JP2752485B2 - インクジェット記録装置およびその記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびその記録方法

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット記録装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
従来、紙、OHP用シートなどの記録媒体(以下記録用
紙または単に紙ともいう)に対して記録を行う記録装置
は、種々の記録方式による記録ヘッドを搭載した形態で
提案されている。この記録ヘッドには、ワイヤードット
方式,感熱方式,熱転写方式,インクジェット方式によ
るものなどがある。
特にインクジェット方式は、記録用紙に直接インクを
噴射するものであるので、ランニングコストが安く、静
かな記録方法として、注目されている。
このようなインクジェット記録装置においては、シリ
アルタイプまたはフルマルチタイプの記録ヘッドにより
記録を行うとともに記録用紙が所定方向に搬送されて行
く。
しかし一般に記録装置では、記録処理上または制御上
の要因により、一旦所定方向に搬送した記録用紙を逆方
向に戻し、その戻した位置に記録を行う場合がある。例
えば、電子タイプライタに搭載される記録装置において
も、印字のし忘れ等によりそのような戻しを行うことが
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、インクジェット記録装置は記録剤に液
体であるインクを用いるものであるので、記録されたイ
ンクが乾くまでに多少の時間を要する。従ってこのよう
な定着未了の状態で記録用紙が戻されてしまうと、記録
媒体搬送系と記録用紙の定着未了部分との接触により、
搬送系さらには記録用紙自体がインクで汚染されたり、
記録用紙上の記録済データがこすれ等によって品位を乱
されてしまうおそれがある。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであ
り、その目的とするところは記録用紙の逆送りが行われ
た場合に記録用紙上の、例えば未定着インクによって装
置等が汚染されることを防止できるインクジェット記録
装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は、所定方向に搬送された記録媒体
を逆方向に搬送し、その逆方向に搬送された位置で入力
される文字の記録を行うインクジェット記録手段を有す
るインクジェット記録装置であって、記録媒体を逆方向
に搬送する指示を行う指示手段と、該指示手段による指
示に基づき、記録媒体を逆方向に搬送しても記録最終行
が前記インクジェット記録装置本体に接触する位置に達
しない場合、記録媒体を逆方向に搬送させるように前記
記録手段を制御し、前記指示手段による指示に基づき、
記録媒体を逆方向に搬送すると最終記録行が前記インク
ジェット記録装置本体に接触する位置に達する場合、記
録媒体を逆方向に搬送させないように前記インクジェッ
ト記録手段を制御する制御手段とを有することを特徴と
する。
ここで、上述のインクジェット記録装置には記録すべ
き文字を入力するキー入力手段を設けてもよい。
前記制御手段は、前記指示手段による指示に基づき、
逆方向に搬送を行うと最終記録行が所定位置を越える
が、最終記録行の記録後、所定期間経過している場合、
逆方向に搬送を行うように前記インクジェット記録手段
を制御してもよい。
前記指示手段はリバース・インデックスキーであって
もよい。
また、本発明は、所定方向に搬送された記録媒体を逆
方向に搬送し、その逆方向に搬送された位置で入力され
る文字の記録を行うインクジェット記録手段を有するイ
ンクジェット記録装置の記録方法であって、記録媒体を
逆方向に搬送する指示に基づき、記録媒体を逆方向に搬
送しても最終記録行が前記インクジェット記録装置本体
に接触する位置に達しない場合、記録媒体を逆方向に搬
送させるように前記記録手段を制御し、記録媒体を逆方
向に搬送する指示に基づき、記録媒体を逆方向に搬送す
ると最終記録行が前記インクジェット記録装置本体に接
触する位置に達する場合、記録媒体を逆方向に搬送させ
ないように前記インクジェット記録手段を制御すること
を特徴とする。
〔作用〕
以上の構成によれば、記録媒体の逆方向への搬送が必
要な場合であっても、記録媒体の最終記録行が所定位置
(インクジェット記録装置本体に接触する位置)に達し
ている場合には、その記録媒体の逆搬送が実行されるこ
とがない。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図(A)および(B)は本発明を適用可能な装置
として電子タイプライタの外観構成例を示す。
ここで、1はキーボード部であり、文字,数字等キャ
ラクタ入力用のキーやコントロールキー等のキー群2が
配列され、非使用時にはヒンジ3を中心に回動させるこ
とにより第1図(B)に示すように折りたためるように
なっている。4は装置内部のプリンタ部にシート状記録
媒体を送給するための給紙トレーであり、同じく非使用
時には同図(B)に示すようにプリンタ部を覆って収納
され。5は手動にて記録媒体のセットや排出を行うため
の送りノブ、6は入力した文章等を表示するための表示
器、7は本例に係る装置を運搬する際に用いられる把手
である。
第2図は本例に係るプリンタ部の構成例を示す。
ここで9はインクジェット記録ヘッドを有したヘッド
カートリッジ、11はこれを搭載して図中S方向に走査す
るためのキャリッジである。13はヘッドカートリッジ9
をキャリッジ11を取付けるためのフック、15はフック13
を操作するためのレバーである。このレバー15には、後
述するカバーに設けられた目盛を指示してヘッドカート
リッジの記録ヘッドによる印字位置や設定位置等を読取
り可能とするためのマーカ17が設けられている。19はヘ
ッドカートリッジ9に対する電気接続部を支持する支持
板である。21はその電気接続部と本体制御部とを接続す
るためのフレキシブルケーブルである。
23は、キャリッジ11をS方向に案内するためのガイド
軸であり、キャリッジ11の軸受25に挿通されている。27
はキャリッジ11が固着され、これをS方向に移動させる
ための動力を伝達するタイミングベルトであり、装置両
側部に配置されたプーリ29A,29Bに張架されている。一
方のプーリ29Bには、ギヤ等の伝導機構を介してキャリ
ッジモータ31より駆動力が伝達される。
33は紙等の記録媒体(以下記録紙ともいう)の被記録
面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送するた
めの搬送ローラであり、搬送モータ35によって駆動され
る。37は記録媒体を給紙トレー4側より記録位置に導く
ためのペーパーパン、39は記録媒体の送給経路途中に配
設されて記録媒体を搬送ローラ33に向けて押圧し、これ
を搬送するためのフィードローラである。34はヘッドカ
ートリッジ9の吐出口形成面に対向し、記録媒体の被記
録面を規制するプラテンである。41は記録媒体搬送方向
上記録位置より下流側に配置され、記録媒体を不図示の
排紙口へ向けて排紙するための排紙ローラである。42は
排紙ローラ41に対応して設けられる拍車であり、記録媒
体を介してローラ41を押圧し、排紙ローラ41による記録
媒体の搬送力を生じさせる。43は記録媒体のセット等に
際してフィードローラ39,押え板45,拍車42それぞれの付
勢を解除するための解除レバーである。
45は記録位置近傍において記録媒体の浮上り等を抑制
し、搬送ローラ33に対する密着状態を確保するための押
え板である。本側においては、記録ヘッドとしてインク
吐出を行うことにより記録を行うインクジェット記録ヘ
ッドを採用している。従って記録ヘッドのインク吐出口
と形成面と記録媒体の被記録面との距離は比較的微少で
あり、かつ記録媒体と吐出口形成面との接触を避けるべ
くその間隔が厳しく管理されなければならないので、押
え板45の配設が有効である。47は押え板45に設けた目
盛、49はこの目盛に対応してキャリッジ11に設けられた
マーカであり、これらによっても記録ヘッドの印字位置
設定位置が読取り可能である。
51はホームポジションにおいて記録ヘッドのインク吐
出口形成面と対向するゴム等弾性材料で形成したキャッ
プであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支持さ
れている。このキャップ51は、非記録時等の記録ヘッド
の保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して用いられ
る。吐出回復処理とは、インク吐出口内方に設けられて
インク吐出のための利用されるエネルギ発生素子を駆動
することにより全吐出口からインクを吐出させ、これに
よって気泡や塵埃,増粘して記録に適さなくなったイン
ク等の吐出不良要因を除去する処理(予備吐出)や、こ
れとは別に吐出口よりインクを強制的に排出させること
により吐出不良要因を除去する処理である。
53はインクの強制排出のために吸引力を作用するとと
もに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出に
よる吐出回復処理に際してキャップ51に受容されたイン
クを吸引するために用いられるポンプである。55はこの
ポンプ53によって吸引された廃インクを貯留するための
廃インクタンク、57はポンプ53と廃インクタンク55とを
連通するチューブである。
59は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピングを行うた
めのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド移
動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形成
面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されてい
る。61はモータ、63はモータ61から動力の伝達を受けて
ポンプ53の駆動およびキャップ51やブレード59の移動を
それぞれ行わせるためのカム装置である。
第3図は本発明の一実施例に係る電子タイプライタの
制御系の概略構成例を示す。
ここで、100は例えばマイクロコンピュータ形態のCPU
であり、第4図および第5図につき後述する処理手順等
に従って各部を制御する。101はCPU100に設けられたタ
イマであり、記録後の経過時間を管理するために用いら
れる。
102はROMであり、CPU100が実行する処理手順に対応し
たプログラムの他、固定データ(例えば印字のためのキ
ャラクタドット発生用データ等)を格納する。104はRAM
であり、印字に係るデータの展開および管理のための領
域の他、後述の処理において戻し可能な行数を設定する
ためのカウンタ105等作業用の領域を有する。106は第2
図において述べたインクジェットプリンタである。ま
た、第1図(A)に図示したキーボード1は、操作に応
じて行単位で記録用紙を戻す指令を与えるリバース・イ
ンデックスキー1Aを有する。
第4図は本例に係る印字処理手順の一例を示し、行毎
に起動されるものである。
本手順が起動されると、まずステップS1において現在
行に印字すべきデータがあるか否かを判定する。ここで
肯定判定であればステップS3に進み、その印字データに
つき印字を行う。次に、ステップS5にてカウンタ105に
例えば“2"を設定する。この数値は戻しによって現在行
(最終記録行)が搬送系部材に至るまでの距離、例えば
本例の場合記録ヘッドによる記録位置から押え板45まで
の距離に応じた行数であり、当該距離に応じて適宜選択
できるのは勿論である。
次にステップS7にてタイマ101をリセットおよびリス
タートし、ステップS11にて用紙を正方向に1行分搬送
した後、ステップS13にてキャリッジ11のリターン処理
を行う。なお、ステップS1にて現在行に印字データが無
い場合にはステップS9に進み、カウンタ105の内容を+
1歩進した後にステップS11に移行する。
第5図は本例に係る記録用紙の逆方向送り(戻し)手
順の一例を示し、本手順はリバース・インデックスキー
1Aの押下に応じて起動される。
本手順が起動されると、まずステップS21にてカウン
タ105の値が“0"であるか否かを判定する。ここで否定
判定であればステップS23に進んでカウンタ105の値を
“1"だけディクリメントし、ステップS25にて記録用紙
を逆方向に1行分戻す。そして、リバース・インデック
スキー1Aが再度あるいは引続いて押下された場合は、カ
ウンタ105の値が“0"となるまでの行数分は記録用紙を
戻すことができることになる。すなわち、例えばカウン
タ105の値が“4"である場合(印字される行の前の2行
の非印字行がおかれた場合)、リバース、インデックス
キー1Aが操作されると、4行分の戻しを行うことができ
る。このとき、印字行は被記録位置から1行分戻される
が、この状態で当該印字行は押え板45と接触していな
い。
一方、ステップS21にてカウンタ105の内容が“0"であ
る場合にはステップS27に進み、最後の印字行(最終記
録行)に対する印字時からの経過時間を計時しているタ
イマ101の内容を判定する。ここで所定時間(記録され
たインクが十分な定着状態となることに対応して定めた
時間)経過後であれば、そのまま戻しを行っても問題は
生じないのでステップS25に移行する。
一方、ステップS27で所定時間が経過していないこと
が判定された場合にはステップS29に進み、用紙の逆送
りができない旨を、メッセージを表示器6に表示するこ
とにより操作者に報知することができる。なお、この報
知の手段としては、表示に代え、あるいはこれとともに
ブザー等の音声発生手段を用いることもできる。また、
そのような報知に代え、または報知を行うとともにタイ
マ101が所定時間を計時するまで、用紙の逆送りを受付
けず、経過後に逆送りを行うようにすることもできる。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中で
もバブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において
優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば
記録の高密度化,高精細化が達成でき、定着に時間がか
かることが教えられるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいず
れにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合
には、液体(インク)が保持されているシートや液路に
対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対
応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少な
くとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱
変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用
面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対
一で対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので
有効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を
介して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの
滴を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即
時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に
優れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第44
63359号明細書,同第4345262号明細書に記載されている
ようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度上
昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載
されている条件を採用すると、さらに優れた記録を行う
ことができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口,液路,電気熱変換体の組合せ構
成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書,米国特許第4459600号明細書を用い
た構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の
電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換
体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公
報や熱エネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応
させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基いた
構成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記
録ヘッドの形態がどのようなものであっても、記録を確
実に効率よく行いうるからである。
さらに、記録装置が記録できる記録媒体の最大幅に対
応した長さを有するフルラインタイプの記録ヘッドに対
しても本発明は有効に適用できる。そのような記録ヘッ
ドとしては、複数記録ヘッドの組合せによってその長さ
を満たす構成や、一体的に形成された1個の記録ヘッド
としての構成のいずれでもよい。加えて、上例のような
シリアルタイプのものでも、装置本体に装着されること
で装置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの
供給が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッ
ド、あるいは記録ヘッド自体に一体的に設けられたカー
トリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合にも本発明は
有効である。
また、本発明に記録装置の構成として設けられる、記
録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手段等を付
加することは本発明の効果を一層安定できるので、好ま
しいものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッ
ドに対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加
圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素
子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、記録と
は別の吐出を行なう予備吐出モードを行なうことも暗転
した記録を行なうために有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数につい
ても、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けら
れたものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに
対応して複個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態
としては、上記電子タイプライタの他、コンピュータ等
の情報処理機器の画像出力端末として用いられるもので
あってもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、記録媒体の逆
方向への搬送が必要な場合であっても、記録媒体の最終
記録行が所定位置に達している場合には、その記録媒体
の逆搬送が実行されることがない。
その結果、装置における搬送係や記録媒体自体の汚染
を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および(B)は、本発明の一実施例にかか
る装置としての電子タイプライタの使用時および収納時
の外観斜視図、 第2図は、本発明に適用可能なプリンタの一構成例を示
す斜視図、 第3図は本例に係る電子タイプライタの制御系の概略構
成例を示すブロック図、 第4図はその印字処理手順の一例を示すフローチャー
ト、 第5図は同じく用紙逆送り処理手順の一例を示すフロー
チャートである。 1…キーボード(キー入力手段)、1A…リバース・イン
デックスキー(指示手段)、6…表示器、9…ヘッドカ
ートリッジ(記録手段)、11…キャリッジ、100…CPU
(制御手段)、101…タイマ、102…ROM、104…RAM、105
…カウンタ、106…プリンタ。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定方向に搬送された記録媒体を逆方向に
    搬送し、その逆方向に搬送された位置で入力される文字
    の記録を行うインクジェット記録手段を有するインクジ
    ェット記録装置であって、 記録媒体を逆方向に搬送する指示を行う指示手段と、 該指示手段による指示に基づき、記録媒体を逆方向に搬
    送しても記録最終行が前記インクジェット記録装置本体
    に接触する位置に達しない場合、記録媒体を逆方向に搬
    送させるように前記記録手段を制御し、前記指示手段に
    よる指示に基づき、記録媒体を逆方向に搬送すると最終
    記録行が前記インクジェット記録装置本体に接触する位
    置に達する場合、記録媒体を逆方向に搬送させないよう
    に前記インクジェット記録手段を制御する制御手段とを
    有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】記録すべき文字を入力するキー入力手段を
    有することを特徴とする請求項1記載のインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】前記制御手段は、前記指示手段による指示
    に基づき、逆方向に搬送を行うと最終記録行が所定位置
    を越えるが、最終記録行の記録後、所定期間経過してい
    る場合、逆方向に搬送を行うように前記インクジェット
    記録手段を制御することを特徴とする請求項1記載のイ
    ンクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】前記指示手段はリバース・インデックスキ
    ーであることを特徴とする請求項1記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  5. 【請求項5】所定方向に搬送された記録媒体を逆方向に
    搬送し、その逆方向に搬送された位置で入力される文字
    の記録を行うインクジェット記録手段を有するインクジ
    ェット記録装置の記録方法であって、 記録媒体を逆方向に搬送する指示に基づき、記録媒体を
    逆方向に搬送しても最終記録行が前記インクジェット記
    録装置本体に接触する位置に達しない場合、記録媒体を
    逆方向に搬送させるように前記記録手段を制御し、 記録媒体を逆方向に搬送する指示に基づき、記録媒体を
    逆方向に搬送すると最終記録行が前記インクジェット記
    録装置本体に接触する位置に達する場合、記録媒体を逆
    方向に搬送させないように前記インクジェット記録手段
    を制御することを特徴とする記録方法。
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