JPH08127632A - ポリウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents

ポリウレタン樹脂の製造方法

Info

Publication number
JPH08127632A
JPH08127632A JP6286175A JP28617594A JPH08127632A JP H08127632 A JPH08127632 A JP H08127632A JP 6286175 A JP6286175 A JP 6286175A JP 28617594 A JP28617594 A JP 28617594A JP H08127632 A JPH08127632 A JP H08127632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
same
carbon atoms
different
alkyl group
mol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6286175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3353502B2 (ja
Inventor
Toshiaki Sasahara
俊昭 笹原
Shohei Tsunoda
正平 角田
Shin Konishi
伸 小西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Polyurethane Industry Co Ltd filed Critical Nippon Polyurethane Industry Co Ltd
Priority to JP28617594A priority Critical patent/JP3353502B2/ja
Publication of JPH08127632A publication Critical patent/JPH08127632A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3353502B2 publication Critical patent/JP3353502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/65Low-molecular-weight compounds having active hydrogen with high-molecular-weight compounds having active hydrogen
    • C08G18/66Compounds of groups C08G18/42, C08G18/48, or C08G18/52
    • C08G18/6633Compounds of group C08G18/42
    • C08G18/6637Compounds of group C08G18/42 with compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38
    • C08G18/6648Compounds of group C08G18/42 with compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38 with compounds of group C08G18/3225 or C08G18/3271 and/or polyamines of C08G18/38
    • C08G18/6655Compounds of group C08G18/42 with compounds of group C08G18/32 or polyamines of C08G18/38 with compounds of group C08G18/3225 or C08G18/3271 and/or polyamines of C08G18/38 with compounds of group C08G18/3271

Abstract

(57)【要約】 【構成】 特定構造のポリエステルポリオールと鎖延長
剤と有機ジイソシアネートをポリエステルポリオール1
molに対し鎖延長剤0.5〜3.0molかつ有機ジ
イソシアネート0.9〜6.0molの比率で反応させ
てなるガラス転移点30℃以上のポリウレタン樹脂の製
造方法である。また、前記ポリウレタン樹脂をバインダ
ーとして使用した磁気記録媒体である。 【効果】 高ガラス転移点を有し、かつ磁性粉、カーボ
ンブラック等の分散性、溶剤への溶解性、他樹脂との相
溶性に優れたポリウレタン樹脂、およびこれからなるバ
インダーを使用した高密度化、高耐久性の磁気記録媒体
を提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス転移点(Tg)
が高く、顔料分散性、特にカーボンブラックの分散性、
溶剤への溶解性、他樹脂との相溶性が良好で、磁気記録
媒体などのバインダーとして好適なポリウレタン樹脂の
製造方法、およびこのポリウレタン樹脂をバインダーと
して用いた磁気記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、情報機器の多様化、高機能化に伴
い、複写機、電子写真、磁気記録媒体等においても、そ
の高性能化が要求されている。これらの高性能化とは、
具体的には、解像度のアップ等に代表される情報の高密
度化、耐久性の向上等である。一般にこれらの用途に使
用される磁気記録媒体は、顔料、カーボンブラック、磁
性粉等をバインダーに分散させて必要に応じて他の添加
剤を加えてなる塗料を基体上に塗布、乾燥することによ
り製造される。これらの性能は主としてバインダーとし
て使用される樹脂の性質に依存し、使用される樹脂の中
でも特にポリウレタン樹脂が柔軟性、耐摩耗性、強度等
に優れているため非常に広く使用されてきた(例えば、
特公昭63−21613号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、情報記
録をさらに高密度化するためには、バインダーには磁性
粉の分散性の向上、導電性、遮光性を目的としたカーボ
ンブラックの様な微細粒子の分散性の向上が必要であ
り、また耐久性向上のためには、高Tg化および接着性
を維持するための他樹脂との相溶性が必要であり、これ
らの諸性質のすべてを同時に満足する樹脂が求められて
いる。充分な耐久性を得るためには、30℃以上のガラ
ス転移点であることが望ましい。ポリウレタン樹脂にお
いてそのガラス転移点を高くするためには、ウレタン基
濃度を増加させる方法、あるいはポリウレタン樹脂中に
ベンゼン環のようなハード成分を増加させる方法が一般
的である。しかし、単純にこれらの方法にてポリウレタ
ン樹脂のガラス転移点を高くするのみでは、磁性粉やカ
ーボンブラック等の分散性に悪影響を及ぼす事が多く、
また溶剤への溶解性、他樹脂との相溶性が悪くなり、高
ガラス転移点、高分散性、かつ溶剤への溶解性、他樹脂
との相溶性の良好なポリウレタン樹脂は今まで見出だせ
なかったのが現状である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記事情に
鑑み鋭意検討を重ねた結果、ポリウレタン樹脂中に特殊
な構造を導入することにより、前記課題を解決すること
ができることを見出し本発明を完成するに至った。
【0005】即ち本発明は、ポリエステルポリオールと
鎖延長剤と有機ジイソシアネートをポリエステルポリオ
ール1molに対し鎖延長剤0.5〜3.0molかつ
有機ジイソシアネート0.9〜6.0molの比率で反
応させてなるガラス転移点30℃以上のポリウレタン樹
脂の製造方法であって、前記ポリエステルポリオールの
25〜100mol%が、酸成分としてテレフタル酸お
よび/またはイソフタル酸を使用し、アルコール成分と
して下記化13で示されるグリコール
【0006】
【化13】
【0007】(但し式中、aとbはそれぞれ1または2
の整数であり、cは1〜4の整数であり、dはc+2〜
c+4の整数であり、aとbとcはそれぞれ互いに同じ
であっても異なっていてもよい。)を30〜100mo
l%使用した芳香族系ポリエステルポリオールであり、
前記鎖延長剤が下記化14〜化16で示される分子内に
三級アミノ基を有する分子量50〜250のグリコール
【0008】
【化14】
【0009】(但し式中、R1 とR2 はそれぞれ側鎖ア
ルキル基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン
基であり、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R
1 とR2 は互いに同じであっても異なっていてもよく、
3 同士は互いに同じであっても異なっていてもよ
い。)
【0010】
【化15】
【0011】(但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ
側鎖アルキル基を有していてもよい炭素数1〜4のアル
キレン基であり、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であ
り、R1 とR2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても
異なっていてもよく、R3 同士は互いに同じであっても
異なっていてもよい。)
【0012】
【化16】
【0013】(但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ
側鎖アルキル基を有していてもよい炭素数1〜4のアル
キレン基であり、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であ
り、R1 とR2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても
異なっていてもよく、R3 同士は互いに同じであっても
異なっていてもよい。)の1種以上を10〜100mo
l%含有する活性水素化合物であることを特徴とする前
記方法である。
【0014】本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持体上
に磁性粉と前記ポリウレタン樹脂からなるバインダーを
主体とする磁気記録層を設けてなることを特徴とする。
【0015】また本発明の磁気記録媒体は、非磁性支持
体の一方の面に磁性粉とバインダーを主体とする磁気記
録層を設け、他方の面に非磁性粉とバインダーを主体と
するバックコート層を設けてなる磁気記録媒体におい
て、磁気記録層のバインダーおよび/またはバックコー
ト層のバインダーが前記ポリウレタン樹脂からなるバイ
ンダーであることを特徴とする。
【0016】本発明をさらに詳しく説明する。本発明に
おけるポリウレタン樹脂は、ポリエステルポリオールと
鎖延長剤と有機ジイソシアネートを反応させて得られる
ガラス転移点30℃以上のものである。
【0017】このポリエステルポリオールは、酸成分と
してイソフタル酸および/またはテレフタル酸を使用
し、かつ、アルコール成分の一部または全部として下記
化17で示されるグリコール
【0018】
【化17】
【0019】(但し式中、aとbはそれぞれ1または2
の整数であり、cは1〜4の整数であり、dはc+2〜
c+4の整数であり、aとbとcはそれぞれ互いに同じ
であっても異なっていてもよい。)を30〜100mo
l%使用して製造される芳香族系のポリエステルポリオ
ールを25〜100mol%含有する。イソフタル酸と
テレフタル酸の使用比率は100/0〜20/80の範
囲が望ましい。つまり例えば、ポリヘキサメチレンイソ
フタレートポリオール等のテレフタル酸を含まない芳香
族系ポリエステルポリオールであってもよい。前記化1
7で示されるグリコールとしては、具体的には、2−エ
チル−2−ブチル−1,3−プロパンジオール、3−エ
チル−3−ブチル−1,5−ペンタンジオール、4,4
−ビス(ヒドロキシメチル)ノナン等が挙げられる。ま
たこれらのグリコールにはこれら以外の一般に使用され
るグリコールも70mol%未満だけ併用でき、このよ
うなグリコールとしては具体的にはエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオール等が挙げられ
る。前記化17で示されるグリコールが30mol%未
満であると、充分な溶剤への溶解性、他樹脂との相溶性
が得られない。前記芳香族系ポリエステルポリオールの
数平均分子量としては500〜5000が望ましく、特
に望ましくは550〜3000である。これより芳香族
系ポリエステルジオールの数平均分子量が小さくなると
得られるポリウレタン樹脂の柔軟性が少なくなり、また
これより数平均分子量が大きくなると耐久性が劣る。ま
た前記芳香族系ポリエステルポリオールには、これ以外
の芳香族系ポリエステルポリオールの他にアジペート等
の脂肪族系のポリエステルポリオールを合計ポリエステ
ルポリオール中で25mol%未満だけ併用しても良
い。このような脂肪族系のポリエステルポリオールとし
ては、具体的には、ポリエチレンアジペートポリオー
ル、ポリブチレンアジペートポリオール、ポリヘキサメ
チレンアジペートポリオール、ポリネオペンチルアジペ
ートポリオール、等を挙げることができる。ポリエステ
ルポリオールの平均官能基数は2.0〜2.5の範囲が
好ましいが、ゲル化させずに分子量を大きくできる点
で、前記平均官能基数は2.0が特に好ましい。
【0020】前記ポリウレタン樹脂を形成するための鎖
延長剤は、その一部または全部として下記化18、化1
9あるいは化20で示される分子内に特殊な構造の三級
アミノ基を有する分子量50〜250のグリコールの1
種または2種以上の混合物を10〜100mol%使用
する。三級アミノ基含有グリコールの量がこれより少な
くなると、カーボンブラックなどの分散性が不充分とな
る。
【0021】
【化18】
【0022】(但し式中、R1 とR2 はそれぞれ側鎖ア
ルキル基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン
基であり、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R
1 とR2 は互いに同じであっても異なっていてもよく、
3 同士も互いに同じであっても異なっていてもよ
い。)
【0023】
【化19】
【0024】(但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ
側鎖アルキル基を有していてもよい炭素数1〜4のアル
キレン基であり、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であ
り、R1 とR2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても
異なっていてもよく、R3 同士も互いに同じであっても
異なっていてもよい。)
【0025】
【化20】
【0026】(但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ
側鎖アルキル基を有していてもよい炭素数1〜4のアル
キレン基であり、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であ
り、R1 とR2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても
異なっていてもよく、R3 同士も互いに同じであっても
異なっていてもよい。) すなわち、これらの特殊な構造の三級アミノ基含有グリ
コールは(ポリウレタン樹脂を形成したとき)主鎖骨格
から枝別れした骨格に窒素原子を有するグリコールであ
り、具体的には、3−ジメチルアミノ−1,2−プロパ
ンジオール、3−ジエチルアミノ−1,2−プロパンジ
オール、2−(N,N−ジメチルアミノメチル)−1,
3−プロパンジオール、N−(3−ジメチルアミノプロ
ピル)−N,N−ジイソプロパノールアミン等が挙げら
れる。N−アルキルジエタノールアミン等の、(ポリウ
レタン樹脂を形成したとき)主鎖骨格の中に窒素原子を
含有し枝分れした骨格に窒素原子を有さないグリコール
は効果が見られない。望ましい三級アミノ基含有グリコ
ールは化18で示されるものであり、特に望しい三級ア
ミノ基含有グリコールは3−ジエチルアミノ−1,2−
プロパンジオールである。また鎖延長剤の一部として、
その90mol%未満だけ前述のポリエステルジオール
を製造するためのアルコール成分として使用されるも
の、あるいは、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジア
ミン、イソホロンジアミン、等のジアミン類、水を併用
できる。鎖延長剤の使用量はポリエステルポリオール1
molに対して0.5〜3.0molの比率である。鎖
延長剤の量がこれより少ないと、得られるポリウレタン
樹脂の強度が十分でなく、これより多いと樹脂が脆くな
る。
【0027】前記ポリウレタン樹脂を製造するための有
機ジイソシアネートとしては一般にポリウレタン樹脂の
製造に使用出来るものは全て使用可能であり、具体的に
は、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソ
ホロンジイソシアネート等が挙げられる。また、これら
の有機ジイソシアネートの一部をウレトジオン化、カル
ボジイミド化したイソシアネートも使用可能である。本
発明におけるポリウレタン樹脂を製造するに際し、有機
ジイソシアネートはポリエステルポリオール1molに
対して0.9〜6.0molの比率で使用することが必
要である。
【0028】ポリエステルポリオールおよび鎖延長剤と
有機ジイソシアネートとのNCO/OH(モル比)は
0.6/1.0〜1.5/1.0が好ましい。特に好ま
しくは0.9/1.0〜1.2/1.0である。この範
囲をはずれると本発明で目的とする優れた諸性能を得難
いので好ましくない。
【0029】また前記ポリウレタン樹脂には、スルホン
酸金属塩基および/またはカルボキシル基を有するもの
も含み、その濃度はポリマー当たり0.001〜0.2
mmol/gが望ましい。スルホン酸金属塩基として
は、例えば、SO3 Naがあり、その導入方法として
は、5−ナトリウムスルホイソフタル酸のジカルボン酸
とグリコールとの重縮合によって、ポリエステルジオー
ル分子中に導入する方法などが挙げられる。カルボキシ
ル基の導入方法としては、例えば、ビス(2,2−ヒド
キシメチル)プロピオン酸を鎖延長剤の一部として用い
る方法が挙げられる。
【0030】また前記ポリウレタン樹脂の製造には、必
要に応じて、触媒および各種の安定剤を使用することが
出来る。触媒としては、トリエチルアミン、トリエチレ
ンジアミン等の三級アミン、酢酸カリウム、ステアリン
酸亜鉛等の金属塩、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル
錫オキサイド等の有機金属化合物などが挙げられる。安
定剤としては、置換ベンゾトリアゾール類等の紫外線に
対する安定剤、フェノール誘導体などの熱酸化に対する
安定剤を配合することによって、ポリウレタン樹脂の諸
性能を著しく安定化させることが出来る。
【0031】また前記ポリウレタン樹脂を製造するにあ
たっては、従来の公知の方法をとることが出来、トルエ
ン、キシレン、ベンゼン、ジオキサン、シクロヘキサノ
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、酢
酸エチル、酢酸ブチル等の単一または混合溶剤系で反応
させる溶液反応法や、無溶剤下で反応剤を十分に混合
後、反応混合物を平板もしくは平らな面上に流して加熱
し、次いで冷却後粉砕する方法、反応混合物を押出機へ
注入する方法等、通常の製造方法を用いることが出来
る。
【0032】本発明の方法により得られるポリウレタン
樹脂は各種用途のバインダー、特に、磁気記録媒体用バ
インダーに適している。磁気記録媒体の磁気記録層は、
例えば、前記バインダー、磁性粉、更に必要に応じ添加
される各成分を適当な有機溶剤と混練して磁性塗料を調
製し、これを非磁性支持体表面に塗布した後、乾燥する
ことによって形成される。同様に、磁性粉の代わりに非
磁性粉を使用すれば磁気記録媒体のバックコート層が形
成される。
【0033】本発明の磁気記録媒体の磁気記録層および
/またはバックコート層のバインダーは、本発明により
得られるポリウレタン樹脂に、硬化剤としての低分子量
ポリイソシアネート化合物の他に通常の磁気記録媒体に
バインダーとして用いられる塩化ビニル−酢酸ビニル共
重合体、ニトロセルロース、エポキシ樹脂、フェノキシ
樹脂、熱可塑性ポリウレタン樹脂等を混合して使用する
ことも可能である。またこれらの樹脂中に、スルフォン
酸金属塩、カルボン酸、エポキシ、アミン等を導入した
ものも併用可能である。この低分子量ポリイソシアネー
ト化合物とは、イソシアネート基を2個以上有するイソ
シアネート化合物の多価アルコールとのアダクト体やイ
ソシアヌレート体などであり、具体的には例えば、バイ
エル社製のデスモジュールL、デスモジュールN、日本
ポリウレタン工業製のコロネートL、コロネートHL、
等がある。
【0034】本発明の磁気記録媒体の磁気記録層に用い
られる磁性粉としては、従来より使用されている公知の
物を使用することが出来、例えば、γ−酸化鉄、コバル
ト−γ−酸化鉄、コバルトーマグネタイト、バリウムー
フェライト、メタル磁性粉などが挙げられる。
【0035】本発明の磁気記録媒体のバックコート層に
用いられる非磁性粉としては、カーボンブラック、炭化
珪素、酸化チタン、酸化カルシウム、酸化クロム、炭化
珪素、炭化カルシウム、酸化亜鉛、α−Fe23 、タ
ルク、カオリン、硫酸カルシウム、窒化ホウ素、フッ化
亜鉛、二酸化モリブデン、炭酸カルシウム等が挙げら
れ、カーボンブラック(特に導電性カーボンブラック)
および/または酸化チタンが好ましい。これらの非磁性
粉をバックコート層に含有させると、バックコート層の
表面を適度に荒らして表面性を改良でき、またカーボン
ブラックの場合にはバックコート層に導電性を付与して
帯電防止効果が得られる。カーボンブラックと他の非磁
性粉とを併用すると、表面性改良(走行性の安定化)と
導電性向上の双方の効果が得られるので好ましい。
【0036】また、磁気記録媒体の磁気記録層および/
またはバックコート層を形成する際、必要に応じ、通常
使用されている各種添加剤、例えば帯電防止剤、潤滑
剤、カーボンブラックなどの無機顔料等を添加すること
も出来る。非磁性支持体としては、ポリエステル(例え
ばポリエチレンテレフタレート)、ポリオレフィン、セ
ルロース誘導体、非磁性の金属、紙等が使用され、その
形状はフィルム、テープ、シート、カード、ディスク等
である。
【0037】
【発明の効果】以上述べてきた如く、本発明によれば、
高ガラス転移点を有し、かつ磁性粉、カーボンブラック
等の分散性、溶剤への溶解性、他樹脂との相溶性に優れ
たポリウレタン樹脂、およびこれからなるバインダーを
使用した高密度化、高耐久性の磁気記録媒体を提供する
ことができる。また本発明により得られるポリウレタン
樹脂はこのような優れた分散性および溶解性、相溶性を
有するため、磁気記録媒体用バインダー以外のバインダ
ー用、例えばインキバインダーなどの他に、電磁波シー
ルド用塗料等の導電性塗料、接着剤、アンカーコート剤
等としても使用できる。
【0038】
【実施例】以下、本発明を実施例にてさらに詳しく述べ
るが、本発明は実施例のみに限定されるものではない。
なお、実施例および比較例における「部」および「%」
は、特に断りのないかぎり、「重量部」および「重量
%」を意味する。 実施例1 撹拌羽、温度計、冷却管を備えた反応容器にテレフタル
酸262.1部、イソフタル酸262.1部と2−ブチ
ル−2−エチル−1,3−プロパンジオール288.4
部からなる数平均分子量2000の(芳香族系)ポリエ
ステルジオールA1000部、2,2−ジメチル−1,
3−プロパンジオール52.1部、3−ジエチルアミノ
−1,2−プロパンジオール41.7部、トルエン93
0部を仕込み、50℃で混合した後、ウレタン化触媒と
してジオクチル錫ジラウレート0.6部と4,4′−ジ
フェニルメタンジイソシアネート321部を加え、80
℃にて反応させた。反応が進行するにつれて粘度が上昇
するので、適時、トルエン、シクロヘキサノン、メチル
エチルケトンにて希釈し、赤外スペクトルでイソシアネ
ート基の吸収ピークが消滅したのを確認して、均一透明
な溶液を得た。この様にして得られたポリウレタン樹脂
溶液は固形分30%であり、GPC測定によるポリスチ
レン換算での数平均分子量は約25000であった。こ
の様にして得られたポリウレタン樹脂溶液を離型紙上に
ナイフコータを用い、乾燥膜厚100μとなるように塗
布し、60℃×30分+120℃×2時間+25℃×1
週間乾燥して、クリアフィルムを作成し、ガラス転移点
および溶解性を測定する試料とした。またこの得られた
ポリウレタン樹脂溶液を用いて、下記の配合1にて、サ
ンドグラインドミル(五十嵐機械製)で分散し、3時間
後、5時間後にそれぞれサンプリングし、得られた塗料
を厚さ15μのポリエチレンテレフタレートフィルム上
に乾燥膜厚5μになるように塗布し、80℃で3分間乾
燥し、さらに50℃で24時間キュアし、所定の幅に裁
断し塗料フィルムを得、それぞれ光沢度を評価した。5
時間後の光沢度が高いほど、磁性粉の分散が良好であ
り、また3時間後の光沢度が5時間後の光沢度に近いほ
ど磁性粉の分散速度が速いことを示す。さらにこのポリ
ウレタン樹脂を用いて、下記の配合2にて、サンドグラ
インドミル(五十嵐機械製)で5時間分散し、得られた
塗料を厚さ15μのポリエチレンテレフタレートフィル
ム上に乾燥膜厚5μになるように塗布し、80℃で3分
間乾燥し、さらに50℃で24時間キュアし、所定の幅
に裁断し塗料フィルムを得、それぞれ光沢度を評価し
た。光沢度が高いほどカーボンブラックの分散性が良好
であると言える。ポリウレタン樹脂の製造に使用した原
料ポリエステルジオールの内容を表1に示し、ポリウレ
タン樹脂の製造原料のうちポリエステルジオール、鎖延
長剤および有機ジイソシアネートの種類およびその使用
量、並びに得られたポリウレタン樹脂の評価結果を表2
に示す。
【0039】 <配合1> 磁性粉(Co−γ−酸化鉄、BET=38m2 /g) 85部 カーボンブラック(キャボット社製BLACK PEARLS−L)15部 ポリウレタン樹脂(固形分換算) 30部 メチルエチルケトン 114部 トルエン 114部 シクロヘキサノン 76部
【0040】 <配合2> カーボンブラック(キャボット社製BLACK PEARLS−L) 100部 ポリウレタン樹脂(固形分換算) 30部 メチルエチルケトン 114部 トルエン 114部 シクロヘキサノン 76部
【0041】実施例2〜5、比較例1〜3 実施例1で用いたポリウレタン樹脂溶液の代わりに、表
2または表3に示す主要原料から得られたポリウレタン
樹脂溶液を用いて、実施例1と同様の方法でクリアフィ
ルムおよび塗料フィルムを作成し、ガラス転移点、溶解
性、光沢度を評価した。その結果と共に、ポリウレタン
樹脂の製造原料のうちポリエステルジオール、鎖延長剤
および有機ジイソシアネートの種類およびその使用量を
表2および表3に示す。なお、ポリウレタン樹脂の製造
に使用したポリエステルジオールの内容を表1に示す。
【0042】[評価方法] ガラス転移点:オリエンテック社製Rheovibro
nを用いて昇温速度2℃/分にて、クリアフィルムの粘
弾性を測定し、損失弾性率が最大となる温度をガラス転
移点とした。 溶解性:クリアフィルムをシクロヘキサノン/トルエン
/メチルエチルケトン=2/3/3の混合溶媒に固形分
30%になるように溶解し、その溶液にトルエンを濁り
を生じるまで滴下した。溶液1gに対するトルエンの滴
下量(ml)を溶解性の指数とした。 光沢度:得られた塗料フィルムの塗布面を光沢計(スガ
試験機製)をもちいて入射角45度、反射角45度にお
ける反射率を測定した。
【0043】
【表1】
【0044】
【表2】
【0045】
【表3】
【0046】実施例7、比較例4 実施例1で用いたポリウレタン樹脂溶液と表3の比較例
4の欄に示す主要原料から得られたポリウレタン樹脂溶
液をそれぞれ用い下記配合3にて、実施例1と同様の方
法で塗料フィルムを作成し、その耐久性をテープの摩耗
量で評価した。
【0047】 <配合3> 磁性粉(Co−γ−酸化鉄、BET=38m2 /g) 85部 カーボンブラック(キャボット社製BLACK PEARLS−L)15部 ポリウレタン樹脂(固形分換算) 30部 コロネートL(日本ポリウレタン工業製イソシアネート硬化剤、固形分換算) 3部 メチルエチルケトン 114部 トルエン 114部 シクロヘキサノン 76部
【0048】[評価方法及び結果]得られた塗料フィル
ム(長さ10m)をテープレコーダーに入れ、38cm
/secの速度で磁気ヘッドと接触させながら、10分
後のテープの摩耗量を測定した。実施例1で用いたポリ
ウレタン樹脂溶液からの塗料フィルム(実施例7)の摩
耗量は1.3mgであり、比較例4の塗料フィルムの摩
耗量は5.5mgであった。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 5/702

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリエステルポリオールと鎖延長剤と有
    機ジイソシアネートをポリエステルポリオール1mol
    に対し鎖延長剤0.5〜3.0molかつ有機ジイソシ
    アネート0.9〜6.0molの比率で反応させてなる
    ガラス転移点30℃以上のポリウレタン樹脂の製造方法
    であって、 前記ポリエステルポリオールの25〜100mol%
    が、酸成分としてテレフタル酸および/またはイソフタ
    ル酸を使用し、アルコール成分として下記化1で示され
    るグリコール 【化1】 (但し式中、aとbはそれぞれ1または2の整数であ
    り、cは1〜4の整数であり、dはc+2〜c+4の整
    数であり、aとbとcはそれぞれ互いに同じであっても
    異なっていてもよい。)を30〜100mol%使用し
    た芳香族系ポリエステルポリオールであり、 前記鎖延長剤が下記化2〜化4で示される分子内に三級
    アミノ基を有する分子量50〜250のグリコール 【化2】 (但し式中、R1 とR2 はそれぞれ側鎖アルキル基を有
    していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であり、R
    3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR2 は互
    いに同じであっても異なっていてもよく、R3 同士は互
    いに同じであっても異なっていてもよい。) 【化3】 (但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ側鎖アルキル
    基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であ
    り、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR
    2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても異なっていて
    もよく、R3 同士は互いに同じであっても異なっていて
    もよい。) 【化4】 (但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ側鎖アルキル
    基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であ
    り、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR
    2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても異なっていて
    もよく、R3 同士は互いに同じであっても異なっていて
    もよい。)の1種以上を10〜100mol%含有する
    活性水素化合物であることを特徴とする前記方法。
  2. 【請求項2】 非磁性支持体上に磁性粉とバインダーを
    主体とする磁気記録層を設けてなる磁気記録媒体であっ
    て、 前記バインダーが、ポリエステルポリオールと鎖延長剤
    と有機ジイソシアネートをポリエステルポリオール1m
    olに対し鎖延長剤0.5〜3.0molかつ有機ジイ
    ソシアネート0.9〜6.0molの比率で反応させて
    得られるガラス転移点30℃以上のポリウレタン樹脂か
    らなり、 前記ポリエステルポリオールの25〜100mol%
    が、酸成分としてテレフタル酸および/またはイソフタ
    ル酸を使用し、アルコール成分として下記化5で示され
    るグリコール 【化5】 (但し式中、aとbはそれぞれ1または2の整数であ
    り、cは1〜4の整数であり、dはc+2〜c+4の整
    数であり、aとbとcはそれぞれ互いに同じであっても
    異なっていてもよい。)を30〜100mol%使用し
    た芳香族系ポリエステルポリオールであり、 前記鎖延長剤が下記化6〜化8で示される分子内に三級
    アミノ基を有する分子量50〜250のグリコール 【化6】 (但し式中、R1 とR2 はそれぞれ側鎖アルキル基を有
    していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であり、R
    3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR2 は互
    いに同じであっても異なっていてもよく、R3 同士は互
    いに同じであっても異なっていてもよい。) 【化7】 (但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ側鎖アルキル
    基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であ
    り、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR
    2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても異なっていて
    もよく、R3 同士は互いに同じであっても異なっていて
    もよい。) 【化8】 (但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ側鎖アルキル
    基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であ
    り、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR
    2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても異なっていて
    もよく、R3 同士は互いに同じであっても異なっていて
    もよい。)の1種以上を10〜100mol%含有する
    活性水素化合物であること、を特徴とする前記磁気記録
    媒体。
  3. 【請求項3】 非磁性支持体の一方の面に磁性粉とバイ
    ンダーを主体とする磁気記録層を設け、他方の面に非磁
    性粉とバインダーを主体とするバックコート層を設けて
    なる磁気記録媒体において、 前記磁気記録層のバインダーおよび/または前記バック
    コート層のバインダーが、ポリエステルポリオールと鎖
    延長剤と有機ジイソシアネートをポリエステルポリオー
    ル1molに対し鎖延長剤0.5〜3.0molかつ有
    機ジイソシアネート0.9〜6.0molの比率で反応
    させて得られるガラス転移点30℃以上のポリウレタン
    樹脂からなり、 前記ポリエステルポリオールの25〜100mol%
    が、酸成分としてテレフタル酸および/またはイソフタ
    ル酸を使用し、アルコール成分として下記化9で示され
    るグリコール 【化9】 (但し式中、aとbはそれぞれ1または2の整数であ
    り、cは1〜4の整数であり、dはc+2〜c+4の整
    数であり、aとbとcはそれぞれ互いに同じであっても
    異なっていてもよい。)を30〜100mol%使用し
    た芳香族系ポリエステルポリオールであり、 前記鎖延長剤が下記化10〜化12で示される分子内に
    三級アミノ基を有する分子量50〜250のグリコール 【化10】 (但し式中、R1 とR2 はそれぞれ側鎖アルキル基を有
    していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であり、R
    3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR2 は互
    いに同じであっても異なっていてもよく、R3 同士は互
    いに同じであっても異なっていてもよい。) 【化11】 (但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ側鎖アルキル
    基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であ
    り、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR
    2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても異なっていて
    もよく、R3 同士は互いに同じであっても異なっていて
    もよい。) 【化12】 (但し式中、R1 とR2 とR4 はそれぞれ側鎖アルキル
    基を有していてもよい炭素数1〜4のアルキレン基であ
    り、R3 は炭素数1〜4のアルキル基であり、R1 とR
    2 とR4 はそれぞれ互いに同じであっても異なっていて
    もよく、R3 同士は互いに同じであっても異なっていて
    もよい。)の1種以上を10〜100mol%含有する
    活性水素化合物であること、を特徴とする前記磁気記録
    媒体。
JP28617594A 1994-10-27 1994-10-27 ポリウレタン樹脂の製造方法 Expired - Fee Related JP3353502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28617594A JP3353502B2 (ja) 1994-10-27 1994-10-27 ポリウレタン樹脂の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28617594A JP3353502B2 (ja) 1994-10-27 1994-10-27 ポリウレタン樹脂の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08127632A true JPH08127632A (ja) 1996-05-21
JP3353502B2 JP3353502B2 (ja) 2002-12-03

Family

ID=17700920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28617594A Expired - Fee Related JP3353502B2 (ja) 1994-10-27 1994-10-27 ポリウレタン樹脂の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3353502B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1089263A1 (en) * 1999-09-30 2001-04-04 Sony Corporation Magnetic recording medium and method for making the same
EP1096480A1 (en) * 1999-10-29 2001-05-02 Sony Corporation Magnetic recording medium and manufacturing method thereof
WO2006035828A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Asahi Glass Company, Limited ウレタン樹脂の製造方法および粘着剤
JP2010511752A (ja) * 2006-12-04 2010-04-15 ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド 分散剤
WO2012111360A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 Dic株式会社 水性ウレタン樹脂組成物、それを含むコーティング剤、接着剤、インクジェット印刷インク用バインダー、インクジェット印刷用インク及び印刷物
KR20190095281A (ko) * 2016-12-23 2019-08-14 바스프 에스이 투명 경질 열가소성 폴리우레탄의 제조 방법
JP2021528538A (ja) * 2018-06-19 2021-10-21 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 透明な硬質熱可塑性ポリウレタン

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1089263A1 (en) * 1999-09-30 2001-04-04 Sony Corporation Magnetic recording medium and method for making the same
EP1096480A1 (en) * 1999-10-29 2001-05-02 Sony Corporation Magnetic recording medium and manufacturing method thereof
US6517942B1 (en) 1999-10-29 2003-02-11 Sony Corporation Magnetic recording medium and manufacturing method thereof
WO2006035828A1 (ja) * 2004-09-30 2006-04-06 Asahi Glass Company, Limited ウレタン樹脂の製造方法および粘着剤
JP2010511752A (ja) * 2006-12-04 2010-04-15 ルブリゾル アドバンスド マテリアルズ, インコーポレイテッド 分散剤
KR101523256B1 (ko) * 2006-12-04 2015-05-27 루브리졸 어드밴스드 머티어리얼스, 인코포레이티드 분산제
WO2012111360A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 Dic株式会社 水性ウレタン樹脂組成物、それを含むコーティング剤、接着剤、インクジェット印刷インク用バインダー、インクジェット印刷用インク及び印刷物
JP5062502B2 (ja) * 2011-02-16 2012-10-31 Dic株式会社 水性ウレタン樹脂組成物、それを含むコーティング剤、接着剤、インクジェット印刷インク用バインダー、インクジェット印刷用インク及び印刷物
KR20190095281A (ko) * 2016-12-23 2019-08-14 바스프 에스이 투명 경질 열가소성 폴리우레탄의 제조 방법
JP2020514425A (ja) * 2016-12-23 2020-05-21 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピアBasf Se 透明硬質熱可塑性ポリウレタンの製造方法
JP2021528538A (ja) * 2018-06-19 2021-10-21 ビーエイエスエフ・ソシエタス・エウロパエアBasf Se 透明な硬質熱可塑性ポリウレタン

Also Published As

Publication number Publication date
JP3353502B2 (ja) 2002-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6346887B2 (ja)
JPH07166129A (ja) 磁気媒体用バインダー
JP3353502B2 (ja) ポリウレタン樹脂の製造方法
US5747630A (en) Polyurethane binder for a magnetic recording medium
JPH0364314A (ja) バインダーおよび磁気記録材料
JPH0253219A (ja) バインダーおよび磁気記録材料
JPH0762321A (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン系バインダー及び磁気記録媒体
JPH038010B2 (ja)
JPS58145722A (ja) 磁性樹脂組成物
JPH0641267A (ja) 磁気記録媒体の結合剤
JP2660589B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂バインダーの製造方法
JPH044650B2 (ja)
JP3031377B1 (ja) 磁気記録媒体用バインダ―及びこれを用いた磁気記録媒体
JP3216114B2 (ja) 高導電性ポリウレタン樹脂を用いた接着剤
JP2651729B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂バインダーの製造方法
JP3189253B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂バインダーの製造方法
JP2603547B2 (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂バインダー
JP3381478B2 (ja) ポリウレタン樹脂の製造方法
JPH058726B2 (ja)
JPH06340846A (ja) 磁気記録媒体用ポリウレタン樹脂バインダー
JP3292252B2 (ja) 磁気記録媒体の結合剤用ポリウレタン樹脂組成物および磁気記録媒体の結合剤
JPH0474773B2 (ja)
JPH0644551A (ja) 磁気記録媒体の結合剤及び磁気記録媒体
JP2956167B2 (ja) 磁気記録媒体用結合剤
JPH0212613A (ja) 磁気記録媒体の結合剤

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees