JPH04288260A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH04288260A
JPH04288260A JP5278791A JP5278791A JPH04288260A JP H04288260 A JPH04288260 A JP H04288260A JP 5278791 A JP5278791 A JP 5278791A JP 5278791 A JP5278791 A JP 5278791A JP H04288260 A JPH04288260 A JP H04288260A
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JP
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recording
recording paper
ink
paper
medium
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JP5278791A
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English (en)
Inventor
Shigeyasu Nagoshi
重泰 名越
Noriaki Itou
伊東 典晃
Yuji Akiyama
勇治 秋山
Shigeru Yoshimura
茂 吉村
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録装置に関し、詳しく
は、記録紙等、被記録媒体の搬送系に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、一般的な記録装置にあっては、搬
送される記録紙の幅は、その記録装置のサイズによって
制約を受け、少なくとも装置全体のサイズを越えること
はできない。この装置全体のサイズとは、記録動作時に
おけるものであって、例えば、収納時等の非記録時には
そのサイズが小さくなるものは従来より提案されている
【0003】このような記録装置は、例えば本願人によ
る特開平1−290466号公報に開示されている。こ
こには、シリアル記録装置において、装置ケース,記録
ヘッドを搭載したキャリアのガイド軸,および搬送ロー
ラ軸をキャリアの移動方向に伸縮可能とし、これによっ
て紙幅の大きな記録紙に対処できる構成が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、簡潔かつ小
型な記録装置を構成しようとする場合、第1に、記録紙
の幅が記録装置のサイズによって制約を受け、幅が小さ
な記録紙しか用いることができないという問題を生じる
。第2に、このような問題に対して、上述の公報に開示
されるような記録装置によって対応しようとしても、構
成が比較的複雑になるという問題がある。
【0005】一方、記録装置において記録可能な最大記
録紙幅の設定は、比較的大きな幅の記録紙を使用する可
能性があれば、その記録紙幅を考慮して行われるため、
日常頻繁に使用する記録紙の幅より格段に広い幅に設定
されるのが一般的である。
【0006】このため、記録装置の幅寸法は、日常用い
られる記録紙に対して必要以上に大きなものとなってし
まう。
【0007】また、記録装置の幅方向の領域は、用いら
れる記録紙の幅以外の部分が何ら記録に関与しない領域
となるため、必要以上に幅の大きい記録装置を使用する
ことは、比較的無駄なスペースが大きく発生することに
なる。
【0008】本発明は、上述したような従来記録装置の
問題点を解決し、また上記観点に基づいてなされたもの
であり、簡潔かつ小型でスペース効率に優れた記録装置
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
被記録媒体に記録を行うための記録装置において、記録
を行うための記録ヘッドと、該記録ヘッドによる記録領
域へ被記録媒体を搬送するための搬送手段と、該搬送手
段によって搬送される被記録媒体が、当該幅方向におい
て当該装置外へ突出することができる開口と、を具えた
ことを特徴とする。
【0010】
【作用】以上の構成によれば、記録のために搬送される
被記録媒体は、開口を介してその幅方向において装置外
へ突出することができる。これにより、装置の幅より大
きな幅の被記録媒体を記録に用いることができる。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例にかかるインクジ
ェット記録装置を後方から視た外観斜視図である。本例
のインクジェット記録装置200はケース部材202に
よってその外郭が形成されている。装置200の前面(
図1では装置の向う側)のケース部材202には記録紙
40を給紙するための給紙口220が開口している。 また、装置200の裏面には記録紙40を排紙するため
の排紙口221が開口している。この排紙口221から
排紙された記録紙40は、後述されるように、ほとんど
前方(装置200から離れる方向)へ送られず、記録紙
40は、その後端がほとんど送り出された位置で落下し
て記録装置200が戴置される面に順次積層される。さ
らに、装置の一方の側端部においてケース部材202は
除かれている。これにより、この端部において装置上方
のケース部材202と第2支持板201との間に形成さ
れるスリット225を介して、記録紙40はその幅方向
を装置外へ突出させることができ、かつ、記録紙40は
この状態で搬送されることが可能となる。装置前面のケ
ース部材202には、本装置の操作入力等を行うための
操作キーユニット204が設けられる。このユニット2
04には反転モードを指示するためのキーが入力されて
いる。すなわち、このモードでは、上述のように、装置
幅より大きな幅の記録紙40を用いる場合、第1回目の
記録で、例えば紙幅の半分の領域に記録を行ない、排紙
された後、第2回目の記録では、記録紙40の天地を逆
にして給紙し、残りの領域に記録するようにする。従っ
て、記録データフォント等を反転したものを後述のRA
Mに展開する等の処理が、上記キー入力に応じて行われ
る。
【0013】図2は装置200をケース部材202を除
いた状態で示す概略斜視図、図3は図1において矢印A
で示す方向から視た断面図、図4は図1において矢印B
で示す方向から視た断面図である。
【0014】これらの図において、参照符号209は記
録ヘッドカートリッジを示す。このカートリッジ209
は、記録ヘッドチップ209aとインクタンク209b
とを一体に構成したものであり、キャリッジ208に不
図示の装着手段によって着脱自在に装着される。これに
より、インクタンク209bのインクが無くなったとき
には記録ヘッドチップ209aとともに新たなものと交
換される。また、記録ヘッドチップ209aは、これら
図において下方に向かって開口する複数のインク吐出口
を記録紙40の搬送方向に配列し、これら吐出口の各々
に対応して設けられるそれぞれのインク路にはインク吐
出のための熱エネルギーを発生する電気熱変換体が設け
られる。キャリッジ208は、その一縁部においてガイ
ド軸210と摺動可能に係合し、他方の縁部においてリ
ードスクリュー206と係合している。リードスクリュ
ー206とキャリッジ208との係合においては、キャ
リッジ208に設けられた不図示のリードピンがリード
スクリューに形成されたリード溝206Dと摺動可能に
係合する。これにより、リードスクリュー206が回転
すると、リードピンはリード溝206Dに倣いながらそ
の回転方向に応じた方向に移動するため、キャリッジ2
08はガイド軸210およびリードスクリュー206に
沿った移動が可能となる。リードスクリュー206には
モータ212によりピニオン212A,被駆動ギア21
3A等を介して回転が伝達される。
【0015】操作者によって、給紙口220から給紙さ
れた記録紙40は、その先端を支持板202A(図3で
は図示省略)の下面に案内されながら、搬送ローラ20
7とピンチローラ203との間に挿入される。搬送ロー
ラ207は、図2,図3に示されるように4つのローラ
207A,207B,207Cおよび207Dに分割さ
れ、ピンチローラ203はこれらに対応して203A,
203A′,203B,203Cおよび203Dが設け
られる。また、搬送ローラ207は搬送ローラ軸207
Sに取付けられ、ローラ軸207Sの一端は第2支持板
201によって回動自在に軸支され(軸支機構は不図示
)、また他端はモータ212の回転を伝達するための従
動ギア213Bに固定されている。さらに、それぞれの
ピンチローラ203は、第1支持板202Aによって回
動自在に軸支される。
【0016】以上説明したリードスクリュー206の回
転および搬送ローラ207の回転は、装置端部に配設さ
れた基板211上に構成される制御部によって制御され
る。この制御部は、その制御処理を実行するCPU、制
御処理手順等を格納するROMおよびホスト装置から転
送される記録データを展開する等のワークエリアとして
用いられるRAM等から構成される。また、キャリッジ
8の移動する範囲の端部には、記録ヘッド9aの吐出を
良好に保つための回復ユニット222が配設されている
【0017】搬送ローラ207およびピンチローラ20
3それぞれは、その回転中心を、図4に示すように、相
互に図4中左右方向にずらして設けられる。このずれは
、上記方向において0.1mm〜0.3mmであり、こ
れにより、これらローラによって搬送される記録紙40
は、わずかに上方に向かって搬送される。このように、
記録紙40に搬送力を作用させる部分においてその力の
方向をわずかに上方に向けることによって、まず、記録
紙40が下方に垂れることを防止する。
【0018】また、図2,図3に示されるように、記録
紙40の搬送路の一方の端部には規制部材214が設け
られる。
【0019】図5は規制部材214の詳細を示す概略断
面図である。規制部材214はその一端が上方に向かっ
て曲げられ、これにより記録紙40をこれに挿入し易く
できる。また、規制部材214はその一端の近傍214
Aにおいて第2支持部材201の一部(不図示)によっ
て支持されており、他は非支持となっている。また、そ
の他端の一点は、第2支持部材201に設けられた突起
201Aに当接している。この突起201Aは記録紙4
0の厚みと同程度の高さを有して記録紙40の高さ方向
(特に上方)の変位を規制する。また、記録紙40が比
較的厚い場合には、規制部材214自身の弾性力に逆ら
って上方に変位するが、同様に記録紙40の上向きの変
位を規制することができる。このように、記録紙40は
、搬送される間、その幅方向の端部が規制部材214と
係合し(突起201Aは避けた状態)、その上向きの変
位が規制される。
【0020】以上説明した、搬送ローラ207等による
上向きの搬送および規制部材214による上向き変位の
規制によって、記録紙40において、記録ヘッドチップ
209aの移動に伴なってそのインク吐出口面と対向す
る記録面は、ほぼ平坦に保たれるとともに、上記吐出口
面からの距離がほぼ一定に保たれる。これにより、記録
紙40の記録面に形成されるインクドットの大きさや位
置が均一となり良好な品位の記録を行うことができる。
【0021】また、本例装置では、複数対の搬送ローラ
207およびピンチローラ203の中で、搬送ローラ2
07Aとピンチローラ203A,203A′の対が記録
紙40に対して大部分の搬送力を作用するように構成し
ている。すなわち、搬送ローラ207Aは不図示の付勢
機構によってピンチローラ203A,203A′に対し
て押圧されており、この力は約500gから1kgに設
定されている。また、搬送ローラ207Aの軸方向の長
さは、搬送される記録紙の少なくとも1/3あれば良好
な搬送を行えることが確かめられている。従って、記録
紙40の最大がA4サイズであれば、上記長さは70m
m以上あればよい。
【0022】他の搬送ローラおよびピンチローラは、記
録紙のサイズに応じた位置に配設されている。すなわち
、搬送ローラ207Bとピンチローラ203Bの対は、
記録紙がA5を縦、またはハガキを横に用いるときに、
また、ローラ207C,203Cの対はB5を横、ロー
ラ207D,203Dの対はA4を横にそれぞれ用いる
ときに、それぞれ記録紙の端部を案内する。
【0023】搬送ローラ207B(後述のようにベルト
がかかっている)、207C、207Dは、ピンチロー
ラ203B,203C,203Dとそれぞれ相互に搬送
ローラ207Aとピンチローラ203A,203A′の
場合と比較してより小さな押圧力で接している。これら
ローラ間には0mm〜0.2mmの隙間ができるよう設
定されており、上記押圧力はこの隙間が0mmの場合で
も最大で10gとなるよう上記押圧力が調整されている
。以上のように、搬送ローラ207およびピンチローラ
203を構成することにより、記録紙40の斜行を防止
することができる。
【0024】また、図2,図3に示されるように、搬送
ローラ207Bにはベルト205が掛けられており、搬
送ローラ207が回転すると、ベルト205は、自身の
腰の強さによる所定のループを形成しながら回転する。 これにより、ベルト205は搬送ベルトを構成するとと
もに、プラテンの機能も果すことができる。このとき、
ピンチローラ203Bはベルト205を介して搬送ロー
ラ207Bと接している。従って、記録紙搬送の際、こ
の部分では、記録紙40はピンチローラ203とベルト
205との間に挟まれながら搬送され、記録紙40が排
出されるときは、その後端がベルト205の回転によっ
て蹴り出される。この結果、記録紙40が排出されると
きの搬送ローラ207からの離脱性を良くすることがで
きる。
【0025】この記録紙の排出に関して、搬送ローラ2
07と、これを支持する第2支持板201とは所定の位
置関係を有している。すなわち、図6に示すように、記
録紙排出に関して最悪の条件であるベルト205が無い
場合を想定し、第2支持板201が戴置面と交わる点C
を搬送ローラ207の外周部から装置の戴置面に下した
垂線か戴置面と交わる点Dより、所定距離引込むように
構成することにより、記録紙40の後端が搬送ローラ2
07から送り出されながらほとんど前方へ進まずそのま
ま下へ落下しても、記録紙40と第2支持板201とが
干渉しないようにする。
【0026】図7は本発明の他の実施例にかかるインク
ジェット記録装置の断面図である。
【0027】本例装置の構成は、上記実施例にかかる装
置とほぼ同様であるが、異なる点は、ピンチローラ20
3を用いずに、第1支持板202Aをそのまま搬送ロー
ラ207に当接させる。この結果、記録紙搬送時には、
記録紙は搬送ローラ207と第1支持板202Aとの間
を搬送されることになる。
【0028】この場合、第1支持板202Aの少なくと
も当接部は耐摩耗性を有し、また摩擦係数の小さいこと
が望ましい。また、搬送ローラ207との当接において
は、斜行防止等のために上記実施例の場合と同様、ロー
ラ207Aの方がローラ207Dより上記当接力が大き
くなるように設定する必要がある。
【0029】以上説明したように、上述した各実施例に
よれば、プラテンや排紙ローラに関する機構を省くこと
ができるため、装置全体の構成が簡潔になるとともに、
装置の搬送方向の長さを短くでき、前述した従来例装置
の長さの約1/2とすることが可能となる。
【0030】また、排紙ローラが省かれることによって
、排紙ローラと対になる例えば拍車によるインク汚れや
押圧の跡が記録紙に付く恐れが無くなる。
【0031】図8は本発明の他の実施例にかかるインク
ジェット記録装置の外観斜視図である。本例では、図1
に示した装置に対して、さらに、第2支持板201にス
テー224を取付ける。これによれば、図1に示すよう
な幅の大きな記録紙40が搬送されるとき、記録紙40
がこのステー224によってその背面を支持され、折れ
曲がるのを防止することができる。この構成は、特に、
腰の弱い記録紙の場合に有効である。なお、ステー22
4は第2支持板201に対して着脱自在に取付けられる
【0032】なお、上記各実施例では、インクジェット
記録装置を例に用いて説明した。この方式は非接触記録
方式として特に本発明を用いるのに適しているが、本発
明の適用はこれらに限られず、例えば、他の非接触記録
方式、あるいは記録紙の腰の強さに応じて接触式にも用
いることができ、具体的には感熱方式や熱転写方式等の
記録装置に適用することが可能である。
【0033】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(
例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネ
ルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘ
ッド、記録装置において優れた効果をもたらすものであ
る。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達
成できるからである。
【0034】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長
,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐出
させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信号
をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が行
われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐出
が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信号
としては、米国特許第4463359号明細書,同第4
345262号明細書に記載されているようなものが適
している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する発
明の米国特許第4313124号明細書に記載されてい
る条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことがで
きる。
【0035】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0036】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0037】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0038】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手段
、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げること
ができる。
【0039】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0040】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよい
。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状態
から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せしめ
ることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発を
防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化する
インクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの記
録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イン
クが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点ではす
でに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与に
よって初めて液化する性質のインクを使用する場合も本
発明は適用可能である。このような場合のインクは、特
開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−71
260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部ま
たは貫通孔に液状又は固形物として保持された状態で、
電気熱変換体に対して対向するような形態としてもよい
。本発明においては、上述した各インクに対して最も有
効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するものである
【0041】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば記録のために搬送される被記録媒体は、開口を
介してその幅方向において装置外へ突出することができ
る。これにより、装置の幅より大きな幅の被記録媒体を
記録に用いることができる。
【0043】この結果、小型かつ簡潔な構成の記録装置
によって、このサイズより大きな記録紙に記録を行うこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるインクジェット記録
装置の外観斜視図である。
【図2】上記装置を、そのカバー部材を除いて示す概略
斜視図である。
【図3】上記装置を正面から視た断面図である。
【図4】上記装置を側方から視た断面図である。
【図5】上記装置における規制部材の詳細を側方から視
た断面図である。
【図6】上記装置における記録紙の排紙を説明するため
の説明図である。
【図7】本発明の他の実施例にかかるインクジェット記
録装置を側方から視た断面図である。
【図8】本発明の他の実施例にかかるインクジェット記
録装置の外観斜視図である。
【符号の説明】
200  インクジェット記録装置 210  第2支持板 202  ケース部材 202A  第1支持板 203,203A,203A’,203B,203C,
203D  ピンチローラ 204  操作ユニット 205  ベルト 206  リードスクリュー 207,207A,207B,207C,207D  
搬送ローラ 208  キャリッジ 209  記録ヘッドカートリッジ 209a  記録ヘッドチップ 210  ガイド軸 211  プリント基板 212  駆動モータ 213  従動ギヤ 214  規制部材 224  ステー 225  スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  被記録媒体に記録を行うための記録装
    置において、記録を行うための記録ヘッドと、該記録ヘ
    ッドによる記録領域へ被記録媒体を搬送するための搬送
    手段と、該搬送手段によって搬送される被記録媒体が、
    当該幅方向において当該装置外へ突出することができる
    開口と、を具えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】  前記記録装置は、前記突出する被記録
    媒体を支持する支持部材をさらに具えたことを特徴とす
    る請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】  前記記録ヘッドはインクを吐出するた
    めの吐出口を有し、熱エネルギーによってインクに気泡
    を生成させ、該気泡の生成に基づいて前記吐出口からイ
    ンクを吐出することを特徴とする請求項1または2に記
    載の記録装置。
JP5278791A 1991-03-18 1991-03-18 記録装置 Pending JPH04288260A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278791A JPH04288260A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5278791A JPH04288260A (ja) 1991-03-18 1991-03-18 記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04288260A true JPH04288260A (ja) 1992-10-13

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