JPH08111101A - 走行車両用のすれ違いビーム及び遠方ビームのためのヘッドライト - Google Patents

走行車両用のすれ違いビーム及び遠方ビームのためのヘッドライト

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JPH08111101A
JPH08111101A JP25791295A JP25791295A JPH08111101A JP H08111101 A JPH08111101 A JP H08111101A JP 25791295 A JP25791295 A JP 25791295A JP 25791295 A JP25791295 A JP 25791295A JP H08111101 A JPH08111101 A JP H08111101A
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シュトライト ロタール
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    • F21S41/17—Discharge light sources

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 走行車両用のすれ違いビーム及び遠方ビ
ームのためのヘッドライトであって、リフレクター１０
及び光源１２を有しており、光源がリフレクターに対し
て相対的にすれ違いビームのための位置と遠方ビームの
ための位置との間でリフレクターの光学的な軸線１１の
方向に運動可能である形式のものにおいて、光源１２が
すれ違いビームのための位置と遠方ビームのための位置
との間で付加的にリフレクターの光学的な軸線に対して
垂直方向にも運動させられるようになっている。 【効果】 光源の、光学的な軸線に対する垂直方向の付
加的な運動によって有効なすれ違いビームも有効な遠方
ビームも形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行車両、特に自
動車用のすれ違いビーム及び遠方ビームのためのヘッド
ライトであって、リフレクター及び光源を有しており、
光源が調節エレメントによってリフレクターに対して相
対的にすれ違いビームのための位置と遠方ビームのため
の位置との間で少なくともリフレクターの光学的な軸線
の方向に運動可能である形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】前記形式のヘッドライトはドイツ連邦共
和国特許出願公告第１４２２５０３号公報によって公知
である。このヘッドライトはリフレクター及び光源を有
しており、光源がリフレクターに関連してすれ違いビー
ムのための位置と遠方ビームのための位置との間でリフ
レクターの光学的な軸線に沿って運動可能である。リフ
レクターは放物面の形に構成されており、この場合、光
源が遠方ビームのための位置でリフレクターの焦点内に
あり、かつすれ違いビームのための位置で焦点に関連し
てずらして配置されている。光源はその運動に基づきも
っぱらリフレクターの光学的な軸線に沿ってすれ違いビ
ームの形成のために最適な位置へか若しくは遠方ビーム
の形成のために最適な位置へしかもたらされず、その結
果、他方の位置のためには妥協が図られねばならない。
さらに、ヘッドライトは運動可能な遮蔽装置を有してお
り、この遮蔽装置によってすれ違いビームのための位置
で、光源から放射された光の一部分が遮蔽され、かつヘ
ッドライトから流出するビームの上側の薄明境界が形成
される。遠方ビームのための位置では遮蔽装置は、光源
から放射される光をできるだけ遮蔽しないように配置さ
れている。光源の運動のため及び遮蔽装置の運動のため
に個別の調節エレメントが必要であり、このことはヘッ
ドライトの費用のかかる構造を意味する。光源のすれ違
いビームのための位置では、光源から放射された光の大
部分が遮蔽されねばならず、それというのは光が薄明境
界の外側で漏れて、対向通行の眩惑を引き起こすことに
なるからである。
【０００３】
【発明の利点】すれ違いビーム及び遠方ビームのための
本発明に基づくヘッドライトにおいては利点として、光
源の、光学的な軸線に対して垂直方向の付加的な運動に
よって有効なすれ違いビームも有効な遠方ビームも形成
できる。
【０００４】請求項２に記載の構成に基づく光源の運動
によって、集束されたビームがヘッドライトから流出す
る。請求項３に記載の構成に基づく光源の運動によっ
て、ヘッドライトから放射される遠方ビームの光度値の
高い範囲が持ち上げられ、ひいては走行車両の前の遠方
範囲の強められた照明が達成される。請求項４に記載の
構成に基づき、ヘッドライトの構造が簡単になり、それ
というのは遮蔽装置の運動のために付加的な調節エレメ
ントが不必要であるからである。遮蔽装置の簡単な構造
が請求項５に記載の構成によって得られる。請求項１１
に記載の構成により、光源がすれ違いビーム及び又は遠
方ビームの形成のための正確に規定された位置に確実に
保持される。請求項１２に記載の弾性的に変形可能な中
間部材が、製作誤差に無関係にストッパへの接触を確実
に生ぜしめると共に、発生する振動に際してもストッパ
に対する接触を保証する。請求項１５及び請求項１６に
は、すれ違いビームのための位置と遠方ビームのための
位置との間の短い調節距離しか必要としない簡単に組み
立て可能な遮蔽装置が記載してある。
【０００５】
【発明の実施の形態】走行車両、特に自動車用の図１に
示すすれ違いビーム及び遠方ビームのためのヘッドライ
トは、リフレクター１０及び光源１２を有している。リ
フレクター１０は保持部若しくはケーシング１４内に調
節可能に配置されている。ケーシング１４のビーム出口
開口はプラスチック若しくはガラスから成る光透過性の
プレート１６で被われており、プレートは平らなプレー
トとして構成され、若しくは光学的に有効なエレメント
を有していてよく、このようなエレメントによってビー
ムが偏向される。リフレクター１０はプラスチック若し
くはメタルから成っていてよく、頭頂範囲に開口１８を
有しており、該開口を通って光源１２が後ろ側からリフ
レクター１０内に突入している。光源１２は白熱電球(G
luehlampe)若しくはガス放電ランプであってよく、１つ
のライト部材２０を有しており、ライト部材は相応にフ
ィラメント（Gluehwendel)若しくはアーク(Lichtbogen)
であって、かつガラスからなる少なくとも部分的に光透
過性の被覆２１によって取り囲まれている。
【０００６】光源１２はランプ支持体２２内に差し込ま
れており、ランプ支持体は光源１２のソケット１３に適
合された受容区分２４を有していて、レフレクター１０
の後ろ側から開口１８に装着されている。ランプ支持体
２２は金属、プラスチック若しくはセラミックから成っ
ている。光源１２は公知の形式で、ランプ支持体２２に
配置された弾性的な固定エレメント２６を用いてランプ
支持体２２内に保持されており、固定エレメントは例え
ば線材から成る固定湾曲部材として構成されていてよ
い。リフレクター１０の後ろ側でリフレクターの開口１
８の上側に互いに水平方向の間隔を置いて２つの支持体
２８を配置してあり、このうちの１つだけを図１に見る
ことができ、支持体はリフレクター１０と一体に構成さ
れているか、若しくは別個の部分としてリフレクター１
０に取り付けられていてよい。ランプ支持体２２は上側
の縁部区分でリフレクター１０の光学的な軸線１１に対
して水平かつ直角に延びる軸線３０を中心として旋回可
能に支持体２８に支承されている。ランプ支持体２２
は、旋回軸線３０に相対する下側の縁部区分に突起部３
２を有している。リフレクター１０の後ろ側で開口１８
の下側にブラケット３４を設けてあり、ブラケットはリ
フレクター１０と一体に構成されているか、若しくは別
個の部分としてリフレクター１０に取り付けられていて
よい。ブラケット３４は、リフレクター１０の光学的な
軸線１１の方向に長く延びる切欠き３６を有しており、
切欠き内にランプ支持体２２の突起部３２が係合してい
てかつ切欠き３６内を長手方向に運動可能である。切欠
き３６はリフレクター１０に向いた側に位置する前方の
縁部３７及びリフレクター１０から離れる側に位置する
後方の縁部３８を有している。ランプ支持体２２の突起
部３２に弾性的に変形可能な中間部材４０を取り付けて
あり、中間部材が例えば、突起部３２のスリット内に取
り付けられた板ばねとして構成されていてよい。中間部
材４０の自由な端部に調節エレメント４２を係合させて
あり、調節エレメントは後で詳細に説明するが、該調節
エレメントによってランプ支持体２２の旋回運動が軸線
３０を中心として生ぜしめられる。
【０００７】光源１２の被覆２１はほぼ管状に構成され
ており、被覆の側方にリフレクター１０の光学的な軸線
１１に対してほぼ平行に延びていて光不透過性の層から
成るストリップ４４が配置されている。被覆２１の、ス
トリップ４４間に配置された上側及び下側の周囲区分は
層によって被われておらず、光透過性である。ストリッ
プ４４に対して付加的に、被覆２１の光出口方向４６に
向いた端部も層によって被われていて、ライト部材２０
から放射される光を直接に、即ちリフレクター１０にお
ける反射なしに流出させないようになっていてよい。光
源１２の下側でリフレクター１０に光不透過性のキャッ
プ４８が配置されており、キャップによって、光源１２
のライト部材２０から流出してかつ被覆２１のストリッ
プ４４間に配置された下側の周囲区分を通って漏れる光
が遮蔽され、従ってリフレクター１０にぶつかることは
ない。キャップ４８は被覆２１上のストリップ４４と一
緒に遮蔽装置を形成しており、遮蔽装置によって光源１
２のライト部材２０から放射された光の一部分が遮蔽さ
れる。ストリップ４４の上側の縁部によって、ヘッドラ
イトから流出する光束の上側の薄明境界(Helldunkelgre
nze)が形成される。キャップ４８はランプ支持体２２に
堅く結合されているが、ランプ支持体と一体に構成され
ていてよく、従ってランプ支持体２２及び該ランプ支持
体内に配置された光源１２の、調節エレメント４２によ
って生ぜしめらる運動を一緒に行う。光源１２の被覆２
１は全周にわたって光透過性に構成されていてよく、こ
の場合には、キャップ４８がキャップの上側の縁部によ
って、リフレクター１０で反射された絞りビーム（Abbl
endlichtbuendel)の薄明境界を形成するように構成され
ている。さらにキャップ４８も省略することができ、か
つ光源１２の被覆２１が全周にわたって光透過性に構成
されていてよく、この場合にはリフレクター１０の形
が、リフレクターによってすれ違いビーム方向で光源１
２から放射された光を反射させて、上側の薄明境界を備
えたビームを形成するように規定されている。
【０００８】ランプ支持体２２及び該ランプ支持体内に
配置されかつすれ違いビームのためのライト部材２０を
備えた光源１２の１つの位置（図１の実線）では、ラン
プ支持体２２の突起部３２が調節エレメント４２によっ
て切欠きの前方の縁部３７に接触させられている。この
場合、光源１２のライト部材２０はリフレクター１０に
対して正確に規定された位置にあり、従ってライト部材
２０から放射される光がすれ違いビームの形成のために
リフレクター１０によって反射される。この場合、スト
リップ４４によってすれ違いビームの薄明境界が形成さ
れる。
【０００９】図２乃至図５にはヘッドライトの前に位置
する測定スクリーン(Messschirm)５０を示してあり、測
定スクリーンが、ヘッドライトの前に位置してヘッドラ
イトの実際の使用に際して相応に照明される走行軌道の
投影(Projektion)を描く。測定スクリーン５０は水平な
中心平面ＨＨ及び垂直な中心平面ＶＶを有している。図
２では、測定スクリーン５０がすれ違いビーム位置の光
源１２によってリフレクター１０から反射されたビーム
による照明に際してカバープレート１６の光学的に有効
なエレメントの影響なしに示されている。ビームは測定
スクリーン５０の１つの区分を照らし、該区分は上側を
薄明境界５４，５５によって制限されている。薄明境界
は測定スクリーン５０の左側、即ち右側通行の際の対向
車線側に水平な区分５４を有し、かつ測定スクリーン５
０の右側、即ち右側通行の自分の車線側に外側の縁部に
向かって傾斜する区分５５を有している。薄明境界５
４，５５の直ぐ下で照らされる区分が符号５６，５７で
示してあり、薄明境界のさらに下側で測定スクリーンの
垂直な中心平面ＶＶの近くの区分が符号５８で示してあ
る。図４には測定スクリーン５０はヘッドライトから放
射されるすれ違いビームによってカバープレート１６の
通過の後及びカバープレート１６の光学的に有効なエレ
メントで偏向された後に照明された状態で示されてい
る。光学的に有効なエレメントによってビームの１つの
制御が行われ、この場合、区分５６′が薄明境界の水平
な区分５４に沿って分布されており、区分５７′が薄明
境界の傾斜する区分５５に沿って分布されており、かつ
区分５８′がほぼ水平な方向に分布されている。
【００１０】図１では、ランプ支持体２２が該ランプ支
持体内に配置された光源１２及び該光源のライト部材２
０と一緒に遠方ビームのための位置で一点鎖線によって
示されている。遠方ビーム位置ではランプ支持体２２の
突起部３２が調節エレメント４２によって切欠きの後方
の縁部３８に接触させられている。光源１２のライト部
材２０はすれ違いビームのための位置を基準として光学
的な軸線の方向でレフレクター頭頂に近く位置し、かつ
さらに垂直方向で光学的な軸線１１を基準として下側に
ずらされている。キャップ４８も、遠方ビーム位置では
すれ違いビームのための位置を基準として光学的な軸線
の方向でレフレクター頭頂に近く位置し、かつさらに光
学的な軸線１１を基準として下側にずらされている。図
３には、測定スクリーン５０が遠方ビーム位置にある光
源１２からリフレクター１０によって反射されたビーム
を用いて照明する状態で示されている。光学的な軸線１
１の方向での光源１２の運動によって、照らされた区分
５６ａ，５７ａが図２に示す位置に対して測定スクリー
ン５０の垂直な中心平面平面ＶＶに向けてずらされてお
り、かつ区分５８ａが上方へ水平な中心平面HHを越えて
移動させられており、この場合、３つのすべての区分５
６ａ，５７ａ，５８ａが部分的にオーバーラップされて
おり、従って垂直な中心平面ＶＶと水平な中心平面ＨＨ
との交点ＨＶの区域に高い光度値がある。光学的な軸線
１１に関連して垂直方向で下方への光源１２の運動によ
って、照らされる区分５６ａ，５７ａ，５８ａが垂直方
向で図２の位置よりも高く位置し、水平な中心平面ＨＨ
を越えている。さらに、薄明境界が光源１２及びキャッ
プ４８の運動によって上方へ移動させられている。図５
には、測定スクリーン５０がヘッドライトからカバープ
レート１６を介して通過して光学的に有効なエレメント
で偏向された後のビームによって照明された状態で示さ
れている。３つのすべての区分５６ａ′，５７ａ′，５
８ａ′が水平方向に分布されかつ、少なくとも部分的に
水平な中心平面ＨＨの上側に配置されており、この場
合、区分のオーバーラップに基づき交点ＨＶの近くにビ
ームの集中が生じ、かつ高い光度値が遠方区域にある。
【００１１】図１に示すヘッドライトの第１の実施例に
おいては、調節エレメント４２が駆動部として電動モー
タ６０を有しており、電動モータの軸に該軸の回転軸線
６１に対して偏心的に伝達部材としてレバー６２を回転
可能に支承してあり、該レバーが中間部材４０に連結さ
れている。レバー６２は自由端部区分に開口６４を有し
ており、該開口を中間部材４０の自由端部区分が貫通し
ている。開口６４の、光学的な軸線１１の方向に向いた
縁部が互いに先細に構成されており、縁部の端部は鋭角
を成して延びているか、若しくは丸みを付けられていて
よく、互いに所定の間隔に配置されており、その結果、
中間部材４０が可能な限り小さい遊びで端部間に受容さ
れている。電動モータ６０の作動に際して、レバー６２
が光学的な軸線１１の方向の運動を行い、該運動が中間
部材４０を介してランプ支持体２２及び該ランプ支持体
内に配置された光源１２に伝達され、光源が軸線３０を
中心とした旋回運動を行う。図１にはレバー６２がすれ
違いビームのための位置で実線によって示されていて、
最も光出口方向４６に運動させられて位置している。こ
の場合、ランプ支持体２２の突起部３２が切欠き３６の
前方の縁部に接触しており、中間部材４０が弾性的に変
形しており、即ちレバー６２が光出口方向４６に、突起
部３２を縁部３７に接触させるために必要な距離よりも
遠く運動させられている。従ってランプ支持体２２の突
起部３２は予圧下で縁部３７に接して保持され、従って
振動に際しても接触が維持されたままであり、光源１２
がすれ違いビームの規定通りに生ぜしめるための位置に
存在する。さらに弾性的に変形可能な中間部材によって
調節エレメント４２及びランプ支持体２２の寸法誤差の
補償が可能であり、その結果、構成部分が互いに完全に
正確に整合させられなくてよい。図１にはレバー６２が
遠方ビームのための位置で一点鎖線によって示してあ
る。レバー６２は光出口方向４６と逆の方向に最も遠く
運動させられており、ランプ支持体２２の突起部３２が
切欠き３６の後方の縁部３８に接触している。中間部材
４０がこの位置でも弾性的に変形されており、突起部３
２が予圧下で後方の縁部３８に接触して保持される。電
動モータ６０は運転者によってすれ違いビームと遠方ビ
ームとの間の切換のためのスイッチを介して作動され
る。電動モータ６０はリフレクター１０の後ろ側に取り
付けられているか、若しくはリフレクター１０と無関係
にケーシング１４内に取り付けられていてよい。
【００１２】図６には、変化例の調節エレメント１４２
を備えたヘッドライトが部分破断して示してある。この
場合、調節エレメント１４２は行程ロッド１６２を有し
ており、行程ロッドが駆動部１６０によって直線的に運
動可能である。行程ロッド１６２は端部区分に開口１６
４を有しており、該開口内に中間部材が受容されてい
る。行程ロッドの端部区分の開口１６４は前述のレバー
６２の開口６４と同じように構成されている。行程ロッ
ド１６２の駆動部として電動モータが設けられていてよ
く、電動モータの回転運動がねじ山、伝動装置、リンク
案内若しくはカムプレートを介して行程ロッド１６２の
長手方向運動に変換される。さらに、液力式若しくは空
気力式の駆動部が用いられてよく、これによって行程ロ
ッド１６２の長手方向運動が生ぜしめられる。さらに電
磁石を駆動部として用いることも可能であり、電磁石が
電圧への接続若しくは電圧からの遮断によって行程ロッ
ドの行程運動を生ぜしめる。駆動部はリフレクター１０
の後ろ側に、若しくはリフレクターと無関係にケーシン
グ１４内に取り付けられていてよい。
【００１３】図７にはヘッドライトの第２の実施例が示
してあり、この場合、ヘッドライトは原理的に前述の第
１の実施例と同じように構成されており、以下には変更
された構造を説明する。光源２１２がランプ支持体２２
２内に受容されており、ランプ支持体はリフレクター２
１０の後ろ側に配置されていて、リフレクター２１０に
対して直線２２３に沿って図７に示す二重矢印の方向に
運動可能であり、直線２２３は光学的な軸線２１１に対
して傾斜しており、光学的な軸線と直線との間の垂直な
間隔はリフレクター頭頂に向かって増大している。ラン
プ支持体２２２に調節エレメント２４２が係合してお
り、調節エレメントによってランプ支持体２２２の運動
が直線２２３に沿って生ぜしめられる。調節エレメント
２４２は、第１の実施例で述べたように、電動モータ、
若しくは電磁石を駆動部として有し、若しくは液力式又
は空気力式の駆動部を有しており、この駆動部が行程ロ
ッド２６２を長手方向に駆動するようになっており、行
程ロッドが有利には弾性的に変形可能な中間部材２４０
を介してランプ支持体２２２に係合している。ランプ支
持体２２２のために第１のストッパ２３７及び第２のス
トッパ２３８が設けられており、第１のストッパにラン
プ支持体がすれ違いビームのための位置で接し、かつ第
２のストッパにランプ支持体が遠方ビームのための位置
で接する。第１の実施例と同じように、ランプ支持体２
２２のすれ違いビーム及び遠方ビームのための位置が選
ばれ、光源２１２のライト部材２２０がすれ違いビーム
のための位置から出発して遠方ビームのための位置へ光
学的な軸線２１１の方向でリフレクター頭頂に向かって
かつ光学的な軸線２１１に関連して垂直方向下側へずら
されて存在する。ランプ支持体２２２に対して、有利に
はリフレクター２１０の後ろ側に案内２３４が配置され
ており、該案内内にランプ支持体２２２が両方の位置間
の運動のために直線的に案内されている。案内２３４は
例えば少なくとも１つのレール２３６によって形成され
ていてよく、レール内にランプ支持体２２２が突起部２
３２で以て係合している。
【００１４】光源２１２は被覆２２１を有しており、被
覆の下側の周囲区分に光不透過性の層２４４を設けてあ
り、該層は被覆２２１の、光出口方向４６に向いた端部
も被っている。被覆２２１の残りの上側の周囲区分は光
透過性に構成されている。層２４４の上側の縁部によっ
て、第１の実施例のストリップ４４によるのと同じよう
に、リフレクター２１０で反射されたビームの薄明境界
が形成される。層２４４が遮蔽装置を形成しており、こ
の遮蔽装置によって光源２１２のライト部材２２０から
放射されたビームの一部分が遮蔽され、従ってリフレク
ターにぶつかることはない。第１の実施例におけるよう
に付加的なキャップ４８を必要とすることのない光源２
１２の構造は、第１の実施例のヘッドライトにも用いら
れる。さらに、第１の実施例に基づく光源１２の構造が
第２の実施例に基づくヘッドライトに用いられてもよ
く、この場合、キャップ４８も設けられ、キャップはラ
ンプ支持体２２２に一体的に結合されるか、若しくはラ
ンプ支持体と堅く結合されてよい。
【００１５】第２の実施例に基づくヘッドライトからす
れ違いビームのための位置でかつ遠方ビームのための位
置で放射されたビームが、図２乃至図５に示す形式と同
じ形式で測定スクリーン５０を照らす。それというの
は、光源２１２の運動が同じ位置間で行われ、調節エレ
メント２４２のみが異なって構成されているからであ
る。
【００１６】図８及び図９には、第３の実施例に基づく
ヘッドライトが示されており、この場合、ヘッドライト
は原理的に第１の実施例と同じに構成されており、従っ
て以下においては変更された構造のみを説明する。ヘッ
ドライトはリフレクター３１０並びに光源３２を有して
おり、光源がランプ支持体３２２内に配置されている。
光源３１２の被覆３２１が全周にわたって光透過性に構
成されている。ランプ支持体３２２にキャップ３４８を
取り付けてあり、キャップはリフレクター３１０内に突
入していて、光源３１２を下側の周囲区分で取り囲んで
いる。キャップ３４８は光学的な軸線３１１に対して横
方向の断面図で見て例えばＵ字形に、若しくは円弧の形
に構成されていてよい。キャップ３４８は光不透過性に
構成されていて、光学的な軸線３１１の方向に前後して
配置されたスリット状の複数の開口３７０を有してお
り、該開口は互いにウエブ３７１によって互いに仕切ら
れていて、キャップ３４８の周囲にわたって上側の縁部
３４４の近くまで延びていている。キャップ３４８内に
スライダ状の挿入体（スライダ）３７３を設けてあり、
挿入体はキャップ３４８の内周の近くに配置されてお
り、挿入体に対してキャップ３４８が長手方向に運動可
能である。挿入体３７３は同じく光不透過性に構成され
ていて、光学的な軸線３１１の方向に前後して配置され
たスリット状の複数の開口３７４を有しており、該開口
はウエブ３７５によって互いに仕切られている。キャッ
プ３４８はスライダ３７３と一緒に遮蔽装置を形成して
いる。スライダ３７３の、リフレクター頭頂に向かって
配置された端部区分の切欠き内に固定エレメント３７７
の突起部が光学的な軸線３１１に対して横方向に係合し
ており、これによってスライダ３７３が光学的な軸線３
１１の方向の１つの位置で規定されている。固定エレメ
ント３７７は例えばプレートの形で構成されていて、リ
フレクター３１０の頭頂区域の開口３１８の縁部を越え
てリフレクター３１０の後ろ側に突出し、かつねじ３７
８を用いてリフレクター３１０の後ろ側に取り付けられ
ている。リフレクター３１０にはビームブラインド(Str
ahlenblende)３８０が取り付けられており、ビームブラ
インドによって光源３１２から直接に光出口方向４６に
向けて放射されてリフレクター３１０にぶつかることの
ない光が遮蔽される。
【００１７】ランプ支持体３２２は第１の実施例におけ
るように上側の縁部区分で支持体３２８に軸線３３０を
中心として旋回可能に支承されている。ランプ支持体３
２２は下側の縁部区分にねじ孔３３２を有しており、こ
のねじ孔内にねじ３３４をねじ込んであり、このねじは
リフレクター３１０の後ろ側に向いた側に頭部を有し、
かつ逆の端部にスリット３３８を有している。調節エレ
メント３４２は駆動部として電動モータ３６０を有して
おり、電動モータの軸３６１が光学的な軸線３１１に対
して直角にかつ水平に配置されている。軸３６１がカム
プレート３６２に相対回動不能に結合されており、カム
プレートの周囲は軸３６１に対して変化する距離で延び
ている。ランプ支持体３２２に引っ張りばね３７９を懸
架してあり、引っ張りばねが他方で固定エレメント３７
７に懸架されており、これによってねじ３３４の頭部３
３６がカムプレート３６２に接触して保持される。ねじ
３３４のねじ込み若しくはねじ戻しによってランプ支持
体３２２、ひいては該ランプ支持体内に配置された光源
３１２の位置の基準調節が可能である。
【００１８】図８、図９、図１０及び図１１の装置は図
１及び図６の調節装置及び枢着機構を用いても操作可能
である。
【００１９】図８にはヘッドライトがすれ違いビームの
ための位置で示してあり、この位置ではカムプレート３
６２がねじ３３４の頭部３３６をカムプレート３６２
の、軸３６１からの最も短い距離の周囲区分に接触させ
る回転位置を占めている。この場合、光源３１２はライ
ト部材３２０がほぼ光学的な軸線３１１上に位置するよ
うに配置されている。スライダ３７３はキャップ３４８
内に配置されて、スライダのウエブ３７５がキャップ３
４８のスリット３７０を被うようになっており、従って
光源３１２の下側の周囲区分から放射される光が、スラ
イダ３７３及びキャップ３４８によって形成された遮蔽
装置を通って流出することもなく、かつリフレクター３
１０の下側の区分にぶつかることもない。キャップ３４
８の上側の縁部３４４によって、すれ違いビームの上側
の薄明境界が形成される。
【００２０】図９にはヘッドライトが遠方ビームのため
の位置で示してあり、この位置ではカムプレート３６２
はねじ３３４の頭部３３６をカムプレート３６２の、軸
３６１からの長い距離の周囲区分に接触させる回転位置
を占めている。この場合、ランプ支持体３２２が軸線３
３０を中心として旋回させられて、光源３２１のライト
部材３２０がすれ違いビームの位置に対して光学的な軸
線３１１の方向でリフレクター頭頂に向かってかつ光学
的な軸線３１１に対して垂直方向で下方にずらして配置
されている。キャップ３４８はランプ支持体３２２との
堅い結合に基づき同じく旋回運動を行うのに対して、ス
ライダ３７３は固定エレメント３７７に制限されて運動
できない。これによって、キャップ３４８とスライダ３
７３との間の相対的な運動が生じ、その結果、キャップ
３４８のスリット３７０が遠方ビームのための位置では
もはやスライダ３７３のウエブ３７５によって被われ
ず、スライダ３７３のスリット３７４がキャップ３４８
のスリットと合致させられ、光源３１２から下側の周囲
区分内に放射される光がスリット３７０，３７４を通っ
て通過して、リフレクター３１０の下側の区分にぶつか
る。従って、遠方ビームを生ぜしめるためにリフレクタ
ー３１０の下側の区分も付加的に活用される。第３の実
施例に基づくヘッドライトの前述の構成においては、キ
ャップ３４８及びスライダ３７３によって形成された遮
蔽装置の、すれ違いビームのための位置と遠方ビームの
ための位置との間の運動が必然的に光源３１２の運動と
一緒に生ぜしめられ、その結果、付加的な調節エレメン
トは不必要である。レフレクター３１０によって反射さ
れた若しくはカバープレート１６を通ってヘッドライト
から放射されたビームが、図２乃至図５に示すように測
定スクリーン５０を照らす。
【００２１】図１０及び図１１には第３の実施例に基づ
くヘッドライトが示してあり、以下には変更された遮蔽
装置のみを説明する。光源４１２がランプ支持体４２２
内に配置されており、ランプ支持体が前述の実施例と同
じに構成されていてよく、旋回運動可能であり、若しく
は図７の実施例と同じように直線的にすれ違いビームの
ための位置と遠方ビームのための位置との間を運動可能
である。すれ違いビームのための位置で光源４１２から
下側の周囲区分で放射された光を遮蔽し、従ってリフレ
クターの下側の区分にぶつからないようにするための遮
蔽装置として、第４の実施例に基づくヘッドライトにお
いては翼形の２つの部材４４８を用いており、該部材が
光学的な軸線４１１に沿って延びていて、かつ光学的な
軸線４１１を含むほぼ垂直な平面４７８で分離されてい
る。翼形の部材４４８は上側の区分でリフレクター４１
０に、若しくは該リフレクター４１０に取り付けられた
支持体４８０にそれぞれ光学的な軸線４１１に対してほ
ぼ平行に延びる軸線を中心として旋回可能に支承されて
いる。翼形の部材４４８は上側の区分を狭いウエブ４８
１として形成されていて、従って上側の周囲区分で光源
４１２から放射される光をわずかにしか遮蔽しない。し
かしながら翼形の部材４４８は下側の区分４８２で半割
シェル状に閉じられていてかつ光不透過性に構成されて
いる。翼形の部材４４８のウエブ４８１の上側には付勢
されたほぼＣ字形のばね４８４が作用しており、該ばね
によって半割シェル４８２が互いに向き合う方向に押さ
れている。ばね４８４は支持体４８０に保持されてい
る。ランプ支持体４２２には光源４１２の横の両側にそ
れぞれ光不透過性のウエブ４４４を取り付けてあり、該
ウエブは光源４１２の長手軸線に対してほぼ平行に延び
ている。ウエブ４４４は光源４１２に取り付けられてい
てもよい。
【００２２】図１０には遮蔽装置がすれ違いビームのた
めの位置で示してあり、この位置では翼形の部材４４８
がばね４８４によって半割シェル４８２を互いに接触さ
せていて、閉じたシェルを形成しており、従って光源４
１２から下側の周囲区分で放射された光が通過できず、
リフレクター４１０の下側の区分にぶつかることはな
い。ウエブ４４４の上側の縁部が半割シェル４８２の閉
じられた下側の区分を越えて突出していて、すれ違いビ
ームのための薄明境界を形成している。
【００２３】図１１には遮蔽装置が遠方ビームのための
位置で示されており、該位置では光源４１２及びウエブ
４４４が光学的な軸線４１１に関連して垂直方向で下方
にずれして配置されている。この場合、ウエブ４４４が
半割シェル４８２の内側に接触して、該半割シェルをば
ね４８４の力に抗して押し広げ、翼形の部材４４８が該
部材の軸線を中心として旋回し、開口が形成され、該開
口を通って、光源４１２から下側の周囲区分で放射され
る光が通過して、リフレクター４１０の下側の区分にぶ
つかる。ウエブ４４４は半割シェル４８２の影に配置さ
れている。第４の実施例に基づくヘッドライトにおいて
も、両方の翼形の部材４４８によって形成された遮蔽装
置が、すれ違いビームのための位置と遠方ビームのため
の位置との間の光源４１２の運動に際して強制的にすれ
違いビームのための位置と遠方ビームのための位置との
間で一緒に運動させられ、従って別個の調節エレメント
が不必要である。リフレクター４１０によって反射され
た若しくはカバープレート１６を通ってヘッドライトか
ら流出したビームが、測定スクリーン５０を図２乃至図
５に示すように照らす。
【００２４】ヘッドライトの図８乃至図１１に示した実
施例においても、図１乃及び図６に示す調節エレメント
及び又は偏向機構が用いられ得る。
【図面の簡単な説明】
【図１】走行車両用のすれ違いビーム及び遠方ビームの
ためのヘッドライトの第１の実施例の垂直縦断面図
【図２】ヘッドライトの前に位置していてすれ違いビー
ムの運転位置でリフレクターから放射されたビームによ
り照らされる測定スクリーンを示す図
【図３】遠方ビームの運転位置でリフレクターから放射
されたビームにより照らされる測定スクリーンを示す図
【図４】すれ違いビームの運転位置で分布プレートを通
ってヘッドライトから流出するビームにより照らされる
測定スクリーンを示す図
【図５】図５は遠方ビームの運転位置で分布プレートを
通ってヘッドライトから流出するビームにより照らされ
る測定スクリーンを示す図
【図６】光源の運動のための変化例の調節エレメントを
備えたヘッドライトの断面図
【図７】光源の運動のための第２の実施例の調節エレメ
ントを備えたヘッドライトの断面図
【図８】変更された遮蔽装置を備えた第３の実施例に基
づくヘッドライトのすれ違いビームのための位置での断
面図
【図９】遮蔽装置を備えた図８のヘッドライトの遠方ビ
ームのための位置での断面図
【図１０】変更された遮蔽装置を備えた第４の実施例に
基づくヘッドライトのすれ違いビームのための位置での
部分断面図
【図１１】図１０のヘッドライトの遠方ビームのための
位置での部分断面図
【符号の説明】
１０ リフレクター、 １１ 軸線、 １２ 光
源、 １３ ソケット、 １４ ケーシング、
１６ プレート、 １８ 開口、 ２０ ライト部
材、 ２１ 被覆、 ２２ ランプ支持体、 ２
４ 受容区分、２６ 固定エレメント、 ２８ 支持
体、 ３０ 軸線、 ３２ 突起部、 ３４ ブ
ラケット、 ３６ 切欠き、 ３７，３８ 縁部、
４０ 中間部材、 ４２ 調節エレメント、
４４ ストリップ、 ４６光出口方向、 ４８ キ
ャップ、 ５０ 測定スクリーン、 ５４，５５薄
明境界、 ５６，５７ 区分、 ６０ 電動モー
タ、 ６１ 回転軸線、 ６２ レバー、 ６４
開口、 １６２ 行程ロッド、 １６０駆動部、
２２３ 直線、 ２３４ 案内、 ２３６ レ
ール、 ２３７，２３８ ストッパ、 ２４４
層、 ３３２ ねじ孔、 ３３４ねじ、 ３３６
頭部、 ３３８ スリット、 ３４４ 縁部、
３６１ 軸、 ３６２ カムプレート、 ３７０
開口、 ３７１ ウエブ、３７３ 挿入体、 ３
７４ 開口、 ３７５ ウエブ、 ３７７ 固定エ
レメント、 ３７８ ねじ、 ３７９ 引っ張りば
ね、 ３８０ ビームブラインド、 ４４４ ウエ
ブ、 ４４８ 部材、 ４７８ 平面、４８２ 半
割シェル、 ４８４ ばね
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カール−オットー ドーブラー ドイツ連邦共和国 ロイトリンゲン ラー ンシュトラーセ ５ (72)発明者 ライナー ノイマン ドイツ連邦共和国 シュツットガルト ク レンベルクシュトラーセ 35 (72)発明者 フリーダー リートケ ドイツ連邦共和国 デッティンゲン ハイ ネヴェーク ３ (72)発明者 ロタール シュトライト ドイツ連邦共和国 ゾンネンビュール シ ュトリーヴェーク 24 (72)発明者 アルベルト ヴェント ドイツ連邦共和国 エニンゲン ハウプト シュトラーセ103 (72)発明者 ドリス ベーベル ドイツ連邦共和国 シュツットガルト ベ ーベルシュトラーセ 25

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 走行車両用のすれ違いビーム及び遠方ビ
    ームのためのヘッドライトであって、リフレクター（１
    ０；２１０）及び光源（１２；２１２）を有しており、
    光源が調節エレメント（４２；１４２；２４２）によっ
    てリフレクター（１０；２１０）に対して相対的にすれ
    違いビームのための位置と遠方ビームのための位置との
    間で少なくともリフレクター（１０；２１０）の光学的
    な軸線（１１；２１１）の方向に運動可能である形式の
    ものにおいて、光源（１２；２１２）がすれ違いビーム
    のための位置と遠方ビームのための位置との間で付加的
    にリフレクター（１０；２１０）の光学的な軸線（１
    １；２１１）に対して垂直方向にも運動させられるよう
    になっていることを特徴とする、走行車両用のすれ違い
    ビーム及び遠方ビームのためのヘッドライト。
  2. 【請求項２】 光源（１２；２１２）がすれ違いビーム
    のための位置から出発して遠方ビームのための位置へ光
    学的な軸線（１１；２１１）の方向でリフレクター（１
    ０；２１０）の頭頂に向けて運動させられるようになっ
    ている請求項１記載のヘッドライト。
  3. 【請求項３】 光源（１２；２１２）がすれ違いビーム
    のための位置から出発して遠方ビームのための位置へ光
    学的な軸線（１１；２１１）に対して垂直方向で下方に
    運動させられるようになっている請求項１又は２記載の
    ヘッドライト。
  4. 【請求項４】 光源（１２；２１２）に配属された運動
    可能な遮蔽装置（４４，４８；２４４）が設けられてお
    り、遮蔽装置によって少なくとも光源（１２：２１２）
    のすれ違いビームのための位置で、光源（１２；２１
    ２）から放射されたビームの一部分が遮蔽され、遮蔽装
    置（４４，４８；２４４）が光源（１２；２１２）の調
    節エレメント（４２；１４２；２４２）によって運動さ
    せられるようになっている請求項１から３のいずれか１
    項記載のヘッドライト。
  5. 【請求項５】 光源（１２；２１２）が少なくとも区域
    部分で光透過性の被覆（２１；２２１）を有しており、
    被覆に部分的に、光不透過性の層（４４；２４４）を設
    けてあり、該層が少なくとも部分的に遮蔽装置を形成し
    ている請求項４記載のヘッドライト。
  6. 【請求項６】 付加的に光不透過性のキャップ（４８）
    を設けてあり、キャップが層（４４）と一緒に遮蔽装置
    を形成している請求項５記載のヘッドライト。
  7. 【請求項７】 光源（１２；２１２）がランプ支持体
    （２２；２２２）内に不動に配置されており、ランプ支
    持体（２２；２２２）が該ランプ支持体に係合する調節
    エレメント（４２；１４２；２４２）によって運動させ
    られるようになっている請求項１から６のいずれか１項
    記載のヘッドライト。
  8. 【請求項８】 キャップ（４８）が堅くランプ支持体
    （２２）に結合されている請求項６又は７記載のヘッド
    ライト。
  9. 【請求項９】 ランプ支持体（２２）がほぼ水平方向に
    延びる軸線（３０）を中心として旋回可能に支承されて
    おり、ランプ支持体（２２）に軸線（３０）に対して偏
    心的に調節エレメント（４２）が係合している請求項７
    又は８記載のヘッドライト。
  10. 【請求項１０】 ランプ支持体（２２２）がすれ違いビ
    ームのための位置と遠方ビームのための位置との間で直
    線的に運動させられるようになっている請求項７又は８
    記載のヘッドライト。
  11. 【請求項１１】 ランプ支持体（２２；２２２）が調節
    エレメント（４２；２４２）によってすれ違いビームの
    ための位置で不動のストッパ（３７；２３７）に接触さ
    せられ、及び又は遠方ビームのための位置で不動の別の
    ストッパ（３８；２３８）に接触させられるようになっ
    ている請求項７から１０のいずれか１項記載のヘッドラ
    イト。
  12. 【請求項１２】 ランプ支持体（２２；２２２）と調節
    エレメント（４２；１４２；２４２）との間に弾性的に
    変形可能な中間部材（４０；２４０）を配置してあり、
    中間部材がランプ支持体（２２；２２２）の少なくとも
    １つの位置で変形させられて、ランプ支持体（２２；２
    ２２）が予圧下で一方のストッパ（３７；２３７；３
    ８；２３８）に接触させて保持されるようになっている
    請求項１１記載のヘッドライト。
  13. 【請求項１３】 調節エレメント（４２；１４２；２４
    ２）が電動モータ（６０；１６０；２６０）を駆動部と
    して有している請求項７から１２のいずれか１項記載の
    ヘッドライト。
  14. 【請求項１４】 電動モータ（４２）が、電動モータの
    軸（６１）に偏心的に枢着された伝達部材（６２）を介
    してランプ支持体（２２）に連結されている請求項１３
    記載のヘッドライト。
  15. 【請求項１５】 遮蔽装置が、光源（３１２）と一緒に
    運動可能でかつ少なくとも１つの開口（３７０）を備え
    た光不透過性のキャップ（３４８）及び、リフレクター
    （３１０）に対して不動の光不透過性の別の部分（３７
    ３）を有しており、この部分によってすれ違いビームの
    ための位置でキャップ（３４８）の開口（３７０）が遮
    蔽されるようになっており、かつキャップ（３４８）が
    遠方ビームのための位置で開口（３７０）を開放するよ
    うに配置されている請求項４記載のヘッドライト。
  16. 【請求項１６】 遮蔽装置が旋回可能な翼形の２つの部
    分（４４８）を有しており、該部分がすれ違いビームの
    ための位置で一貫したキャップの形成のために互いに隣
    接していて、光源（４１２）からリフレクター（４１
    ０）の部分区分に向けられて放射された光が遮断される
    ようになっており、かつ光源（４１２）と一緒に運動可
    能な少なくとも１つの部分（４４４）が設けられてお
    り、該部分によって翼形の部分（４４８）が遠方ビーム
    のための位置への光源（４１２）の運動に際して開口の
    開放のために互いに離されるようになっており、該開口
    を介して、光源（４１２）から放射された光がリフレク
    ター（４１０）の部分区分にぶつかるようになっている
    請求項４記載のヘッドライト。
  17. 【請求項１７】 ばね弾性的なエレメント（４８４）が
    設けられており、該エレメントによって翼形の部分（４
    ４８）がキャップの形成のために互いに向き合う方向に
    負荷されている請求項１６記載のヘッドライト。
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