録ヘッド、 9……送給ローラ、 11……記録シート(記録媒体)、 21……送給ローラ軸、 22……ウォームホイール、 23……アーバ、 24……ばねクラッチ、 25,47,49……ベルト駆動プーリ、 26……ウォームギア、 31……ピンチローラ軸、 40……駆動歯部、 43,45,48……トリガプーリ、 44,46……ラチェットばね、 51……クラッチばね、 60,160……タイミングベルト、 60A……欠歯部、 60B……有歯部、 60C……位置決め部。
フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願昭63−230799 (32)優先日 昭63(1988)9月14日 (33)優先権主張国 日本(JP)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体を搬送するための搬送手段と、 前記搬送手段によって搬送される前記記録媒体に沿って
    往復移動可能であり、前記記録媒体に記録を行う記録ヘ
    ッドを搭載するためのキャリッジと、 正逆回転可能な駆動源と、 前記駆動源の回転によって、前記搬送手段を駆動させる
    ための第1駆動力伝達手段と、 前記駆動源から前記第1駆動力伝達手段へ駆動力が伝達
    される際には駆動力の伝達を受けないことが可能であっ
    て、前記駆動源の正逆回転によって前記キャリッジを往
    復移動させるためのベルト駆動プーリ及びタイミングベ
    ルトを備える第2駆動力伝達手段と、 前記キャリッジの往復移動領域の端部に配されて前記キ
    ャリッジの移動を規制するキャリッジ移動規制手段と、 を有し、前記タイミングベルトは、前記ベルト駆動プー
    リから駆動力を受けるための有歯部と、前記ベルト駆動
    プーリに対して摺滑するための欠歯部と、を備えること
    を特徴とする記録装置。
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